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『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』からEXILEのAKIRAスペシャルインタビュー! 本日ロードショー開始!!

 今日から新宿武蔵野館、立川シネマシティにて公開が始まった『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』。本作で主人公チェン・ジェンを演じるのは、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーに次ぐ第4のアクションスターとして注目され、ブルース・リーの師である葉門(イップ・マン)を描いた『イップ・マン序章』(2008)で第28回香港電影金像奨の優秀男優賞にノミネートされたドニー・イェン。
 謎のヴェールに包まれた魅惑のヒロインには国際派女優スー・チー、上海の裏社会の顔役には、個性派俳優アンソニー・ウォン、そのほか、喜劇役者として人気を博すホアン・ボー、若手人気俳優ショーン・ユーなど、豪華キャストが脇を固める。
 また日本人キャストとしては、最後の対決相手となる力石大佐役に木幡竜、力石の父である武道家に倉田保昭。
そして、外国映画初出演となるEXILEのAKIRAがドニー・イェンとの見事なファイトシーンを披露している。
 そのEXILEのAKIRAからオフィシャルインタビューが届いた。彼の本作品への熱情に、心を確実に動かされることは間違いない筈だ。

 Q:中国での撮影はいかがでしたか?
 AKIRA「アジア映画のアクションシーンの現状に度肝を抜かれましたね。画の見せ方やアクションの構成に、すごくカルチャーショックを受けました。ハリウッドとはまた違う、でもハリウッド級の迫力。現場では時間はあまりかけずに、照明をあててバーッと煙を炊いて簡単に『イー、アー、サン(1、2、3)』って撮り始めちゃうんですが、できあがった画を見ると、質感とか空気感がめちゃくちゃかっこいい。アンドリュー・ラウ監督の手法と現場のチームワークの良さがあってこそ、手早くできたんでしょうけど」

 Q:撮影中、特に印象的だったことは何ですか?
 AKIRA「アンドリュー監督が『アジア映画で必要なのはテンポ感とエネルギーだ』っておっしゃっていたのが印象的でした。エネルギーが出ていない役者は画から伝わるものがないから使えない、必要なのは芝居のうまさじゃなくてエネルギーだって。殺陣のシーンひとつとっても、日本だったらアングルで当たってるように見せるところを、向こうは本当に当てるんですよ。そこには技術が必要でギリギリ皮膚に当てるんですが、間違って本当に当たってしまってもそれは仕方ない、どうにかなるよっていう感覚。僕が上着掛けのラックを使って、ドニー・イェンさん演じる主人公に打撃を与える場面なんか、偽物の柔らかいものじゃなく、本物のラックに切り口を入れたものを使ったんです。ドニーのスタントマンの人はめちゃめちゃ硬いラックに当たって、カットがかかった瞬間に気絶してしまって。見た目は偽物の道具を使っても同じかもしれないですけど、実際に動いた時、それが映像になった時の空気感っていうのは、やっぱり違うなと思いましたね。お芝居って嘘なんですけど、嘘をすごくリアルに近づけているというか」

 Q:共演者であるドニー・イェンさんはアジアのトップスターですよね。
 AKIRA「ドニーさんのアクションは、すごく新しい手法を取り入れていて『人間はこんな動きはしないだろ』というような動きも多いんですが、それでさえもリアルに見えた。彼の描くアクションは、次の世代のスタイルなんだっていうのを感じましたね。刺激になりました」

 Q:短い期間に役者として、めまぐるしくステップアップしていますよね。
 AKIRA「自分のなかですごく明確にヴィジョンを思い描いて、日々を過ごしているんです。それと同時に常に『今、目の前にあることをしっかりやってクリアしないと、その先はない』っていう気持ちでいるんです。それが成長につながっているのかなと。そういう気持ちを大切に、これからもアジアに挑戦していきたいですね。あとは、自分がというよりは、やっぱりEXILEとしてアジアに進出したいですし、グループとしてアジアで認められたりして、アジアの人に喜ばれることをしていきたいです。これからも、同時進行でいろいろかましていきます!」

■日本軍人 佐々木役:AKIRA(EXILE)

静岡県出身。16歳からダンスを始め、地元静岡を中心にダンスイベント、クラブイベントに出演。東京に活動の場を移し2006年6月、PerformerとしてEXILEに加入。EXILE Performerのみならず、2007年に開催された舞台・劇団EXILE「太陽に灼かれて」に出演。さらに「Words〜約束/裏切り〜すべて、失われしもののため…」(2009年)では舞台初主演。2010年日本テレビ系山田太一ドラマスペシャル「遠まわりの雨」、TVドラマ以外に映画にも活動の場を広げ2009年8月公開の映画「山形スクリーム」、ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル、モントリオール世界映画祭出品作品映画「ちゃんと伝える」(2009年)では初の主演を務め日本映画批評家大賞新人賞を受賞した。本年はNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』豊臣秀勝役。劇団EXILE W-IMPACT『レッドクリフ-愛-』では周喩を演じ、舞台2度目の主演を果たした。

■映画タイトル:『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』

【9月17日(土)より新宿武蔵野館、立川シネマシティ他にて、9月24日(土)よりシネマート心斎橋、他全国順次公開】

■監督:アンドリュー・ラウ プロデューサー:ゴードン・チャン 撮影:アンドリュー・ラウ、ン・マンチン アクション監督:ドニー・イェン 武術指導:谷垣健治

■出演:ドニー・イェン/スー・チー/アンソニー・ウォン/ホアン・ボー/ショーン・ユー/木幡竜/倉田保昭/AKIRA(EXILE)

【原題:精武風雲・陳真/2010年/中国/カラー/105分/シネスコ/ドルビーSDR/字幕翻訳:寺尾次郎】

提供・配給:ツイン 配給協力:太秦

■公式HP:http://www.ikarinotekken.com/

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