プロ野球
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スポーツ 2020年01月25日 11時00分
日大ラグビーはほんの一例? スノボ、相撲、プロ野球…4人が解雇されたケースも、スポーツ界に激震が走った大麻問題
20日に複数メディアによって報じられた、日本大学ラグビー部員の大麻取締法違反の疑いによる逮捕。現役部員が大麻に手を染めていたというまさかの事態を受け、ネット上にも批判や失望のコメントが数多く寄せられている。 過去のスポーツ界を振り返ってみると、今回の一件と同じように現役で競技に打ち込んでいた人物の大麻使用が発覚した事例が存在する。 最も記憶に新しい事例と言えるのが、2019年11月6日のスノーボード元日本代表・国母和宏容疑者の逮捕。関東信越厚生局麻薬取締部は同日、国母容疑者が2018年12月に大麻をワックス状にした製品約57グラム(約100回分の使用量)を米国から日本に密輸入したとして大麻取締法違反と関税法違反の疑いで逮捕し、各メディアもこれを大きく伝えた。 その後昨年11月27日に起訴され容疑者から被告となった国母被告は、年が明けた今月8日に東京地裁で行われた初公判に出廷。起訴事実を認めたことに加え、「大麻は北米で14歳ごろから使用していた」、「大麻に関することが全て違法とは思っていない」などと語ったことや、検察側が懲役3年を求刑しており今月28日に判決が言い渡される予定であることが広く報じられている。 なお、複数メディアの報道によると、大麻犯罪は初犯・自己使用の場合は執行猶予付きの判決となることが通例とされているが、国母被告のケースは密輸入した大麻が一般的な乾燥大麻より危険性が高い濃縮大麻であること、輸入量が自己使用目的のものとは考えづらい量であることなどから、執行猶予なしの実刑判決が下る可能性も指摘されている。 2008~2009年にかけ、4人が大麻に手を染めていたことが相次いで発覚し大きな波紋を広げたのが相撲。2008年8月10日、平幕・若ノ鵬が大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことが発覚し、日本相撲協会は同月21日の臨時理事会で若ノ鵬を解雇処分とすることを決定。 翌月9月2日には平幕・露鵬と十両・白露山が関取を対象とした尿検査で陽性反応を示し、協会は同月8日の臨時理事会で両名を解雇。同時に、当時協会の理事長を務めていた北の湖理事長が引責辞任した。 さらに、2009年1月30日には十両・若麒麟が大麻取締法違反の容疑で逮捕され、若麒麟は翌31日に引退届を提出。これが受理されたことで、半年足らずのうちに4名の関取が土俵から姿を消すこととなった。なお、若ノ鵬は解雇で社会的な制裁を受けたとして2008年9月12日に不起訴処分となったが、若麒麟は裁判の結果2009年4月22日に懲役10カ月、執行猶予3年の判決を下されている。 大麻問題が予想外の展開となったのが、1988年6月7日の近鉄・デービスの逮捕。1984年にチームに入団したデービスはそれまでに通算117本塁打を放つなど主砲として活躍していたが、同日に大麻取締法違反の疑いで逮捕されてしまう。 この事態を重く見たチームは、翌8日に解雇処分とすることを決定。その後同月27日にデービスは起訴猶予処分となったが、翌28日にチームから日本球界でのプレーが不可能となる「不適格選手」に指定されたこともありそのまま現役を引退した。 デービスを「不適格選手」としたチームは、穴埋めとして同日に中日から金銭トレードでブライアントを獲得。すると、このブライアントが加入したシーズンにいきなり34本塁打をマークするまさかの活躍。結局、ブライアントは同年を含めチームで8年間プレーし、本塁打王に3回(1989、1993、1994年)、打点王に1回(1993年)輝くなど、デービスの逮捕・解雇というマイナスが結果的にはプラスに転じている。 応援してくれる人々を裏切るだけでなく、自身の選手生命も閉ざされてしまう現役アスリートの大麻使用。今回の一件を含めた悲しい事例が、今後続いていかないことを願いたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年01月24日 11時50分
オリックス今年のほっと神戸は『がんばろうKOBE』BW復刻!
オリックス・バファローズは2020年シーズン、ほっともっとフィールド神戸で主催する4カード8試合を『THANKS KOBE〜がんばろうKOBE 25th〜』として、オリックス・ブルーウェーブを復刻させると発表した。ファンの間からは歓喜の声が上がっている。 1995年1月17日、当時オリックス・ブルーウェーブの本拠地だった神戸を襲った未曽有の大地震「阪神・淡路大震災」。その年、「がんばろうKOBE」を合言葉にブルーウェーブはリーグ優勝、翌年には日本一に輝き、復興のシンボルとして神戸市民と共に戦い、グリーンスタジアム神戸(現ほっともっとフィールド神戸)は、連日超満員のファンで溢れていた。 あれから25年、そして、球団としては神戸移転30年を迎える2020年シーズン、オリックス・バファローズは、ほっともっとフィールド神戸で行われる全8試合を対象に『THANKS KOBE ~がんばろうKOBE 25th~』を次の日程で開催する。3月28日、29日 対埼玉西武ライオンズ戦6月19日、20日 対千葉ロッテマリーンズ戦7月17日、18日 対東北楽天ゴールデンイーグルス戦9月8日、9日 対東北楽天ゴールデンイーグルス戦 上記全8試合の全てにおいて、バファローズの監督・コーチ・選手が、1995年当時のオリックス・ブルーウェーブの復刻ホームユニフォームを着用して試合を行う。 試合数は減って来ているが、今年の神戸の日程は週末開催が多く組まれており、「日本一」の呼び声の高いほっと神戸に、あの頃を彷彿とさせるような大観衆が駆けつけることを期待したい。昨年はブルーウェーブフィーバーを演出した故・仰木彬元監督のユニフォームを、チーム全員が身に纏い戦っているが、今回はシーズン序盤から終盤までブルーウェーブのユニフォームを着た選手のプレーが見られるとあって、あの時以来の優勝を目指すチームに力を与えてくれることを信じたい。 その他、当時のOB選手によるトークショーなどを神戸市と共に、いろいろな企画を考えているとのこと。神戸のファンにとっては堪らない企画になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年01月24日 11時48分
阪神・鳥谷、“ケンカ別れした”古巣に帰還? 仲介に動く大物OB、球団が和解に傾いている理由とは
鳥谷敬はどうなってしまうのか? 一部報道によれば、千葉ロッテが獲得を再協議しているとあったが、今のところ、具体的な動きはない。“阪神帰還”の怪情報も浮上してきた。 「このまま、引退するのなら、阪神は鳥谷を功労者として認めて和解をし、セレモニーも行う意味ですよ」(在阪記者) 鳥谷の去就問題が進まない理由として、仲介者の存在も指摘されていた。「年俸や出場試合数に条件がある」とのことだったが、これは鳥谷が関西地区のテレビに出演し、完全否定していた。 こちらは、鳥谷の言葉を信じるとして、気になるのは古巣帰還論だ。 「今シーズンの阪神に不安があるからですよ。ドラフトは高校生中心。戦力の補強は外国人選手ばかり。『助っ人8人態勢』で臨むといっても、一軍戦の試合に登録できるのは4人まで。外国人選手が故障した時のバックアップ要員にすぎません」(球界関係者) つまり、矢野燿大監督がコケた時のことを考えているのだ。 金本知憲氏、矢野監督と2代続けて指揮官が“外様”となった。負け試合が込んでくれば、当然、阪神OBの突き上げは厳しくなる。その時、将来の監督候補がいるか否かによって、阪神関係者の雰囲気は大きく変わってくるという。 「鳥谷と阪神はケンカ別れしたようなもの。和解すれば、鳥谷が監督候補になるのは必至で、生え抜きのOBたちが鳥谷政権の樹立を訴えてくることもあれば、矢野監督のもとでコーチ入閣するという折衷案も出てきます。そういう意味で鳥谷の古巣帰還のウワサが出始めたんです」(前出・同) 独立リーグの指導者がこんなことも話してくれた。2019年のスケジュールが全て終了したあと、鳥谷に連絡を入れたという。 「もし、NPBと契約できなかったら、相談に乗ると…。彼は好人物だから『ありがとうございます』と言っていたが、独立リーグでプレーする気はないと思う」 間もなく、春季キャンプが始まる。キャンプが始まって所属チームが決まらないというのは、致命的だ。いったん、独立リーグのチームでもいいから所属し、それからNPB帰還の方法を模索すべきとの意見も聞かれた。 「一人で練習するよりも、チームの中で練習した方がいい。一人でやる練習には限界があります」(スポーツ紙記者) 目下、ケンカ別れした阪神と鳥谷の間に立てるのは、岡田彰布氏だと目されている。鳥谷が新人だったころの指揮官だ。ただ、岡田氏はハッキリとした物言いをするタイプ。だから、「本当のことしか言わない人」と信頼されていくのだが、鳥谷にとっては聞きたくない言葉も出るかもしれない。独立リーグに行くか、それとも、古巣帰還か。鳥谷にファイナルアンサーを出さなければならない時が迫っている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年01月23日 20時45分
元横浜・高木氏、戦力外直後に守道さんから中日入り直接オファー? 故人との感動秘話にファンも「初めて知りました」
プロ野球解説者の高木豊氏(元大洋・横浜他)が23日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。急性心不全のため今月17日にこの世を去った、元プロ野球選手・監督の高木守道さんに言及した。 大洋・横浜(1981-1993)、日本ハム(1994)の2球団でプレーした高木豊氏と、中日(1960-1980)一筋で現役を全うし監督も2度(1992-1995、2012-2013)務めた高木守道さん。この両者は現役の期間や所属球団は被っていないが、高木豊氏は同じ苗字、そして同じセカンドを守っていたこともあり、よく「守道さんですか?」と間違えられていたという。 動画内で高木豊氏は、現役時代の1993年オフにあった高木守道さんとの秘話を披露。同年オフ、高木氏はそれまで所属していた横浜を戦力外となりその後日本ハムへ移籍するが、実はこの当時中日からも声がかかっていたことを告白。 また、この際に当時監督を務めていた高木守道さんからも「直接電話をいただいた」といい、「『お前どうするんだ?』って言われて、『いや、まだ分かりません』って…」と、移籍先に悩む胸中を吐露したという。 すると、高木守道さんは「君もいい大人なんだから、うちに絶対来てほしいとは言わない。君の判断で野球人生を全うしてくれればいい」と一言。しかし、その後に続けて「ただ、うちは迎え入れる体制だけは整えておくから、その時が来たら遠慮なく言ってくれ」と、高木豊氏が望むなら中日側は受け入れる用意があると言ってくれたという。 「今思えば高木(守道)さんって、人をすごく尊重してくれてる方だった」と、高木守道さんとのやりとりを振り返った高木氏。「亡くなったって聞いた時、『縁があった人だったな』と思ってすごく悲しい思いをしましたね」と故人を惜しんでいた。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「守道さんが豊さんに電話かけてたのは初めて知りました」、「わざわざ直電するって守道さんは相当豊さんが欲しかったんですね」、「同姓・同ポジションだったから、守道さんも特別気にかけてくれてたんでしょうね」といった反応が寄せられている。 高木豊氏を含め、数々の球界関係者が哀悼の意を表している高木守道さん。各報道によると、中日は球団主導で追悼セレモニーを行うことを検討しており、オープン戦を追悼試合とすることやファンに向けた献花台を設置することを考えていると伝えられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年01月23日 17時50分
ルーキー以外も自主トレ中? DeNA、1月の“DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA”は一見の価値あり!
ベイスターズ期待のルーキー達が今月8日から、横須賀市の追浜にある“DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA”で合同自主トレを行っている。 太陽がさんさんと注いだある日の午前中には、7月中旬に真新しくなったグラウンドに野手、投手に分かれずに基礎トレーニング。自主トレを行う先輩選手たちと同じグラウンドで、ビブスを着用した新人選手たちが溌剌と身体を動かしていた。 午後は野手だけがグラウンドに現れ、内野から外野に向かってティーバッティングを行うと、集まったファンも注目。ドラフト1位の森敬斗内野手(桐蔭学園)は、元々の左だけではなく右でもバッティングを披露。4位で森と同じく高卒の強肩強打のキャッチャー・東妻純平(智弁学園和歌山)と、森をライバル視している5位の大型ショートストップ・田部隼人(開星高校)も、気持ちよさそうに打球を飛ばしていた。6位の右のパワーヒッター・蝦名達夫(青森大)は、大物打ちらしくヘッドを走らせ快音を轟かせると、周囲の先輩も「飛ばすね」とポソリ。青森産の黒ニンニクを愛する男は、ストロングポイントの打撃で視線を集めていた。球拾い、グラウンド整備を終えた東妻は、自主トレについて「坂本(裕哉・ドラフト2位・立命館大学)さんのボールを受けました。順調です」と、まだあどけないベビーフェイスから笑顔を見せながら、しっかりとした受け答えだった。 投手陣はウエイトトレーニングや室内で練習。即戦力として期待の剛球スリークォーター、3位指名の伊勢大夢(明治大)は、1月4日の交通事故で後遺症が心配されていたこの日も入念にトレーニングをこなし、体調についても「もう大丈夫です」とキッパリと答えてくれた。 合同自主トレは30日まで。その先は1軍は宜野湾、2軍は嘉手納に別れて沖縄で春季キャンプに入る。ルーキーだけではなく、充実した施設を使用できるとあって、様々な選手が汗を流す“DOCK”。 トミージョン手術から復活を目指す田中健二朗もプログラム通りに調整中。「15メートルから18メートルに」と、徐々に投げる距離を伸ばしていると明かしてくれた。 また、日によってはサプライズでサイン会が開催されることもある。追浜駅にはベイスターズ戦士の記録達成プレートが飾られ、施設までの道中には大きなベイスターズのペインティングもあるので、ファンには楽しい散歩道となっている。2月に本州を選手が離れる前に、追浜へ足を運んではいかがだろうか。取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年01月23日 11時30分
巨人・原監督に“入れ知恵”をした人物がいた? 監督会議でのDH制提案、ソフトバンク王会長の発言にも影響か
巨人・原辰徳監督が本気だ。本気でルール変更を実現しようとしている。 プロ野球12球団の監督会議が開催された(1月22日)。関係者によれば、出席した12球団の監督が話し合う全ての議案が終了した後、「最後に一つ付け加えて…」と、原監督が“アノ問題”を切り出したという。 「セ・リーグの指名打者制導入(以下=DH制)ですよ。ピッチャーが打席に立つ現行ルールを止め、パ・リーグ同様、DH制にすべきだと改めて持論を展開しました」(関係者) 原監督がDH制導入を改めて訴えた理由は、いくつかある。まず、DH制と通常に投手が打席に立つセ・リーグのスタイルでは、得点能力が異なる。それを日本シリーズで痛感したからだが、どうやら、ここに至るまでの間、原監督は有力者にアドバイスを受けたようだ。 「原監督は2つのルール改定を提唱しています。一つはDH制の導入で、2つ目はフリーエージェント制にともなう人的補償の見直しです。ただ、発言した場所が悪かったというか…」(前出・同) DH制導入の持論を明らかにしたのは、日本シリーズで4連敗を喫した翌日(10月23日)だった。オーナーにシーズン終了の報告を行い、その帰り際で記者団に囲まれた際に出たもの。また、FAの人的補償の見直し論も秋季キャンプ中に発言している。 「原監督の提案は、議論するべき点がたくさんあります。しかし、セ5球団の他の監督、球団のお偉方が追随できないのは、議事録が残るようなきちんとした場所で発言していないからです」(前出・同) プロ野球の監督が公式の場では発言できる機会は少ない。しかし、原監督も信頼を寄せるアマチュア球界の要人が、「きちんとした場所で発言すべき」とアドバイスをし、今回はそれに従ったという。 「原監督は今年の監督会議で議長に指名されました。全ての議事進行を終え、発言しています。議事進行中、議長が自らの意見を言うことはなかなかできませんが、全ての話し合いを終えた後だったので、全出席者が耳を傾けていました」(在京球団スタッフ) 原監督のDH制導入論に対し、「ピッチャーが打撃練習をしなくて済むので、調整が楽になる」と、他監督からの返答もあったそうだ。 「公式の場で発言せよ」の助言は功を奏したようのである。発言が議事録に残った以上、今後、セ・リーグの他球団もDH制導入の是非を検討しなければならない。 また、こんな情報も聞かれた。 「ソフトバンクの王貞治会長が地元福岡のテレビに出演し、16球団への拡大という持論を展開しました。プロ野球ファンの間では『実現すべき』という意見が多く、いずれは公式の場で検討されることになるでしょう。王会長はルール改定に向け、まずはファンに是非を問いたかったので、公式の場ではなく、メディアを介しての発言となったようです」(前出・ベテラン記者) 原監督が囲み会見などでいったん発言したことで、ルール改定に向け、機運を高める契機になったと評価する声もあるそうだ。 セ・リーグのDH制導入論も、本を正せばソフトバンクの圧倒的な強さにある。原監督のルール改定、王会長の16球団拡大論。巨人、ソフトバンクが日本シリーズで再び対峙するようなことになれば、一気に改革が進められそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年01月22日 21時30分
元阪神・高橋氏がYouTubeチャンネルを開設 「進塁打が一番嫌」プロ生活で培われた投手心理を明かす
中日(2002-2015)、阪神(2016-2019)の2球団で中継ぎ投手として活躍し、昨シーズン限りで現役を引退した元プロ野球選手の高橋聡文氏。22日、その高橋氏が自身のツイッターで、同日にユーチューバーとしての活動を始めたことを報告した。 前日21日に自身のツイッターで、「明日YouTubeデビューします」とユーチューバーデビューを予告していた高橋氏。その予告通り、22日に「チャンネル登録してね」という言葉と共に、『【高橋聡文】ついにYouTube始めました!』と報告し、初回の動画公開をアピールした。 リンク先の動画内で高橋氏は、「みなさんこんにちは、高橋聡文です。今日からユーチューブを始めることにしました」、「どんなタイプのユーチューバーになるのかは楽しみにしといてください。今のところ未定です」と視聴者に向けてあいさつした。 また、高橋氏はリーグ優勝4回、日本一1回の栄光を味わった自身の経験を元に、現役のプロ野球選手へ「優勝を一番に考えて日ごろの練習、試合を戦ってほしい」と熱弁。その上で、自身が考える強いチームの条件を“無死二塁で簡単に進塁打を打てること”とし、「投げてる側からすると(進塁打が)一番嫌です。1死三塁になると少なからず落ちるボールなどは投げづらくなりますし、次の打者が外野フライでも1点入るからです」と投手心理についても述べていた。 この他にも、自身のインスタグラムによくくるという「野球をやっててよかったことは?」という質問に対して小学校時代、高校時代、プロ時代の3つに分けて答えたり、「もし『こんな話が聞きたい』とか、『こんなことしてほしい』っていうことがあれば、ぜひコメント欄などでコメントしてください!」と視聴者からの質問も募集していた。 今回の動画のコメント欄には、「昨日の予告から楽しみにしてました!もちろんチャンネル登録もしました!」、「試合中のブルペンではどんな会話をしてましたか?」、「仲いい選手をゲストに呼んでトークしてください!」といった視聴者からのコメントが多数寄せられている。 2018年4月24日に高木豊氏(元大洋、横浜他)がOBとして初めてチャンネルを開設して以降、続々とユーチューブに参戦しているプロ野球OB。その仲間入りを果たした形の高橋氏だが、これからどのような内容の動画をアップしていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋聡文氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/akifumi0529高橋聡文氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCqQFVQTo9nMfXUwlNi9q86g
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スポーツ 2020年01月22日 17時30分
楽天生命パークが大改修!QR対応エントランスに宿泊施設も建設
株式会社楽天野球団は22日、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、楽天生命パーク宮城を大改修すると発表した。 楽天はプロ野球に参入した際、本拠地に決めた県営宮城球場のトイレを改修することから着手し、NPBの要望に応じてスタンド席を増床、外野には観覧車やメリーゴーランドなど憩いの場としても利用出来るスマイルグリコパークを建設、不可能と言われていた天然芝の導入など、他球場にはないメジャーリーグのスタジアムのようなポールパークを築き上げて来た。現地のファンに話を聞くと、「昔の宮城球場はトイレの臭さで球場の近くまで来たことが分かるほど汚い球場だったんですよ。今は見る影もないぐらい変わりましたね。仙台に楽天が来てくれて良かったです」という声が多数上がっており、楽天はこういう声に甘んじることなく、ポールパークの進化を止めていない。昨年は完全キャッシュレス化を導入し、話題になった。 今年はまず、QRチケットに対応できるように、スタジアムエントランスを改修。そして、遂に宿泊施設「Rakuten STAY x EAGLES」をスマイルグリコパーク内にオープンさせる。試合開催日以外も営業するこのホテルは、楽天グッズなどが散りばめられており、ディズニーランドのホテルをモチーフに作られるものと思われる。また、座席の改修にも着手し、昨年までイベントが開催されていたイーグルスドームがグッズショップ「EAGLES DOME FANS’SHOP」にリニューアル。楽天は既に、大型アウトレットショップのような天井が高く、他球場と比べても広い部類に入るグッズ専門の商業施設「TEAM SHOP」があるが、こちらは残したまま新たにグッズショップを増設するとのこと。スタジアム正面2Fコンコースの喫煙所が日本たばこ産業(JT)加熱式たばこ「Ploom」専用喫煙所になる。 座席は全体で60のボックスシートが新設&リニューアルするなど新しい座席が登場する。まず3塁側フィールドシート上段に指定席エリアを拡大。また、最前列のエキサイティング・フィールドシートが、「ヴィクトリー・フィールドシート3塁側」に生まれ変わり、楽天イーグルスの勝利時にはフィールドに入って選手とハイタッチができるシートに。さらに、雨天に対応した可動式の屋根が付いたボックスシート「フィールドボックス7」が新たに誕生。その他、ボックスシートの増席、ドリンクカウンターの設置、シートが跳ね上げ式シートにフルリニューアルされるなど、今年も大改修に踏み切った。 これらのお披露目は、3月20日のペナントレース開幕戦のオリックス・バファローズ戦から。今年の楽天生命パークは他球団のファンにも注目だ。(どら増田 / 写真提供・©︎Rakuten Eagles)
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スポーツ 2020年01月22日 17時00分
「売るくらいなら燃やして」ソフトバンク武田がサイン転売に苦言 2年連続の訴えに“サインNG”を危惧する声も
ソフトバンク・武田翔太が、21日に自身のインスタグラムを更新。自身が書いたサインが多数転売されている現状に苦言を呈した。 大手オークションサイトやフリマサイトを確認すると、武田の直筆サインが入った色紙やボールは、おおむね1000~4000円の価格帯で出品されている(22日午前11時現在)。また、こうした転売品の中には、既に取引が終了しているものも少なからず含まれていた。 21日午後9時ごろにインスタを更新した武田はストーリー機能を使い、自身のサインが入った転売品が多数出品されているフリマサイトのスクリーンショットを投稿。同時に「残念だけど売るくらいなら燃やして捨ててくれた方がいいよ」と、自身のサインを転売する人々へ向けた苦言も投稿している。 また、武田はこの投稿から約1時間後に再度ストーリー機能を使い文章を投稿。「普通にファンサービスとして書いた物に関してはちょっと考えようってことです」、「本当に欲しい方も居るとは思うので、そういう方の気持ちも考えてあげて」、「物自体は書いてあげた方の物なので、なんとも言えないところがあるけど、お互い人間だから考えることはありますよね」と、サインの転売行為をやめるように訴えかけた。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「ストーリー見ました、これはちょっと酷いですね」、「善意で書いてくれたサインを金儲けに使うのは本当に辞めてほしいです」、「こうやって選手から言われても、やってる側は何も思わないんでしょうね…」といった反応が多数寄せられている。 「武田は昨年1月にも、インスタのストーリー内でサインを求める一部ファンのマナーに対し『他の人に迷惑かかるから考えてもらいたい』と苦言を呈しています。こうした不快な思いをしつつも書き続けているサインが多数転売されているとあって、さすがに一言物申さずにはいられなかったのかもしれません」(野球ライター) 今回武田が投稿した文章の中には、「怒ってはないですよ」という文言も含まれている。ただ、ファンの間からは「絶対怒ってるよこれ…」、「もうサイン対応してくれなくなるかも」との声も少なからず挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について武田翔太の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shotatakeda18
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スポーツ 2020年01月22日 11時49分
広島・佐々岡監督が抱える“2つの課題” V奪回を期す今シーズン、「元甲子園ヒーロー」の育成は至上命題か
元甲子園ヒーローが挑む「6億円の壁」。広島の中村奨成捕手が合同自主トレに参加して以降、打撃練習に重点を置いている。記者団がぶら下がってくる度に出る言葉は「ヤバイ」だそうだ。2017年・夏の甲子園大会では6本塁打を放ち、「1大会個人最多本塁打記録」を更新した。当時は「清宮よりも中村!」の声も出たほど。1位指名した広島も、「攻守ともに中心選手になれる」と大きな期待を寄せていたが、今のところ、一軍戦での試合出場数はゼロだ。 「ヤバイ」発言も分からなくはない。しかし、捕手としてアピールすべきなら、「守備」だと思うのだが、中村は打撃を重要視している。おそらく、正捕手・會澤翼の残留が影響していくのだろう。 「今のところ、打てる捕手、打撃面も期待できる捕手は會澤だけと言っても過言ではありません。その會澤が19-20年オフ、FA移籍せず、チーム残留を決めました。この時点で、V奪回を確信したカープ関係者もいたくらいです」(地元メディア) 會澤が広島と新たに交わした契約は「3年推定年俸6億4000万円プラス出来高」。一部メディアではそれ以上の金額を報じていた。「打てる捕手」、侍ジャパンの正捕手に対し、“払い過ぎ”とは言えないだろう。しかし、こんな見方もされている。今季、佐々岡真司監督は中村を使ってくるのではないか、と――。 「近年、どの球団も捕手の査定が甘くなってきました。捕手の務めはピッチャーを助けること。その評価は数字に表れにくいもので、ひと昔前、『捕手の守備評価』は査定には全く反映されていませんでした。捕手出身の野村克也氏がヤクルト、阪神、楽天で『配球の重要性』を訴え、以後、どの球団も捕手を大切にするようになりました。その傾向を會澤に当てはめて考えると、彼が他球団に移籍してしまえば、広島バッテリーのマル秘事項が全部流出してしまう恐れもありました」(球界関係者) 會澤が破格の好条件を提示された理由は、この辺にもありそうだ。 「佐々岡監督に課せられているのは、優勝と世代交代です。まずは、一昨年ドラフト1位の小園海斗をレギュラークラスに引き上げ、中村も一軍戦力としてファンに認められるところまで押し上げないと」(前出・同) その情報の通りならば、夏の甲子園を沸かせた打撃面で、まずは「代打」となるだろう。バットで結果を出せば、「キャッチャーでも使ってみよう」という流れになるだろう。 中村の打撃優先の自主トレは、合理的な自己アピールでもある。 「佐々岡監督は二軍コーチも経験し、中村を見てきました。彼の強肩ぶり、スローイングの正確さも目の当たりにしています」(前出・地元メディア) バットアピールが巧く行けば、一気に正捕手奪取もあり得る。中村がチームの起爆剤になってくれたら、広島のV奪回は決して難しくない。(スポーツライター・飯山満)
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