佐藤輝明
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スポーツ 2021年05月19日 11時00分
首位快走の阪神にいよいよ失速の兆候? 矢野監督のネガティブ発言、佐藤4番起用も完全に裏目か
阪神が東京ヤクルトに大敗した(5月18日)。同日、2位巨人が勝利し、ゲーム差は縮まったが、首位争いにはまだ影響はない。しかし、矢野燿大監督は「待つこと」ができるのだろうか。 「メル・ロハス・ジュニア選手のバットからようやく快音が聞かれました。22打席目で初安打、でも、その一本がホームラン。次打席でもセンター前ヒットを放ち、矢野監督もひと安心です」(在阪記者) 前日は休日返上で打撃練習を行った。その努力が報われたのだろう。 しかし、ネット裏の阪神OB、プロ野球解説者の多くは、「もう少し時間が掛かる」と厳しい評価をしていた。 「タイミングの取り方がちょっとおかしい。本人も分かっているみたいだが、こういうのは場数(打席数)を積み上げていくしかない」 とは言え、この新助っ人の覚醒を待つことはできないようだ。そのメル・ロハス・ジュニアが初安打を放った18日、開幕から先発出場を続けていた糸原健斗選手が欠場した。下半身のコンディション不良によるものだが、矢野監督は「すぐに先発復帰ということはない」と説明していた。 「指揮官がハッキリと、マイナスの情報を口にするのは珍しいことです。普通は隠すもの」(ベテラン記者) 急に痛めたわけではなさそうだ。無理を重ねてきて、欠場せざるを得ないところまで悪化したとの情報も飛び交っていた。 また、糸原が欠場した日は、エース・西勇輝投手で試合を落としている。6四死球(故意1を含む)と“らしくない”内容だった。試合後、指揮官は「(投げた)ボール自体は悪くなかった」とかばったが、データを見直してみたら、4月27日以降4戦連続で勝ち星から見放されている。 こういうチーム状況では、メル・ロハス・ジュニアに場数を踏ませるための十分な機会は与えられないだろう。 >>阪神・矢野監督に金村氏が苦言「2人とも潰してまいよるな」 糸井を差し置いてのロハス起用を問題視、本人も自身の非を認めた?<< 「25日から始まるセパ交流戦がポイントになりそう。交流戦を勝率5割で乗り切れない雰囲気です」(前出・同) 長いペナントレースにおいて、良い時もあれば、悪い時もある。当たり前のことではあるが、優勝するチームには、重苦しくなった雰囲気を一変させる力も秘めている。典型的な例が経験豊富なベテランか、新戦力の活躍だ。その意味では、阪神は「佐藤輝明の4番」という“極上のカード”をすでに切ってしまった。残されたカードと言うと、思いつくのは、大山、藤浪といった再調整組の帰還だけだ。 甲子園球場からさほど離れていない京セラドーム大阪のオリックス対千葉ロッテ戦で、「鳥谷敬対能見篤史」が実現した。元トラ戦士同士の対戦は能見に軍配が上がったが、9回最後の攻防でロッテ打線が一矢を報いたのは、ファールで粘る鳥谷の執念が伝わったからだ。 矢野監督はこの2人の対決に何を考えたのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月11日 20時30分
阪神が大山離脱で「戦力アップしてるんちゃうか」 金村氏の主張にファンから批判も「3割近く打ってるのに舐めすぎ」
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、10日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、7~9日にDeNAとビジター3連戦を戦い「2勝1敗」と勝ち越した阪神についてトーク。「6-12」で打ち負けた初戦後に3連敗を覚悟していたことや、14~16日に3連戦が組まれている巨人の不安材料などについて語った。 その中で金村氏は、4番・大山悠輔が背中の張りで6日に一軍登録を抹消された件について言及。大山は開幕から5日・ヤクルト戦まで32試合中31試合で4番を務め「.291・5本・24打点・34安打」の成績を残していた中心打者だが、金村氏は「大山には申し訳ないけど、逆に戦力アップしてるんちゃうか」と故障離脱による悪影響はほとんど感じられないと口にした。 悪影響が感じられないと考える理由について、金村氏はこの3連戦で代役4番を務め「.273・1本・3打点」をマークした佐藤輝明が大山離脱の穴を十二分に埋めているためと主張。「4番打つ重圧は一切感じてないし、4番になったら4番のバッティングをする。チャンスになったら軽打で打点を稼ぐしもう驚く一方やねんな」、「この3連戦で(は)守備も抜群にうまいと思った。スローイングも安定してる」と攻守両面を称賛した。 また、金村氏は「(2戦目は)ロハスが先発で糸井は(初戦で)打ったのに(スタメンで)出られへんかった(けど)、昨日またロハスが外れて糸井が爆発した。今度大山は糸井との勝負をさせられるんちゃうか」とコメント。復帰後の大山は佐藤ではなく、この3連戦で「.375・2本・3打点」と結果を残した糸井嘉男とのレギュラー争いをしいられることになるのではと推測していた。 >>阪神・矢野監督のコメントに疑惑の声 糸井の初スタメン明言も、「本当は使いたくないのか」の声が挙がるワケ<< 金村氏の発言を受け、ネット上には「確かにこの3連戦は大山不在の影響はあまり感じなかった」、「普通は4番が抜けたら相当苦しいものだけど、佐藤とか糸井が奮起してくれて救われた」、「佐藤や糸井が元気ならじっくり大山の回復待てるし、この間にロハスも試せるからそういう意味ではメリットは大きい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「大山の離脱が戦力アップってどういう考え? 3割近く打ってるのに舐めすぎじゃない?」、「確かにDeNA戦ではいい感じだったが、大山不在でこのまま乗り切れるとは到底思えない」、「佐藤の守備上手いとか言ってるが、リーグトップの指標残してる大山の方が明らかに上だろ」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「現在離脱中の大山は、4番として3割近くの打率をマークしているチームの絶対的な中軸。また、三塁守備でもUZR(1.5、同じ守備位置を守る平均的な選手に比べどれだけ失点を防いだかを表す指標)、RngR(3.5、守備範囲の広さを表す指標)でともにセ・リーグトップの数字を残しています。そのため、DeNA戦では佐藤や糸井がうまく穴埋めしたとはいえ、長期的に見れば大山不在はマイナスでしかないと考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 6日に登録抹消されたため、一軍再昇格が可能となるのは16日・巨人戦からとなる大山。今回の抹消は大事をとっての措置と伝えられているが、最短での一軍復帰を果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月07日 11時35分
阪神、佐藤の痛恨ミスは急失速の前兆か 歴史的快進撃も優勝はできない? グラウンド内外で緊急事態続出中
勝率.710。22勝9敗1分、単独首位の矢野阪神が、中盤戦以降で失速するようなことになったら、あの試合のミスがクローズアップされそうだ。 「牽制アウトにされた後、佐藤輝明は呆然としていました。佐藤は新人ですし、『プロとアマチュアの差』と言えばそれまでなんですが、阪神ベンチからきちんと指示が出ていれば、防げたはず」(プロ野球解説者) 去る5月5日の対東京ヤクルト戦、阪神は終盤で追いつかれ、今季初の引き分けとなった。 その勝ちゲームを引き分けにし、佐藤を呆然とさせたプレーとは、ちょっと高度な牽制アウトのこと。阪神が1点リードの7回表、2アウトながら二塁に走者を置いていた。その二塁走者が佐藤だった。佐藤はヤクルト・今野龍太投手の“ノールック”で投じられた牽制球により、タッチアウトを食らった。 >>阪神・佐藤に「無駄死にしたせいで勝てなかった」ファン激怒 矢野監督の勝負手をミスで台無しに、敵軍の“策略”にもはめられた?<< その牽制アウトに、こんな指摘も聞かれた。「佐藤が狙われている雰囲気はありました。それを察することができなかったとすれば、阪神ベンチのミス」と――。 「一般的な牽制球は、その前にピッチャーが走者を一瞥するなど『布石』があるんです。でも、今野投手は佐藤が二塁に到達してから、一度も見ていません。1点を争う大事な場面で二塁走者を見ないなんてことはあり得ない。ヤクルトバッテリーが無警戒を装い、佐藤を油断させたんです」(前出・プロ野球解説者) この牽制球は、サインプレーである。内野手が頃合いを見計らい、バッテリーにシグナルを送る。そして、捕手が「今だ、投げろ」のシグナルを投手に送って、成立する。 「各球団で、シーズンを通して1回あるか、ないかのプレーです。でも、春季キャンプ中に何度も練習させられます。そういうフェイクプレーに騙されたということは、阪神ベンチが油断している証拠」(前出・同) 気掛かりな情報もある。同試合の途中で交代した4番・大山悠輔内野手が背中の張りのため、翌6日に一軍登録を抹消された。矢野燿大監督は「重症化させないための措置」と強調していたが、同日、二軍調整中の藤浪晋太郎投手が結果を出せなかった。 「四球を連発する場面がありました。投球モーションをまた変えており、その調子だと、しばらく時間が掛かりそう」(在阪記者) 4番と開幕投手を失ったわけだ。それでも2位・巨人を引き離しているのも事実だが、25日からは「交流戦」も始まる。セ・リーグ各球団はパ・リーグに対する苦手意識が強く、阪神内部でも「勝率5割で乗り切れれば」と、弱気なコメントが飛び交っていた。 「佐藤が一番疲れているのでは。短期リーグ戦しか経験していない大学卒の新人はペナントレースの長丁場は初めて。開幕して1か月を過ぎたころ、疲労のピークみたいなものを感じる傾向にあります」(ベテラン記者) 阪神は12球団最速で20勝に到達したが、その一番乗りは、過去に3回経験している。しかし、優勝に辿り着いたのは2003年だけ。14年は交流戦で大きく負け越し、それが原因でペナントレースも逸している。佐藤も休ませてやりたいが、大山に代わって「4番・三塁」を務めているのでできないだろう。佐藤がどこまで頑張れるか、それがポイントとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年05月06日 20時30分
阪神・佐藤に「無駄死にしたせいで勝てなかった」ファン激怒 矢野監督の勝負手をミスで台無しに、敵軍の“策略”にもはめられた?
5日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「2-2」で両チーム引き分けに終わったこの試合で、阪神・佐藤輝明が見せたプレーがネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-1」と阪神1点リードの7回表に飛び出たプレー。この回阪神は先頭の佐藤がセンター前ヒットで出塁すると、続く梅野隆太郎が送りバントを決め1死二塁とチャンスに。ここで打席の中野拓夢が空振り三振に倒れた後、矢野燿大監督は先発登板した青柳晃洋に代打・糸井嘉男を送り追加点を狙いにいった。 ところが、二塁上の佐藤は集中力を欠いていたのか、ヤクルト2番手・今野龍太が初球投球前に行った二塁牽制への反応が遅れてしまう。佐藤はヘッドスライディングで二塁へ帰塁しようとするも、ヤクルト遊撃・元山飛優にタッチされアウトに。これにより、糸井はスイングどころか1球も球を見ることのないまま、2番手・岩貞祐太と代わりベンチに退くこととなった。 >>甲子園の審判団に「阪神をひいきするな」ヤクルトファン激怒 藤浪ら死球連発の犠牲に? 今季初の警告試合宣告に反発相次ぐ<< 矢野監督の勝負手を台なしにした佐藤に対し、ネット上には「何だこの刺され方は、完全に油断してたとしか思えないぞ」、「佐藤が無駄死にしたせいで勝てなかった、追加点入ってれば3対2で勝ってたかもしれないのに」、「ワンヒットで帰ってやるって気持ちが強すぎて帰塁の意識が薄れてたのでは」、「初球投げる前に刺されたから、糸井を代打起用した意味が無くなったじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「佐藤がミスしたというよりは、今野の牽制が上手かったって印象だな」、「糸井が出てくる前にヤクルト守備陣はマウンドに集まってたけど、その場で『佐藤を刺すぞ』って計画してたなら大したものだ」、「捕手の古賀(優大)が投球直前にグラブを少し上に上げてたところを見ると、佐藤はサインプレーにはめられた感じもする」といったヤクルト守備陣への称賛も複数見受けられた。 「ヤクルト守備陣が佐藤を牽制アウトにした今回のプレーですが、試合後の報道によると今野、古賀のバッテリーと遊撃・元山の3名が息を合わせたサインプレーだったとのこと。そのため、今回のプレーを佐藤のボーンヘッドと捉えるのか、それともヤクルト守備陣のファインプレーとみるのかはファンのみならず球界OBの間でも意見が分かれています。元阪神・片岡篤史氏は、6日の『スポニチアネックス』(スポーツニッポン新聞社)の記事内で『初球を投げる前から刺されるということは、二遊間から見て隙があったということ』と佐藤が油断していたと指摘。一方、5日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演した元横浜・高木豊氏は、番組内で『佐藤を責めるよりも、ヤクルト(側)がナイスアイデア(のプレー)ですよ。素晴らしい牽制でした』とヤクルト側が一枚上手だったとコメントしています」(野球ライター) 試合後、矢野監督から「そういうものを経験にして、次からどうするかっていうことの方が大事」と反省を促されたことが伝えられた佐藤。自身初の牽制死を今後のプレーの糧とすることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月16日 11時10分
首位快走の阪神、2008年の悪夢再び? 迫りくる因縁の五輪、稲葉監督は梅野らの大量引き抜きを画策か
広島に連勝し、「首位」をしっかりとキープ。17試合を消化し、13勝4敗。2位巨人とのゲーム差は3、矢野阪神が好調だ。しかし、序盤戦で首位戦線に躍り出るペナントレースの展開には、イヤ~な思い出もあるようだ。 「初回の攻撃で大山悠輔内野手に今季1号のホームランが出て、4回には佐藤輝明選手もホームランを放ちました。チーム関係者は『大山と佐藤のアベック弾』を心待ちにしていたので、ようやく出たかという思いです」(在阪記者) アベック弾となった佐藤の今季5号は、センターバックスクリーンに飛び込んだ。その飛距離と高い放物線に、ファンは見とれていた。主砲と期待の新人が打って、投手陣も好投――。こんな理想的なゲーム展開がされたのに、関係者の気持ちが晴れないのは「2008年の悲劇」があるからだ。 「その年、序盤戦から攻守ともに絶好調で、オールスター戦前にマジックナンバーが点灯しました。でも、その後、原巨人が息を吹き返し、最大13ゲーム差まで開いていたのに、逆転優勝されてしまいました」(前出・同) 阪神にとっては、思い出したくない黒歴史だろう。13ゲーム差を逆転された要因はいくつかあるが、当時を知る関係者、OBによれば、「主力の離脱」が痛かったと言う。 「4番の新井貴浩、クローザーの藤川球児、守備の要だった正捕手の矢野輝弘(現・燿大監督)をオリンピックメンバーとして引き抜かれてしまいました。巨人も上原浩治、阿部慎之助が代表入りしましたが…。代役の選手が活躍したのは巨人、阪神は主力の離脱がそのままマイナスとなりました」(OB) 北京夏季五輪の野球競技によるものだ。そういえば、今年もオリンピックイヤーである。現時点で、阪神では正捕手の梅野隆太郎の代表入りが有力視されており、「復活した藤浪晋太郎、大山、セットアッパーの岩貞、岩崎に稲葉代表監督が興味を示している」とのこと。全員、欠かすことのできないメンバーだ。阪神の関係者たちが“08年の悪夢”を重ねてしまうのも、当然か…。 >>阪神・梅野、今オフのFA流出は避けられない? 矢野監督が固執する捕手併用制はV争いにも悪影響か<< 「投打の主力選手の好調な時期が重なっただけ。すでに、リーグワーストタイの11個のエラーが記録されています」 そんな冷静な意見を語るプロ野球解説者もいたが、元々、阪神というチームは細かい野球をしない。「打ってナンボ」であり、その豪快さを原動力としてきた。 そういえば、明日4月17日は「バックスクリーン3連発」の出たメモリアル・デーだ。東京ヤクルトとの対戦になるが、舞台は1985年と同じ甲子園球場である。ここで、大山と佐藤のアベック弾が出れば、悪夢の08年ではなく、優勝、日本一に輝いた85年を重ねて見る声も出てくるはずだ。 ちなみに、1964年の東京五輪イヤーを制したセ・リーグ球団は、阪神タイガースである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月13日 15時45分
阪神ドラ1・佐藤に「今の形じゃ絶対打たれへん」 金村氏が対DeNA戦で見抜いた問題点を指摘、このままだと新人王も絶望的?
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、12日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言がネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、9~11日の対DeNA3連戦で3連勝を飾った阪神についてトーク。同期間で「.556」と打撃好調だったドラ6・中野拓夢への期待や、13日から始まる対広島3連戦の展望などを語った。 >>阪神・マルテにまさかの退団説が浮上? 迫りくる大物助っ人の合流、矢野監督の決断次第でチームは暗転か<< その中で金村氏は、11日終了時点で「.196・3本・5打点」と打率2割を切っているドラ1・佐藤輝明を「内容が悪すぎる」と懸念。「(相手捕手に)ワンパターンのインハイ中腰構えられて、もうボール球どんだけ振ってるか」、「もうレフトにホームラン今の形じゃ絶対打たれへんから。ムキになってインハイ打ちにいきよるから」と、内角高めの球を強引に打ちにいき過ぎていると指摘した。 金村氏は続けて、「横浜(DeNA)の牧(秀悟)に新人王獲られてまうで。(現状では)牧の方がはるかに素晴らしいよ、広角に打ってるから」、「佐藤は(オープン戦では)広角に打てたのに、今は右(ライト)のポール(際)にファール打ちにいってるようなスイングになってる」とコメント。内角を強引に引っ張る打撃を矯正できなければ、11日終了時点で「.383・4本・14打点」をマークしているDeNA・牧に新人王をさらわれることになると危惧していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かにいつまでインハイのボール球振ってるんだって不満はある、三振もリーグワースト(24三振)だし」、「DeNA3連戦はぼちぼち打ってた(3連戦中の打率は.308)が、調子が出てくるにはまだまだ時間がかかりそうだな」、「高めのボール球を冷静に見送れるようになったら、三振が減って率も稼げるようになるのでは」といった反応が多数寄せられている。 一方、「まだ15試合しか終わってないのに、新人王がどうだとかケチつけるのは気が早すぎる」、「大事なのは阪神の主軸に成長できるかであって、新人王を獲れるかでは無いだろ」、「阪神選手が新人王獲るとロクなことにならないからむしろいらない」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「2000年以降の阪神は、赤星憲広氏(.292・1本・23打点/2001年)、上園啓史氏(8勝5敗・防御率2.42/2007年)、高山俊(.275・8本・65打点/2016年)と3名の新人王を輩出しています。ただ、このうち上園氏は翌2008年からNPBで最後にプレーした2015年までわずか7勝しか挙げられず、高山も翌2017年から昨季までの通算打率が『.238』と今一つ。また、赤星氏は翌2002年から2009年までに通算1148安打を記録するなど活躍しましたが、2009年の試合中に脊椎を痛めたことが原因で同年限りでの引退を余儀なくされました。過去の新人王選手が不振や故障に泣かされていることもあってか、佐藤には新人王を獲ってほしくないと思っているファンは少なからずいるようです」(野球ライター) 11日の試合後、「しばらくは同じ攻めをされると思うが、しっかり対応したい」と語ったことが伝えられている佐藤。「.302・6本・9打点」をマークしたOP戦のような打撃を取り戻すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月06日 17時00分
阪神ドラ1・佐藤が三振量産で「記録塗り替えて」岩本氏が助言 村上・ブライアント級の成績は残せる? 不振でも期待が集まるワケ
元日本ハムで野球解説者の岩本勉氏が、6日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演。阪神ドラ1・佐藤輝明に“三振量産”を勧めた。 3月26日の開幕戦・ヤクルト戦から4月4日・中日戦までの9試合で「.129・2本・4打点・4安打」と苦戦し、三振数もリーグワーストの16個となっている佐藤。このままのペースでいくとシーズン254三振となり、ヤクルト・村上宗隆のセ・リーグ記録(184個/2019年)、近鉄・ブライアントのプロ野球記録(204個/1993)を塗り替える計算となる。 >>「阪神・佐藤、今日の三振数はいくつ?」野球番組がルーキーを揶揄?「バカにしてる」批判相次ぎ削除も再炎上<< 番組でこの不振ぶりが取り上げられると、岩本氏は「(三振)記録は塗り替えてもらって結構です。それだけ必要とされてバッターボックスに立っている、それだけバットが出ているという証拠ですから」とコメント。現在の三振数は首脳陣から期待され起用されていること、打席で積極的にスイングしていることの表れであるため、このままのペースで三振を量産することに問題はないと主張した。 岩本氏は続けて、見逃し三振よりは空振り三振をした方がいいと提言。「どんどんバットが出るバッターはピッチャーからすると嫌なんですよ。だって事が起きますよね? バットが出ないバッターは事が起きませんので」と、積極的なスイングは相手投手への圧力になるからと理由を説明した。 「(佐藤は)ホームランか三振でいい選手」と、目先のヒットを狙う必要はないとした岩本氏。「振っていこうぜ! バンバン振ろうぜ!」と、三振を恐れない打撃をこのまま続けるよう勧めていた。 今回の放送を受け、ネット上には「結果欲しさに軽打に走って打撃が狂うのが1番最悪だからこれは正論」、「確かに佐藤にちょこまかとしたヒットは誰も求めてないな」、「当たれば飛ぶのはここまでの2本で分かってるし、とにかく振りながら一軍レベルの球に慣れるしかない」、「三振記録持ってる選手はその分本塁打も打ってるから逆に期待できるのでは」といった反応が多数寄せられている。 「プロ野球記録保持者は1993年のブライアント、セ・リーグ記録保持者は2019年の村上となっている三振記録ですが、ブライアントは42本、村上は36本と記録樹立年はそれぞれ30本塁打以上をクリア。また、ブライアントは本塁打、打点(107打点)の2冠に輝き、村上もセ・リーグ新人王に選出されました。現在不振に陥っている佐藤も三振を恐れないスイングを継続すれば、両名のように結果がついてくる可能性もあるのではないでしょうか」(野球ライター) 4日の試合では開幕後初めてスタメン落ちとなったが、6日・巨人戦では先発に復帰するとみられている佐藤。フルスイングを貫いたまま、相手投手の攻めに対応することはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月02日 12時45分
「阪神・佐藤、今日の三振数はいくつ?」野球番組がルーキーを揶揄?「バカにしてる」批判相次ぎ削除も再炎上
ニッポン放送の野球中継番組『ニッポン放送ショウアップナイター』の公式ツイッターのツイートが、野球ファンの間で猛批判を集めた。 問題となっているのは、公式ツイッターアカウントが1日に投稿したツイート。そこにはクイズ企画「クイズdeショウアップ」として、「現在12球団最多三振の阪神・佐藤輝明。今日の三振数はいくつ?」という問題文がつづられており、選択肢には「1個」「2個」「3個」「それ以外」と記されていた。 しかし、この投稿に野球ファンを中心に、「ネタにしていいことと悪いことがある」「選手のことをバカにしてる」「頑張ってる選手の三振数をネタにするってひどすぎる」という批判が殺到する事態になった。 批判を受け、公式ツイッターはツイートを削除した上で、「先程の『クイズdeショウアップ』の出題内容で、一部のプロ野球ファンのみなさま、フォロワーのみなさまに不快な思いをさせてしまいました」と説明。「改めましてこの後13時頃をメドに出題させていただきます」とし、13時半頃に新たなクイズをツイートしていた。 >>映画監督、映画鑑賞した女性を「奇女? 珍女?」と表現し炎上 「褒め言葉のつもり」と謝罪も波紋広がる<< しかし、この説明に対しても野球ファンから「一部じゃなくてほとんどのファンが悲しい気持ちになったと思う」「不快な思いをさせたことを謝るのはおかしい」「選手を侮辱したんだから謝罪くらいしてほしい」という声が殺到し、再炎上することに。 その後、16時過ぎになり公式ツイッターは改めて、「阪神タイガース・佐藤輝明選手の成績を予想するクイズを出題致しましたが、設問が、佐藤選手、関係者、ファンの皆様に対し、大変に失礼な内容でした」とツイート。ここに来てようやく、「出題を取り消すと共に、皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 しかし、一度失った野球ファンからの信頼は簡単に取り戻すことはできず、謝罪ツイートにも多くの批判が集まることに。ルーキーである佐藤選手を揶揄するかのようなツイートに抗議が殺到していた。記事内の引用について『ニッポン放送ショウアップナイター』公式ツイッターよりhttps://twitter.com/showup1242
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スポーツ 2021年04月01日 11時00分
阪神・佐藤が12球団ワーストの三振を量産しているワケ 矢野監督も心配の不振は打撃フォーム以外にも原因アリ?
広島に連敗し、4位に転落。まだ始まったばかりである。順位は二の次だが、阪神タイガースというチームは一度コケると、長いトンネルに迷い込む傾向にある。早めに建て直しておかないと、手遅れになってしまう。 「佐藤(輝明=近大)次第、打線好調でペナントレースに臨めたのも佐藤のおかげ。連敗も佐藤のバットから快音が聞かれなかったせいですから」 そう指摘する関係者、プロ野球解説者は少なくない。 3月31日の広島戦で、佐藤は3三振を喫した。それも、「2戦連続3三振」となる。 「得点を挙げるチャンスでの3三振でした。佐藤も肩を落としていました」(在阪記者) バットを3本も折られる屈辱にも見舞われた。好機で三振を喫した以上、「佐藤次第」と言われるのも当然だろう。 「オープン戦で新人とは思えない打撃力を見せ、各球団が警戒を強めました。低めの変化球を集め、たとえ打たれても長打にならないコースばかりを執拗に攻められています」(プロ野球解説者) オープン戦とペナントレース本番は違う。こうした試練は矢野燿大監督も想定していたはず。同日の試合後、記者団にこうコメントしていた。 「あんまり壁がなく、ここまで来たんでね。この悔しさを乗り越えて成長していくという…」 2日合わせて6三振。トータル11三振は12球団ワーストだ。三振を恐れ、バットにボールを当てにいくバッティングになってしまったら、「長打力」「パワー」という長所が消えてしまう。一刻も早く対応策を講じ、的確なアドバイスを送るべきだと思うが? >>阪神ドラ1・佐藤に「スランプの影が出てる」 金村氏が開幕3連戦で見抜いた問題点を指摘、首脳陣への注文に反発も<< 対戦チームのスタッフが興味深い話しをしてくれた。 「オープン戦終盤、『佐藤の打撃フォームが変わった』との声も聞かれるようになりました。野手出身のプロ野球解説者から、特に。今の佐藤はホームランを意識しすぎているのかも」 通常のスイングと、オープン戦の本塁打新人記録が報じられたころの打撃フォームが違うというのだ。“プロ”が見なければ分からない、微妙な違いだが、今の佐藤はホームランを意識しすぎていたオープン戦終盤のスイングのまま、ペナントレース本番に突入してしまったようだ。 「無意識のうち、ホームランを欲するようになったのでしょう。でも、通常のスイング、ホームランを意識した打撃フォームの両方とも、佐藤の持ち味ですよ」(前出・同) 対戦投手にコントロールミスが生じて、低めではなく、ストライク・ゾーンにくれば今のスイングでもスタンドに放り込むことはできるという。ただ、プロ野球のピッチャーはコントロールミスがほとんどない。 「佐藤はストライクが来たら、すべて打ちに行きます。『打たなければもったいない』と思うタイプなんです。球種、コースに関係なく、です。だから、打ち損じのファールも多くなり、ストライクカウント先行の苦しい場面になってしまうんです。狙い球を絞り込めば…」(前出・プロ野球解説者) 同日の試合後、佐藤は球場内の施設で素振りをしていたそうだ。ホームグラウンドではないため、十分な時間は取れなかったが、真摯な姿勢は評価したい。大山、サンズらがもっと打って、佐藤をラクにしてやればいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月30日 15時35分
阪神ドラ1・佐藤に「スランプの影が出てる」 金村氏が開幕3連戦で見抜いた問題点を指摘、首脳陣への注文に反発も
元近鉄で野球解説者の金村義明氏が、29日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、26~28日の開幕3連戦・ヤクルト戦で3連勝を飾った阪神についてトーク。26日の開幕戦に先発し「5回2失点・被安打5・与四球5」と粘りの投球を見せた藤浪晋太郎への評価や、3連戦中に見受けられた課題などを語った。 >>阪神・マルテに「挑発行為だ」厳しい声 エモやんも批判のパフォーマンス、掛布氏の見解に注目集まる<< その中で、金村氏はこの3連戦で全てスタメン起用され、27日の第2戦目にはプロ初本塁打をマークしたドラ1ルーキー・佐藤輝明を「スランプの影が出てる」と懸念。「あれだけインハイ攻められて、(開幕)3試合目になったらスイングもおかしくなってきて(いた)」、「インハイをムキになって打ちにいってる。昨日(28日)のゲームなんか甘いボールが空振りになってスイングも波打ってた」と、厳しい内角攻めを受けて打撃を崩しているように見えると指摘した。 金村氏は続けて、「これは井上一樹(一軍ヘッドコーチ)の出番やね。(チームは)今日休養日にしてるはずやけども、(今のうちに)『あれ(インハイ)を打ちにいくな』と止めなきゃいけない」、「(打撃)練習で修正できる(部分もある)。(首脳陣は)『センターから左中間の方向に打っていけよ』、『インハイは全部捨てていいから』と(指示するべき)」とコメント。首脳陣は佐藤に対し無理に引っ張りにいかず、センターから逆方向へ打ち返すよう練習などを通して意識づけをさせた方がいいと主張していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに3戦目とかは4タコ2三振でサッパリだったな」、「開幕戦は結構内角攻められてたけど、その残像が2戦目以降尾を引いたのかもしれない」、「ヤクルトはイン攻めに加えて二遊間が右に寄る守備シフトも敷いてたから、他球団からもこれをやられるとさらに内角への意識が強まりそう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「3試合出ただけの新人をスランプ扱いするのはさすがに気が早すぎる」、「初めて対戦する投手も多いだろうし、対戦カードが一回りするまではとやかく言う必要は無い」、「首脳陣が下手に指示すると逆に混乱しそう、他の打者陣は好調だししばらく様子見でもいいのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「開幕カードで阪神と対戦したヤクルトは、開幕戦で佐藤に投じた14球中7球がインコース(その内インハイは5球)と内角攻めを展開。2戦目は28球中8球(同4球)、3戦目は16球中4球(同1球)と内角球の割合は減っていますが、一定の効果はあったようで佐藤はこの3連戦『.182・1本・3打点・2安打』と打率2割以下に抑え込まれました。金村氏は佐藤が次カード以降も他球団からこうした内角攻めを受け、その結果打撃をどんどん狂わせていくのではないかと心配しているようです。ただ、まだ開幕3連戦が終わったばかりの段階である上、阪神は佐藤が今一つでも3戦合計21得点(リーグトップ)と打線が機能しているため、不調・不振と論ずるのはまだ早いのではと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 開幕2カード目となる対広島戦(3月30日~4月1日)でも、引き続きスタメン起用されるとみられる佐藤。前カードで得た経験を活かして結果を出すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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