「オープニングから放送されていたのは、アニマル映像や、行方不明のペットを探す業者の実話を元にしたドラマでした。ところが、冒頭から35分経った時、『さらにこの後!タイタニック号沈没の原因は氷山への激突ではなかった』という衝撃的なナレーションが流れてCMへ。しかし、CM明けはまたしてもペット探偵の話でした。さらに、今度は45分過ぎのことです。先ほどと同じように、タイタニック号のネタを放送する前フリのナレーションが流れたのですが、画面のテロップに突然デカデカと『20時53分ごろから』という文字が出たのです」(芸能ライター)
タイタニックのネタを楽しみに待っていた視聴者はSNS上で、『ウソだろ? 最初からアナウンスしろよ!』『僕も頭に来たからチャンネル変えました…』『8時53分からとか文字が出てあまりにもムカついたのでテレビ東京にした!』と怒りの投稿。しかし、そんな声もむなしく、番組は再び、動物ものをオンエアし続け、タイタニックが放送されたのは結局2時間後のことだった。
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この視聴者を馬鹿にした演出にSNSでは、『今日のワールド極限ミステリーのタイトル詐欺具合ww 今のところワールドでも極限でもミステリーでもない』といったつぶやきも見られたが、その動物ネタでも波紋を呼ぶことになってしまったという。
「マンホールに落ちてしまった子猫を、通りがかりの女性が、マンホールの中に入り助けるというドラマ。一見勇敢にも思えますが、SNS上ではこの行動に『硫化水素とかガスが発生してて危ない時もあるから覗き込んだり勝手に入ったりしない方が良い』『適当極まり無し!過去にどれほどの死亡事故が起きてるか調べて震えろ! 謝罪じゃすまないレベル』『いやコレマジで死ぬからな!! マンホールの中は酸欠状態かもしれないから入ったら死ぬ可能性あるからな!』など、いくら実話とは言え、この行動をあたかも推奨するような見せ方に多くの疑問が上がったのです」(同)
この番組は以前にも、韓国ドラマ『愛の不時着』のモチーフになったと言われる実話を都合のいい様に歪曲して放送したり、『THE 突破ファイル』(日本テレビ系)を明らかに丸パクリして、しかも同じナレーターを起用するなどやりたい放題。番組に出演しているタレントも、イメージが悪くなるばかりだ。