当日は、西本氏が率いてチームを初優勝に導いた1967年当時の阪急ブレーブスのホームユニフォームを、バファローズの監督・コーチ・選手が着用し、闘将の背番号『50』をチーム全員で背負って戦うという。今シーズンのサードユニフォームは、この頃に使用されていたストライプを採用しており、大毎で1度、阪急で5度、近鉄で2度リーグ優勝に導いた“名将”西本氏の功績を、現在のファンにも知ってもらえるようなイベントマッチに期待が高まる。
ユニフォームに袖を通した安達了一は「優勝している伝統あるユニフォームを着ることが出来てうれしい」と話しており、クラシックなユニフォームがよく似合っており、この試合が開催される頃にはシーズン終盤に入ることから、活躍を期待したい。
オリックスでは昨年の4月29日に、近鉄バファローズ、オリックス・ブルーウェーブ、オリックス・バファローズを率いた平成を代表する名将、故・仰木彬元監督の生誕の日を記念して、監督・コーチ・選手がブルーウェーブ時代のユニフォームに仰木元監督がつけていた背番号『72』を付け、気持ちを一つに平成最後の試合をと、メモリアルゲームを開催。西武を相手に5-3で勝利を収めている。
10月1日は西本氏率いる阪急ブレーブスが初優勝を決めた記念すべき日とあって、勇者の力を借りて快勝したいところだ。
(どら増田)