女子プロレス
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スポーツ 2021年01月05日 22時30分
東京女子プロレス辰巳リカが新王者に!「やっとこのベルトに届きました」
サイバーファイト傘下の東京女子プロレスが4日、東京・後楽園ホールで『東京女子プロレス'21』を開催した。メインイベントでは、プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、チャンピオンの坂崎ユカに、辰巳リカが挑戦した。 音楽ユニットDPGのメンバーとして活動していた辰巳は、13年夏、坂崎に誘われて同団体に入団した。しかし、辰巳は度重なるケガもあり、坂崎の後塵を拝してきた。その坂崎は19年11月、同王座を奪取(2度目)すると、1年以上ベルトを死守してきた。同王座に過去3度挑戦するも、悲願はならなかった辰巳は“4度目の正直”を掲げて挑んだ。試合は、序盤から辰巳が坂崎の足を徹底攻撃すると、坂崎はブレーンバスター連発などで応戦。中盤には強烈なエルボーの打ち合いを展開。15分過ぎ、坂崎は後頭部、正面へのスライディング・ラリアットから必殺の魔法少女にわとり野郎を狙うも自爆。チャンスと見た辰巳は低空ドロップキック、ドラゴンスクリューから足4の字固めに行くも、坂崎はなんとかロープエスケープ。辰巳はグラウンドでのドラゴンスクリュー連発、ヒップアタックから再び足4の字固めを決めた。悶絶しながら耐えた坂崎だが、これ以上は危険と判断したレフェリーが試合を止めて、辰巳が王座を奪取している。 試合後、坂崎と握手を交わした辰巳は「ずっと何度挑戦しても届かなくて。やっとこのベルトに届きました。ユカちゃんは強くてすごすぎて最高の同期です。私の気持ちも全部受け止めて闘ってくれてありがとうございました。まだ世界はいろんなことがあって制限ばかりだけど、私もそうだったように、東京女子プロレスが皆さんにとって希望になっていたらうれしいです。やっと手に入れたこのベルトといっしょに東京女子という希望を守っていきたいと思います。これから防衛ロードが続いていくと思いますが、死ぬまで防衛していこうと思います」と涙ながらにマイク。ここで「白昼夢」として、辰巳のタッグパートナーを務める渡辺未詩がリングに上がり、「リカさん、チャンピオンおめでとうございます。すごく感動したし、去年までリカさんといっしょにタッグのベルトで闘ってきて、たくさん成長できたので、今年はリカさんを超えたいです。そのベルトに挑戦させてください」と突然のアピール。 一瞬、戸惑った辰巳だが、「未詩の気持ちはすごくよくわかる。ずっとタッグでやってきて、タッグチャンピオンとしてやってきたから、このベルトをほしい気持ちはよくわかる。一番にこうやって声を掛けてくれてうれしいです。2月11日、ここ(後楽園)であるから、そこで初防衛戦、闘いましょう」と返答し、2・11後楽園でのタイトル戦が決定した。バックステージで辰巳は「あんなものすごい王者を倒したので、これはもう革命起きましたよね?ここからがまた挑戦になると思うし、ただチャンピオンになったからといって、周りが勝手に変わってくれるわけじゃないので。勝手に有名になるわけじゃないから。私がチャンピオンとして東京女子を引っ張って、自分から動いて変えて、もっともっと大きくしていきます!」と歓喜の声を挙げると続けて、「ユカちゃんとは同期で入ってきてから7年、ずっといっしょにやってきて。でも何か超えたというか、今日の試合も戦略で倒したとかじゃなくて、ただ執念でたどり着けたなって感じですね。今日は私が勝った。それだけです」と同期生との闘いを振り返った。今後については「チャンピオンになって、たくさんやりたいビジョンを考えてきて、たくさん夢を叶えていきたいんですけど。まずは防衛。タッグパートナーの未詩が挑戦しに来てくれて、早速防衛戦も決まったことだし。死ぬまで防衛。でも私、死なないので。私、不死身なので死なないんですよ。100年以上生きるので。万が一引退したとしても、ベルト持ったまま勝ち逃げして永遠に防衛。100年規模、1世紀規模で防衛しようって思っています」と笑みを見せる場面も。 2021年の東女は、王座移動劇から幕を開けた。◆東京女子プロレス◆『東京女子プロレス'21』2021年1月4日東京・後楽園ホール観衆 683人(超満員札止め)▼メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(30分1本勝負)<王者>●坂崎ユカ(19分22秒 TKO勝ち)辰巳リカ○<挑戦者>※足4の字固め→レフェリーストップ※第7代王者が5度目の防衛に失敗、リカが第8代王者となる。(どら増田)
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スポーツ 2021年01月04日 22時30分
スターダム&新日本が日本武道館2連戦開催!ブシロード傘下団体が占拠
新日本プロレスは『旗揚げ記念日』を復活させ、今年3月4日に東京・日本武道館で開催する。 昨年3月3日に東京・大田区総合体育館大会での開催を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。 『旗揚げ記念日』は今年で創立49周年を迎える。昨年はIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル二冠チャンピオンの内藤哲也と、当時IWGPジュニアヘビー級チャンピオンだった高橋ヒロムの対戦を予定していた。階級を越えたIWGPチャンピオン対決、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン対決であり、師弟対決でもあった。 しかし、両者の対戦が実現することなく2021年を迎えてしまった。毎年、数々の伝説や名勝負を生んだ『旗揚げ記念日』大会だが、旗揚げの地である大田区から武道館にスケールアップ。どんなカードが実現するのか期待が高まる。 前日の3日には、新日本と同じくブシロードグループの女子プロレス団体スターダムが『スターダム10周年記念~ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA~』を武道館で開催。ブシロードグループの2団体が武道館で2連戦を行う。スターダムは「10年間の集大成を見せる」大会にするとしている。タイトル通りオールスターのお祭りになりそうだ。新日本も旗揚げ記念大会と趣旨が一致することから、連携を図ることが予想される。 チケット販売時にどれだけ観客を入れられるか未知数だが、1万人以上収容可能な武道館は、東京オリンピック、パラリンピックの柔道で使用されることから、19年9月から改修工事が行われ、照明がLEDになるなど、より使いやすい会場になった。昨年12月11日には新日本が1年半ぶりに使用し、3564人を動員。今年2月12日にはプロレスリング・ノアが11年ぶりに進出するなど、プロレス界の武道館需要が広がりつつある。女子プロレス界の盟主スターダムと日本プロレス界の盟主・新日本が2日間でどんな大会を見せてくれるのか。注目の2日間になるのは間違いない。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月30日 22時30分
北斗晶アッセンブル第3回興行も完売必至!新人選手もデビューへ
元女子プロレスラーでタレントの北斗晶が提唱した女子プロレス共闘組織「アッセンブル」の第3回大会が来年1月31日に東京・上野恩賜公園野外ステージで開催される。 アッセンブルはコロナ禍で試合や興行ができない女子プロレスに「少しでも協力できたら」という北斗の考えに賛同した長与千種(マーベラス)、ダンプ松本(極悪同盟)、堀田祐美子(フリー)、尾崎魔弓(OZアカデミー)、高橋奈七永(シードリング)、里村明衣子(センダイガールズ)、コマンド・ボリショイ(PURE-J)ら、6団体・ユニット&フリーの代表が集結。さらに、スターダム、WAVE、アイスリボンも加盟団体として名を連ねている。 第1回大会は10月1日にマーベラス、OZ、シードリング、仙女、PURE-JにフリーのT-HEARTSを加えて、各団体が提供マッチを行う形で6試合を開催。第2回大会は11月20日に、スターダムとジャガー横田、長与、ダンプらレジェンド枠を加えた8試合を開催し、それぞれ600枚用意したチケットを完売させた。 第3回大会は2部構成で開催することが発表されており、Up-and-Coming Edition(スター候補選手)10試合が開催され、なんとアッセンブルから新たな選手がデビューするという。さらに3試合、各団体から試合が提供される予定で、マーベラス、OZ、仙女、PURE-J、T-HEARTSの参加は発表されている。第2部ではファン感謝祭として、選手とファンによるゲーム大会や、選手によるミニオリンピック、その他イベントを開催する予定だ。 北斗は「試合だけじゃなくイベントにだけ参加する団体があってもいいと思う」と発表会見で話しており、今回の第2部に関しては実験的な要素も含まれているのだろう。 11月29日の東京・後楽園ホール大会で、仙女と全面対抗戦を行うはずだったマーベラスの出場予定全選手が、濃厚接触者に認定され欠場となり、対抗戦も延期に。ここで北斗が急きょ駆け付けて、現役時代に使用していたマスクを提供、ジャンケン大会を行うなど、ピンチに陥った団体をヘルプした。 アッセンブルのネットワークが早速発揮された形となったが、こうした「助け合い」は今後も継続されるはずだ。アッセンブルの大会では物販を引退した北斗の後輩OGが率先して手伝っているのも印象的。観客や報道陣にもフェイスシールドと手袋を配布するなど、コロナ感染対策も徹底、観客にも安心感を与えている。北斗の女子プロレス界への恩返しが「本気」であることがしっかりと伝わってくる。 アッセンブルは女子プロレスの魅力を伝える貴重なコンテンツとして、さらなる継続を期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月28日 18時30分
スターダム、DDMの勢いが止まらない!新日本1.5ドームにもフルメンバー出場
女子プロレス団体スターダムは26日、年内最終興行『STARDOM YEAREND CLIMAX』を東京・後楽園ホールで開催した。 セミファイナルでは、ジュリア&朱里&舞華のドンナ・デル・モンド(DDM)と、アーティスト・オブ・スターダムチャンピオンチーム、中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカのコズミックエンジェルスと対戦した。 試合は舞華とウナギの先発でスタート。コズミックの集中攻撃に苦戦する舞華だが、何とか朱里にタッチすると、打撃と関節技でウナギを追い込んだ。DDMはウナギに狙いを定める。タッチを受けたたむは、ライバルのジュリアと激しく打ち合うが、最後は舞華がウナギから炎華落としでフォール勝ちを奪った。 試合後、舞華は「アーティスト王者のコズミックエンジェルスとやら。今必死に頑張ってるみたいだけど、われわれDDMにはまだまだ程遠いね。私たちがそのベルトをいただくまで、せいぜい頑張って鍛えておいてください。私は1月17日、後楽園ホールで林下詩美が持つ赤いベルトに挑戦し、チャンピオンとして日本武道館に臨みたいと思います」とアピール。さらにジュリアが「われわれDDMが女子プロレスをどんどん盛り上げるから、諸君たち、一瞬たりとも目を離すなよ!」と客席に呼びかけると、朱里も「来年はもっと大きな夢をつかんで最高に輝いていきたいと思います!」と力強くコメント。最後は舞華がメンバー全員の名前を叫んで締めている。 またスターダムはこの日、新日本プロレスの『レッスルキングダム15』1.5東京・東京ドーム大会のダークマッチとして16時から行われるスターダム提供マッチ2試合を発表した。岩谷麻優&中野たむの危険なコンビが、ジュリア&朱里のDDM最強タッグと対戦。林下詩美&上谷沙弥&AZMのクイーンズクエストは、舞華&なつぽい&ひめかのDDMと戦う。岩谷とジュリアは2年連続の出場、DDMはフルメンバーで東京ドーム出陣となった。◆スターダム◆『STARDOM YEAREND CLIMAX』2020年12月26日東京・後楽園ホール観衆 712人(チケット完売)▼6人タッグマッチ(20分一本勝負)ジュリア&朱里&○舞華(17分16秒 片エビ固め)中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ●※ 炎華落とし(どら増田)
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スポーツ 2020年12月22日 22時30分
スターダムが新日本1.5東京ドームで提供試合開催!林下詩美「私を必ず入れたカードで」
女子プロレス団体スターダムは20日、エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)で、年内最後のビッグマッチ『スターダム10周年記念イヤー夢の祭典~プロローグ~OSAKA DREAM CINDERELLA』を開催した。 メインイベントはワールド・オブ・スターダム選手権試合。チャンピオン林下詩美に、同じクイーンズ・クエストのリーダー渡辺桃が挑戦する同門対決が実現した。試合は渡辺の猛攻を耐えた林下がBTボムで3カウントを奪い、強敵を相手に初防衛に成功した。試合後には対戦成績が1勝1敗1分のライバル舞華が現れ挑戦表明。来年1月に開催されるスターダム旗揚げ10周年記念大会で対決することになりそうだ。 またスターダムはこの日、来年1月5日に東京ドームで開催される新日本プロレス『レッスルキングダム15』で提供マッチを行うと発表した。今年の1月4日に続き、2年連続の登場だ。今年のドーム大会に出場し、現在もスターダムで活躍しているのは岩谷麻優とジュリアだが、ジュリアは「今年はDOMでドームに出たい」と今年、自らが立ち上げたユニット、DDM(ドンナ・デル・モンド)での参戦をアピール。 大阪府立体育会館のメインイベントを締めたワールド・オブ・スターダム王者の林下は「カードはまだ決まっていないと思いますけど、新時代のスターダムのリーダー、赤いベルトチャンピオン林下詩美が出ずして誰が出るんだって話ですよ。私を必ず入れたカードで、1.5提供試合お願いします」と、スターダム最高峰のベルトを持つチャンピオンとして、発言権を行使している。 気になるカードについて、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーは「26日の後楽園大会で発表します」と年内最終興行で明らかにするとした。スターダムの提供マッチは16時開始とアナウンスされている。スターダムの注目度の高さもあって、今年同様早くからファンが会場に集まることになるだろう。◆スターダム◆『スターダム10周年記念イヤー夢の祭典~プロローグ~OSAKA DREAM CINDERELLA』2020年12月20日大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)観衆 1027人▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合(30分1本勝負)<王者>○林下詩美(24分26秒 片エビ固め)渡辺桃●<挑戦者>※BTボム※林下が初防衛に成功(どら増田 / 写真・カゼヒト)
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スポーツ 2020年12月21日 18時30分
スターダム中野たむがSTARS脱退を正式表明!岩谷麻優「敵として潰す」
女子プロレス団体スターダムは20日、エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)で年内最後のビッグマッチ『スターダム10周年記念イヤー夢の祭典~プロローグ~OSAKA DREAM CINDERELLA』を開催した。 第5試合はアーティスト・オブ・スターダム選手権試合(イリミネーションマッチ)。王者組・コズミックエンジェルスの中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカに、STARSの岩谷麻優&スターライト・キッド&ゴキゲンです☆が挑戦した。たむの新ユニット結成に不快感をあらわにしている岩谷との関係がクローズアップされるカードだ。 試合は注目のたむと岩谷の絡みから始まる。オーバー・ザ・トップロープ(OTR)ルールが採用され、両チームともにロープ際の攻防に緊張が走る中、ゴキゲンがウナギの大ふへん固めを後方回転エビ固めで丸め込み、カウント3を奪取。STARSが先制すると、最近成長著しいキッドが、たむからタイガースープレックスで殊勲の3カウントを奪取。STARSはピンフォールで一気に2人を消してみせた。 しかし、ここから白川が大奮闘。ロープ際の攻防で、岩谷とキッドを続けてOTRで場外に落として、2-2のイーブンに。最後は粘るゴキゲンをGSSで仕留めてカウント3を奪取。白川が驚異のごぼう抜きを披露して、コズミックエンジェルスが初防衛に成功した。 試合後、マイクをつかんだチームリーダーのたむは、STARSからの脱退を正式表明。これに対して岩谷は「敵として潰す」と呼応し、たむから3カウントを奪取したキッドも「飯田も入れた3人でそのベルトに挑戦させろ!」とチームを再編した上で再挑戦するとアピール。コズミック側も「物足りない」とこれを受諾。しばらくアーティスト・オブ・スターダムのベルトを巡り、コズミックエンジェルスとSTARSの抗争が繰り広げられそうだ。 怒り心頭の岩谷は来年1月に開催予定のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会での対戦を要求している。◆スターダム◆『スターダム10周年記念イヤー夢の祭典~プロローグ~OSAKA DREAM CINDERELLA』2020年12月20日大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場(大阪府立体育会館)観衆 1027人▼アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 イリミネーションマッチ(30分)<王者組>○中野たむ&白川未奈&ウナギ・サヤカ(3-2)岩谷麻優&スターライト・キッド&ゴキゲンです☆<挑戦者組>1.●ウナギ(7分20秒 後方回転エビ固め)ゴキゲン○2.●たむ(10分24秒 タイガースープレックスホールド)キッド○3.○白川(11分42秒 OTR)岩谷●4.○白川(12分54秒 OTR)キッド●5.○白川(15分22秒 片エビ固め)ゴキゲン●※GSS※白川の1人残りで王者組が初防衛に成功(どら増田)
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スポーツ 2020年12月16日 20時30分
ジャガー横田が初代タイガーマスク興行に初参戦!「私からフォール取ればいい」
女子プロレスのリビングレジェンド、ジャガー横田が初代タイガーマスク・佐山サトル主宰の『ストロングスタイルプロレス Vol.8』(17日、東京・後楽園ホール)に初参戦する。 山下りなとのコンビで、愛弟子のSareee、そして世志琥という今女子プロレス界で最も勢いのあるタッグチームと対戦する。初代タイガーが新日本プロレスで活躍していた80年代、ジャガーは全日本女子プロレスの若きエースで、WWWA世界シングル王座の絶対王者だっただけに、ジャガーの参戦はオールドファンの間で話題になっている。 「考えてみたら失礼だよね、今さら声かけるなんてさぁ」と笑っていたジャガーだが、「やっぱり佐山さんは私より先輩なので。そういう意味では、まだ現役の先輩がいるってことはね。女子では私より先輩の現役ってもういないから。やっぱ男子プロレスでも先輩がまだ頑張ってらっしゃるってことは励みになっていますし、男子の団体に出していただくってことはとても光栄なことだと思います」と感謝の気持ちは忘れない。 「佐山さんのことはよく知ってますけど、接点がなかったからね。男子の団体も女子の団体もいろいろ分散していったんで、いろんな団体があるというのは頭にはあります。佐山さんはよく知ってます」と同じ時代を生きてきた佐山の団体には興味があったようだ。 ただ、当初は初代タイガーの試合を見ていなかったという。「一番最初に、『男子プロレスっていうのは見るもんじゃない』と思ったんですよ、当時。今から30年くらい前。どうしても女子のトップだったんで、男子のプロレスを見ることで変に感化されたくないし、女子と男子は魅せ方が違うと思ってますので。そういう意味では男子の団体は見てなかったんですけど、初代タイガーマスクが出てきて、すごい女子の引けを取らないくらいのスピード感と、高度な技。そういう意味で一目置かせていただいたことは覚えています」と回顧した。 今回は若い選手に囲まれた試合となる。「うーん、まあ1人浮いちゃう形になるんですけど、どうでしょうかねぇ。まあ私には私の魅せ方があるってさっきも言いましたけど、その私のペースを崩してね、『私からフォール獲ればいいのに』って思いますけどね、ハハハ!(笑)。私から3カウント獲るべきだと思います」とキッパリ。 愛弟子であるSareeeにフォールを奪われる可能性については「うーん、私の手を知ってるのはSareeeですからね。イメージで『怖い』とかそういうのを持ってるとは思うんでね。あくまでもイメージで。『闘ってみたら大したことないじゃん。今は私たちの方が場数踏んでんだよ』みたいな気持ちでぶつかってきたらいいと思います」と闘いを受けて立つ考えを示した。 「この団体に女子が出始めて4試合目。そういう意味では女子にもいい選手もいっぱいいて、今回出る選手も選ばれた選手。Sareee&世志琥も含め、私も山下選手もその一員、代表者として呼ばれてるわけですから、女子にも目を向けていただいて、『女の子でもこんなことできるんだ』っていうのを見て、認めていただけたらありがたいと思いますね」 最後に女子プロレスの魅力を伝えると意気込んだジャガー。昭和に生まれた日本の女子プロレスの歴史を知るリビングレジェンドは、女子プロレス発展のため、まだまだリングに上がり続けていく。◆初代タイガーマスク佐山サトル◆『ストロングスタイルプロレス Vol.8』2020年12月17日東京・後楽園ホール▼第3試合 スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)[鬼に金棒]Sareee(WWE Count Down)&世志琥(シードリング) 対 ジャガー横田(ディアナ)&山下りな(フリー)(どら増田)
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スポーツ 2020年12月14日 22時30分
スターダム武道館で愛川ゆず季が一夜復活!「世志琥とスターダムで再会したい」
スターダムは12日、都内のブシロード本社で『スターダム10周年&ブシロード体制1周年戦略発表会』を行った。 ブシロードの木谷高明会長、ブシロードファイトの原田克彦社長、スターダムのロッシー小川エグゼクティブプロデューサー(EP)、岩谷麻優、スターライト・キッド、渡辺桃、ジュリア、朱里、中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカ、舞華、上谷沙弥、飯田沙耶、そしてOGの愛川ゆず季さんが出席した。 原田社長は「昨年12月からスターダムはブシロード体制ということになりましたが、その後すぐにコロナ禍を迎えた。まずはスターダムを応援していただいておりますお客様、毎大会コロナ対策にご協力いただいておりますお客様に深くお礼を申し上げます。今後も安全面、衛生面を重視しながら対応をお願いするということになりますが、ご理解ご協力をお願いさせていただきます。よろしくお願いいたします」とあいさつ。 興行に代わる収益構造を構築できたと、原田社長は強調。「ブシロード体制になりまして、今年2月から興行中止となったのですが、ツイッターやYouTube、有料ファンクラブの会員数、有料動画配信『スターダムワールド』の会員数、さらにはオンラインの売り上げが非常に好調に推移しております。軒並みスターダムを露出させるというプロモーション戦略は、ブシロードのノウハウを有効活用できたのではないかと考えておりますので、今後もこの辺は注力していきたいと思っております」と述べた。 さらに「コロナ禍でもこのように着実に成長しているということで、今期の興行面ではコロナの方で中止になったことも散見されましたが、直近の四半期は成長しておりまして、過去最高の売り上げを達成したとなっております。今後もさらにこれを広げていける土壌は作れたかなと思っております」と手応えを口にした。 木谷会長は「まずはレスラーのみなさん、スタッフのみなさん、それからお客様がコロナ禍だからこそやるべきこと、できることを考えつつ中止の間も一生懸命頑張っていただいたり、応援していただいた結果かなと考えております」と感謝した。 スターダムの知名度がアップしたと木谷会長は胸を張る。「公式のツイッター、YouTubeチャンネル大きく伸びておりますが、これに加えてBS日テレさんでテレビ放送を始めたりとか、この3つに関してはいかに大勢の人にさらにスターダムを知っていただくかということを心がけてやってきたつもりです。また有料ファンクラブの会員数も大きく伸びておりますし、動画配信サービス、スターダムワールドのことなんですが、この辺はファンになっていただいた方にもっとファンになってください、もっと応援していただくということでアプローチした結果」と振り返った。 「また、なかなか会場での物販が厳しい状況でしたので、オンライン通販にも力を入れた結果、このような結果というふうになりました。ファンのみなさま、レスラー、またそれを支えるスタッフの一致団結のたまものと思っております。本当にありがとうございました」と選手、スタッフをねぎらい、改めてファンに感謝した。 また原田社長は「この厳しい状況の中でも多くの方にスターダムを応援していただきまして、改めて感謝を申し上げます。また来年は、スターダム旗揚げ10周年を迎えるということで3月3日のひな祭りに日本武道館大会、こちらを皮切りに10周年イヤーにふさわしいビッグマッチを首都圏ではなく地方中核都市でも開催を予定しております。こちらの方は正式に決定しだいお知らせいたしますので、ファンの方々は楽しみにお待ちいただければと思っております。武道館の大会を機に、我々もかなりの意気込みです」と地方大会にも力を入れていく考えを明らかにした。 木谷会長も「まず日程発表になっていますけども、3月3日に取れたというのが本当に神様の思し召しみたいな。そもそも武道館を取ること自体が難しいのに、ひな祭りに取れたというのは非常に神様がスターダムを応援してくれてるんじゃないかと思いますね」と期待を込めた。 ロッシーEPは「2011年1月23日、新木場1st RINGでの旗揚げ以来、来年の1月でちょうど10周年を迎えます。まさか10周年の記念大会を日本武道館で開催できるとは夢にも思っていませんでした。これも1年前にブシロード体制になった大きな大きな成果だと思っています」と喜んだ。 「この10周年記念大会はスターダムで女子プロレスの現在過去未来を映し出せればいいかなと思っております」としたロッシーEPは「そこで大きな企画としましてスターダムOG選手、それから現役選手、そういう選手が一堂に会してスターダムオールスターランブルを行いたいと思います。そこではスターダムの初期のスター選手である愛川ゆず季選手の参戦が決定いたしました」と愛川ゆず季さんを紹介した。 コスチューム姿で現れた愛川さんはこう述べた。 「いくぞー、ゆずぽーんキーック!コスチュームで来ましたー、よろしくお願いします。このたびは、まずはスターダム10周年、そして武道館大会おめでとうございます。私は今回スターダムのOGとして特別参戦させていただくことになりました。この話は小川さんからお願いがあったので、二つ返事で出させていただきますということで、一夜限りとはなりますが、よろしくお願いします」 「見てもらえば分かる通り、初期のスターダムメンバーもほとんど替わってると思うんですね。もちろん私のことも知らない方もたくさんいらっしゃると思いますが、私も少しでも力になれるように、盛り上げていきたいと思っています」 「私がプロレスを始めたときって、ちょうど10年前なんですね。そのときに女子プロレスの印象が正直言って暗いというか、あまりいい印象を持っていなかったので、目標にする人、ここを目指していきたいというところがなかったんですよ。なので私自身、プロレスをする上で華やかで明るくて激しくて闘いがあって、そして新しいものをやっていこうという意識を持ってやっていました」 愛川さんは「それはいまのスターダムにもずっと通ずるものがあって、受け継がれていると思うんですね。なので、変わらないことと変わること、変わることといったらスターダムって最初手作り感というか、もともと契約書とかもなかったですし…」と、旗揚げ当時の裏話も披露した。 「まずは私の入場曲でもあった『爆乳戦隊パイレンジャー』を武道館で聴いて、みなさん高まってもらえたらうれしいなと思います」と愛川さんは続けた。 闘いたい選手として、脇澤美穂さん、美闘陽子さんとともにシードリングの世志琥の名前を挙げた愛川さん。「私が未来を託した選手なので、スターダムのリングで見たい」と、現在はアッセンブルで同じ大会に出ることはあってもスターダムと交流がない世志琥との再会を希望していた。 ロッシーEPによると「既に10選手に声をかけている」そうで、スターダム版オールスター戦になるのか今後の展開に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月23日 06時30分
伝説の女子プロ団体GAEAが来年4.29大田区総合体育館で復活!
15年前に解散した女子プロレス団体GAEA JAPANの一夜復活興行の運営を務めるGAEAISM PROJECT運営事務局は、新型コロナウィルス感染拡大防止の為、4月15日に開催予定だった東京・後楽園ホール大会の代替興行として、GAEAISM 2021年⼤会の⽇時と会場が決定したと発表した。 2021年の4月29日に東京・大田区総合体育館で開催する。GAEAでは4月の後楽園大会のチケット購入者に対して、返金には応じているが、「そのまま持っていて欲しい」と1年後の延期を明言しており、「GAEAISMのチケットを⼤切にお持ち頂いている全てのお客様にご⼊場頂くことを第⼀に、ソーシャルディスタンスに配慮した空間で安⼼してご観戦いただける会場を選りすぐり、最終的に⼤⽥区体育館⼤会を決定いたしました」と、ソーシャルディスタンス仕様の後楽園では入り切らないと判断したようだ。 メインイベントでは、GAEA1期生、里村明衣子の愛弟子であるセンダイガールズの橋本千紘と、GAEAの創設者、長与千種の弟子であるマーベラス彩羽匠によるGAEA ISMを継承した注目のシングルマッチが発表されているが、先日、彩羽が全治10か月の重傷で長期欠場に突入しており、このカードが実現するかどうかは分からないが、この大会に向けて、GAEAの⾎を⾊濃く継ぐセンダイガールズとマーベラスの両団体で『Road to GAEAISM』が開催されることも決定している。 事務局は「横浜、川崎、代々⽊、有明…当時のビッグマッチを彷彿させる GAEA の世界観を新たに構築し、安全・安⼼頂ける環境で⼤会をお楽しみいただけるよう、選⼿・スタッフ⼀同、⼼より皆様をお迎えできればと思います」とも話しており、今見ても新鮮に見えるGAEAのビッグマッチならではのセットや演出も期待して良さそうだ。 センダイガールズ11.29後楽園大会、マーベラス11.30東京・新⽊場1stRING大会の東京⼤会2連戦より、両団体のリングで『Road to GAEAISM』と銘打った試合を開催。関係者によると、GAEAの⾎を⾊濃く継ぐ両団体によるISM闘争、その集⼤成となる来年4.29GAEAISM ⼤⽥区⼤会まで、両団体のリングで繰り広げていくことにより、GAEAの名の下、両団体に「少しでも還元したい」という。 最近では、元女子プロレスラーでタレントの北斗晶が、女子プロレスの新プロジェクト、アッセンブルを提唱し、第1回に続き第2回大会もチケットが完売する盛況ぶりだった。センダイガールズもマーベラスもアッセンブルに加盟しており、北斗は引退試合をGAEAマットで行ったという縁もある。ここのラインも今後、絡むことはあるのか注視したいところ。 コロナ禍に苦しんだプロレス界だったが、かつてブームを作ったブランドの復活は想像以上に効果があるのかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月17日 22時30分
スターダムが2021年、日本武道館に初進出!岩谷麻優もデビュー10周年
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが、来年3月3日に東京・日本武道館に初進出すると発表した。 女子プロレス界にとって、明るいニュースが飛び込んで来た。スターダムは来年、旗揚げ10周年の節目を迎えるとあって、大会場でのビッグマッチ開催を模索していたが、『スターダム10周年記念~ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA~』というタイトルで、女子プロレスでは1997年8月に全日本女子プロレスが開催して以来、実に24年振りとなる日本武道館を押さえたというのだから驚きだ。 スターダムは12月20日にも大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場でのビッグマッチも控えており、同じブシロードグループの新日本プロレスと変わらぬ大会場で大会を開催することで、名実ともに女子プロレス業界のトップを突っ走っていく。関係者によると「ALLSTARの名に相応しい豪華なラインナップ」を提供するとのこと。人気があったOGも豊富なだけに、スターダムの過去、現在、未来がわかるような大会になるのは間違いないだろう。 15日の宮城・仙台サンプラザ大会では、赤いベルトこと、ワールド・オブ・スターダム王座が、岩谷麻優から林下詩美に移動する世代交代劇が起こっており、12.20大阪大会では、林下に渡辺桃が挑戦するが、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーは「2011年1月23日に新木場で旗揚げ以来、10周年記念大会を武道館で開催出来るなんて思いもよらなかった。ここは団体として10年分の歴史やこれからの未来を感じさせる最高のイベントを作り上げたい。岩谷麻優もデビューして10年か…これもまた歴史です」と岩谷とともに歩んだ10年だったことを振り返っている。 仙台大会で流された武道館大会決定のサプライズ映像は、岩谷がナビゲートしており、本人も武道館を前にして、武道館大会決定を告げられて、かなり驚いていた。昨年は新日本プロレスのアメリカ、ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデン大会に、今年の1月には新日本プロレス東京ドーム大会にそれぞれ出場している“大会場”慣れしている岩谷も武道館は初めてなだけに、スペシャルなカードが用意されることを期待したい。(どら増田)
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
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2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
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2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分