プロ野球
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スポーツ 2020年09月08日 11時55分
トレードの巨人・澤村、学生時代の因縁が再燃? 指導者に反抗的な態度に懸念、対照的な美馬のサポートはあるのか
原巨人が3度目のシーズン途中でのトレードをまとめた。2010年ドラフト1位、最多セーブのタイトルも獲得した澤村拓一投手の放出が決まった。しかし、その交換要員というのが、千葉ロッテの二軍でくすぶっていた香月一也内野手だった。 >>巨人・小林に「獲得チャンスあるかな」他球団ファンが期待 ドラ1澤村に続く電撃トレードあるか<< 過去2回の途中トレードでは、巨人が若手を出し、高額年俸の選手を得ていた。正反対の図式となった今回の“格差トレード”に他球団も驚いていたが、澤村の移籍先が千葉ロッテと聞いて、母校・中央大学時代にまで遡る“因縁”を思い出した関係者もいた。 「千葉ロッテ側がファームで腐りかけていた澤村を欲しがったという話もありましたが、9月4日からの甲子園4連戦(実際は、雨天中止で3試合)に向かう前、巨人フロントはすでに澤村にトレードを通告していました。その時点で、千葉ロッテ側の動きは全くありませんでした。巨人側が澤村を各球団に売り込んだのかもしれません」(球界関係者) 千葉ロッテは「唐川-ハーマン-益田」と繋ぐ勝利の継投パターンができている。「3連投はさせたくない」とする井口資仁監督の意向から考えると、誰かを休ませる時に安心して見ていられるリリーバーがもう一人欲しいと思ったのかもしれない。澤村も「欲しい!」と請われての移籍だからマイナスに捉える必要はないが、こんな指摘も聞かれた。 「また、美馬(学)といっしょになるんですね」 澤村から見て、美馬は中央大学の2学年先輩にあたる。しかし、プロ入りは同期となる。楽天に指名された美馬が社会人・東京ガスを経由したためだ。 「2人の性格は対照的。美馬は監督、コーチの話を素直に聞き入れていましたが」(アマチュア野球要人) 澤村は指導者の助言を聞くが、「でも」「って言いますけど~」と、言い返してくる場面も少なくなかった。 練習方法、野球観において“自分”をすでに持っていたわけだが、それを快く思わない者も少なくなかった。「でも」「って言いますけど~」の口グセは、プロ入りしてからも暫くは変わらなかったそうだ。 「澤村は不器用なんですよね。本当は誰かに気に掛けて貰えたことが嬉しいくせに、素直に表現できないところがあって。美馬を応援する学校OBはたくさんいましたが、澤村はそうではなかった」(前出・同) 昨年オフ、美馬がFA宣言した際、巨人も獲得に動いていた。しかし、美馬が後輩・澤村に巨人の様子、雰囲気などを個人的に尋ねたという話は出ていない。 澤村が新天地で活躍するには、ひと足先にロッテ入りした美馬のサポートも必要だろう。 ちなみに、その澤村と入れ換えで巨人にきた香月だが、イースタンリーグ3位の27打点を挙げている。パンチ力と勝負強さには定評があったが、興味深いのは大阪桐蔭時代の2014年だ。香月は同年のU-18日本代表に選ばれ、「5番・三塁」で出場したが、4番を務めたのが岡本和真で、3番が同じく巨人の岸田行倫だった。誰とでも友達になれる社交家の香月は、チームのまとめ役にもなっていたそうだ。 クリーンアップの3人がいっしょにプレーすることになったのも、何かの縁だろうか。澤村も自身と対照的だった先輩・美馬との縁を感じているはずだ。学生時代の先輩、友人が、後の社会人生活でも深い関係になることがある。プロ野球は縦社会とも言われるだけに、「縁」は大切にした方が良さそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月08日 11時00分
オリックス吉田正尚の勢いが止まらない!打率首位独走モード
先週のオリックスは、6試合2勝3敗1分と負け越し、借金は「19」、5位の埼玉西武とは7.5ゲーム差、首位の福岡ソフトバンクとは15ゲーム差と差が開いた。<オリックス戦績 9月1日〜9月6日>対福岡ソフトバンク 大阪・京セラドーム大阪9月1日○オリックス(山本)5-0(千賀)福岡ソフトバンク●9月2日△オリックス(田嶋)3-3(和田)福岡ソフトバンク△9月3日●オリックス(増井)4-5(二保)福岡ソフトバンク○対東北楽天 宮城・楽天生命パーク宮城9月4日●オリックス(山岡)3-4(則本昂)東北楽天○9月5日●オリックス(山崎福)5-6(塩見)東北楽天○9月6日○オリックス(張)9-6(福井)東北楽天●(カッコ内は先発) ゲーム差は開いたが、“エース”山本由伸に久々の白星が付いたり、主軸の吉田正尚が打率.379と数字を伸ばしたことで、2位の北海道日本ハムの近藤健介の.348とは大きく差が開き、打率部門では独走モードに突入している。もともと「夏は好き」と公言している吉田正だが、ここまで調子を落とさずに来ていれば、初の首位打者も見えて来た。 山本も前回の好投で、防御率を下げており、2位の座をキープ。3位には田嶋大樹が付けているなど、タイトル争いは希望に溢れていると言ってもいいだろう。また、中嶋聡監督代行のバラエティに富んだ打順も繋がりを見せ始めており、先週の6試合で完敗を喫した試合はなかったのは収穫である。今週は8日から埼玉・西武ドームで西武と3連戦、11日からは天敵である千葉ロッテと千葉・ZOZOマリンスタジアムで3連戦が控えており、しっかりと勝ち越して、『がんばろうKOBE』に繋ぎたいところだ。特にロッテにはこのままでは終われない。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月08日 06時30分
オリックス『がんばろうKOBE 25th』DJ KIMURA氏一夜復活!
オリックス・バファローズは、15日、16日、17日に、兵庫・ほっともっとフィールド神戸にて開催する『THANKS KOBE ~がんばろうKOBE 25th~ supported by 岡畑農園』のイベント詳細を発表した。 試合日当日は、バファローズの監督・コーチ・選手が1995年当時のオリックス・ブルーウェーブの復刻ホームユニフォームを着用して戦うことが決定しており、既に限定の復刻グッズが販売されている。 まず、神戸市との共催で、『OBオンライントークショー』を約30分生配信。15日は星野伸之氏、16日は藤井康雄氏とDJ KIMURA氏、17日は大島公一氏が登場。16時開始の予定だ。 また、『がんばろうKOBE 25th』パネル展を当日、球場外特設テントにて展示することが決定。ブルーウェーブファンにとっては、懐かしい名場面を振り返る場になるだろう。そして、当時のスタジアムDJだったDJ KIMURA氏が、16日のみ一夜復帰。これは当時のファンにとっては喜ばしい企画である。 さらに、ブルーウェーブのマスコット、ネッピーも復活!当日は、復刻ユニフォームを身にまとったバファローブル&ベルも出演するため、新旧夢のマスコットのコラボレーションが実現。過去に全マスコットが集結したこともあったが、ここ数年は復刻デーはブルベルがお休みすることが多かっただけに、プレミアム感の高い企画となった。 このタイミングで、中嶋聡監督代行がブルーウェーブのユニフォームを着て、チームの指揮を執るのも縁を感じる。今シーズン唯一の神戸3連戦で、25年前のようにファンに勇気を与える試合を期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月07日 20時30分
巨人・小林に「獲得チャンスあるかな」他球団ファンが期待 ドラ1澤村に続く電撃トレードあるか
2011年から巨人でプレーし、昨シーズンまでに「317試合・47勝49敗50ホールド74セーブ・防御率2.74」といった成績を残した澤村拓一。7日、その澤村がトレードでロッテに移籍することが発表され、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 2010年ドラフトで1位指名を受け巨人に入団した澤村は、2016年にセーブ王(37セーブ)にも輝いた実績を持つリリーフ。今シーズンは「1勝1敗1ホールド・防御率6.08」と不振にあえぎ7月26日に一軍登録を抹消されていたが、9月7日にロッテの24歳内野手・香月一也とのトレードが決定した。 報道では左打者の層を厚くしたい巨人と、実績のあるリリーフが欲しいロッテの思惑が一致したことで実現したと伝えられている今回のトレード。ただ、澤村がつい最近まで一軍で稼働していたドラ1投手ということもあり、ネット上には「ドラ1の生え抜きだからトレードに出されるとは思わなかった」、「この間まで普通に一軍で投げてたのに…プロの世界はやっぱりシビアだな」といった驚きの声が多数寄せられている。 一方、「澤村がトレードされるってことは小林放出もあり得るんじゃないか」、「確かに不振だったけど澤村を出すとは思わなかった、なら小林も獲得チャンスあるかな」といった、同僚捕手・小林誠司を絡めたコメントも複数見受けられた。 「2013年ドラフトで1位指名を受け巨人に入団した31歳の小林は、強肩やブロッキングを武器に昨シーズンまで巨人のレギュラー捕手を務めていた選手。ただ、今シーズンは開幕3戦目に死球を受け左腕を骨折。8月下旬に実戦復帰するも、一軍は大城卓三、炭谷銀仁朗、岸田行倫の3捕手で問題なく戦えているため現在まで二軍暮らしが続いています。これまでは『首脳陣は焦らず二軍でじっくり状態を整えさせている』という見方がほとんどだったのですが、澤村の電撃トレードによりそれが一変しました。巨人がドラ1をトレードに出したのは2016年オフの大田泰示(巨人→日本ハム)以来ですが、当時くすぶっていた大田とは違い今回は実績のある澤村が放出されたことで、同じく実績のある小林のトレードもあり得るのではとの声が高まっているようです。また、守備力に秀でた中堅捕手の小林はレギュラーはもちろんバックアップ要員にももってこいの存在なため、ひいきの球団にトレードでの獲得を狙ってほしいというファンの声も少なからず挙がっています」(野球ライター) 小林は昨オフに複数年契約を結んでいるが、2009年オフの清水直行(ロッテ→横浜)のように複数年契約中の選手がトレードに出されたケースはある。今シーズンのトレード期限は9月30日までだが、それまでに澤村に続く電撃トレードが実現する可能性もゼロではないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月07日 19時30分
ソフトB・工藤監督の発言に大ブーイング 対ロッテの苦戦を反省も、「遅すぎるだろ」ファンから批判噴出
6日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。試合は「4-2」でロッテが勝利したが、ソフトバンク・工藤公康監督の試合後のコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>ソフトB・工藤監督に「采配ミス」反発の声 併殺を招いたバント指示、試合後の“お咎めなし”にも批判<< 首位ソフトバンクは4~6日にかけて2位ロッテと首位攻防3連戦を行ったが、結果は「3-4」、「4-5」、「2-4」と3連敗。これで今シーズンのロッテ戦は「3勝8敗1分」の借金5となり、ゲーム差も戦前の「3.5」から「0.5」まで詰め寄られた。 痛恨の3連敗となった6日の試合後、工藤監督は報道陣に対し「負けているという現実を受け止めて、しっかり対処しなきゃいけない」、「何か策を考えて当たっていかないといけない」とコメント。大きく負け越しているロッテ相手の戦略を見直す旨を口にしている。 工藤監督の発言を受け、ネット上には「いつまでもロッテにやられっぱなしじゃ優勝は無理、やるなら徹底的にやってほしい」、「ここまでは力負けではなく自滅してる印象が強い、ちゃんと対策して臆せずに戦えば十分勝てるはず」といった反応が多数寄せられている。 一方、「昨シーズンからカモにされてるのに遅すぎるだろ」、「今更感が半端ない、呆れてものも言えない」、「昨年も今年も課題は投手、いくらでも対策を練る時間はあったのでは?」といった批判や反発も複数見受けられた。 「ソフトバンクは昨シーズンもロッテに『8勝17敗』と大きく負け越し、その影響で西武と2ゲーム差でリーグ優勝を逃すことに。対戦チームの中で最も多く四死球(131)を与えている点が、苦戦の主要因との指摘は数多くありました。しかし、今シーズンもここまでロッテ相手に対戦チーム中で最も多い『82四死球』を与えるなどその傾向は変わらず、昨シーズンと同じようにカモにされています。もちろん、工藤監督の“対処”にはこの点も含まれているとは思いますが、シーズンも後半戦に入った段階で動き出しても手遅れなのではないかと不満を抱いているファンも少なくないようですね」(野球ライター) 今シーズン、ロッテとはまだ12戦を残しているソフトバンク。ここまでの苦戦ぶりを踏まえどこまで対策を練り上げられるかがこの12戦の勝敗、ひいては優勝の行方を左右することになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月07日 17時30分
DeNA、2年目右腕コンビがローテーションで躍動! 大貫と上茶谷が埋める今永&平良の穴
2年連続開幕投手で、今年も5勝をマークしていた絶対エース・今永昇太と、今シーズン8試合連続クオリティスタートを達成し、一時期防御率トップと大ブレイクを果たした平良拳太郎。ベイスターズローテーションのコアとして活躍していた左右の両輪がともにケガで離脱し、一気に苦しくなったスターター陣を、開幕ローテーションを逃した2年目の右腕二人が支える活躍を見せている。 まず、7月2日に一軍初先発を果たした大貫晋一は4回2失点、10日は1イニング3失点KOと結果を出せず、中3日で挑んだ崖っぷちの14日の登板で8回自責点1の快投。ラミレス監督の信頼を勝ち取ると、そこから破竹の5連勝をマーク。8月後半には体調不良も報じられ、29日には4回で降板するなどスタミナ面での心配もあったが、9月5日には暑い広島でのデーゲームで自身初完投で6勝目。前カード首位のジャイアンツを2位で追う立場ながら屈辱の3連敗を喫し、前日も12点を挙げながらも8,9回に4点を取られ同点に追いつかれ、勝ち切れないなど嫌なムードが漂う中、大貫は「いつもリリーフに助けてもらうことが多いので、少し役ませることができたならうれしい」と胸を張る快投。13連戦中ながら酷使されているリリーフ陣を休ませる貴重なピッチングが流れを変え、土曜日曜の連勝に結びついた。 そして、そのバトンを引き継ぎたいのが上茶谷大河。オープン戦は好調だったが、練習試合で肘の違和感を発症。初登板は7月24日までズレ込み、そこから3戦で11失点と精彩を欠き、ファームで再調整し2試合に先発し、計7回を投げ10奪三振、わずか1失点の内容で再び一軍に呼び戻された。そこから2戦、やっと“らしさ”を取り戻している。「ファームでストレートの強さに拘って」取り組んだことで、カットボールなど多彩な変化球も活きてきた。9月1日のジャイアンツ戦では菅野智之と堂々投げ合い、打席でも気迫を全面に出し、キャプテン佐野恵太も「上茶谷が食らい付いていたので」とコメントするほどチームを活性化した。 「左腕王国」と言われていたベイスターズだが、現在ローテーションにいるのは濱口遥大のみ。昨年のルーキーイヤーで球団史上初の計13勝を挙げた上茶谷&大貫の、未来を担う2年目コンビが核となり、先発陣の屋台骨を支えていく。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年09月07日 17時15分
巨人・澤村とトレードのロッテ香月「ジャイアンツで頑張る事でいい報告が出来れば」
千葉ロッテマリーンズは7日、香月一也内野手と、読売ジャイアンツ・澤村拓一投手の交換トレードが成立したと発表した。 首位争いを演じるロッテにとって中継ぎは大きな補強ポイントで、澤村の獲得は大きい。巨人も首位固めをしていく中で、内野手の補強に踏み切った。両チームの思惑が一致したと言えるだろう。 2014年にドラフト5位で大阪桐蔭高からロッテに入団した24歳の香月は「入団をして6年、マリーンズで活躍できなかったことに関してはすごく悔いがありますが、応援してくださった皆様、お世話になった皆様にはジャイアンツで頑張る事でいい報告が出来ればいいなあと思っています。応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。チームは変わりますがこのチャンスを生かすべく貪欲に、精一杯、頑張ります」とコメント。キャリアハイは昨シーズンの26試合出場で、今シーズン一軍昇格はない。 澤村は2010年ドラフト1位で中央大学から巨人に入団。2011年には新人王を、2016年には最多セーブ投手賞をそれぞれ獲得するなど、先発、クローザーとして活躍。近年は怪我に悩まされていたこともあり、今シーズンは13試合に登板して1勝1敗、防御率6.08の成績だった。三軍で一時、再調整していた澤村にとって今回のトレードは大きなチャンスになるかもしれない。井口資仁監督がどのような起用をするのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月07日 17時00分
広島・佐々岡監督に「よくそんなことが言えるな」ファン激怒 “3戦30失点”投手陣に試合後苦言も反発相次ぐ
6日に行われた広島対DeNAの一戦。試合は「8-5」でDeNAが勝利したが、試合後の広島・佐々岡真司監督の発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 4日は「12-12」で引き分け、5日は「1-10」で敗戦と、今カードDeNAに対して白星がなかった広島。この日も先発・遠藤淳志が3回4失点で早々にKOされると、「5-4」と逆転した直後の6回表に3番手・ケムナ誠が2点を失いすぐにビハインドに。その後7回表にも4番手・島内颯太郎がダメ押しの2点を取られ、そのまま「5-8」で敗れてしまった。 試合後、広島・佐々岡真司監督は報道陣に対して「投手が全て。この3試合、投手陣は何点取られているのか」とコメント。3戦合計で「30失点」を喫した投手陣にメディアを通じて苦言を呈した。 >>広島・佐々岡監督に「何もしなかったの間違いだろ」ファン激怒 裏目に出た“スタメンオール右打者”、以前にも同じ失敗が?<< 佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「1試合平均で10点も取られてたらそりゃ文句も言いたくなるよな」、「2戦目はともかく、打線が点取った1戦目と3戦目はモノにして欲しかった」と同調する声が寄せられている。 一方、「5年間見てきた投手を上手く回せないお前のマネジメントのせいだろ」、「下地作りをしたのは自分なのによくそんなことが言えるな」、「大瀬良もジョンソンもいなくなるのは運用方法に問題があるとしか思えない」といった批判や反発も複数寄せられた。 「今シーズンから指揮を執る佐々岡監督は、2015年から昨シーズンにかけてチームで一軍・二軍投手コーチを歴任した後に昇格した監督。投手の扱いには慣れているはずなのですが、今シーズンはチーム防御率(4.43)、先発防御率(4.25)がリーグ5位、救援防御率(4.73)がリーグ最下位と投手陣が低迷しているため、佐々岡監督の育成・運用に問題があると考えているファンは多いようです。先発の2枚看板である大瀬良大地、ジョンソンの両名がDeNAとの3連戦中に相次いで一軍登録を抹消されたのも、こうした論調に拍車をかけていますね」(野球ライター) 6日の試合に敗れたことで、ヤクルトと入れ替わり最下位に転落した広島。先発ローテ再編や二軍からの抜擢といったテコ入れがなければ、最下位争いから抜け出すのは厳しいのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月07日 11時45分
阪神・藤浪、二軍降格待望論が浮上するワケ 「もう1回はと思っているけど…」矢野監督も決断に含みか
9月6日の巨人戦は、中止。前夜の天気予報で関西方面も大型台風の影響を受けることは分かっていた。「日中の練習までは本降りにはならないだろう」という、ドンヨリとした空模様。そんな午後1時過ぎだった。前日5日に5回途中11失点の背信投球を見せた藤浪晋太郎が、甲子園球場の一軍練習に現れた。 >>阪神・藤川が怪力助っ人を挑発! 実は内心ビクビクしていた? 今も語り継がれる伝説の“全球ストレート勝負”<< 「二軍降格ではないんだな」――。この日の試合前、藤浪の動向が注目されていた。 前夜のピッチング内容では即二軍降格が通達されても仕方なかったが、球団は発表しなかった。従って、「6日の甲子園に現れたら一軍残留、鳴尾浜球場に行ったら、二軍落ち」と予測し、報道陣は甲子園球場で待ち構えていたのだ。 「もう1回は(先発させよう)と思っているんだけど、天気もあるしね。断言はできないけど、行かそうとは思っているよ。現状はね。先のことは分からないけど」 矢野燿大監督が答えた。「らしくない」物言いだった。先発チャンスを与えるが、確約ではないという。また、藤浪のキャッチボールの相手を務めた福原忍投手コーチは、ノーコメント。この先、天候によって試合日程が変わった場合、他投手を優先するのだろう。 「故障で戦線を離れていた才木浩人が順調な回復具合を見せています。藤浪と才木が入れ代わるのだと思いますよ」(在阪記者) 12日の広島戦での先発を有力視するメディアも多かったが…。チーム関係者がこう続ける。 「大敗した5日のゲームですが、雨天により、試合開始が予定時刻よりも1時間以上も遅れてしまいました。集中力を持続させるのは難しいし、同情すべき点もあります」 しかし、同日の巨人先発・今村は好調さを持続させ、完投目前という結果も出している。「精神力で負けた」わけであり、言い訳にはならない。 首の皮一枚でつながって、どうにかラストチャンスをもらったとも解釈できるが、実際は違った。 今回、二軍降格を進言する首脳陣も多かったそうだ。というのも、二軍には藤川球児がいる。現役ラスト登板をめざす藤川に預ければ、多くのことを学べるのではないか、と。藤川の練習時間を割くようなことはさせたくないが、間近でその練習熱心さを見れば、感じるものも多くあるはずだ。 「去年までの藤浪ですが、二軍調整中は考え込んでしまう時も多く、練習に集中できてなかったようです。二軍首脳陣に聞くと、調整法、練習内容も本人任せになっていたそうです」(プロ野球解説者) もっとも、藤川の一軍復帰が早まれば、藤浪と入れ違いになってしまう。経験豊富な藤川に学ばせる案には賛成だが、矢野監督からの信頼を取り戻すには、12日の登板だけではなく、2試合以上、安定したピッチングを見せる必要がありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月07日 11時00分
元阪神・歳内宏明がヤクルト入団会見「結果を残したい」
東京ヤクルトは6日、都内の球団事務所にて、香川オリーブガイナーズから獲得した歳内宏明投手と正式契約を結び、入団会見を行った。背番号は「91」。 歳内は2011年のドラフト会議で、聖光学院高校からドラフト2位で阪神タイガースに入団。2014年にプロ初勝利。翌年にも1勝を挙げるが、その後は怪我にも悩まされ、育成契約から支配下登録に昇格した経験をするなど、プロとしては苦労人のイメージがある。 昨年12月に阪神を自由契約となり、元ソフトバンクの松中信彦GM兼総監督が率いる独立リーグ、四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズに入団。1年目の今シーズンは先発投手として大活躍したこともあり、ヤクルトが獲得に名乗り上げた。 歳内は「香川に拾っていただいて、またNPBに戻りたいという気持ちでプレーしていたので、本当に嬉しい気持ちです。肩を怪我して、(自分が)思うように投げることが出来なかったのですが、香川でまた思ったように投げられるようになったので、この場所で自分の持っている最大の力を発揮できれば良いなと思います。阪神時代は中継ぎで投げることが多かったのですが、香川では先発で使っていただいて、長いイニングを投げる中で、力の抜き方だったり、いろいろ勉強できたかなと思います。とにかく結果を残したいという強い気持ちがあります。独立リーグとはレベルが違うと思いますが、チームに勝ちを付けられるようなピッチングをしたいです」とコメント。 現在、ヤクルトは広島と最下位争いを繰り広げており、投手陣の補強が浮上への課題とされていた。歳内の加入により、チーム全体に刺激を与えてくれることを期待したい。(どら増田 / 写真は球団提供)
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スポーツ
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
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DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
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巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
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ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
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.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
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阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分