オリックス
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スポーツ 2020年12月03日 11時30分
オリックス、来日3年目アルバースと来日1年目ロドリゲスが自由契約に…
日本野球機構(NPB)は2日、今季の支配下選手のうち、各球団が来季の戦力として契約する権利を持つ保留者名簿を公示した。 オリックスは、去就が微妙とされていたアンドリュー・アルバース投手と、アデルリン・ロドリゲス内野手を保留者名簿から外したため、両選手は自由契約になった。オリックスの補強事情にもよるが、再契約する可能性は低い。 今年が3年目のシーズンだったアルバースは、来日1年目の2018年には19試合に登板、9勝2敗の好成績を収め、先発ローテーションの左腕として、チームに貢献したが、昨年は13試合の登板にとどまり、2勝6敗と1年目の活躍とは裏腹の成績に。勝負をかけた今シーズンは、16試合に登板、4勝8敗でシーズンを終えた。10月24日の千葉ロッテ戦では6回2/3を2安打、無失点の好投を披露。「今日は調子自体も良かったし、その中でも特にスライダーが良かった」とアピールしたが、10月31日の日本ハム戦では5回1/3を6失点の内容で終えている。 アルバースは「2018年後半にケガをして以来、なかなか思うようなピッチングができず、自分自身、不甲斐ない思いもありました。しかし、今シーズンは体もほぼ100%に近い状態まで戻り、納得できる登板も増えました。チームとして優勝できなかったことが悔しいですが、例年とは全く違うシーズンとなった今年でも、ファンのみなさんの応援はいつも力になりました」とファンに対して感謝の意を伝えて帰国。他球団が興味を示すのか注目されるところだ。 今年1年目のロドリゲスは、7月10日の日本ハム戦でサヨナラホームランを放つなど、パンチ力の凄さは見られたものの、59試合に出場、打率.218、本塁打6、打点25と、一軍と二軍を行き来したシーズンを送り、シーズン終盤にアダム・ジョーンズ外野手が離脱し、チャンスを与えられたものの、好調をキープし続けたスティーブン・モヤ外野手に差をつけられてしまった。本人は「初めての日本のシーズンは、全てが自分の想像通りではなく、思い通りにいかなかった部分もありましたが、非常に良い経験になりました。今までに経験したことない事が多々あった今シーズンは学ぶことがたくさんありました。その中でも、来年もし戻って来られたらどのように準備をすべきかといった、来季に向けての良いアイディアも得ることができました。もしその一員に加えてもらえるのであれば、しっかりとチームの力になれるように、さらに強くなって、準備をして戻ってきたいと思います」と再契約に強い意欲を持っていたが、再び日本のプロ野球で勝負するのは厳しいだろう。 オリックスは、保留者名簿から外したトミージョン手術からリハビリ中の近藤大亮投手と、両側特発性大腿骨頭壊死症と診断された西浦颯大外野手の2選手とは育成で再契約し、容態の回復と再起を待つ。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月02日 11時40分
オリックス、来季もサードユニフォームは『勝紺』継続!選手にも好評で続投
オリックス・バファローズは1日、来シーズンのファンクラブの詳細について発表した。 ファンクラブ特典として、2014年からファンの楽しみとなっているSpiritsユニ(サードユニフォーム)は、今シーズン、3年振りのネイビーベースになり、全身に白いストライプが入った。これは昨シーズン、選手やファンの間で好評だった『Bs夏の陣2019』で採用された“荒ぶる猛牛”をモチーフにしたセカンドロゴが胸元とキャップにあしらわれたストロングブラックユニフォームがベースとなっており、色をチームカラーであるネイビーに変更し、『勝紺』ユニフォームとしてリニューアル。担当者によると「全身のストライプは阪急ブレーブス時代を意識したもの」だという。 “エース”山本由伸は「白のストライプが印象的。生地もサラサラしてます」と話していたが、今シーズンは本拠地での登板が多かったことから、『勝紺(しょうこん)BE NAVY BE BUFFALOES』をテーマにしたこのユニフォームを着用する場面が多く見られた。今シーズンのオリックスは、予定されていた近鉄バファローズ復刻試合『関西クラシック』や、毎年ユニフォームが注目される『Bs夏の陣』といったユニフォームに注目が集まるイベント試合が、コロナ禍の影響で中止となっており、既に発表されていたオリックス・ブルーウェーブと、故・西本幸雄元監督のメモリアル試合で阪急ブレーブスの復刻のみだったため、来シーズンは、今年はファン投票までした近鉄(大阪近鉄を含む)ユニフォームの復刻や、『Bs夏の陣』の復活を期待したいところ。 サードユニフォームを2年連続で着用したシーズンは初めてで、今シーズンも大阪・京セラドーム大阪で『勝紺』ユニフォームを着用しているファンをたくさん目にしたが、今シーズン入手出来なかったファンが着用することで、ファンの着用率が上がるのは言うまでもなく、マスクなど関連グッズも好評なだけに、来シーズンはもっと勝利を呼び寄せる縁起がいいユニフォームとして浸透してもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月01日 11時30分
オリックス、育成3選手と仮契約!1位の川瀬「プロ野球で兄弟対決」を目標に掲げる
オリックスは育成1巡目に指名した川瀬堅斗投手、育成2巡目に指名した辻垣高良投手、育成6巡目に指名した古長拓内野手とそれぞれ仮契約を締結した。 大分商業高校からオリックスに入団する川瀬を担当した縞田拓弥スカウトは「MAX148キロを投げる馬力、どの変化球でもストライクを取れる器用さを併せ持つ投手。身体能力が高く、将来が非常に楽しみな投手」と太鼓判を押す。 兄、川瀬晃は福岡ソフトバンクの内野手として、今シーズンリーグ優勝、日本一に貢献した。仮契約を終えた川瀬は「仮契約をしていただき、プロ野球選手としての実感が湧いてきました。指名していただいてからもしっかりと練習をしているので、自信を持ってプロの世界に入っていけそうです。両親には、兄弟でプロ野球選手になるところを見せたいと思っていました。1日も早く支配下になって、一軍の舞台で兄弟対決できるようにやっていきたいです。将来的には球界を代表する投手になれるように頑張ります」と1日も早く支配下を勝ち取り、兄弟対決の実現を目標に掲げた。背番号は「011」。 学法福島高校からオリックスに入団する辻垣は、担当した上村和裕スカウトによると「スライダーとのコンビネーションで奪三振率が高く、フォームのバランスもいい。がっちりとした体格で、スタミナも十分。将来性豊かな好素材の投手」と奪三振率の高さを高評価。 仮契約を終えた辻垣は「仮契約を終えて、プロ野球選手としての自覚が強くなりました。オリックスの試合は昔から見に行っていたので、そのチームに入ることができて本当に嬉しいです!小学生の時に見ていた岸田さんが、今コーチをされているということで教えていただけることを楽しみにしています。強気のピッチングが持ち味なので、プロに入っても闘志満々で頑張っていきます!」と岸田護二軍投手コーチの指導を受けることを楽しみにしている様子。背番号は「012」と発表されている。 九州国際大付属高校、九州共立大学からNTT東北マークス、独立リーグ福島レッドホープスを経てオリックスに入団する古長も上村スカウトが担当。「熱いハートで内野全てを守れる。巧みなバットコントロールが魅力の独立リーグを代表する選手」と技巧派のユーティリティプレーヤーであることを評価のポイントに挙げた。 仮契約を終えた古長は「仮契約を終えて、少しずつ実感が湧いてきました。一軍に上がれば東北でプレーする機会もあるので、一日でも早く、支配下登録を勝ち取れるように頑張ります!自分はチャンスの場面で燃えてくるタイプなので、勝負所での強さをアピールしていきたいです!オリックスと言えば、古長と言っていただけるように、元気ハツラツに精一杯頑張ります!」とオリックスの顔になることを目標に、NPBの舞台での飛躍を誓った。背番号は「016」。 春季キャンプでは育成選手にもチャンスが与えられるだけに、支配下の選手を刺激するようなアピールを見せてもらいたい。(どら増田 / 写真は球団提供)
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スポーツ 2020年11月30日 11時45分
オリックス、W中川と仮契約!アンダースロー中川「山田久志さんのような偉大な投手に」
オリックスは今年のドラフト会議で4巡目に指名した中川颯(はやて)投手と26日に都内のホテルで、6巡目で指名した中川拓真捕手と27日に豊橋市内のホテルで、それぞれ仮契約を締結した。 神奈川・桐光学園高校から立教大学を経てオリックスに入団する中川颯を担当した早川大輔スカウトによると、「希少なアンダースロー。長い腕をムチのようにしならせながら投げるストレートは球速以上の威力を発揮する。緩急を使った投球術で打者に自分のスイングをさせない。1年目から先発ローテーションとしての期待が大きい投手」と現在のオリックスでは、空き家となっている即戦力のアンダースローとして期待を寄せている。 仮契約を終えた中川颯は「仮契約を終え、実感が湧くと共に、プロ野球選手としての覚悟を持つことができました。アンダースローの特徴を最大限に活かし、チームにいい影響をもたらすような投球をしていきたいと思います。常に“志”を高く持って同じアンダースローの山田久志さんのような偉大な投手になれるように頑張っていきます」とオリックスの流れを汲む阪急の偉大なOBである山田久志氏の名前を出して、目標に掲げた。山田氏はここ数年、春季キャンプで特別コーチを務めており、レジェンドから直々に指導を受けられるチャンスがあるかもしれない。背番号は今シーズンまで若月健矢捕手が付けていた「37」に決定した。 愛知・豊橋中央高校から入団する中川拓真を担当した谷口悦司スカウトは「豪快なスイングから逆方向にも本塁打を打てるパンチ力が魅力の強肩強打の捕手。動きも機敏で身体も強く、捕手としての資質を持ち合わせている将来性抜群の好素材」と評価。 仮契約を終えた中川拓真は「仮契約をしていただき、プロ野球選手としての実感が湧くと共に身の引き締まる思いです。山崎勝己さんが付けていた62という背番号をいただき光栄に思います。打球の飛距離には自信がありますが、入団してからは吉田正尚選手にいろいろとお話を聞き、もっとレベルアップしていきたいです。大下選手のように大きな声を出してハツラツとやっていきますので応援よろしくお願いします!」と複数のオリックスの選手の名前を出しながら、セールスポイントをアピール。本人も話しているように背番号は、今シーズン限りで引退した山崎勝己が付けていた「62」が与えられた。まずはファームで捕手争いに加わることからスタートするだろう。 オリックスは来シーズンから、中川圭太内野手がいるため、中川姓の選手が3選手となったが、山本由伸投手のように、下の名前で呼ばれることを好む選手が多いだけに、ファンからも名前で呼ばれるような選手になってもらいたい。(どら増田/ 写真は球団提供)
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スポーツ 2020年11月25日 17時30分
オリックスD1位、山下舜平大が仮契約「日本シリーズなど大舞台で活躍したい」
オリックスは23日、福岡・福岡市内のホテルで、ドラフト1巡目で指名した福岡大学附属大濠高の山下舜平大投手と仮契約をした。契約金8000万円、年俸は700万円。背番号は「12」。金額は推定。 山下は今夏に大きく評価を上げた速球派の剛球右腕で、最速154キロの直球とドロップ気味のカーブが持ち球。甲子園球場で行われた合同練習会では打者5人に対し3三振を奪い猛アピール。今年のドラフト1位候補に急浮上していた。担当の縞田拓弥スカウトは「将来性抜群の大型右腕。MAX154キロを誇り、ストレート・カーブともにキレ味抜群。将来、日本のエースになる存在」と太鼓判を押している。 オリックスは近畿大学の佐藤輝明内野手を1巡目で指名したが、阪神、ソフトバンク、巨人と重複の結果、阪神に敗れ、外れ1位で山下を単独で指名した。福良淳一GMは「高校生の中ではトップクラスの投手を取れた」と大満足。中嶋聡新監督も「スケールの大きい素晴らしい投手。即戦力と言えませんが、将来、必ずエースになると思っている。来年すぐという気持ちはないですが、2、3年後にはエース級の投手だと思ってます。そのまま、今のスケールの大きさを、このチームで出してほしい。待っています!」と期待を寄せた。 仮契約を終えた山下は「仮契約は、今までにない雰囲気で緊張もありましたが、楽しむことができました。「12」という、いい背番号をいただきとても嬉しいです。これから不安もありますが、期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。将来的には日本シリーズなど、大きな舞台で活躍できるような投手になりたいです」と語り、大舞台を目標にプロ生活をスタートさせることを明らかにしている。 チームとしては、エース山本由伸の次の世代の代表として、山下を育成させていきたいところ。今年のドラフトは中長期的に強いチームにしていくために、将来性のある選手を育成を含めて指名していることから、春季キャンプではファームでの競争も見逃せない。(どら増田 / 写真は球団提供)
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スポーツ 2020年11月24日 11時30分
オリックス育成ドラフト指名、宇田川&佐野の仙台大学コンビと仮契約
オリックスは育成ドラフト3巡目で指名した宇田川優希投手、育成ドラフト5巡目で指名した佐野如一選手外野手(ともに仙台大学)と21日、宮城・仙台市内のホテルで仮契約を締結したと発表した。 両選手を担当した佐藤真一スカウトは、宇田川について「ゆったりしたフォームから角度のあるストレートは150kmを超える。落差の大きなフォークボールでも三振が取れ、今後の伸びしろを大きく感じる投手」と評価し、佐野については「広角打法の中距離ヒッター。走守のレベルが高く、将来的にはレギュラー争いも期待される好素材」とファームで活躍した上で、支配下登録への昇格に期待を寄せている。 宇田川、佐野ともに、支配下ではなく育成指名の場合は「拒否」の可能性も示唆していただけに、入団に至るかどうか注目されていたが、2人ともスッキリと晴れやかな表情を浮かべており、既にプロ入りへ気持ちの切り替えが出来たようだ。 仮契約終了後、宇田川は「仮契約が無事終わりほっとしています。セールスポイントでもあるストレートと落差のあるフォークでしっかりとアピールして、1日も早く支配下になり、1年目から一軍で投げたいと思っています。同世代の山本由伸投手など、いいピッチャーがたくさんいるので、超えられるように日々成長していきたいです。佐野如一と二人で一軍で活躍できるように頑張ります!」と1日も早く支配下登録され、一軍のマウンドに立つと宣言。 佐野は「仮契約を終えて、早くオリックスのユニフォームを着てプレーしたいという気持ちになりました。自分はバッティングやリーダーシップを評価していただいていると思うので、初日からしっかりとアピールしていきたいと思います。吉田正尚選手を始め、素晴らしい選手がたくさんいるので、見て、聞いてレベルアップしていきたいです。宇田川と二人で切磋琢磨して頑張っていきます!」と語り、チームの主砲である吉田正尚の名を出して、どんどんアピールしていきたいという。 宇田川は背番号013、佐野は015が与えられた。今年の大下誠一郎を始め、一昨年、榊原翼が支配下登録されてから、育成の選手が支配下登録される確率は高くなった。オリックスは福良淳一GM体制のもと育成に力を入れているだけに、ファームで実績を残せば仙大コンビが一軍で揃って活躍する日も遅くはないだろう。 支配下で指名されなかった悔しさを糧にして、大活躍することを期待したい。(どら増田 / 写真は球団提供)
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スポーツ 2020年11月23日 10時00分
オリックス中嶋聡新監督「しんどい思いするのでも明るくいきたい」
オリックスは、西村徳文前監督の退任に伴い、今シーズン途中から監督代行としてチームの指揮を執ってきた中嶋聡氏が正式に監督に就任すると発表した。 中嶋新監督は1969年3月27日生まれの51歳。秋田県出身。87年に鷹巣農林高から阪急にドラフト3位で入団。97年まで阪急・オリックスに正捕手として在籍し、98年に西武へ移籍。松坂大輔のデビュー戦のマスクを被った。2003年には横浜、04年には北海道日本ハムに移籍。日本ハムでは07年からコーチも兼任し15年、46歳まで現役を続けて、最後の阪急戦士となった。 引退後は日本ハムのチーム統括本部・GM特別補佐に就任。メジャーリーグのサンディエゴ・パドレスにコーチ留学、マイナーリーグを巡回し、スカウト活動も行った。18年に一軍バッテリー兼作戦コーチとして現場復帰すると、19年には21年ぶりに古巣オリックスの二軍監督として復帰。来シーズンからプロデビューした球団で監督を務める。 中嶋新監督は「正直、荷が重いと思いますし、不安もたくさんありますが、このチームをどうにか強くしたい、このチームで勝ちたいという気持ちで受けさせていただきました。勝てるチームにするということは簡単なことではないです。何からというよりも根本的なところから、基礎の基礎からやっていきたい。そこに特効薬というものはないと思っていますので、それがいつか実を結んでくれたらと思います」と2年連続最下位のチームの再建を誓った。 チームに足りないものについて「バッティングのところでいうと勝負強さがほしいですよね。ピッチャーだったら一球の重みというところをもっと知ってほしい。そういったところが足りないので、どうやったら底上げできるのかを考えていきたいです。今年、途中からでしたが一軍を経験してみて、自分のチームの力を把握することはもちろんですが、相手チームの戦い方、力を測ることができたということは収穫だと思います」と今年の課題と収穫を口にした。 どういうチームにしたいか、との問いには「やはり勝てるチームにしていきたいです。そこに向かって全力でやる選手を使っていきたいと思っています。このオフをどういう悔しい思いで過ごすかが大事です。そこを選手自身で考える力が必要ですし、そういったことを伝えていきたいと思います」とした。 選手とのコミュニケーションについても言及。「同じしんどい思いをするのでも明るくいきたい。そういう点でも元気よくというところはやっていきたいと思います。来年こそ、ファンのみなさんと共にいい思いをしたい。その過程をみなさんには見ていただきたいと思います」とファンに呼びかけた。 球団ではシーズン終盤から新体制への移行に向けた準備や調査を進めている。今年秋季キャンプはないが、秋季練習で新体制が本格的に始動している。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月19日 11時30分
オリックス、育成D4位の釣寿生と仮契約「打てて勝てるキャッチャーに」
オリックスは18日、兵庫・神戸市内で育成ドラフト4巡目で指名した釣寿生(つりじゅい)捕手と、仮契約を締結した。 釣は京都国際高校の1年時から代打で夏の大会に出場。同秋の近畿大会は出場なく初戦敗退で終え、2年時の春から6番打者で正捕手を務める。府大会準決勝での龍谷大平安戦では、先制打と犠牲フライを記録。続く、夏の予選で決勝戦初進出を果たしたが、立命館宇治高に4打数無安打、2-3でサヨナラ負けを喫している。2年時の秋から編成された新しいチームから5番に抜擢され、敗者復活決勝戦の洛星高戦でレフトへのソロ、2次戦初戦の京学戦でバックスクリーンへの2ランを放っている。3年時、夏の府大会は京都成章に7回0-2で敗れ3回戦で敗退。本人も3打数無安打だった。全2戦で捕手として出場したが、6打数で2塁打1本、0打点と不発のまま高校での野球生活を終えているが、オリックスの入団テストを受けており、福良淳一GM、下山真二スカウトも注目していたことから、育成ドラフト4位で指名されている。 下山スカウトは「背筋力260kg。桁外れな規格外のパワーが魅力。181センチ、87キロと生まれ持った体の強さと、タフな心を持つ強肩強打の大型捕手」と獲得理由を説明しており、福良GMも「釣は体も強い、捕手としての能力も高い。支配下でもおかしくないという評価」と話していることから、キャッチャーが手薄なチーム事情もあって、ファームで結果を残せば支配下登録は遅くないかもしれない。 釣は「仮契約を終え、プロ野球選手になったという実感が増しました。これから気を引き締めて、しっかり練習していい準備をしていきたいと思います。座右の銘の“気合”の通り、苦しい時も根性を見せて乗り越えていきます!誰よりも早く支配下選手になって、打てるキャッチャー、勝てるキャッチャーになれるように頑張ります!」と語り、好リードが出来た上で、打てるキャッチャーを目標に掲げていた。 背番号は014が与えられている。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月18日 17時30分
オリックス、アルバースが帰国「納得できる登板も増えた」来季の契約は未定
オリックスは17日、3年目のアンドリュー・アルバース投手が帰国したと発表した。これで、アダム・ジョーンズ外野手、ブランドン・ディクソン投手、タイラー・ヒギンス投手、アデルリン・ロドリゲス内野手、スティーブン・モヤ内野手と併せて、今シーズン、オリックスと契約していた外国人選手は全員帰国した。2年契約のジョーンズは来シーズンが契約2年目、ヒギンス、モヤは来シーズンの契約が濃厚で、ロドリゲスは微妙なところ。ディクソンとアルバースは新外国人選手との兼ね合いを見ながら、契約の可否を決めるものと思われる。 来日1年目の2018年には19試合に登板、9勝2敗の好成績を収め、先発ローテーションの左腕として、チームに貢献したが、昨年は13試合の登板にとどまり、2勝6敗と1年目の活躍とは裏腹の成績に。勝負をかけた今シーズンは、16試合に登板、4勝8敗でシーズンを終えた。10月24日の千葉ロッテ戦では6回2/3を2安打、無失点の好投を披露。「今日は調子自体もよかったし、その中でも特にスライダーがよかった」とアピールしたが、10月31日の日本ハム線では5回1/3を6失点の内容で終えたため、首脳陣に良い印象を与えてシーズンを終えられなかったのは、残念なところだ。 アルバースは「2018年後半にケガをして以来、なかなか思うようなピッチングができず、自分自身、不甲斐ない思いもありました。しかし、今シーズンは体もほぼ100%に近い状態まで戻り、納得できる登板も増えました。チームとして優勝できなかったことが悔しいですが、例年とは全く違うシーズンとなった今年でも、ファンのみなさんの応援はいつも力になりました」とアルバース先生の愛称で親しまれたファンに感謝するとともに、コンディションは持ち直していることを明らかにしており、今シーズンは、ヒギンスがセットアッパー、ディクソンがクローザーだったこともあり、アルバースが先発を務めた試合は、枠の問題から、外国人選手が1人“上がり”となるなど、チームの編成面で苦悩しただけに、来シーズンまたアルバース先生と再会できるのかどうかは、もうしばらく時間がかかるかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月11日 11時30分
オリックス、再契約濃厚のモヤが帰国「長い1年は精神的に強くしてくれた」
オリックスは、スティーブン・モヤ内野手が帰国したと発表した。今シーズンは46試合に出場、打率.274、本塁打12、打点38、出塁率は.324、得点圏打率は.326だった。 今年のオリックスでは、ブランドン・ディクソン、アンドリュー・アルバース、タイラー・ヒギンスの投手陣、アダム・ジョーンズ、アデルリン・ロドリゲス、そしてモヤの野手陣と6名の外国人選手が、一軍のベンチ枠を争う形となり、一軍登録されながらも枠の関係でディクソンやヒギンスを休ませなければならない日が多々あり、後ろを投げられる日本人投手陣が怪我で離脱したことで、それが試合終盤の逆転劇を許す原因にもなっていた。 現役のメジャーリーガーとして実績のあるジョーンズは二度の離脱はあったものの、一軍には固定されていたため、春季キャンプから2年目のモヤと1年目のロドリゲスによるレギュラー争いが繰り広げられ、オープン戦では打率.267、本塁打0だったモヤが二軍スタートとなっている。しかし、ジョーンズの離脱や、ロドリゲスの不振により、二軍で腐らずにチャンスを待っていたモヤに声が掛かるようになり、9月は打率.278、本塁打6の活躍。10月は打率.263、本塁打4、そして11月は5試合しかなかったが、打率.368、本塁打2と、僅か3か月でシーズン終了まで主軸として猛アピールに成功。中嶋聡監督代表も高く評価しており、来年も再契約が濃厚だ。 モヤは「今年はコロナ渦で長いシーズンとなりましたが、個人的には一軍に呼んで頂いてからは、良いコンディションを保つ事ができましたし、チームの勝利に貢献できるようなプレーができていたと思うのでよかったです。今日から帰国しますが、まずは家族とゆっくり過ごしたいと思います。この長い1年もまた、精神的に私を強くしてくれましたし、1年間戦い抜く事ができて嬉しいです」と充実した1年だったことを明らかにしている。 モヤがシーズンの頭から、今シーズン終盤に見せた活躍をすれば打線も確実性が出てくるだけに、来年はさらなる飛躍に期待したい。(どら増田)
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