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レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第40回>

 毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第40回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。

◇今週のこの1枚◇スイング・アウト・シスター「It's Better to Travel」(1987年/Mercury)

 美しいメロディーながら爽やかな感じではなく、もっと醒めたクールな感じです。ジャンル的には、acid jazzに分類されているみたいですが、イギリスのお洒落系のグループは、大体このジャンルで片付けられるので、何となく疑問は感じますけどね。

 このアルバムは、スイング・アウト・シスターの1stで、日本も含めて世界的にヒットしました。1988年のグラミー賞最優秀新人賞とグループやデュオによる最優秀ポップ・ヴォーカル賞にノミネートされました。日本でも、CMとかに採用されたと思います。2曲目の「Twilight World」の始まりのSEで、なぜか東京駅のシーンが使われたりもしています。ボーカルのコリーン・ドリュリーは、“オプティミスティック・アルトフルート”と称されている声で、普通だったらもっと明るい響きになっている楽曲を、この当時、新人ながらいい意味でトーンの低い渋い世界観を作っていると思います。エヴリシング・バット・ザ・ガールのトレイシー・ソーンとかも似たような声のトーンの持ち主だと思います。こういうタイプのボーカルは、個人的には、大好きですね。ファッションでも、コリーン・ドリュリーは、アート系の学校を出てたり、デザイナー兼モデルの仕事をしたりしていたので、ステージのアートワークやヘアスタイルや服装も個性的だったと思います。また、パートナーのアンディー・コーネルは、クラシックピアノの腕前も凄かったらしいです。

 多分、初来日のNHKホールを見に行ったのですが、最初はみんな行儀良く座って、曲が終わると、温かい拍手が起るという日本でよく見かける展開だったのですが、その流れに迂闊に寝てしまい、目が覚めるとアンコールで、私以外は総立ちでノリノリの状態になっていて、ものすごく恥かしかったのを覚えています。スイング・アウト・シスター様どうもすみませんでした(笑)。

■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html

■2011/08/01(MON)
「Electric Discharge」
MAGUMI AND THE BREATHLESS ワンマンライブ at 仙台PARK SQUARE
OPEN18:30/START19:00
adv¥3,500(+D)
仙台PARK SQUARE http://sendai.park-square.net/
チケット
ローソン [L:]70717
info チケットGIP

■2011/08/05(FRI)
「Electric Discharge」
MAGUMI AND THE BREATHLESS ワンマンライブ at 下北沢CLUB251
OPEN18:30/START19:00
adv¥3,500/door¥4,000(+D)
下北沢CLUB251 http://www.club251.com
チケット
251およびチケットぴあ[P:140-894][L:70208]イープラス

■2011/08/20(SAT)
「JUST A BEAT SHOW〜SHELTER 20th ANNIVERSARY〜」at 下北沢SHELTER
MAGUMI AND THE BREATHLESS the JUMPS 他、ゲスト多数
OPEN18:30/START19:00
adv¥2,500/door¥3,000(+D)
下北沢SHELTER http://www.loft-prj.co.jp/SHELTER/
チケット
Lコード:75318
ローソン、e+7/9〜、SHELTER 7/20〜

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