所狭しと、忍者に必要なグッズ、衣装、手裏剣等が並べられている。
店内奥に進むと何やら怪しい的があるではないか…。そう、手裏剣の的である。
すぐに上忍の試験を受けることが出来ると思いきや、ところがどっこいしょ…忍びの道は甘くない。まずは中忍の認定試験を合格してから初めて上忍の認定試験を受けることが出来るのだ。
中忍の認定試験では手裏剣を投げるチャンスが6回あり、ダーツの的のようになっているポイントを目がけて投げる(※正確には「打つ」という) 点数が5点を超えれば見事、中忍になれるのである。(一回300円)
私もさっそくチャレンジしてみたが、手裏剣は非常に投げ辛い。投げ方自体はダーツをイメージしてもらうと良いかもしれない。力を入れすぎず、かといって力を抜きすぎずのバランスは慣れないと難しい。手首と肘の微妙なスナップを効かせ、まっすぐ振り下ろす感覚が重要である。
何とかコツをつかんで、無事に中忍の認定を受けることは出来たが、最大の難関なのは上忍の認定試験である。
上忍の認定試験は的に手裏剣を投げるチャンスは3回、吹き矢を吹くチャンスは3回あり、合計8点以上で合格だ。(一回300円)
まず中忍の試験と大きく異なるのは手裏剣の種類が変わることである。
本格的な手裏剣は至るところに刃がついていて、持ち方を誤るとケガをしてしまう。そのため、皮手袋の着用が必要だ…とはいっても手裏剣を投げやすいように指の部分は素手になる。私は忍者を名乗ってるが、エンターテイメントに特化してることもあり、普段 本格的な手裏剣を投げる機会が無い。
ケガをしないように持つだけで時間がかかってしまう。まあ、持つだけで手間がかかるので当然 投げても的のポイントへ当てるのは困難だ。
最期のチャンスとして臨んだ吹き矢は、息をフッとするだけでミニ矢(?)が飛んでいくので簡単だと思ったが、意外とこれも難しい。 吹き矢の筒の穴から的に狙いを定めるのだが、微妙なポイントを合わせるのは繊細さが必要であろう。
結局、上忍の認定試験は受からなくて中忍の認定のみとなったが、お店から中忍の認定証カードを渡されるのは満足感があるので、我こそはと思われる方はグループやカップルで行くと盛り上がるので上忍へチャレンジしてみよう。
最期に…中忍の認定試験を落ちた方にはお店からステキなステッカーを渡されます。その内容はお店に行ってのお楽しみ
今回、紹介したお店・伊賀流忍者店 〒518-0846 三重県伊賀市上野愛宕町1938
HP http://www.rakuten.co.jp/ninja/
日本国産忍者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou