TBS
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芸能ニュース 2021年01月08日 07時00分
志らくは制作サイドに怒り?『グッとラック!』後釜番組の中身が明らかに、ターゲットは「アクティブ主婦」
先月、一部でTBS系の情報番組「グッとラック!」が今年3月いっぱいで終了することが決まったことが報じられた。 同番組は落語家の立川志らくをMCに据え、19年9月30日にスタートしたばかりだが、わずか1年半で終了の憂き目に。 報道によると、数字を取れなかったことが終了に至る大きな理由。これまでは情報制作局が制作していたが、新番組は「コンテンツ制作局」が制作。 かつて同じ枠で放送されていた「はなまるマーケット」が他局の情報番組と違う路線で固定ファンをつかんだが、ワイドショー的な要素を抑え、「はなまる」を参考にして、生活情報を中心にする予定だとされていた。 「報道後、志らくは『ずっとムカムカしていて。昨日、今日、この番組の変な噂も流れているし、落ち着いてられない』と不満タラタラだったが、すでに打ち切りは決定。さすがに、正式発表はまだ先になりそうだが、志らくは制作サイドに怒りを募らせているのでは」(テレビ局関係者) >>『グッとラック!』テコ入れも打ち切り? 理由は低視聴率だけじゃない、志らく事務所との関係とは<< 気になる後釜番組だが、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)がその詳細を報じている。 スタートする新番組のタイトルは「SUNNY(仮)」で、MCはお笑いコンビ・麒麟の川島明、サブMCはタレントのSHELLY。局アナからは、田村憲久厚労大臣の実娘・田村真子アナが抜擢される予定。 番組のターゲットは20歳から49歳までの「アクティブ主婦」で、コンセプトは「お金をかけなくても、今の暮らしが10倍楽しくなる番組」だというのだが…。 「さすがに同じような企画ばかりだと飽きられてしまので、番組スタッフは毎日、違う企画を立てなければいけないのでかなり多忙になりそう。ただ、企画次第では数字が大きく伸びることもありそうだ」(芸能記者) 局の上層部は新番組に大きな期待をかけているに違いない。
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芸能ニュース 2020年12月20日 12時20分
TBSと秋元康らがタッグを組む大型オーディション、NiziUのプロジェクトにそっくり?
TBSが、新人女優を発掘・育成する大型プロジェクト「私が女優になる日」を立ち上げることを、各スポーツ紙が報じた。 同プロジェクトでは、TBS、俳優の堺雅人らが所属する芸能プロダクション「田辺エージェンシー」、作詞家の秋元康氏の3者がタッグを組み、全国の10代の女性を対象に、将来ドラマで活躍する女優を発掘するという。 きっかけは、秋元氏の「ドラマや映画の企画を考える時に、出会ったことがないタイプの無名の俳優を大抜擢したい気持ちになる」という言葉。 これに、TBSの佐々木卓社長と田辺エージェンシーの田邊昭知社長も賛同し、オーディションの開催を、という思いで一致したとのだとか。 >>秋元康がバカリ、小峠、おぎはぎなど人気芸人を大幅リストラ! 残った意外な二組は<< 応募条件は「満10~満19歳(応募時点)」「日本語でコミュニケーションが取れる」など。同プロジェクトの公式サイトで今月17日から募集をスタートし、選考を経て来年4~6月に最終審査を行い、合格者としてプロジェクトメンバー(10~20人)を選出。 プロジェクトメンバーは女優になるための育成カリキュラムで特訓を受けた後、同局の連続ドラマに出演予定。オーディションの過程は、最終審査を中心に密着番組として放送するというのだが…。 「日本テレビが大成功したNiziUのメンバー選考プロジェクトのパクりと言われていて、そのビジネスモデルにすがるしかなかったようだ。ガールズグループだとあまりにも露骨で、おまけに二番煎じで売れるはずがなく、女優プロジェクトにしたのだろう。とはいえ、音楽に比べて、そこまでの収益は生み出せないはず」(芸能記者) さらに、女優の場合、せっかくの“金の卵”を発掘できたとしても、そこから先が難しいようだ。 「秋元氏はアイドルグループでは実績があるが、女優はない。さらに、田辺エージェンシーも一から女優を育て上げるような事務所ではない。その両者とTBSがバックにいる女優だと『ゴリ推し』などと批判を浴びてそこまで人気が出ないのでは」(同) 「我こそは」と思う女優志望者も、そのあたりのことをよく考えた方が良さそうだ。
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芸能ニュース 2020年12月18日 07時00分
今年のレコ大、ジャニーズは賞レースから撤退のはずが嵐が「特別栄誉賞」を受賞する事情
今年いっぱいで活動休止する人気グループ・嵐が、30日にTBS系で生放送される「第62回輝く!日本レコード大賞」で今年新設された「特別栄誉賞」を受賞し、初出演することが決定したことを、各スポーツ紙が報じた。 各紙によると、嵐は21年間のキャリアで、昨年まで史上最多7年連続10度の5大ドームツアーを行ったほか、18~19年のツアーで音楽史上最多237万5000人を動員するなど、国民的グループとして活躍。 レコ大の実行委員会が「長年にわたる活躍で広く大衆の支持を得て、音楽文化の発展に多大な貢献をもたらした」として今年、新設した賞が贈られることになったという。 ジャニーズ勢は、87年に近藤真彦、88年に光GENJIが大賞を受賞したほか、6組が最優秀新人賞を受賞するなど、80年代は同番組の中心的存在だったが、1990年を最後に賞レースから撤退していた。「CDの売り上げなどからして、ジャニーズ勢が大賞候補に入っていないのはおかしな話だったが、故ジャニー喜多川氏の生前は関わらない方針を貫いていた。今年は、大賞を超越した枠で、まさに嵐のために新設された賞なので受け入れることにしたのでは」(芸能記者) >>開催場所はダダ漏れ? 大みそか、都内に各地に密集しそうなジャニーズのファンたち<< 24日にはフジテレビ系「VS嵐」、26日には日本テレビ系「嵐にしやがれ」がともに一部生放送を含めた4時間特番を予定。かなりの高視聴率を記録することになりそうだが、どうやら、レコ大も嵐にすがるしかなかったようだ。 「もともと、昨年までの賞レース方式をやめ、音楽特番方式に変更しようとしていたが、レコ大を牛耳る芸能界の実力者の逆鱗に触れ頓挫していた。それでも、嵐の出演交渉は粘り強く続けていたようで、新設の賞を授与するという形でまとまったが、確実に昨年を上回る視聴率を記録するだろう」(音楽業界関係者) TBSはジャニーズに大きな“借り”ができたようだ。
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芸能ニュース 2020年12月01日 23時00分
『グッとラック!』テコ入れも打ち切り? 理由は低視聴率だけじゃない、志らく事務所との関係とは
TBS系の情報番組「グッとラック!」が来年3月いっぱいで終了することが決まったことを、発売中の「フラッシュ」(光文社)が報じている。 同番組は落語家の立川志らくをMCに据え、2019年9月30日にスタートしたばかりだが、わずか1年半で終了。 同誌によると、気になるその理由だが、数字を取れなかったことが大きな理由なのだとか。各キー局が力を入れている朝のワイドショーの中で、同番組は視聴率で、後塵を拝して来た。 テコ入れとして、今年年9月にロンドンブーツ1号2号の田村淳をメインコメンテーターに起用したが、いい結果が出なかったというのだ。 「数字が取れないため、現場スタッフのモチベーションはどんどん低下。番組のスポンサー陣も数字について口を挟んで来るようになってしまった。同じ枠では1996年9月から2014年3月まで放送されていた『はなまるマーケット』が他局の情報番組と違う路線で固定ファンをつかんだが、同番組の終了以後、何をやっても数字が取れなかった。後継番組も難しいだろう」(テレビ局関係者) 同誌によると、気になる後継番組だが、これまでは情報制作局が制作していたが、新番組は「コンテンツ制作局」が制作。ワイドショー的な要素を抑え、「はなまる」を参考にして、生活情報を中心にする予定だという。 同番組といえば、先ごろ、フリーの小林麻耶アナウンサーが突然の降板を発表し、話題になったばかり。 >>事務所契約解除の小林麻耶、『グッとラック!』でのトークバトルは志らくだけじゃない?<< 以前は志らくの妻と弟子の不倫が報じられるなど、世間にプラスの話題を提供できなかったが、終了の背景には理由があるというのだ。 「以前は志らくの事務所の某役員があれこれ番組に介入。とても打ち切れるような雰囲気ではなかったが、その役員が不祥事で失脚。事務所からの圧力が弱まったこともあり、ようやく打ち切ることができるようだ」(芸能記者) 打ち切りにあたり、志らくを同局がどう扱うのかが気になるところだ。
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芸能ニュース 2020年11月23日 23時00分
レコ大、今年は番組内容が大幅変更される予定だった? 変更できなかったワケは
例年通りであれば、今年も12月30日に「日本レコード大賞」が開催され、TBSで生中継される。 昨年は小中学生ユニット・Foorinの「パプリカ」が史上最年少での大賞を獲得したが、平均視聴率は前年より2.7ポイントダウンの14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。 「大賞受賞者は最後にパフォーマンスをするのが恒例だが、Foorinは年齢による出演時間の関係で最後のパフォーマンスはなし。おまけに、司会者に女子人気が低い土屋太鳳を起用。数字が上がる要素はあまりなかった」(音楽業界関係者) >>NiziU、デビュー日は“大人の事情”? レコ大をめぐる噂とは<< 今年はコロナ禍の影響で、大みそかのNHK・紅白歌合戦は史上初の無観客で開催されることが発表されているだけに、おそらく、レコ大も無観客開催になりそうだが、水面下では昨年までと大きな変化があったようだ。 「毎年、事前に何度か審査会が行われ調整などが行われるが、密になるのを避けるために審査会の回数は減らされた。さらに、審査員は各レコード会社の宣伝担当が夜の街で接待するのが恒例だったが、それもなくなってしまった」(音楽業界関係者) レコ大を巡っては、以前、ある大賞受賞アーティストを巡って“裏金”が動いていたことを一部が報道。以前からささやかれていた「デキレース体質」であることが世間にバレてしまったが、どうやら“やめ時”を逃してしまっていたようだ。 「今年で62回目を迎えるが、本来、60回を迎えた時点で賞レースの形式をやめ、音楽特番のような形にしようとTBSは画策していたようだ。ところが、レコ大の利権を持っている芸能界の実力者がクビをタテに振らず、結局、賞レースの形が変わることはなかった。とはいえ、ここ数年はレコード会社の“接待攻勢”もあまり聞かなくなっていたので、以前よりはクリーンになったのでは」(音楽担当記者) 今年はどの曲が大賞を受賞するかが注目される。
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芸能ニュース 2020年09月13日 12時00分
TBSが売り出し中の若手女優を連ドラ主演に抜てきした理由
女優の森七菜が、10月スタートのTBS系「この恋あたためますか」で、連ドラ初主演を果たすことを、各スポーツ紙が報じた。 各紙によると、ドラマはオリジナル脚本で、業界最下位のコンビニ店で働く21歳のアルバイト店員(森)と、10歳年上の同チェーンの社長が、「一番売れるスイーツ」の開発を通し、事あるごとに対立しながらも、次第にお互いに意識し始めてひかれ合うラブストーリー。相手役は俳優の中村倫也が務める。 >>代表作に巡り合えた多部未華子、評価を上げた作品は<< 森は2016年にデビューし、昨年7月公開の映画「天気の子」のヒロインの声優を務め、同年1月期の日本テレビ系ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」にも出演。 現在は、放送中のNHK連続テレビ小説「エール」でヒロインの妹役を演じ、来年公開予定の映画「ライアーx ライアー」では「SixTONES」の松村北斗とW主演を務めるなど、売り出し中だ。 「売り出し中とはいえ、民放キー局の連ドラのゴールデン・プライム帯で主演を務めるにはまだまだ人気・知名度が足りない気がする。しかし、今後は各局ともどんどん若い世代の女優を主演に抜てきすることにより、育成していくことを求められるが、TBSはさっそくそれを実践した」(放送担当記者) かつては「ドラマのTBS」と呼ばれ、後世に残るヒットドラマを連発。長い低迷期もあったが、それを経て、直近の同時期に放送された3本のドラマ「半沢直樹」、「私の家政夫ナギサさん」、「MIU404」はいずれも高視聴率を記録し、視聴者も高い満足度を得た。 「ドラマ界では“勝ち組”の地位に返り咲いただけに、他局に比べて余裕がある。それもあって、失敗も覚悟で森を抜てきし、さらにオリジナル脚本というある意味の“ギャンブル”を打てる」(芸能記者) TBSの“賭け”が当たれば、他局も動くことになりそうだ。
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芸能ニュース 2020年09月07日 12時30分
安住アナ司会の『半沢直樹』生放送特番、別の番組っぽい?「世界観が壊れる」バラエティ化心配の声も
9月6日にTBS日曜劇場『半沢直樹』の特別生放送番組が放送され、話題を呼んでいる。 この日、『半沢直樹』は放送される予定の第8話が制作スケジュールの遅れから放送ができず、急遽出演者およびスタッフを交えての生放送となった。 >>『半沢直樹』の登場人物、「顔芸やると4話くらいで消える」? 猿之助が裏話明かしファン歓喜<< 生放送では、主演の堺雅人のほか、共演の及川光博、香川照之、片岡愛之助、児嶋一哉が出演。司会はTBSアナの安住紳一郎、また視聴者代表のパネラーとして久本雅美、ヒロミが出演した。 冒頭では、放送が間に合わないことを視聴者へ詫びる堺・及川・愛之助出演のパロディコントが作られたほか、撮影の裏話や、本放送では時間の都合からカットされた未公開シーンなどが放送されるという、まさに半沢ファンのための1時間となった。 本生放送に対しては、放送中から様々な意見が相次いでおり、「知りたかったあのエピソードが本人の口から聞けてよかった」「撮影中の役者さんの仲の良い雰囲気が伝わってきた」と好意的に見る視聴者も多かった一方、「複雑」と取る半沢ファンも少なくなかったようで、「パネラーなしでドラマの出演者だけでよかったのでは?」「ドラマの途中だと世界観が壊れるのでテレビを消した」という声も多かった。 特にパネラーとして登場したヒロミと久本に関しては、「(ヒロミと久本は)正直いらなかったかな……」「ドラマ出演者と安住さんだけで番組進めれるよね」といった厳しい声のほか、「安住さんと久本さん、香川さんが並んでいると『ぴったんこカン・カン』を思い出してしまう」といった感想も多くあった。 事実、今回の『半沢』出演陣のうち、児嶋は本職の芸人であるほか、香川も俳優業と並行してバラエティ出演にも力を入れていることから、わざわざヒロミや久本を呼ばなくても、過不足なく現場を盛り上げられていた可能性は高いだろう。 なお、この日TBSでは、昼の情報番組『アッコにおまかせ!』でも『半沢』特集を行っていたが、解説を行っていたのが「堺雅人とドラマでの共演経験がある」というだけの理由で出川哲朗が担当。だが、案の定グダグダの展開になってしまい、『半沢』ファンから不評を買っていた。 『半沢』のヒットによりTBSも「ノリノリ」なのだろうが、必要以上のバラエティ化はいかがなものだろうか……?
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芸能ニュース 2020年08月28日 23時00分
芸能人のコロナ感染続出で各テレビ局が抱える問題
TBSの山本里菜アナウンサーが新型コロナウイルスに感染したことを27日、同局が発表した。 各スポーツ紙によると、山本アナは26日に任意でPCR検査を受け、27日夜に陽性が判明。同日から軽い咳の症状が出ているが発熱はないという。 >>山口もえ感染で夫・爆問田中がラジオ欠席 「濃厚接触しちゃった?」太田の質問にいつものツッコミ<< 山本アナは、26日に感染が判明したお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二と同局系「サンデー・ジャポン」で共演中で、23日の生放送でも共演。 また、「爆報!THEフライデー」でも爆笑問題と共演。ほかには、TBSラジオ「土曜朝6時 木梨の会。」も担当するなど多数のレギュラー番組を抱えている。 今後の措置について、同局では「28日以降、保健所の判断を仰ぎますが、接触があった関係者には、念のため必要な措置を取っております」としている。 「山本アナ本人は会社員なので、コロナに感染した場合でも特別休暇の制度があるが、問題は番組での共演者のタレントが濃厚接触者だった場合。そのタレントが検査で陽性だと直近の番組には出演できず、もし、陰性でも自宅待機などを命じられた場合、そのタレントへの金銭的な補償は必要。そのタレントがいなくても番組が成立すればいいが、もし代役を探す場合、その分のギャラが余分にかかってしまう」(放送担当記者) なお、田中の相方・太田光は25日にPCR検査を受けて陰性が確認されているため、30日の「サンデー・ジャポン」は太田と代役の女子アナで進行されることになりそう。 番組への影響は最小限で済むことになりそうだが、PCR検査数の増加に伴う芸能人の感染者続出で、各テレビ局は問題を抱えることになりそうだというのだ。 「これまではあまり考える必要がなかった人のやり繰りと、補償も含めたお金の問題。どこかの番組の関係者でコロナ感染が出た場合、この2つの問題で担当者は忙殺されることになる。この状況がいつまで続くことやら…」(テレビ局関係者) 各局はコロナ感染予防、感染者が出た場合の対策、それぞれの強化が求められそうだ。
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芸能ニュース 2020年08月10日 21時00分
【芸能事件簿】 ドラマ収録中に自殺した主演女優
映画やドラマに出演する俳優・女優は一見、華やかな存在であるが、我々と同じ人間である。途中で病気になったり、怪我をしたり、撮影途中に亡くなってしまうこともある。 本稿でご紹介する事件は、今から40年近く前、あるテレビドラマに主演として抜擢された女優が、突然「自死」を選んだ衝撃的な事件である。 1983年(昭和58年)、TBSは毎週木曜20時より単発のドラマシリーズが放送されていた。その中で、「人間が好きドラマシリーズ」と題されたシリーズ群は、人間ドラマを中心にしたものとして8本が連続製作された。 その中の一本に、『赤い椿の物語』がある。実はこの作品、主演として抜擢された女優が、撮影途中に飛び降り自殺をし、話題になった作品だ。 8月26日午前1時ごろ、神奈川県横浜市のTBS緑山スタジオの5階から女性が飛び降りた。女性は病院へ運ばれたが、頸椎骨折のため午前10時に亡くなった。 亡くなったのは、42歳の女優・今泉陽子と判明。彼女は数日前から『赤い椿の物語』の撮影のため、緑山スタジオに滞在しており、5階の仮眠室で翌日の撮影に向けて休んでいるはずだった。 今泉は「人形劇団ひとみ座」に所属する女優で、顔出しの女優としては決して常に陽の当たる存在ではなかった。そんな彼女が突然、TBSのゴールデンタイムの単発ドラマの主演に抜擢されたのだ。 今泉が主演する『赤い椿の物語』は、朝日新聞のラテ欄によると、今泉演ずる人形劇団に所属する母親・牧子とその息子の物語で、牧子は厳しい演出家である浩一(竹脇無我)の指導を受けながら、人形劇『赤い椿の物語』の上演に向けて日夜稽古を続けていた。そんな中、牧子の一人息子である勇太が万引きで補導される……というストーリーであった。 牧子の置かれている境遇が、人形劇団の女優である今泉にピッタリということで、白羽の矢が立ったのだと思われる。 仮眠室から見つかった遺書には、「大変お世話になりました。人間は弱いものですね」と書かれており、自身の演技に自信が持てなかったことが大きかったと思われる。本作の監督である松山善三、プロデューサーの石井ふく子は「悩みを聞いてあげたかった」と悔やんだ。 なお、主演女優が突然亡くなったドラマ『赤い椿の物語』だが、今泉の出演するシーンは大部分が撮影完了しており、予定よりわずかに遅れて完成した。 ドラマも同年9月29日に通常に放送され、不世出の女優・今泉陽子の最後の熱演が全国に届けられ、大きな反響を呼んだという。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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芸能ニュース 2020年07月25日 12時10分
テラハよりヒドい? 究極のリアリティショー、やらせ疑惑が絶えなかった番組
木村花さんの事件を受けて、『テラスハウス TOKYO 2019-2020』(フジテレビ系)を始め、テレビ番組のリアリティショーのあり方を巡って議論が巻き起こっている。さらに、同局の『ザ・ノンフィクション』でも、「マキさんの老後」シリーズに出演していたオカマとオナベのアベコベ夫婦が『週刊女性』(主婦と生活社)で過剰演出を告発し、話題となった。 >>アメトーークでも特集、人気ドキュメンタリー番組でも“やらせ疑惑”が浮上したフジテレビ<< テレビ、特にバラエティ番組とやらせは切っても切れない関係にあるのも確か。そうした議論が出る度に、取り沙汰される伝説の番組として、1999年から2003年にかけて放送された『ガチンコ!』(TBS系)がある。 「ガチンコ」は大相撲やプロレスにおいて、「真剣勝負」を意味する。だが、『ガチンコ!』はこの名前を逆手に取ったような番組だった。名物なのは乱闘場面だろう。ちょうど良いタイミングで出演者たちがブチギレ、掴み合いの喧嘩をするのだ。ただ、出演者のTOKIOには危害は加えられない。 名物企画の一つある、不良や元引きこもりなど落ちこぼれの若者がプロボクサーを目指す「ガチンコファイトクラブ」では、実際に出演者が「特定のキャラクターを演じさせられた」「台本がある」と雑誌にやらせを告発したこともある。そこでは、講師を務めた元プロボクサーの竹原慎二が台詞をトチる(忘れる)といった具体例も紹介されていた。 山口達也氏が出演した「ガチンコバリバリ伝説」では、初回放送に有名なレーサーが暴走族風の人間として出演していたが、2回目以降から消えてしまった。さらに、最終的にレースに出場したのは経験者であり、最初からこの設定がありきの企画ではなかったかと、バイクファンからひんしゅくを買ってしまった。 しかし、当のTBSは視聴者からの「やらせではないか」といった苦情や疑問には一切答えず、台本があることも認めなかった。白黒がはっきりと付けられていないだけに、現在のテレビ番組はいまだに『ガチンコ!』的な問題を引きずっているとも言えるだろう。
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