動画はすでに300万回を超えて再生され、世界中の人々が日本の国技“SUMO”を目にしたことになる。しかもこの動画は、5月26日の千秋楽が終わってからわずか3時間半かからずに編集されており、「さすがホワイトハウス。手際がいいプロの仕事」と評判も上々だ。
ネット上では、
《いろいろ問題点を指摘されていたけど、こんなカッコいいPVを全世界に配信してくれるなら、結果的にいいPRになったのでは》
《めちゃ、カッコいいな。やっぱ国技館に来てもらってよかった》
《NHKの大相撲エンディング映像並みの完成度の高さ》
《相撲界にとっては良いアピールになりますね》
など、絶賛の声が広がっている。
「異例ずくめのトランプ大統領の大相撲観戦に、当初は批判的な意見があったのも事実です。日本の伝統行事に明らかに警護要員と分かる人たちが交じることや、マス席を壊して椅子を配置することに違和感を抱いた人もいたでしょう。また、一部のメディアからは『日本の伝統文化が大統領にきちんと伝わったのか疑問』『御嶽海の寄り切りに無反応のトランプ大統領』などといった、否定的なコメントも出ていますが、現場ではむしろ、かなり大盛り上がりしていたと言っていいでしょう。ホワイトハウスのPVがすごい勢いで再生されているのも、世界中でそれだけ関心が持たれているということでしょうね」(スポーツ誌記者)
ビデオリサーチが27日に発表した千秋楽の平均視聴率は、関東地区で26.3%だった。先場所の千秋楽18.4%や昨年夏場所の千秋楽14.5%を大きく上回っている。視聴率が急上昇した背景には、三役経験のない朝乃山が平幕で35年ぶりの優勝を飾ったこともあるが、それ以上に“トランプ効果”が大きく寄与したことは間違いないだろう。
すでに一部の観光業社からは「外国人観光者からの相撲観戦の問い合わせが急増している」という声も聞こえてくる。内紛劇や八百長問題など、長らくイメージ低迷に悩んでいた各界にとっては、久しぶりにいいPRになったに違いない。
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1132623971139112960