女子プロレス
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スポーツ 2021年07月14日 17時30分
WWE “女帝”アスカが最後の前哨戦でピンフォール負けのハプニングで女子MITBラダー戦2連覇に暗雲!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間13日、アメリカ、フロリダ州タンパのイングリングセンター「WWEサンダードーム」にて、主力ブランドのロウを世界にライブ配信した。 WWE王者ボビー・ラシュリー(with MVP)が、PPV「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」の防衛戦を前に対戦したエグゼビア・ウッズ(with コフィ・キングストン)にピンフォール負けを喫し、先週のタッグ戦に続いてニュー・デイを相手に2連敗した。ラシュリーとウッズがオープニングのノンタイトル戦で激突すると、ラシュリーがウッズを鉄製ステップに叩きつければ、ウッズもスーパーキックやDDT、トペ・コンヒーロを繰り出して激しい攻防を展開。終盤には王者ラシュリーがポスト強打からのスピアーでウッズを沈めて止めを狙うも、ウッズが不意を付いたスモール・パッケージ・ホールドでラシュリーを丸め込んで3カウント。王者ラシュリーが、PPV防衛戦を前に不覚にもウッズにピンフォール負けを喫した。先週のタッグ戦に続いてニュー・デイに2週連続の敗戦を喫したラシュリーは、MVPと美女軍団が集まるエンディングのVIPラウンジに姿を現すと、「俺はウッズに負けたんだぞ!美女とシャンパンパーティみたいな馬鹿げたことはやめる」と言ってラウンジのテーブルやソファを破壊。続けてラシュリーは「俺は王者としてMITBを去る。コフィを打ち砕いてやる!」と決意を新たに王座防衛を宣言し、勝ち誇っている。 また昨年に引き続き、女子MITBラダー戦2連覇を狙う“女帝”アスカが、PPV「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」を前にフェイタル4ウェイ戦でニッキー・アッシュ、アレクサ・ブリス、ナオミと対戦すると、ニッキーの執念の丸め込みで3カウントを奪われるハプニングが発生した。アスカは「ワシが勝つところ見せたるわい!2度目のMITB権利書を手に入れるぞ」とPPVを見据えて4ウェイ戦に挑むと、アレクサにスピンキック、ニッキーにはナオミとのダブル・ドロップキックを放って攻め込んだ。試合途中には、アレクサが現れたエヴァ・マリー&ドゥドロップを威嚇すると、ドゥドロップにバリケード外に投げ飛ばされてそのまま姿を消してしまう。その後も残った3人が激しい攻防を展開すると、終盤にはアスカがナオミにアーム・バーやダブル・ニーでダメージを与え、ニッキーにはアスカロックを狙ったが、最後はニッキーに再三にわたる執念の丸め込みで3カウントを奪取された。格上のアスカが前哨戦を落としたのはまさに不覚だ。アスカ、ニッキー、アレクサ、ナオミが出場する女子MITBラダー戦が行われる次回PPV「マネー・イン・ザ・バンク」は、日本時間7月19日に世界配信されることが決定しており、最後の前哨戦を落としたアスカが当日切り替えられるのか注目だ。(どら増田 / 写真©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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スポーツ 2021年07月13日 18時30分
東京女子IP王者、乃蒼ヒカリがアプガ(プロレス)らくを退ける!8.21川崎で電流爆破出陣
東京女子プロレスが10日、東京・両国KFCホールで「Don't miss the signs」を開催。インターナショナル・プリンセス王者の乃蒼ヒカリは、同じアイドルグループ「アップアップガールズ(プロレス)」に所属するらくを退けて2度目の防衛に成功。7月22日に東京・新木場1stRINGで開幕する最強決定トーナメント「Ameba presents第8回東京プリンセスカップ」での優勝を宣言した。 6月26日、両国大会でのタッグ戦でらくが乃蒼に勝利して王座挑戦を表明。乃蒼は同じ場所での雪辱を期して、今回のタイトル戦が決まった。この日も、オープニングでは普段通り、「アプガ(プロレス)」として一緒に歌とダンスを披露した2人だが、いざリングに上がれば話は別。乃蒼がグラウンドコブラ、ミサイルキックなどで攻め立てれば、らくも胴絞めスリーパー、ドロップキック連発で応戦。乃蒼の裏投げをカウント2で返したらくは、前回のタッグ戦でフォールを奪ったハリケーンリターン(クロスアーム式逆さ押さえ込み)を繰り出すも、3カウントは奪えず。ここで、乃蒼はトラースキック連発からブリザード・スープレックス・ホールドを決めてベルトを死守している。 乃蒼は「東京女子で一番怖い存在。何を出してくれるか分からないので。らくちゃんとは5年くらい一緒にいる。ベルトを懸けてシングルができてうれしかった」と感慨深く語った。「東京プリンセスカップ」には、王者として出場することが濃厚になったが、「8月には電流爆破も決まってるので、このままトーナメントで優勝して、チャンピオンとして、DDTのリング(8月21日、富士通スタジアム川崎)におじゃましたい」と優勝を口にし、初体験の電流爆破デスマッチに向け意気込んでいた。 王座奪取がならなかったらくは「負けたけど、ファンの皆さんからいただいた言葉と共に成長したい。インターナショナルはずっと狙ってるベルトなので、またチャンスがあったら獲りに行きたい」とリベンジを誓っている。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月12日 18時30分
スターダム朱里がSWA王座を防衛し二冠宣言「価値を高めて赤いベルトも巻く!」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは10日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場で、『CINDERELLA SUMMER TOUR 2021 in OSAKA』を開催した。 メインイベントは、朱里とウナギ・サヤカによるSWA世界選手権が組まれた。7.4神奈川・横浜武道館大会にて、リング上でウナギが朱里の持つSWA世界選手権へ挑戦表明し、朱里も自身の試合後に受諾したことから早速ウナギのタイトルマッチ挑戦が実現。 これまで2人のシングルマッチは、2月のウナギ・カブキ7番勝負・最終戦で力の差を見せつけた朱里が勝利。5月のシンデレラトーナメント準々決勝ではOTR(オーバー・ザ・トップロープ)でウナギが勝利している。 これが5度目の防衛戦となる朱里は、ウナギに対して「私がプロレスの強さと怖さを刻み込むから、覚悟しとけ」と語っており、プロレス、総合格闘技と実績十分の朱里に対しウナギが食らいつき、傾き(かぶき)通すことができるか注目だ。 試合はウナギが握手を求め朱里も応じて始まると、序盤はグラウンドのせめぎ合いで静かな立ち上がりに。お互いがコーナーへ振り合うと朱里はショルダータックル、サッカーボールキックを決め、ウナギを担ぐとコーナーへ頭からぶつける。腕を決めにかかる朱里。ウナギも抵抗したが、腕が伸び切った瞬間になんとかローエスケープ。ウナギはエルボーを連打し立ち向かっていく。朱里も胸元にキックを連続して叩き込むと、ウナギはダウン。すぐさま起き上がるも、さらにキックを打ち込まれウナギは場外へ。 ウナギがリングへ戻るも、朱里はマウントを取り張り手を連打していくが、ウナギがマウントを取ると今度はエルボーを連打。朱里は「もっとこい」と叫びウナギの攻撃を受けてまくる。朱里はウナギを踏みつけていくと、背中にサッカーボールキック。向かってきた朱里を捕まえボディスラム。そこからエルボー合戦に。ウナギはフェイスバスター、ギロチンドロップ、顔面から前に叩きつけると、フォールも朱里はカウント2で返す。ウナギはコーナーへ登ると、マッドスプラッシュを狙うもこれは交わされる。朱里が膝を叩き込むとウナギは場外へ。激しい攻防が場外で繰り広げられ、朱里をリングに入れたウナギはマッドスプラッシュを今度は決め、フォールもカウントは2。 15分が経過し、朱里が腕固めを決めるもウナギはロープに逃げる。ウナギは大ふへん固めで朱里にダメージを与えるも、ここは朱里が耐えると、今度はかかと落とし3連発から叩きつけてのフォールは朱里がロープに足をかけた。朱里が山折りを決めると両者ダウンに。朱里は立ち上がるとウナギを抱えるも、ウナギは抵抗し、回避すると張り手の連打を見舞う。 走ってきたウナギをハイキックで迎撃すると、倒れたウナギの顔面を蹴り上げ、レフェリーが試合をストップ。試合はKO決着という形で幕を閉じた。 試合に勝利した朱里はリング上で、 「ウナギ・サヤカ生きてるかー?私はウナギ・サヤカにこのSWA戦挑戦表明してきた時ぶっちゃけ舐めてんのこいつと思ったわ。でも私はこいつのウナギ・サヤカ7番勝負の最後の相手をやった。こいつに魅力がありここまで這い上がって来いって言った。今日この試合をやってお前の成長を感じたよ。でもな、でもまだまだ足りねえんだよ。このSWAの試合をしたことによってお前はレベルアップしたと思う。そしてフューチャーのベルト決まってんだろ?フューチャーのベルト取ってこいよ。このSWA戦無駄にすんじゃねえぞ。わかったか?ありがとな」と大きなダメージを受け横たわったウナギの頭を撫でて、健闘を称えるとともにエールを送っている。 バックステージで朱里は「このSWAのベルト私は凄く悩んでて、外国人の選手が今いなくて、このベルトは多国籍の方と試合をするベルト、でも私は母の母国フィリピンを背負ってこのベルトを防衛して価値を高めていくと言いました。でも赤いベルト白いベルトがありSWAがあります。そのベルトをどうしたらいいのか?何か特化したベルトにした方が輝くんじゃないか色々考えました。でも私は赤いベルト、白いベルととは違い、このSWAの価値を高めていきたい。今このベルトを巻いて巻きながら私は赤いベルトを絶対巻く。その頃には外国人選手来ると信じているので、今やれることをこのベルトの存在を最大限尽くしていきたいと思ってます」とSWAの価値を高めた上で、赤いベルトことワールド・オブ・スターダムのベルトを巻きたいと強く宣言した。◆スターダム◆『CINDERELLA SUMMER TOUR 2021 in OSAKA』2021年7月10日エディオンアリーナ大阪第2競技場観衆 331人▼SWA世界選手権試合(30分1本勝負)<王者>○朱里(19分5秒 KO)ウナギ・サヤカ●<挑戦者>※朱里が5度目の防衛に成功。(どら増田 / 写真・FUZKI)
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スポーツ 2021年07月12日 10時50分
東京女子・SKE48荒井優希がシングル初勝利!「いろんな人に挑めたらうれしい」
東京女子プロレスが10日、東京・両国KFCホールで「Don't miss the signs」を開催。SKE48荒井優希がプロレスデビュー5戦目で悲願の初勝利を挙げ、同団体の最強を決めるトーナメント「Ameba presents第8回東京プリンセスカップ」(7月22日、東京・新木場1stRINGで開幕)への出場を熱望した。 5月4日、東京・後楽園ホールでのデビュー戦以降、4連敗を喫していた荒井は、前回の試合(6月26日、両国)でのタッグ戦でギブアップを奪われた宮本もかとシングルマッチで対戦。6・26両国で、宮本は自力初白星を荒井からマークしたが、両者ともに一騎打ちでの再戦を希望している。 2人はエルボーの打ち合い、ボディスラムの応酬などで激しくやり合った。5分過ぎ、宮本は荒井から前回タップを奪った羅生門で絞め上げるも、荒井は押し潰して阻止し、逆さ押さえ込みで丸め込むもカウントは2。荒井が必殺のFinally(カカト落とし)を放つも、宮本は腕でブロックして阻止。それでも攻撃の手を止めなかった荒井はエルボー、ビッグブーツから2度目のFinallyを叩き込んで3カウントを奪取した。 荒井は「まだまだ、まぐれじゃないかと思われるかもしれないですけど、練習してきたことがしっかり出せてうれしい。どんどん先輩に勝っていかないといけない世界だと思う。これからも負けずに食らいついて、いろんな姿を見せられるようにもっと成長していかなきゃなと思いました」と笑みを浮かべ、「東京プリンセスカップ」の話に及ぶと、「東京女子の一員としてやらせてもらってるので、今日勝ったし、ぜひ出れたら出たいです。その時は今日よりもいろんな技を出したりして、勝てたら、いろんな人に挑めたらうれしい」と出場に意欲を見せている。 一方、敗れた宮本は「とても悔しいです。次に闘う時まで成長して頑張って勝てるようにしたい」と悔しさを噛みしめていた。◆東京女子プロレス◆『Don't miss the signs』2021年7月10日東京・両国KFCホール観衆 202人(超満員札止め)▼第3試合 シングルマッチ(15分1本勝負)●宮本もか(7分26秒 片エビ固め)荒井優希○※Finally(どら増田)
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スポーツ 2021年07月05日 17時30分
スターダム刀羅ナツコが試合中に負傷で不完全燃焼防衛の林下詩美「ナツコとまたやるまでは防衛する!」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは4日、初夏のビッグマッチ『YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Summer』神奈川・横浜武道館大会を開催した。 メインイベントでは“赤いベルト”ことワールド・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンのクイーンズ・クエスト、林下詩美に、大江戸隊の刀羅ナツコが挑戦するタイトルマッチが組まれた。 鉄パイプを手に入場したナツコに対して、花火の演出とともに威風堂々と入場した詩美。ナツコのセコンドには、スターライト・キッドを始めとする大江戸隊のメンバーが勢揃いだ。 試合は予想に反して、じっくりとしたレスリングを見せ合う静かなスタート。ナツコは重いチョップを放ち場内をどよめかせる。林下が反撃をしようとすると、場外に引きずり出した大江戸隊が束になって襲いかかる。クイーンズ・クエストのメンバーも助けに入るが、増殖した大江戸隊には勝てず、ナツコはテーブルに詩美を乗せると、詩美が持ってきた薔薇を一輪咥えながら、トップロープから場外へダイブ。テーブルクラッシュに成功する。さらに、場外へフットスタンプを放つも、逆にこれで膝を打ったナツコが苦悶の表情を浮かべて、村山大値レフェリーがドクターストップをかける。「やる!」と言い張るナツコだが、立っても歩けないため、このままドクターストップで詩美が6度目の防衛に成功した。 悔しい形で試合が止まってしまったナツコは座りながら、「詩美!足治ったら一番最初に挑戦させろよ!だからそれまでクソみたいなテメェでもベルト持ってろよ!」と絶叫。場内からはナツココールのような手拍子が沸き起こった。 これを見ていた詩美はベルトを巻くと、「私がベルトを獲られるわけねーんだから、早く足を治して来いよ!ナツコとまた防衛戦をするまでは、このベルトを絶対守ります!ナツコ!早く戻って来いよ!ナツコが戻って来るまで、スターダムはこの赤い女王、林下詩美が盛り上げて行くので、お楽しみに!」とナツコにエールを送るとともに、不完全燃焼に終わったこの試合の再戦をファンに約束。詩美からチャンピオンの風格が満ち溢れていたのが印象的なエンディングだった。 大江戸隊の勢いが出て来ていただけに、ナツコの負傷は痛いが、この日、「白いベルト」中野たむに挑戦表明したキッドなど、大江戸隊のメンバーにとってもユニットを守るため、よりレベルアップしてもらいたい。◆スターダム◆『YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Summer』2021年7月4日神奈川・横浜武道館観衆 1135人(満員)▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合(30分1本勝負)<王者>○林下詩美(11分33秒 ドクターストップ)刀羅ナツコ●<挑戦者>※ナツコの負傷により。※第13代王者が6度目の防衛に成功。(どら増田 / 写真・FUZKI)
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スポーツ 2021年07月01日 18時30分
スターダム7.4横浜武道館でビッグマッチ開催!大江戸隊のボス感が増した刀羅ナツコが赤いベルトに挑戦
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、初夏のビッグマッチ『YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Summer』神奈川・横浜武道館大会の全カードを発表した。『YOKOHAMA DREAM CINDERELLA 2021 in Summer』2021年7月4日神奈川・横浜武道館【全対戦カード】▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合<王者>林下詩美(Queen’s Quest)vs 刀羅ナツコ(大江戸隊)<挑戦者>▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合<王者>中野たむ(COSMIC ANGELS)vs 上谷沙弥(Queen’s Quest)<挑戦者>▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合<王者組>ジュリア&朱里(Donna del Mondo)vs 岩谷麻優&コグマ(STARS)<挑戦者組>▼フューチャー・オブ・スターダム王座争奪トーナメント決勝白川未奈(COSMIC ANGELS)vs ウナギ・サヤカ(COSMIC ANGELS)▼スペシャルタッグマッチ渡辺桃&AZM(Queen’s Quest)vs スターライト・キッド&琉悪夏(大江戸隊)▼ガントレット・タッグマッチ舞華(Donna del Mondo)&レディ・C(新人)vs 羽南(STARS)&妃南(Queen’s Quest)vs 鹿島沙希&吏南(大江戸隊)vs 小波&フキゲンです★(大江戸隊) ビッグマッチとあって注目カードが目白押しだ。メインイベントでは、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム選手権試合が行われる。『TOKYO DREAM CINDERELLA 2021 Special Edition』6.12東京・大田区総合体育館大会で、朱里との壮絶な試合の果てに引き分け5度目の防衛を果たした林下詩美に対して、大江戸隊のボスである刀羅ナツコが挑戦状をたたきつけた。早くもワールドのタイトル戦を再び行うことが決定している。 ナツコは大江戸隊の中堅にとどまっていたが、かねてから白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座への挑戦を表明するなど、ベルトに対する意欲も強い。また岩谷麻優率いるSTARSとは昨年1月に鹿島沙希を引き抜いてから遺恨が勃発している。 今年も琉悪夏(ルアカ)を引き抜くと、フキゲン(ゴキゲン)です★、スターライト・キッドを実力で立て続けに奪い去るなど、ヒールユニット大江戸隊のボスとして存在感を増している。Queen’s Questから引き抜いたビー・プレストリーはスターダムを退団したが、なりふり構わない補強に成功した。林下は増殖した大江戸隊のセコンドも含めて闘うことになりそうだ。 セミファイナルは、白いベルトことワンダー・オブ・スターダム選手権試合。チャンピオンの中野たむに、『シンデレラ・トーナメント2021』優勝者の上谷沙弥が挑戦する。たむは「シンデレラ・トーナメントの優勝者が白いベルトを巻くというジンクスを崩したい」とトーナメント開催前から話しており、勢いがある上谷には意地でも負けられない。一方の上谷も「私がスターダム」と叫ぶために、ここで白いベルトを奪取し、昨年のジュリアのように大ブレイクを狙いたいところ。両者ともに意地の張り合いになるのは必至だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月28日 11時45分
SKE48荒井優希「先輩に頼らずにシングルで成長した姿を見せられたら」とシングルマッチに意欲!
東京女子プロレスが6月26日、東京・両国KFCホールで「Stand proud」を開催。第3試合のタッグマッチに出場したSKE48荒井優希は、プロレスデビューから4連敗を喫したが、敗れた宮本もかとのシングルでの雪辱戦に意欲を見せた。 この日、荒井は「アップアップガールズ(プロレス)」の渡辺未詩と2度目の“アイドルタッグ”を結成し、中島翔子、宮本組と対戦。序盤、荒井は元プリンセス・オブ・プリンセス王者の中島とのグラウンドでの攻防で何とか食らいついていった。中島のトップロープからのライダーキック、バタフライロックなどを耐えた荒井は、宮本を胴絞めスリーパーで絞め上げたがエスケープ。激しいエルボーが戦から宮本がボディスラムを放てば、荒井はビッグブーツから必殺のFinally(カカト落とし)を繰り出すも、宮本が腕でブロック。宮本はネックブリーカーから羅生門(変型コブラツイスト)を決めてギブアップを奪い、昨年7月23日の後楽園でデビューして以降、初の自力勝利を飾っている。 バックステージで荒井は「デビュー戦以来の未詩さんとのタッグで、あの時はすべて頼りっぱなしだったんですけど、前よりは自分で動くことができた。すごく楽しめて後悔はないんですけど、もかさんという、始めた時期が近い先輩に負けてしまったのは悔しい。いつかもかさんとまた闘えたらいいなって思います。練習して実力をつけられるよう頑張りたい」と宮本との再戦に意欲。次戦は7月10日に東京・両国KFCホールになるが、「タッグで先輩とやるのが好きなんですけど、シングルで成長できた部分も大きい。そろそろ先輩に頼らずにシングルで成長した姿を見せられたら」とシングル戦を希望していた。 一方、念願の初勝利を挙げた宮本は「コロナ禍でデビューが延びて、練習生も長かったし、なかなか勝てなくて。悔しい思いばかりしてきたので、この初勝利はうれしいです。荒井さんは4戦目なのにすごい強くてビックリしました。タッグで初勝利したので、次はシングルで初勝利できるよう頑張ります。荒井さんも言ってたんですけど、いつでも闘う準備はできているので、シングルでも(荒井に)勝ちます」と後輩の荒井との一騎打ちを意識しており、今後の展開に注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月21日 11時30分
SKE48荒井優希が初のシングルに敗戦も「自分もワクワクできた試合になりました」
東京女子プロレスが6月17日、東京・後楽園ホールで「Additional attack」を開催。プロレスデビュー3戦目で、初のシングルマッチに臨んだSKE48荒井優希は舞海魅星に惜しくも敗れたものの、今後に期待を持たせた。 5月4日、後楽園(無観客試合)でのタッグ戦、6月6日、「CyberFight Festival 2021」(さいたまスーパーアリーナ)での6人タッグ戦を経て、初シングルに挑んだ荒井は、序盤ヘッドロック、アームロックを仕掛けるも、すぐに舞海に切り替えされてしまった。荒井はエルボー連打、ビッグブーツで攻めるが、舞海はレッグロック、変型デスロックで反撃。足攻めから抜け出した荒井は怒涛のエルボー連打、ボディスラム、スリーパー、胴絞めスリーパーとたたみかけるも、舞海はなんとかエスケープ。舞海は串刺しエルボー、串刺しラリアットを繰り出すも、一瞬の隙を突いた荒井はビッグブーツ、必殺のFinally(カカト落とし)を見舞うがカウントは2。 10分過ぎ、激しいエルボーの打ち合いとなったが、ラリアットをかわした荒井が逆さ押さえ込みに行くも3カウントは取れず。再びFinallyを狙うも、かわした舞海はラリアットからミラマーレを決めてギブアップを奪った。 試合後、舞海は「勝つことができたんですけど、危ないところがあってビックリしました。自分も同じなんですけど、荒井さんは発展途上だと思うので。技どうこうじゃなくて、向かってくる目つきとか表情とか感情をぶつけようっていう部分がすごいなって思ったし、ヤバいなって思いました。でも今日は舞海魅星の最大の武器である折れない魂が上回ったんじゃないかと思います。またいつでも闘いたいと思います。そして、皆さんにご報告がありまして、本日MSS48(魅星ストロングスタイル48)に合格者が2名おりまして。上福ゆき選手、荒井優希選手が合格でメンバーが3名になりました。残念ながら、MSS48は本日をもちまして解散になります」と荒井を称えている。 荒井は「これ(Tシャツ)はもらいました。試合終わって、控室に帰ったら荷物の上に置いてあって。ちょっとは認めてもらえたみたいでうれしいですが、解散ということで。力強い先輩で、どこまでできるんだろうって不安が大きかったんですけど。今できることはできた気がするし。今回の試合に関しては、後悔とかなくて、精いっぱいできたから。今日出せなかったことがないくらい出せたので、次に向けてまた練習とか頑張りたいなって思います。自分もワクワクできた試合になりました。すごく楽しかったです」とコメント。 初のシングル戦だったが、荒井は「私は誰かと一緒の方が心強くて。今日は一人だったので、心細くて。でもちょっと強くなれた気がして。今日の試合をやらせてもらって、よかったなと思いました」と話した。4戦目は6月26日の東京・両国KFCホール大会になるが、「あと1週間ちょっとしかないんで、やっぱり毎回の試合で成長を見せたいので、短い時間ですけど、何かしら成長する姿を見せられたら」と前を向いた。 「どの部分で強くなれたか?」との問いに、荒井は「今までカカト落としは先輩のサポートなしでは出せなかった技なんですけど。今日シングルで“今だ!”と思って出すことができて。まさかできるとは思ってなかったので、すごくうれしかった」と笑みを見せ、手ごたえを感じたようだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月16日 11時15分
令和に受け継がれたGAEAISM!長与千種「みんな素晴らしい選手に育ってくれた」
昨年4月、15年ぶりに一夜限りの復活が発表された、長与千種が創設した女子プロレス団体GAEA JAPANの運営会社が中心となって開催が決定していた『GAEAISM ―Decade of quarter century―』が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年4月29日に1年間延期となっていたが、この日も緊急事態宣言発令による会場側の貸し出し停止により再延期。紆余曲折を経て、13日、東京・大田区総合体育館でようやく開催された。 セミファイナルでは、長与千種&KAORU&広田さくらと、里村明衣子&永島千佳世&植松寿絵によるGAEA JAPANに所属していたOGによるメモリアルマッチが組まれた。千種は創設者で、KAORUは創設メンバー、広田は3期生、里村&永島&植松は1期生で、みんな千種の弟子にあたる。引退していた植松はこの日のためにコンディションを戻して来たという。試合は千種と里村を軸に、デビュー戦と同じコスチュームを着てきた広田が掻き回す展開だったが、最後はWWEと契約し、NXT UKの女子王者になったばかりの里村がスコーピオライジングを連発して、広田からフォール勝ちを収め、1期生トリオが勝利している。 バックステージで里村は「このメンバーで集まるのは、ちょうど15年2か月振りなので、それぞれ違う立場にいるんですけど、こうして集まると15年前に戻りますね。私は15年前にGAEAが解散した時、どうしてこんなに素晴らしい世界が、こんなに迷走したんだろうってとても悔しかったんですよ。絶対に立て直してやると本気で思ってきたので。こうやって形になって女子プロ界が復活しますよって見ていただけて、とても幸せですけど、まだまだ続くので。女子プロを最強の世界にしていきたい。それまでは諦めません!」と今後の拠点は海外になるが、女子プロ界のさらなる活性化に尽力していく意向だ。 千種は「GAEA JAPANという団体は、本当に当時を思い出すと、招かざる団体でした。すべての団体から見下されでした。が、みんな素晴らしい選手に育ってくれました。永島、植松、里村の3人を目の前にした時、幸せだった。いい選手になってくれて本当にありがとうと思った。やっぱり広田はいいし、KAORUは上手く入るし、やっぱりキャラがしっかりしていると思う」と笑顔を浮かべた。GAEAISMは今後、マーベラスと仙女、そしてOGたちが携わっている団体で受け継がれていく。◆GAEAISM◆『GAEAISM ―Decade of quarter century―』2021年6月13日東京・大田区総合体育館観衆 1500人(満員=コロナ対策人数)▼GAEAISM THE HISTORY長与千種&KAORU&●広田さくら(17分31秒 片エビ固め)里村明衣子○&永島千佳世&植松寿絵※スコーピオライジング(どら増田)
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スポーツ 2021年06月14日 11時30分
スターダム赤いベルト王者の林下詩美が朱里と死闘ドロー!「まだまだ世界は名乗れない」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは12日、ビッグマッチ『TOKYO DREAM CINDERELLA 2021 Special Edition』を東京・大田区総合体育館で開催した。 メインイベントでは、林下詩美と朱里のワールド・オブ・スターダム選手権が行われた。林下は昨年11月に岩谷麻優からベルトを奪取すると、渡辺桃、舞華、上谷沙弥、ビー・プレストリーと4度の防衛を達成してきている。そして今回迎える朱里は、長年にわたり数々の経験を重ねてきた強者。かねてから朱里は林下への挑戦表明をしていたが、5.14東京・後楽園ホールで行われた『シンデレラ・トーナメント』2回戦で、朱里が林下に勝利し赤いベルトへの挑戦に至った。 試合は、ゴングが鳴るとお互い少し睨み合い、グラウンドの攻防が続く静かな立ち上がりに。激しい一進一退の展開が続く中、時間はあっという間に25分を超え終盤に突入。残り1分を過ぎると、両者なりふり構わず技を出してくが、ここで試合終了のゴングが鳴り、時間切れ引き分けが宣告される。しかし、試合後のマイクで両者がまだやれるとアピールしたことで、急遽30分1本勝負の延長戦が決定した。スターダムでは異例のことだ。 延長戦は、林下に起こされた朱里はハイキックで裏拳で畳みかけると、林下もラリアットで応戦するが、朱里のパスゾーキックで両者ダウンに。ここでダメージが蓄積している2人は互いに立ち上がることができず、両者KOのドロー決着となった。 試合後、リング上でマイクを持つ林下だが、ダメージが大きく立ち上がることはできず。すると、大江戸隊の刀羅ナツコがリング上に現れマイクを掴むと、「私は今最高に調子に乗っている。なぜだか分かるよね。ずっと言っていたことを今日、お前らの前で証明してみせた。そして、ツイッターで大江戸隊がトレンド入りしたんだって。そんな調子に乗っている私から、君に挑戦状。受け取ってくれるよね」と挑戦表明。林下は「テメエが調子いいとか悪いとか、どうでもいいわ。そんなに言うなら、このベルト、挑戦させてやってもいいけど、私はSTARSとは違う。テメエに好きなようにはさせねえから」と刀羅の挑戦を受諾。次なる相手は大江戸隊のボスになりそうだ。 バックステージで林下は「防衛したんだけど、赤のチャンピオン林下詩美はこんなんじゃ満足してないぞ。きょうは防衛だけど、朱里とはまたやって今度こそ決着をつけないといけない相手。私はビー(・プレストリー)を倒して、岩谷麻優からベルトも取って、世界の林下詩美になったつもりでいたけど、まだまだこんなんじゃ世界の林下詩美名乗れねえよ。防衛は嬉しい、けど3(カウント)取れてないから、嬉しさ半分不甲斐なさ半分って感じかな」と朱里との再戦に意欲を見せた。 「顔面ボコボコにされて何度も打ち抜かれて、自分が何されたかも覚えてない。何されたかも覚えてないし、自分があの時何してたのかも覚えてない。赤いチャンピオンとしての意地で、今、私はベルトを持って立ってられてる。このベルトが私をここまで連れてきてくれました」と朱里との死闘を振り返っていたが、今回でV5と防衛を重ね王者としての地位を築き上げてる中、「世界の」林下詩美はさらに飛躍していくことだろう。◆スターダム◆『TOKYO DREAM CINDERELLA 2021 Special Edition』2021年6月12日観衆 1240人東京・大田区総合体育館▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合(30分1本勝負)<王者>△林下詩美(時間切れ引き分け)朱里△<挑戦者>▼延長戦(30分1本勝負)<王者>▲林下詩美(13分19秒 両者KO)朱里▲<挑戦者>※第13代王者が5度目の防衛に成功。(どら増田 / 写真・FUZKI)
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分