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社会 2009年04月09日 15時00分
永田町血風録 兄弟タッグ再結成で鳩山時代が来るか
鳩山由紀夫と邦夫の兄弟は性格が全く違っている。これは河野一郎と謙三(ともに故人)の2人もそうだった。 「鳩山兄弟は岸信介と佐藤栄作が総理の座を射止めたのとかなり似ている。岸と佐藤は吉田茂に対して距離を置きながら、保守合同によって同じ自民党に属し、それぞれ派閥を形成して長くその実力を保持していた。鳩山兄弟はどうか。異なる政党で対立してはいるが、永田町での兄弟の評価はそろって高まっている」(政界アナリスト) 兄の由紀夫は民主党幹事長だが、あの気難しい小沢一郎を立てて、とにもかくにも党をまとめている。テレビ討論でもソツがなく、民主党が一時、自民党を支持率で上回ったのは由紀夫の功績大であった。 次の選挙では民主党が勝てるといわれている。小沢が総理に指名されるだろうが、長く続くとは思えない。 「小沢は勝つまで党首で頑張るだろうが、首相の座はほどなく誰かに譲るはず。その筆頭候補は、由紀夫ではないか」(前出・政界アナリスト) 岡田克也を推す声もあるが、現在の民主党内で小沢の次に首相に近いの由紀夫であり、ポスト小沢の1番手といえようか。 由紀夫は鳩山家という華麗なる家系の出身。曽祖父は衆院議長をした鳩山和夫(東大法学部教授)であり、祖父は吉田茂と対決して首相になった一郎。父は大蔵次官から参院議員になり外務大臣を務めた威一郎である。 その血筋を受け継いで、まず政治家になったのは、由紀夫の2歳年下の邦夫である。邦夫は東大法学部を出て田中角栄の秘書を務め、昭和51(1976)年に代議士になって以来、文相などを歴任している。 平成5(93)年には自民党を離党、兄の由紀夫とともに民主党結成に加わった。その後、東京都知事選に立候補して落選。自民党に復党した。 「与野党に分かれて活躍していても、兄弟であることには変わりはない。今秋には政変が起きるはずで、その時、2人が以前のように一緒にタッグを組むようなことになれば、鳩山時代が来るのではないか」(前出・政界アナリスト) 鳩山家の家訓は、“友愛”である。兄弟が張り合うことがプラスに働く場合もあるが、双方が頂点を目指すとよい結果を生まないことがある。 相撲の若貴がその例といえる。いまのところは政界の若貴状態に近いが賢明な兄弟だけに、おそらく悲劇の結末にはならないだろう。 “友愛”を、その言葉通り実行すれば、政界の若手がついてくるのは間違いない。そして政界再編の時、兄弟がイニシアチブを取れば救世主となるのではないか。(文中敬称略)
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レジャー 2009年04月09日 15時00分
桜花賞追い切り速報 レッドディザイア鋭伸
2歳女王ブエナビスタで断然のムードが漂うなか、「ひょっとしてこの馬なら」と思わせてくれるのがレッドディザイアだ。2戦2勝。「ともに届かないような位置からすごい脚を使ってくれた」と松永幹調教師が絶賛する末脚が最大の武器だ。 とくに前走のエルフィンSは「これは3着か4着だろう」と師が覚悟したほどの苦しいポジション。その潜在能力、破壊力は計り知れない。 今回はそれ以来の実戦になるが、当初の予定通り。オークスまで見据えたゆったりした日程が組まれた。「レース後は放牧に出して、桜花賞から逆算して帰厩。調教を積んできた。間隔をあけて落ち着きが出てきたし、何より馬がたくましくなってきました」。栗東では坂路中心に順調に乗り込まれてきた。仕上げに抜かりはなさそうだ。 今回の課題は距離か。前走はマイル戦で快勝したものの、伸びやかな馬体で父も“長距離砲”のマンハッタンカフェ。陣営もどちらかといえばオークスに魅力を感じている。 師も「マイルはいくらか忙しい」と認めている。だが、一方で「直線の長い阪神ならチャンスはあるはず。何よりウチの馬はまだ負けていないんだから、未知の魅力で」と未対戦のブエナビスタを意識していた。 師はジョッキー時代に挙げたGI6勝すべてが牝馬。なかでも、桜花賞は1997年キョウエイマーチ、2000年チアズグレイスと2勝している。「騎手は追い切れば、あとはレースまで(スタッフに)お任せだけど、調教師はずっと緊張しています」。そう笑った横顔に、神様は一番似合う舞台を用意した。 【最終追いVTR】坂路で800メートル53秒6→37秒7をマーク。ゴール前で鞍上に目いっぱい追い出されると、シャープな伸び脚を見せた。ラストは計時不能ながら、2F24秒0のタイムから11秒台は出ていたはず。実戦同様、切れ味は抜群で、仕上がりは文句なしだ。
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レジャー 2009年04月09日 15時00分
桜花賞 美浦黄門・橋本記者が東の秘密兵器ツーデイズノーチスの斎藤誠調教師を直撃
ブエナビスタで仕方ないという印象の今年の桜花賞だが、過去10年を振り返ると1番人気の優勝はたったの2回。そもそも未知の面が多い明け3歳。桜を機に花開いたヒロインたちも数多い。そこで、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が注目しているのが、2連勝でアネモネSを制したツーデイズノーチス。一発に秘策ありという斎藤誠調教師を突撃取材した。 −−まず、追い切り(美浦坂路800メートル51秒9→38秒3→12秒7)の感想をお願いします。 斎藤誠調教師「輸送を考慮して、疲れが残らないように気分良く走らせた。思い通りのいいケイコができた」 −−アネモネSは次元の違う強さでした。振り返ってください。 斎藤誠師「追い込み馬には不利な1枠で、道中も包まれて身動きが取れなかった。しかも、道悪と厳しい条件が重なっていたけど、自分から競馬をつくって勝ったので、実力を再確認しました」 −−当時、松岡騎手が『課題はない。このまま無事に本番を迎えたい』と話していたのが印象的でした。 斎藤誠師「新馬戦(7着)に騎乗した内田(騎手)さんも、松岡もデビュー前から『この馬は走る』と言っていたので、トライアルを使う前から桜花賞は意識していた。以前は、使うとどこかしら痛くなったが、今は心配なところもない。間隔(中2週)を詰めて使えるのも心身ともに成長した証しでしょう」 −−ゲート難も解消したわけですね。 斎藤誠師「ゲート練習を重ねてきた成果が、アネモネSにつながったと思います」 −−初めての長距離輸送になりますが? 斎藤誠師「輸送は山元トレセン(放牧地)で経験済み。それに、精神力の強い馬だし、克服できます」 −−最後に意気込みを。 斎藤誠師「1頭強いのがいるけど、まったく歯が立たないとは思わない。レースまでに松岡と、勝てるように“秘策”を練って臨みます」
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レジャー 2009年04月09日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。今週は早くもナイター2開催目の大井競馬。10日(金)の最終12R「こぐま座特別」は馬旨指数が拮抗しており、抜けている馬がいません。 成績だけをみれば14番ピサノダイチですが馬旨指数は総数27、差数7ととくにいいわけではありません。同様に9番ファーマウォラトも総数25、差数5です。 普段は総数が30を越え、差数が限りなくゼロに近い馬が狙い目ですが、このレースに限って30越えがないのです。 主な指数はこの通りです。14番 総数27 差数79番 総数25 差数52番 総数26 差数68番 総数27 差数2.511番 総数26 差数613番 総数29 差数51番 総数26.5 差数6.5 軸をどうするか迷いますが、14番から流します。 ポイントは2番カゴヤセイコー。騎乗する柏木健騎手は前開催の大井で38回騎乗して3着以内16回という成績でした。今開催も穴を開けてくれることを期待して、相手本線で裏表、それ以外は14番から馬単勝負します。【馬単】(14)=(2) (14)(9) (14)(8) (14)(11) (14)(13) (14)(1) 日曜日は桜花賞です。しっかり軍資金稼ぎしましょう〜! ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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レジャー 2009年04月09日 15時00分
第20回東京スプリント ゼンノパルテノンが初重賞制覇
「第20回東京スプリント」は8日、大井競馬場で行われ、ゼンノパルテノン(牡7歳、JRA栗東・松永昌厩舎)が直線で抜け出し初重賞制覇を果たした。1番人気のフジノウェーブは3着に終わった。 「ゲートだけ気をつけてと言われたが、スタートがよく、いい位置で競馬ができた。思った以上に伸びてくれた」と内田騎手。今年度から交流重賞に格上げされた記念すべきその初戦を、元“大井の顔”が笑顔で締めくくった。 次走は「かきつばた記念」(JpnIII、名古屋1400メートル、5月4日)を予定。2着ガブリン 藤田伸騎手「もう少しペースが流れてほしかった。パサパサの馬場より少し湿っている方がいい」3着フジノウェーブ 御神訓騎手「外に出したかったが…。内田さんの後ろの位置が最後までアダになった」
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その他 2009年04月09日 15時00分
鳴門「競艇名人戦」14日開幕 キャンペンガールがナイガイ来訪
百花の魁よ 千紫万紅の春に舞え。 14日から19日まで徳島県・鳴門競艇場で開催される「第10回競艇名人戦」PRのため、関係者とキャンペンガール(すずきかすみさん(右)水乃麻奈さん(左))=写真=が8日、東京・中央区の本社を訪れた。 鳴門市企業局競艇管理課の岡田紘幸主事は「今回の名人戦もオールドファンの心を揺さぶるメンバーが揃いました。地元の瀬尾達也選手を筆頭に、整備巧者の金井秀夫選手、さばき達者の中尾英彦選手、松野京吾選手らの白熱したレースを期待しています。 また、開催期間中には鳴門が誇る名腕「中道善博」元選手の記念館がオープンします。ぜひ本場にも足を運んで下さい。私達も売上げ目標の80億円を達成できるよう頑張ります」と抱負を語った。 イベントも盛りだくさんだ。開催初日には青田典子、19日には古田敦也のトークショーや、17、18日には吉本お笑いライブが行われる。 なお、全国の競艇場とボートピアなどの専用場外で場外発売される。また、開催期間中には鳴門が誇る名腕「中道善博」元選手の記念館がオープンします。ぜひ本場にも足を運んで下さい。私達も売上げ目標の80億円を達成できるよう頑張ります」と抱負を語った。 イベントも盛りだくさんだ。開催初日には青田典子、19日には古田敦也のトークショーや、17、18日には吉本お笑いライブが行われる。 なお、全国の競艇場とボートピアなどの専用場外で場外発売される。
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その他 2009年04月09日 15時00分
GII共同通信社杯春一番16日開幕 キャンペーンガールがナイガイ来訪
4月16日から19日の4日間にわたり佐世保競輪場で開催される「第22回共同通信社杯春一番(GII)」の関係者とキャンペーンガール(坂本ゆうさん(左)、みゆきさん)のキャラバン隊が8日、中央区の本社を訪れ、開催をPRした=写真=。 若手選手の登竜門をテーマに掲げ新設された同競走。グランプリの覇者・井上昌己に山崎芳仁らのSS級のトップ選手に木暮、牛山といった若手がどう挑むのか、熱戦に注目だ。 佐世保市農水商工部競輪事務所の澤野日吉所長は「新たな選抜方法を採用し、1レースからSS級の選手が走ります。メンバーもGIに負けません。地元の清峰高校がセンバツを制した勢いそのままにぜひ私達も開催を成功させたいと思っております。目標売上は125億円です」と5年ぶりのビッグレースに鼻息も荒い。 開催期間中のファンサービスとして、プロレス団体「ドラゴンゲート」とコラボし、サイン会とトークショーを実施するほか、地元選手を交えての餅つき大会などが行われる。 なお車券は全国の競輪場と専用場外で場外発売される。
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社会 2009年04月08日 15時00分
北朝鮮ミサイル再発射Xデー
「人工衛星」と言い張り長距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮が、再び発射実験を強行する可能性が心配されている。それが人工衛星である限り、2、3度繰り返されてもおかしくないからだ。日本領域での被害報告はなかったが、そもそも北朝鮮は必要があれば何度でも打ち上げる考えを示している。再発射のXデーはいつか? 北朝鮮は5日のミサイル発射からわずか数時間後、軌道に乗った衛星が発信する金正日総書記を称える歌をキャッチしたとして「実験成功」とした。総務省や米国なども周波数を合わせて連日受信を試みているが、8日朝現在までに確認できず、実験失敗だったと結論付けている。 北朝鮮事情に詳しい関係者は「何をもって成功とするかは実験の狙いにもよるだろう。しかし北朝鮮は約1カ月半前、実験を繰り返すともとれる声明を発表しており、再発射の可能性がゼロとはいえない」と指摘する。 事実、朝鮮宇宙空間技術委員会のスポークスマンは2月24日、次のような談話を発表している。 「われわれは1998年に光明星1号(※テポドン1号とみられる)を打ち上げ、宇宙軌道へ進入させる大きな成果を挙げた。その後10年間、国の宇宙科学技術をさらに高い水準に引き上げるため、闘争を力強く推し進め、衛星発射分野で飛躍的な発展を成し遂げた。国家宇宙開発展望計画に基づき、一段階で今後数年のうちに国の経済発展に必須の通信、資源探査、気象予報などのための実用衛星を打ち上げ、その運営を正常化することを予見している」 同委は“北朝鮮の科学技術省”ともいうべき科学技術部門の最高機関に当たる。独特の言い回しのため分かりにくいが、前出の関係者はこの談話について「分かりやすく言えば、数年以内に経済発展に寄与する科学技術を確立するということ。北朝鮮は、気象予報技術の遅れから農作物が洪水に見舞われて大打撃を受けるなど実害を被ってきた。これを短期間で打破するためとの大義名分で“人工衛星打ち上げ”を繰り返すという先手を打っている」と読み解く。 北朝鮮は「強盛大国」をスローガンに、2010年までに軍備増強や経済復興を成し遂げることを最大目標としている。中でも喫緊の課題は経済復興とされる。同国の貿易事情を取材したジャーナリストによれば、現在の外貨獲得の主力は鉱物資源輸出。ところが、どうも展望が悪いという。 「おもに鉱物を中国に売っているんですが、取引価格が下がっていて思うような外貨を得られていません。そうした北朝鮮の国内事情から、今回の発射実験を“ミサイル・ビジネス”のデモンストレーションとみる向きもあります」(同ジャーナリスト) 韓国軍関係者によると、米韓情報当局は今回発射された「テポドン2」の3段式改造型は舞水端里の発射施設から約3000〜4000キロの太平洋上に落下したと推定。2段目と3段目の切り離しに失敗したもようで、成功すればもっと射程は伸びたとみられる。 それでも98年のテポドン1号の射程は約1600キロだったから約10年で飛距離は倍増。イランやパキスタン、シリアなどの中東諸国に技術を売り込むことで80年代には年間5〜10億ドル単位を稼いだ実績もある。今回の発射がデモンストレーションとしては失敗だった場合、ミサイルビジネスで外貨を獲得するためにはさらなる実験が必要になってくるだろう。 そうなると、いつごろ再発射のXデーが訪れる可能性があるのか。前出の北朝鮮事情に詳しい関係者は「まずは9日に開かれる最高人民会議第12期第1回会議で後継者の発表があるかどうか。ミサイル発射はこの新体制への“祝砲”か、もしくは後継者決定のそれかとみられていた。決定がずれ込むようならば、後継者問題の決着がついたときが再発射のXデーになるだろう」と話す。 いずれにせよ、いちいち頭上にミサイルを打ち上げられてはたまったものではない。
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社会 2009年04月08日 15時00分
舞鶴・高1少女殺害事件 京都府警「ノーコメント」連発の怪
京都府舞鶴市の高1少女殺害事件は7日、京都府警が無職中勝美容疑者(60)を逮捕したことで大きく動いた。有力な物証がなく“迷宮入り”も囁かれた難事件。中容疑者は「真実はひとつ」と関与を否認し、同府警は「ノーコメント」を連発した。なぜ逮捕に踏み切ったのか? 京都府警ノーコメント連発の怪を追う。 事件から11カ月。突然の逮捕劇に周辺住民は驚きを隠せないでいる。殺害された府立高校1年の小杉美穂さん=当時(15)=は引っ込み思案でおとなしいタイプとされ、「アイドルの話題で盛り上がる普通の女の子」(同級生女子)だった。 一方の中容疑者は、地元では有名なトラブルメーカー。「棒を持って怒鳴り散らしたり、布団をバシバシたたいていた。うるさくするとすぐ怒鳴りこむ」(同じ団地の住民)と“アブないおっさん”扱いされていた。 2人をつなぐような接点は見当たらず、犯行の全貌はいまだ謎に包まれている。舞鶴署捜査本部は防犯カメラの映像に加え、現場近くで新たな証言を得たとするが、決め手とは言いがたい。公開されている映像は不鮮明で、小杉さんとみられる女性が帽子をかぶって自転車を押す男と一緒に歩いているのかな? とようやく分かる程度。しかも最初にカメラが2人の姿を捉えた地点から遺体発見現場までは徒歩でたっぷり1時間以上かかる。 慎重な小杉さんが、評判の悪い中年男と歩くにはあまりに長い距離といっていい。現場周辺には街灯がないため暗く、深夜はほとんど人通りがなくなる。素直に付いていくような状況になかったのである。 さらに道路から遺体が発見された対岸へ向かうには、足場の悪い道なき道を行き、幅約10メートルの川を渡らなければならない。無理やり連れていったとすれば、相当な体力が必要。捜査本部によると、専門家の鑑定で防犯カメラに映っていた男の身体的特徴は中容疑者と「同一と考えて矛盾しない」との結果を得たというが、映像の証拠能力には疑問が残り、犯行の足取りなども不明のままである。 ところが京都府警幹部の7日の記者会見は「ノーコメント」のオンパレード。報道陣約30人が詰めかける中、矢継ぎ早に飛ぶ質問を「ノーコメント」ではねのけた。どんな証拠があるのか? 容疑者を特定した経緯は? 本当に証拠が固まったと信じていいのか? 3月に就任したばかりの西裕捜査一課長は「やるべき捜査を尽くしている」と言葉少なだった。 逮捕前、報道陣に「真実はひとつ。神様だけが知っている」と話していた中容疑者は、容疑を否認しているという。 さらに、府道沿いの複数の防犯カメラに映っていた小杉さんとみられる女性は、通常ならば徒歩で数分の道のりを約20分かかっていたことも新たに判明。ますますナゾが深まってきた。
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レジャー 2009年04月08日 15時00分
桜花賞(JpnI、阪神芝1600メートル、12日) ブエナビスタ絶好 桜の女王へ王手
最強牝馬の伝説が始まる。「第69回桜花賞」(JpnI、阪神芝1600メートル、12日)の追い切りが8日、栗東トレセンで行われ、2歳女王ブエナビスタが文句なしの仕上がりを披露した。前哨戦のチューリップ賞をケタ違いの強さで完勝。その後も順調そのもので、陣営は「普通の状態で出走できれば勝てる」と自信を隠さない。ウオッカ、ダイワスカーレットの出現で本格化した「牝馬の時代」。それをさらに継承、拡大していく物語が始まる。 ベガ、アドマイヤドン、アドマイヤムーン…数々の名馬を育て上げてきた松田博調教師が、それらを凌駕(が)するだけの可能性をブエナビスタに感じている。 「とにかく、余計なことをする必要はない。普通の状態で出走できれば、それで十分。あとは自然と結果を出してくれるだろう」 桜のつぼみがまだ硬かったころから、満開の今まで、何度も繰り返してきた言葉をまた口にした。 揺るがない。馬の状態は日々変わるもの。この時期の牝馬ならなおさらで、フケと呼ばれる発情もある。携わる人はそれだけ神経を尖らせるものだが、師にはそんなイライラがまったくない。お地蔵さんのようなおだやかな表情で馬をみつめるだけだ。 外から軽くひとまくりで圧勝した阪神JF。それ以来となった前哨戦のチューリップ賞も次元の違う強さを見せつけた。絶妙のペースで粘り込みを図るサクラミモザのリードは安全圏に見えた。だが、残り100メートルでブエナは猛烈な瞬発力を繰り出し、あっさりと差し切った。 1日に行われた1週前追い切りも圧巻だった。栗東DW、先行させた3歳牡馬オープンのキタサンアミーゴにあっさりと先着。6F82秒5、ラスト1F11秒7と実戦並みの切れ味だった。4日にもDWで6F89秒9、12秒1をマークしており、質量ともにパーフェクトだ。 実績、調整過程、どれをとってもスキがない。だから、トレーナーの言葉はどんどん強気になってくる。 「実戦でもケイコでも余分に走らないから故障がない。ストレスもなく、体も自然とふっくらしてきた。能力が能力だろ。ここはあくまでも通過点と思っている。この先、まだまだ活躍してもらわなあかんからな」 3歳牝馬あこがれの舞台、桜花賞を通過点と言ってのけた。その先に広がる夢は、牝馬3冠かダービーか、それとも海外遠征か。無限に広がる夢をしぼませないためにも、ブエナビスタは当たり前のことをするだけだ。 【最終追いVTR】DWで6F81秒1→65秒1→50秒9→37秒5→11秒5(直一杯)。前半はセーブ気味に進み、直線だけ仕掛けられた。最後は内の併走馬を豪快に1馬身引き離してフィニッシュ。馬体もはちきれんばかりで、デキは文句なしだ。
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