吉田一は調子について、「中4日ですけど、体調も何処も悪くないですし、違和感があるとかもないので、特別変わった調整とかではなく、今まで通りしっかりメニューをこなして、自分の体調を見ながら、調整が出来てると思います」と中4日の感覚は気にしていない様子。今シーズン2度目の先発については、「先発自体は初めてだったわけじゃないので、初めてやった時よりも要領もあるでしょうし、特に問題なくやってます」と語っている。
球数に関しては、「60球ぐらいなら後に引かずというか、それ以上は今年投げていないので、前々回(8月8日ロッテ戦の66球)がMAXなんで、まあそんなに変わらないと思います」と特に問題はないようで、西武というチームは「順位は低いですけど、レギュラー張ってる実績のある打者が多いので、経験もありますし、今の状態とか気にせず万全だと思って、こっちは攻めていきます。油断出来るチームじゃないんで」と警戒心は持ちながらも、攻めていく姿勢を明らかにした。
注意する選手については、「外崎選手とか起点になる選手だと思うので、1打席目から抑え込めたらなと思います」と好調の外崎修汰の名を挙げた。中4日と言われたのは、「次の日ですね。日曜日です」とのことで、首脳陣からは、「大丈夫でしょ?と言われたので、全然大丈夫ですと答えました」と笑顔混じりに応えるなど、終始落ち着いた口調でコメント。
「中継ぎの延長じゃないですけど、球数が少なければ4イニングとか行くと思うので、そこはベンチの判断に委ねます」
まさに仕事人というコメントだが、15日はブルペンデーで勝利を収め、先発の吉田一にかかる期待は大きい。中継ぎ陣にとっては、アピールするチャンスなだけに、チームの緊急事態を凌いでもらいたい。
(どら増田)