『ピルグリム(旅人)』と銘打った展覧会には、ギアがチベットやその他のアジア地域で撮影した約60枚の写真と、この問題に興味を持った写真家達の作品が展示されている。
このイベントは既に11か国20都市を回っており、韓国では7月24日まで開催される。
韓国を6日間滞在中のギアは、「僕にとってたいへん個人的な体験だったから、誰にもほとんど見せたことがなかったんだ」「この写真を共有することには全く興味がなかった。写真撮影は映画撮影と似ているね。フレームの中に何かの形で命を吹き込むんだよ」「僕のチベットの兄弟や姉妹達との深く私的な経験の一部だから、写真を見るととても感情的になるよ…主催者はフレームに綺麗に収めてくれたね」とコメントしている。
韓国滞在中のギアは、25日土曜日の帰国前に慶尚南道の梁山にあるトンド寺に滞在する予定になっている。
ギアはまた、ギア基金の為に募金を集めているダライ・ラマからの序文が入った写真集も出版している。仏教徒に改宗したギア、1978年からチベット独立を支持、ダライ・ラマの友人であり弟子でもある。
ギアは多くの旅をしており、インド、ネパール、チベット、モンゴル、そして中国を巡っている。