休み明け2戦目のメイSを小差(0秒2)3着。ここに大きく望みをつないだ、オペラブラーボがチャンスをつかむとみた。
体質の弱さが出世を遅らせた原因だが、ポテンシャルは間違いなく重賞級。順調に使い込めるのは、ようやく本格化した証し。オープン特別ならもう負けられない。
7歳馬だが、キャリアは19戦(6勝)と無理使いされておらず、心身ともに若い。プラスアルファは魅力だ。
ここは、調子・距離・コースと三拍子が揃い、差し切りが決まる。
相手は、フィフスペトル。08年の函館2歳王者で素質は互角以上。千八を克服すれば代わってのチャンスも十分考えられる。
◎14オペラブラーボ
○1フィフスペトル
▲3トップカミング
△4ダイシンプラン、13イコピコ
☆中山10R「鹿島特別」(ダ1200メートル)
休み明け2戦目で走り頃の、シゲルソウウンが伝家の宝刀を炸裂させる。
休養前に、破竹の2連勝でこのクラスを圧勝(0秒3差)している格上馬でもある。降級してチャンスは大きく広がった。
強敵は、ゴールドバシリスク。この馬も現級勝ちしており、実力は遜色ない。不器用な追い込み型とはいえ、展開がはまれば逆転も。
◎13シゲルソウウン
○2ゴールドバシリスク
▲1ハンマープライス
△12ニシノステディー、16コパノカチーノ
☆函館11R「函館日刊スポーツ杯」(芝1200メートル)
素質馬のリキサンシンオーが、休み明け3戦目で本領を発揮する。
相手は、このクラスの安定勢力ティムガッド。酷量58.5キロのハンデを背負った、キョウエイアシュラは実力を認めても三番手の評価が無難。
◎2リキサンシンオー
○6ティムガッド
▲1キョウエイアシュラ
△10ウインキングストン、11エスカーダ
☆阪神11R「宝塚記念」(芝2200メートル)
金鯱賞で驚異のパフォーマンスを披露した、良血馬のルーラーシップでいける。
出遅れ、絶体絶命のピンチを克服。直線豪快に差し切った内容は、まさに次元の違う強さ。素質に体力が追いつき、本格化したとなれば怖いものはない。
返す刀で、悲願のGIタイトルを手にする公算が大。
女傑、ブエナビスタは有馬記念に続き、ヴィクトリアマイルも2着。神通力が失せた印象だ。実績から対抗以下には落とせないが、過大評価は危険だ。
◎3ルーラーシップ
○8ブエナビスタ
▲4エイシンフラッシュ
△2アーネストリー、14トゥザグローリー
☆阪神10R「尼崎ステークス」(芝2000メートル)
現級で2着4回、3着1回と実績で一歩リードする、カワキタフウジンをイチ押し。
典型的な叩き良化型で、休み明け3戦目のここは絶好の狙い目。
◎4カワキタフウジン
○6トモロポケット
▲1アドマイヤテンクウ
△2ザサンデーフサイチ、7ケンブリッジレーザ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。