報道によると、ローションを塗ったターンテーブル上でジャンプし、上から吊された賞金をキャッチする企画で青山が着地に失敗。「右肩関節脱臼、右肩甲骨関節窩(かんせつか)骨折」と診断されたという。
『笑いが無理なら体張れ』は今年3月に第1弾が放送。好評を得て、9月に第2弾の放送が決定していた。
TBSといえば、最近でも『消えた天才』、『クレイジージャーニー』といった番組が過剰演出によるヤラセ、映像加工により放送休止が決定したばかり。『笑いが無理なら体張れ』はヤラセではないが、TBSのバラエティが今、世間からバッシングを受けている。
特にTBSは『オールスター感謝祭』をはじめとする生放送番組でローションを使ったゲームを多数行っている局であり、今回の事故を受けて今後TBSのバラエティ番組では「ローション禁止」となる可能性が高いという。
「バラエティ番組でローションを使った相撲やゲームが多い理由には安価で量が手に入りやすいという理由があるほか、アクションで笑いが取りやすいという理由があります。ローションを使う際は頭を防御するためヘルメットやプロテクターを装着し万全の体制で挑みますが、脱臼や捻挫といった怪我の危険性は残ります。むしろ、これまで事故が起こらなかった方が不思議と言えるでしょう」(某週刊誌記者)
また、今回の事故により、今後売り出し中の若手芸人の活躍の場所も減っていく可能性があるという。
「『笑いが無理なら体張れ』という、一見するとパワハラじみたタイトルですし、今回の事故の影響を考えると今後続編が作られる可能性は低いでしょう。TBSは『炎の体育会TV』など、体力を競うような番組も作っていますし、専門のトレーニングを積んだアスリート以外の体力自慢の芸人たちの活躍する場所が少なくなる可能性もあるでしょう」(同)
事故の代償はあまりに大きそうだ……。