佐藤輝明
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スポーツ 2022年04月13日 11時00分
阪神・矢野監督、“元守護神”ケラーの一軍再昇格を決断? ガタつき続けるブルペンの救世主となるか
チームの雰囲気を変えてくれるキーマンが見つかれば…。 借金12、首位巨人とのゲーム差は「9」。敵地・バンテリンドームで迎えた中日3連戦の初戦を落とした後(4月12日)、阪神・矢野燿大監督は大幅に入れ替えた打線について聞かれ、 「いや、何か変わるんであればね、やっていきたいと思うし。スタメンで出てないヤツもいたんで。そういうところでは『出たい、出たい』と思っている選手を使いながら、どうなるのかなってところを見たかった」と答えた。 >>阪神・井上ヘッドに「矢野監督に言え」批判も 不振野手陣のメンタル面に注文も物議醸すワケ<< その覇気のない口ぶりもそうだが、気になったのは、「スタメンから外された選手の反応も見たかった」という話。低迷するチームの雰囲気を変えるキーマンを探している最中だと言うなら、それは“無策”に等しい。 「15試合目(12日)で、阪神は12通りのスタメンを組みました」(スポーツ紙記者) 新打線は失敗に終わったようだ。 4番・佐藤輝明が先制のソロ本塁打を放ったが、前打者・近本光司のミスがなければ、1点ではなく、2点を挙げていた。 「近本は内野手の悪送球でセーフになったものの、欲張って二塁に向かおうとしたら、バックアップした捕手からの好送球でタッチアウトとなりました」(プロ野球解説者) 打撃好調の近本は3番に抜てきされた。次打者が「4番・佐藤」であることを考えれば、危険を冒してまで進塁する場面ではなかったはずだ。 「先頭バッターが出塁したイニングが4回もありました。でも、全て得点につながりませんでした」(前出・同) 低迷する打線の負担を救援投手陣が背負い、最後は息切れ。そんな試合も続いているが、矢野監督が求めているキーマンは意外なところから現れそうである。 「2試合続けて救援に失敗し、二軍降格となったケラーがファーム戦に投げています。立ち直りつつあるようです」(球界関係者) ケラーが一軍登録を抹消されたのは、3月31日だった。その後しばらくは“気分転換の休暇”状態が続いていたが、4月8日の広島二軍戦に中継ぎ登板している。 「1イニングを投げ、ゼロに抑えました。ヒットは打たれてるんです。ただ本人が、投球全体が高く、もっと低めに放らなければ通用しないと分かったみたいで、それを意識しながらの投球練習を続けています」(前出・同) 矢野監督はケラーの抹消後、湯浅京己を新クローザーに据えるとも伝えてきた。しかし、12日はその湯浅の失投で試合を落としており、「クローザーではなく、7、8回で使う」の情報も試合前から流れていたのだ。 「岩崎優を推す声もありますが、決めかねているようです。でも、ケラーが汚名返上の好投を見せれば、チームの雰囲気は変わります」(前出・同) ケラーを守護神に戻すとは思えないが、救援投手陣はコマ不足状態にある。一軍再昇格は遠くないという。失格の烙印が押された投手の名前が再浮上しつつあるのはほかに打開策がないからか、それとも…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月13日 11時00分
阪神・佐藤、キャンプ中の怠慢プレーを球界OBが暴露「舐めすぎだろ」ファン怒り、昨季の二の舞にも心配の声
野球解説者・下柳剛氏(元阪神他)が9日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。阪神のプロ2年目・22歳の佐藤輝明にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で下柳氏は2月中旬に阪神春季キャンプを視察した際に首脳陣と交わした言葉や、同月15日のシート打撃で目についたプレーなどを話した。その中で、佐藤が同日のシート打撃中に全力走塁を怠っていたと指摘した。 >>阪神・大山らの「ノーアウト三塁」がトレンド入り、長打放った佐藤にも批判? 解説も嘆いた拙攻が物議<< 下柳氏が問題視したのは、ドラ2・鈴木勇斗が佐藤を含む3名に連続四球を与え1死満塁とした後、梅野隆太郎に犠牲フライを打たれ1点を失った場面。梅野の打球は左翼フェンス手前まで伸びる大きな当たりだったため、三塁走者の佐藤は悠々と本塁に生還した。 ただ、下柳氏は「三塁走者のタッチアップが全力じゃない」と佐藤は全力疾走ではなかったと指摘。また、「これ三塁にうまく(返球)つながれてアウトになったら点数入らんよ」と、三塁の判定次第では得点が入らない展開もあり得たと指摘した。 この場面では佐藤が本塁を踏むより前に、二走の三塁進塁を阻止しようとした返球が三塁に到達している。判定はセーフだったが、仮にアウトなら野球規則に定められている「3人アウトになってそのイニングが終了する前に、走者が正規に一塁、二塁、三塁、本塁に進み、かつこれに触れた場合には、その都度、1点が記録される」というルールにより、佐藤は3アウト成立後に本塁を踏んだとして得点が認められなくなる状況だった。 「二塁走者走らないと思ったのかな?(でも)二塁走者スタート切ったから、それ見えるはずやから」と疑問を口にした下柳氏。「やれることきっちりやってほしいな」、「(佐藤は)『三塁アウトになってないからいいじゃないか』って言うかもしれんけど、常に全力でやっといた方がシーズンには役立つんじゃないかなと思うんだけどね」と、常に全力プレーを心掛けるべきと苦言を呈した。 この下柳氏の発言を受け、ネット上には「佐藤がそんな怠慢走塁してたとは知らなかった」、「公式戦、対外試合じゃないからって舐めすぎだろ」と驚きの声が挙がった。同時に、「去年矢野監督に怠慢プレー怒られたのを忘れたのか?」、「こんな調子ならまた矢野監督によくないって説教されるぞ」といった心配の声も多数みられた。 矢野監督は1月18日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演した際、2021年8月25日・DeNA戦で佐藤がDeNA・牧秀悟の打球を全力で追わなかった(結果は三塁打)ことに激怒し、「チーム全体としても、お前にとってもよくない」とカミナリを落としたことを明かしている。今回の下柳氏の指摘を受け、再び矢野監督の怒りを買う展開を危惧しているファンも少なからずいるようだ。 オープン戦では9日終了時点で打率「.333」と好調で、開幕スタメンはほぼ確実視されている佐藤。ただ、シーズンでも怠慢プレーが出るようであれば、これまで積み重ねてきた信頼を一気に失う可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCdOs2kfP7gdqAvfWcjHLV-A
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スポーツ 2022年03月11日 11時00分
阪神・矢野監督、佐藤の開幕4番起用を決断か OP戦成績は文句無しも致命的なリスクも?
一瞬、ドキッとした。全チーム、移動・休養日としてオープン戦の日程が1試合も入っていなかった3月10日、阪神ナインは本拠地・甲子園球場で練習を行った。そのシートノックで、佐藤輝明選手がセカンドに入ったのだ。 そのフットワークの軽さとスピード。身長187センチ、体重94㎏の大きな体を動かし、併殺プレーでも正確なスローイングを見せていた。 「二塁・佐藤? いや、延長戦対策。代打、代走などで選手をたくさん使った時、佐藤がセカンドも守れるのなら、守備位置のことで悩まなくて済むから」 チーム関係者は「二塁手」でのスタメン起用を否定したが、「開幕4番」は間違いなさそうだ。 >>阪神・大山らの「ノーアウト三塁」がトレンド入り、長打放った佐藤にも批判? 解説も嘆いた拙攻が物議<< 「4番・佐藤」で臨む試合も多い。4番争いでライバルとなる大山悠輔は、ここまでオープン戦26打数4安打(.154)。24打数8安打(.333)の「佐藤で行くべき」の雰囲気も漂っていた。 「矢野燿大監督も佐藤で決めたみたいですよ。出遅れていた糸原健斗が帰ってきたので、『1番近本、2番糸原』の打順になりそう。佐藤を3番で使ったら、左バッターが3人続きます。矢野監督はそういう打順が嫌いですし」(プロ野球解説者) 若さ、勢いのある打線が編成されそうだ。「4番佐藤」の流れ、雰囲気があるのは本当だが、同時に「大丈夫か?」の指摘も多く聞かれた。 「2019年ですよ。当時、大山が自身初の開幕4番に起用されました。でも、シーズン中盤に4番の座をマルテに明け渡しました。成績不振だから外されたことは、大山も自覚していました。でも、ショックが大きすぎて、立ち直るまで時間も掛かって」(前出・チーム関係者) 「伝統球団の4番」とは、そういうものなのだ。「精神的な強さが必要」なんて簡単な表現では片づけられないものがある。精神力と、首脳陣が4番降格を検討する前に不振から脱する技術の両方がなければ務まらないのだ。 「去年の佐藤ですが、スタメン落ちした時は相当落ち込んでいました。二軍降格を通告された時も『大丈夫か?』と周囲も心配したほど」(前出・同) 佐藤は「第2の大山」となってしまうのか。それとも、4番の重圧に打ち勝って、チームを優勝に導いてくれるのか…。 また、この時点で発表されていない開幕投手についても、気になる情報が聞かれた。 「本命の青柳晃洋は『知らされていない』と言い続けています。矢野監督が二軍を指揮していた18年、その薫陶を受け、『矢野監督のおかげで今がある』と捉えています。矢野監督のラストイヤーに恩返ししようとしています」(前出・同) ほかの投手に決めたとしても、青柳への期待感を対面して伝えれば、大きな戦力となってくれるはずだ。淡々とマイペース調整を続けている藤浪晋太郎もブキミだが、今季のキーマンが見えてきた。佐藤、青柳が矢野監督の命運を握っている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月04日 19時30分
阪神・大山らの「ノーアウト三塁」がトレンド入り、長打放った佐藤にも批判? 解説も嘆いた拙攻が物議
4日に行われたオープン戦・阪神対楽天戦。「1-2」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが7回裏の阪神の拙攻だった。 阪神は「1-2」と1点ビハインドで迎えたこの回、先頭の4番・佐藤輝明がフェンス直撃の当たりを放ち、相手右翼手・小郷裕哉が処理にもたつく間に三塁に進塁(記録は二塁打+小郷の失策)。2回から無得点が続いていたチームに絶好の得点機を演出した。 ところが、後続の大山悠輔が右邪飛、糸井嘉男、ロハスが空振り三振とそろって凡退したため、佐藤が作った無死三塁のチャンスは無得点で終了。チームはその後8、9回も得点を挙げられず、1点差のまま楽天に敗れる結果となった。 >>阪神・大山のコメントは“怒り”?“白旗宣言”? 4番争い巡る質問への回答に驚きの声、ライバルの好調も影響か<< 大チャンスをフイにした大山ら3名に対し、ネット上には「せっかく4番が絶好機作ったのに、5、6、7番が揃いも揃って凡退は話にならない」、「主軸の3人がヒットはおろか、犠牲フライすら打てなかったのはマジでムカつく」と批判が噴出。Twitterでは「ノーアウト三塁」というワードがトレンド入りした。一方、「大山のフライの時走らなかった佐藤も悪い」、「後続の体たらくを考えると、佐藤はあそこで勝負をかけるべきだったのでは」とチャンスを作った佐藤を責める声も多数みられた。 「大山の右邪飛は一塁ファールグラウンドにフラフラと上がった打球で、右翼・小郷は全力疾走の末なんとかキャッチ。ただ、小郷は勢い余ってか捕球後に少し足元をふらつかせました。これを見ていた佐藤は一度タッチアップのそぶりを見せた後すぐに三塁に帰塁したのですが、そのまま走っていれば1点はもぎ取れていたのではないかとみているファンも少なからずいるようです。なお、糸井は打席前の時点で打率『.200』、ロハスも『.143』とどちらも低調であったため、リスク覚悟でタッチアップを仕掛ける価値は十分あったといえます」(野球ライター) 同戦で解説を務めた野球解説者・亀山努氏(元阪神)も「もう少し行けたかなという気もするんですけどね」と嘆いた7回裏の拙攻。チャンスをつぶした大山らはもちろん、佐藤も同戦のプレーを今後の反省材料とする必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月01日 19時45分
阪神・大山のコメントは“怒り”?“白旗宣言”? 4番争い巡る質問への回答に驚きの声、ライバルの好調も影響か
2017年のプロ入りから阪神でプレーし、昨季までに「580試合・.266・81本・318打点」といった通算成績を残しているプロ6年目・27歳の大山悠輔。3月1日に伝えられたコメントがネット上で話題となっている。 報道によると大山は春季キャンプ最終日の2月28日、報道陣の取材に対応。その中で、プロ2年目・22歳の佐藤輝明との4番争いについて「4番どうこう言われるじゃないですか。どっちでもええやん、試合に勝てばええやん」と自身の考えを述べたという。 大山は矢野燿大監督が就任した2019年から主に4番を任され3年で63本塁打をマークしているが、今季は昨季24本塁打を放った佐藤とどちらが4番に座るのかがキャンプイン当初から注目されている。ただ、本人は4番へのこだわりはなく、あくまでチームの勝利が最優先という考えのようだ。 >>阪神・矢野監督が佐藤を説教「お前にとってもよくない」 物議を醸した怠慢プレーの裏側明かす、監督側の問題の指摘も<< この大山の発言を受け、ネット上には「これまで3年務めてる4番に特に思い入れは無いのか」、「『4番はどっちだ?』ってずっと騒がれてることに怒ってないかこれ」と驚きの声が寄せられた。一方、「2人の成績を踏まえると白旗宣言のようにも聞こえるな」、「佐藤がめちゃくちゃ調子いいからそれに押されてる面もあるんだろうか」と発言の背景を推測するコメントも多数みられた。 「今キャンプの大山は特に故障などはないまま練習メニューをこなし、実戦でも9試合で『.297・1本・3打点』と3割近い打率をマークしています。ただ、同じく順調に調整を進める佐藤は実戦9試合で『.452・2本・5打点』と3部門全てで大山を上回っているため、大山は現段階では佐藤の方が4番にふさわしいと考え『どっちでもええ』、『試合に勝てばええ』と少々弱気な発言に至ったのではとみるファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 28日の報道では、矢野監督も「輝の方が結果が出ている現状になっているのかなと思います」と佐藤が優勢という見方を示したと伝えられている阪神の4番争い。佐藤がこのまま4番の座をつかむのか、それとも大山が逆襲を見せるのか。今後本格化するオープン戦でも大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月07日 20時30分
阪神・矢野監督、佐藤4番起用は新庄監督のため?「気い使ってるんやから」対決前日のコメントに憶測の声
8日に日本ハムとの練習試合に臨む予定の阪神・矢野燿大監督。7日に伝えられた、同戦の選手起用にまつわる発言がネット上で話題となっている。 報道によると、矢野監督は7日の練習中に応じた取材の中で、8日の試合ではプロ2年目・22歳の佐藤輝明を「4番・右翼」で先発起用することを明言。ただ、理由については「そっち(メディア)が好きやから4番にしただけや。気い使ってるんやから、こっちも(笑)。奪い取れと思っているだけで、明日の4番は別にこっちが与えてるだけ」と、実力ではなく話題性を重視したからと語ったという。 佐藤は昨季「126試合・.238・24本・64打点」といった数字をマークしセ・リーグ新人特別賞に選出された強打者。昨季から打席では大声援を受けるなど既に高い人気を得ており、2年目の今季は多くのファンやメディアから4番への定着(昨季は11試合で先発4番)に大きな期待をかけられている。 >>阪神・矢野監督が佐藤を説教「お前にとってもよくない」 物議を醸した怠慢プレーの裏側明かす、監督側の問題の指摘も<< この矢野監督の発言を受け、ネット上には「ファン、メディア受けがいいから4番で使いますって正直すぎるだろ」、「佐藤を4番起用せずに『何で4番で使わないんだ』って騒がれることを危惧したのか?」と驚きの声が挙がった。一方、「ファンやメディアだけじゃなく、新庄監督のためでもあるのでは」、「新庄監督の提案断った矢野監督が、何か別の手段は取れないかって考えて佐藤の4番起用を決めた説はない?」と、日本ハム・新庄剛志監督のことを考えた起用法ではないかと推測するコメントも多数みられた。 「新庄監督は今オフ、8日の練習試合では試合を盛り上げるために指揮チームを入れ替えて対戦しないかと矢野監督に提案。ただ、矢野監督が難色を示したことでこの話は流れています。こうした背景があることから、矢野監督は指揮チーム入れ替えとは別の形で試合を盛り上げられないかと考え、話題性のある佐藤を4番起用する決断に至ったのではとみているファンも少なからずいるようです。佐藤4番起用は指揮チームの入れ替えと比べると奇抜なアイデアというわけではありませんが、各メディアからは“佐藤がBIGBOSSを迎え撃つ”といった見出しの記事が複数出るなど一定の話題を呼んではいますね」(野球ライター) 7日の報道では「新庄監督相手ですか!ファイターズが相手なので頑張ります」と闘志を燃やしたことが伝えられている佐藤。試合前から既に高い注目を集めているが、それに応えるような結果を出すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月18日 20時30分
阪神・矢野監督が佐藤を説教「お前にとってもよくない」 物議を醸した怠慢プレーの裏側明かす、監督側の問題の指摘も
18日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に、阪神・矢野燿大監督が生出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 矢野監督は阪神・井上一樹一軍ヘッドコーチと共に生出演して昨季を振り返り、今季の開幕投手構想などについて話した。その中で、2021年8月25日・DeNA戦での佐藤輝明の守備に激怒したことを明かした。 この試合で矢野監督が激怒したのは、9回表無死で飛び出た佐藤のプレー。佐藤はDeNA・牧秀悟が右翼線へ放った打球を走って追ったが、ファールになると思ったのか途中で追う速度を緩め小走りに。ところが、打球はファール線の内側にポトリと落ちるヒットとなり、打球を処理する間に三塁へ到達した牧にサイクルヒットを許す結果となった。 >>阪神・佐藤に「わざと援護したのか?」の声 ライバルをアシストした怠慢プレーが物議、球団OBも激怒「スタメン外して」<< 敵打者の快挙につながった佐藤の守備について、矢野監督は「テル(佐藤)がちょっと諦めたプレーに見えたんですよね。全力で諦めずにやろうというところでは、ちょっと残念だった」とコメント。最後まで全速力で打球を追わなかった佐藤の姿勢に失望を抱いたと振り返った。 「テルは(打球)判断を早くできるいいところもあるんですけど、逆に早くし過ぎて緩慢なプレーになることがある」と、打球判断の早さがあだになった面もあったという矢野監督。「(なので)『チーム全体としても、お前にとってもよくない』というのを話しました」と、タイミングには触れなかったが佐藤を注意したと語った。 矢野監督の発言を受け、ネット上には「あのプレーはファンから相当叩かれてたけど、矢野監督も裏で激怒してたのか」、「怠慢守備はチームの士気にも関わりかねないから、きっちりシメなきゃいけないって思いもあったんだろうか」と驚きの声が寄せられた。一方、「専門外の守備位置で使った方も悪いのでは?」、「佐藤じゃなくて、本職の外野手が起用されてれば牧のサイクルは防げたと思う」といった指摘も多数みられた。 「2020年ドラフト1位で阪神入りしたプロ2年目・22歳の佐藤は、プロ入り前の近畿大学時代は三塁を本職としていた選手。ただ、プロ1年目の昨季は同ポジションに主砲・大山悠輔がいた関係もあり、ほとんどの試合で外野として出場(外野で102試合、三塁で13試合出場)。この結果、規定試合数をクリアしたセ・リーグ外野手14名中11位の守備率(.983)に終わりました。このこともあり、矢野監督が激怒した佐藤の緩慢守備は、慣れない守備位置で起用した矢野監督自身の責任も大きいのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 10日放送の『虎たまプレミアム』(ABCテレビ)に生出演した際、今季の佐藤の起用法について「基本的に外野」と発言している矢野監督。一部からは「不慣れながら去年1年間経験したわけだし、今年は矢野監督から褒められるような守備を見せてほしい」と佐藤の成長に期待する声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月12日 11時00分
阪神・佐藤に今季スタメン落ちの危機浮上か 井上ヘッドの「地獄の猛特訓」宣言の裏にある攻守の難題とは
阪神優勝のキーマンは佐藤輝明だろう。その佐藤に対し、井上一樹ヘッドコーチが今春キャンプでの“地獄の猛特訓”を宣言した。 >>阪神・矢野監督、佐藤の三塁守備は「まだまだダメ」ラジオでの辛口発言に反響、糸井と真逆の評価に疑問も<< これは同コーチが言っていたことだが、落合博満氏の発言が影響しているという。佐藤が昨季後半戦で失速し、その原因について質問された落合氏が「体力不足」と評した。2022年の飛躍のため、佐藤をしっかりと鍛え上げるというわけだ。 その佐藤の練習量について、対照的な声が聞かれた。 「練習量はむしろ多い方。不振で苦しんでいた時も早出特打ちをやっていました」 複数の在阪メディアが“目撃談”として、そう答えていた。 しかし、阪神戦の中継を担当することの多いプロ野球解説者の見解はちょっと違う。 「阪神の中ではしっかりと練習している方だと思います。だけど、佐藤の素質を考えたら、それで良いのかどうか…。チーム首脳陣に聞くと、『去年は新人なので(練習量を)セーブさせていた』と言っていました」 昨季は24本のホームランを放ったが、リーグワーストの173個の三振も喫した。 23号アーチが出たのが8月19日で、24号は10月24日。59打席連続無安打のNPB野手ワーストタイ記録の屈辱も味わった。 「佐藤が打撃不振に陥るのと同時に、チームも失速しました」(在阪記者) 1月9日のことだ。鳴尾浜球場での自主トレ中、佐藤は視察に訪れていた井上ヘッドを見つけるなり、近寄っていき、新年の挨拶をしていた。その表情を見る限り、明るく、2年目の躍進にも自信に満ちていたようだが、こんな指摘も聞かれた。 「秋季練習中、藤井康雄・新コーチから打撃フォームの指導を受けていました。でも、不振脱出のきっかけを掴んだのかどうかは、実戦を見てみないと分かりません」(前出・在阪記者) ほかに不安要素があるとすれば、「守備」だろう。今季も「佐藤はライトのポジションを守ることになる」という。佐藤の本来のポジションは三塁だ。チーム関係者は大山悠輔(三塁)、マルテ(一塁)との兼ね合いから、「ほかに外野を守れる選手がいないから」と言っていた。しかし、 「昨季57試合に出場した島田海吏、3年目の井上広大がいます。ドラフト6位の豊田寛の評判が良い。彼らが順調にキャンプを送れば、佐藤を内野に戻さなければなりません」(前出・プロ野球解説者) 矢野燿大監督の構想では、中堅・近本光司、左翼はロハス・ジュニア。佐藤に内野と外野の両方を準備させるのは良策ではない。また、昨季の打撃不振から抜け出せていなかった場合、「スタメン落ち」の可能性もある。 「昨季、後半戦の失速で優勝を逃したせいもあり、今年の矢野監督は非情采配に徹するようです」(前出・同) 佐藤は不振でもスタメンで起用してほしい選手なのだが…。井上ヘッドは佐藤をどう導くのか、“地獄の猛特訓”宣言のウラには「スタメン落ちの危機」を自覚させる意味合いも含まれていたようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年01月11日 20時50分
阪神・矢野監督、佐藤の三塁守備は「まだまだダメ」ラジオでの辛口発言に反響、糸井と真逆の評価に疑問も
阪神・矢野燿大監督が、10日放送の『虎たまプレミアム』(ABCラジオ)に生出演。チームのプロ2年目・22歳の佐藤輝明にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の番組で矢野監督は、17年ぶりリーグ優勝、37年ぶり日本一をめざす今季の展望について複数選手の名前を挙げながらトーク。その中で、佐藤の三塁転向について自身の見解を語った。 >>阪神・佐藤には「何も言わない」新井コーチの暴露に衝撃の声 入団当初から指導は控えていた? 大不振の原因と指摘も<< 佐藤は元々三塁を本職とする選手だが、プロ1年目の昨季は大山悠輔(三塁で123試合出場)の存在もあり、ほとんどの試合で外野としてプレー(外野で102試合、三塁で13試合出場)。しかし、本人は三塁へのこだわりを強く持っており、報道陣に自主トレを公開した4日にも「三塁を守りたいという気持ちはある」と三塁奪取へ意欲を見せたことが伝えられている。 佐藤の今季の起用法について、矢野監督は「基本的にテルは外野やと思ってるんですけど。チームのバランスもありますし」と現状では外野が基本線と説明。ただ、「僕は基本的に選手が『やりたい』っていうのを『やめとけよ』って言うことはない」と本人の意思は尊重する考えを示した。 しかし、矢野監督は続けて「守備でも打撃でも、誰がどう見ても『テルが三塁でしょ』となれば三塁になると思うんですけど、三塁守備もあのレベルではまだまだ上げてこないとダメでしょう」とコメント。佐藤はまだまだ三塁守備の実力を上げなければならないと指摘した。 矢野監督の発言を受け、ネット上には「去年ほとんど守ってないから分からんが、矢野監督は改善の余地があると考えてるのか」、「正三塁手の大山と争わせるよりは、佐藤を外野にして同時起用する方が打線にも厚みが出る」と納得する声が多かった。一方「矢野監督と糸井で評価が逆だけどどっちが本当なんだ」、「糸井は佐藤のことゴールデングラブ獲れるって褒めてたけど実際は違うのか?」と、同チームのプロ19年目・40歳の糸井嘉男を絡めた疑問のコメントも多数挙がっている。 糸井は3日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で、佐藤について「誰が見てもサードでしょ。ゴールデングラブ取れるよ」、「まじでやばい。ハンドリングもな。勘がいるもんな」と三塁守備、特に打球の速度・バウンドに合わせて柔軟にグラブを使うハンドリング能力が優れていると絶賛。今回矢野監督が口にした見解とは正反対であるため、どちらの評価が正しいのか疑問を抱いたファンも少なからずいたようだ。 佐藤の三塁守備は「まだまだ」とする矢野監督が正しいのか、それとも「ゴールデングラブ取れる」と評価する糸井が正しいのか。来月1日からスタート予定の春季キャンプに向けては、井上一樹一軍ヘッドコーチが「彼が三塁練習をガンガン(周囲に)見せつければ、他の内野陣も刺激を受ける」と三塁守備に徹底的に取り組むことを期待している旨も伝えられているが、佐藤は果たして三塁でどのようなプレーを見せるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月20日 20時35分
阪神・佐藤には「何も言わない」新井コーチの暴露に衝撃の声 入団当初から指導は控えていた? 大不振の原因と指摘も
阪神・新井良太一軍打撃コーチが、19日放送の『MBSベースボールパーク』(MBSラジオ)に生出演。阪神のプロ1年目・22歳の佐藤輝明にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 >>阪神・佐藤、6月から故障を隠していた? 秋季練習別メニュー報道が憶測を呼ぶ「あのアクシデントが原因では」<< 今回の番組で新井コーチは一軍打撃コーチとして選手を指導する際に心がけていることや、来季の活躍を期待する阪神野手などをテーマにトークを展開。指導についてのトークの中で、番組MCの狩野恵輔氏(元阪神)から「今年で言うと佐藤とか超スーパースターが入ってきたわけじゃん。急に『ボーン!』って。(新井コーチは)佐藤とか見てて何を一番気をつけたん?」と質問されたことをきっかけに、新井コーチは佐藤への指導方針を明かした。 2020年ドラフトで1位指名を受け阪神に入団した佐藤は、翌2021年のオープン戦で12球団トップの6本塁打を放つなど結果を残し開幕一軍切符をゲット。迎えたシーズンでは「.238・24本・64打点」と球団の新人最多本塁打記録を塗り替える打棒を見せ、12月15日の『NPB AWARDS 2021』では阪神の中野拓夢、伊藤将司、ヤクルト・奥川恭伸、DeNA・牧秀悟と共にセ・リーグ新人特別賞を受賞している。 ただ、新井コーチは今季佐藤に対しては「何も言わない、気持ちよくやらせる」と、自分から指導を行うことはほとんどなかったと告白。続けて、「これは(チーム)方針でもありました。(矢野燿大)監督も『基本、あいつに好きなようにやらせてあげよう』って言って(た)」と、他の首脳陣もアドバイスは極力控え、本人のやりたいようにプレーさせる方針をとっていたことを明かした。 また、新井コーチは「基本聞いてあげる(スタンス)。こっちがいきなり言うんじゃなしに『どうなんや?』とか」、「あいつ(佐藤)もああ見えて、良くも悪くも曲げない芯の強さがあるから、それを大事にしながらうまく付き合っていくという(感じだった)」とも発言。佐藤側から助言を求められた際も、本人の意思を最大限尊重した上で指導していたと語った。 新井コーチの発言を受け、ネット上には「佐藤に対して放任主義のスタンスを取ってたのは初耳」、「まだ何の実績も無い新人相手に自由にプレーさせてたのは意外だな」といった驚きや、「下手に野放しにしたせいで後半戦とんでもないレベルの不調になったのでは」、「コーチなら言うべきことはちゃんと言えよ、じゃなきゃ来年も今年みたいな失速やらかすぞ」といった呆れ声が多数挙がった。 「今季の佐藤は前半戦終了時点で『.267・20本・52打点』と20本塁打をクリアし、新人王獲得は濃厚とみられていた選手。しかし、後半戦は『.158・4本・12打点』と急失速し、8月22日・中日戦から10月3日・中日戦にかけてはセ・リーグ史上ワースト記録となる59打席連続無安打を喫するなど深刻な打撃不振に陥りました。急失速の原因については五輪中断期間中に他球団の研究・対策が進んだことなどが挙げられますが、今回の新井コーチの話を受け、首脳陣が適切な指導を行わなかったことも不振の長期化を招いたのではと不満を抱いたファンも少なからずいるようです。なお、阪神の新人では2015年ドラ1の高山俊に対し当時の金本知憲監督が放任主義のスタンスをとったことが知られていますが、高山は2016年こそ新人王に輝いたもののその後は不振が続いています」(野球ライター) 後半戦の大不振から、来季の活躍を不安視する声も少なくない佐藤。チームでは貴重な左の大砲である佐藤をつぶさないためにも、首脳陣には放任主義のスタンスを改めることが求められているといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
約1か月ぶり連敗の阪神に「ピッチャーがいい」金村氏が太鼓判? 低迷の危険ナシと主張も「ボコボコに打たれそう」賛否の声
2021年06月08日 19時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督、大山を「4番・三塁」に戻すべき? 掛布氏が復帰後の起用法を主張し賛否「怪我明けで4番は重荷すぎ」
2021年05月25日 15時50分
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スポーツ
元巨人・清原氏がセ投手陣に激怒「何しとんねん!」 自身の経験を踏まえ警鐘? 佐藤への本塁打献上に苦言
2021年05月23日 11時00分
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スポーツ
首位快走の阪神にいよいよ失速の兆候? 矢野監督のネガティブ発言、佐藤4番起用も完全に裏目か
2021年05月19日 11時00分
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スポーツ
阪神が大山離脱で「戦力アップしてるんちゃうか」 金村氏の主張にファンから批判も「3割近く打ってるのに舐めすぎ」
2021年05月11日 20時30分
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スポーツ
阪神、佐藤の痛恨ミスは急失速の前兆か 歴史的快進撃も優勝はできない? グラウンド内外で緊急事態続出中
2021年05月07日 11時35分
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スポーツ
阪神・佐藤に「無駄死にしたせいで勝てなかった」ファン激怒 矢野監督の勝負手をミスで台無しに、敵軍の“策略”にもはめられた?
2021年05月06日 20時30分
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スポーツ
首位快走の阪神、2008年の悪夢再び? 迫りくる因縁の五輪、稲葉監督は梅野らの大量引き抜きを画策か
2021年04月16日 11時10分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤に「今の形じゃ絶対打たれへん」 金村氏が対DeNA戦で見抜いた問題点を指摘、このままだと新人王も絶望的?
2021年04月13日 15時45分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤が三振量産で「記録塗り替えて」岩本氏が助言 村上・ブライアント級の成績は残せる? 不振でも期待が集まるワケ
2021年04月06日 17時00分
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スポーツ
「阪神・佐藤、今日の三振数はいくつ?」野球番組がルーキーを揶揄?「バカにしてる」批判相次ぎ削除も再炎上
2021年04月02日 12時45分
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スポーツ
阪神・佐藤が12球団ワーストの三振を量産しているワケ 矢野監督も心配の不振は打撃フォーム以外にも原因アリ?
2021年04月01日 11時00分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤に「スランプの影が出てる」 金村氏が開幕3連戦で見抜いた問題点を指摘、首脳陣への注文に反発も
2021年03月30日 15時35分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤に「由伸の成績は超える」金村氏が今季大ブレークに太鼓判! OP戦成績を高評価も、歴史的活躍予想に反発
2021年03月23日 17時00分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤、OP戦好調もシーズンでは打撃不振に?「ちょっと嫌やな」濱中氏が指摘した問題点とは
2021年03月18日 19時30分
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スポーツ
阪神・チェン、大炎上で開幕ローテ入りは難航か 「テストしておきたいボールが…」言い訳の裏で評価を上げる新人とは
2021年03月18日 11時00分
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スポーツ
阪神・佐藤の活躍で首脳陣が仲間割れ? 矢野監督の構想でマルテ・糸井にスタメン落ちの危機か
2021年03月17日 11時00分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤、3タコ2三振でも開幕スタメンに前進? 敵選手の意味深コメントは高評価の証か
2021年03月08日 11時05分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤、大山を外してでも三塁固定した方がいい? 掛布氏の分析にファン納得「説得力がある」
2021年03月03日 20時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分