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スポーツ 2010年01月27日 13時00分
「時代」を彩った男と女・あの人は今 女子プロレス・アジャコングさん
女子プロレスを代表する悪役レスラーとしてリング内外にその名をとどろかせたアジャ・コング。歴代女子レスラーの中でも人気、実力共にトップ10に入るだろう。アジャは現在、OZ アカデミーに所属し、小さい興行主体ではあるが現役でプロレスを続けている。 アジャといえば、ダイナミックなボディとフェイスペイント姿で一斗缶を凶器に暴れまわるヒールぶりがあまりにも有名だが、その素顔は実にギャップがある。本が好きで知識も豊富、大変礼儀正しくかわいらしい性格で周囲から愛されるキャラなのだ。本名の宍戸江利花(ししどえりか)というキュートな名に相応しい性格と言っても過言でない。 1986年にプロデビューし、今年で24年目のレスラー人生を迎えたアジャ。昨年9月に、39歳になったのだが、この“年齢”には彼女自身ただならぬ思い入れがあるようだ。 実は39歳というのは亡き母がアジャを産んでくれた年齢なのだ。アジャは1970年9月25日に米軍立川基地に勤務していたアフリカ系アメリカ人の軍人、ヘンリー・マニゴールド氏と日本人の母・洋子さんの間に誕生した。幼少時に父が突然と本国に召還されたため、母・洋子さんは女手ひとつでアジャを育ててきた。当時、立川で飲食店を営んでいた洋子さんが米軍人の子を産むことには、洋子さんの親戚一同が大反対。全親族から絶縁された経緯があり、洋子さんとアジャは本当に母ひとり子ひとりでイバラの道を歩んできたといえる。 「アジャはハーフということで物心ついた頃から、イジメられてきました。母・洋子さんはそんな日がくるだろうことを覚悟していたがゆえに、幼少期からアジャを厳しく育ててきた。でも、アジャがイジメの日々の中で自分の出生を憎んだ言葉を母にぶつけたとき、一度だけ母は涙を流し、母子心中を口にする勢いでアジャの喉元に包丁をかざしたそうです。そんな悲しい姿の母をみたことはなく、そのときからアジャは自分自身をみつめ、つらかったことを個性に生かし前向きにレスラーを目指すようになったんです」(元プロレス担当記者) しかし、母はアジャの入門時に癌で他界してしまい、娘の大活躍を見ることはできなかった。逆にその悲しみがアジャの活躍の原動力となったのだがアジャの心残りは察するに余りある。 今まさに母が自分を産んでくれた歳になってアジャはますます複雑な心境のようだ。 団体関係者が言う。 「実は…アジャは密かに家族を持ちたいと願っていると思います。アジャは、お母さんが親戚から総スカンの中、高齢出産の初産で自分を産んでくれたのに自分は何も恩返しできなかったと、どこかで自分を責めてきたんです。だから、自分が家族を持って幸せになることが母への最大の恩返しと思っているようです。まさかと思うでしょうが…つまり、結婚、出産に対する憧れですよ。母が自分を産んでくれたこの“39歳”に家族を持つことこそに相当なこだわりがあるのでは?」 これまでは、常に“男”として扱われてきたアジャだが、内面はやはり女の幸せを待ち望むLadyなのだろう。アジャが39歳である9月24日までに引退−−そして“最終就職”という電撃的なミラクル・ニュースが駆け巡る可能性もあるかもしれない。
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芸能 2010年01月27日 12時30分
梅宮アンナは“サゲマン”の汚名を返上できるのか?
タレントの梅宮アンナに新恋人の存在が発覚した。 一部スポーツ紙によると、お相手はアメリカンフットボール元日本代表で、Xリーグ・アサヒビールシルバースター所属の中島佑選手。 「中島選手は9歳年下だが、昨年12月に知人の紹介で知り合い、交際はまだ1カ月ほどだが、アンナは両親と愛娘に交際を報告済みで、再婚する気満々のようだ」(ワイドショー関係者) 中島選手は、「186センチの長身で海外挑戦の経験もあり、今後は日本代表復帰を狙っている」(スポーツ紙記者)というが、実力以上に運も左右するスポーツ選手にとって、アンナとの交際はあまりオススメできないようだ。 「アンナの交際相手といえば、まず思い浮かぶのが交際中に借金騒動が発覚しワイドショーをにぎわせた羽賀研二。アンナと破局からしばらくして結婚したが、詐欺と恐喝未遂に問われ、一度は無罪となったが現在は控訴審中。 01年6月に元飲食店従業員と結婚し愛娘ともうけたが03年2月に離婚。その後、元夫はバカラ賭博を開いた疑いで逮捕。 その後、妻子持ちで、昨シーズンで現役を引退した中日の立浪和義と不倫交際。アンナは後に女性誌で交際について赤裸々に告白したが、立浪はそのせいで監督はおろかコーチにもなれなかった。この3人の転落ぶりだけみてもアンナは完全に“サゲマン”」(週刊誌記者) アンナとの交際をきっかけに中島選手がステップアップすれば汚名を返上できそうだ。
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芸能 2010年01月27日 12時00分
中山美穂『サヨナライツカ』で濡れ場ブーム到来か?
中山美穂が主演映画『サヨナライツカ』で激しい濡れ場を披露し、話題を呼んでいる。この作品は中山の夫で作家である辻仁成の小説をイ・ジェハン監督が映画化。タイのバンコクを舞台に、男女の様々な愛の形と人生の究極の選択を描いたラブストーリーだ。 「今年は濡れ場ブームが必ずきますよ」と話すのは映画ライター。「1997年に映画『失楽園』で黒木瞳が激しい濡れ場を披露すると続けて『不機嫌な果実』で南果歩が、そして、これらの作品は別の女優でテレビドラマ化されました。もちろんテレビでも際どいシーンの連続でした」と解説する。 また、女優たちにとっても中山美穂が演じたことで「濡れ場を演じやすい環境になっている」と話すのは芸能事務所関係者。「激しい濡れ場は落ち目の女優が再び脚光を浴びるための作戦という見方もあります。しかし、長期間で成功した例はあまりなく、それらの女優はその後“濡れ場のための女優”として色モノ扱いされていきます。ただ、今回は天下の中山美穂がこれだけやったわけですからね。他の女優たちの“女優魂”に火をつけるには十分でしょう」と語る。注目は中山美穂と同世代の女優だという。「彼女らの対抗心は相当のものだと思いますよ」とも予想した。 次に激しい濡れ場を披露してくれるのは誰か? 個人的にも“濡れ場ブーム”は大歓迎。ぜひ期待したい。
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トレンド 2010年01月27日 11時25分
バレンタイン直前、新宿伊勢丹でチョコレートの祭典
チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が、東京・新宿の伊勢丹新宿店にて27日より開幕、今年で8回目をむかえる同イベントには過去最高の15か国、約70のブランドが出店する。今回のテーマは2009年秋にパリで開催された「サロン・デュ・ショコラ」と同じく「オペラ」。 「サロン・デュ・ショコラ」とは世界最大のチョコレートの祭典で、1995年にパリで始まり、現在はニューヨーク、東京、北京、モスクワなどでも行われる“チョコレート界最大のイベント”だ。 26日に行われたオープニングセレモニーには世界中の有名ショコラティエが勢ぞろい、、さらに元宝塚の岡本茜さんも歌で会場を盛り上げた。また、セレモニーの最後には、「ダロワイヨ」の特大ガトーオペラのケーキカットも行われた。 「サロン・デュ・ショコラ」は2月1日まで開催される。
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スポーツ 2010年01月27日 10時25分
貴乃花潰しが逆効果!! 若手親方衆の改革ムードが広がる 作戦参謀は景子夫人か!
大相撲に大きな変革期が訪れようとしている。貴乃花の“黒い交際”が写真週刊誌にスッパ抜かれたが、この記事は、日本相撲協会幹部の某が貴乃花潰しのために意図的にリークしたものといわれている。この某は、以前から闇権力との癒着が噂されていた人物であり、協会内の揉め事を収める役割を果たしているといわれてきた。 このリークにより、貴乃花の当選の可能性がなくなったといわれていたが、逆に露骨な貴乃花潰しに義憤を感じている若手親方衆が増えているという。つまり、圧力をかけることで、貴乃花に判官びいきの感情が協会内部で巻き起こっているのだ。 言い換えれば、若手や反対論者をスキャンダル暴露、闇の勢力を使った嫌がらせなどで潰してきた今までの協会の問題体質を、貴乃花は身をもって世間に知らしめたのである。協会の若手親方衆の中には、貴乃花のチケット販売方法の改善や升席の人数改善、ファンクラブ運営、力士の老後保障などに共感を示す者も多数出ており、貴乃花が逆転当選する可能性も出てきたのだ。 某一門が立会人によって、投票用紙をチェックするという暴挙に出る動きもあったが、所管省庁の指導により、チェックのない自由投票となる方向で固まりつつある。政府サイドも相撲界と闇権力の癒着は大いに注目しており、これを機会に一掃しようとしているともいわれている。 協会の古い考えに束縛された幹部たちが、貴乃花に圧力をかければかけるほど、相撲界の問題点が浮かび上がり、封建的な体質を露見することになる。幹部たちと貴乃花の戦いは、貴乃花が頭脳戦を駆使して、一歩リードする形になったようだ。この結果は、当然といえば当然である。賢妻・景子夫人という作戦参謀がついている貴乃花が、簡単に敗れるわけはないのだ。貴乃花の改革に日本中が注目している。
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芸能 2010年01月26日 18時10分
それでも私は江戸川区に生きる…グッとくる後藤真希の“ファミリー主義”
全国のアイドルファンに衝撃を与えた、後藤真希の母・時子さん(享年55歳)の転落死。23日夜、酒に酔って帰宅した時子さんは、江戸川区東瑞江2丁目の自宅3階窓から転落、24日未明に搬送先の病院で死亡した。母の転落の第一発見者は、他ならぬ真希自身だった。時子さんは帰宅した直後、後藤に「死にたくなった。息子のこと、お店のこと、体のこと…、いろいろあるのよ」という発言を残していて、転落した自宅3階窓は腰より高い位置にあることからも、自殺とみられている。時子さんの遺体は25日に病院から自宅に戻ったが、真希は遺体にぴったりと付き添い、訪れた関係者に「心配しないでください」と気丈に振る舞った。しかしショックで食事が喉を通らない状態であり、依然真希の心身両面での健康が心配される。 弟・ユウキ(元EE JUMP)の07年逮捕に伴う「ハロー!プロジェクト」脱退以降、エイベックスに移籍するも鳴かず飛ばずの状態が続いていた「ゴマキ」の名が、ふたたび芸能トップニュースに躍り出たのは、とてつもない悲報とはいえ久々の出来事であった。そのニュースの悲痛度もさることながら、ゴマキが少女時代の面影を捨て、サイボーグ然としたディーバと化した現在も、律儀に江戸川区瑞江の実家で親子仲良く過ごしていたことを、久々のニュースで知って驚いたファンも少なくなかろう。 何しろ後藤家は、真希の小学校5年次に、父親を茨城県内での事故で亡くしている。その後開いた家業の居酒屋「袋田の滝」は、父が命を落とした場所の名称なのだ。夫の思い出を自らの胸の内に永遠に刻み続けること意味する名前の店で、時子さんは父に代わって一家の大黒柱となり、真希が「スーパーアイドル・ゴマキ」に変身し続けるまでの間、後藤家を一身に支え続けた。 片親の環境で育った子は、得てして普通の家庭の子よりも、残された親を思い慕う気持ちが強くなるものである。ましてや江戸川区瑞江という下町に、昭和末期に生まれ、そのまま同じ町で育った真希は、東東京の土着的ヤンキー文化に愛着を抱く最後の世代ともいわれている。 モーニング娘。黄金時代にセンターを務め、かつては正真正銘、芸能界のトップアイドルだった真希。あれだけ売れに売れて稼ぎまくったのだから、自らのサクセスの“ご褒美”として、自身一人で恵比寿なり麻布十番なりの高級マンションに引っ越すことぐらいは簡単にできたであろう。しかし彼女が選んだ道は、地元瑞江に豪邸を建て、今まで通りに家族とともに過ごすことであった。モー娘。時代に某誌のインタビューで真希は、「家族が好き。結婚するまで家を出るつもりはない。一人暮らしに興味を持ったこともない」と公言していたが、売れてからもその思いに一点のブレもなかったのだから恐れ入る。 しかしながら、自ら稼いだ金で建てた豪邸に家族を迎え入れ、家族揃っての幸せを望んだ真希の思いは、弟の逮捕・服役、母の転落死という、まったく望みもしない形で返ってきてしまった。主を失った“ゴマキ御殿”の中で、残された真希は何を思うのだろうか…。
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レジャー 2010年01月26日 16時30分
噂の騎士(ナイト)第39回 『由真の狂った生活設計』
建築会社に勤めている父親は、小学校時代から由真と4歳離れた兄に「勉強しろ」とは一度も言わなかったが、とにかく野球にかける情熱は凄かった。 漫画のような野球スパルタをする父親のことをすっかり嫌った兄は高校を卒業すると九州の大学に行ってしまって、そのまま地方の会社に就職してしまった。将来何がなんでも野球選手にさせたかった兄に逃げられた父の次の興味は当然私に向けられたが、由真は女の子、野球選手は無理だ。そこで、父は由真を連れて昔からお気に入りだったスワローズのファンに徹することにした。由真が高校生になると、父は入学祝いに神宮球場の年間シートを買ってくれた。全然うれしくなかったが、不機嫌な顔でもしようものならお小遣いくれなくなるので感謝のフリをした。母親といえば、昔は松平健のおっかけで、今は韓流スターのファンミーティングで知り合ったお仲間としょっちゅう韓国旅行で家を留守がちだ。どうして私の家族ってみんな勝手なの、といつも思うのだが今に始まったことではないから諦めていた。 40年近くも筋金入りのスワローズファンの父に次いで、現在22歳の由真に関しては今年で7年目だ。しかし、由真はここ3年くらい少し困っている。なぜなら、由真の職業はキャバ嬢だからだ。シーズンが始まると4月から9月の間、60日以上は神宮球場に父と行かなければならないため、お店を休まざるを得ない。スワローズのホームゲームが2週続けて週末になったときなど、由真は店のマネージャーや同僚に嫌味を言われるのが耐えられない。しかも能天気な父親ときたら時々、「たまには横浜球場にも応援に行こうぜ」なんて言うものだから、ペナントシーズン中はとにかく気が気でない。また一昨年あたりから父の会社が不景気のあおりから由真が年間シート代を支払うはめになっている。いくら由真が家族の中で一番の高給取りであろうが、絶対に承服できない、のだが最近めっきりと年をとった父の顔を見るとそれは言えない。 由真の働いている店にもプロのスポーツ選手がたくさん遊びにやってくる。1度だけ由真はサッカー選手と付き合った。J1の選手ではなかったが、もしそうだったとしてもきっと父はきっと嬉しくなかっただろう。父はサッカーが嫌いだからだ。半年くらい彼と付き合っていたが、父には報告しなかった。決して結婚願望は強いほうではないが、由真も自身のことをどうせキャバの女となんか真剣に付き合うわけない、と思って最初から醒めていた。しかも彼は頭が悪かったから、今考えれば別れて正解だったようだ。 最近、高校時代の同級生と付き合い始めて、もうそろそろ夜の職業を終わりにしたいと思いだした由真だが、どうやら父が今年リストラの対象になるらしいと最近知った。しかも8年も家に帰ってこなかった兄も会社の業績が思わしくなくて、近々この家に戻って東京で再就職するらしい。母も父の収入が無くなれば韓国旅行なんてしている場合ではないだろう。まるで不景気が家族の結束を固めたようだ。しかし考えようによっては由真がこの家の大黒柱になるのでは、と思い始めた。まだ15年もあるこの実家マンションのローンもこの先、親に代わって由真が払わなければならないの、などと想像もしたくない。せっかくキャバ嬢を引退しようと思っていた矢先なのに。由真はあと何年夜働かなければいけないのか、それより私は結婚できるのか、と真剣に考えも始めた。しかもプロ野球のシーズンは、あと2カ月先だ…目眩がする。
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芸能 2010年01月26日 16時00分
上野樹里は宮崎あおいを越えられるか?
正式発表を前に、一部スポーツ紙で来年のNHK大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国」〜」の主演を女優の上野樹里がつとめることが報じられた。 「大河ドラマ50作目という節目の作品だけにNHKの総力を注いだ作品になるだろう。脚本は08年に宮崎あおい主演の08年大河『篤姫』を手がけた田渕久美子さんのオリジナルで、徳川2代将軍・秀忠の正室・江の生涯を描く」(NHK関係者) 時代劇初主演ながら大河の主役に抜擢された上野だが、大河主演で田渕さんの脚本という共通点もあってか、自然と宮崎と比較されることになりそうだ。 「上野と宮崎といえば、数年前には次世代を担う21歳以下の人気・実力を兼ね備えた女優を総称して『U-21』と呼ばれた。上野と宮崎の他に、綾瀬はるか、相武紗季、蒼井優、上戸彩、沢尻エリカ、長澤まさみ、井上真央、戸田恵梨香、新垣結衣らがいたが、『篤姫』で宮崎が頭ひとつ飛び抜けてしまった」(民放のドラマ制作関係者) 宮崎が江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室・篤姫を演じた「篤姫」は女性層の支持を背景に、これまで視聴率が振るわなかった幕末大河のジンクスを見事に吹き飛ばし、平均視聴率24.5%で08年までの過去10年の大河で最高視聴率を記録した。 「宮崎の勢いは止まらないと思ったが、夫で俳優の高岡蒼甫の浮気によって離婚危機報道が出た影響もあってか仕事がパっとしない。人一倍負けん気の強い上野だけに、少なからず宮崎を意識しているだろうが、“宮崎越え”ができるかどうかは来年の大河が勝負」(同) そのカギは共演者にかかっているようだ。 「『篤姫』は宮崎の脇を堺雅人、松坂慶子ら演技派がガッチリと固めた。もし、上野と同じ事務所の役者で固めるとしても、富田靖子、寺脇康文、岸谷五朗らがそろっているので、『篤姫』に劣らないキャスティングができそう」(芸能プロ関係者) ただ、大河50作目の主演となる上野にかかるプレッシャーは宮崎よりも大きい。
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社会 2010年01月26日 15時30分
男と女の官能事件簿(2002年) マイホームパパの仮面をかぶった極悪レイプ犯(1)
東京都江戸川区の、とある閑静な住宅街。深夜に人気もなく、ひっそりと静まり返っている。 その一角に、不審な人影がうごめいていた。マンションの片隅から2階へとよじ登り、ベランダへと這い上がる。それから窓に手をかけると、そのままスーッと開いた。鍵はかけられていない。その不審な人影は、30歳くらいの男だった。そして、注意深く部屋の中に入っていく。 室内には、20代と思われる、若い女性が眠っている。彼女の近づく男。 すると、男は布の袋のようなものをポケットから取り出すと、眠っている女性の頭にすばやくかぶせた。 「!」 何が起きたのかわからず、驚いて目を覚ます女性。すると男は、いきなり女性の首を絞めた。 (苦しい…、助けて…) 首を押さえつけられ、声も出なくなっている女性の耳元で男は脅した。 「大声を出すな。殺すぞ」 そして、男は用意したビニールテープで彼女の手首を縛った。 女性の自由を奪った男は、乱暴に彼女の寝巻を引きちぎり、下着をはぎ取った。それから、思う限りの乱暴を続けたのである。 別のある日、都内某所のマンションの一室。やはり深夜に、男の手で玄関が開けられる。 男が部屋の中に入っていくと、浴室からシャワーの音が。近づく男。やがてシャワーが止まり、脱衣所に上がってくる女性。そして、いきなり浴室の戸が開けられる。 (誰なの!) 悲鳴を上げる時間も無く、布袋を頭にかぶせられ、押さえつけられる女性。裸でどうすることもできない。 「殺されたいのか。おとなしくしろ」 そのまま、彼女は暴力的に犯された。 また別の日、千葉県のあるマンションの一室には、女性のパジャマや下着が散乱していた。ベッドの上には、乱暴されぐったりとした裸の若い女性。その姿を、ビデオカメラで舐めるように撮影する男の姿があった。 ひと通り撮影すると、乱暴した女性を放置したまま、侵入した玄関から去っていった。 1997年頃から、東京都江戸川区や板橋区、千葉県市川市などで、一人暮らしの若い女性ばかりを狙った婦女暴行事件が連続して発生していた。 その手口は、深夜に鍵がかかっていない玄関や窓から侵入し、女性の頭部に布製の袋をかぶせて目隠しにして犯行に及ぶという、実に卑劣なものだった。(つづく)
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ミステリー 2010年01月26日 15時00分
世界中が「エクトプラズム」ブーム!! 謎の物質・エクトプラズムとは?
エクトプラズムとは、霊能者が霊を実体化・視覚化する時に使用するものである。人間の体内にある半物質、あるいはある種の未知エネルギーともいわれているが、定かではない。一説によると、臭いがあるとも、白以外の色もあるとも言われており、霊能者以外は体内から出せないともいわれている。 19世紀より、霊術会や交霊会にて、多くの霊能者(霊術家)がエクトプラズムを使って霊を実体化したが、最近ではその手法を使う霊能者の数は減っている。稀に、霊が勝手に付近にいる人間のエクトプラズムを使用して実体化する場合もあるといわれている。 今、ハリウッド映画『エクトプラズム』の影響で、世界中でエクトプラズムという不思議な物質が大きな話題となっている。今回はそのエクトプラズムに関して触れてみよう。 【1枚目の写真】 「インド人の霊がエクトプラズムで手になって出現」 この写真は、昭和48年に撮影されたものであり、物理霊能者と呼ばれた亡き竹内満朋氏の特異な霊能力で実現した不思議な現象である。古代に亡くなったインドの聖人が、「和」という漢字を書いている写真であり、竹内氏がエクトプラズムを出し、インド人の霊が腕だけを実体化し、文字を書いたのである。画面の右下に筆を持つ手が見える。(協力・たま出版/所蔵・小田秀人氏) 【2枚目の写真】 「男に覆い被さる白い影」 次の一枚は、1896年にパリで撮影されたアルバート・デ・ロシャス氏のポートレートである。恰幅の良い紳士の体全体を覆うように、白い影が写っている。この影は、ロシャス氏自身からにじみ出たエクトプラズムを使った霊が実体化したのではないかと推測されている。 【3枚目の写真】 「女性の口からエクトプラズム」 この写真は、1913年6月23日に撮影されたとされるエクトプラズムの写真である。女性の口から細長い煙のような形状でエクトプラズムが尾を引いて出現している。(山口敏太郎)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou