田中将大
-
スポーツ 2021年01月21日 11時00分
楽天・石井監督のマー君切望はリップサービスではなかった? 則本らも復帰への雰囲気づくりをサポートか
田中将大投手の行く先は、「日本人ネットワーク」で決まりそうだ。 ニューヨーク・ヤンキースの条件提示が田中の希望額に届かず、その後、最有力先として浮上したのは、サンディエゴ・パドレスだった。しかし、1月18日(現地時間)、そのパドレスから「新たなトレードが成立した」との発表がされた。パイレーツから先発右腕のジョー・マスグローブ投手を獲得した、と。 「先発投手層がさらに厚くなりました。レイズのエースだったスネルを獲り、カブスからはダルビッシュ有もトレード補強しており、今季は強固な先発ローテーションが編成されます」(スポーツ紙記者) 新たな先発投手の獲得は、田中争奪戦からの撤退も意味する。この一報を受けて、米メディアはブルージェイズ、ツインズが獲得に乗り出すとも伝えていたが、「最も可能性が高いのは、楽天帰還」と捉えるようになった。 「田中は年俸1500万ドル(約15億6000万円)以上を希望しているようです。2020年の年俸は2300万ドル。試合数削減で全額は支払われていませんが、田中側の考えでは、減額を受け入れるということですが、メジャー各球団は新型コロナウイルス禍で、高額年俸の選手と交渉できるところは限られており、『1500万ドルでも高い』と解釈しています」(米国人ライター) 金額を抜きにして交渉できるのが、古巣・東北楽天ゴールデンイーグルスというわけだ。 「石井一久監督兼GMが田中獲得の意向を表明したのは、18日(日本時間)。この時点では、『リップサービス』と捉えた日本のメディアもありましたが、石井監督兼GMはパドレスがパイレーツとトレード交渉している情報を聞かされていたみたい。オンラインで田中の代理人に正式交渉の申込みをしたとも聞いています」(球界関係者) >>楽天・石井監督兼GMがマー君復帰を狙う切実な理由三木谷オーナーの“イニエスタ級”大盤振る舞いはあるのか<< ブルージェイズには前巨人の山口俊、そして、投手コーチは、04年に横浜ベイスターズに在籍したピート・ウォーカー氏がいる。NPBでの成績はパッとしないが、日本人投手のレベルの高さを認めている指導者の一人で、チームが菅野智之に続いて田中獲得を検討した背景に、ウォーカーの進言があったとされている。 「ツインズには同級生の前田健太もいます」(前出・スポーツ紙記者) 楽天の後輩たちも“意味シンな言動”を見せていた。 これまで田中の自主トレに同行してきた則本昂大投手が、今年から自身のグループを結成し、「これからは自分が教えていく」と発言(16日)。さらに、田中に学ぶことができたから今の自分があるとも力説していた。 「日本人メジャーリーガーがNPBに復帰する時、『都落ち』みたいな雰囲気になります。田中もそういうことを気にしているのかもしれません。則本が『田中のおかげ』と言ったのは、チーム全体で歓迎すると伝えたからでしょう」(前出・球界関係者) 前出の米国人ライターによれば、田中サイドの交渉優先順位はブルージェイズ、ツインズ、楽天。しかし、ヤンキースで先発枠を務めてきた実績に見合う年俸を出せるかどうかとなれば、悲観的な声の方が多い。だから、ブルージェイズ、ツインズ両球団から「日本人ルート」の話も出てくるのだろう。田中が折れて米球界残留となる可能性もあるが、楽天は着々と帰還準備を進めている。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年01月19日 11時00分
楽天・石井監督兼GMがマー君復帰を狙う切実な理由 三木谷オーナーの“イニエスタ級”大盤振る舞いはあるのか
田中将大投手にラブコールを送った本当の理由は…。東北楽天ゴールデンイーグルスの石井一久監督兼任ゼネラルマネージャー(以下=GM)が、いまだ去就の決まらない田中に「声を掛けない理由はない!」と、本格参戦を表明した(1月18日)。 「ヤンキースが前レンジャーズのコリー・クルバー投手を獲得したことで、先発ローテーション枠が埋まりました。ニューヨークのメディアは田中を引き止めるべきだという論調ですが、今オフのヤンキースはチーム総年俸を2億1000万ドル内に収めたいとしており、そうなると、田中クラスの選手とはもう交渉できません」(米国人ライター) 米メディアは「パドレスが有力」と予想し、MLB公式ページではエンゼルスも交渉に乗り出したとあった。 田中が本当に楽天に帰還すれば、優勝も夢ではない。石井監督兼GMが熱くなるのも当然だが、こんな指摘も聞かれた。 「新人を見て、スカウトの報告と違うというのが分かるのも、この時期なんです」(球界関係者) 田中争奪戦の参戦表明がされる前、石井監督兼GMは新人合同自主トレを視察し、さらにコーチスタッフと春季キャンプの選手の一、二軍振り分けを話し合っている。 その新人自主トレを指して、先の関係者がこう続ける。 新人投手はキャッチボールのボールを見れば分かるんです。即戦力か、どうかが。昨秋のドラフト会議では即戦力投手の補強に重点が置かれました。でも、何人かいたみたいですよ、即戦力という報告がされていたのに、鍛え直す必要がある投手が」 楽天の新人投手と言えば、大学ナンバー1左腕と称された早川隆久(早大)もいる。ドラフトでは6人を支配下指名したが、うち5人は投手で、高校生投手は1人だけ。即戦力の投手がどうしても必要だったのだろう。 「田中はオフに帰国すると、楽天の施設で練習をしていました。現楽天ナインとの面識があるので問題はないと思います」(前出・スポーツ紙記者) >>巨人・岩隈、楽天入りに義父は関係無かった?オリックス入りを頑なに拒んだ真相は…「やりたい気持ちにはなれなかった」<< ヤンキースでの最終年俸は、2300万ドル(約25億3000万円)。試合減により満額支給はされていないが、ネックになるものがあるとすれば、金銭面だろう。もっとも、 「Jリーグ・ヴィッセル神戸がアンドレス・イニエスタに3年半契約で2500万ユーロ(約32億5000万円)が払えたのだから」 と、三木谷浩史オーナーの資金力をアテにする声も聞かれたが…。 メジャーリーグは新型コロナウイルス禍で日本以上に混乱しており、いったん古巣に帰還し、1、2年後に再渡米するのも悪くないだろう。「ヤンキースで逞しくなった田中を見たい」という日本のファンはかなり多いはず。新人投手たちの下方修正の情報は気になるが、石井監督兼GMの交渉に期待したい。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年12月17日 11時00分
ヤンキース・田中にライバル球団移籍が浮上? 首脳陣の意味深な“沈黙”、現地メディアも残留難航を予想か
田中将大が「ニューヨークを離れるのではないか?」といった声が出始めた。 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ブーン監督がリモートによる会見に登場したのは、12月15日だった(現地時間)。主にオフの補強、その進展具合について語られ、「田中には残ってもらいたい。素晴らしいチームメイトであり、愛される存在だ」と訴えた。 この指揮官の言葉を受け、日本のメディアは「ヤンキースに残留」と解釈したが、米国ではそうは受け止めていなかった。「残留交渉が難行している、もしくは予定よりも遅れている」というのが、米メディアの見解だ。 米国人ライターがブーン監督のリモート会見をこう説明する。 「この会見の田中に関する内容を報じたのは、ごく一部でした。実は、ニューヨークの野球ファンの最大の関心は、今季、ア・リーグ首位打者に輝いたDJラメイヒュー内野手がヤンキースに残るかどうかで、田中の残留はその次。もちろん、田中には残ってもらいたいと思っていますが、ラメイヒューの残留を確実にしてから、田中との交渉に入るようです」 ラメイヒューは2019年1月に移籍してきた。本職は二塁だが、サード、ショートも守れ、今季は3割6分4厘で首位打者のタイトルを獲得した。ロッキーズ時代の16年にも同タイトルを獲得しているので、ア・リーグ、ナ・リーグの両方で首位打者を獲得した選手として、今オフの米FA市場の野手部門では、「注目の一人」と位置づけられていた。 交渉がラメイヒュー、田中の順番となるのは仕方ないとしても、それだけでは田中の残留が怪しいという根拠にはならないはず。 「ブーン監督の会見の数日前、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMも取材に応じています。その時、ラメイヒューとの残留交渉については『最優先事項』と力強く語ったのに対し、田中のことを聞かれると、『選手会との規定で何も喋れない』と言っただけでした」(前出・同) チームの編成責任者であるキャッシュマンGMのコメントも影響していたようだ。 >>ポスティングの巨人・菅野、残留が濃厚?米メディアからは異例の提言も本人が「迷っている」と漏らしたワケ<< 日本人メディアの解釈では、球団サイドが多くを語らない場合、「交渉の細部を詰めている」と捉える。米国ではその反対のようだ。 もっとも、田中本人を知る日本のプロ野球解説者にヤンキースとの残留交渉について聞いてみると、「ニューヨークでの生活が気に入っている」と言う。残留濃厚のようだが、直接確かめたわけでないようだ。 「ヤンキースの交渉の優先順位ですが、ラメイヒューの次は田中。でも、地元メディアはラメイヒューの次は外野手のブレット・ガードナーだと捉えています。ガードナーはヤンキース生え抜きのベテランで、けっこう人気があるので」(特派記者) 仮に田中が3番手だとしよう。1、2番手の選手と話を詰めている間に、他球団と先に話がまとまってしまう可能性もある。昨今、同じくニューヨークに本拠地を構えるメッツが「田中に興味を示している」との報道もあるそうだ。田中がヤンキースからの残留条件を聞いてから、他球団とも交渉するとしているのなら、結論が出るのは正月明けということになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2020年07月24日 11時30分
田中マー君が証明した「捕手は日本がイチバン!」
マー君こと、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が“怪我”に関する会見を開いたのは、7月14日(現地時間)だった。実戦形式の打撃練習に登板し、対戦した味方野手の打球が右の側頭部付近に直撃(同4日)。「その後、症状は出ていない」とのことだが、大事を取って、いったん開幕ローテーションは外れることになった(同時点)。この田中の出遅れが、日米の捕手事情の違いを考えさせる契機ともなりそうだ。 「ヤンキースの正捕手はゲーリー・サンチェスですが、昨季はメジャー全捕手の中でワーストタイとなる15失策を記録しています。でも、34本塁打を放っています」(米国人ライター)“日本式の配球”で一目を置かれている控え捕手もいる。カイル・ヒガシオカだ。日系4世で一昨年は何度か田中と組み、意気投合した。昨季はエース格のドミンゴ・ヘルマンと4試合、ジェイムズ・パクストンとも3試合だがバッテリーを組み、ともに防御率1点台のゲームを築き上げている。「田中効果」であり、ヒガシオカも「田中と他投手の好む配球を比べるのがとても面白い」と話していた。 日米間の捕手が占める試合の重要性、配球の違いだ。 その詳細は“企業秘密”だから、地元ニューヨークのメディアにも語られていない。日米間の捕手の違いとは…。 これは、ダルビッシュ有がメジャーデビューした頃、ア・リーグ中部地区の駐日スカウトが教えてくれた話によれば、「米国では、日本のように捕手がチームの勝敗を握るような位置づけはしていない」そうだ。配球面についても、こんな話もしてくれた。 「米国の捕手は味方投手の持ち球を全て投げさせようとする。それに対し、日本の捕手は試合前にやることが多すぎます。スコアラーがまとめた対戦チームの報告書を頭に入れ、そこから攻略法を話し合い、先発投手の状態を確かめ、試合終盤に出てくるリリーバーとも打ち合わせをしておかなければなりません。自分のウォーミングアップもあるし…」 田中は野村克也氏のもとでプロ野球人生をスタートさせた。故・野村氏がこうした「日本の捕手スタイル」を確立させたことは説明するまでもないだろう。 見方を変えれば、アマチュア時代から細部に渡った配球論を経験していない外国人捕手は「日本球界では不向き」ということになる。しかし、去る7月1日、中日は育成選手だったアリエル・マルティネスを「捕手」で支配下登録した。過去、何人かの外国人捕手がNPBでもマスクをかぶっているが、長続きはしていない。筆者もこのマルティネスをファーム戦で観たことがあるが、守備位置は一塁か、指名打者だった。とは言え、与田剛監督はマルティネスの強肩を買って、一軍でも捕手として試合で使っている。 関係者の一人が、中日が正捕手不在で泣いた2017年シーズンを指して、こう言う。「正捕手不在となり、森繁和監督(当時)が『外国人の捕手を探そうか?』と言い出したんです。日本流の配球を教えるのは難しいと反対意見も多かったんですが…」 バリバリのメジャーリーガーではなく、当時20歳そこそこのマルティネスを選択したところに、「日本で育てる」の意図もあったのだろう。 前出の米国人ライターによれば、日本流の配球を嫌うメジャー投手も少なくないそうだ。城島健司(現・ソフトバンクフタッフ)がメジャーリーグで苦しんだ理由もこの辺にありそうだが、WBCなど国際大会で、海外メディアが必ず口にするセリフがある。「日本の捕手は投手だけではなく、試合そのものをプロデュースしている」――。 今季、ヤンキースとの契約が満了となる田中は大型更新を勝ち取るため、是が非でも好成績を収めたいところ。日米の配球の違いを楽しんでいるヒガシオカがそれをサポートしてくれるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年07月06日 11時35分
ヤンキース・マー君にトレードの可能性 頭部打球直撃が引き金に? 放出先の有力候補も浮上
単なるアクシデントでは済まないだろう。 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手がキャンプ再開初日(7月4日/現地時間)、頭部に打球が直撃するアクシデントに見舞われた。対戦形式の練習に登板し、打球が田中に向かって一直線で跳ね返ってきたのだ。田中は首をすくめ、グローブを出したが、間に合わなかった。 「チームメイト、スタッフが駆け寄り、騒然となりました。最後は自身の足で歩き、ベンチに下がって行きましたが。病院で精密検査を受け、『異常ナシ』と診断されたものの、大事を取って、いったん開幕ローテーションから外れるのではないかと思われます」(特派記者) 田中は自身のツイッターやインスタグラムで「大丈夫です」とも伝えていたが、メジャーリーグは頭部に関する出場規約が厳しく作られている。その後、「脳震盪」というブーン監督の発表もあっただけに、慎重にならざるを得ないだろう。 「メジャーリーグに移籍して以来、6年連続の2ケタ勝利を収めています。今年は試合数が少ないので、その記録はストップしてしまいそう」(前出・同) 気になるのは、田中の契約だ。今季が7年契約の最終年である。試合数の激減、今回のアクシデントは考慮されるはずだが、最終年が成績ダウンとなれば、来年以降の新たな契約にも影響してくるだろう。減額提示、あるいは、田中サイドが希望する5年前後の長期契約も難しくなってくる。 「契約期間は3年、4000万ドル(約43億円)と更新内容が予想されていました。新型コロナウイルス禍で無観客試合は避けられず、当初の予想よりも低い金額になりそう」(米国人ライター) 田中の最大の武器は、ポストシーズンマッチに強いこと。メジャーリーグでは、ペナントレースの成績がイマイチでも、ポストシーズンマッチで活躍すれば昇給するという。しかし、こちらも一連の新型コロナウイルス禍で通常の交渉となるかどうか、疑問だ。 >>巨人、ウィーラーに続くトレードの可能性コロナ禍で吹く追い風、ソフトBの年俸額も抜き返すか<< また、契約最終年にかける意気込みについて、こんな情報も聞かれた。 「田中はノーワインドアップ投法でしたが、今年からワインドアップ投法に変えています。ボールに勢いを増すためのマイナーチェンジです。春季キャンプが途中で打ち切りとなったため、新しい投球フォームの実戦テストがまだなんです。実は、頭部に打球が直撃した4日が初めて、バッターに対して投げたものなんです」(前出・同) 気の早い話ではあるが、仮にヤンキースが優勝戦線から脱落してしまった場合、今回の出遅れが「トレードの引き金」になるかもしれない。下位低迷のチームが優勝争いを繰り広げているチームに高額年俸の選手や契約最終年の選手を放出するのは、よくあること。田中は「トレード拒否権」を持っているが、フィリーズには元ヤンキース指揮官のジラルディ監督がいる。そのことを指して、「田中の慰留契約が難行すれば、フィリーズに放出。田中もジラルディ監督のいるフィリーズならトレードを受け入れる」との見方も、米国内にはあるという。 打球直撃は大ケガにつながらなかったのは、不幸中の幸い。しかし、調整はもちろん、実戦テストが十分にされないまま、ペナントレース本番を迎えることになるかもしれない。田中にとって、つらいシーズンにならなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2020年06月22日 15時25分
ダルビッシュ「もう3ヶ月過ぎた」 先の見えないMLB開幕にうんざり? 諦めムードにマー君も「それっ!」と同調
カブス・ダルビッシュ有が、22日に自身の公式ツイッターに投稿。当初予定されていた3月26日から開幕延期が続いている今シーズンのMLBについて言及した。 >>マエケンも古巣にエール! 広島・鈴木ら現役選手が開幕へ気合の投稿 楽天・高梨は“故障説”を否定?「至って元気です!」<< ダルビッシュは6月22日、自身のツイッターに「いつでも始まっていいようにしっかり準備しとけって言われてもう3ヶ月過ぎたんですけど」と、開幕延期が長引いていることを投稿。 ダルビッシュはその後、「各キャンプ施設では十数人が入れ替わりで距離もとって練習しているのにコロナ感染が広がっています。キャンプ再開したらその3、4倍の人数が集まるわけだから、シーズン始まってもすぐ感染が広がる気がするんですけど」と、仮に開幕しても新型コロナウイルスの影響は収まらないのではと懸念を吐露した。 3月26日の開幕が延期されて以降、MLBは開幕の実現に向け選手会との協議を重ねている。しかし、試合数や年俸削減案を巡り両者の交渉が難航しているため、現在(22日午後0時半現在)まで開幕日の正式決定には至っていない。 また、6月に入ってからはヤンキース、エンゼルス、フィリーズなど複数球団で選手・スタッフのコロナ感染が相次いで判明。同月19日には、全30球団がアリゾナ州やフロリダ州にあるキャンプ施設の無期限閉鎖を余儀なくされている。そのため、MLBの開幕は最短でも7月下旬にずれ込むとみられているが、ダルビッシュは今シーズンの開幕や開幕後の全日程消化に対して諦めムードになっているようだ。 一連の投稿を受け、ネット上には「3か月も待たされるとモチベーションの維持が相当大変ですよね」、「ダルさんの活躍を楽しみにしてるので早く開幕してほしいですが、安全が第一なのでもう少しかかってしまうんでしょうか」、「今年はもう開幕できない気がします…開幕しても感染者が出れば即中断でしょうし」、「開幕が決まってないからただでさえ調整が難しいのに、開幕後も成績不振なら準備不足とか言われて叩かれると思うとかわいそう」といった反応が多数寄せられている。 ダルビッシュの投稿を受けては、ヤンキース・田中将大も自身のツイッターで「それっ!」とリプライを送っている。これに対しダルビッシュは「いつ始まるんですか?」とリプライを返すも、田中は「僕にわかるはずがありません」と答えている。 台湾・CPBL(4月12日)、韓国・KBO(5月5日)、日本・NPB(6月19日)と複数の国で野球のプロリーグが開幕している中、開幕への道筋が見えていないアメリカ・MLB。先が見えない中でもダルビッシュはトレーニングを続けており、6月20日には自身のツイッターに投稿した動画内でスプリットとツーシームを掛け合わせた“スプリーム”という新変化球を披露している。このように開幕へ向け努力を重ねている選手が多いことは想像に難くないが、果たして今後の展開はどうなるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu田中将大の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/t_masahiro18
-
スポーツ 2020年04月02日 13時30分
ダルビッシュ「アメリカの方がやばい」「日本は踏ん張っている」 マー君・筒香らが帰国の中、アメリカに残る決断に称賛の声
カブス・ダルビッシュ有が、2日に自身のツイッターに投稿。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、自身はアメリカから日本には帰国しないことを宣言した。 ダルビッシュは2日午前9時57分に自身のツイッターに投稿し、「帰国しないんですかー?とかたまに聞かれますが、自分たちはアメリカに残ります」と家族と共にアメリカに残ることを宣言。 また、午前10時にも再び自身のツイッターに投稿し、「ウイルスを持っている可能性がないともいえず、それをまだ感染が爆発していない場所に持ち込む可能性を排除したいからです」と帰国しない理由を明かした。 一連の投稿に返信する形で、ツイッター上のファンからは「周囲のことも考えた素晴らしい決断だと思います」、「移動時のリスクもありますし、今は動かない事がベストです」、「自分達で安全に生活出来るなら何も問題無いし、むしろそっちの方がいいと思います」、「自分が同じ立場でもそうします、他人に移してしまわないかが何よりも怖いです」、「アメリカから帰国した他の日本人選手にも聞かせたいですね」といった称賛が多数寄せられている。一方、「マー君はむしろ帰国したらしいですね」、「もう遅いけど、マー君にも言ってあげてほしかった」といった、ヤンキース・田中将大を引き合いに出す声もあった。 今シーズンのメジャー開幕は、当初先月27日(現地時間同月26日)の予定だったが、新型コロナの影響により延期され、現在(2日正午現在)も具体的な日程が決まっていない。また、感染拡大を防ぐため練習施設を閉鎖する球団が相次ぐなど、各選手の調整にも大きく影響が出ている。 2日には、ヤンキース・田中将大もチームのキャンプ地・フロリダでの感染拡大を受け、家族と共に日本へ一時帰国したことが伝えられており、先月25日にはレイズ・筒香嘉智が球団施設の閉鎖、同月26日にブルージェイズ・山口俊が本拠地のあるカナダの入国禁止措置を理由に、それぞれアメリカから日本に一時帰国している。 ダルビッシュは一連のツイートへのファンからの「日本はアメリカより危ない」という返信に対し、「いや、アメリカの方がやばいと思います。日本はまだ踏ん張っています」と返信している。アメリカでのリスクを考えながらも、日本に帰国する際の影響を踏まえた決断に称賛が集まったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
-
スポーツ 2020年03月27日 13時20分
ダルビッシュ「家でゴロゴロしてる」 延期が続くMLB開幕延期、一時帰国決断の選手も続出する現状にマー君も「ホンマそれです」
カブス・ダルビッシュ有が、27日に自身のツイッターに投稿。メジャーリーグの開幕延期が続いている現状について言及した。 今シーズンのメジャーリーグは当初27日(現地時間26日)に開幕する予定が組まれていた。しかし、新型コロナウイルスの影響により開幕を延期することがメジャーリーグ機構から13日(現地時間12日)に発表されており、複数メディアは5月中旬、もしくは6月まで開幕がずれ込むのではないかと予想している。 また、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、練習施設を閉鎖する球団が相次ぐなど、各選手の調整にも影響が出ている。 こうした中、ダルビッシュは27日午前7時10分に投稿。「今日開幕のはずやのに家でゴロゴロしてるって2ヶ月前の自分が今ここに来たらまじで状況飲み込まれへんやろうな」と現在の心境を吐露した。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「ここまでの事態になるとは予想つかなかったです」、「せっかくの調整もパーになってしまいそうですね」、「家でゴロゴロってトレーニングとかしてないのか?」、「ちゃんと練習してるとは思うけど、それでもゴロゴロできるほど時間が余ってるのか…」といった反応が多数寄せられている。 また、ダルビッシュの投稿に対しては、ヤンキース・田中将大も自身のツイッターで反応。投稿に返信する形で、「ホンマそれです。。。」と投稿している。 新型コロナによる開幕延期は、他の日本人メジャーリーガーにも影響を及ぼしている。ツインズ・前田健太はキャンプ地・フロリダの練習施設が閉鎖されたため自宅のあるロサンゼルスに戻り、レッズ・秋山翔吾と共に同地で合同自主トレを敢行。 また、エンゼルス・大谷翔平、マリナーズ・平野佳寿、マリナーズ・菊池雄星の3名も、まだ閉鎖されていない練習施設や自宅などでそれぞれ調整を続けている。 一方、それぞれチームのキャンプ地であるフロリダで調整を続けていたブルージェイズ・山口俊とレイズ・筒香嘉智は、山口が本拠地のあるカナダの入国禁止措置、筒香が球団施設の閉鎖を理由に日本への一時帰国を決断。これを受けた山口の古巣・巨人、筒香の古巣・DeNAが、要望があればそれぞれに球団施設を提供する意向を持っていることも伝えられている。 日本のプロ野球と同じく、先が見えない状況が続いているメジャーリーグ。選手、ファンが開幕を迎えられる日はいつやってくるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu田中将大の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/t_masahiro18
-
スポーツ 2020年02月12日 15時37分
野村克也さんから「笑顔で見送ってくれ」 新庄氏、古田氏、マー君ら監督時代の教え子から追悼の声
虚血性心不全により、11日にこの世を去った元プロ野球選手・監督の野村克也さん。突然の訃報に球界関係者、そしてプロ野球ファンの間に悲しみが広がっている。 現役時代に南海(1954-1977/1970-1977は選手兼任監督)、ロッテ(1978)、西武(1979-1980)の3球団で捕手としてプレーし、その後はヤクルト(1990-1998)、阪神(1999-2001)、楽天(2006-2009)で監督を歴任した野村さん。今回の訃報を受けて、監督時代の教え子からも追悼の言葉が寄せられている。 1990年から1998年の9シーズンにわたり同じ捕手として野村さんの薫陶を受けた古田敦也氏は11日、テレビ局の仕事で訪れていたヤクルト2軍キャンプ地(宮崎・西都)で取材に対応。「時に厳しく、時に優しく指導していただいたので今の自分がある。あれがなければ自分もプロ野球で活躍できていないし、今の僕があるのも野村監督のおかげ」と、感謝の言葉を述べたことが各メディアによって伝えられている。 野村さんとは1993年から1998年にかけて選手、監督の間柄だった真中満氏は、12日に出演した『とくダネ!』(フジテレビ系)の中で「僕らは沙知代さんに怖いイメージしかないんですよ。だけど、野村さんに対して強いのは沙知代さんだけだったので、僕らは『すごいお母さんだなあ…』と思って見てました。本当にいい夫婦でしたよね」と、2017年12月8日に虚血性心不全で亡くなった沙知代夫人を引き合いに出しつつ野村さんを偲んだ。 1999年から2000年にかけて野村さんの下でプレーした元阪神・新庄剛志氏は、11日に自身のインスタグラムに「野村克也という人間に野球人生の終了は1%も無い 俺がそっちに行ったら叩き起こすんでそれまでゆっくり寝ててください(>_<) 本当に笑顔で有り難うございました(^^)また会う日まで野村克也監督。」と追悼文を投稿。 また、同日には自身のユーチューブチャンネル上で生配信も敢行。「野村さんに『俺が死ぬときは笑顔で見送ってくれよ』って言われたから悲しまずに、今日は野村さんとの思い出を語っていきたい」とし、約45分にわたり野村さんとのエピソードについて語っている。 2007年から2009年の3年間、野村さんから指導を受けた元楽天・田中将大(現ヤンキース)は、11日に自身のツイッターに「突然の訃報に言葉が出ません。野村監督には、ピッチングとは何か、そして野球とは何かを一から教えていただきました。プロ入り一年目で野村監督と出会い、ご指導いただいたことは、僕の野球人生における最大の幸運のひとつです。 どんなに感謝してもしきれません。心よりご冥福をお祈りいたします」と投稿。プロ1年目から先発ローテーションに抜擢するなど目をかけてくれた恩師との別れを惜しんだ。 ヤクルト、阪神、楽天の3球団を合わせ、実に16年間も監督を務めた野村さん。監督時代に指導を受けた教え子たちはみな、偉大な恩師を失った悲しみに打ちひしがれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について新庄剛志氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shinjo.freedom/新庄剛志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCjt6NPFj7irkSHbntZyxMKw田中将大の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/t_masahiro18
-
-
スポーツ
ヤンキース・田中の右ひじは既に限界? 現地メディアが指摘、楽天での快投で完治をアピールできるのか
2021年01月26日 11時00分
-
スポーツ
ヤンキース・田中、NPB復帰が低迷の引き金に? 楽天・石井監督も期待の帰還、上原・岩隈の二の舞を避けるポイントは
2021年01月23日 17時00分
-
スポーツ
楽天・石井監督のマー君切望はリップサービスではなかった? 則本らも復帰への雰囲気づくりをサポートか
2021年01月21日 11時00分
-
スポーツ
楽天・石井監督兼GMがマー君復帰を狙う切実な理由 三木谷オーナーの“イニエスタ級”大盤振る舞いはあるのか
2021年01月19日 11時00分
-
スポーツ
ヤンキース・田中にライバル球団移籍が浮上? 首脳陣の意味深な“沈黙”、現地メディアも残留難航を予想か
2020年12月17日 11時00分
-
スポーツ
田中マー君が証明した「捕手は日本がイチバン!」
2020年07月24日 11時30分
-
スポーツ
ヤンキース・マー君にトレードの可能性 頭部打球直撃が引き金に? 放出先の有力候補も浮上
2020年07月06日 11時35分
-
スポーツ
ダルビッシュ「もう3ヶ月過ぎた」 先の見えないMLB開幕にうんざり? 諦めムードにマー君も「それっ!」と同調
2020年06月22日 15時25分
-
スポーツ
ダルビッシュ「アメリカの方がやばい」「日本は踏ん張っている」 マー君・筒香らが帰国の中、アメリカに残る決断に称賛の声
2020年04月02日 13時30分
-
スポーツ
ダルビッシュ「家でゴロゴロしてる」 延期が続くMLB開幕延期、一時帰国決断の選手も続出する現状にマー君も「ホンマそれです」
2020年03月27日 13時20分
-
スポーツ
野村克也さんから「笑顔で見送ってくれ」 新庄氏、古田氏、マー君ら監督時代の教え子から追悼の声
2020年02月12日 15時37分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分