オリックス
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スポーツ 2020年08月21日 11時45分
オリックス・西村監督、辞任ではなく“解任”だった? 成績不振だけじゃない、進退を迫られた本当の理由とは
関西は大丈夫か…。矢野阪神が25年ぶりとなる巨人戦3試合連続の完封負けを喫した8月20日、オリックスは西村徳文監督の“辞任”を発表した。 同日の埼玉西武戦も落とし、16勝33敗4分の「借金17」。混戦のパ・リーグの中において、「1弱」とも揶揄されていた。 中嶋聡二軍監督の代行指揮も含めた球団発表の後、福良淳一GMは意味シンなコメントも発している。ぶら下がってきた記者団が「(西村監督の)解任が…」と言うと、それを遮るように「いえ、辞任を要請しました」と言い放った。“事実上の解任”と見るべきだろう。 >>オリックス21日先発の山崎福也「リラックスして投げる」中嶋監督代行に初勝利を届けられるか?<< 「西村監督はロッテでも指揮官を務めましたが、今年は首を傾げたくなる采配も目立ちました。本来ならば、勝っている時に用いる守備固めの選手交代を、負け試合の中盤で何度も行い、重盗の作戦にこだわりすぎ、失敗を重ねていました」(プロ野球解説者) 主力投手の故障離脱など、西村監督に同情する意見も聞かれた。若手の抜てきや打撃不振の大城をガマンして使い続けた育成も、後に評価されるかもしれない。佐野、山足、小田、廣澤など「走れる選手」を多用する采配もプラス材料かもしれないが、あえて報告しておきたいことがある。 西村監督は「機動力野球」を早くから掲げていたが、今春キャンプでのこと。野手陣の主な練習メニューは、フリー打撃、走り込みはもちろん、実戦を想定した走塁練習は行われていなかったのだ。 「守備固め、代走は試合終盤で用いる采配ですが、試合中盤で選手を交代させてしまうので、同点、逆転の好機で強打の選手がいなくなってしまいます。代打と守備要員が同じだなんて…」(前出・同) 中嶋二軍監督が代行指揮を執るが、目下、ウエスタンリーグで高打率を残している杉本裕太郎、松井佑介の昇格も予想されていた。杉本は長打力も高い。機動力を持った選手は多いが、杉本たちのようなタイプの控え選手はほとんどいない。中嶋代行に期待されるのは、雰囲気の一新とベンチ入りメンバーの再考だ。 「代行指揮ですが、高山郁夫ヘッド兼投手総合コーチを予想する向きもありました。田口壮野手総合コーチもいますが」(在阪記者) 今季もこのままだと、24年もリーグ優勝から遠ざかることに。 昨季も最下位だったが、オフの契約更改ではほとんどの選手が昇給となり、メジャー通算282本塁打のアダム・ジョーンズも獲得し、資金力の豊富さをまざまざと見せつけていた。その最下位チームとは思えない大盤振る舞いに、お隣の阪神の関係者は「羨ましい」ともこぼしていた。補強、育成ともに順調に進んでおり、好選手も多い。指揮官の交代だけではなく、根底からのチーム改革も考える必要がありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月21日 11時00分
オリックス21日先発の山崎福也「リラックスして投げる」中嶋監督代行に初勝利を届けられるか?
21日の埼玉西武戦(大阪・京セラドーム大阪)で、予告先発がアナウンスされているオリックスの山崎福也が、前日の囲み取材に応じた。 今シーズンの山崎福は、7試合登板、2勝2敗、防御率4.46だが、6日のロッテ戦では6回を無失点、14日のソフトバンク戦では、7回2/3を投げて4失点も115球と力投している。山崎福は「前回の登板は失点したんですけど、それ以降はテンポを意識して、緩急使って投げられたので、自分のピッチングが出来たと思います」と語ると、ここ2試合連続で試合を作れている要因について、「日頃からキャッチボールなど、体のメンテナンスからトレーニング含めて、慎重になってやってるのが、いい結果に出てるのかなと思います」と手応えを口にしている。 好調な理由を聞かれると、「去年のオフにトレーニングで追い込めて、それがボールにも繋がってるという感覚もありますし、投球フォームも見直してるので、それがマッチして来ている感じはあります」とフォームがしっくり行っているようだ。また、「スピードガン以上に真っ直ぐで差し込めている感じはあるので、その真っ直ぐはまだ完璧ではないですけど、(理想に)近づいてるような気はします」と、プロ入りから課題とされてきたストレートに磨きがかかっているのも好調の理由の一つとして述べた。 山崎福の生命線であるカーブについては、「カーブは昔から自信があるので、その辺は変えたりしてなくて、今まで通りに投げてます」と特に変化はさせてないようで、「制球に関しては投げ方が影響してるんだと思います」とフォームについて改めて言及すると、ベストなテンポは「ストライクが先行して、打たせて取るというのが自分のピッチングかなと思います」と話した。フォームは「投げる腕の使い方で。そこと体の力感を意識してずっとやってるので、それがハマっている」という。 「あまり重く考え過ぎずに、1、2点あげてもいいかなぐらいの、開き直るじゃないですけど、重くならないような考えで(バッターを)迎え入れるようにしてます。立ち上がりは緊張してると思うんで、緊張しない方が無理だと思うんですけど、その中でいかにリラックスして投げるかというのを探します」 自分らしいピッチングを継続することで、山崎福にしか投げられないダイナミックかつ、緩急の効いたピッチングを見せてくれるだろう。 この日から監督代行に就任し、二軍では山崎福にもたくさんのアドバイスを送ってくれた中嶋聡監督代行に初勝利をプレゼントしたいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月20日 11時00分
20日のオリックスはブルペンデー!中4日で先発の吉田一将「問題ない」
オリックスは20日の予告先発を吉田一将と発表した。今年は中継ぎとして15試合に登板している吉田一は、15日の福岡ソフトバンク戦に先発。3回を無失点に抑えている。現在、先発の駒が揃っていないというチーム事情から、中4日での先発登板と、中継ぎ陣で繋いでいくブルペンデーが再び決定した。 吉田一は調子について、「中4日ですけど、体調も何処も悪くないですし、違和感があるとかもないので、特別変わった調整とかではなく、今まで通りしっかりメニューをこなして、自分の体調を見ながら、調整が出来てると思います」と中4日の感覚は気にしていない様子。今シーズン2度目の先発については、「先発自体は初めてだったわけじゃないので、初めてやった時よりも要領もあるでしょうし、特に問題なくやってます」と語っている。 球数に関しては、「60球ぐらいなら後に引かずというか、それ以上は今年投げていないので、前々回(8月8日ロッテ戦の66球)がMAXなんで、まあそんなに変わらないと思います」と特に問題はないようで、西武というチームは「順位は低いですけど、レギュラー張ってる実績のある打者が多いので、経験もありますし、今の状態とか気にせず万全だと思って、こっちは攻めていきます。油断出来るチームじゃないんで」と警戒心は持ちながらも、攻めていく姿勢を明らかにした。 注意する選手については、「外崎選手とか起点になる選手だと思うので、1打席目から抑え込めたらなと思います」と好調の外崎修汰の名を挙げた。中4日と言われたのは、「次の日ですね。日曜日です」とのことで、首脳陣からは、「大丈夫でしょ?と言われたので、全然大丈夫ですと答えました」と笑顔混じりに応えるなど、終始落ち着いた口調でコメント。 「中継ぎの延長じゃないですけど、球数が少なければ4イニングとか行くと思うので、そこはベンチの判断に委ねます」 まさに仕事人というコメントだが、15日はブルペンデーで勝利を収め、先発の吉田一にかかる期待は大きい。中継ぎ陣にとっては、アピールするチャンスなだけに、チームの緊急事態を凌いでもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月19日 11時00分
19日先発のオリックス田嶋大樹「勝ち星は後でついてくるもの」
19日の埼玉西武戦で予告先発がアナウンスされているオリックスの左腕、田嶋大樹が前日の囲み会見に応じた。 田嶋は今シーズン8試合に先発、防御率2.88と安定したピッチングを披露しているが、勝ち星がついたのは7月4日の西武戦のみ。今回は同じ西武を相手に2勝目を挙げたいところだが、田嶋は「(勝ち星が欲しいとは)思わないです」という。 「勝ち星というのは、投手が評価されるところだと思うんですけど、今の僕の立場からしたら、1イニングでも多く投げて、1つでも多くのアウトを取って、チームに貢献することだと思うし、勝ち星は後でついてくるものなんで、今年は別に勝ち星がつかなくても(そう)思わないと思います。しっかり自分がやるべきことを理解して、それをマウンドで出せればいいかな」 今年の田嶋は「力感を失くすこと」を課題に掲げており、結果よりも内容にこだわっていることから、安定した投球が出来ているようだ。そんなここまでの投球に関して、「最低限はやれている」としながらも、「まだ詰めの甘いところが出ているので、そこをしっかり埋めていければ」と語り、1年目に比べて球速が落ちていることについては、「出る時は出ますけど、出ないですね。出ないけど抑えてるんで、今のところ球速が出ないなら出ないなりの投球中でゲームも作れてるし、それはそれでいいかなと。引き出しの1つとして出来てると思います」と自らを分析した。 今後もチーム貢献を最優先に、田嶋らしいピッチングを披露してくれるはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月18日 11時00分
オリックス12試合で2勝しか出来ず…借金「14」深刻な先発不足
オリックスにとって、今年も鬼門の夏がやって来た。7月は13勝11敗3分と勝ち越したが、梅雨が明け本格的な夏に突入した8月はここまで2勝10敗1分と大苦戦。苦手な千葉ロッテ、福岡ソフトバンクとの同一カード6連戦が続いたのも痛かった。ロッテ戦では、先発ピッチャーが3選手も登録を抹消されており、ソフトバンク戦では、15日の試合に先発ピッチャーが足りないことから、吉田一将を3イニング限定の先発に起用し、ブルペンデーで繋いでいる。<オリックス戦績 8.4〜8.16>対千葉ロッテマリーンズ 大阪・京セラドーム大阪▼8月4日△オリックス(山本)5-5(美馬)千葉ロッテ△▼8月5日●オリックス(鈴木優)1-12(小島)千葉ロッテ○▼8月6日○オリックス(山崎福)3-1(岩下)千葉ロッテ●▼8月7日●オリックス(榊原)3-6(石川)千葉ロッテ○▼8月8日●オリックス(K-鈴木)3-9(二木)千葉ロッテ○▼8月9日●オリックス(アルバース)0-4(中村稔)千葉ロッテ○※オリックス1勝4敗1分対福岡ソフトバンクホークス 福岡・福岡PayPayドーム▼8月11日●オリックス(山本)7-8(千賀)福岡ソフトバンク○▼8月12日●オリックス(田嶋)0-6(和田)福岡ソフトバンク○▼8月13日●オリックス(張)1-3(大竹)福岡ソフトバンク○▼8月14日●オリックス(山崎福)1-4(東浜)福岡ソフトバンク○▼8月15日○オリックス(吉田一)8-2(二保)福岡ソフトバンク●▼8月16日●オリックス(アルバース)2-6(石川)福岡ソフトバンク○※オリックス1勝5敗※(カッコ)内は先発投手※通算戦績は50試合16勝30敗4分。首位と11.5ゲーム差の最下位。 チームは7連敗と大型連敗を喫したこともあり、借金は「14」に膨らむと、首位ソフトバンクとのゲーム差は11.5ゲーム、5位の埼玉西武にも4ゲーム差をつけられてしまい最下位を独走しかけている。18日からは京セラドームでその西武との6連戦が行われるが、ここで引き離されるようなことだけはあってはならない。「あと1本」が出ない打線も深刻だが、最も深刻なのは、先発ピッチャーの駒が足りていないことである。山岡泰輔がファームで登板し始めているが、本調子にはもう少し時間がかかりそう。焦ってまた怪我をしたら本末転倒なだけに、ここは我慢するしかないだろう。 まずはエース山本由伸が先発をする18日のゲームを、全力に取りに行く姿勢が大切ではないだろうか。同一カード6連戦もこの西武戦で終わるだけに、エースが投げる試合は必ず勝って勢いをつけて、連勝する以外に浮上する道はない。崖っぷちからの巻き返しを信じているファンの為にも、オリックスの底力を見せてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月14日 06時30分
がんばろう神戸から25年…オリックス・ブルーウェーブ復活!
オリックスは新型コロナウイルスの影響で、開催日が延期となっていた「THANKS KOBE ~がんばろうKOBE 25th~」の対象試合を発表した。対象試合は次の通り。9月3日 福岡ソフトバンク戦9月15日 東北楽天戦9月16日 東北楽天戦9月17日 東北楽天戦9月18日 埼玉西武戦※球場は全て、ほっともっとフィールド神戸。 1995年1月17日、当時オリックス・ブルーウェーブの本拠地神戸を襲った未曽有の大地震「阪神・淡路大震災」。その年、「がんばろうKOBE」を合言葉にブルーウェーブはリーグ優勝、翌年には日本一に輝き、復興のシンボルとして神戸市民とともに戦った姿は、現在も語り継がれている。 あれから25年、そして球団としては神戸移転30年の節目を迎える2020年シーズン、ほっともっとフィールド神戸で行われる全試合を対象に「THANKS KOBE ~がんばろうKOBE 25th~」を開催する。試合日当日は、バファローズの監督・コーチ・選手が、1995年当時のオリックス・ブルーウェーブの復刻ホームユニフォームを着用して戦う。 これまでも何度かブルーウェーブの復刻試合を開催して来たオリックスだが、今年は節目の開催とあって、盛大に行われることになりそうだ。既に復刻グッズや、神戸のスタジアムをモチーフとしたグッズの販売も決定しており、当日は懐かしい企画が見られるのは間違いないだろう。 この時期にオリックスが優勝争いに加わっていれば、あの頃のような緊張感溢れる試合が楽しめるはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月13日 11時30分
日本ハム・西川の視界から打球が消滅! 不測の事態に審判も「限界」、20年ぶりに起こった想定外の珍事
約3カ月の延期を経て6月19日に開幕し、連日試合が行われている今シーズンのプロ野球。ここまでは様々な展開の試合があったが、中でもファンの注目を集めたのが7月21日楽天対オリックス戦での“濃霧コールド”だろう。 楽天生命パークで行われた同戦は、試合開始した午後6時時点の天気はくもり。ところが、4回ごろから白い霧がかかり始め、回が進むにつれて徐々に濃霧に。8回表、オリックスが10点目を奪いなおも無死満塁のチャンスという場面で、審判団は視界不良でプレーの続行が難しいと判断し試合を中断した。その後、両軍選手はベンチに引き上げ霧が晴れるのを待ったが回復せず。結局、中断から約25分後の午後9時過ぎに審判が濃霧コールドを宣告し試合は打ち切りとなった。 >>15年ぶりの珍事! 楽天対オリックス戦で起こった濃霧コールド 前回は西武・松坂も驚きの展開に?<< 2000年5月9日に鳥取・米子市民球場で行われたオリックス対近鉄戦以来、レギュラーシーズンでは約20年ぶりとなった濃霧コールド。間違いなく“珍事”といえる出来事だが、実は昨シーズンも約20年ぶりとなる珍しいコールドゲームがあった。 2019年8月28日、釧路市民球場で行われた日本ハム対西武の一戦。同戦は午後1時1分から開始されたが、試合開始前から断続的に雨が降っており、ほとんどの観客が雨がっぱやタオルを着用。雨はそこまでひどくはならなかったが、「7-6」と日本ハム1点リードの5回裏終了時点までに空は暗さを増していった。 「9-8」と西武が逆転した6回裏終了後、審判団は視界不良による試合続行の可否について一度協議するも、この段階では試合は打ち切られず続行。だが、8回表に西武・森友哉がバックスクリーン右に放ったホームランを、日本ハムのセンター・西川遥輝が見失う場面も。これを見た審判団は再び協議した後、この日球審を務めた森健次郎審判が「本試合を日没コールドゲームといたします」と場内アナウンスで宣告。試合は「10-8」と西武2点リードの状態で、午後4時21分に打ち切られた。 1999年6月20日に札幌円山球場で行われたオリックス対近鉄戦以来、約20年ぶりに起こった日没コールド。試合後、森審判が「だいぶ暗くなっていたので、ここが限界と判断した。初めての経験で判断が難しかった」、西川が「暗くて見づらかった。(6回裏に放ったホームランは)真っ黒なボールを打った」、「(森のホームランは)上がりきって近づいてきたら見えた。打った時は見えなかった」とそれぞれ口にしたことが伝えられている。 同戦での日没コールドは天候の問題に加え、釧路市民球場にナイター用の照明設備がなかったことが原因とされている。12球団の本拠地球場には当たり前のように備わっているナイター設備だが、地方球場の中には同戦が行われた釧路市民球場のように設備がないところも複数存在する。なお、試合後の報道では同戦でのグラウンドの暗さは、照明設備があれば4、5回の時点で点灯するほどのレベルだったと森審判が語ったことも伝えられている。 2年連続で、約20年ぶりとなる珍しいコールドゲームが起こったプロ野球。次に見られるのはそれぞれ何年後のことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月13日 06時30分
オリックス、西本幸雄元阪急監督のメモリアルゲームを10.1開催!
オリックスは4月25日に開催を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響により、期日が未定となっていたイベントで、かつて大毎オリオンズ、阪急ブレーブス、近鉄バファローズの監督を務めた故・西本幸雄氏の生誕100年を記念するメモリアルゲーム『誇り高き闘将~西本幸雄メモリアルゲーム~』を、10月1日に大阪・京セラドーム大阪(埼玉西武戦)で開催すると発表した。 当日は、西本氏が率いてチームを初優勝に導いた1967年当時の阪急ブレーブスのホームユニフォームを、バファローズの監督・コーチ・選手が着用し、闘将の背番号『50』をチーム全員で背負って戦うという。今シーズンのサードユニフォームは、この頃に使用されていたストライプを採用しており、大毎で1度、阪急で5度、近鉄で2度リーグ優勝に導いた“名将”西本氏の功績を、現在のファンにも知ってもらえるようなイベントマッチに期待が高まる。 ユニフォームに袖を通した安達了一は「優勝している伝統あるユニフォームを着ることが出来てうれしい」と話しており、クラシックなユニフォームがよく似合っており、この試合が開催される頃にはシーズン終盤に入ることから、活躍を期待したい。 オリックスでは昨年の4月29日に、近鉄バファローズ、オリックス・ブルーウェーブ、オリックス・バファローズを率いた平成を代表する名将、故・仰木彬元監督の生誕の日を記念して、監督・コーチ・選手がブルーウェーブ時代のユニフォームに仰木元監督がつけていた背番号『72』を付け、気持ちを一つに平成最後の試合をと、メモリアルゲームを開催。西武を相手に5-3で勝利を収めている。10月1日は西本氏率いる阪急ブレーブスが初優勝を決めた記念すべき日とあって、勇者の力を借りて快勝したいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年08月12日 11時30分
ホークスがオリックス投手陣をボコボコに! 阪神の20得点もかすむ? 王監督も同情した歴史的猛攻
7月28日に行われたヤクルト対阪神の一戦。試合開始時点でヤクルトは2位、阪神は3位とAクラス同士のチームがぶつかったが、試合は思いもよらない一方的な展開となった。 ヤクルトはイノーア、阪神は秋山が先発だった同戦だが、阪神がボーアの満塁ホームランなどで2回までに7点を取り早々にイノーアをKO。その後もサンズの満塁弾、木浪聖也の3ランなどで得点を重ね、終わってみればスコアは「20-5」。阪神が2018年9月16日・対DeNA戦以来、約2年ぶりの20得点でヤクルトを粉砕するというまさかの結果となった。 >>阪神、藤川不在でも復調は濃厚? 各球団のクローザーに明暗、原因は登板過多だけではない?<< 試合前まで得点数がリーグ5位の118点だった阪神打線の猛攻に、ネット上には驚きの反応が多数寄せられた。その中で、「過去の記録調べたらダイエーが29点も取っててびっくり」、「今日打ちまくった阪神でもダイエーの記録には9点も足りないのか」と比較するコメントも見られた。 コメントに挙がっている「ダイエー」は、ソフトバンクの前身である福岡ダイエーホークス(1989-2004)。ロッテ・井口資仁監督や侍ジャパン・小久保裕紀元監督などが現役時代に所属していた球団だが、2003年シーズンに2リーグ制(1950年から)では最多となる1試合29得点を記録している。 2003年8月1日、ヤフーBBスタジアム(現ほっともっとフィールド神戸)で行われたダイエー対オリックスの一戦。ダイエーは初回、村松有人が二塁打を放ったのを皮切りに一挙5得点を挙げ、オリックス先発・マック鈴木をアウト1つ取らせずにKO。その後2番手の嘉勢敏弘からも2点を取り、初回から7得点と大きくリードを奪った。 だが、ダイエーの攻撃はこれだけにとどまらず、2、3回にそれぞれ8点ずつを追加し3回終了時点でスコアは「23-0」に。試合序盤で、今回取り上げた阪神を上回る23点に達した。 ダイエーはその後4、5回と2イニング連続で無得点だったが、6、7回にはそれぞれ1点ずつ追加し、9回にもとどめと言わんばかりに4得点。その裏にオリックスは1点を返すも時すでに遅く、試合は「29-1」でダイエーの完勝に終わった。 この試合でダイエーが記録した29得点は、それまで2リーグ制以降の最多記録だった大洋の28得点(1950年10月17日・中日戦)を上回る歴代1位、1リーグ時代を含めても2位の記録。同戦ではこれ以外にも3イニング連続7得点以上(史上初)、1試合60塁打(プロ野球新)、得点差28(パ・リーグ新)といった記録が達成された。ただ、当時の報道によるとダイエー・王貞治監督はオリックス側の心中を察したのか、「夏の暑い時期に打線に元気が出てきたね」とあまり多くは語らなかったという。 ダイエーが歴史的な猛攻を見せた同戦だが、これは同年に「82勝55敗3分・勝率.599」でリーグ優勝・日本一を果たしたダイエーと、「48勝88敗4分・勝率.353」でリーグ最下位に沈んだオリックスのチーム状況が絡んだ結果だとされている。まずダイエーだが、チームはこの年主砲・小久保がオープン戦で膝に大怪我を負いシーズン絶望。ただ、小久保の不在に井口、松中信彦、城島健司といった野手陣が奮起した結果、チーム打率(.297)、安打数(1461本)でプロ野球記録を樹立するほどの強力打線が形成されていた。 一方、オリックスはチーム防御率(5.95)、失点数(927点)、被安打数(1534本)でプロ野球ワースト記録を樹立するなど投手陣が崩壊。特に対ダイエー戦の防御率は「7.92」とかなり打ち込まれており、対戦成績も「11勝17敗」と大きく負け越し。なお、同年のオリックスは同戦を含め、ダイエーに4度20得点以上を許してもいる。 両チームのチーム状況や相性が絡んだ結果、29得点という記録を残すことになったダイエー。これ以降で最も記録に迫ったのはロッテの26得点(2005年3月27日・楽天戦)だが、今後この記録を打ち破るチームは果たして現れるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月04日 11時00分
オリックス、日本ハムに大敗で再び後退!ロッテ戦は由伸からリベンジへ
前週、仙台での東北楽天6連戦では4勝1敗1分と好成績を収め、5位に浮上したオリックスだったが、北海道・札幌ドームで行われた北海道日本ハム5連戦では1勝4敗と大敗を喫し、再び最下位に転落。借金も「7」に逆戻りしてしまった。<オリックス戦績 7.28〜8.1>対北海道日本ハム 北海道・札幌ドーム▽7月28日●オリックス(アルバース)1-5(上沢)北海道日本ハム○▽7月29日●オリックス(鈴木優)2-6(マルティネス)北海道日本ハム○▽7月30日●オリックス(山崎福)3-7(杉浦)北海道日本ハム○▽7月31日○オリックス(榊原)7-2(有原)北海道日本ハム●▽8月1日●オリックス(田嶋)1-3(バーヘイゲン)北海道日本ハム○※オリックス1勝4敗。通算戦績38試合14勝21敗3け。首位ソフトバンクと7ゲーム差。カッコ内は先発。 7月31日の試合では、好リリーフを見せた高卒6年目で地元北海道出身の左腕、齋藤綱記に嬉しいプロ初勝利がついたが、1日の田嶋大樹以外は、先発投手が踏ん張れず、試合を立て直すために出てきた中継ぎ陣も期待に応えられなかった。最下位だった日本ハムとのゲーム差を突き放し、4ゲーム差まで迫っていた首位との差も縮め、借金も返済するプランで臨んだだけに、日本ハムにひっくり返された上、2.5ゲーム差をつけられたのは痛い。 野手陣はチャンスを作るものの、「あと1本」が出ない。仙台では終盤に得点を出し、7月31日の試合も7回をビッグイニングにして勝利を収めているが、先発投手に勝ち星をつけるためには、もっと早い回での仕掛けが必要だろう。福田周平が復帰し、結果を残しているのは明るい材料だ。4日からは本拠地、大阪・京セラドーム大阪に戻り、千葉で6連敗を食らった千葉ロッテとリベンジの6連戦が行われる。 日本ハム戦が5連戦だったことにより、エースの山本由伸が火曜日にスライド。アルバースが登録を抹消されたため、気になるのは9日の先発投手だが、アルバースが再調整して再昇格することが濃厚。2日にファームで、離脱中だったもう一人のエース、山岡泰輔が復活登板をしており、59球を投じていることから、11日から福岡・福岡PayPayドームで行われる福岡ソフトバンクとの6連戦で復帰となれば、ローテーションが再編されるだろう。今後の経緯を見守っていきたい。 野手ではファームで、オープン戦では開幕スタメン当確だった宜保翔が実戦復帰しており、こちらも一軍での活躍が待たれるところである。(どら増田)
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