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レジャー 2020年02月23日 12時00分
◎痛み悩みの相談室 関節の水を抜くと癖になる?
結論から言えば、「関節の水(関節液)を抜くと癖になる」というのは迷信です。 確かに、滑膜(関節の裏打ちをしている膜)に強い炎症があると、水を抜いてもすぐに溜まり、たびたび抜かないといけないことがあります。 しかし、抜いたから水が溜まるわけではありません。結膜炎(目の結膜に炎症が起こる病気)が治っていないと涙を拭っても、また涙が出てくるのと同じように、炎症が続いているから水が溜まり続けるのです。 関節液は、関節軟骨の表面で滑りをよくするとともに、軟骨に栄養や酸素をしみ込ませる大切な働きがある粘っこい液体です。正常でも毎日、滑膜から、ごく少量の関節液が関節内にしみ出し、吸収されて循環します。 関節に水が溜まるのは、関節炎や変形性関節症など、滑膜の炎症が強い時です。これは目の結膜炎の時に涙がたくさん出るのと同じメカニズムです。涙は目を守るために流れますが、関節液も同じで、炎症が起きているから緩和のために出るのです。中には「関節液が溜まっているから関節が痛む」という方もいますが、関節液そのものが痛みを生じるわけではありません。 ですので、関節液をあまり悪者にしないでください。少量ならひとまず様子を見るだけでOKですが、あまり溜まると、歩きにくいことや、関節が緩むこともあるので、どうしても引かない時は整形外科クリニックを受診しましょう。***************************************監修/井尻慎一郎先生井尻整形外科院長。医学博士。著書・監修書に『痛いところから分かる 骨・関節・神経の逆引診断事典』(創元社)、『筋肉のからくり 動かし方を変えるだけでコリと激痛が消える!』(宝島社)などがあるほか、論文、講演、テレビ出演などで活躍中。井尻整形外科HPはhttps://ijiri.jp
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芸能 2020年02月23日 12時00分
不倫スキャンダルの原田龍二、水谷豊に許され『相棒』に再登場できたワケ
昨年「週刊文春」(文芸春秋)で不倫が発覚し、全面謝罪した俳優の原田龍二が、19日放送のテレビ朝日系「相棒」に、不定期登場する名物刑事・陣川公平として登場した。 陣川が同シリーズに登場したのは2年ぶり。5日放送ラストの次回予告で告知されると、ネット上では、「降板じゃなかったのか」、「原田龍二復活」など再登場を喜ぶ声が巻き起こった。 「主演を務める水谷豊は家族思いなことで知られている。そのため、不倫スキャンダルを起こした原田は二度と登場することがないと思われていた。しかし、まさかの再登場で、19日の放送回では中心人物となっていた」(テレ朝関係者) 「相棒」といえば、昨年3月まで小料理屋「花の里」の2代目女将・月本幸子役で出演していた、女優の鈴木杏樹に、俳優の喜多村緑郞との不倫スキャンダルが発覚したばかり。そのタイミングとほぼ同時期に原田が再登場することが発覚し、ネット上で話題になっていた。 「鈴木の場合、妻を持つ男性との不倫で、おまけに相手の妻で女優の貴城けいが激怒。世間の印象も悪いので、今後、『相棒』の劇場版などにも呼ばれることはないだろう。一方、原田はどっぷり不倫というわけではなく、ファンをDMで“ナンパ”してつまみ食い。その後、真摯(しんし)に謝罪会見を行い、番組で散々、共演者にイジられるなどたっぷり反省している様子。世間のイメージも悪くない」(芸能記者) もともと水谷は、歌手の伊藤蘭と結婚する前、ドラマで共演した外国人女優との結婚・離婚歴がある。 「そんな過去がある水谷さんだけに、原田さんが神妙な面持ちで謝罪をしてきたことで、相棒への再登場をOKする気になったようだ。このところ、視聴率が伸び悩んでいることも、注目度の高い原田を起用した理由だったようだ」(先のテレ朝関係者) 原田は今後も登場することになりそうだ。
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スポーツ 2020年02月23日 11時30分
“キューバ危機”だけじゃない? ソフトバンクに忍び寄る東京五輪の影、工藤監督も選手に危機感を吐露
福岡ソフトバンクホークスには、さまざまな“オリンピック観”が交錯している。昨秋のプレミア12大会で敗退したキューバ代表チームは、東京五輪・野球競技への出場を目指し、米大陸予選を戦う(3月22日開幕)。この地区予選には、アメリカ、ドミニカ共和国、カナダなど強豪国も多く、計8チームが「代表枠1」を争う。 「キューバがアブナイ」との予測は、プレミア12大会時点から囁かれていた。“野球大国のメンツ”にかけても勝ち上がらなければならない危機的状況で、ソフトバンクはデスパイネ、グラシアル、投手のモイネロを代表候補(2月19日時点)に奪われた。中日もR・マルティネスのいない状況で開幕戦を迎える(育成のA・マルティネスも招集)。彼らは主力選手であり、3選手を喪失するソフトバンクにもたらす影響は決して小さくない。 「プレミア12大会後、キューバ選手が招集されることは分かっていました。だから、ソフトバンクはバレンティンを獲得したんです」(スポーツ紙記者) その通りではあるが、ソフトバンクは“即決”でバレンティンを獲得しなかった。バレンティンもオランダ代表選手として招集される可能性があったからだ。 バレンティンはオランダ領キュラソー島の出身。第3、4回WBCでは「オランダ代表選手」として活躍している。オランダは4月の世界最終予選を戦わなければならないため、バレンティンの招集は十分に考えられた。しかし、本人の強い意思で代表入りを辞退している。 「オリンピックの野球には、関心がないみたいです」(球界関係者) 一方、「出場したい」と思っているソフトバンク選手は少なくない。右ふくらはぎを故障したエース千賀がハイペースで復帰を目指しているのもそのためで、高橋礼、森雄斗、甲斐拓也、内川聖一、松田宣浩、周東佑京など「侍ジャパン」の招集経験者たちは、代表入りを一つの目標としていた。“興味ナシ”のバレンティンとは、対照的だ。自国開催とそうでない外国人選手との考え方の違いだろうが、こんな情報も聞かれた。 「工藤監督を始め、首脳陣も東京五輪を別の意味で意識しています。五輪期間中はペナントレースが中断します。前期と後期の2シーズン制みたいな捉え方をする他球団の監督もいましたが、ソフトバンクはこの中断の影響をもっとも受けやすいチームとも言えます」(前出・同) ソフトバンクはベテランの選手も多い。近年の戦い方でも分かる通り、試合をこなしながら調整するというか、尻上がりに強くなっていく特徴もある。そのチームが強くなっていく時期が、五輪で中断する7月後半から8月なのだ。開幕ダッシュに失敗した場合、ソフトバンクは浮上のきっかけを掴めない危険性もある。 工藤監督はキャンプイン前日の全員ミーティングで「今年は競争。結果を出した選手から使っていく」と伝えたそうだ。去年までは「レギュラーだった選手にもやってもらわないと困る」と言ったが、そのセリフは今年に限ってはなかった。工藤監督も五輪イヤーによる変則日程を意識しているのだろう。 「デスパイネたちですが、キューバ代表が予選で敗退すれば、そのままチーム合流となりますが、五輪出場権を勝ち取ったら、キューバ国内で代表メンバーを調整することになるはず。キューバ選手は、『今季はいない』と見たほうが賢明です」(前出・同) キューバ代表が野球王国の威厳を東京五輪で取り戻し、デスパイネたちが後半戦からチームに合流できたとしても、彼らは疲れ切っているのでは? バレンティンが不慣れなパ・リーグ投手に翻弄されるようなことになったら、一大事である。(スポーツライター・飯山満)
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芸能 2020年02月23日 11時00分
鈴木杏樹との不倫報道が劇団のファン離れに影響? 喜多村緑郎の舞台チケットがピンチか
俳優の喜多村緑郎が18日、都内でトークショーを行い、「週刊文春」(文芸春秋)で報じられた女優の鈴木杏樹との不倫騒動について初めて自らの口で謝罪したことを、各スポーツ紙が報じた。 喜多村はこれまで、文書ではコメントしていたが、生謝罪は初めて。各紙によると、拍手で迎えた約150人のファンを前に5秒ほど深々と頭を下げ、「応援してくれるファンの方々に不快な思いや大変な心配をおかけしましたこと申し訳なく思います」と謝罪。 また、「これからは自分の人生、役者としての人生をもう一度深く見つめ直して生きていきたいと思います。こんな喜多村緑郎ですが、今後ともよろしくお願いします。このたびは大変申し訳ありませんでした」と目を潤ませたという。 喜多村は16日、東京・新橋演舞場で開幕した劇団新派特別公演「八つ墓村」(3月3日まで)に出演。喜多村は同舞台で、探偵の金田一耕助のほか、過去から現在につながる悲劇の発端になる重要人物など3役を演じている。 一部スポーツ紙によると、騒動の影響があったのか、終盤に金田一が謎解きをするシーンでは、「二度三度」というセリフをかんでしまい、数回繰り返してしまうなど不自然な間もあったというが、同舞台の集客はかなり深刻だったようだ。 「もともと、新派の舞台のファンは年齢層が高く、集客には苦戦していたが、16年に喜多村が新派入りしてからは人気がアップしていた。不倫騒動の渦中だけに、逆プロモーションでチケットがさばけるかと思いきや、初日を迎えた時点で千秋楽の公演まで1公演も完売していない。不倫によってファン離れを招いてしまったのかもしれない」(演劇担当記者) 不倫発覚後は周囲に対して逆ギレしていたという喜多村だが、各公演で空席があるのを見て自身のスキャンダルの責任を痛感しているはずだ。
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芸能 2020年02月23日 09時00分
もはや不倫は関係ない? 東出を徹底的に叩く人々の裏側にある心理、陥りやすい人の特徴は
女優・唐田えりかとの不倫発覚直後から、激しい世間の非難を浴び続けている俳優・東出昌大。女優・杏との間に双子を含む3人の子どもがいることや、不倫発覚以前からあまり育児に協力的でなかったことを自ら認めていたこともあり、特に女性からの風当たりが強い。 ネットでは当初から「棒(棒読み演技の意)のくせに調子に乗るな」などと、不倫に直接関係のない演技についての酷評も交えて罵倒されることが多く、お笑いコンビ・ハイヒールのリンゴも、テレビ番組で不倫のニュースを取り上げた際に「ものすごく演技が下手」「裏ででくのぼうと言われていた」と東出をこき下ろす場面もあった。 “不倫をしたことを深く反省し酷く落ち込んでいる”という東出の様子が報道されると、ネットでは「ざまぁ!」「自業自得」「失ったものの大きさに一生後悔しろ!」「被害者ヅラするな!」「早く引退しろ」といった、追い討ちをかけるような発言が続出している。 不倫は、パートナーからすれば許しがたい行為である。杏に感情移入した女性が腹を立てるのも分からなくはない。しかし、自分に直接被害が及んだわけではないのになぜここまで攻撃的になれるのだろうか。また、非難される内容ではない暴言まで浴びせてしまうのはなぜだろうか。 人間には、「異質者」を社会や集団から排除しようとする性質がある。「異質者」とは、悪人や罪人のほか、集団の中で良くも悪くも他との違いが目立つ人のことを言う。こうした“異質者排除”の傾向はあらゆる集団内で見られ、いじめや人種差別問題の原因にもなることで知られている。 異質者を排除しようとする心理の根底にあるものは、「理解できないものや未知のものへの恐怖」であり、本来は「危険人物や危険生物を集団から隔離する」といった、社会や集団に与える不安や危機を回避するための機能でありながら、一度エスカレートすると度を超えた攻撃性を生み出しやすいというマイナス面も持ち合わせている。 例えば、その場にいる人の多くが不快に思っていると共感あった途端、集団に団結心が生まれ、ターゲットを“攻撃をしてもいい”ような雰囲気が作り出される。すると、あたかも「悪いことをした人なのだから何を言ってもいい」とばかりに全体の攻撃性が高まり、客観的に見れば論点がズレているようなことでも構わず引き合いに出して本人が精神的に折れてしまうまで、とことん叩く姿勢が生まれる、という具合だ。 女性ならば身に覚えがある人がいるかもしれないが、例えば、女子学生グループの中で一人のメンバーに文句をつけて攻撃や無視のターゲットとし、しばらくしたら今度はまた別のメンバーをターゲットにする…というのを繰り返す現象も、同様の心理状態にあると言える。 このように、攻撃性が増しやすい人の特徴としては、普段から感情的で攻撃性が強い人や共感性が強い人、慢性的な欲求不満であるといった精神状態の人、曖昧な状態が受け入れられない完璧主義的思考が強い人、「没個性化」が起こりやすい状況などがある。これらとは逆の特徴を持つ人は、攻撃性が現れるような場面になったとしても、前述の特徴がある人に比べると攻撃性が極端に高まることはないだろう。 「没個性化」とは、自分を個人としてではなく集団の中に埋もれた一人として認識することで、スポーツ観戦集団や匿名掲示板など、匿名性の高い状況下で引き起こされやすい。人は没個性化した状態にあると、モラルや人目を気にしなくなり、無責任な行動や攻撃行動が増しやすい傾向にあると言われている。 人間に備わった性質とはいえ、もちろん制御できないわけではない。理性的な判断によって攻撃衝動を抑えることは十分可能だ。特に、自分と直接関係性がないほど客観的な視点に立ちやすく、冷静さを取り戻しやすい。 そして、こうした心理メカニズムの存在を覚えておき、普段から意識しているだけでも 、集団心理の悪い傾向に流されないための対策になる。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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スポーツ 2020年02月23日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ケンドー・ナガサキ」ケンカ最強伝説とともに天に召された“剣道鬼”
ケンドー・ナガサキの名で知られる桜田一男は、レスラー仲間からケンカ最強と評され、日本プロレス時代には、新日本プロレスに移籍する大城大五郎を“裏切り者”と、リングでボコボコにしたという。 本場アメリカに渡ってもその度胸と技量で第一線を張り、世界最高峰のNWA王座に挑むなど各地で活躍している。※ ※ ※ 今年1月12日、「ケンドー・ナガサキ」こと桜田一男が亡くなった。死因は不明だが、亡くなる1週間ほど前までは元気な姿を見せていたという。 不整脈を理由に現役を引退し、心臓にペースメーカーを埋め込んでいたというから、そのあたりの不具合によるものであったか。 SWS旗揚げに参加した1990年以降はケンドー・ナガサキの名で通していたため、そちらの印象が強いかもしれないが、以前には「ミスター・サクラダ」などいくつかのリングネームを使い分けていた。 全日本プロレスにおいては、’82年にフリッツ・フォン・エリックからの刺客と称し、覆面レスラーの「ドリーム・マシーン」として外国人サイドで参戦。ブルーザー・ブロディのタッグパートナーを務め、ジャンボ鶴田や天龍源一郎とはシングルマッチでも対戦している(どちらも敗戦)。 なお、当時の桜田は、活動拠点こそアメリカであったが所属は全日であり、全日側が外国人選手招聘の経費を節減するために、このような起用をしたものと思われる。 全日退団後、’85年の新日参戦時には、素顔で「ランボー・サクラダ」を名乗っている。「この頃、アメリカではすでに顔面ペイントのケンドー・ナガサキとして活躍していましたが、当時の新日は選手大量離脱で苦境のさなか。日本陣営に加えることも考え、あえて怪奇派を避けたのでは?」(プロレスライター) ただし、ランボー名義ではさほどインパクトを残せず、また同年末にUWF勢が復帰して日本人選手が増えたこともあり、改めてケンドー・ナガサキとして参戦することになる。 実はケンドー・ナガサキというリングネームは、先にイギリス人レスラーが使用していたものであった。その初代は剣道の面を模したマスクをかぶり、オリエンタル・ギミックで60年代に人気を博したという。 この初代ケンドー・ナガサキは、’68年に一度だけ国際プロレスへ来日参戦しているが、このときは「ミスター・ギロチン」と名乗っていた。 本国イギリスでは“長崎の原爆で負った顔面のケロイドを隠すためにマスクをかぶっている”との触れ込みで、さすがに日本では不謹慎だと団体側が抗議したともいわれる。「桜田は正式に2代目を襲名したわけではなく、無断借用だったようです。初代のことを知っていたアメリカのプロモーターに勧められたもので、ド迫力の顔面ペイントと落ち武者スタイルも、やはり同じプロモーターが、ザ・グレート・カブキの人気にあやかって提案したものでした」(同)★圧倒的余裕から垣間見える実力 怪奇派の東洋人レスラーとしてアメリカではそれなりの知名度を得たものの、新日では特段目立ったところがなく、桜田を“中堅ヒール”と認識しているファンも多いだろう。「大きな体で外国人選手と互角に渡り合い、UWF勢のキック攻撃も真っ向から受けきるなど、桜田自身は随所に能力の高さを見せていたのですが、いかんせんタッグパートナーのミスター・ポーゴがしょっぱすぎました」(同) アメリカでの試合映像を見ると、ポーゴもそこそこいい動きをしているが、新日マットでは完全に精彩を欠いていた。コンビを組んでいた桜田にすれば、割を食った格好である。「ポーゴは新日の新弟子時代、早々に逃げ出しています。そのことがトラウマとなって本領発揮できなかったのでしょう」(同) インディー団体に活動の場を移してからの桜田は、さすがの存在感を発揮していたが、晩年に挑戦したバーリトゥード戦で秒殺負けしたことにより、“ケンカ最強伝説”にミソを付けてしまった。「とはいえバーリトゥード初戦では、ジェラルド・ゴルドーの実兄で空手家のニコ・ゴルドーに、スタンドでの裏アキレス腱固めで勝利している。たいした練習もせず、40代後半の初挑戦だったことを思えば立派なことです」(同) 実のところ桜田自身はバーリトゥード戦に乗り気ではなく、最初に勝利した後も「ケンカともプロレスとも違う」とややネガティブなコメントを残している。それでも所属していた大日本プロレスのグレート小鹿社長(当時)に頼まれ、次戦に挑んで苦杯を喫してしまった。 振り返ってみればバーリトゥード戦だけでなく、マスクマンも顔面ペイントも桜田自身が望んだことではなかった。周囲に望まれたことをなんでも引き受けてしまうのは、見方を変えれば「どうにでもなるさ」という強者ならではの余裕のあらわれである。 そうした視点で改めて桜田のプロレスを見返すと、確かに余裕のようなものが端々に見えるようで、「最強伝説というのもあながち嘘ではなさそうだ」という気持ちにもなってくる。ケンドー・ナガサキ**************************************PROFILE●1948年9月26日〜2020年1月12日(71歳没)。北海道網走市出身。身長188㎝、体重120㎏。得意技/パイル・ドライバー、ペンデュラム・バックブリーカー。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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社会 2020年02月23日 07時00分
LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 いったい、どうやって撮ったの!?『1917 命をかけた伝令』
お仕事お疲れ様です! いやー、すごい映画に出会いました! 正直、私は戦争映画が得意ではなく、もしこの職業に就いてなかったら、きっと自分からは進んで見に行かない。仕事柄、当然、試写会には足を運びますが、戦争ものはどこか構えてしまいます。そんな私が今回、すぐに引き込まれ、しかも何度も“えっ!? どういうこと?”の言葉が頭をよぎるくらい、食いついてしまったのです。 まず、本作は全編ワンカット風に撮られていますが、今までのワンカット映画とは一線を画す出演者の多さに驚かされます。そして、映像も圧巻で、一番は飛行機が登場するシーン。迫り来る機体に、口を開けた状態で思わず避けてしまいます。遠くに飛んでいた機体が墜落し、人を助けるなど、物語は進んでいくのですが、終始、“どうやって撮影したの?”と驚きを隠せません。 そして、もう一つは主人公が滝から飛び降りるシーン。たぶんドローン的なもので撮影してると思うのですが、水の中に落ちてから上がるまで、いったいどう計算して撮ったのか、考えても答えが出ない。また、光と影の使い方も絶妙で、息を飲む美しいシーンは絶対に劇場で堪能するべきと再認識しました。 ここまで、興奮して喋ってしまいましたが、肝心のストーリーを話すのを忘れていました。第一次世界大戦の真っ只中の1917年に、2人の若いイギリス人兵士が重要な任務を命じられます。それは、最前線にいる1600人の味方の兵士に明日の朝の作戦を中止すること。彼らがその伝令を完了する“旅”に、私たちも同行することになるわけです。 危険な旅の中、驚くのはその臨場感です。冒頭で話したワンカットの撮影方法にも釘付け! なのに、1人でも失敗したらアウトのところ、隅々まで見ても違和感がない完ぺきさに、“ありえないでしょ!”と、シーンごとに???マークが増えるだけでした。 戦争映画を好むのは男性が多いと思いますが、これは女性も見るべきです。終わってから、とにかく人に話したくなる。「あのシーンさぁ、あれどうなってるんだと思う?」的な会話はきっとエンドレス。2人の兵士を演じるのは、私の大好きな『はじまりへの旅』のジョージ・マッケイと『ゲーム・オブ・スローンズ』のディーン=チャールズ・チャップマン。贅沢な配役でマーク・ストロング、コリン・ファースとベネディクト・カンバーバッチも登場。とにかくこの凄さを体感して!画像提供元:(c)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.----------------------------■1917 命をかけた伝令監督/サム・メンデス 出演/ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングほか 配給/東宝東和 2月14日(金)全国ロードショー。■第一次世界大戦が真っ最中の1917年4月のフランス。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で睨み合う中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に、作戦中止を知らせる任務が下される。部隊の行く先には要塞化されたドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた。********************LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。
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芸能 2020年02月23日 06時30分
次長課長・河本「本当にしんどい」 田植えから手掛けたオリジナル米が好評、 昨年は即完売も
次長課長の河本準一が1月17日、自身がプロデュースするお米の一般発売を公式サイトにて開始した。河本が出会った、大分県の『朝来米(あさくまい)』。「このおいしいお米を全国的に普及させたい」という思いで生まれたのが『準米』だ。同日、吉本興業が毎月開催しているバーベキュー会で、河本自らが、炊き立ての『準米』を振るまった。 新宿区は花園神社のお隣、旧四谷第五小学校をリノベーションし、オフィスとして改装された吉本興業東京本部の中庭では、河本らが『準米』と、ごはんのお供としてだし巻き玉子や牛しぐれ煮、温かい味噌バタースープなどを振る舞った。若手芸人のジャンゴや西村ヒロチョも会場に駆け付け、ネタを披露。笑いに包まれ終始和やかな雰囲気でイベントが進んだ。 河本は、友人から紹介された「朝来米」のおいしさに驚き、それをきっかけに2019年から米作りに参加。2012年から介護施設などを訪問するボランティア活動を行っており、そこで出会った子どもたちにこのお米を届けたいと思ったという。その後、大分の農家に米作りをしたい旨を伝え、毎月のように大分に通いながら田植えから収穫まで手伝うようになった。河本自らが米作りに携わったことから、収穫したお米を『準米』と名付け、2019年から販売を開始している。 『準米』の販売は、2019年10月から始まり、予約の段階で用意していた500袋(1トン)は即完売した。個人だけでなく、法人への販売も行っており、河本の出身地である岡山県や、活動の拠点・東京の飲食店などと、続々と仕入れの契約を結んでいるという。 『準米』プロジェクトの裏には、河本の日本の農業に対する想いが込められているようだ。特に、稲作農家の人材不足が深刻だと語る河本は、若者に興味を持ってもらうために、キャップやツナギなど、米作りの際に使用するグッズをデザインし、公式サイトで販売も行っている。また、米作りの大変さや必要性を実感したという河本は、「僕らのような発信できる人が表に立って、全国にアピールしていくことが重要だと思うんです」と、自分が若者と農業の橋渡し役ができると考えているようだ。 『準米』の今後の展開について聞くと、河本は「自分の足が動くうちはいつまでも続けていきたいと思っています。まずはそこからです」と、地道に努力を続ける決意を口にした。会場内を積極的に動き回り、準米のおいしさや魅力をアピールしていた河本。実際に『準米』を食した人は「モチモチしていて弾力がある」「ふっくらしていておいしいです」「味わいがあっさりしているのでどんな料理とも合いそう」という感想を口にしていた。【『準米』購入方法】1月17日から『準米』HPより、購入可能販売価格:2kg 2,000円(URL)https://junmai.jungumi.com/
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社会 2020年02月23日 06時00分
本好きのリビドー
悦楽の1冊『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」』斉藤光政 集英社文庫 800円(本体価格)★新たな考察を加えた迫真ルポ『魏志倭人伝』をはじめ諸史料を丹念に読み解き、“邪馬台国”ではなく“邪馬一国”の存在を説いた上で、近畿天皇家とは全く別個の王朝が博多湾岸を中心とした古代の九州に栄華を誇った…と唱える故・古田武彦教授の「多元史観」は、通説を大きく打破するものと70年代から80年代にかけて歴史学界のみならず多方面に強烈な反響を呼んだ。 確か作家の小松左京やタレントの上岡龍太郎も当時ファンを公言していたはずで、かくいう筆者も『失われた九州王朝』『盗まれた神話』などで展開される明晰な論理に推理小説以上の面白味を覚えて興奮させられたクチ。 その古田教授がやがてぶち当たっ(てしまっ)たのこそ、『東日流外三郡誌』だった。 昭和20年代に青森・五所川原の個人宅で突如“発見”され、原本は江戸時代に先祖が書写したと称する厖大なその古文書の群れが語る内容によれば、大和朝廷による征服の遥か以前に東北蝦夷の地に王朝が実在し、福澤諭吉『学問のすすめ』冒頭の名文句“天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず”も、なんとこの文書からのパクリという衝撃的なもの。 まこと真実なら日本史を一から書き変えねばならぬところだが、専門家の鑑定で、これが戦後にでっちあげられた偽書、しかもかなりお粗末な出来の代物であることが90年代に入り次々と明らかになってゆく。本書は地元紙「東奥日報」の記者だった著者がある裁判の取材をきっかけに、遂には「外三郡誌」真贋論争の深みへどっぷりと巻き込まれる過程(擁護派=本物と断じる古田教授との対決も含む)をスリル満点に綴る傑作ドキュメント。古田ファンには苦すぎる結末が待っているが、この良薬は心して口にせずばなるまい。(黒椿椿十郎/文芸評論家)【昇天の1冊】 かつて少年誌などに連載されていた人気漫画には、現在は読むことができないものも少なくない。実話読者になじみある漫画としては『週刊少年ジャンプ』に連載されていた『ハレンチ学園』(永井豪)がエロ描写を大幅に削減された状態で、また『私立極道高校』(宮下あきら)は不祥事によって全41話中31話分が単行本化されず、流通している。 これらは人権団体によるクレームや、または出版社の自主規制などにより、その一部が単行本に未収録となっているためだ。そうした封印され、“存在しなかったこと”になっている回や描写のある漫画全91作を取り上げ、「何が問題となったか?」を解説したのが『封印漫画大全』(鉄人社/750円+税)である。 驚くのは、国民的漫画といわれた『こち亀』にも、単行本に所収できなかった回がある。そもそも『こち亀』は勤務中のお巡りさんが酒を飲む、キャンブルに興じる、拳銃をブッ放す破天荒な内容。現在であればとても連載できる内容ではなかったと、この本の著者・坂茂樹氏は指摘する。 他にも『ブラック・ジャック』(手塚治虫)、『ゴルゴ13』(さいとう・たかを)といった名作にも、お蔵入りした回があるらしい。一方で、若かりし頃に股間を熱くさせてくれたエロ劇画誌の雄、ダーティ・松本の過激描写などは、今や完全に社会から抹殺されている。「見るな!」と言われたら、なおさら見たくなるのが人の性。漫画の「裏面史」ともいえる本書、一気に読破できて面白い。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)【話題の1冊】著者インタビュー 山之内幸夫山口組の平成史 ちくま新書 820円(本体価格)★組の組織形態が_どう変わろうと存続する――30年間続いた平成時代ですが、山口組はどのような変遷を辿ってきたのでしょうか?山之内 平成の元号における山口組は、始まりがヤクザの天国、終わりは地獄と言えるほど環境が変わっています。平成元年に五代目山口組が誕生し、山一抗争の完全勝利とバブル経済が史上空前のヤクザ爛熟期をもたらしました。でも、この反動もまた強烈なもので、国は平成3年に暴対法を制定し、彼らのシノギを締め上げたのです。 司六代目以降の後半は、日本経済の停滞と当局の取り締まり、加えて暴排条例の制定による大嵐の中、山口組は大分裂します。組員数は減り、体力を落とす中、平成の最後はヤクザでは食っていけない、生きていけないというほど環境が悪化しています。――神戸山口組の分裂をどのように見ていますか?山之内 急激な中央集権化と、五代目時代に肥大した山健組の弱体化に同調できなかった勢力が、組を割って出たと思います。背景には日本経済の減退と、ヤクザ社会のシノギ枯渇があります。分裂以外に手段がなかったのかというと難しいですが、取り返しがつかないことは間違いありません。新組織の解散消滅以外に終わりはないでしょう。――髙山若頭の出所で山口組を取り巻く環境は、風雲急を告げる情勢ですね。山之内 特定抗争指定が発動されなければ暴力の行使が続いたと思いますが、さすがに水を刺された格好です。六代目からは切り崩しという手段に戻りますが、それより神戸山口組の瓦解が考えられます。ヤクザ組織は組員の奉仕と犠牲で成り立っていますが、将来に展望がなく、現状が苦しいだけでは組織の求心力がなくなるでしょう。今、ヤクザ社会を取り巻く環境は最悪です。先が見えるのに時間はかからないでしょうね。――令和時代の山口組はどうなるのでしょうか?山之内 この暴排機運がどこまで続くのかが、一番大きいですね。ヤクザと関わることは道徳的に悪という観念が国民の中に常態化すると、公然たる日本ヤクザという組織犯罪集団も地球上から消えるでしょう。そうでなくても締め付けが強まるほどに否応なく潜在化しています。シノギも代紋の威力を笠に着た恐喝、強要から代紋に関係のない窃盗、詐欺、そして、麻薬へとシフトしています。 ただ、組織存立の根幹が暴力に依存する点は変わりません。そして、山口組は組織形態がどう変わろうと存続します。それは永久に生まれ続ける社会の“はぐれ者”の受け皿として機能しているからです。_(聞き手/程原ケン)山之内幸夫(やまのうち・ゆきお)1946年香川県生まれ。大阪府立成城工業高校(現・大阪府立成城高校)卒業後、早稲田大学法学部に進学。三代目山口組本部長だった小田秀臣組長の顧問弁護士となり、’84年に山口組顧問弁護士となる。’88年、小説『悲しきヒットマン』を発表、映画にもなり話題となる。
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芸能 2020年02月23日 06時00分
70歳女、引越し前の近所宅にペンキをかけまくる 動機に同情の声も【キレる高齢者事件簿】
引っ越しの理由は様々なものがあるが、意外と多いのが近隣トラブルによって「余儀なくされた」ケース。過疎地域では1人の人間が悪評を流して、「引っ越しに追い込む」こともあると聞く。 そうなると、被害を受けた側は恨みを持ってしまう。中には、「引越し後に仕返しをしたい」と思う人もいるだろう。そんな事案が、2018年8月に発生している。 舞台となったのは千葉県館山市。74歳の無職男性宅の外壁や車のボンネットが赤いペンキで汚される事件が発生。警察が捜査に乗り出し、犯人として器物損壊などの疑いで逮捕されたのが、千葉県鴨川市に住む70歳の無職の女だった。女は一斗缶に入った赤色のペンキを「おたま」ですくい、男性が所有する家の外壁や自動車にかけて回っていたのだ。その被害額は、約132万円にも及ぶ。 なぜこのような犯行に出たのか。女の供述によると、以前、被害男性の近隣で暮らしており、この夫婦に嫌がらせを受けていたのだそう。そして逮捕時、女は容疑を認め、「間違いありません。7年間の仇を取りました」と話したのだという。 事件発覚時、女に行動については「酷い」「常軌を逸している」など、非難の声が相次ぐが、その一方で「嫌がらせが事実だとすれば気持ちはわかる」「行動は良くないけれど、供述が事実なら気持ちはわかる」「自分も嫌がらせと思えることをされれば、復讐したいと思うかも」「女の行動はもってのほかだけど、男性夫婦も嫌がらせをしていたのなら因果応報では」と同情的な声も見られた。 被害男性夫婦が本当に「嫌がらせ」をしていたのか否かは、現在も不明。虚言の可能性もあるため一概には言えないが、仮に事実だとすれば酌量の余地はあるだろう。しかし、ペンキを不特定多数に掛けることは犯罪。適切でない行動であることは明らかだ。
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