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レジャー 2008年12月08日 15時00分
阪神がわりで明暗分かれた JCダート カネヒキリが王座復権
装い新たに今年から阪神競馬場に舞台を移して行われた「第9回JCダート」(GI、ダ1800メートル、7日)は、4番人気のカネヒキリが2005年以来となる2度目のJCD制覇を成し遂げた。勝ち時計は1分49秒2(良)。2着には7番人気の人気薄メイショウトウコンが突っ込み、1番人気ヴァーミリアンは3着に終わった。幅員の狭さ、短い直線などの“特殊性”をはらむ阪神のダートコースで際立ったのは位置取りの有利不利。東京時代とは違い、鞍上の“技”が問われる一戦に様がわりした。 カネヒキリが見事、ダートの頂上決戦で復活劇を演じてみせた。 好発を切り、道中は4、5番手をキープ。そして、3角過ぎでインにもぐり込んだ。結果的にこれが吉と出た。逃げた外国馬のティンカップチャリスが直線でフラつき、外に出したカジノドライヴなどが不利を被った。 一方、カネヒキリは運も手伝い、前がポッカリとあく。後はルメール騎手の“叱咤”に応えるだけ。メイショウトウコンの猛烈な追い込みをアタマ差しのいで、2005年以来となる2度目のJCダート制覇を飾った。 先月のエリザベス女王杯(リトルマポーラ)に続き、またしても自身の判断がピタリとハマッたルメールは「スミイセンセーがきちんと仕上げてくれた。スタートが良かったし、スペースがあいたので、そこをうまく使えた。短期間で2つもGIを勝つなんて滅多にないからね。ベリーハッピーだよ」としてやったりの表情。 一方、角居調教師は「一時は引退を考えた馬なので、今日は素直に感動した。よくぞ復活してくれた、という感じ。鞍上には『好きなように乗ってくれ』とだけ伝えた。ルメールで、ここ一番を迎えられたことが最大の勝因だろう」と鞍上の“腕”を手放しで賞賛した。今後については「脚元と相談して決めたい。海外挑戦? 迷惑をかけたくないので、国内に専念すると思う」と、一戦一戦が勝負となる愛馬の境遇をおもんばかり、手堅くいく方針だ。 それにしても、右前脚の屈腱炎を発症し、2度の手術をした“元王者”にダートの最高峰レースを簡単にさらわれるようでは、現有勢力もだらしがない。これでは新旧交代どころか、“旧新交代”である。 また、まぎれの少ない東京から、小回りの阪神に舞台を移したことで、コース取りの有利、不利がかなりのウエートを占めることを今回のレースが如実に示した。関西のファンには願ってもない“衣がえ”が、日本最高峰のダートレースの権威を薄くしてしまった…といったら言い過ぎだろうか。
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レジャー 2008年12月08日 15時00分
クイーン賞 南関東にユキチャン再び“降臨”
今春の関東オークス(JpnII、川崎2100メートル)を1秒7の大差で逃げ切り勝ち。白毛馬として史上初の重賞制覇を記録したユキチャンが、10日の船橋メーン「第54回クイーン賞」(JpnIII、1800メートル)で2度目の重賞制覇を目指す。 関東オークス以降は、JDDの競走除外でケチがつき、クイーンS9着、シリウスS8着、そして、秋華賞は17着ブービーと散々。しかし、ここにきて調子は再び上昇中だ。 事実上の本追い切りとなった1週前には、美浦ポリトラックコースで2頭併せを敢行。5F62秒5→48秒6→35秒7→12秒0(一杯)を計時、パートナーに1馬身2分の1先着と、豪快なデモンストレーションを披露した。 越智助手が「時計が速すぎて、逆に反動が出ないか心配」とうれしい悲鳴をあげれば、ケイコ役の二本柳騎手も「凄くいい動きでした」と満面に笑みを浮かべた。 今回は中央に比べて、相手関係もグッと樂になる。「自在に動けるのでハナにはこだわらない。ヨーイドンの瞬発力勝負にならなければチャンスはある」と越智助手は復権を誓っていた。
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トレンド 2008年12月08日 15時00分
「川二郎」(かわじろう、うなぎ)
JR、東京メトロ東西線・中野駅から徒歩620歩 うなぎ串焼き一筋の店。鄙(ひな)びた空き地を囲んで建つ、中古レコード屋や同業他店の風情も申し分なく、期待はいやが上にも高まる。ひと通り(6串)ができるまでのつなぎに、燻製をいただきます。 作家の丸谷才一氏は、著書「食通知ったかぶり」(文藝春秋刊)のうなぎの章で、「東京ならまづ鰻。鮨よりも天ぷらよりも鰻だろう。(中略)東京の料理法で全国を席捲したものの随一はこれ(蒲焼)ではなからうか」としつつも、鰻の旨さの形容にどうにも物足りなさを覚え、探し続けた揚げ句、「ついにぴつたりの言葉が心に浮かんだ」と快哉を叫ぶ。「嬌柔(きょうじゅう)」。 私も、形容する言葉を探した。そして、ついにぴったりの言葉が心に浮かんだ。「郷愁(きょうしゅう)」。うなぎは、私の心に東北の寒村の小さな川を甦らせた。安比川。子供のころ、あの川のほとりで初めて熊を食った、鹿を食った、雉(きじ)を食った、鮎を食った、そして鰻を食った。藻の香りを含んだ鰻の、その清冽な川の味を忘れない。長じていま、川二郎のカウンターに停まって、この喉を落ちてゆくのはキンミヤの焼酎のストレートである。郷愁の虜になってしまった私には、キンミヤは川の水としか感じられなかった。少し飲みすぎたとすれば、そんな訳だ。予算1800円東京都中野区中野5-55-10
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トレンド 2008年12月08日 15時00分
「石松」(いしまつ、もつ焼き)
JR、東京メトロ東西線・中野駅北口から徒歩750歩 「ソバ屋で憩う -悦楽の名店ガイド101-」の著者、杉浦日向子氏は漫画家にして、江戸風俗研究家。小柄でかわいい江戸文化の伝道者は、いつも着物姿で登場し、その少し照れたような物言いで記憶されている。しかし、氏にも腹の据えかねることはあったとみえて、本のまえがきの調子は激烈である。 「ソバ好きの、ちょいとばかし生意気なこどもは、いますぐ、この本を閉じなさい。(中略)デートや接待に、使える薀蓄(うんちく)はないかと、データ収集のつもりの上昇志向のあなた。この本は期待に添えません。さようなら」 その「こども」が石松にいて往生した。目の前で引いてくれる刺し身は豚ハツ、牛ハツ、牛レバ、そしてボイルされた子袋。新鮮無比。風味絶佳。滋養満点。焼き物も言わずもがなで、チレとミノのタレ焼きは悶絶もの。この店のたった7つの椅子の争奪戦が、中野ブロードウェイの路地裏で日夜繰り広げられている。木曜と日曜が休み。刺身は仕込みが可能な月水金のみ。開店は7時だが、いつも満席。椅子取りゲームは過酷である。 表壁に、開け閉(た)てできる小窓がある。ここからご亭主は、ごめん、ちょっと分からない、んーん、待ってて、という4酒類の状況説明用語を、中を窺(うかが)う待ち客に伝えつづける。入店の丸秘テクは18時15分からの断続的電話予約攻撃。これあるのみ。 石松には今後も顔を出したい。しかし「こども」がいたらわたしは帰る。随分、大人になったものだと自画自賛して、次の客に椅子を譲って退去。予算2500円東京都中野区中野5-50-9
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トレンド 2008年12月08日 15時00分
「ブリック中野店」(ぶりっくなかのてん、バー)
JR中央線、東京メトロ東西線・中野駅北口から徒歩360歩 1979年9月、NYのジーグフェルド劇場の前で、私は1人の作家を待っていた。手には、法外な値段でダフ屋から仕入れた映画「地獄の黙示録」の入場券5枚。作家は北米大陸を釣りをしながら南下中。太平洋を越えて到着した当方と、NYで交差するという約束事ができている。 題名が災厄を呼んだのか、ある日、コッポラ監督から突然の電話。「重大な変更が生じました。契約上、配給を降りることは可能です。しかし私を信じていただきたい」。主役スティーブ・マックィーンの、まさかの降板事件である。配給の日本ヘラルド映画は契約続行を決めた。そんなふうに作るほうも買うほうも、もはや運命共同体と化した超大作がやっと完成し、LAとNYだけで、プレミアロードショーが始まっている。 作家は来た。映画を観た。言葉少なに街に消えた。「かなりの人生を暗闇の中で暮らして」きたと自他ともに許す映画ファン、そしてベトナム戦争のルポから九死に一生を得て帰還したその人は、若き日にトリスウイスキーの宣伝コピーを書いていたことでも知られる開高健。 <「人間」らしくやりたいナ トリスを飲んで「人間」らしくやりたいナ 「人間」なんだからナ> そのトリハイ(トリスのハイボール)を、いまだ誇り高く作っている大衆バーの代表格「ブリック」も、銀座・八重洲・中野の3軒になってしまった。中野店が好きだ。予算1500円東京都中野区中野5-61-3
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トレンド 2008年12月08日 15時00分
「第二力酒蔵」(だいにちからしゅぞう、居酒屋)
JR中央線、東京メトロ東西線・中野駅から徒歩250歩 たとえ訪れた店が想定外に大きかったとしても、それをもってして、大味だろうとか、大雑把(ざっぱ)であろうとか、私のように予断と偏見をもって決めつけてはいけない。反省すべき典型的ケースとして、謹んでご紹介いたしたい。その店構えゆえに背を向けていた私をお許しあれ。 午後2時開店。シジミ汁。さりげなく端のほうにひっそりと札が下がっているこのお薦め品は、昨日の二日酔いを早く治して今夜に備えろというのか。はたまた明日の二日酔いに備えて今夕、素面(しらふ)のうちに啜(すす)っておけということなのか。いずれにしろ、痒(かゆ)いところに手が届いていることは間違いない。 点描風景として主婦3人組は蟹を食いつくし、殻を小山のように積んでお喋りタイム。蟹じゃあ、喋れないもんね。 初心者なので、無難中の無難、刺身盛り合わせ、天ぷら盛り合わせを注文。文句なし。ビールは大瓶と小瓶の2種類のみ。文句なし。大人数用の二階の百人宴会用座敷から、一人客用の1階のくの字カウンター席まで、いかようにも対応できるしつらえには脱帽。お姉さんは、ほんのり。板さんは、きびきび。食べるものが、質、量とも一頭地を抜いているので、酔ってから行くのはもったいない中野の良店。予算1900円東京都中野区中野5-32-15
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芸能 2008年12月08日 15時00分
おバカキャラはもう返上!“モテ男キャラ”上地雄輔
“おバカキャラ”で今年大ブレークし、多忙な毎日を送る俳優の上地雄輔(29)。来年もNHK大河ドラマ「天地人」に出演するなど、勢いは衰えないが、メンバーであるユニット「羞恥心」が新年早々に歌手活動を停止することが決定し、多少は自分の時間ができそうだ。そうなるとマークされるのが、“本命女性”の存在。かなりモテモテのようで、なかなか絞りきれないようだ。 「上地は以前、出演した番組で理想のタイプについて『サーフショップで働いているような年下ギャル』と公言。うわさになっている女性はそういうタイプが多いが、例外もいる」(テレビ局のバラエティー番組関係者) 今年の上地はまさに「飛ぶ鳥を落とす」勢いだった。「羞恥心」のデビューシングル「羞恥心」はオリコンの上半期シングル売り上げランキングで4位となり、その勢いで大みそかの紅白に初出場。これまで芽が出なかった俳優としても頭角を現し、10月スタートのドラマではフジテレビ系「セレブと貧乏太郎」、「スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜」に掛け持ち出演する売れっ子ぶりだ。 「最近までは週に3日ずつドラマの撮影で、残り1日が羞恥心を生んだフジの『クイズ!ヘキサゴンII』の収録で1週間まるまる仕事で埋まっていた」(同) そんなスケジュールだけに、本命1番手とみられていたのが「ヘキサゴン」で共演する木下優樹菜だった。 「上地は木下を『ゆきな』、木下は上地を『ゆーすけ』と呼び合い、じゃれ合っていることが多いので以前から関係がうわさされていました。しかし、木下には一般人の本命がいるようです」(週刊誌記者) 木下以外にもにもうわさになった女性はいる。 「1人は関東近郊のサーフショップで働くAさん。まさに、上地好みのギャルで、上地がブログで公開した写真と、Aさんがブログで公開した写真の場所が同一だったり、ネット上では2人の交際は既成事実のようになっていました。もう1人はギャル系モデルの中村朋美。彼女のブログでも、行った場所や食べたものが上地のブログとかぶっていました」(同) 確かに3人は上地の公言するタイプにピッタリだが、ほかに意外な名前が挙がっているという。 「ブレーク寸前の昨年11月、関西ローカルの番組に女優の浅見れいなとともに出演。2人っきりで飲みに行くことを明かし、浅見が上地のことを『あんた』と呼ぶなど相当親しげだったそうです。同時期に浅見は俳優の森山未來との交際が報じられたので、交際の可能性は低そうだが」(芸能プロダクション関係者) 人気者の上地に、そろそろ恋のワワサが出てきてもおかしくはない。
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芸能 2008年12月08日 15時00分
“妹系”アイドル希月樹衣がツンデレキャラに豹変!?
現役レースクイーンながら“妹系”のかわいい魅力を兼ね備えたアイドルといえば希月樹衣(19)。ファンの前には当然ながら、ミニスカバリバリのレースクイーン姿で登場する機会が多いが、意外と正統派美少女な横顔も持つ。 そんな彼女の多岐な魅力に迫る番組がCS放送モンド21の「グラビアの美少女」(初回放送5日)。番組では樹衣ちゃんがメイドカフェ店員に挑戦。ツンデレ接待をこなす姿は、これ以上ない萌えだ。もちろん水着姿も満載だから、レース場で彼女に目を奪われたカメコは必見!
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芸能 2008年12月08日 15時00分
大沢樹生 “死んだ”後は子作り
元光GENJIで俳優の大沢樹生(39)が7日、都内で自伝「昨夜未明、大沢樹生が死にました…」の発売記念サイン会を行った。 「光GENJI」脱退から14年。女優・喜多嶋舞(36)との離婚や、長男・零次くん(11)が先天性の腹壁破裂の状態で誕生し、薬の副作用で感音性難聴を患ったことなどを赤裸々につづった一冊。4月に再婚し、この日は11月29日に行ったさやか夫人(24)との披露宴の写真も見せた。家庭は円満といい「妻のおなかの中には新しい命が…と、早く報告できるように頑張ります」と子づくり宣言も飛びだした。
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芸能 2008年12月08日 15時00分
水沢奈子 写真集発売記念イベント
女優の水沢奈子(15)7日、都内で写真集「nakokoro」の発売記念握手会を行った。 北海道ロケの初々しい水着姿も披露。「のどかな感じの自分が表れているいると思う。出来は80点」とPR。 高校受験を控え、クリスマス、正月は「地味に過ごすと思います」と話した。
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GI菊花賞確信 3冠 サムソン ディ-プと対照的な雑草馬が史上7頭目の快挙へ サムソンの競馬さえしてくれば自ずと結果は出る
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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確定GI秋華賞 アドマイヤキッス激変
2006年10月13日 15時00分
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みのもんた 参院選出馬!?
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GI秋華賞追い切り速報 春の実績馬を脅かす不気味な存在 究極の上がり馬 サンドリオン絶好
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
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