兵庫県警東灘署は6月6日、道路の側溝に潜り込み、上を歩く女性のスカートの中をのぞいたとして、県迷惑防止条例違反の疑いで、会社員・平井泰臣容疑者(26=同県神戸市東灘区深江北町)を逮捕した。
平井容疑者は調べに対して、容疑を認めており、「これまで何度ものぞいていた」と余罪があることも供述している。
逮捕容疑は、同5日午前10時10分頃、神戸市東灘区森北町の道路の側溝(幅約30センチ、深さ約50センチ)の中に忍び込み、通行中の20代の女性のスカートの中をのぞき見するなどしたとしている。
現場は甲南女子大(神戸市東灘区)の通学路で、女子大生を狙った可能性がある。
女性が側溝のふたの穴から、人の目が見えているのに気づき、110番通報。同署員が駆け付けたところ、既に逃走していたが、現場付近で以前、不審な行動をして同署に事情聴取されたことがあった平井容疑者が浮上した。
平井容疑者は4月に側溝に潜んでいるのが見つかり、同署員が通報で駆け付けたが、「百円玉を落としたので探していた」などと説明していた。
再度、事情を聴いたところ、「5日は仕事が休みだったので、午前8時頃から溝にこもって女性の下着を眺めていた」などと供述したという。
狭い所で、「ご苦労様」というしかないが、そこまでの努力ができるなら、それを仕事などに生かせば良かったのに…。
(蔵元英二)