新日本
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スポーツ 2022年10月05日 17時30分
アントニオ猪木さん、「9月1日から」新日本プロレス終身名誉会長に就任していた
新日本プロレスは、1日に心不全により亡くなられた新日本プロレスの創設者であるアントニオ猪木さん(享年79)が、終身名誉会長に就任していたことを発表した。 新日本によると、「このたびのアントニオ猪木さんのご訃報に接し、改めまして心から哀悼の意を表します」とした上で、「新日本プロレスでは、今年旗揚げ50周年を迎えるにあたり、創設者であるアントニオ猪木さんに弊社の終身名誉会長職を内々に打診しており、快諾をいただき、去る9月1日から、終身名誉会長に就任していただいておりました」と経緯を説明。 ファンへの発表が遅れたことに関しては「この件に関しましては、10月10日(月・祝)両国国技館大会にて、ファンの皆様へご報告させて頂く予定でした」とサプライズ発表する予定だったようで、「このような形でのお知らせになってしまったことは、誠に残念ではありますが、新日本プロレスではアントニオ猪木さんの遺志を受け継いで、さらにプロレス界の発展に努めてまいります」と猪木イズムの継承を団体として明らかにしている。 猪木さんは日本プロレス幹部との軋轢から追放されたため、1972年1月に新日本プロレスを故・山本小鉄さん、木戸修氏、藤波辰巳(現・辰爾)らと設立。同年3月6日に東京・大田区体育館大会で旗揚げ。まだテレビ局も付かない厳しい船出だったが、翌年に日本プロレスから坂口征二(現・相談役)が加入したことで、毎週金曜夜8時に放送していたNETテレビ(現・テレビ朝日)の『ワールドプロレスリング』が日本プロレスの中継から、新日本の中継に切り替えたことから、ブームが到来。猪木さんはアイデアマンとして、異種格闘技戦路線やタイガーマスクの華々しいデビュー、自らがライバルとして作り上げた外国人レスラーたちも世界に羽ばたく存在となり、真のトップレスラーとして団体の繁栄に貢献した。 1998年4月4日の東京ドーム大会で引退後も、オーナー権限として、新日本の現場に口を出しつつ、自身はPRIDEなど総合格闘技の大会に協力したり、プロデュースするなど、これが新日本の分裂を生んだこともあった。しかし、2005年にゲーム制作会社ユークスに自身が保有していた新日本の株を売却してからは、新日本と疎遠状態に。だが、2020年1月に獣神サンダー・ライガーの引退セレモニーにビデオメッセージを寄せたり、雑誌の企画で新日本の選手と対談をするなど、雪解けムードにあった。今年の1.4東京ドーム大会のオープニングムービーにも登場している。 新日本では今年が節目の50周年イヤーなだけに、猪木さんをリングに上げる準備を進めていたが、叶わなかった。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月05日 10時50分
IWGP初代女子王座決定トーナメント参加スターダム代表選手が決定! 岩谷麻優、林下詩美、ひめか、渡辺桃
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、新設されるIWGP初代女子王座決定トーナメントに出場するスターダムの出場選手を発表した。抽選の結果、STARS、クイーンズクエスト、ドンナ・デル・モンド、大江戸隊から1名ずつエントリーすることが決定している。 まず、STARSの岩谷麻優は「みなさんこんばんは、スターダムのアイコン岩谷麻優です。STARSからは、5★STAR GPで最もSTARSの中で得点が高かった岩谷麻優、私が出させていただきたいと思います。よろしくお願いします。もちろん、このIWGP初代、これはもうアイコン岩谷麻優が取るしかないでしょうっていう気持ちで必ず。決勝戦が新日本との合同興行。女子・岩谷麻優の存在を見せつけて必ず初代を取りたいと思います」と岩谷自らが出馬宣言。 クイーンズクエストの林下詩美は「クイーンズクエストの林下詩美です。クイーンズクエストからは、みんなで話し合った結果、私、林下詩美が出させていただきます。私が初代のベルトを取って、今後のIWGPの大きな歴史の第一歩を創って、林下詩美の名を刻みたいと思います」とクイーンズクエストも詩美が自ら出馬を表明している。 ドンナ・デル・モンドのジュリアは「ドンナ・デル・モンドのジュリアです。ドンナ・デル・モンドからは、みんなでしっかりと会議をした結果、ジュリアではなく、ひめかに出場してもらうことに決まりました。ひめか、お願いします」とひめかを指名。ひめかは「ドンナ・デル・モンドのひめかです。まあ、みなさんが見たいのは私のシングルのベルト姿なんじゃない?」と強気な態度。 大江戸隊は刀羅ナツコが「大江戸隊からは、渡辺桃」と桃を指名。桃は「IWGPとか、なんもよくわかんないけど、なんか防衛戦イッテンヨンでできるらしいじゃん。ちょっとそれは出たいから、ちょっと出させてもらうことにしたんだけど、まあそのほかに関しては興味ないから取りあえず、私がイッテンヨン防衛戦できるように頑張りま~す」と初代王者として新日本プロレスの来年1.4東京ドーム大会参戦をアピールした。 IWGP初代女子王座決定トーナメント1回戦対戦カードが、岩谷麻優vs渡辺桃、林下詩美vsひめかに決定。1回戦は10.22東京・後楽園ホール大会で行われ、準決勝は10.23東京・アリーナ立川立飛大会で、岩谷麻優vs渡辺桃の勝者vs林下詩美vsひめかの勝者。インターナショナルブロック準決勝のアルファ・フィーメルvs KAIRIも行われ、決勝戦は新日本プロレスとスターダムの合同興行11.20東京・有明アリーナ大会で初代王者が決まる。 新日本が管轄しているIWGPタイトル実行委員会が認定する新タイトルの初代王者が誰になるのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月04日 10時50分
ガンバレ☆プロレスに伝説のキャバクラ嬢リアラが入団「大仁田さんと電流爆破をやらせていただけるんであれば、全力でやりたい」
サイバーファイト傘下のガンバレ☆プロレスが10月3日、都内で記者会見を開き、東京・歌舞伎町のキャバクラでナンバー1の座に君臨してきた“伝説のキャバクラ嬢”リアラが正式に同団体の練習生になったと発表した。 リアラはキャバクラ嬢としての夢が叶うと同時に、子どもの頃からの夢だったプロレスラーへの憧れが強くなっていたという。そのウワサを聞きつけたサイバーファイトの高木三四郎社長と共通の知人を介して出会い、キャバクラ嬢を卒業。6月から団体の練習生として、個人指導を受け、約1か月前から合同練習に参加していた。今後は会場でセコンド業務なども行うため、今回正式な練習生として紹介したとのこと。 リアラは「すごい充実した4か月でした。数日前、高木社長から正式に練習生というお話をいただいて、夢が叶う寸前になり、感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔。高木社長は「歌舞伎町でナンバー1を取るのはなかなかできないことだと思う。もともと頂点を極めた人は、どのジャンルでも頂点を極めることができるという考えを持ってます。(中略)タレントさんとかアスリートの方とか、プロレス界を志す人が増えてる中、こういう方がいてもいいんじゃないかと。もちろんやるからにはゼロからやってもらいますと伝えてますし、彼女もそのつもりで快い返事をいただきましたので、プロレス界でもナンバー1をめざしてほしいと思います」と期待を寄せている。 リアラによると、プロレスを知るきっかけになったのが新日本プロレスでの“大仁田劇場”で、nWoを好きになり、小4での初恋の相手が天山広吉(新日本プロレス)で、現在も天山が憧れの人だという。その大仁田厚は傘下のDDTプロレスにも定期参戦しており、高木社長とも友好関係にあるが、将来的に「大仁田さんと電流爆破をやらせていただけるんであれば、全力でやりたいです」と電流爆破マッチ出陣も辞さない覚悟だ。高木社長も「ちゃんとデビューして、それなりに行けると思ったら、大仁田さんに推薦させてもらいます」と実現へ向けたバックアップを約束した。 デビュー時期に関して、高木社長は「まだまだ時間はかかると思ってます。すぐにとは行かないと思います。本人がゼロから、セコンドからやりたいということで。長い目で見てください」と明言を避けている。最後にリアラは「プロレスラーになったら、もっと一般の人にプロレスを広げて、私がプロレス界を盛り上げる自信があります。“何だよ、コイツ”と思ってる人も3年後、4年後、私を見ててくれれば必ず達成しますので見ていてください」と力強くアピール。 高木社長とのフォトセッションが終わると、ガンバレ☆プロレスの大家健代表が現れ、練習生Tシャツを手渡すと、リアラは練習生Tシャツを着て写真撮影に応じた。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月03日 10時50分
新日本プロレス創設者アントニオ猪木さん死す! MMAの原点になった異種格闘技戦路線で世間と勝負
新日本プロレスの創設者であり、元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木さん(本名・猪木寛至さん)が1日、都内の自宅で亡くなられたことが分かった。死因は心不全。猪木さんは、数万人に一人の難病と言われる全身性トランスサイレチンアミロイドーシスで闘病中だった。享年79歳。 猪木さんは、神奈川県横浜市出身。13歳の時に家族と共にブラジルに移住し、コーヒー農園等の仕事に従事していたところ、遠征で現地に訪れた故・力道山さんにスカウトされ日本プロレスへ入門。1960年9月30日、東京・台東区体育館にて本名で故・ジャイアント馬場さんと同日にプロレスデビュー。1962年11月から「アントニオ猪木」にリングネームを改名した。海外遠征中に故・豊登さんに誘われて、日本プロレスから新団体、東京プロレスの設立に参加。東京プロレスが崩壊すると、日本プロレスに復帰。馬場さんとのBI砲で一世を風靡するも団体からの追放を経て、1972年1月に新日本プロレスを創設。3月6日に大田区体育館(当時)で、師事していたプロレスの神様ことカール・ゴッチを相手に旗揚げ戦を開催した。 新日本ではメインイベンターとして、タイガー・ジェット・シン、ビル・ロビンソン、アンドレ・ザ・ジャイアント、スタン・ハンセン、ボブ・バックランド、ハルク・ホーガン、クラッシャー・バンバン・ビガロ、ビッグバン・ベイダーら強豪外国人選手を相手にファンを魅了した他、柔道のウィリアム・ルスカ、プロボクシング世界ヘビー級王者だったモハメド・アリ、空手家のウィリー・ウィリアムスら他の格闘技の選手と、「格闘技世界一決定戦」の名のもと、異種格闘技戦を行うことにより、世間のプロレスを見る目を変えさせた。後のUFCやPRIDE、そしてRIZINなどで行われているMMA(総合格闘技)に通じる道をつけたのは猪木さんである。 7万人を集めた、1998年4月4日に東京ドームで行われたドン・フライとの引退試合は、今見返すと、MMAに近い試合だった。「時代が早い」と言われた猪木さんが、MMAが流行ると見越してフライ相手にそういう試合を仕掛けたのかもしれない。 後日、お別れの会が行われるようだが、猪木さんらしく「元気」が出るようなお別れが出来たら猪木さんも喜ぶだろう。(どら増田)
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スポーツ 2022年09月30日 11時30分
来年2月引退の武藤敬司がノア福岡大会緊急参戦!小島聡&ニンジャ・マックとトリオ結成で丸藤正道組と対戦
プロレスリング・ノアは、10月16日に開催する『ABEMA presents DEMOLITION STAGE 2022 in FUKUOKA』福岡・福岡国際センター大会で、武藤敬司の試合出場を緊急決定したと発表した。 当初、武藤は福岡大会では試合の予定がなく、サイン会などに参加することで、福岡の武藤ファンに別れの挨拶とする予定だったが、武藤の現役最後の勇姿を福岡のリング上でも観たいという、福岡のファンの熱い要望が数多く寄せられたことを受けたことに加えて、ノアでの清宮海斗戦や、新日本プロレス在籍時代の天龍源一郎戦など、多くの名勝負が生まれた福岡の地でも引退ロードを行いたいという武藤本人の思いもあり、急遽試合への出場が決定したという。 対戦カードは、6人タッグマッチ、PRO-WRESTLING LOVE FOREVER. EX FUKUOKA FINAL〜TRANS MAGIC〜のタイトルが付けられて、武藤敬司&小島聡&ニンジャ・マックと、丸藤正道&ジャック・モリス&HAYATAが対戦する。武藤と小島は新日本プロレス時代から師弟関係にあり、武藤が全日本プロレスに移籍する際には、行動を共にしている。小島は「10月16日の福岡大会で、武藤さんとタッグを組める。『引退を発表した武藤さんと絡む』事が、とてつもなく貴重な出来事になると確信している。これが武藤さんと関わる最後かもしれないし、またあるかは分からないけど、福岡で武藤敬司を体感できる幸せを噛み締めようと思います」と引退前の武藤と絡めることを喜んでいるようだ。 ニンジャ・マックはノアで人気急上昇中のジュニア戦士なだけに、かつて武藤も使っていたような躍動感のあるトリッキーな動きで、武藤をサポートする。また、対角線上には武藤とはタッグを結成したり、GHCヘビー級王座を奪取したりした丸藤が立つことになった。武藤と丸藤が闘うのもこれが最後になるかもしれない。 武藤の試合を見られる機会が限られて来ているだけに、福岡のファンにとっては堪らないプレゼントである。(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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社会 2022年09月27日 13時20分
加藤登紀子「恐怖の種苗法ですね」ごぼうの党の主張に賛同し批判、「泥棒と同じ論理です」専門家が誤り指摘
シンガーソングライターの加藤登紀子が、2022年4月に全面施行となった改正種苗法について、ツイッターで誤った認識を発信しているとして、ネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、加藤が26日に投稿したツイート。その中で、加藤は20日にユーチューブチャンネル「新日本文化チャンネル桜」が行った、政治家らによる討論配信の一部を切り取った動画を引用していた。 >>坂本龍一「戦争は外交の失敗」加藤登紀子が共感投稿で物議「ウクライナが悪いと?」賛否集まる<< それは、今年7月の参院選で立候補者を出したものの、全員が落選した政治団体・ごぼうの党の奥野卓志代表が発言している場面。奥野氏は改正種苗法について、「4月1日から自分の畑で採れた種を来年以降に蒔いたら、最大で懲役10年っていう風になったんですよ」と発言していた。 しかし、改正種苗法は全ての種苗の自家増殖を禁じている法律ではなく、国に登録されている「登録品種」の自家増殖を禁じているもの。つまり、在来種や品種登録されていない品種、登録期間の切れた品種などの「一般品種」はこれまで通り、自家栽培が可能となっている。 にも関わらず、加藤は奥野氏の発言に「恐怖の種苗法ですね」と賛同。「みんなの気がつかないうちに、とんでもないことに」と嘆くツイートを投稿していた。 加藤のツイートには、ツイッターユーザーから「一般品種の種取りは禁止されていません」「意味を履き違えてますよ」「誤った認識を広めないで」「種苗法は種苗の開発者の著作権を守る為の法律です」「語る前に少しは調べてください」といったツッコミが集まっている。 また、農業ジャーナリストの浅川芳裕氏も27日に、ツイッターで加藤のツイートを引用し、「登紀子さんの新曲に著作権があるように、新種を作った方にも著作権があります」「その権利を守るのが種苗法。種の無断コピーや持出防止によって、創作活動を促進する重要な法律です」と説明。「曲の違法DL防止と同様にご理解ください」と呼びかけ、「登紀子さんが種苗法に反対するとは、音楽の違法コピーを続けさせろと主張する泥棒と同じ論理です」と認識の誤りを指摘していた。記事内の引用について新日本文化チャンネル桜公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCqzmfJtdV4E7itdybS_Di6w加藤登紀子公式ツイッターより https://twitter.com/TokikoKato浅川芳裕公式ツイッターより https://twitter.com/yoshiasakawa
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スポーツ 2022年09月27日 11時30分
武藤敬司が6人タッグ対決決定の棚橋弘至にダメ出し「武藤イズムなら花束をメイウェザーのように落とせよ!」
プロレスリング・ノアは、武藤敬司引退ロード第3弾」となる『有明凱旋-THE RETURN-PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.3~TRIUMPH~』10.30東京・有明アリーナ大会の対戦カードの発表会見を都内で行った。 今回のカードは「棚橋と接点が持てたら」という武藤の要望が通り、武藤&丸藤正道&稲村愛輝のノアトリオと、棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃の新日本プロレス本隊トリオとの対戦が組まれた。会見で、棚橋は赤いバラの花束を38本抱えて登場し、武藤に手渡したが、武藤は「棚橋よ~、花束渡すんだったら、武藤イズムだったら、今話題のメイウェザーのように落とせよ。で、俺が拾うって言うさ」と時事ネタを炸裂。これには「やった方が良かったっすかね?」と棚橋も苦笑い。 かつて武藤の付き人を務めていた棚橋は「ボクは武藤さんは、生涯ね、現役でやっていくものだと思っていましたので、引退を発表された時はやはり動揺しました。ファンの時から、一番好きな選手でしたし、ご縁あって新日本プロレスに入門して付き人もやらせていただきました。若い頃、ジムに一緒に連れていって頂いてウェイトトレーニングを一緒にしたりと、そういう思い出もありますし。なんといっても昔、武藤さんとお話した時に、ベンチプレスのマックスが190キロ、ということを教えて頂きまして。長い間、その190キロを目標にしてまして。で、2014年か、2015年に190キロを一度上げました。これで、武藤さんに体格も、運動能力も、華も、ホントに追いつけなかったかもしれないんですけども、ベンチプレスだけは追いつきました!あんまり関係なかったですけども。今回ね、武藤さんの引退のロードの、試合の一つとして、新日本プロレス3名出させて頂きますので、1分1秒でも武藤さんと長く戦っていたいと思います!」と最後の師弟対決へ意気込みを語った。 武藤は「プロレスラー武藤敬司。新日本プロレスで生まれ育って、本当はね、辞める前に、最後は新日本プロレスのリングに上がりたいと思ってんだよ。ただね、新日本プロレス、競争の激しい団体なので。棚橋にノアのリングに来て頂いて、ノアの武藤敬司、査定してもらおうかなって思っております。ま、その先には、ぜひ最後ね、辞める前に新日本プロレスで戦いたいなと思ってます」と棚橋との試合をクリアした上で、古巣の新日本マット凱旋を熱望。 これを聞いた棚橋は「武藤さんの中で、新日本プロレスの中での記憶が大切に思ってもらってることもわかりましたし、そして全日本プロレス、ノアっていうね。プロレス界全体を盛り上げてきた、後にも先にも現れない、稀代のレスラーであるということは間違いないので、もうホントに全力で戦いますし。なんとかね、微力ながら新日本プロレスのリングにも上がって頂けるように、ボク、動きます」と棚橋も武藤の新日本マット登場に向けて尽力していく意向だ。 また、38本のバラの花束の意味について聞かれた棚橋は「え~。愛ですね。……ボクは、武藤さんが好きすぎるので、“プロレスLOVE”から、“愛してます”が発生して、バラに落ち着きました。ハイ。38本という数字は、38年間、お疲れ様でした、という気持ちを込めました」とネタ明かし。棚橋にとっても久々のノアマット参戦であり、今年1月に神奈川・横浜アリーナで行われた両団体による団体対抗戦で存在感を見せた稲村との対戦は注目したい。(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年09月22日 10時50分
新日本US戦線が激化!9.25神戸でデビッド・フィンレーがウィル・オスプレイに挑戦「挑戦者はこの俺だ」
新日本プロレスは『バーニング・スピリット』最終戦、9.25兵庫・神戸ワールド記念ホール大会のカードを発表した。 メインイベントでは、IWGP USヘビー級選手権試合として、チャンピオンのウィル・オスプレイに、デビッド・フィンレーが挑戦する。今年に入ってから激しく動きを見せているUSヘビー戦線。6.12大阪城ホール大会では、チャンピオンだったジュース・ロビンソンがオスプレイ、そしてSANADAを相手に3WAYマッチでの防衛戦を行う予定だったが、ジュースが急性虫垂炎のため欠場となり、急遽行われた新王座決定戦で、オスプレイがSANADAを下しUSヘビー王座を初戴冠。 しかし、ジュースは会社からUSヘビーのベルト返還を求められるも拒否したため、オスプレイはベルトなきチャンピオンとして『G1クライマックス』に参戦。ジュースは平然とした顔をしながら、“自称王者”としてベルトを持って入場し続けた。だが、そのジュースを元パートナーのフィンレーが7.26東京・後楽園ホール大会で行われたDブロック公式戦で倒すと、フィンレーはUSヘビーのベルトを奪い取りバックステージへ。 波に乗るフィンレーは、8.2静岡・浜松アリーナ大会で行われたDブロック公式戦で、チャンピオンのオスプレイも破る快挙。すると、オスプレイに対し「オマエがいつどこでベルトの防衛戦をしようが構わないが、挑戦者はこの俺だ!それまでオマエがこのベルトを見るたびに、俺のベルトだってことを思い出してもらいたい」とアピールし、ベルトをオスプレイに返すことにより、事実上の挑戦表明をした。 その後、オスプレイは8.16東京・日本武道館のDブロック公式戦でジュースに勝利し、正真正銘のUSチャンピオンとして、ファイナルトーナメントに進出。準決勝で内藤哲也に勝利するも、決勝ではオカダ・カズチカと死闘の末に敗戦し準優勝に終わると、バックステージにフィンレーが登場し、「残念な敗戦だったな。いい勝負だったよ。俺はオマエのUSヘビー級王座がほしい」と、弱ったオスプレイに改めて挑戦をアピール。今回の一戦が決定している。 『G1』でシングルプレーヤーとして大きな成長を遂げたフィンレーなだけに、オスプレイも決して侮れない相手だ。(どら増田)
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スポーツ 2022年09月20日 10時50分
永田裕志がライバル秋山準30周年記念大会参戦!「秋山はリングで対峙するとピリピリ感が生まれる」
DDTプロレスが18日、東京・後楽園ホールで『STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~』を開催した。メインイベントでは、秋山準デビュー30周年記念試合として、秋山の30年の歴史の上では欠かせない永田裕志、金丸義信が新日本プロレスから特別参戦。秋山にとって、永田はノアと新日本と団体は違うがライバルとして知られており、金丸はノア時代のタッグパートナーだった。試合前には、先輩で全日本プロレス時代から縁がある小橋建太氏から花束が贈呈された。秋山は金丸&遠藤哲哉とトリオを結成し、永田&竹下幸之介&勝俣瞬馬と対戦。 試合は秋山と永田が先発し、レスリングの攻防を展開し、秋山がドラゴンスクリューを決めると、永田は秋山にミドルキックを連発。その後、激しい一進一退の攻防となるが、金丸は勝俣へウイスキー噴射するも捕らえた秋山に誤爆。しかし、秋山が雪崩式ブレーンバスターで勝俣に反撃。勝俣がととのえスプラッシュを秋山に狙うも自爆すると、金丸が勝俣の後頭部にドロップキック、ディープインパクト、遠藤がエクスプロイダーを放ってから、秋山がランニングニー、リストクラッチ式エクスプロイダーを勝俣に決めるとカウント3。記念大会を見事に白星で飾っている。 試合後、秋山は「今年で30周年。ジャイアント馬場さんにスカウトしてもらって、プロレスをしっかり叩き込まれて。ジャンボ鶴田さんに社会人としてたくさんのことを教えてもらい、三沢光晴さんにプロレスラーとして浮上するきっかけ、ノアに誘っていただいて、今ここにいると思います。その人たちはもう天国に逝ってしまいました。小橋さん!ずっと元気でいてください。僕が入った時の全日本のように、高木三四郎社長が馬場さんに見えます。遠藤、竹下、樋口(和貞)、吉村(直巳)は四天王に見えます。このDDTというファミリーのような団体に来れて、30周年を迎えて本当にうれしく感謝してます。馬場さんも晩年は言ってました。もう、ほかの選手との戦いではないと、自分との戦いだと。僕も今そう思ってます。自分に負けないよう、一日一日大切にしていきます」とマイクで挨拶をした。 バックステージでは「試合で勝つことができて。あとどれくらいというのは自分でも正直分からない。(永田とは)自分の頭の中と、お互いに多分少しずつのズレがあると思うけど、お互いに多分そのズレも分かってるから噛み合わないこともなく。馬場さんが晩年よく、敵は選手じゃなく、自分自身の戦いだと。当時はそんなわけないと思ってたけど、今は言われたことが全部分かります」と今になって馬場さんの気持ちがわかるようになったとのこと。この日は全日本の日本武道館大会とのダブルヘッダーとなった永田は「俺に知らないところに、こういう素晴らしい選手たちがいるんだなと改めて思いました。秋山はリングで対峙すると、ピリピリ感が生まれてきて。久しぶりに彼とそういう戦いができて、すごく刺激と言うか。相変わらず元気だなと、そういうものを知れました。遠藤は負けん気が強いと言うか、いいビンタもらいました。あれがあったら誰にも負けない。どんなに倒されても。自信を持ってやってほしい」となかなか当たる機会がないDDTの選手についても評価していた。◆DDTプロレス◆『STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~』2022年9月18日東京・後楽園ホール観衆 715人(超満員)▼秋山準デビュー30周年記念試合~スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)○秋山準&金丸義信&遠藤哲哉(20分34秒 体固め)永田裕志&竹下幸之介&勝俣瞬馬●※リストクラッチ式エクスプロイダー(どら増田)
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スポーツ 2022年09月14日 10時50分
新日本EVILらH.O.Tの暴挙に怒り心頭のNEVER6人タッグ王者のCHAOSがドッグゲージ・トルネードマッチを敢行!
新日本プロレスは『バーニング・スピリット』9.18大分・別府ビーコンプラザ大会で行われる、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合、チャンピオンチーム後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOHのCHAOSと、チャレンジャーチームEVIL&高橋裕二郎&SHOのH.O.Tによるタイトルマッチに、特別ルールが採用されることを発表した。 その試合形式は「ドッグケージ・トルネード・サバイバルマッチ」だ。ルールは、リングサイド四方にドッグケージを設置し、相手チーム全選手を入れた時点で試合は決着となる。尚、通常のプロレスルールによる決着も有効となるが、場外リングアウトによる決着は認められない。トルネードマッチのため、タッチの必要は無いものとする。プロレスルールによる決着か、相手チーム全選手を入れるまで試合は続行となる。 9.11千葉・東金アリーナ大会で行われた、後藤&YOSHI-HASHI&YOH&藤田晃生と、EVIL&裕二郎&SHO&ディック東郷の前哨戦で、H.O.Tがドッグケージを持って入場。試合後には、後藤、YOSHI-HASHI、YOHの3選手をまとめてドッグケージに入れてしまった。さらに、残された藤田を集団リンチしたH.O.Tの暴挙は止まることがない。 EVILは、リング上で別府大会でのドッグケージマッチへのルール変更を要求。すると、後藤は「テメーらがその気なんだったらやってやるぞ? 特別ルールだ!」と受諾。YOHも「ケージ1つじゃ足りないでしょ?俺達がケージ、それだけの数、用意してやるよ」と複数のケージを用意すると予告。YOSHI-HASHIは「お前ら全員ケージにぶち込んでやるからな!」と怒り心頭だった。前回、タイトルマッチが行われた7.5東京・後楽園ホール大会では、試合後にドッグケージに入れられたEVILらの前でCHAOSが勝利の記念撮影。その後も観客に写真を撮られまくる恥をかかされており、H.O.Tはリベンジに燃えている。 遺恨が深まる両軍の抗争に、このルールが終止符を打つキッカケになるとは考え難いが、面白い試合になりそうだ。(どら増田)
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新日本vsノアでザック・セイバーJr.がかつての師匠と対戦「ヨシナリ・オガワは史上最高のレスラー」
2022年01月11日 22時30分
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スポーツ
新日本vsノア1.8横浜アリーナ大会の試合順が決定! メインIIはオカダ&棚橋vs武藤&清宮、メインIはロスインゴvs金剛
2022年01月07日 10時50分