田中将大
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スポーツ 2021年03月01日 19時30分
楽天・マー君、2試合連続失点も元監督は太鼓判 今後の復調を確実視するワケを語る、優勝の可能性も十分?
元中日監督で野球解説者の谷繁元信氏と元横浜で野球解説者の野村弘樹氏が、2月28日放送の『S-PARK』(フジテレビ系)にVTR出演。楽天・田中将大の今後に太鼓判を押した。 8年ぶりにNPB・楽天に復帰した田中はここまで実戦2試合に登板(2月20日・日本ハム戦/同月27日・ヤクルト戦)。ただ、日本ハム戦では中田翔に3ランを被弾し2回3失点、ヤクルト戦でも村上宗隆にタイムリーを浴び3回1失点と本来の投球はまだ見せていない。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< VTR内では田中が3ランを被弾した日本ハム戦の投球が取り上げられたが、野村氏は「(昨季までは)例年メジャーにいたわけで、そうすると(20日の日本ハム戦はメジャーでは)キャンプに入ってまだ3、4日目ぐらい(の時期)」とコメント。昨季まで戦ったMLBでは今の時期はキャンプスタートから間もない時期であるため、低調な投球が続くのは仕方がないことだと指摘した。 また、野村氏は「マー君にルーキー早川(隆久)、怪我がなければ2人で25勝はする(と思う)んですよ。25勝上乗せしたら優勝ですよ」とも発言。今後調子を整えてシーズンに入れば、ドラ1・早川と共にチームを優勝に導くような投球を見せてくれるだろうと主張した。 野村氏の後に話を振られた谷繁氏は「(日本ハム戦では)全球種投げてたし、ストレートも本当に力を入れて投げたのは1、2球ぐらい(に見えた)」と、現在の田中は自身の投球に相手打者がどのような反応をするか見極めている段階ではないかと推測。 その上で、「(むしろ)今の時期にあれだけ投げられたっていうのは、そこまで準備をちゃんとしてきたなっていう(こと)。これから投げていけば(体の)キレも出てくるしスタミナもつくし、まあ問題ないと思う」と、今後実戦登板を重ねれば調子もどんどん上向いてくるだろうという見方を示した。 今回の放送を受け、ネット上には「投球結果だけみると不安もあったけど、OBが心配無いっていうなら信用できるかな」、「マー君は入団がキャンプイン直前でチームに合流したのも2月6日からだから、1日に一斉にキャンプインした他選手と比べて調子に差があるのはある意味当然なんじゃないか」、「キャンプでは野手の方が仕上がり早いのが一般的だし、OP戦中盤くらいから本領発揮となるはず」、「ヤクルト戦後は日本ハム戦に比べてはるかに良かったって言ってたし、本人はむしろ順調と考えてそう」といった反応が多数寄せられている。 楽天・石井一久監督が、開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦での先発起用を既に明言している田中。登板予定日までは約1カ月だが、この期間にどれだけ調子を上げることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月25日 17時00分
巨人ドラ1・平内、対外試合炎上は菅野のせい? 堀内元監督の持論に賛否、マー君の後輩と比較する声も
元巨人監督・堀内恒夫氏が24日に自身の公式ブログに投稿。その内容がネット上のファンの間で物議を醸している。 今回のブログで堀内氏は、23日の練習試合ヤクルト戦で「3回5失点・被安打7」と炎上した巨人ドラ1・22歳の平内龍太の投球に言及。堀内氏は11日の投稿で、平内は投球直前に下ろす右腕の位置が一定しておらず球種バレ、制球の乱れといったリスクがあると苦言。今回のブログでも、「投げ方で球種がわかって高いボールが多かったら 少々スピードが速くたってやられちゃうよ」と同様の指摘をした。 >>巨人ドラ1・平内に「勝つのは難しい」 紅白戦で無失点の好投も、堀内元監督の鋭い指摘に驚きの声<< 問題となっているのは、平内の不調の要因についての持論。堀内氏は「ドラフト1位で入団 周りの期待も大きい。やる気充分で入ってきてくれたと思う。そこでだ、キャンプで菅野が投げてるのを観たとする」、「そうすると気持ちだけが焦るわけさ。このままじゃいけない。今の自分じゃ通用しない、って」と、同僚・菅野智之との実力差に焦りが生じているのではないかと推測した。 「昨日のピッチングを観ていて焦りと疲れを俺は感じたよ」と、ヤクルト戦の投球からも平内の焦燥感が伝わってきたという堀内氏。「コーチとよく相談してフォームを改善すること」、「やたら周りと比べず 自分の特徴を早く知って自分のボールを信じて磨くように」と、他選手を意識し過ぎずに課題克服に取り組んでほしいと語っていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「菅野の投球を見て『俺も早くそのレベルに』って焦って、オーバーワークした結果不調になったってことかな」、「巨人の開幕ローテはまだ固まってないから、それに対する焦りもあるだろうな」、「ルーキーが先輩のプレーを見て『俺やっていけるのかな…』って思うのはよく聞く話だけど、平内も自信を失ってるところがあるのかもしれない」、「菅野は9年目で通算101勝のエース。すぐに追いつけるような存在じゃないから焦らずに実力を磨いてほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「その考え方は間違ってる、マー君(田中将大/楽天)の横で投げてる早川(隆久/同)は好調だろ」、「早川が開幕ローテを掴みかけてる以上、堀内さんの持論は通用しない」、「菅野は平内を高く評価してるってニュースにもなってたけど、不調を勝手に自分のせいにされたらたまったもんじゃないな」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「一部ファンが名を挙げている早川は、2020年ドラフトで1位指名を受け楽天入りした平内と同じ22歳の投手。今春キャンプでは田中将大(通算176勝)、涌井秀章(同144勝)、岸孝之(同132勝)、則本昂大(同85勝)といったそうそうたる先発陣に囲まれる中でブルペン投球を行うこともしばしばでした。ただ、早川は20日の練習試合日本ハム戦で『2回無失点・被安打1』と好投を見せ、22日には石井一久監督が開幕ローテ入りを示唆するなどここまでは順風満帆。もちろん、平内と早川のメンタルには差があるでしょうが、より実績のある投手に囲まれている早川は特に気後れする様子は見せていないため、平内が菅野を見て焦りを感じ苦しんでいるという堀内氏の持論に疑問を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) ヤクルト戦後、「ボールの一球一球のレベルを上げていかないとこのままじゃ無理だなと思いました」と猛省したことが伝えられている平内。今後の実戦で名誉挽回の投球を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2021年02月08日 11時10分
楽天・田中の調整に大幅な遅れ? 初ブルペンでの意味深行動、石井監督の構想にも影響か
背番号18は何を思って投げ込んでいたのだろうか。 2月7日、チーム合流2日目の田中将大投手がブルペン入りし、約50球を投げ込んだ。スライダー、スプリット、カーブなどの変化球も投げ込んでおり、特にスプリットには目を見張るものがあった。低めのストライク・ゾーンから鋭く落ちていく。 時間にして、30分もなかった。プロ野球解説者、ブルペン捕手、メディアも「田中劇場」に魅せられていた。しかし、その周辺の舞台裏にも目をやると、“田中の状態”も見えてきた。 「初ブルペンの投球を受けたのは、3年目の太田光捕手でした。何度か、田中のスプリットを捕球できない場面もあり、スライダーもミットを動かしながら捕っていました。田中は自ら話し掛けるなどし、太田に気を遣っていました」(プロ野球解説者) 太田捕手の技術不足ではない。レギュラー捕手でも、新外国人投手や移籍してきた投手の変化球を捕り損なうことがある。初見がイメージと異なっていたのだ。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 30球目あたりだろうか。石井一久GM兼監督もブルペンに現れた。 「遠巻きに見ていただけ。声を掛けることもありませんでした」(前出・同) だが、その石井GM兼監督の表情がちょっと気になった。眉間に皺を寄せていた。マスクで顔半分を隠していたので断言はできないが、「実戦登板はもう少し様子を見てから判断しよう」と思ったのではないだろうか。 田中はセットポジションで投げていた。昨季は大きく振りかぶるワインドアップ投法に変更している。直球の威力を取り戻すためだが、ポストシーズン・マッチではまた元に戻している。 その直球を投げる時だった。田中は「ウッシ!」「ウリュア」と雄叫びを挙げていた。強いボールを投げようとしていたようだ。 「途中、手のひらを上に小さく動かし、太田に指示を出していました。『ミットをもっと高く構えてほしい』という意味です。高めなら、強いボールを投げやすいので」(関係者) その後、スライダー系の変化球がショートバウンドするなどし、コントロールを乱した。伊志嶺忠ブルペン捕手が見かねたのか、打席に立ってやった。「ストライク・ゾーンをイメージさせるため」だ。 前出の関係者によれば、田中はブルペンを引き上げた後、「見られてるなあ~」と、緊張した旨をこぼしていたという。ヤンキースの先発マウンドを守ってきた大エースでも緊張するのかと思ったが、 「久々に触るNPBのボールの感触、そのMLBとは異なるボールで変化球を放るとどんな軌道になるのかを確かめるのが目的でした」(前出・同) と、同日の投げ込みが“試運転”だったことも教えてくれた。 「田中も今年33歳になります。体力的に衰える年齢ではありませんが、力強い直球が投げられるかどうかがカギになりそう。課題はほかにもあります。メジャーと日本とでは登板間隔が異なります。早く、日本流の中6日の登板間隔に体を慣れさせないと」(前出・プロ野球解説者) 関係者の話を総合すると、「調整はやや遅れ気味」のようだ。 無言の石井GM兼監督、太田の捕球ミス、伊志嶺ブルペン捕手のフォロー。周囲も緊張していた。あくまでも噂だが、田中が開幕投手を務めるとの情報も囁かれていた。 「強い直球」を投げようとしていたのは、そのためか…。(スポーツライター・飯山満)
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芸能ニュース 2021年02月06日 12時10分
里田まいは策士?『ヘキサゴン』から誕生したユニットPaboのメンバーの明暗
夫の田中将大投手が先月30日、都内でプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの入団会見を開いたことを受け、妻でタレントの里田まいが、自身のインスタグラムのフォロワーが急増したことを明かした。 田中投手は約8年ぶりの復帰となる。里田は今月1日、「全然関係ない話していい?最近レモンサワーが好きなんだけど、皆さんのオススメ缶酎ハイのレモンサワーってなんですか?」と活字のみの画像を投稿。 そして、コメント欄で「完全にマー君効果でフォロワーさんが増えた」と自身のSNSにも夫の復帰会見の影響が及んでいることを明かした。 「インスタのフォロワーは今や70万人に迫る勢い。夫の会見の後日、夫が着用していたYシャツのアイロンがけをした動画を投稿するなどタイミングが絶妙。タレント活動を再開する気はないようだが、インスタを活用しての“インフルエンサー”として人気になりそう。講演会のオファーなども入るのでは」(広告代理店関係者) >>里田まい、中村アンとの写真投稿に疑惑の声 いつの間にか“憧れの女性”に?<< もともと、鳴かず飛ばずのアイドルグループ・カントリー娘。のメンバーだった里田だが、フジテレビ系のクイズ番組「クイズ!ヘキサゴン」で珍回答を連発する“おバカキャラ”としてブレイク。 番組内でスザンヌ、芸能界を引退した木下優樹菜さんと音楽ユニット・Paboを結成し4年にわたり活動。12年に田中投手と結婚し2人の子どもに恵まれ、すっかり“勝ち組”となった。 「3人のうち、スザンヌはかつてソフトバンクのエースだった野球解説者の斉藤和巳氏と結婚したが離婚してシングルマザーに。木下さんはおととしの“タピオカ騒動”がきっかけで芸能界引退に追い込まれ、夫のお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史と離婚しシングルマザーに。里田だけが公私ともに順調な生活を送っているが、当時、3人を取材して、まさかこういうことになるとは思わなかった」(ベテラン芸能記者) プロ野球のシーズンが開幕すれば、里田はさらにインスタのフォロワーを増やしそうだ。
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スポーツ 2021年02月02日 20時30分
楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」
元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、1日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に電話で生出演。番組内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースについてトークする番組内のコーナーで、1月30日に楽天への復帰会見を行った田中将大について言及。記者会見の感想や、プロ入りした2007年から現在までの年俸推移などについてトークを展開した。 問題となったのは、田中のコンディションについての発言。「俺は老婆心ながらひじや肩が心配やね」という金村氏は、「毎年オフにマー君は日本に帰ってきていろいろ治療してる」と田中は以前から毎年オフに体をケアするための日本帰国をしいられているとコメント。 また、金村氏は「ある筋から聞くと『もうだいぶ勤続疲労がきてる』って(言ってた)」とも発言。発言の主について詳細は明かさなかったが、ある人物から田中の右肩・右ひじは既に限界に近いレベルまで消耗が進んでいることを聞いたと暴露した。 >>「前例がない」マー君の楽天復帰にNPBが混乱? 史上初のケースも急浮上、2年契約に隠されたまさかの条件とは<< 金村氏の発言を受け、ネット上には「マー君の肩・肘が実はボロボロっていうのは本当なのか?」、「本当に限界なら楽天が9億も払って獲るわけない、金村さんは話を盛ってるとしか思えない」、「こういう話題を話すなら、どこの誰から聞いたのかをちゃんと明かすべきだ」といった疑問の声が多数寄せられている。 一方、「田中はMLB時代に靭帯断裂したことがあるから、限界説はあながち嘘ではないかも」、「ヤンキースがそう判断して残留を嫌ったっていう論調もあるしなあ」と、右腕の限界説に理解を示すコメントも複数見受けられた。 「今回楽天に復帰するまで田中は計7年間(2014-2020)MLB・ヤンキースでプレーしましたが、加入1年目の2014年7月に右ひじ靱帯の部分断裂が判明。これ以降も右ひじ不調(2015)、右肩炎症(2017,2020)と複数回故障に見舞われた経験を持っています。また、一部ではヤンキースが残留交渉に乗り気でなかったのは、田中の右肩・右ひじの状態が悪いと判断したからという見方もあります。そのため、今回金村氏が口にした右腕の限界説は、全く信ぴょう性がないわけではないと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 金村氏をはじめ少なくないファンから右腕の状態を不安視されている田中。こうした不安を今季の活躍で払しょくすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月01日 15時35分
マー君の楽天復帰は「腰掛けということではない」 MLB残留も可能だった? 石井監督が獲得の裏側を明かしファン驚愕
楽天・石井一久監督兼GMが、1月31日放送の『S-PARK』(フジテレビ系)にリモート出演。前ヤンキース・田中将大復帰の裏話を明かした。 昨年11月にヤンキースをFAとなって以降移籍先が決まっていなかった田中を、今年1月28日に年俸9億円(推定)プラス出来高の2年契約で獲得した楽天。今回の番組で石井監督は獲得の裏側や口説き文句について語った。 >>「前例がない」マー君の楽天復帰にNPBが混乱? 史上初のケースも急浮上、2年契約に隠されたまさかの条件とは<< 田中はプロ入りした2007年から2013年にかけ楽天で活躍し、2014年から昨季まではヤンキースでプレーした。石井監督は田中の獲得について「本当に五分五分という感じでした」としつつ、「彼がどういうふうにこれから野球を続けていくのか、ストーリーを完結に向けていくのかというところで、メジャーというのは絶対条件の中にあったので、日本を選択してくれたことに感謝しています」と古巣復帰を選択してくれたことに感謝した。 ヤンキースをFAとなって以降、石井監督は継続的に声をかけていたという。ただ、「田中選手も(1月30日の入団)会見で言ってましたけど、腰掛けで帰ってきてるということではないんですよね」と田中は“仕方なく”復帰を決断したわけではないと主張した。 続けて、「僕も調べてましたけど、本当に大きい(MLB球団との)契約が何個かあって。その中で別に日本をチョイスしなくてもよかったんですけども、今年は震災から10年という中で、『自分のパフォーマンスを出して優勝に導くぞ』という覚悟がすごく見えたので頼もしく感じてます」とコメント。田中はMLB球団からのオファーもあった中で楽天を選んでくれたと明かしたが、MLB球団からどのような条件のオファーが来ていたのかは触れなかった。 番組の中で石井監督は、田中との交渉で口にしたという口説き文句について「本当に特別で大事なシーズンに帰ってこれるというのは、僕はスーパースターの宿命みたいなものだと思っている。(だから)『スーパースターとしての田中が求められるものが東北に今あるんだ』と言った」と発言。震災から10年を迎える今季を特別なシーズンにしてほしいと訴えかけたという。 前回所属時は「175登板・99勝35敗3セーブ・防御率2.30」といった通算成績を残し、2013年には「28登板・24勝0敗1セーブ・防御率1.27」をマークしチームを創設以来初のリーグ優勝・日本一に導いた田中。石井監督は「(田中に求める)数字は特にはないんですけどとにかく勝ちに導ける、20回投げたら20回全て『勝てるかもしれない』という試合を続けていただきたいなと思います」と、投げる試合は全て勝機を見いだせるような投球を期待したいと述べた。 今回の番組を受け、ネット上には「MLB残留のメドがたたないから復帰したと思ってたらそんなわけじゃなかったのか」、「契約終わり、もしくは途中でMLBに戻る予想も多いけど、腰掛けじゃないっていうのが本当なら楽天にとっては物凄く大きいな」、「震災から10年の節目っていうのはやっぱり大きいんだろうな、マー君も会見で意味のあるタイミングって言ってたし」、「前回の24勝はさすがに求め過ぎだけど、10勝、15勝してくれるようなら優勝もグッと近づきそう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「MLBからのオファーについてもう少し詳しく語ってほしかった、どのくらい条件差があったのかも気になるし」、「復帰した田中がいつ頃キャンプに合流するのかは話してくれないのか」と、他にも語ってほしかった内容があるというコメントも複数見受けられた。 震災から10年がたつ今季、8年ぶりにNPB・楽天に復帰した田中。石井監督やファンの期待に応える投球を披露することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月29日 11時05分
「前例がない」マー君の楽天復帰にNPBが混乱? 史上初のケースも急浮上、2年契約に隠されたまさかの条件とは
田中将大投手の楽天帰還が正式に決定した。これで、2021年のパ・リーグ順位予想が難しくなった。則本、岸、涌井と経験豊富な先発陣に「日米通算177勝」を挙げた右腕が帰ってくる。ソフトバンクの強力打線にも十分対抗できる。田中を口説き落とした楽天の交渉の勝利と言っていいだろう。 「契約内容など詳しいことは帰国後の会見に持ち越されました」(スポーツ紙記者) 1月28日午後3時ごろ、各メディアにも「田中帰還」の一報が入り、確認作業が始まった。現時点で分かっているのは、球団発表の「2年契約」、推定年俸は「9億円以上、プラス出来高払い」、背番号は渡米前と同じ「18番」に決まったこと。後のことは、本当に会見が行われるまで分からない。 >>「経緯や想いは会見で」マー君“カムバック”写真を投稿、楽天復帰に「本当に復帰するとは!」ファン歓喜 上原浩治氏はMLB経営に言及<< 米国の野球メディアもトップニュースとして扱っていたが、日本野球機構(NPB)はちょっと違う反応を見せていた。 「前例がない」――。 いや、メジャーリーグから日本球界に帰還し、その後も活躍した日本人選手は大勢いたはずだが…。 「田中の2年契約にはオプトアウトが認められたようです。つまり、21年シーズンを終えて、田中のメジャーリーグ再挑戦を楽天球団が認めているんです。ということは、ポスティングシステムが使われます。移籍交渉が成立した選手の2度目の活用というのは、初めて」(球界関係者) 不成立などで2度、ポスティングシステムを使った選手はいた。成立した選手の2度目は、初めてになる。 NPBもこういったケースを想定していなかったのか、その点については何も書かれていない。シーズン中の12球団実行委員会などで草案を作り、オーナー会議で承認という流れになるだろう。 「ポスティングシステムでのメジャー移籍となれば、旧所属球団に譲渡金が発生します。楽天は田中の移籍で2度、譲渡金を得ることになります。メジャーリーグ挑戦が珍しくなくなったので、『2度目のポスティングシステム』に対する反対意見は出ないと思います」(ベテラン記者) 13-14年オフ、楽天球団は同制度で2000万ドルを得た。 「楽天球団は田中との交渉において、今年は東日本大震災から復活10年目であることを伝えました。東北に強いメッセージを送ること、その言葉で、田中には日本帰還が左遷ではないと思えたようです」(前出・球界関係者) ちょっと気の早い話だが、楽天の開幕カードは北海道日本ハムファイターズ戦だ。田中は開幕投手の有力候補でもあるが、夏の甲子園大会を沸かせた元ライバルは、一軍に残れるかどうかのレベル。 「開幕投手」と「敗戦処理のような中継ぎ」での再会なんてことにならなければいいのだが…。 13年オフ、田中帰還も想像できなかった。時の流れとは残酷であり、不思議なものだ。21年の主役・田中の会見に注目が集まっている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年01月28日 20時15分
「経緯や想いは会見で」マー君“カムバック”写真を投稿、楽天復帰に「本当に復帰するとは!」ファン歓喜 上原浩治氏はMLB経営に言及
これまで楽天(2007-2013)、ヤンキース(2014-)でプレーし、日米通算で「349登板・177勝81敗3セーブ・防御率2.94」といった成績を残しているプロ15年目・32歳の田中将大。28日、田中が今季楽天に復帰することを球団が発表し複数メディアもこれを報じた。 昨季まで所属していたヤンキースとの残留交渉が難航し、MLB他球団も獲得へ向けた動きをあまり見せていなかったため、今年に入り楽天復帰の可能性が取りざたされていた。球団公式サイトによると、田中の背番号は前回所属時に着用していた「18」に決定し、日程が決まり次第入団会見を行うとのこと。契約年数や年俸については掲載されていないが、各報道では今オフ巨人・菅野智之が記録した8億円(推定/球界史上最高額)を上回る年俸9億円(同)での2年契約で合意に至ったと伝えられている。 田中は日本球界で「175登板・99勝35敗3セーブ・防御率2.30」といった数字を残し、2013年には「28登板・24勝0敗1セーブ・防御率1.27」と驚異的な成績で楽天を創設初のリーグ優勝・日本一に導いた。チームは涌井秀章、岸孝之、則本昂大とエースクラスの先発を複数抱えるが、田中の復帰により先発ローテはさらに強固となった。 >>ヤンキース・田中の右ひじは既に限界? 現地メディアが指摘、楽天での快投で完治をアピールできるのか<< 田中の楽天復帰を受け、球界OBたちが自身のSNSを通じコメントしている。元日本ハムで侍ジャパン投手コーチの建山義紀氏は、28日に自身の公式ツイッターに投稿。「あの熱い投球がまた日本で見られるとなると、野球ファンの方は堪らないんじゃないでしょうか」と、田中の復帰で球界は盛り上がるのではないかと推測した。 2007~2009年にかけ田中と共に楽天でプレーした元楽天・磯部公一氏も、28日に自身の公式ツイッターに「バリバリのメジャーリーガーが、仙台に帰って来ますね 打倒ソフトバンクに向けて、最高の戦力ですね」と投稿。楽天は昨季パ・リーグ優勝のソフトバンクに「9勝15敗」と大きく負け越したが、田中の復帰で力関係が逆転するのではとの見方を示している。 元巨人・上原浩治氏は、28日に自身の公式ツイッターに「楽天すげぇな 田中将大選手が復帰…でも、それだけMLB の経営(運営)が苦しいんだろなぁ」、「どんなピッチングを魅せてくれるのか… 楽しみが1つ増えた」と投稿。MLB球団がコロナ禍などで財政難に陥っていることが復帰につながったのではと推測した上で、復帰後にどれほどの成績を残すのかを期待した。 今回の復帰劇に、ネット上にも「マー君楽天復帰!これは大ニュースだ!」、「ここ数日復帰の可能性が取りざたされてたけどまさか本当に復帰するとは!」、「2013年に楽天を頂点に導いてくれた大エースの帰還は本当に嬉しくて言葉が見つからない」、「自分は田中がヤンキースに行った後に楽天ファンになったから、初めてその勇姿を間近で見れると思うとわくわくする」、「まだ衰えていない状態での復帰だから15勝くらいは期待したいな」といった反応が多数寄せられている。 ファンやOBから大きな注目が集まる中、田中は28日に自身の公式ツイッターに投稿。本拠地・楽天生命パークで撮影されたと思われる自身の後ろ姿を捉えた写真を添え、「この度、楽天イーグルスと契約させていただきました。今シーズン、日本でプレーする決断に至った経緯や思いは、後日、入団会見を行う予定ですので、その席でお伝えできればと思います」と投稿している。 楽天は2013年を最後に、日本一はおろかリーグ優勝からも遠ざかっている。同年の快進撃の立役者である田中は、今季チームに8年ぶりの栄冠をもたらすことができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について建山義紀氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/tatetatetateyan磯部公一氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/isobekoichi上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara田中将大の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/t_masahiro18
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スポーツ 2021年01月26日 11時00分
ヤンキース・田中の右ひじは既に限界? 現地メディアが指摘、楽天での快投で完治をアピールできるのか
交渉は大詰めに入ったと見ていい。「楽天・田中」が復活する可能性が、かなり高くなってきた。「立花陽三球団社長と田中サイドが何度か接触しており、今週中にも最終的な条件提示がされます」(関係者) その最終的な条件提示とは、田中将大投手が希望する1500万ドル(約15億6000万円)を十分にクリアするものだという。両者の交渉はオンラインをメインに行われてきた。その過程には、三木谷浩史オーナー自らも加わっていたそうだ。 「大きなお金が動く重要案件には、三木谷氏自らが交渉に乗り出してきます。実業家として、大事なことは他人任せにしない人です。また今年は球団にとっても、大切なシーズンとなります。東日本大震災から10年、復興10年目の大事な節目の年なので地元に貢献したいとの気持ちを強く持っています」(前出・同) 各方面の話を総合すると、田中の気持ちは「古巣帰還」に向いているという。 >>楽天・石井監督のマー君切望はリップサービスではなかった?則本らも復帰への雰囲気づくりをサポートか<< 日米通算177勝、それも、ヤンキースの先発ローテーションを守ってきた“現役バリバリの主力投手”が加わる。東北楽天ゴールデンイーグルスが「打倒・ソフトバンク」の一番手に浮上することになるが、田中慰留を諦めたヤンキースから気になる情報も出始めた。 「ヤンキースは4人の若手を放出し、パイレーツから右の先発タイプのタイロン投手をトレード獲得しました。その時、ヤンキースが何度も確認を求めたのが、タイロンの右ヒジの回復具合です」(米国人ライター) タイロンは右ヒジにメスを入れており(トミー・ジョン手術)、昨季は全休となっている。 そういう故障明けの投手を獲るくらいなら、田中を残留させた方がマシだが、ヤンキースは少し違う見方をしていたそうだ。 「田中は14年に右ヒジを部分断絶しており、それを抱えながら投げてきました。地元放送局CBSによると、『そのことがヤンキース首脳陣の頭の片隅にあって』と言い、“右ヒジの限界”を暗に示唆していました。田中は落ちる変化球のスプリットを得意としてきましたが、ここ2年はその決め球を痛打される場面もあり、それが強く慰留しなかった原因だと伝えています」(前出・同) 田中サイドからすれば、「右ヒジは完治している、影響はない」と思っているはず。古巣帰還後は快投を続けることで、ヤンキースの評価が間違っていたことも証明するつもりだ。 交渉は大詰めを迎えた。もっとも、田中帰還という“最高の補強”に成功したとなれば、石井一久監督兼GMの責任は重大だ。田中の右ヒジには、さまざまな思いが乗せられているようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年01月23日 17時00分
ヤンキース・田中、NPB復帰が低迷の引き金に? 楽天・石井監督も期待の帰還、上原・岩隈の二の舞を避けるポイントは
これまで楽天(2007-2013)、ヤンキース(2014-)でプレーし、日米通算で「349登板・177勝81敗2セーブ・防御率2.94」といった成績を残しているプロ15年目・32歳の田中将大。NPB復帰説が浮上し、プロ野球ファンの間で盛り上がりを見せている。 田中は昨季でヤンキースとの7年契約が満了したが、当初はヤンキースと再契約するのではとの見方が多数。ところが、今オフに入ると残留交渉が難航しているとの報道が複数伝えられた上、ヤンキースが16日(現地時間15日)に先発右腕のクルバーを獲得したため再契約は厳しい状況となっている。 ヤンキースがクルバーを獲得して以降はNPB復帰の可能性が取りざたされるようになった田中。ネット上には「自分のひいき球団に来てほしい」というファンの声が多数見受けられ、古巣である楽天・石井一久監督兼GMも「もし選択が日本ということになれば、帰ってきてほしいと言わない理由がない」と復帰の可能性に言及したことが伝えられている。 >>楽天・石井監督兼GMがマー君復帰を狙う切実な理由三木谷オーナーの“イニエスタ級”大盤振る舞いはあるのか<< 楽天時代に「175登板・99勝35敗3セーブ・防御率2.30」といった数字をマークしていることもあり、仮に田中が復帰となれば活躍は間違いないという見方は根強い。ただ、ここ3年でMLBからNPBに復帰した選手を振り返ると、その全員が活躍を見せているというわけではない。 巨人(1999-2008)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)を渡り歩いた後2017年11月にカブスをFAとなった上原浩治は、翌2018年3月に古巣の巨人に加入しNPBに復帰。ただ、プロ20年目・42歳のシーズンとなった同年は中継ぎとして36試合に登板したものの、中盤から左ひざ痛を抱えたこともあり「0勝5敗14ホールド・防御率3.63」と黒星が大きく先行。同年オフには左ひざのクリーニング手術をしいられた。 この手術の影響で上原は翌2019年シーズンの開幕一軍入りを逃し、二軍でも調子は上がらず。これを受け上原はシーズン途中の5月に、「二軍で抑えられないようじゃ一軍では抑えられない」として現役を引退する決断を下している。 近鉄(2000-2004)、楽天(2005-2011)、マリナーズ(2012-2018/2018はマイナー)で活躍した岩隈久志は、2018年12月に巨人と契約しNPB復帰。翌2019年はプロ20年目・38歳と既にベテランの域に入っていたが、それまで日米通算170勝を挙げるなど実績は十分だったため「大物が来た」と期待する巨人ファンは少なくなかった。 ところが、岩隈は巨人加入直後からMLB時代に抱えた右肩のコンディション不良に悩まされ、2019、20年と2年連続で一軍登板なし。この不振もあり、岩隈は2020年オフに現役を引退している。 西武(2011-2017)、パドレス(2018-2019/2019はマイナー)でプレーし2019年限りでパドレスを退団した牧田和久は、同年11月に楽天との契約に合意しNPBに復帰。プロ10年目・36歳で迎えた2020年は52試合に登板し、「2勝2敗22ホールド2セーブ・防御率2.16」と安定した数字をマークしている。 牧田は活躍、上原、岩隈は不振という結果となっている直近のNPB復帰選手だが、後者2人は選手としては下り坂である40代前後で復帰。一軍戦力としてのフル稼働というよりは、集客面や指導面でメリットをもたらすことを期待されていた。一方、田中は現在30歳代前半とそこまで年齢を重ねてはいないため、両名のような不振に陥る可能性は高くはないだろう。 ただ、田中は2014年中盤から2015年序盤にかけ右ひじの故障に悩まされ、それ以降も右肩炎症や太ももの張りなどで複数回故障離脱している。上原、岩隈の両名もMLB時代から何度か故障に見舞われNPBでも怪我に泣いているため、この点はNPBへの適応に悪影響を及ぼす不安要素といえるが、コンディションに細心の注意を払えば牧田と同等、もしくはそれ以上の成績を残すことは十分可能と言えそうだ。 田中は1月2日に自身のツイッターに投稿し、「来季プレーをしたいチームを限定しておらず、自分に興味を持ってくださる全ての球団の中から考えています」と来たオファーは全て検討すると表明している。当然楽天をはじめとしたNPB球団のオファーも検討することみられるが、果たしてNPB復帰を決断することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田中将大の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/t_masahiro18
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