ロッテ
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スポーツ 2020年04月27日 11時45分
今季のプロ野球、年俸が払えなくなる球団も? ロッテは43億円の収入減、ドラ1佐々木のデビューも前倒しか
「だいたい、100試合くらいになるんじゃないかなあ…」 4月23日、6回目の「新型コロナウイルス対策連絡会議」が開催された。これは、Jリーグとともに情報の共有やウイルス禍を打開していく策を講じるための会合。同日に話し合われた限りでは、緊急事態宣言が5月6日に解除されるのを大前提に、無観客試合でのペナントレースを行う方法が模索された。 本サイトでも伝えてきたように、本来ならばセ・パ交流戦明けのペナントレース再開日となる6月19日に、開幕戦を設定したいという。そこで、問題となってくるのが、ズバリ、「カネ」だ。※ 福岡ソフトバンク 65億2680万円巨人 43億3070万円東北楽天 34億8160万円阪神 32億0620万円広島 31億0660万円横浜DeNA 30億8130万円※ これは、キャンプイン時点でのチーム総年俸の上位6チームの数字だ(選手会所属の支配下選手の合計額で、育成や外国人選手除く)。 仮に、6月19日にペナントレースが始まった場合、某在京球団スタッフは「通常のペナントレース試合数の143から、交流戦18試合を引いた125試合の興行を目指したい」と話していた。「そういう声が多い」とも話していたので、複数の球団が「125試合はやりたい」と思っているのだろう。 「緊急事態宣言が5月6日に明けたらというのが大前提でしょ? 開幕戦は7月に入ってからなんて悲観的な話も聞いています。夏以降の台風、雨天中止になる日もあるので、100試合できるかどうか…」(プロ野球解説者) 100試合が限界…。そういう現実が分かっていても、125試合の声が出るのは、「1試合でも多く」の心境からだろう。 ペナントレースの試合減は、プロ野球チームは経営難に直結する。試合を成立させるために必要な支出項目もいくつかあるが、プロ野球は「1試合・約1億円」の収入が見込めるそうだ。「その1億円から諸々の経費を引いて…」となるのだが、その“約1億円”の大半が観戦チケットによるもの。このまま無観客となれば、たとえペナントレースが始まっても球団の経営危機は変わらない。100試合しか行えない場合、単純に43試合が減った計算だから、各球団とも“43億円の収入減”となる。12球団中、もっとも総年俸額の低い千葉ロッテは24億7590万円。総年俸43億円以下の球団は10球団だった。 「前年比でチーム総年俸がダウンしたのは、巨人、阪神、東京ヤクルトだけ。大半の球団は2020年の収入アップを見込んで契約更改を終えているので、年俸が払えない球団が出てくるかもしれません」(球界関係者) 選手にも“年俸の値切り”を相談しなければならない。第6回連絡会議後、斉藤惇コミッショナーは「その話は出ていない」とはぐらかしたが、年俸の値切り交渉は避けられないだろう。 「キャンプグッズの売上げが好調だった中日、令和の怪物・佐々木朗希、鳥谷敬のグッズを緊急販売した千葉ロッテを羨む声もあります。12球団はテレビ放映料に期待しなければならない状況」(スポーツ紙記者) ヤクルトの奥川恭伸がクイックでの投球練習を開始した(26日)。ということは、実戦デビューが近いことを意味している。プロ野球総年俸は全球団総額で400億円を超えている。経営難を救うには、佐々木、奥川にフル回転してもらうしかないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月27日 11時00分
ロッテ、引き続きチームの活動休止を発表!自主練習のガイドラインも決定
千葉ロッテは26日、新型コロナウィルスの感染拡大で7日に政府より緊急事態宣言が発令されたことを受けて、引き続きチーム活動を休止すると発表した。 球場で体を動かす事を希望する選手には、自主練習として3密を最小限にすることを前提に最少人数で感染防止策を徹底しながら、27日よりZOZOマリンスタジアムおよび、ファームの本拠地である浦和球場を使用可能とし、球団広報によると、「不要不急の外出は引き続き、行わないように指示をしています」とのこと。 また、自主練習実施に伴うルール、感染防止策のガイドラインも発表している。自主練習はZOZOマリンスタジアムおよび浦和球場で行われ、マリン、浦和ともにA組5グループ、B組5グループの10グループ(1組4名)で両球場合わせて20グループを構成。A組とB組は一日交代で練習を行う。 グラウンド、室内にて同時に練習できる選手は2名まで、ウェートトレーニング場での練習は1名のみとし、着替え場所は1グループ4名を2名、2名で別の場所を使用。練習時間はマリン、浦和ともに入場から退場まで合わせて2時間以内の練習で、2日に1回。練習時間は朝8時から夕方6時まで。A組は27日からで、次は29日。B組は28日からで、次は30日という感じにしっかりと分けるとのこと。 練習は毎朝、選手に義務付けている体温測定などのコンディションチェックを行った上で、メディカル部門が体調に問題ないと判断した選手のみ参加可能とし、自主練習の参加ないし不参加は自由だが、選手が振り分けされた組以外の別の組の時間帯、球場で練習を行う事は禁止とする。ウェートトレーニング場は同時に使用せず1名のみの利用とすることで密接禁止を心がけ、換気、消毒を徹底。自主練習のため監督、コーチは指導を行わない。スタッフによる練習補助も行わず、スタッフは自宅待機する。 スタッフはマネージャーおよびメディカル部門のみが立ち会い、選手の健康状態をチェック。食事の提供もしないことで、感染を徹底的に防止する考えだ。 各球団、感染防止のためいろいろな策を打ち出しているが、ロッテも開幕を見据えて自主練習を継続していく。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月23日 19時50分
元西武・カブレラ、王監督の本塁打記録を更新できなかったワケ 元ロッテ里崎氏が告白、当時の監督は真剣勝負を厳命?
元ロッテ・里崎智也氏が22日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。西武(2001-2007)、オリックス(2008-2010)、ソフトバンク(2011-2012)でプレーした助っ人・カブレラについての裏話を明かした。 本動画で里崎氏は、自身が選ぶ「苦手な選手だけのベストナイン」を発表。その中の一塁手部門にカブレラを選出し、カブレラが「128試合・.336・55本・115打点・150安打」をマークした2002年シーズンの裏話を明かした。 舞台となったのは、2002年10月14日のロッテ対西武戦。同年のカブレラは同月2日近鉄戦で55号本塁打をマーク。これで巨人・王貞治(1964年)、近鉄・ローズ(2001年)が保持していたプロ野球記録に並ぶも、その後同戦まで本塁打は出ず。同戦が新記録をかけたシーズン最終戦だった。 当時、周囲の雰囲気は「『王さんの記録を超えさせるな』という感じだった」という里崎氏。しかし、当時の山本功児監督(故人)から「勝負や!逃げるな行け!」と檄を飛ばされ、里崎氏はカブレラから逃げずに全打席勝負したという。 里崎氏によると、記録を達成するため、同戦でカブレラは1番打者として出場。「カブレラもすごく力んでた。結果として抑えたことで新記録達成はならなかった」と語っていた。なお、同戦のカブレラの成績は「一飛、右飛、左安、空三振」となっている。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「檄飛ばした監督も応えた里崎も男気あるな」、「超えさせない雰囲気は確かにあったなあ、カブレラも気づいてたのかめちゃくちゃ大振りしてたし」、「更新されたらロッテが悪い意味で話題になるのに、なんで山本監督は勝負しろって言ったんだろう」、「前の年にローズが超えられなかったことも関係してるのかな」といった反応が多数寄せられている。 「カブレラが記録更新を狙った55本という当時のプロ野球記録は、前年の2001年にも残り5試合の時点で近鉄・ローズが並んでいます。ただ、その後ローズは敬遠を含めた四球も辞さない攻めを受けたことで新記録達成はならず。また、王監督時代のダイエーと対戦した3試合目は2四球と勝負を避けられましたが、当時のバッテリーコーチが試合前のミーティング中に『記録を作らせるな』と発言していたことが発覚し、当時のコミッショナーが警告を与える事態も起こりました。なお、その後本塁打記録は2013年にヤクルト・バレンティンが60本をマークし更新しています」(野球ライター) 山本監督が勝負を厳命した背景には、もしかしたら前年のローズを巡るいざこざもあったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2020年04月14日 17時30分
自主練習中止を発表のロッテ、ファンサービスは「可能な限り」継続!
千葉ロッテマリーンズは、新型コロナウィルス感染防止策として、15日からの自主練習を行わないことを決定したと発表した。 ロッテでは、チーム活動を休止としている中、体を動かすことを希望する選手には自主練習として、4つのグループに分けて球団管理の下、11日からZOZOマリンスタジアムおよびファームの本拠地であるロッテ浦和球場を使用可能としていた。球団広報によると、「人と人の接触機会を最大限減らすことを再度、徹底することが最優先である」との判断に至ったという。 ZOZOマリンがある千葉県、浦和球場がある埼玉県も緊急事態宣言に加えて、自粛要請を行っており、15日からの球場等の球団関連施設の使用を当面、禁止することを決定した。今後の自主練習やチーム活動再開の目途は未定で、チームや球団関係者には不要不急の外出を引き続き行わないように指示をしているとのこと。 球団では、井口資仁監督から始まった球団公式インスタグラムでの質問企画が好評だが、今後も在宅で可能なファンサービスは継続していく予定で、球団広報は「可能な限りのことはやっていきたい」と、ファンサービスや発信力においても12球団トップを目指す球団の今後の展開に注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月14日 11時00分
ロッテも今シーズンの地方球場開催の取りやめを発表!
プロ野球の千葉ロッテマリーンズは13日、今シーズン予定していた地方での主催試合を取りやめると発表した。 球団は「新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえた総合的な判断で2020年シーズンに予定しておりました地方球場での公式戦開催を取りやめZOZOマリンスタジアムで開催することとなりました」と中止に至った経緯を明らかにしている。 中止になるのは次の2試合だ。6月30日 対福岡ソフトバンクホークス戦(富山市民球場アルペンスタジアム)9月8日 対北海道日本ハムファイターズ(ノーブルホームスタジアム水戸) ロッテは地方開催の主催試合が少ないだけに、ファンにとっては残念な結果となってしまった。球団は「多くのファンの皆様が試合を楽しみにされていたなかでの中止決定は大変、残念でありますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします」と理解を求めた。 今シーズンの開幕は来月を目指す動きはあるが、自粛期間が5月6日に終わるかどうかは流動的な情勢で、シーズンが開幕したとしても規模の縮小や日程の再編成など問題は山積している。地方球場の開催に関しては、楽天や日本ハムも中止を発表しており、他球団も追随せざるを得ないだろう。 ロッテでは代替試合をZOZOマリンスタジアムで開催するとしており、1日でも早く千葉から全国に選手のプレーを届けたい思いだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月07日 11時00分
ロッテ井口監督「来るべき日に備えたい」インスタ質問企画も好評
シーズン開幕が再延期となったプロ野球だが、ロッテの井口資仁監督は、球団広報とともに、ファンに向けて“今だから出来ること”を12球団の監督の中で最も積極的に発信しているように見える。 開幕が再延期になったことについては、「今の社会的状況を考えると仕方がないとしか言いようがないです」と他球団の監督同様、理解を示した上で、「野球をやりたいという想いは野球人として当然ありますが、今はまずファンの皆様、そして選手たちの健康、安全を第一に考えて行くべきだと思います。今後も不透明な部分が多く、なかなか照準を絞りにくい状況が続きますが、それはどこも一緒。どんな逆境にも負けずに集中し、いざ開幕となった時に最高のパフォーマンスを見せ、ファンの方を喜ばせるのがプロ野球だと思っています。この状況下で出来る最善の準備をチームとしてしっかりと考えて、来るべき日に備えたいと考えています」と夜明けを信じ、今シーズンに関して決意を新たにしている様子。 球団公式インスタグラムでは、井口監督への質問を5日間に渡って受け付けたところ、1660問もの質問が集まり、58問に回答している。ファンとの距離の近さを大切にするロッテならではの企画だが、こうした試みは毎回ファンの心を掴んでおり、今回も反響は凄いものがあったという。 井口監督は「ファンの皆様、5日間ありがとうございました。合計で1660問にも及ぶ質問をいただき、私も毎日、質問を読むのを楽しみにしていました。自分にとって、質問に回答をしていることでファンの皆様との繋がりを強く感じることが出来た時間となりました。また機会がありましたら、ぜひ質問コーナーに参加をさせてもらいたいと思っています。さて現状、状況は刻一刻と変化をしています。その中で今、何が出来るのか、何をすべきなのかを考えながら活動を開始して行きたいと思います。色々な壁が待ち構えていますが、まずは今、出来ることから始めて一つ一つ“突ッパ”をして行きます。どんな逆境にも負けずに集中し、いざ開幕となった時に最高のパフォーマンスを見せ、ファンの皆様に喜んでもらえるように頑張ります。これからも熱い応援を宜しくお願いします」と質問を送ってくれたファンに感謝の意を送っている。 活動を休止していたロッテだが、6日から新型コロナウイルス対策をした上で、練習を再開させた。いつ開幕しても大丈夫な準備をして行く意向だ。ロッテでは今後もSNSを使いながら、ファンに向けて様々な角度で発信して行く。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月06日 19時00分
ロッテ平沢、DeNA倉本に「トレードしたほうが良い」元ロッテ里崎氏の発言に批判 「そんなにネガティブ?」と反論も物議
元ロッテ・里崎智也氏が、6日に自身のツイッターに投稿。前日5日に自身のユーチューブチャンネルにアップした動画に寄せられた批判に反論した。 里崎氏は5日にアップした動画内で、「プロ野球12球団全チーム1人ずつ、もうこの選手はトレードした方がいい」と自身が思う選手を選出。この動画から順に各球団の該当選手を発表していくとしたが、今回の動画では、ロッテ・平沢大河、DeNA・倉本寿彦の名をそれぞれ挙げていた。 動画内で里崎氏は、平沢に「(ポジションは)現状ない」、「このままロッテにいても『良い選手いたね』で終わってしまう可能性がある」、倉本には「レギュラー構想からは外れている」、「ここ1、2年は一軍で活躍していない」などと発言。チームで居場所を失っていることを理由に放出した方がいいと主張した。 この動画のコメント欄やネット上にはファンからは様々な反応が寄せられたが、「平沢はドラフト1位、倉本もOP戦で打率3割超えだったからトレードは現実味が無い」、「まだ開幕してもない段階で勝手にトレードの話をするのは選手に失礼だろ」といった批判的なコメントの方が多く見受けられた。 こうした批判について、里崎氏は6日に自身のツイッターに「トレードってそんなにネガティブなのかな?使えないからではなく、使えるからトレード、使わないならトレードというポジティブイメージなんだけどね」と投稿。 また、「全員では無いが、選手だってトレードを望んでる人もいるし、一軍で出れる可能性がある球団が選手にとって有益では?」と反論した。 今回の投稿に返信する形で、ファンからは「チャンスがあるなら選手は必要とされている球団へ行くべきだと思います」、「球団から飼い殺しにされるより他球団に移籍したほうが選手も納得するはず」といった賛同の声が寄せられる一方、「1、2年ダメなくらいでほいほいトレードしてたら球団の信用問題になるから無理だろ」、「里崎のような立場の人間が『今のチームではもう出番が無い!』みたいな言い方をしたらネガティブだし選手に失礼」、「2人とも球団から求められてるから今シーズンも契約してる、そこに外野の人間が茶々入れるのは本人たちのモチベーションに関わりかねない」といった反発も複数見受けられた。 今回名前が挙げられた22歳の平沢は、2015年ドラフト1位でロッテに入団しその後の4年間で「236試合・.197・7本・46打点・108安打」といった成績をマーク。2018年には112試合に出場するなど一軍でプレーする機会も多かったが、2019年は前年の半数以下となる51試合の出場にとどまっている。 29歳の倉本は2014年ドラフト3位でDeNAに入団し、昨シーズンまでの5年間で「495試合・.257・6本・124打点・398安打」といった数字を記録。2017年は全143試合に出場するなど遊撃のレギュラーをつかんでいたが、2018年は85試合、2019年は24試合と2年連続で出場機会を減らしている。 こうした数字の推移を基に里崎氏は平沢、倉本の放出を主張したと思われるが、その人選に疑問を抱くファンも多いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/satozakitomoya里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2020年04月06日 11時30分
ロッテ・鳥谷にスタメン遊撃の可能性? 復活なら有望株の若手がピンチ、高校時代の後輩にも出し抜かれるか
開幕戦が始まらなければ、「現状」は変えられない。 千葉ロッテがベテラン内野手・鳥谷敬を獲得し、土俵際に追い込まれた若手がいる。プロ5年目の平沢大河だ。平沢、安田尚憲、藤原恭大の3人が近い将来、チームの主軸に…。3人とも高卒のドラフト1位野手、平沢も大きな期待を寄せられている若手のホープだが、定位置をまだつかんでいない。 「鳥谷を獲得した時点で『ヤバイ』の声が出始めました。キャンプも二軍スタートでしたし」(球界関係者) 昨季の打率は1割台だった。打撃向上が課題だ。平沢自身、ショートの定位置を狙っているが、こんな指摘も聞かれた。 「千葉ロッテは守備に定評のあった法政大の福田光輝内野手をドラフト指名しています。同い年の内野手、ポジションが被る選手を指名したということは、平沢が評価されていないからでしょう」(スポーツ紙記者) ドラフトで福田光を指名、オフの補強で東北楽天から戦力外を通告された西巻賢二も獲得。3月半ばに入って、鳥谷を緊急獲得した。二遊間を守れる選手、つまり、平沢とポジションが重複する選手を立て続けに獲得したわけだ。 「ショートのレギュラーを予定しているのは、藤岡裕大。セカンドは中村奨吾。三木亮もいて、二遊間のサポート要員として、鳥谷が加わりました。西巻もダークホース的な存在です。俊足堅守の内野手なので、守備固め、代走などで使われるかもしれません。平沢よりも出場機会がありそう」(前出・同) この西巻だが、平沢の仙台育英高時代の後輩でもある。2学年下に追い抜かれるような事態になるかもしれない。 「“若手”と呼ばれているうちは、攻守で結果が出なくても大目に見てもらえました。平沢は今年23歳になる若手ですが、プロ5年目。結果を出さなければならない時期になりました」(前出・同) 平沢は練習熱心な選手でもある。千葉ロッテのキャンプは日数、全体練習の時間ともに少ない。そのため、選手個人が“試される時間”も多くなる。「育てるのではなく、這い上がってこい」のチームとも言えるが、平沢がオープン戦の遠征先でも守備練習に励んでいた。そういうところを何度も目撃している。しかし、プロの世界は結果が全てだ。 「藤岡、中村、三木に何かあった場合、守備力なら、福田光、西巻が使われるでしょう。打撃優先なら、鳥谷です。平沢は守備力で福田光、西巻と競争し、打撃でも鳥谷と争わなければなりません」(球界関係者) 藤岡の調子が上がって来ないため、一部では「鳥谷のスタメン遊撃」も予想されている。平沢の出場機会も激減しそうだが、今の厳しい評価を変えるには結果を出し続けるしかない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月30日 12時00分
張本氏、ロッテ佐々木に「走り込んで」で賛否 「大投手になる」と大絶賛もトレーニング法提案が物議
29日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希を大絶賛するとともに、「ある注文」をつけた。 佐々木は24日と27日の練習でシートバッティングに登板。157キロを含む150キロ台のストレートとスライダーを披露した。張本氏はそんな佐々木について、「この投手は良いわ。久しぶりに出ましたね」と大絶賛する。 さらに、「角度はあるしね、球が速い。150キロぐらいの球はね、だいたい0.4秒なんですよ。球を見逃す時に、もう少し速いね。下半身を鍛えれば、もっと速くなりますよ。だから、分かってても打てなかったまっすぐは、過去では金田さんぐらいのもんで。彼はそういう域に行くと思いますよ」と、「大投手になる」と予言。 続けて、「まだね、プロ野球やって2か月でしょ。スライダーが非常に良いんですよ。横に曲がるのが、小さくて速いから。それとあのフォークボールでドンと落ちる。この3つさえあればあの球はなかなか打てないよ。うんと走り込んで下半身を鍛えれば楽しみなピッチャーだね」と称賛した。 コレに疑問を持ったのがゲストの瀬古利彦氏。張本氏に対し、「下半身を鍛えるって、走るんですか?」と質問。張本氏は「走るしかないんですよ。一番大事なことじゃないの。一番嫌なことじゃない?」と話す。 走る専門家の瀬古氏も「あまり好きな人はいないですよね。張本さんも嫌いでしたもんね?」と笑う。張本氏は「大嫌い。それでも走らなきゃ飯は食っていけないと思うから、必死で走ったもんですよ」と話す。関口宏が「人間の基本みたいなもんですか?」と聞くと、張本・瀬古両氏は大きくうなずいた。 佐々木を大絶賛しながらも「走り込むべきだ」と話した張本氏に、ネットの声は賛否両論。「確かに走るべきだ」「下半身を鍛えるには走るのが最も効果的」と同調する声もあったが、「トレーニング機器でも鍛えられる」「嫌なことで鍛えるより楽しんで鍛えるほうが効果的」「下半身を鍛える方法は色々ある」という反論も出た。 「注文」をつけた張本氏だが、佐々木の力は高く評価している様子。今後の日本球界を背負う楽しみなピッチャーであることは、間違いなさそうだ。
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スポーツ 2020年03月28日 11時00分
ロッテ・佐々木、ジンクスに反して新人王は厳しい? 過去のドラフトで4球団が競合したプロ野球投手、全員が1年目から大ブレーク
今年のルーキーの中で、最も注目される存在となっているロッテ・佐々木朗希。最速163キロを誇るその右腕が24日のチーム練習の中で、プロ入り後初めてとなる打撃投手を務めた。 この日同僚の福田光輝、茶谷健太を相手に25球を投げ、福田に柵越えを1本許した佐々木。ただ、最速157キロを記録したこともあり、ネット上のプロ野球ファンからは「やっぱり凄い逸材だ」、「早く実戦で見たい」との声が多数寄せられている。 ドラフトではロッテを含め西武、楽天、日本ハムと4球団に1位指名されたことから、かかる期待も大きくなっている佐々木。もちろん、どのような成績を残すかは投げてみないと分からないが、12球団が現在の顔ぶれとなった2005年以降、ドラフトで4球団が競合した投手はいずれも華々しいデビューを飾っている。 2006年ドラフトで横浜、日本ハム、オリックス、楽天から1巡目指名を受け楽天に入団した田中将大は、翌2007年に「11勝7敗・防御率3.82・196奪三振」といった成績をマーク。高卒ルーキーながら2ケタ勝利をクリアする活躍を見せ、見事パ・リーグの新人王に輝いた。 田中はその後楽天のエースとして成長し、チームが初のリーグ優勝・日本一を果たした2013年までに最多勝2回(2011,2013)、最優秀防御率2回(2011,2013)、最多奪三振1回(2012)、最高勝率2回(2011,2013)と様々なタイトルを獲得。また、翌2014年から移籍したヤンキースでも、昨シーズンまで6年連続で2ケタ勝利をクリアするなど活躍を続けている。 2012年ドラフトで阪神、ヤクルト、ロッテ、オリックスの4球団に1位指名され阪神に入団した藤浪晋太郎は、1年目のシーズンで「10勝6敗・防御率2.75・126奪三振」をマーク。セ・リーグ新人王は16勝を挙げたヤクルト・小川泰弘に譲ったものの、巨人・菅野智之と共に新人特別賞に選出された。 その後、藤浪は2014、2015年も2ケタ勝利をクリアし、2015年には最多奪三振(221個)のタイトルも獲得。ただ、2016年以降は不振に陥っており、2019年にはプロ入り後初の未勝利に終わっている。 2014年ドラフトで広島、阪神、DeNA、日本ハムから1位指名を受け日本ハムに入団した有原航平は、前述の2名とは異なり大卒での入団。即戦力としての期待も高い中、「8勝6敗・防御率4.79・81奪三振」といった数字を残しパ・リーグ新人王に選ばれた。 有原はその後2016、2017、2019年と3度2ケタ勝利をクリアし、2019年には最多勝(15勝)のタイトルを獲得。また、同年オフには契約更改の席上で、2020年オフにもポスティングシステムを用いてメジャーに挑戦したいとの意向を表明している。 以上の4球団競合の投手たちを見ると、1年目は全員が新人王、またはそれに準ずる賞を獲得し、藤浪以外の2名はその後も順調に成長を続けている。藤浪が4年目のシーズンで突如制球難を露呈し不振に陥ったことから、佐々木も投球面、あるいはコンディションの面で予期せぬアクシデントに見舞われることは否定できないが、一軍で起用すれば1年目から好投を続ける可能性は十分だろう。 しかし、佐々木についてはチームを率いる井口資仁監督が、1年目の投球回数を「50イニング」と考えていることも伝えられている。そのため、1年目は二軍で身体作りに終始することもあるかもしれない。 ただ、二軍での取り組みが順調にいけば、井口監督が当初の予定を変更して佐々木を一軍で起用する可能性はもちろんある。果たして、佐々木は首脳陣の計画をいい意味で狂わせ、1年目から好成績を残すことができるのか。今後の調整にも要注目だ。文 / 柴田雅人
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