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レジャー 2007年07月31日 16時00分
ローカル回想記 一期一会 ナカミサファイヤと小林常泰師の不思議な運命
1番人気の馬に乗って勝つ。これこそ騎手冥利に尽きるというもの。それが、華やかな重賞であれば喜びは格別だろう。 今回登場する小林常泰騎手(現調教師)の場合も、終生忘れ得ぬ馬との出会いがあった。さかのぼること27年前、1980年の第16回新潟記念を優勝したナカミサファイヤがそれだ。 ナカミサファイヤは今は亡き中島啓之騎手のお手馬だった。小林師はなぜ、お鉢が回ってきたのか確かな理由は分からないという。「多分、八木沢先生(調教師)が現役時代、ボクの所属していた森(末之助)厩舎の馬に乗る機会が多かったことと、ボクが絶えずローカルに出張していたので目をかけてくれたのではないか。ハンデも51kgと軽かったし…」と推測する。 そこには、人知の及ばない力が作用したとも考えられる。というのも、小林師はナカミサファイヤの母トシマサントスにも騎乗し、勝ち星を挙げていた。「気性の悪い馬でブリンカーを着けていたけど、勝ったレースではたまたま外して出走。そうしたら10馬身ぐらい出遅れて…それでも勝っちゃった(笑)」 人馬は不思議な運命の糸で結ばれていた。ナカミサファイヤと小林師とのコンビはこれ1回きり。というのも、サファイヤは脚部不安(屈腱炎)のため、この新潟記念が現役最後のレースとなったからである。 勝って当然の実力馬(1番人気)とはいえ、“ワンチャンス”を確実にモノにした小林師もまた強運の持ち主だった。 「3角から一気に流れが速くなり、この馬向きの展開になった。直線一気の競馬で3馬身半(2着スパートリドン)突き抜けた」劇的といえばあまりにも劇的な重賞初制覇だった。 オークスをはじめ2着は計7回。勝てない症候群に陥っていたが、新潟記念で積もり積もったうっ憤を一気に吐き出した。ド派手なシーンが今も小林師、そしてオールドファンの記憶をくすぐる。 ナカミサファイヤ 1976年4月25日生まれ/美浦・八木沢勝美厩舎/父ボールドリック/母トシマサントス/牝/黒鹿毛/生産者=森永孝志(北海道・門別)/馬主=中村美俊/競走成績12戦2勝/主な勝ち鞍=新潟記念(80年)/獲得賞金=6219万8400円
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社会 2007年07月30日 16時00分
参院選 黒川紀章氏惨敗認めず衆院選でリベンジ宣言
29日投開票された参院選は30日未明までに大勢が判明し、安倍自民党の超常現象的大敗に終わった。共生新党党首として東京選挙区(改選議席5)に立候補した建築家の黒川紀章氏(73)もまたかすりもしない惨敗で、夫人で比例候補の若尾文子さん(73)を含め同党は議席確保できなかった。ところが都内のホテルで開票速報を見守った黒川氏は、大方勝負がついた30日未明になっても負けを認めようとせず、衆院選への野望などを思う存分語って会見場を撤収。次期衆院選で政権交代に向けて東京選挙区から立つと予告した。 30日午前0時半すぎ。既に東京選挙区では当確が5つ打たれ、黒川氏の落選は決定的だった。しかし黒川氏は一向に負けを認めようとしない。<黒川氏のすぐ隣の会場で横峯パパ当選> 民主党比例候補の「さくらパパ」こと横峯良郎氏(47)は開票から間もなく当選が決まった。 たまたま記者会見場は黒川氏と同じホテルの同階で隣合わせ。2つの会見場を行き来する記者やカメラマンもいた。
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レジャー 2007年07月30日 16時00分
あくなきチャレンジャー・水野貴史騎手が豪州遠征で得たものとは!?
1カ月間のオーストラリア短期騎乗から今月21日に帰国した水野貴史騎手(浦和・小嶋一厩舎)。復帰後はスパーキングサマーC(SIII)のトロットテイオー(8番人気)で5着入着したのをはじめ、6戦2勝。武者修行の成果が早くも出ているのか、いいリズムで勝利を挙げている。 オーストラリアでの騎乗成績は6戦1勝にとどまった。無名の日本人騎手に、すぐに騎乗馬が集まるはずもないが、それは覚悟していたこと。「テリー・ケリー師という調教師のところで調教に乗って、レースにも乗せてもらった。いろいろな競馬を知ることはすごくいい経験だった」と晴れやかな表情で渡豪の感想を話してくれた。 「こちらでいうと皐月賞にあたるコーフィールドギニーに使うときは『乗りに来てくれないか』なんてことも言ってくれて」短期間だったが、人とのつながりができたことも大きな成果だったようだ。 高崎競馬所属だった水野騎手は2004年末の廃止に伴い、浦和競馬へ移籍した。北関東の重賞制覇数は38回を誇り、02年には北関東リーディングにも輝いている。それだけに、移籍当初は騎手層の厚い南関東で自らの成績に苦悩した日々もあった。 だが、移籍から2年。現在は浦和のトップジョッキーの一人として南関重賞でも常連になった。 「ファンに名前も浸透してきたと思うから、このタイミングで外の世界を見に行くことを決めた」 デビューから17年。南関でもそろそろベテランの域に入ってきたが、さらに上を目指す強い意志は今でも持ち続けている。若手に負けないくらいどん欲に、いろいろなものを吸収していこうとする強い瞳が、その端正なマスクを一層、凛々しく見せていた。
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レジャー 2007年07月30日 16時00分
サンタアニタT 久々も不安なし コアレスデジタルが怪気炎
今週の大井競馬メーンは「第28回サンタアニタトロフィー」(SIII 1600m 8月1日)。今春を境に頭角を表してきた新興勢力と実績馬が相まみえる真夏のハンデ戦。虎視たんたんと重賞初制覇を狙うのはコアレスデジタルだ。昨年の兵庫ゴールドトロフィー(GIII)でリミットレスビッドに0秒5差3着と詰め寄った実力の持ち主が、猛ゲイコを積んで本番に臨む。 昨年は4度の重賞挑戦で(3)(4)(15)(3)着。コアレスデジタルはスタート直後に蹄を負傷し、まともに走れなかった東京盃(15着)を除くと、悲願のタイトル獲得へあと一歩のところまで迫っている。とくに、昨暮れの兵庫GTではJBCマイル3着馬相手に好勝負を演じた。 ところが、好事魔多しとはこのこと。今年の始動戦を圧勝。これからというときに、左前脚ヒザの剥離骨折が判明し、骨片を取り除く手術を行った。果たして成算はあるのか…。4カ月ぶりの実戦を不安視する向きもあるが、中間の猛ゲイコがそれら雑音をすべて吹き飛ばした。 「1週前はベルモントファラオと併せて4F49秒台。中間すでに3本速いところを消化しているし、体もほぐれて柔らかくなっている。1週前の段階でほぼ仕上がっているよ」と川村昭師は自信をのぞかせた。 28日の最終追い切り(船橋競馬場・右回り)は山田信騎手を背に、シーチャリオットと併せ、5F62秒8→47秒9→36秒2→12秒5(強め)を計時。半馬身ほど遅れを取ったが、筋骨隆々の馬体とは対照的な素軽いフットワークを披露した。 「行きたがる相手に合わせ、外から追いかけてのものだし、これだけの時計が出れば大丈夫。状態はいいから応援してほしいね」重賞初制覇へ向け、師は笑顔で締めくくった。順風満帆とはいかなかったが、昨年一連の激走は陣営にとっても大きな自信となっている。南関東馬同士なら…。今度こその思いは強い。
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レジャー 2007年07月30日 16時00分
先週の新馬勝ち馬(新潟)
「最後は(おつりがなくなり)歩いたけど、よくしのいでくれた」薄氷を踏むクビ差の勝利に思わず蛯名騎手から笑みがこぼれた。 28日(土)のダ1200m戦の勝ち馬マルターズウディー(牡、父マルターズライオン、母ウディバードソング=美浦・萱野厩舎)のことである。接戦をモノにできたのは、我慢強さと根性の賜物だろう。勝ちタイムは1分14秒5(良)。 将来性について蛯名騎手は、「いいスピードがあるし、距離は延びても大丈夫。ただ、現状はダートの方がいい」と冷静に分析していた。次走は未定。 「前の2頭を見ながら楽に追走できたし、追い出してからは徐々にスピードアップしていった」。北村宏騎手がセンスの良さをアピールしたのは22日(土)芝1200m戦の勝ち馬フォーチュンワード(牝、父デヒア、母コパノオマモリ=美浦・古賀慎厩舎)。勝ちタイムは1分10秒6(良)。 クビ差の辛勝だが、ギアを上げてからグンと加速した内容は、着差以上に余裕が感じられた。また、距離について北村宏騎手は、「延びても対応できるでしょう」と胸を膨らませていた。新潟2歳S(JpnIII 新潟芝1600m 9月2日)の出否は未定。 29日(日)の芝1600m戦はタケミカヅチ(牡、父ゴールドアリュール、母カズミハルコマ=美浦・大江原厩舎)が直線豪快な追い込みを決め、大物の片鱗を見せ付けた。勝ちタイムは1分37秒5(良)。 「周りの音に気を取られ」(柴田善騎手)出遅れる不利を克服した強さは際立っていた。柴田善騎手も泰然自若。「切れる脚を持っているのは分かっていたから」直線までジッと我慢する余裕があった。 案の定、直線を向くと飛んだ、飛んだ。上がり3F33秒0と驚異的な差し脚を爆発させゴールを突き抜けた(1/2馬身差)。「道中は遊んでいた。経験を積んでレースに集中するようになれば、厩舎期待の一頭になる」とほれ込む柴田善騎手は「先々、いいとこまで行く」と確約。クラシックを見据え、胸を膨らませていた。次走は新潟2歳Sの予定。
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レジャー 2007年07月30日 16時00分
先週の新馬勝ち馬(小倉)
29日(日)の芝1800m戦を制したマイネルアトレ(牡、父ゴールドアリュール、母グリーンヒルケイ=栗東・中村厩舎)は将来性豊かな好素材。レースは2番手追走から楽々抜け出し、ゴール前は手綱を抑える余裕で2着を1馬身半差振り切って快勝した。 「スタートはいいが、まだフォームが未完成。それで、この競馬だから先々が楽しみ」と川田騎手。438kgの小柄な馬体だが、アイトーン、タマモナイスプレイ、ノットアローンなど評判馬を下してのデビュー勝ちは値打ちが高い。勝ち時計の1分49秒6(良)も荒れた芝を考えれば優秀で、将来性を感じる一頭だ。 28日(土)の芝1200m戦はマンハッタンカフェ産駒のメイショウヨリトモ(牡、母ノースオブダンジグ=栗東・藤岡健厩舎)が1分9秒2(良)のタイムで優勝。中団から徐々に進出を図り、ノボリデュークとの直線の叩き合いを制した。半兄にはマチカネアカツキのいる良血馬でもあり、今後の活躍が期待される。
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レジャー 2007年07月30日 16時00分
先週の新馬勝ち馬(函館)
6日目(日)の芝1200m戦はパラダイスクリーク産駒のパラダイスプラム(牝、母ファーストセーラ=栗東・本田厩舎)が差し切り勝ちを飾ったが、さすがに2歳Sを翌週に控えた開催ラストの新馬戦とあって全体レベルの低さは否めなかった。 前半3F37秒0の緩いペースながら隊列はバラバラ。勝ち時計1分13秒8(稍重)が示すように、至って平凡な戦いに終始した。「返し馬ですごく素直で前向きな感触を持った。本田さんが自分で仕上げてくれたので安心して乗っていたよ。競馬もその通りで順当勝ち」とは手綱を取った武幸騎手だが、素質よりも仕上がりの差で物にした勝利だけに昇級後は苦戦必至だろう。
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レジャー 2007年07月30日 16時00分
北陸S テイエムアクションが抜け出す
29日(日)の新潟メーン「北陸S」(オープン ダ1200m)は、好位3番手を進んだ単勝6番人気の伏兵テイエムアクション(中舘騎手)が、直線鮮やかに抜け出した。勝ちタイムは1分10秒6(良) 断然人気のトウショウギアで2着に敗れた田中勝騎手が、「オッサン(中舘騎手)にうまく乗られた」と脱帽したように、中舘騎手のファインプレーが逆転勝利を導いた。一方、殊勲の中舘騎手は「直線でモタモタしたけど、最後はよく伸びてくれた。休み明けを使って状態も良くなっていたし、(力の要る)馬場も良かった」と勝因を語った。 トウショウギアより4kg軽い斤量(55kg)もアドバンテージだったとはいえ、ダートの短距離なら重賞でもやれる実力の持ち主。この日の勝利は決してフロックではない。
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レジャー 2007年07月30日 16時00分
関屋記念 西の“ヤンキー馬”が爆走宣言!
お好きにどうぞ。夏のマイル王を決める「第42回関屋記念」(GIII 新潟芝1600m 8月5日)に参戦するムラ駆けのインセンティブガイが、わがまま放題のお墨付きを得た。奔放な性格を無理に抑えるより、あるがままの走りの方が力を出せるという結論に達したもので、中間はいい具合に気合が入っている。一昨年3着の舞台。持ち前の底力を生かすのに広い新潟は絶好だ。 父エンドスウィープ、母父サンデーサイレンス。問答無用の切れ味と底力を秘める半面、精神的には難しい配合だ。その長所と短所を如実に受け継いだのがインセンティブガイだろう。 ムラ駆け。その言葉がピタリと当てはまる。「要するに気分次第。ヤンチャで力を持て余していますから」と岸本助手は苦笑いを浮かべた。 ウオッカ、デルタブルース、シーザリオ…。いまや名馬の宝庫となった角居厩舎でも手を焼く「ヤンキー馬」だ。これまでは何とか常識にかかるよう工夫してきたが、前回あたりから逆転の発想を取り入れたという。 「今思うと、大敗を繰り返していた時って馬が落ち着きすぎていた。あれがいいんだと思っていたんだけど、違ったんですね。人が乗りやすいよう修正するのはこの馬に関しては良くなかった」 そこで、わがままな性格をそのまま生かすよう軌道修正。その結果が仕上がり途上だった前走・米子Sの2着だった。 「あの後、馬がすごく良くなったんです。数段上向いてます。行く気に任せる調整で、いい感じに馬のテンションが上がってきている」 デキが大幅に上昇しているこの中間は「物音ひとつで飛んで行きそうな気配。実際、飛んで行っています」というから相当な気合の入りようだ。 「それでも、まだつかみきれない面はあるけど、重賞を勝つ力は間違いなくある。新潟の千六はベストだと思うので」 広い直線を縦横無尽。解き放たれた“ヤンキー馬”が激走する。
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レジャー 2007年07月30日 16時00分
小倉記念 夏女サンレイジャスパーが初重賞V
29日(日)に小倉競馬場で行われたサマー2000シリーズの第3戦「第43回小倉記念」(JpnIII 芝2000m)は、6番人気の5歳牝馬サンレイジャスパー(佐藤哲騎手)が1分58秒7(良)のタイムで優勝。うれしい重賞初Vは、父ミスズシャルダンにとっても産駒初のタイトル獲得となった。また、牝馬の勝利は1996年のヒシナタリー以来、11年ぶりだった。 出走馬の半数が単勝10倍を切る大混戦を制したのは、5歳牝馬のサンレイジャスパー。昨年はマーメイドS、新潟記念、府中牝馬Sでいずれもクビの上げ下げでの2着惜敗。あと一歩で重賞を獲り逃していた。 レース前半はニルヴァーナ、アラタマサモンズの軽量コンビがスピードを爆発させた。追いかけたのはニホンピロキースとヴィータローザ。3-4コーナーでトップハンデのメイショウカイドウ、昨年のサマー2000シリーズの王者スウィフトカレントが仕掛けて進出したが、いずれもゴールまで踏ん張れない。 6番手を進んだジャスパーは、前半は馬群の中。ラスト300mで馬群の外へ出し、そこから強烈な追い込み。ゴール前で粘るニホンピロキースを捕まえた。 「道中ロスなく、スムーズな追走なら終いは確実に伸びる馬。今日はうまく行きました。やっと、この馬で重賞を勝てましたね」と佐藤騎手は会心の笑みだ。 数少ないミスズシャルダン産駒という意味でも注目を集めるジャスパーだが、夏競馬はお手のものか。デビューが一昨年の夏の小倉。いきなり2連勝を飾り、以後、数多くの強豪と走ってきた。デビュー24戦目のうれしい重賞初制覇が夏競馬というのも、大きな縁かもしれない。 七夕賞を勝ったサンバレンティン、函館記念で3連覇を決めたエリモハリアーと並んで、サマー2000シリーズのトップに躍り出たジャスパーの次なるターゲットは8月26日の新潟記念(GIII 芝2000m)。高橋成師は「直線が長い新潟で、もうひと暴れしたいね」とサマー2000シリーズ制覇へ気合が入っていた。
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