試合後、マイクを持ったキッドは「おい、クイーンズクエスト!オマエら、シングルのベルト2本はあるかもしれないけど、ユニットとしてはどうなんだよ?覇気がねえな、覇気が!もういっそのこと解散して、バラバラにやった方がいいんじゃねえの? 特にレディ・C。オマエ、2回連続で同じ相手に同じ技で負ける。ホント、口だけだな。この役立たず! アハハハ」と挑発。これに怒った詩美は「おい、オマエら大江戸隊、自分たちにベルトが1本もないからってよ、急にクイーンズクエストにいちゃもんつけてんじゃねえよ。ベルト1本もないオマエらかわいそうだから、相手してやってもいいぞ」と喧嘩を買う。
すると、クイーンズクエストを裏切った桃が「おい、林下詩美、オマエも無冠じゃねえかよ。林下詩美、オマエはもう終わりなんだよ。コイツ(レディ)のおかげでなんか白黒つかない。超つまんないんだよな。飽きた、飽きた、飽きた。だから5番勝負なんてどうかなあ?ただの5番勝負じゃ私たち大江戸隊は満足できないから…綱引き!綱引き、知ってるでしょ?綱引きで決めるヤツ。綱引きで相手を決めんだよ。それでオマエら、しっかり破壊してやるよ」とかつて昭和の新日本プロレスで、アントニオ猪木氏率いる正規軍と、長州力氏率いる維新軍の間で行われた綱引きマッチを提案。
これを知らないAZMは「綱引き?オマエら運動会でもやりたいのか?そこまで運動会やりたかったらな、たぬきち先生に頼んで『スターダム女子校』で運動会でも描いてもらったらどうですか?そうだよねえ。まあいいよ。ツッコみどころ満載だけど、面白そうだからやってやってもいいよ。次、QQが渡辺桃を破壊してやるから楽しみにしとけ」と返答。
キッドは「綱引き?面白そうじゃん。大江戸隊は、普通にやるのが一番つまんない。もっともっと面白くしていくのが、大江戸隊、そしてAZMは今、渡辺桃を破壊って言ったけど、桃しか見てないのかねえ?シングル5番勝負、オマエら見に来いよ!」とライバルを挑発すると、琉悪夏が「クイーンズクエスト、全員私が、冷凍庫爆弾でぶっ潰してやる!」と大会を締めた。
【バックステージの大江戸隊】
琉悪夏「レディ・Cからまた勝利してしまいました」
キッド「なんも学んでねえな。そりゃ役立たずって言われるに決まってんだろ。っていうか、綱引き!シングル5番勝負」
桃「むっちゃいいアイデアだと思わない?」
キッド「いやナイスだわ。もうさあ、毎回さあ、飽きたんだよね、このタッグマッチ。だってほぼ同じ結果なんだもん。あの役立たずがさあ」
桃「アイツがいるせいでね、超つまんない結果にばっかりなるから」
キッド「こっちから面白い提案してくれたよ」
桃「しっかり、しっかり提案してやったよ。シングル5番勝負だったら、もう最終決着つくんじゃないの?」
キッド「大江戸隊が5連勝」
桃「5連勝しちゃえば、勝ち。終わり、終わり。で、相手はまだわかんない」
キッド「面白いね!オマエらもその現地に見に来なきゃ、誰と誰のシングル組まれるかわかんないってことだよ。こんなワクワクするシングル5番勝負、あるか?」
琉悪夏「ないねえ」
キッド「アハハハ。大江戸隊の勝ちがもう見えてるってところかなあ」
このやり取りからすると、5対5のシングル綱引きマッチは実現確実だが、3.26、3.27の東京・両国国技館2連戦のカードは発表されている選手がいるため、両国2連戦以降のビッグマッチで実現するのか、それとも3月13日の東京・後楽園ホール大会で実現するのか注目だ。
(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)