プロ野球
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スポーツ 2022年02月18日 11時00分
巨人・原監督、元ドラ1・堀田の支配下復帰に苦悩? 好アピール続く一方で浮上する難題とは
将来のエースに相応しい背番号とは…。 原巨人がメジャー通算46勝のマット・シューメーカー投手(右投右打)との契約合意を発表したのは、2月15日だった。近年は故障も多く、「ピーク」を過ぎた感もあるが、「巨人入りをラストチャンスと捉えている。復活への意気込みはホンモノ」と米メディアが伝えていた。経験豊富な右腕が日本で蘇れば、V奪回の大きな戦力となるだろう。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 「シューメーカーの背番号は『99』に決まりました」(スポーツ紙記者) 同投手の加入で、巨人の支配下登録選手は61人となった。 原辰徳監督は「頑張った、力がある人に(一軍として)東京ドームで暴れるチャンスが…」と、あえて支配下枠を多めに空けて、キャンプ、オープン戦に臨むビジョンを語っていた。育成選手たちの成長に期待していたのだが、一軍戦に出場できる上限数は70人。「あと9人」となったわけだ。 その「残り9枠」を争うサバイバルレースだが、支配下昇格(2020年オフ支配下から降格)は「時間の問題」と言われているのが、堀田賢慎投手だ。 「育成選手である堀田の現在の背番号は、『032』。ドラフト1位指名された19年に渡された背番号は『32』。支配下に復帰する時は、『32』を再びつけると思われましたが」(前出・同) 現在、その「32番」は、廣岡大志内野手がつけている。 おそらく、堀田には「32番」に強い愛着はないはず。「支配下に復帰できるのなら、何番でもいい」の心境だろうが、こんな指摘も聞かれた。 「将来のエースに相応しい背番号が空いていません。菅野智之も認めた逸材です」(球界関係者) 背番号の空き番号(永久欠番除く)を調べてみると、一番若いのは「7」。その後は「46」「59」「61」となる。90番台もいくつか空いていたが、将来のエースに相応しい番号は見当たらなかった。「かつて、坂本勇人が『61』をつけていました。“出世番号”として継承されるのも面白いですが、野手のイメージも強い」(前出・同) 堀田を支配下に復帰させる際、原監督は背番号で悩むことになりそうだ。 「堀田は右肘にメスを入れているで、今年は慎重に使っていきたいと思っているはず。救援ではなく、登板間隔を決められる先発での起用となるでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 2月17日、堀田は千葉ロッテと練習試合では満塁のピンチも招いたが、菅野も認めた剛速球で2者連続三振に斬ってみせた。 小雨も降っていて、ちょっと肌寒かったが、ネット裏には他球団のスコアラーたちが陣取っていた。堀田を戦力として“警戒”しているのだろう。入団してすぐに故障、背番号でもゴタゴタしそうだが、一軍デビューは“大舞台”が用意されそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年02月17日 20時30分
巨人、原監督期待の新助っ人は活躍できない? 球界OBが致命的な問題点を指摘、野手陣でカバー可能と反論も
野球解説者・高橋尚成氏(元巨人他)が16日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。巨人が15日に獲得を発表した35歳助っ人・シューメーカーにまつわる発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で高橋氏は共にロサンゼルス・エンゼルスで春季キャンプを過ごした2012年からシューメーカーの投球に注目し続けていることや、物腰が柔らかく人当たりのいい性格をしていることなどを話した。その中で、今季巨人でプレーするシューメーカーの活躍に懐疑的な見方を示した。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< シューメーカーはこれまでロサンゼルス・エンゼルス(2008-2018/2008-2013は傘下マイナー)、トロント・ブルージェイズ(2019-2020)、ミネソタ・ツインズ(2021)でプレーし、「128登板・46勝41敗・防御率4.24」といった通算成績をマーク。2014年には16勝を挙げた実績を持っている。 高橋氏はシューメーカーについて「ボールをうまく動かしてゴロを打たせていくような投手で、コントロールも全体的にまとまっている」と打たせて取る投球スタイルの投手だと説明。ただ、「実際のところどうなんだと言われたら、僕はですよ? 僕の見解はちょっと不安」と今季の活躍を不安視した。 高橋氏いわく、シューメーカーは16勝を挙げた2014年ごろは「ボールで(打者を)押し込ませることができたんですよね。だから、そういうことで長打も打たれないですしゴロアウトも多くなるし、内角に食い込ませればファールだったりというのができた投手なんですね」と、うまく打者の凡打を誘う球の質や投球術を有していたという。 ただ、「ここ最近のシューメーカーを見てるとちょっとそれがないんですよね。球のキレ自体がないですね」と、近年は投げるボールの質が落ちてきているように見えると指摘した。 また、高橋氏は「16勝したときのホームランの数(136回で14本)より、ここ2、3年のホームランの数(直近3年では117回2/3イニングで26本)というのが劇的に増えてるんですね。だから、それぐらいバットにコンタクトされやすくなってるんじゃないかなと思うんです」と、被本塁打数が近年急増している点も不安要素として挙げた。 この高橋氏の発言を受け、ネット上には「確かに成績見たら2014年を最後にパッとしてないな、去年なんか防御率8点台(8.06)だし」、「年齢による衰えが来てるんだとしたら好投は望めないし、そもそも故障でまともに稼働せず退団って展開もありそうだな」と同調の声が挙がった。一方、「巨人は内野守備固いから、打たせて取るスタイルなら全然抑えられるのでは」、「本格派なら活躍は無理だっただろうけど、技巧派なら意外とハマる可能性もあるだろ」といった反論も多数見られた。 「高橋氏は動画内でシューメーカーは打たせて取る投球スタイルと指摘していますが、巨人は昨季内野陣のエラー数が12球団最少(38個)と堅守のチームであるためスタイル的には合致しています。ですので、本人がこれまで通りに小さく動く球で引っ掛けさせる投球を貫くことができれば、好成績は十分計算できるとみているファンも少なからずいるようです。また、こうしたファンの間では、捕手陣がどれだけ低めの配球を軸としたリードを徹底できるかもシューメーカーの出来を左右するという見方もされています」(野球ライター) 17日の報道では、原辰徳監督が「即戦力で獲っているわけだから。そういう意味では年齢というのは、全く関係ない」と期待を寄せたことが伝えられているシューメーカー。その期待に応え、先発ローテの一角としての活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋尚成氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCAMXfvpILgkofiQFbYWeeZA
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スポーツ 2022年02月17日 17時30分
DeNA、石田&濱口が初対外試合に早くも登板! 投手陣を底上げする開幕投手経験左腕の存在感
16日に行われた2022年初めてとなるカープとの対外試合で、石田健大と濱口遥大が登板した。 まず先発としてマウンドに上がった石田は1、2回ともランナーを許しながらも併殺打などで切り抜けるなど、3回3安打無失点と好投。球数も39球と少なく、スターターとして大切な省エネピッチングを披露することにも成功した。 登板後、本人も「自分の投げたい球と一致しているボールもあれば、そうじゃないボールもあった」としながらも「最初の試合にしては良かったと思います」と満足げな表情を見せた。 後を継いで登板した濱口は、4回を三者凡退と上々のピッチングを見せたが、続く5回にはヒットとフォアボールでピンチを迎えると、タイムリーヒットや内野ゴロの間に2失点。6回もヒットを打たれるもしのぎ切り、3回を2失点3奪三振と“らしい”内容で役目を終えた。 濱口も「キャンプからストライクゾーンに強いボールを投げることをテーマとしていましたが、本日の試合でも良いボールがあったので継続していきたいです」としたが「変化球の精度が悪く、リズムも悪くしてしまったので、クイックの精度とともにもう一段階上げられるよう取り組んでいきたいです」と反省点も口にした。 昨シーズン石田は前半戦、セットアッパーのポジションがハマらず、後半戦から先発転向。しかし9月23日に先発したが、この1試合しか機会は与えられず、ファームでノーヒットノーラン未遂をマークするも昇格はお預けで1勝2敗、防御率5.73の成績でシーズン終了。濱口も前半戦はゲームメイク能力を発揮するも、8月31日に抹消されてから一軍復帰はなく、5勝7敗で防御率3.94とともに消化不良の一年間となってしまった。 リベンジに向けてオフに石田は「今までと同じことをしていたら過ちを繰り返す。走ることでも意図を持って投球につなげられるトレーニングをしていきたい」とし、濱口も「早めに仕上げて実戦でアピールすることに力を注いでいく」と春季キャンプへ臨んでいた。 16日のピッチングを見る限りでは、先発ローテーションに向け石田がリードしたようにも見えたが、濱口も左バッターのインコースを攻める場面は迫力十分。両者ともに順調な調整ぶりを周囲に知らしめた。 石田は2017、2018年と2年連続、濱口は昨年と開幕投手の大役を経験している2人の左腕。実戦練習は始まったばかりだが、実績豊富な中堅がチームの底力をアップさせていく。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年02月17日 15時30分
元西武・松坂氏「胃腸炎になった」ストレスでダウン、フィーバー時の裏話明かす DeNA小園・斎藤佑樹氏の1年目キャンプも気遣う
野球解説者・松坂大輔氏(元西武他)が、16日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)にVTR出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 番組では11日にDeNAの春季キャンプを訪れた松坂氏が、2021年ドラフト1位・小園健太にインタビューを行う模様を放送。松坂氏から「1年目のキャンプ、どうですか?」と聞かれた小園は、「キャッチボールからすごくいい球は投げられていると思いますし、ストレートに関してはすごくいい状態かなと思います」と充実感をにじませた。 インタビュー終了間際、松坂氏は小園に「本当、ストレスたまるだろうけど。僕も胃腸炎になったから、1年目のキャンプ。胃腸炎になって練習休んで、ピラフ食べて怒られたから」と、1998年ドラ1として臨んだ1999年西武春季キャンプでの経験談を明かす。その上で「リラックスする時間を作って頑張ってください」と、心身を休める時間を確保しつつ今後のキャンプを過ごしてほしいと小園にエールを送った。 >>元西武・G.G.佐藤氏、松坂のせいでキャリアが狂った?「お前いい加減にしろ!」監督も激怒、プロ入り直後の大誤算を明かす<< この松坂氏の発言を受け、ネット上には「1999年のキャンプでそんなハプニングに見舞われてたとは知らなかった」、「胃に負担かけないよう食事に気を使わなきゃいけない中でピラフ食うって、メンタルが弱いのか強いのか分からんな」と驚きの声が寄せられた。同時に、「あの時の松坂は毎日1万人のファンに追い掛け回されてたからなあ」、「どこで何やってもファンに見られてたわけだからそりゃ相当ストレスかかるよな」と同情のコメントも多数みられた。 「松阪氏は横浜高校3年時の1998年に甲子園春夏連覇を達成した実績を引っ提げ同年ドラフト1位で西武入りしましたが、翌1999年の春季キャンプは松坂氏見たさに連日1万人のファンが押し寄せるなど大フィーバーに。ブルペンを囲んだファンの気を引き松坂氏を移動させるために、背格好が似ていた同僚が松坂氏のユニフォームを着用し“影武者”を務めたというエピソードも知られています。そのため、常に一挙手一投足が騒がれた当時の状況では体調不良に見舞われたのも無理はなかったと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 松坂氏は実業家・斎藤佑樹氏(元日本ハム)と共演した『キリン一番搾り』(キリンビール株式会社)の新TVCMの放映が17日からスタートしたが、この日同社の公式YouTubeチャンネルが投稿したCMのアフターインタビュー動画内でも「お互い入り方が、周りが騒がしかったというか、落ち着いて野球ができる環境じゃなかったと思う」、「僕が経験した後に斎藤くんが(プロに)入ってきましたけど、キャンプでのフィーバーぶりを見て『いやー、めちゃくちゃストレス抱えてるだろうな』と思いながら見てましたね」と語っている。鳴り物入りでプロの世界に入った裏で、松坂氏は想像を絶するほどの重圧やストレスと戦っていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてキリンビール株式会社の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC7WWJTPeEYdBDhoJOvTBTRA
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スポーツ 2022年02月17日 11時00分
中日・立浪監督、新庄監督の“お願い”快諾は根尾のため? 特別レッスンを施した清宮と共通する課題とは
新任監督同士の対決。2月16日の試合前、表情が硬かったのは、中日・立浪和義監督の方だった。初の対外試合であり、中日経営陣は話題性で日本ハム・新庄剛志監督の後塵を拝してきた実情にガッカリしていた。 しかし、立浪監督が「清宮を教えた」ということで、新たな一面も見えていた。 「試合前、新庄監督の方から立浪監督を訪ねました。頃合いを見計らったように、新庄監督が『ちょっと見てもらえませんか』と清宮の打撃指導をお願いしたんです」(現地記者) 立浪監督は無言でそれを了承。打撃ケージから出てきた清宮幸太郎に、特別レッスンを行った。 >>日本ハム、新庄監督内定で清宮と心中覚悟か 稲葉GMも苦悩は必至? 二軍で目立った致命的課題とは<< 「(バットの)トップの位置の作り方を教えていました」(関係者) 時間にして、10分ほどだった。清宮は第3打席にヒットを放っている。「立浪効果がさっそく現れたのか?」とは言い切れないが、試合後の清宮は「体が(前に)突っ込まないようにした」と語っており、立浪監督のアドバイスを意識していたことは間違いないようだ。 10分程度の指導で、変わるか? 中日関係者がこう続ける。 「立浪監督が中日選手にアドバイスをする時は、だいたいこんな感じですよ。付きっ切りになって教えることもありますが、ピンポイントで修正すべき箇所、体のどこを意識すべきなのかを伝えています」 そう言われて、思い出したことがある。立浪監督が侍ジャパンの打撃コーチを務めた2013年WBC大会でのことだ。同大会に招集された選手たちは、「立浪サンの指導は分かりやすい」と話していた。 その時も、清宮を指導したのと同じで、“10分程度の助言”と、自らバットを持って簡単にお手本を示す程度だった。 「今、立浪監督は各コーチに任せ、自身は一歩引いたところからチームを見ている感じ。根尾昂などの若手を気に掛けていますが」(前出・関係者) こんな見方もできる。立浪監督のアドバイスが的確なのは、それだけ高度なものであり、選手側もある程度の知識、経験を持っていなければ理解できないはずだ。 「立浪監督は根尾、石川昂弥らの若手をレギュラーに育てたいと思っています。根尾に関しては、今年は外野手で使っていく意向も明かしていましたが」(前出・同) 新庄監督はこの中日との一戦で、清宮を「1番・左翼」で起用している。「1番」にしたのは、「一打席でも多く」の思いからで、本来は一塁手なのに外野を守らせた狙いについて、「いつものポジション(一塁)だったら考え過ぎてしまう」 と、語っていた。覚醒できないのは、メンタル的に問題があるからか…。 根尾が覚醒するのは、いつなのか。本来とは異なるポジションで“大器”を育てているのは、立浪監督も同じだ。 立浪監督に守備位置のことを喋らせているうちは、根尾はその高度な打撃指導を理解できていないということになる。立浪監督は「新庄監督と清宮の2人」に、根尾とのことを重ねて見ていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年02月16日 19時30分
中日・根尾に「これではレギュラーは無理」厳しい声 失点招いた悪送球が物議、直前にも致命的なミスを犯した?
16日に行われた練習試合・中日対日本ハム戦。この試合に「2番・右翼」でスタメン出場した中日のプロ4年目・21歳の根尾昂のプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点で迎えた2回表無死一塁で飛び出した根尾のミス。根尾は打席の日本ハム・宮田輝星が放った右翼へのヒットを捕球した後、二塁を狙う宮田を刺そうと二塁手・阿部寿樹へ返球。しかし、返球は阿部の頭上を大きく超え左翼方向へ向かう悪送球となった。 宮田のヒットで一塁から三塁まで進んでいた有薗直輝は、この悪送球を見るとすぐさま本塁へ突入。それた球を処理した左翼・鵜飼航丞に返球する間を与えずに先制のホームを踏んだ。 >>中日・根尾に「もうダメ」「話にならない」球界OBの辛らつな批判が物議、打率1割台の打撃をバッサリ<< 失点につながった根尾のミスを受け、ネット上には「おい何やってんだ、相手に不用意な点を与えるなよ」、「打者走者が目に入って焦ってミスしたんだろうが、これではレギュラー奪取は無理ではないか」と批判が寄せられた。一方、「今の根尾は初動からミスしてないか?」、「打球に対して慎重にいきすぎた結果裏目に出たって感じだな」と、悪送球前の動きに対する指摘も多数みられた。 「この場面で宮田が放った打球は一塁ファールライン際に落ちるポテンヒットで、落ちた後の打球速度はそれほど速くありませんでした。ただ、根尾は打球に向かってチャージはかけず、左方向に走りながら打球を迎えるように捕球。この後に宮田を二塁で刺そうとして悪送球を犯してしまったわけですが、打球にチャージをかけ素早く捕球していれば宮田を一塁に留めることができ、その後の悪送球にもつながらなかったのではとみているファンも少なからずいるようです。なお、根尾は2018年ドラ1として中日に入団するも、翌2019年から昨季まで打率『.165』と振るわずレギュラーをつかめていない選手。今季のレギュラー獲りに向けて打撃はもちろん、出場機会増を狙うなら守備でも結果が欲しい立場ですが、今回のような手痛いミスが出るようならレギュラーの座は遠のきそうです」(野球ライター) 今回の場面は根尾の悪送球が阿部の頭上を通過したタイミングと、宮田が二塁へ滑り込んだタイミングがほぼ同じだったため、一部からは「根尾は二塁で宮田刺そうとして、わざと緩慢守備を装った可能性もあるのでは」という見方もある根尾。いずれにせよ、ファンの間で物議を醸すプレーになってしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月16日 15時30分
ヤクルト・村上が「もうダメだ、終わりだ」と絶望? ベンチでコーチも大激怒、大ブレークの裏にあった挫折を明かし驚きの声
元プロ野球選手の上田剛史氏(元ヤクルト/現岡山・関西高校野球部コーチ)が15日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、ヤクルトのプロ5年目・22歳の村上宗隆が登場。動画内での発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で村上はリーグ優勝・日本一を達成した昨季を振り返ったほか、2018年から昨季までのプロ4シーズンで印象に残っている出来事などを話した。その中で、村上は「2年目何回も心折れかけたことあったんですよ」と前置きした上で、プロ2年目・19歳だった2019年のある中日戦で挫折を味わったエピソードを明かした。 >>田中将大、ヤクルト村上に「あかんすよ」SNSのやり取りが話題、阪神サイン盗み騒動での“名言”か<< 一塁を守っていた同戦中、敵打者のアルモンテ(現メキシカンリーグ・モンテレイ)が放ったファーストライナーを後逸してしまった村上。この時期は打撃でも低迷していたため、ベンチに帰ると宮本慎也ヘッドコーチ(現野球解説者)が「守らへんし打たへんしどうすんねん!」と激怒。これを受け「うわもうダメだこれ、終わりだ」、「明日からファームかぁ…」と、二軍落ちを確信して次打席に向かったという。 ただ、村上によると打席に入る直前に「マジな話なんですけど、もう1人の自分が『このままじゃダメだろ』みたいな。マジっす、これはビビった自分でも」と、突然気持ちを奮い立たせる言葉が心の中で聞こえてきたとのこと。これを受けた上田氏は「えーマジ!? 漫画みたいな話やな!」と驚きの表情を見せた。 その後、打席では吉見一起氏(元中日/現野球解説者)から左翼フェンス直撃の二塁打を放ったという村上。「信じてもらえるか分からないけど、ガチであれ(エラー)は自分の中で1回折れたんです」、「やってやろうってなって、それでパッと(うまく球を)引っかけたんで」と、予期せず聞こえてきた言葉でメンタルを持ち直すことができたと振り返った。 この村上の発言を受け、ネット上には「村上はこの年36本塁打打って大ブレークしてるけど、その裏でそんな挫折を味わってたのか」、「拙守で怒られてメンタルボロボロになった結果、心の底にあった闘争心が呼び覚まされたってことなのか」と驚きの声が寄せられた。一方、「一塁は本職じゃないからそんなに気落ちしなくてもよかったのに」、「この年までほとんど一塁やってなかったんだから、守備面でボロ出るのは仕方ない面もあったのでは」と、挫折のきっかけとなったエラーを擁護するコメントも多数みられた。 「村上は2018年ドラフト1位でヤクルト入りしましたが、プロ入り前は捕手が本職で、プロ入り後は打力を活かすため三塁に転向。一塁はプロ2年目の2019年になるまで一軍では1試合も守っていませんでした。今回話した試合は“アルモンテのファーストライナーを後逸した”、“吉見氏から左翼二塁打を放った”という内容を踏まえると、吉見氏が2019年シーズンで唯一ヤクルト相手に登板した4月21日・ヤクルト対中日戦だと思われますが、村上の一塁出場数は試合前時点でわずか11試合。まだほとんど未経験に近かったということもあり、マズい守備が出るのも仕方なかったとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) なお、2019年の村上は一塁として124試合、三塁として28試合に出場しているが、エラー数は一塁が5個、三塁が10個となっている。そのため、一部からは「未経験の一塁の方がエラー少なかったし、あの中日戦から相当練習したんじゃないか」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について上田剛史氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCY-tBYSCEQDxNg4nP2oP8YQ
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スポーツ 2022年02月16日 11時05分
巨人・原監督、“ポスト坂本”の扱い方に苦悩? 敵バッテリーも驚いた活躍の評価が難しいワケは
ビッグボスも一目を置いていたようだ。 原巨人の「初の対外試合」は、北海道日本ハムファイターズだった。試合は9回表、平内龍太が4連打含む6安打で5点を失って敗れたが、「積極性」と「慎重さ」の両方を見せ、日本ハムベンチからも称賛の声が上がっていた選手がいた。高卒2年目の内野手・中山礼都だ。 「二塁打を2本放ち、結果を出しました。日本ハムバッテリーは『ボール球に手を出さない』と褒めていました」(関係者) 中山は昨年オフ、契約更改の席で「坂本勇人の後継者に」「ショートのポジションを獲るつもりで」と球団幹部から檄を飛ばされていた。2020年ドラフト3位で指名された当初から「ポスト坂本」とも言われており、今春キャンプでの奮闘は原辰徳監督の“計算通り”だったのかもしれない。 「原監督は『今年は若手を使う』と明言してきました。中山がこのままバットで結果を残し続けることができたら、開幕一軍ということも」 多くの関係者、メディアがそう語っていた。 「右投げ左打ち、ショート。巨人では『ポスト坂本』と言われていますが、立浪(和義=中日監督)みたいな選手になると思う」(プロ野球解説者) 立浪監督はNPB史上1位となる487本の二塁打をマークしている。同日、中山が打ったヒットは2本とも二塁打。“立浪タイプ”と予想されるのも頷ける。 「守備でも、自身から二塁牽制球を求めるなど積極的な姿勢が見られました」(スポーツ紙記者) この守備での積極性を評価する声も多く聞かれたが、別の見方もされていた。 「中山の守っている位置、少し浅くないか?」 ネット裏に陣取っていたライバル球団のスコアラーたちの言葉だ。 近年、セカンド、ショートを守る選手が「後方」に就くケースも増えてきた。とくに広島がそうなのだが、ショートの小園海斗、セカンドの菊池涼介は「外野の芝生前方」にいることも多い。自身の肩とフットワーク、スピードに自信がなければできないことだ。 中山の守っていたのは、基本的な位置。高校時代から「強肩遊撃手」と呼ばれていた。スコアラーの「浅い」の言葉は、他球団の正遊撃手を見慣れているために出たものだろう。 「一塁送球が慎重すぎる感じも受けました。まだ一軍の雰囲気に慣れていないため、大事にプレーしているんだと思います」(前出・スコアラー) もっとも、その「慎重さ」を評価する声も聞かれたが…。 「坂本を休ませて中山を使う試合が見られるかもしれません」(前出・プロ野球解説者) 中山を育てていくのなら、試合で使っていくしかない。今後、対外試合ではエース級のピッチャーも出てくる。そこでも快音が聞かれたら、原監督も“考える”のではないだろうか。でも、坂本は外せない。 新庄監督のように、守備位置、打順を“ガラガラの抽選器”で決められたら…。原監督はビッグボスを羨ましく思ったのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年02月15日 20時30分
巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議
15日に行われた練習試合・巨人対日本ハム戦。「5-8」で巨人が敗れたこの試合で、巨人のプロ2年目・23歳の平内龍太が見せた投球がネット上で物議を醸している。 平内は「3-3」と両チーム同点の9回表に5番手として登板したが、郡拓也、髙濱祐仁に連打を浴び無死一、二塁といきなりピンチに。続く中島卓也の打席では捕手・岸田行倫がダブルスチールを阻止し1死二塁となったが、平内は中島に四球を与えると、水野達稀にタイムリー二塁打を打たれ勝ち越しを許した。 さらに1死二、三塁から、野村佑希(2点三塁打)、万波中正(左安)、杉谷拳士(二塁打)に3連打を浴びさらに4失点。その後迎えた五十幡亮汰を抑えようやく3アウトとなったが、「1回5失点・被安打6」と散々な内容に終わった。 >>巨人、ドラフト1位の人選に不満の声「何を考えてるのか」 堀田・平内の二の舞に? 指名直後の酷評に苦言も<< この平内の投球を受け、ネットには「練習試合といえどもこれは酷すぎる、何しに出てきたんだってレベル」、「それまで均衡してた試合が平内の炎上で一気にぶっ壊れた」と怒りの声が相次いだ。一方「日ハム打線の初球打ちに対策打たなかった岸田にも非がある」、「岸田がボール先行のリードしてれば平内がここまで打ち込まれることもなかったのでは」と岸田のリードにも問題があるとするコメントも多数みられた。 「平内はこの日1イニングで6安打を浴び大量5失点を喫しましたが、これは全てファーストストライクを捉えられたもの。そのため、岸田としては先頭打者から連打を食らい無死一、二塁となったあたりから、ボール先行の配球で打者の打ち気をそらす選択肢もあったといえます。ただ、岸田はこうした対策は取らずにストライクゾーンにミットを構え続けたため、この点に不満を抱いているファンも少なからずいるようです。なお、岸田のリードについては、この試合で解説を務めた野球解説者・篠塚和典氏(元巨人)も『捕手も考えて初球ちょっとボールから入るとかね、そういうのをしないと』と苦言を呈しています」(野球ライター) この日は4打数無安打と打撃でも振るわなかった岸田。今季は大城卓三、小林誠司と共に正捕手候補として期待されており、15日の試合ではオーダー編成を担当した元木大介一軍ヘッドコーチから先発マスクを任されたが、一部からは「今日の試合で正捕手争いからはかなり後退したのでは」という厳しい見方も浮上している。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月15日 20時00分
日本ハム・新庄監督、香水を贈ったのは原監督だけじゃない? 2回もらって困惑した選手も、松坂氏は気に入って“買いだめ”
15日に行われた練習試合・日本ハム対巨人戦。この日伝えられた日本ハム・新庄剛志監督の行動がネット上で話題となっている。 新庄監督は巨人の試合前練習中、打撃ケージ後方に設置された座席、通称“原タワー”に座っていた巨人・原辰徳監督に挨拶。これを受けた原監督はタワーに新庄監督を招くと、途中からは日本ハム・稲葉篤紀GMも呼び寄せ、3人で約1時間野球談議に花を咲かせたという。 報道によると、新庄監督は原監督に挨拶した際、自身がプロデュースし愛用している香水をプレゼント。談笑後に取材に応じた原監督は、受け取った香水について「大事に使わないと」と笑顔で語っていたという。 >>日本ハム・新庄監督の指示に堀が「気持ち悪い」発言で驚きの声 「メンタル強くなったな」長年の課題を完全に克服?<< 新庄監督の香水プレゼントを受け、ネット上には「プロ野球監督が敵指揮官に香水贈るなんて球界初では」、「手土産持って挨拶行くなんてかなり律儀だな」と驚きの声が寄せられた。一方、「そういや古田も昔新庄に香水貰ったとか言ってたな」、「原も『この香水いい匂いやな』って古田みたいなこと言ったのか?」と、野球解説者・古田敦也氏(元ヤクルト監督)を引き合いに出したコメントも多数みられた。 古田氏は2021年11月7日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)内で、現役時代の2005年に新庄監督から香水をプレゼントされたエピソードを明かしている。ある試合中に打席に入った新庄監督から香水のいい匂いがしたため、「新庄、今日もいい匂いさせてんなぁ!」と話しかけたという古田氏。すると、新庄監督はその場で使用している香水の銘柄などを古田氏に説明。さらに、試合翌日にはその香水を古田氏にプレゼントしたという。 予想外のプレゼントを受けた古田氏はお返しとして、選手兼任監督となった翌2006年に「代打・オレ」と書いてあるTシャツをプレゼントしたとのこと。これを受けた新庄監督から“お返しのお返し”として再び香水をプレゼントされたため、「よっぽどこの香水が欲しかったと思われたんでしょうけど、そういうんじゃないんで!」と若干困惑したと明かした。 「新庄監督は古田氏だけでなく、野球解説者・松坂大輔氏(元西武他)にも香水をプレゼントしたことがあると2018年9月30日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で語っています。記事によると、新庄監督はある西武戦で松坂氏と一塁上で交錯したそうですが、翌日に西武選手から『松坂が新庄さんからめちゃくちゃいい匂いがしたから欲しい』と言われたためすぐに香水をプレゼント。松坂氏はこの香水をかなり気に入ったようで、『あとで松坂は買いだめしたみたいです』という後日談も明かしています」(野球ライター) 古田氏、松坂氏に続き、今回原監督にも香水をプレゼントした新庄監督。現役時代から香水、ファッションなど身だしなみへのこだわりが強いことで有名だが、今後もこうした試合以外での話題でも同業者やファンを楽しませてくれそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
巨人・宮本コーチ、マウンド上で首脳陣を欺く? 大久保氏が現役時代の秘話を明かす、落合からは強烈なしっぺ返しも
2020年10月28日 20時30分
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スポーツ
ソフトB・工藤監督に「CSでは内川使って」の声 退団濃厚の“短期決戦の鬼”、大舞台での電撃昇格はあるか
2020年10月28日 17時00分
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スポーツ
オリックス増井が28日、5度目の先発「100球以上投げて来年に繋げたい」
2020年10月28日 11時30分
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スポーツ
失速中の巨人、屈辱の“4タテ”再来の危機? 原監督の意味深発言は苛立ちの表れか
2020年10月28日 11時20分
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スポーツ
阪神、V逸の原因は“マスコミと解説者”? エモやんが一喝、長年続く“甘やかし体質”でチームは低迷か
2020年10月27日 21時50分
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スポーツ
日本ハム浦野博司が引退を発表!「一軍の戦力になれないと思った」
2020年10月27日 17時55分
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スポーツ
元MLB・田澤の指名漏れに「何か絶対ある」元巨人・笠原氏の投稿が物議 “買い手無し”の原因はNPBの圧力?
2020年10月27日 17時00分
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スポーツ
DeNA、ドラフト戦略の肝は“会場外”にアリ? ポスト山崎を支配下指名しなかったワケ
2020年10月27日 11時40分
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スポーツ
オリックス、ジョーンズが登録抹消、中嶋監督代行「全快じゃなかった」
2020年10月27日 11時30分
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スポーツ
東尾元監督、西武・松坂の復活に「厳しいことは厳しい」 日本帰国後のソフトバンク入りに「西武に入ってほしかった」と本音も
2020年10月26日 21時45分
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スポーツ
ヤクルト・五十嵐の“フェンスよじ登り”に「グッとくる」ファンが歓喜したワケ 黄金期のパフォーマンスを再現か
2020年10月26日 19時45分
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スポーツ
退団決定のDeNA・ラミレス監督、印象に残った5人の“ラミレス・チルドレン”を明かす
2020年10月26日 17時30分
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スポーツ
マエケン、指名漏れなら社会人入りだった?「社会人野球のあるチームに…」 ドラフト会議直前、森本氏らOBも思い出投稿
2020年10月26日 15時45分
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スポーツ
阪神、ドラフト1位は近大・佐藤で確定? 矢野監督の意味深発言、来シーズンの続投も決定的か
2020年10月26日 11時10分
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スポーツ
阪神・能見、最良の新天地は広島? 退団決定のベテラン左腕、ブルペン立て直しの秘策となる球団は
2020年10月25日 11時00分
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スポーツ
楽天・浅村、大怪我の危機だった? 選手生命を断ち切られた投手も、折れたバットで負傷した選手たち
2020年10月24日 11時00分
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スポーツ
元西武・石毛氏、広岡監督の命令に「野球人生狂った」 遊撃でのプレーが絶望的に、大怪我直後の“強攻策”を明かす
2020年10月23日 18時30分
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スポーツ
中日・大野の歴史的快投に「誰よりもすげ~」 川上氏らOBから称賛相次ぐ、立浪氏は好投の要因を分析
2020年10月23日 17時00分
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芸能
『スッキリ』ビビる大木、嵐の話題で巨人トーク優先「嵐よりパーラの方が好きですよね?」 ファンから批判の声
2020年10月23日 13時00分
特集
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あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
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2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
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2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
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2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
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2025年09月16日 11時00分
