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アイドル 2018年07月03日 12時40分
「髄膜腫」の摘出手術を受けた関ジャニ・安田 完治を待たず“強行出演”を決めた事情とは
ジャニーズ事務所の人気グループ・関ジャニ∞の安田章大が、今年4月に自宅で転倒した際に背中と腰を骨折し、全治3か月の重傷を負っていたことが2日、同事務所の公式サイトで発表された。 同サイトでは、安田が昨年2月に良性脳腫瘍の一つである「髄膜腫」を患い、摘出手術を受けていたことをここに来て公表。 順調に回復していたが、4月9日に自宅で立ちくらみによる転倒で骨折し、これを理由に、同15日に東京都内で行ったメンバーの渋谷すばるのグループ脱退会見に欠席したことを明かした。 負傷を発表しなかったことについては、「関ジャニ∞が7人から6人になることでファンの皆様、関係者の皆様が様々な想いを抱くことを考えたときに、このタイミングでこれ以上のご心配をおかけするべきではないという判断からです」と説明。 今月15日にスタートする5大ドームツアーに向けて回復を目指してきたが、完治せず。完全なパフォーマンスはできないが、出演するという。 安田は先月27日、都内で行われたイベントに、関ジャニ∞のメンバーとともに登場し、元気な表情を見せていた。「ファンに心配をかけないためとはいえ、発表のタイミングがかなり微妙な印象。安田の体調を第一に考えるならば、事務所の幹部は休養をすすめるべきだったと思われるが、安田は責任感が強く“強行出演”を決断。ハードなステージで体調が悪化しなければいいのだが…」(テレビ局関係者) この件を受け、同じ事務所に所属する嵐のメンバー・櫻井翔は同日、出演した日本テレビ系報道番組「NEWS ZERO」で安田についてコメント。 2週間前に安田に会ったことを明かし、「いつもと変わらず、今まで通りでしたので、ファンの皆様に安心してほしいと思います」とファンを気遣い、「何よりも怪我からの一日も早い回復を願っています」と安田の回復を願った。 多くのファンも櫻井と同じ気持ちのはずだ。
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社会 2018年07月03日 12時30分
杉田水脈議員、伊藤詩織氏の準強姦被害を“理不尽”と非難し大炎上 三浦瑠麗氏らも反論
自民党の杉田水脈衆議院議員が自身のツイッターで、メディアを通じて準強姦被害を訴えているフリージャーナリストの伊藤詩織氏を批判し、賛否を集めている。 伊藤氏は昨年5月、ジャーナリストの山口敬之氏から準強姦を受けたことを告白。事件が起きたのは15年4月だったが、翌年6月には逮捕状が発行されていたものの、逮捕直前に執行が停止されるなどが起き、物議を醸すことに。伊藤氏は告発本『Black Box』(文藝春秋)も出版したものの、いまだ山口氏側の証言と異なる部分も多々あり、真相の解明を求める声も少なくない。 先月28日には、イギリスのBBCテレビが伊藤氏に焦点を当てたドキュメンタリー『日本の秘められた恥』を放送し、再び事件が見直されるきっかけとなっていたが、そんな中、番組内でも山口氏を擁護する立場として番組のインタビューに応えた杉田議員がツイッターを更新し、「私は性犯罪は許せない!無理やり薬を飲まされたり、車に連れ込まれて強姦されるような事件はあってはならないし、犯人の刑罰はもっと重くするべきと考えています」としつつ、「が、伊藤詩織氏の事件が、それらの理不尽な、被害者に全く落ち度がない強姦事件と同列に並べられていることに女性として怒りを感じます」とツイートした。 このツイートに、同じく女性から批判が殺到。「被害者に対して“落ち度”?伊藤さんが受けた被害も十分すぎるほど強姦です」「同じ女性とは思えません。女性の発言としてはあまりに酷すぎる」「強姦被害者に対してそのような言い方をする人が国会議員なんて信じられません」といった声が集まる事態に。また、政治学者の三浦瑠麗氏もこのツイートに反応し、「仮に財布がズボンのポケットからはみ出て気をつけてないうちにスられたとしても、窃盗は窃盗です。」と例え、不起訴の事実があったとしても「TBSの幹部として職を求めにきた人と性的行為をしようとしただけで職務上の倫理違反に問われる件です」と反論していた。 その後、杉田議員はツイッターユーザーから寄せられた「ご自分のお子様が被害に遭ったとしても、同じことが言えるのか?」という指摘に「もし私が、『仕事が欲しいという目的で妻子ある男性と2人で食事にいき、大酒を飲んで意識をなくし、介抱してくれた男性のベッドに半裸で潜り込むような事をする女性』の母親だったなら、叱り飛ばします。『そんな女性に育てた覚えはない。恥ずかしい。情けない。もっと自分を大事にしなさい』と」と回答。変わらず批判の声が殺到していたものの、中には「男としても怒りを感じますよ!」「冤罪を作れてしまう世の中はなくしたいですね」という擁護の声も見られていた。記事内の引用について杉田水脈公式ツイッターより https://twitter.com/miosugita三浦瑠麗公式ツイッターより https://twitter.com/lullymiura
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スポーツ 2018年07月03日 12時20分
高橋大輔が現役復帰で、元フィギュア選手らからも激励続々 他スポーツと異なる意識とは
現役復帰を発表したフィギュアスケーターの高橋大輔に対し、仲間らが声援を送っている。高橋は、18〜19年シーズンから現役復帰すると発表したが、これを聞いた元フィギュアスケート選手の小塚崇彦は、ブログで高橋を称えつつ、高橋がアイスショーにも出演していることにも触れ、「『アイスショーと試合』って『フリーランスと会社員』くらい違う」と解説。さらに、3月に引退を発表したばかりの無良崇人も自身のTwitterで「大ちゃんの背中を追って来た僕にとってこんなに嬉しいことはない!!」と後押しし、村上佳菜子も「大ちゃんが頑張るから私も全力の全力で応援します!!!」と気持ちを示した。このように多くの同志たちが声援を送っているが、特にフィギュア界は選手同士の繋がりが強い。「日本のフィギュア選手は少し特殊で、互いをライバルだと思っていない。他国の選手たちは、リンク外でもお互いを意識しているという話もよく聞きますが、日本の選手たちは『ライバルは自分』との意識が強いので、他人に対してどうこう思わない。その礎を築いたのがまさに高橋さんらで、だから、日本のフィギュアは強くなったのだと思います」(関係者)その関係性は、引退後も良好だ。「当時は浅田真央さんがスター選手というイメージでしたが、引退後は村上さんは解説者として、浅田さんはどちらかというとテレビの露出を控えているので、それぞれ活躍のフィールドが違う。いいバランスを保っているんだと思いますよ」(前出・関係者)今回の高橋の現役復帰は、選手らだけではなく世間も驚かせたが、ネット上では「サッカー見てても思うけど、挑戦する人のことを誰も否定できないと思った」「本人が本気なら周りがとやかく言う事も無い。サッカーのおっさんジャパンに若干感化された」と応援する姿勢の人が多数で、サッカー日本代表選手の活躍に影響された人も多いようだ。W杯では日本は残念ながらベスト16で敗退してしまったが、フィギュアでもサッカーでも、自分の意志を貫き戦う姿勢は多くの人を感動させるに違いない。記事内の引用について小塚崇彦の公式ブログよりhttp://takahiko-k.com/無良崇人の公式Twitterよりhttps://twitter.com/takahito3211村上佳菜子の公式Twitterよりhttps://twitter.com/Canyanpy1107
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芸能ニュース 2018年07月03日 12時10分
クレーマーからのFAXにも笑いで対応 博多大吉が『あさイチ』で見せる存在感
2日放送の『あさイチ』(NHK)で、発音についてのクレームが寄せられ、放送中に謝罪をすることとなった。 問題となったのは“菜箸”の発音だ。この日は「キッチングッズ向上委員会」と題して、菜箸について特集し、料理家たちのこだわりの菜箸についてや、今、世界で菜箸が注目されていることを紹介。進行役の近江友里恵アナウンサーと博多華丸・大吉も新たな発見の数々に興味津々のようだった。 しかし、番組の途中で千葉美乃梨アナウンサーから「菜箸のアクセントについてご指摘頂きまして…」とFAXが紹介され、菜箸の正しい発音は、これまで共演者らが言っていた「さ」を強調する頭高の発音ではなく、「し」で下がるか平坦の発音だと指摘されたことを明かした。FAXを読み上げた千葉アナは「これからは気を付けます」と恐縮し、その後の特集でも気まずい空気が流れていた。 しかし、ネット上では共演者らを擁護する声が多く寄せられ、「あんなのに過敏に反応して萎縮するのが日本標準価値観なの、いい加減卒業しませんか」「そういう事でいちいちクレーム入れるなんてよっぽど暇なのね」「指摘の方が違和感しかない。めんどくせえ世の中だな」と、クレームに関して批判をする人が多数。また、正しい発音に関して改めて知った人も多いようで、「心の中でみんな、菜箸って言ったよね」と面白がる人もいた。 この日は60分間、菜箸特集ということもあり、「菜箸」という単語を口にするたびに微妙な雰囲気になってしまった。しかし、それを打開したのが大吉だ。 大吉は指摘のFAXが読まれた後に「(発音が)サイパンみたいな感じじゃダメなのね」とコメントし笑いを取ると、その後も共演者らを温かく見守り、ほどよい合いの手も入れていた。これを見た視聴者は「さすが大吉さんナイスフォロー」「大吉さん優しい」「大吉の好感度が私の中でさらに急上昇した」と大絶賛だった。 番組の最後には「菜箸だけで一時間やり遂げました」と締めのひと笑いを取り、和やかムードに。 共演者にとっても視聴者にとっても、大吉は必要不可欠な存在になっているようだ。
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芸能ニュース 2018年07月03日 12時00分
「辞めるなら今日の午後辞めな」伊集院光、落語家時代の思い出で桂歌丸を追悼
7月2日にTBSラジオで放送された『伊集院光深夜の馬鹿力』で、タレントの伊集院光が同日11時に亡くなった落語家の桂歌丸さんの思い出を語り、故人を偲んだ。 伊集院は番組冒頭、歌丸さんの訃報について触れ、「ショックはショックだけどある程度の覚悟はできていた」と語り、話は2年前、2016年に行われた六代目三遊亭円楽と歌丸さんが出演する落語会へ行った時のエピソードへ。その時、既に歌丸さんは肺の病に侵されており、公演がはじまる直前まで酸素チューブで呼吸を行い、一席語り終わった後は再びチューブを鼻に入れて高座を降りる歌丸さんの姿に「鬼気迫るものを感じた」と語っていた。 伊集院はかつては円楽に入門していた元落語家で、新人時代に歌丸さんから言われた強烈な一言を未だ覚えているという。円楽(当時・三遊亭楽太郎)に連れられ、はじめて日本テレビ系『笑点』の現場へ行った伊集院は「こんど楽太郎のところへ入りました三遊亭楽大(伊集院の高座名)と申します。よろしくお願いします」と挨拶したところ、歌丸さんは新人時代の伊集院に対し、「兄ちゃん。辞めるなら今日の午後辞めな。やるなら一生やんなさい」と語りかけたという。これは歌丸さんいわく、「生半可な気持ちでやるなよ」という意味合いが込められおり、歌丸さんは伊集院を含む多くの若手芸人にこの言葉を語りかけていたという。 また、歌丸さんは後年、伊集院のラジオ番組にゲストした際にも、上記のアドバイスはよく覚えていたほか、また、「笑点を卒業した後は何をやるのか」という伊集院の質問に対しては、「落語しかない。まだまだ演じてみたい話はたくさんある」と強く語ったほか、意外な趣味として「化石集めに凝っている」というエピソードを話していた。 伊集院は「辞めるなら今日の午後辞めな」との教えを受けた歌丸さんに対し、「結果、自分は中途半端な時期に辞めてしまったこともあって、そう言ってくれた人が死んじゃったんだなぁと」と自分の青春時代の思い出を振り返っていた。
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芸能ネタ 2018年07月03日 12時00分
サッカー『ロシアW杯』予想的中で木梨憲武に出演オファー殺到
今、テレビ界の話題をさらっているのが『とんねるず』の木梨憲武(56)だ。もっとも『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)終了後は地上波レギュラー番組0本なら、主演映画『いぬやしき』も大コケ。まさに、踏んだり蹴ったり状態だった木梨だが、ある予言を的中させたことからテレビ界からオファーが殺到するようになったというのだ。 「6月19日に行われた、『2018 FIFA W杯』ロシア大会の日本×コロンビア戦の勝敗を、木梨は『ワイド! スクランブル』(テレビ朝日系)内で見事、言い当てたんです。それだけではない。日本代表が2-1で大金星を上げることまで事細かに予想した」(放送作家) さらに同番組内では、対コロンビア戦の展開まで、まるで見てきたかのように解説したのだ。 「木梨は『前半は0-0でも1-1でも、とりあえず(引き)分けて折り返してください』。『トップ下で本田くんでいくか、香川くんでいくか。香川くんでいってください西野さん』。『最後残り20分、25分、ここらへんから本田くん投入します』。『彼(本田)が得点を入れて2-1で勝つ』と分析したんです。最後の勝ち越し点を決めたのは大迫だったが、見事なアシストを決めたのは本田。この模様はネットであっという間に拡散。『大迫、半端ないって』に対抗するかのように、テレビ界では『木梨、やべえ』が流行語になっているんです」(編成関係者) この大予想に、相方の石橋貴明が社長を務めるプロダクションには出演オファーがひっきりなしという。 「情報系番組からコメンテーターとして依頼が来ています。1本当たり10万円程度ですが、ないよりはマシですよ。実績を作れば今後、キャスターとしての道も開けるかもしれません。所属事務所も、サッカーでタレント再生を図るつもりのようです」(芸能関係者) 完全復活は意外に早いかもしれない!
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芸能ニュース 2018年07月03日 11時50分
的場浩司、バイきんぐ小峠に熱視線「好きなタイプの男」
俳優の的場浩司とお笑いコンビのバイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)が2日、都内で行われた「シュガーチャージ推進協議会プロジェクト」発足イベントに出席。的場と小峠は過去にバラエティ番組で共演。その後、プライベートでも親交があるといい、的場は小峠を「好きなタイプの男。見た目でなんかこいつ男気ありそうだなって。話していて楽しい」と絶賛して小峠を喜ばせた。 的場はこの日、西村とは初対面だったというが、昨年結婚し、家庭のノロケ話をする西村にも「奥さん大事にしろよ」と声をかけるなど終始ご機嫌。自身の家庭での様子についても「家族大好きで妻大好き」と夫婦円満だと言い、「妻が少しでも楽になればなって、子供が生まれたときから掃除と洗濯は僕がやるようにしています」と告白。「今日も朝、洗濯をしてここに来ました。洗濯超楽しい。洗濯することによって子供の成長を知ることができる。やったらはまる」と家事のススメも。 小峠との関係については「(バラエティで共演し)飯食おうよって約束をして、舞台も見に来てくれた」と嬉しそうに紹介。「お笑いも観させてもらって、面白いなって」と持ち上げると、小峠のほうは「少し前ですけど的場さんの新撰組の舞台を見に行ったんですけど、的場さんが近藤勇の役。それが一部と二部に分かれていて、途中トイレに行きたくなって、的場さんの楽屋の近くのトイレ借りたら、的場さんが楽屋の前にいて、舞台で人斬りまくった後で目が怖くて……」と笑顔で述懐。 また、西村は「奥さんに手料理をふるまったりします」と料理好きを告白。「最近、趣味でキャンプにもよく行くんです」とプライベートを紹介すると、「こないだ初めて一泊二日でキャンプ行ったんですけど、テントを忘れてしまって……」とその失敗談などもにこやかに明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2018年07月03日 08時10分
逆転負けで終戦の日本代表 5年前の激戦を思い出す人も?
史上初のベスト8を目指し、FIFAランキング3位の強豪ベルギーとの1回戦に臨んだ日本代表。一度は歴史の扉に手をかけるも、その扉が開くことは無かった。 圧倒的にベルギー有利であった戦前の予想通り、前半は何度となくベルギーに攻め込まれた日本。しかし、守備陣の体を張ったディフェンスもあり、これを耐え抜くと、エンドが変わった後半直後にMF原口元気、MF乾貴士のゴールで立て続けに2点を奪取。勝利への道筋が、はっきりと見えたかに思われた。 しかし、日本はその後、後半24分にDFフェルトンゲンに、その5分後には途中出場のMFフェライニにゴールを許し同点に追いつかれると、最後は後半アディショナルタイム4分にカウンターからこちらも途中出場のMFシャドリに痛恨の勝ち越しゴールを被弾。スコア2‐3で無念のホイッスルとなった。 逆転負けでベスト16敗退という悔しい結果に終わったものの、優勝候補の呼び声も高いベルギーに堂々の戦いぶりを見せてくれた日本。今回の一戦を受け、ネット上には一般のファンのみならず、国内外のメディア・有識者から称賛の声が相次いで寄せられている。負けは負けでもただの負けではない、実り多き敗戦となったようだ。 一方、今回の逆転負けを目の当たりにしたファンからは「5年前のコンフェデ杯イタリア戦を思い出すね」、「あの時も2点リードからやられたなあ」、「リード時の戦い方については何も変わらなかったのかな」といった声も少なからず挙がっている。 これらの声の主にとって、今回の敗戦は同じく2点リードから逆転負けを喫した「FIFAコンフェデレーションズカップ2013」グループA第2戦イタリア戦を想起させるものであるようだ。5年前と同じ轍を踏んでしまったことは、確実に今後の課題となってくるだろう。 日本代表にとって、課題も収穫も盛りだくさんの内容となったW杯2018年ロシア大会。ここで得た教訓をフルに生かし、4年後の2022年カタール大会では次こそ歴史を塗り替えてほしい。全てのファンが、そう願っている。文 / 柴田雅人
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社会 2018年07月03日 08時00分
日本最大級断層「中央構造線」で次に起きる巨大地震マップ
大阪府北部で起きた震度6弱の地震は、大阪府など近畿4府県で住宅破損が6700棟以上、死者・重傷者は少なくとも計17人を超えるという大きな被害をもたらした。果たして、今回の揺れは今後、いずれ起きるとされる巨大地震に影響を与えることがあるのか。 6月18日の大阪北部地震が起きた場所は、「近畿三角地帯」と呼ばれる、専門家の間でも危険視されていた活断層密集地帯だった。 「福井県の敦賀湾を頂点にして、淡路島から三重県の伊勢湾を底辺とした地域です。活断層が集中し、過去には江戸時代前期に起きた寛文近江・若狭地震(1662年=推定M7.6)、現在の三重県や奈良県で被害が出た伊賀上野地震(1854年=推定M7)などが起きているのです」(サイエンスライター) また、今回の地震はM7以上の地震が想定されていた3つの活断層に近い地域で起きたと推定されている。その3つとは、兵庫県神戸市北区から大阪府高槻市まで東西方向に走る「有馬-高槻断層帯」、大阪府枚方市から羽曳野市まで南北方向に走る「生駒断層帯」、大阪府豊中市から岸和田市まで南北方向に走る「上町断層帯」だ。 「このうちの『有馬-高槻断層帯』では1596年、京都府を震源としたM7超の慶長伏見地震が起き、1000人以上の死者が出たとされている。その上、『近畿三角地帯』と、これら3つの断層帯は、九州から関東地方を貫く『中央構造線』と呼ばれる大断層の動きの影響をモロに受けるとの見方もあるのです」(同) 地震学が専門で武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏は、こう言う。 「日本最大の断層である中央構造線は、長野県以東ははっきりしない部分もあり、幅もあるんです。中央構造線沿いで起きた3連弾の巨大地震の1つである慶長伏見地震の震源、有馬-高槻断層も、その中央構造線からは離れている。ただし、今回の地震の震源はまだ完全には特定されていないものの、今後は一昨年の熊本地震以降活性化している中央構造線沿いで、大きな地震が発生する可能性は十分あると思います」 島村氏の言う3連弾とは、慶長伏見地震、さらにその前日に起きた大分県を震源とする慶長豊後地震(M7.0〜7.8)、その3日前に愛媛県を震源として発生した慶長伊代地震(M7.0)で、専門家の間では、これらがすべて中央構造線を介した連動型の地震の可能性が指摘されているのだ。 この中央構造線の活性化は、フィリピン海プレートからかかるプレッシャーが深く関係していると言われる。 これまで多くの火山噴火、巨大地震を予知し、的中させてきた琉球大学理学部名誉教授の木村政昭氏は、こうした見方を示す。 「中央構造線付近で起きた熊本地震も、フィリピン海プレートのプレッシャーに活断層が悲鳴を上げたからに他なりません。そして、その力の大本は、太平洋プレートなのです。大阪北部地震についても、震源は活断層ではありますが、動いたのは太平洋プレートが影響している。そうした中、私は最も危ないのが伊豆・小笠原諸島付近の(大きな地震が起きていない)空白地帯と見ています。ここで地震が発生した場合は、日本列島から距離があるため、地震動よりも太平洋側の津波が心配ですね」 では、いつ起きてもおかしくないとされている南海トラフ巨大地震はどうか。南海トラフで地震が起きるまでのサイクルの後半では、内陸での地震活動が活発になる傾向がある。 実際、最も新しいところで1944年の昭和東南海地震(M7.9)の前年には、鳥取地震(M7.2)や長野県北部地震(M5.9)などが起きている。 「そうした南海トラフ巨大地震の前に起こる内陸地震の1つとして、'95年の阪神・淡路大震災(M7.3)を挙げる地震学者もいるのです。さらに今、この地震の再来も懸念されている。注目されているのは、岡山県の東部から兵庫県南東部にかけて分布する山崎断層で、阪神・淡路大震災の原因になったとされる野島断層と共鳴し合っているとも言われています。これらも中央構造線が近いことから、南海トラフ巨大地震の前段として、大きな地震が起きる可能性があると言えるのです」(前出・サイエンスライター) 山崎断層では、868年に活動してから1000年以上も大きな地震が起きていない。さらに、昨今のトレンチ調査(活断層の過去の活動を見る掘削調査)で、その活動間隔がおよそ千数百年〜二千数百年であることが判明しており、兵庫県では死者4000人、負傷者3万人、建物全半壊20万棟と、大地震が起きた際の被害を想定しているほどだ。 内陸部での地震と言えば、長野県北部で5月12日に震度5弱(M5.2)、25日に震度5強(同)が立て続けに起きている。後者の地震で震度5強を記録した長野県栄村は、2011年の東日本大震災の翌日に震度6強の地震が発生したことでも知られる(長野県北部地震)。 「5月の地震の震源と7年前の震源はかなり近い場所で、深さも酷似している。そのため専門家の間でも、何らかの前兆現象ではないかとする見方もあるのです」(同) 前出の島村氏は、こう続ける。 「5月の栄村の地震は、日本で2番目に大きい断層『糸魚川-静岡線断層帯』と、中央構造線が交差する地域で発生したもの。前に述べたように、中央構造線は長野より東側にどう走っているかはまだはっきり分かっていないものの、いずれにせよ周辺の活断層を含め活発になっている証拠。それを考えれば、首都圏でも大きな地震が起こる可能性もあるのです」 中央構造線は関東地方北部を東西に走っているとされ、そこを末端とした多くの活断層が東京直下にまで走っている。 「例えば、東京メトロ南北線の工事を行っている際、四ツ谷-駒込間で活断層らしきものが出たといいます。断言はできませんが、中央構造線は長野、群馬を通って太平洋側へ抜けている可能性がある。中央構造線が活性化しているので、いずれかで直下型地震が起こり、それが首都直下地震に結びつく可能性がないとは言えません」(島村氏) 加えて、地震調査委員会の評価によって、中央構造線で地震発生確率が最も高い「Sランク」とされているのが、愛媛県にある「石鎚山脈北縁西部」の断層帯。今後30年以内の発生確率は3%以上で、全体が動いた場合の地震規模は最大でM7.5。地域を分けると、“M8.0からそれ以上”という部分もある。 次はどこで起きるのか。
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スポーツ 2018年07月03日 06時00分
GOING-UP旗揚げ第2戦、“18歳の新星”井土徹也に中高年ヒール軍団が返り討ち!
GOING-UPプロレスリング『middle edge シリーズ vol.1』▽6月30日 東京・王子BASEMENT MON☆STAR 5月に開催された旗揚げ戦で、メインイベント終了後、“中高年を元気にする鬼将軍”ガッツ石島を襲撃しリング上を占拠した、藤原秀旺率いる中高年ヒール軍団アライバル。そこに助っ人としてさっそうと現れアライバルを蹴散らしたのが、GOING-UPを運営するHEAT-UPプロレスから参戦した“18歳の新星”井土徹也だった。 井土はガッツにタッグ結成をお願いし、アライバルとの抗争に身を投じる気持ちをアピールした。アライバルもこれを受け入れた。旗揚げ第2戦目のメインで、ガッツ&井土の世代間超世代タッグが登場することに決まった。相手は藤原と松崎和彦だ。藤原はかつて新日本プロレスやWWEで活躍したバッドニュース・アレンも腰に巻いたCCWカナディアンヘビー級王者。そして松崎は、あの元NWA世界ヘビー級王者ハーリー・レイスが7回防衛し、リック・フレアーらアメリカンプロレス界のレジェンドが歴代王者に名を連ねる、NWAミズーリ州ヘビー級王者だ。“番長”の異名を持っている。 団体側が藤原の放送禁止用語も含めた暴言や、暴走を危惧したのか『中高年的世直し〜越えろ!コンプライアンスの壁』というタイトルが付けられたこの試合。先手を許すまいと、井土は藤原が被っている謎の黒覆面を剥ぎ取り、マスクにストンピングの連打を放ち、マスクを客席に投げ捨てた。井土は不敵な笑みを浮かべながら、アライバルを挑発した。しかし、親子ほどの年齢差があるであろう若手レスラーに舐められるわけにはいかない。アライバルの2人は、“プロレス界の人間国宝”級のテクニックを誇る松崎のレスリング技と、藤原のラフファイトを繰り出した。これがまだキャリアの浅い井土にダメージを与え、パートナーのガッツにもタッチをさせる余裕を与えなかった。 ようやくタッチを受けたガッツは、ラリアットやWARスペシャルを繰り出し、アライバルの2人をブレーンバスターで投げるなど、桁外れのパワーを披露。息を吹き返した井土も綺麗なジャーマン・スープレックスホールドで藤原からあわやカウント3の場面を作った。しかし、最後はアライバルが凶器攻撃を駆使し、松崎の“伝統芸能”ネックブリーカードロップ、直下式ブレーンバスターから秀旺が100%メロ〜ンジュース(高角度パワーボム)を食らわせて万事休す。“悪い”大人の洗礼を浴びてしまった。 試合後、旗揚げ戦と比べて出番がなかったガッツがマイクを掴むと「藤原秀旺、おもしれえじゃねえかよ!次の7.29王子でまたやろうじゃねぇか!」と再戦をアピール。すると藤原は北斗プロレスの参戦が前から決まっているとしてこれを拒否。客を毒づいてから松崎と控室へ引きあげた。 ガッツは大の字になっている井土に「今日の負けぐらいでへこたれるな!若いお前がへこたれてて、どうやって中高年に元気を与えられるんだ!立て!」と井土に喝を入れた。藤波辰爾の飛龍革命のときを彷彿とさせる張り手を放つと、井土が間髪入れずに張り返して、2人でアライバルにリベンジする覚悟を満員のファンの前で示した。次回大会では松崎がパートナーを引き連れて来ることになりそうだ。180センチの長身と恵まれた体、甘いマスクを兼ね備え、インディープロレス界の近い将来を担う存在として注目されている井土にとって、アライバルとの抗争は乗り越えなければならない壁であることは間違いないだろう。 セミファイナルでは、新日本プロレスのLION'S GATEにも参戦しているHEAT-UPユニバーサル王者の兼平大介が、ノンタイトルながらマスクドミステリーとのインディーヘビー級対決が実現。最後はHEATクラッチで兼平がチャンピオンの意地を見せたが、次回はタイトル戦で見たいと思わせる好勝負だった。 またGOING-UPだけではなく、HEAT-UPでもさらなる活躍が期待されている大谷譲二は、ジョシュ・オブライエンと日米タッグを結成。最後はHEAT-UPの若手選手でサンボを習得した飯塚優に、ミスター雁之助から伝授された腕極めノーザンスープレックスホールドでフォール勝ち。息もぴったりの日米タッグは、今後もタッグを組む意向を明らかにしている。GOING-UPではIWA熱波軍以外に本格的なタッグチームがいない。大谷にとっては良いところに目をつけたのかもしれない。 全体的に中高年よりも若い選手の台頭が目立った旗揚げ第2戦だが、第1試合では元FMWの黒田哲広が、黒田と同じPWCにも所属していたベテランの渡辺宏志とマニアがうなる好勝負を展開。メインでは中高年ヒール軍団が、前回喧嘩を売られた18歳の井土を返り討ちにした。今回もメインの客層である中高年のファンからは「元気になれました」という声が聞かれた。 プロレス界において世代闘争は数多くの団体で行われてきたが、『中高年を元気にする』というコンセプトは新鮮だ。次回、中高年を元気にするのは、中高年の選手か?若い選手か?場内実況もあり、プロレス初心者にも分かりやすいGOING-UPは十分に化ける可能性を秘めている。取材・文 / 増田晋侍写真 / T-サモハン
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豆本が根強い人気、『てづくり豆本展』開催=東京・渋谷区
2011年06月14日 11時45分
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トレンド
『JIN-仁-完結編』第9話、熱血教師を脱却した陰のある佐藤隆太
2011年06月14日 11時45分
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芸能ニュース
6月17日〜19日、新宿・大久保公園に Kポップアイドルグループがやって来る
2011年06月14日 11時45分