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芸能 2010年01月26日 14時00分
ドラマでも「若い男に狂っている?」ほしのあき。年上カノジョの何がそんなに悪いのか
TBS系の金曜ドラマ『ヤマトナデシコ七変化』(KAT-TUN亀梨和也主演)、に女優名の星野亜希という名前で出演中のほしのあき。ドラマでは、数人のアラサー仲間と共謀し、イケメン男子・恭平(亀梨)のストーカーをしている33才のまりという役柄だ。ほしのと言えばついこの間、現在交際中の三浦皇成騎手が「大量落馬の原因」という、JRA前代未聞のアクシデントを引き起こしてしまったために「インケツ女」呼ばわりされてしまった。12才年下の男性と付き合ったが為にさんざんな言われようだが、ほしのがそんなに悪いのか。 「インケツ」とは賭博用語から来た俗語で、「最低」「最悪」などの意味。関西でよく使われ、近年では「縁起が悪い」あるいは「貧乏神」また「疫病神」という意味にも使われる。確かにアクシデントがあった当日(1月11日)に、馬券を買って三浦皇成騎手のせいで大損した人にとっては「疫病神」かもしれないが、これは三浦騎手自身のミスで、ほしのは関係無い。あるとしたら、2人の交際を反対し廐舎を出て行ってしまった所属の調教師や、年が離れすぎていて“釣り合いが取れていない”などやいのやいの言う周りの大人たちに関係がある。同11日に成人式を迎えたばかりの若い三浦騎手に、ひどいプレッシャーを与えているのは彼らだからだ。 女性が年上で、12才年齢差のある恋愛は、世間的にそんなに悪いものなのだろうか。 ストイックさが求められる騎手には、オッパイが見えそうな服を着て、“チャラチャラしているほしのは不似合い”と、言う人がいる。しかし、ほしのは30才を過ぎてもグラビアで人気を誇る稀有なアイドルであり、今の地位を獲得するまでに信頼できるスタッフと試行錯誤を重ねてイメージ作りに励んできた。オッパイが見えそうな服は彼女の立派な「戦略」であり、ファンが喜ぶ若い肉体を維持する為に、資金を費やし日々努力もしている。ほしのの人気は昨日今日出来たものではないのである。 若く、メンタル面で揺れやすい三浦騎手にとって、年上で下積みを経験し、打たれ強いほしのはとても安心できる存在なのだろう。スポーツ選手にはしっかり者の姉さん女房を貰う人は多い。数年前、散々浮名を流してから人気野球選手の子供を身ごもり、ママタレ・ブログで人気の某女優よりも、ほしのと三浦騎手の恋愛の方がまっとうな気がする。 競馬の騎手はまさに「勝負師」という商売で、自分の成績が多くの人の儲けと損を産む。だからチョッとでも不利益な条件がある恋人だと、よってたかって悪く言われてしまう。しかし、ギャンブルはギャンブル。だめだと思うなら三浦騎手の乗る馬券を買わなければいい。ほしのを責める理由は無いはずだ。 『ヤマトナデシコ七変化』は、亀梨和也と交際したと言われる小泉今日子のヒット曲と同じ題名。この二人は20才離れていた。バレンタインを挟んだ他愛無いストーリーのドラマであるが、この題名とともに、「若い男に狂う」ほしのの役柄に少々の悪意を感じる。しかし悪役ながらドラマから“アラサーほしの”の切なさが伝わって、ヒロインではないまりを応援したくなった。このドラマがヒットし、恋愛が上手く行けばこそ、ほしのの彼氏も「勝負師」として運気がアップするのではないか。(コアラみどり)
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スポーツ 2010年01月26日 13時00分
菊池雄星は第二の江夏豊だ!
2月1日から始まるプロ野球12球団キャンプの主役は、リーグ4連覇、2年連続日本一を目指す巨人ではなく昨年4位の西武だ。 20年に1人の逸材と言われるドラフト1位ルーキー菊池雄星(花巻東)の一挙手一投足に、全国のファン、マスコミの注目が集まるからだ。 西武第2球場で行われた新人合同自主トレーニングを視察した、野球殿堂入りしたばかりの東尾修氏(元西武監督)がこう手放しで絶賛している。「剛の大輔に対して柔プラス強の雄星。体幹を中心とする馬力は大輔だが、柔軟性と安定性では雄星が上だ。雄星は今の時点で勝てる」「柔らかさと強さを兼ねている点では江夏豊さんだろうか。雄星の投げ方なら江夏さんのような投球ができると思う」。 甲子園を沸かせた同じスーパールーキー、平成の怪物と呼ばれた松坂大輔(現レッドソックス)をエースに育て上げた東尾氏が、こう即戦力投手の太鼓判を押すのだから、何よりも説得力がある。松坂はルーキーイヤーに16勝5敗、防御率2.60の成績で最多勝と新人王を獲得している。黄金左腕・江夏氏の1年目は12勝13敗、防御率2.74。225奪三振は両リーグトップという快記録だった。2年目の1968年にはシーズン401奪三振という、いまだに破られない驚異的なプロ野球記録を樹立。途中から抑えに転向しても成功。生涯成績206勝、193セーブの成績をあげている。 東尾氏によれば、入団時の松坂を超えて、球界に名を残す同じ左腕の大投手・江夏氏クラスだというのだから、20年に1人の逸材と言われる菊池の評価は誇大表示ではないことになる。松坂、江夏氏同様に高校生ルーキーながら二ケタ勝利が期待できる。後藤オーナーは「1年目から無理させない。時間をかけても大きく育てる」と熟成栽培を強調。渡辺監督も「最初は中継ぎから」と慎重な育成方法を口にしている。が、自ら名球会入り、歴代10位の251勝を記録している、殿堂入りしたばかりの東尾氏のお墨付きがあるのだから、放っておいても二ケタ勝利で新人王最有力候補になるだろう。二ケタでも10勝すれすれでなく、どこまで上積みがあるか。松坂の16勝を超えるかどうかが、ファン、マスコミの関心事になってくる。 「できれば、宮崎で雄星を見てみたい」。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督はこう語っているが、内心地団駄を踏んでいるだろう。ドラフト前に「なぜ巨人は菊池を指名しないのか」と球団関係者に疑問を投げかけていたからだ。松坂争奪戦の時には巨人監督で松坂ファンを自任していたが、球団側が早くから大体大・上原(現オリオールズ)を逆指名で囲い込みしていたために、泣く泣く松坂獲得を断念している。 そんな過去の経緯もあるだけに、巨人キャンプ視察の際に、同じ宮崎で西武・菊池雄星狂騒曲が奏でられているのを目の当たりにして、長嶋氏は切歯扼腕することになる。
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トレンド 2010年01月26日 12時30分
奈良の都市伝説「せんとくんバッシングを止めた“鶴の一声”」
かつて「せんとくん」がテレビで紹介された時、奈良県民だけではなく、全国のお茶の間の皆様方までがぶっ飛んだ。 「なんだ!? この奇妙なデザインのキャラクターは!?」 頭から鹿の角の生えた童子キャラクター。さらには、腰に手を当て、奇妙なポーズを取っている。それがせんとくんだ。「平城京遷都1300年祭」のために用意されたこのキャラについての世間の反応は、最初は単純に「キモい」という感想のみだったと、筆者は記憶している。 多くの識者はこぞって叩こうとした。仏教界からは「仏様を侮辱している! ふざけているのか!?」との声も挙がり、「なーむくん」というキャラが登場した。「クリエイターズ会議・大和(現:まんとくんネット)」からは「まんとくん」というキャラが登場し、またまたお茶の間を震撼させた。さらにはせんとくんのデザイナーである籔内佐斗司(やぶうち・さとし)さんに500万円もの大金を払ってのデザイン発注であったこと(一般公募はされなかった)なども相まって、批判に次ぐ批判がせんとくん周辺に殺到した。テレビでは、せんとくん、なーむくん、まんとくんの三つ巴が報道され、「すわ平城キャラ大戦勃発か!?」と騒がれていた。 さて、それが、ぷいと止んでしまったことに皆さんお気づきであろうか? これには、あくまで都市伝説レベルなのであるが、とんでもない噂がある。 三つ巴のキャラ抗争がいざ始まらんとした最中、奈良県に三つのキャラが集結するイベントがあったのだ。それは勿論、平城京に関するイベントである。そこで、せんとくん、なーむくん、まんとくんの三着ぐるみは張り切っていた。何故か? 特別ゲストとして、天皇陛下がいらっしゃっていたというのだ。天皇陛下の前に並び立つ三着ぐるみ、それを激写するマスコミ。そして、三つのキャラを見比べ、天皇陛下はこう仰った。 「せんとくんが一番良いですねぇ」 その後、戦争は終結。テレビでも叩かれることはなくなり、せんとくん批判は集結した。 そんな噂が、奈良県の一部で囁かれている。もし、これが本当ならば、まさに鶴の一声だ。(天驚院勝彦 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年01月26日 12時23分
映画『時をかける少女』×超人気サイト『美人時計』スペシャル企画 “時をかける少女”を探し出せ!
映画『時をかける少女』と『美人時計』のスペシャルコラボが実現した。 3月13日(土)に全国ロードショーされる映画『時をかける少女(配給:スタイルジャム、』は、美人が1分ごとに時間を知らせてくれる人気ウェブサイト「美人時計」を運営する株式会社美人時計(東京都渋谷区)とのスペシャル企画、『時をかける少女を探せ!』キャンペーンを1月26日よりスタートする。 今回の企画は本作主演の仲里依紗演じる芳山あかりが、美人時計内を24時間自由に駆け巡るというもの。。どこかの時間で、4分間づつの登場となり、運良くその登場時間に見つけることが出来た方には、抽選で先行試写会、PS3など豪華なプレゼントを獲得できる。 『美人時計』で時を駆け巡る少女を探し出せ!
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芸能 2010年01月26日 12時00分
GACKTのDVDをめぐる“出す出す詐欺”騒動
ミュージシャン・GACKTのライブDVDの発売日がなんと3回も延期になってしまったという。 「昨年7月まで行われたアリーナツアーのDVDで、当初は昨年11月18日発売予定だった。ところが、12月1日に延期され、それが今年の1月27日になり、ついに3月31日になってしまった。本当に出るのか謎」(音楽関係者) ただ延期されるだけならば良かったが、「Dears」と呼ばれるGACKTの熱狂的なファンのほとんどが代金を前払いさせられているというのだ。 「価格は税込み7000円。購入希望者は昨年9月25日までに代金を支払っており、数千人は前払いをしたのでは。中には、しびれを切らしてキャンセルした人もいるようだ。ショッピングサイトの『アマゾン』ではすでに20%以上ディスカウントされた価格で予約を受け付けている」(同) GACKTといえば、おととしごろから週刊誌や女性誌で再三金欠ぶりを報道され、「昨年6月にはブログで『うちにステージ見に来てから記事書け』と女性誌の報道に怒りの反論をした」(スポーツ紙記者)というが、ファンの間では不安の声があがっているという。 「『このまま延々と延期されるのか?』、『“出す出す詐欺”なのでは?』などの問い合わせが関係各所にあるようだ。このまま延期が続けば、金欠報道があるだけに、集めたDVD代金を活動資金に充てていると思われても仕方ないし、騒ぎが大きくなってしまう」(レコード会社関係者) ちなみに、「アマゾン」のカスタマーレビューには実際にライブに足を運んだファンも含めて高評価がほとんど。ますます発売を待ち遠しくなってしまいそうだが…。 4回目の発売延期となれば、さすがにファンの堪忍袋の緒も切れそうだ。
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芸能 2010年01月25日 17時30分
高見盛ショック! Lカップ美女はバツイチ子持ちだった!
昨年末、人気力士で“角界のロボコップ”こと高見盛との交際を報じられたLカップグラドルの松坂南がバツイチ子持ちで、おまけに年齢詐称をしていたことが分かった。 今週発売の「週刊ポスト」によると、松坂はデビュー以来何度も芸名を変えているだけではなく、現在25歳としている年齢は実は29歳。バストサイズは88センチから115センチへと信じられない変化を遂げているという。 さらに、同誌が松坂の実家を直撃すると、家の人が「もうすぐ30歳ですが…」と年齢詐称を認め、松坂の知人が10年前にデキ婚したが、5年ほど前に離婚したことを明かしている。 高見盛は場所中、同誌の取材に対して「そ、そうなんだ…」と繰り返し動揺を隠せず。 今場所9日目の18日は両国国技館に招待した松坂の前で白星をあげたものの、翌日も連勝したものの、11日目から4連敗で終わってみれば7勝8敗の負け越し。 「雑誌の直撃を受けたことにより、かなり精神的にダメージを受け、終盤は支度部屋でも元気がなかった。今場所の負け越しは松坂の一件によるショックが大きい。本人は結婚も考えていたが、その可能性はゼロ。いいおカミさん候補をイチから探さないといけない」(相撲担当記者) 一方、高見盛が千秋楽の一番に臨んだ24日、松坂は都内で開催されたDVDの発売イベントに登場。 なぜか、報道陣から「週刊ポスト」の内容に関する質問は出なかったようだが、高見盛との関係について「いつも複数で会う友達のひとり」とサバサバ。今後、交際に発展する可能性についても、「ないと思います」とキッパリ。報道陣に見事な“肩すかし”を食らわせた。
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社会 2010年01月25日 15時30分
男と女の官能事件簿 同棲相手を殺害し頭部を切断した歯科助手の女性(3)
同棲生活を始めた奥田と芳美だったが、当初から不安な要素をはらんでいた。 当時、定職がなかった奥田さんは、フリーターとして小遣い程度の稼ぎしかなく、生活費はすべて芳美が負担していた。そのため芳美は、昼は歯科助手として働き、夜はキャバクラに勤めるというダブルワークで奥田さんとの同棲生活を支えていた。 芳美が身を粉にして働く姿を見ていながら、奥田さんはいっこうに定職にはつこうはとしなかった。それどころか、趣味であるサーフィンには頻繁に出かけ、たびたび芳美にカネをせびるという始末だった。そのほかにも、遊び好きだった奥田さんは何かと金遣いが荒く、その支払いはほとんど芳美が出していた。 そんな生活に、芳美も奥田さんに黙って従っていた。しかし、つい愚痴のひとつも出てしまうこともある。すると、奥田さんは逆上し、形相を変えて彼女を怒鳴りつけていた。 「俺のやることに文句をつけるな!」 「てめぇ、俺と別れたいのか!」 奥田さんは怒鳴りながら、芳美の顔を殴りつけた。テーブルにあったコップを壁に投げつけ、割れて破片が飛び散る。 「やめて!」 芳美が泣き叫んでも、奥田さんは暴力をふるい続けた。 そんなことが、日増しに多くなっていった。ヒモ同然の男と、昼夜働いて貢ぎ続ける女性。しかも、些細なことで暴力を振るわれる。そんな生活に、芳美は日に日に心身ともに疲労し、同棲相手への憎しみが募っていったのかもしれない。 しかし、2006年になって奥田さんは厚木の空調会社に就職した。そして、事件の起きる直前には、知人たちに「俺、近いうちに彼女と入籍して、ちゃんと結婚するつもりだ」と話していたという。 しかし、すでに芳美の心は奥田さんから完全に離れていた。 4月26日頃、芳美は新品の包丁を購入した。その目的は、すでに決めていた。そして、4月30日の早朝、眠っていた奥田さんの首に、芳美は真新しい包丁の先を思い切り突き刺した。さらに、胸や腹などにも、何度も繰り返し包丁で刺した。 その後、奥田さんの遺体を捨てるためバラバラにしようとしたが、頭部を切り離しただけで芳美は逃走した。 その後、自殺も考えてさまよったものの死にきれなかった。逮捕時、芳美は心身ともに憔悴しきっていたという。(了)
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スポーツ 2010年01月25日 15時00分
やる気なし? 朝青龍が優勝でどうなっちゃうの相撲界
大相撲初場所は14日目に横綱、朝青龍が25回目の優勝を決めるも、千秋楽では白鵬に完敗。さらにこの取り組みでは恒例の気合入れポーズも忘れるほど。やる気がまったく感じられない取り組みに各方面から大ブーイング。16日の未明に都内の飲食店で泥酔状態となりマネージャーを小突き、パトカー2台が駆け付けるなどの騒ぎを起こしたこともあり、土俵の上で“反省の態度”を示すと思いきや、最後は恒例のピースサインで観客の声援に応えた。 「そもそもそんな朝青龍を優勝させてしまうのが問題です。日本人力士はもちろん、白鵬だってなさけないです」。多くの問題を起こす朝青龍。ただ本人だけを責めるべきではないと語るのはスポーツ紙の相撲担当記者だ。確かにいくら問題があるとはいえ、優勝されてしまっては彼への説教も説得力はない。相撲ファンからも「横綱の品格がない朝青龍は許せない」(60代・男性)との意見もあることはあるが、「もう“横綱の品格”なんて言わないで自由にやらせてあげればいんじゃない。そうしないと朝青龍がモンゴルに今の外国人力士をみんな連れていって向こうで本当に強さだけを競う“大相撲”の団体を立ち上げちゃうんじゃないのかな。そうなったら日本の“大相撲”なんてどんどん縮小していって、最後には年に1回、伊勢神宮あたりで開催される小さなイベント程度の規模になっちゃうよ」(スポーツライター)。 品格うんぬんは別にして国技館でも朝青龍人気は結構高い。彼の人気と話題で相撲界が潤っているのも事実。「だから協会も最終的には朝青龍に譲歩しちゃうんですよ」(前出のスポーツ紙記者)。 今後の話題は日本相撲協会の理事選へとうつる。貴乃花親方動向が気になるところだが、“平成の大横綱”といわれる親方にも写真週刊誌で暴力団とのかかわりが取りざたされている。真実かどうかはともかく、なんとも悲しい話だ。
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社会 2010年01月25日 14時30分
さらば、さくらや
メールさえあまりくれない友人から本当に久しぶりに電話があった。仮にアメリカ在住のベン君としておく。ベンは90年代の後半、早稲田大学と国際基督教大学に留学していた。外国人にありがちなおかしなイントネーションを全く感じさせない日本語を話す白人だ。5年前位に成田空港で偶然に会ったのが最後だ。 ベンは自分の近況を簡単に説明し、私の家族や仕事の塩梅を聞いて、訊ねた。「『さくらや』がなくなるんだって?」ビックリした。たしかに『さくらや』は来月2月28日をもって全店舗を閉めるそうだが、彼にとっては日本航空が法的整理をされたことより大きなニュースだったらしい。「日本に住んでたときにさあ、よく『さくらや』で買い物したもの」、ベンにとっては他の量販店に比べて煩わしくない接客が大のお気に入りだったそうだ。私もベンと同様に学生時代からよく『さくらや』でお世話になった。ビデオデッキ、大型テレビなどの電化製品は殆んどが『さくらや』のものだった。特に思い出深いのは、初めての給料で購入したスピードマスターや、彼女(現妻)に買ったサントスはウオッチKANで選んだものだ。 急に居ても立ってもいられなくなって、午前中の1時間だけデスクに座り、行動予定表ボードに“新宿”とだけ書き込んで10時30分に会社を出た。社長、許して。山手線の新宿駅を平日のお昼どきに下車するなんて久しぶりだ。階段を上がって東口の地上に出ると、昼食場所を捜して歩く近くの会社に勤める人々も多いが、学生からお年寄りまで予想を上回る混み具合で少し驚いた。 『さくらや』といえばこの店舗、あまりにも有名な新宿東口駅前店だろう。1980年代にはフィル・コリンズの代表曲の1つである“Take Me Home”のミュージックビデオの中、主要都市のランドマークとして世界中に知れ渡った電飾看板、当時は『カメラのさくらや』だったあの店舗だ。今は店内に大きく告知された閉店の文字を見ると複雑な心境になる。たまたま顔見知りの店員さんを見つけて声をかけた。2年くらい御無沙汰していたのに私のことをちゃんと憶えていてくれた。ありがたい。店内の商品は一律20%OFFになっていたが、交渉次第でもっと安くなるそうだ。ただし、先週の週末、怒涛のような買い物客に売れ筋は殆んど買われてしまったそうだが。 15日の土曜日には一日だけで二千数百万円の売り上げがあったらしい。「この日みたいに今までコンスタントに売れていれば生き残れたんでしょうけどね。ま、閉店セールだからしょうがないですよね。皮肉なものですよ」と笑っていたが、現状で決定している事として2月28日の閉店後は450人近くいる全社員の30人がベスト電器へ、130人がビックカメラで再雇用される以外は全員解雇らしい。 私が学生時代にアルバイトをしたハンバーガーの『ウエンディーズ』も先月全店舗閉鎖した。自分の中の思い出が次々に消えていくような気分だ。ああ、とりあえず早いところ景気が上向かないものだろうか…ああ、それと、件の店員さんが言っていたけど、「あと1週間くらいしたら、展示品のセールをしますんで、その時はもっと勉強させてもらいますよ」と。また来週来ます。<プロフィール>青山はじめ、宮城県仙台市生まれ。大学を中退後、フィリピンのニュース社でアルバイト。帰国後はなんでも屋を開業しつつ、フリーのライターも兼業している。
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レジャー 2010年01月25日 14時00分
“馬ドル”桜井聖良 in 船橋競馬場 Part.3 「聖良さん単独インタビュー」
1月13日に船橋競馬場にてトークショーが行われた後、桜井聖良さんに単独インタビューを行うことができた。ここではトークショーでは語りきれなかった競馬のお話を聞いてきた。 −−1位の馬を当てることがお上手なんですね。 桜井聖良さん(以下、桜):予想は的中していますね。見る部分は基本、前走でどんなに勝って人気があっても、負けて人気がなくても、勝因と敗因をよく見るようにしています。馬場状況であったり、その時のレースのペースであったり。あとは馬の状態であったり、レースの展開もあると思うんで。ただ展開が向いてなくて着順がよくなかったとか、負ける原因も色々あると思うんですよ。 −−今日はすごく晴れてて馬場の状態がよかったそうなんですが、それで勝ったりする場合はあるんですか。 桜:馬場の状態が悪い時が苦手なお馬さんもいるので。馬場の状態でだいぶ左右されますね。 −−よく競馬場にはいらっしゃるんですか? 桜:最近は多いですね。京都競馬場、大井競馬場、川崎競馬場…、あとは浦和競馬場にも行きましたし、中山競馬場も行きましたし、東京競馬場にも行きました。結構色々行っていますね。でも船橋競馬場は今日が初めてなんですよ。 −−船橋競馬場のイメージはいかがですか? 桜:もうちょっと本馬場が小さいかなと思っていたんですが、思ったより広くてびっくりしました。あと、グルメマップがあるのがよかったと思います。それって大事だと思うんですよ。競馬に詳しくない人が『あそこのご飯を食べたい』って、レース以外のお目当てで来てくれると思うんですよね。そして徐々に競馬好きになってもらえたら嬉しいなと思いますし。 −−桜井さんはあまり馬券を買わないそうなんですが、馬券を買わない競馬の楽しみ方って、どんな感じですか? 桜:予想を楽しんだりとか。あと馬自体を見るのが好きなので、自分の好きな馬を見て応援したりとかですね。 −−贔屓している馬はいらっしゃるんですか? 桜:いますね。「ドリームジャーニー」というお馬さんを。あと「アサクサキングス」というお馬さんもですね。アサクサキングスは大好きで、仙台にある山元トレーニングセンターまで会いに行きました。他にもデビューしたての「インペリアルマーチ」や「ルーラーシップ」を応援しています。それから、もうすぐ復帰するダートの「グロリアスノア」というお馬さんとか…。 それから、最近川崎競馬場の厩舎さんで見せていただいた「ユキチャン」! 本当に名前の通り真っ白で、とても可愛くて大好きになりました。それから船橋競馬場で好きなのは「サトミアマゾン」です! といっても、サトミアマゾンは、漫画の『みどりのマキバオー』に出てくる架空のお馬さんなんですが、“船橋競馬場のヒットマン”と呼ばれていたお馬さんで、またこのお馬さんがいいことを言うんですよ。なのでどうしても「船橋競馬場=サトミアマゾンの生まれた競馬場」という印象が強いんです。 −−贔屓している馬の、どこに惹かれるんですか? 桜:自分の仲良しな調教師さんやオーナーの方が管理してるお馬さんには、自然と愛着がわきます。それとは別にアサクサキングスには、見た瞬間凄く惹かれたんですよ。私が競馬の予想を始めて2、3か月の頃、阪神大賞典というレースでアサクサキングスはゴール手前で差されたんですね。差して、差されて、もう一度差し返して一着を取ったんですよ。そんなレースを今まで見たことがなかったから、凄く感動したんです。その時、『このお馬さんはなんて根性があるんだろう!』って思って。会いに行ったら目がこぼれ落ちるぐらいウルウルしていて、すごく可愛いんですよ。 −−桜井さんの「馬ドル」という肩書きはどなたが名付けたんですか。 桜:私自身です。これからどんどん馬ドルという名前を広げていきたいですね。 −−競馬の得意なアイドルってあまりいないですから、新しいジャンルが出来そうな感じがしますね。 桜:それでもっと多くのファンの方が、競馬に興味を持ってくれたらいいなと思います。ギャンブルというイメージが強いですが、それ以外にもドラマも沢山あるので、そこを見て欲しいですね。一頭をレースに出すまでにどれだけの人の、どれだけの愛情が関わっているかが、見ていたら伝わってくると思うんです。馬券を買うにしても、ギャンブルにとらわれず、100円でも楽しめるし、自分の好きな馬や騎手の方ができることで、また違った楽しみ方が出来るかなと思います。 −−最後に、馬ドルとして今後の抱負をお願いします。 桜:プレゼンテーターをやったり、トークイベントをしたり、イベントで予想をしたり…、もっと幅広く馬ドルとして活動していきたいです。あと、私の活動によって、ディープな競馬ファンよりもライトな競馬ファンを多く増やせていけたらなと思います。(梅季颯 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou