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新日本マスター・ワトがIWGPジュニア王者エル・デスペラードに挑戦!「新日本ジュニアの未来は、俺が開拓します」

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エル・デスペラード、マスター・ワト

 新日本プロレスは、2月11日に開催する『新春黄金シリーズ』宮城・仙台ゼビオアリーナ大会の対戦カードを発表した。

 メインイベントでは、IWGPジュニアヘビー級選手権、チャンピオンのエル・デスペラードにマスタ ー・ワトが挑戦する。

 1.4東京ドームにて、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』覇者の高橋ヒロムを相手に、激闘の末に初防衛に成功したデスペラードだが、翌日の1.5東京ドーム大会の第0-2試合の6人タッグマッチで、ワトが繰り出した締め技、ベンダバールがガッツリきまり、まさかのギブアップ負け。試合後、ワトは当然のようにIWGPジュニア王座挑戦を表明し、「新日本ジュニアの未来は、俺が開拓します」と力強くコメント。

 デスペラードは「リンダマン君ごめん。ちょっと先にやることができてしまいました。あのでっかいオッサン 2 人の力を借りたとは言え、ワトが俺からギブアップを取ってしまったので、気は進みませんが、アイツの挑戦を受けなきゃダメなようです。ヒロムに勝って、あんなドサンピンに、なぁ、丸め込まれるとか虚をつかれるとかじゃなく、正々堂々一本取られてしまいました。情けない。何がチャンピオンだって。アホくせぇ。未来を、未来を、っつって、それをテーマにした一戦に勝って、たどり着いた未来がこれですか。なかなか面白いじゃない。ワト!オマエがどういう未来を俺に見せてくれるか。俺から一本取れるなんつーのはな、こっから先、もう何年もないんだ。今日はうれしくて寝れないかもしれないけど、よーく寝とけ。こっから始まるのは……。俺とオマエの公開練習みたいなもんだ。悪いけどそれくらい、オマエはまだ低い位置にいる。俺がオマエを引っ張り上げるんじゃない。オマエが勝手に、こっちに上がって来なきゃいけないんだ。頑張ってくれよ。と、さっきギブアップした人間が言ってます。頑張ってくれよ。俺も頑張るよ」とまさかの敗戦に困惑していた。デスペラードは4日の試合後には、GLEATの#STRONGHEARTS、エル・リンダマンの名前を挑戦者候補に出しており、計画が狂ったようだ。

 2020年7月に凱旋帰国して以降、なかなか結果が出ない状況が続いていたワトだが、評価は上がって来ているだけに、あのギブアップは「運が良かった」と思われないような激しい試合が期待される。

(どら増田)

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