新日本
-
スポーツ 2022年09月20日 10時50分
永田裕志がライバル秋山準30周年記念大会参戦!「秋山はリングで対峙するとピリピリ感が生まれる」
DDTプロレスが18日、東京・後楽園ホールで『STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~』を開催した。メインイベントでは、秋山準デビュー30周年記念試合として、秋山の30年の歴史の上では欠かせない永田裕志、金丸義信が新日本プロレスから特別参戦。秋山にとって、永田はノアと新日本と団体は違うがライバルとして知られており、金丸はノア時代のタッグパートナーだった。試合前には、先輩で全日本プロレス時代から縁がある小橋建太氏から花束が贈呈された。秋山は金丸&遠藤哲哉とトリオを結成し、永田&竹下幸之介&勝俣瞬馬と対戦。 試合は秋山と永田が先発し、レスリングの攻防を展開し、秋山がドラゴンスクリューを決めると、永田は秋山にミドルキックを連発。その後、激しい一進一退の攻防となるが、金丸は勝俣へウイスキー噴射するも捕らえた秋山に誤爆。しかし、秋山が雪崩式ブレーンバスターで勝俣に反撃。勝俣がととのえスプラッシュを秋山に狙うも自爆すると、金丸が勝俣の後頭部にドロップキック、ディープインパクト、遠藤がエクスプロイダーを放ってから、秋山がランニングニー、リストクラッチ式エクスプロイダーを勝俣に決めるとカウント3。記念大会を見事に白星で飾っている。 試合後、秋山は「今年で30周年。ジャイアント馬場さんにスカウトしてもらって、プロレスをしっかり叩き込まれて。ジャンボ鶴田さんに社会人としてたくさんのことを教えてもらい、三沢光晴さんにプロレスラーとして浮上するきっかけ、ノアに誘っていただいて、今ここにいると思います。その人たちはもう天国に逝ってしまいました。小橋さん!ずっと元気でいてください。僕が入った時の全日本のように、高木三四郎社長が馬場さんに見えます。遠藤、竹下、樋口(和貞)、吉村(直巳)は四天王に見えます。このDDTというファミリーのような団体に来れて、30周年を迎えて本当にうれしく感謝してます。馬場さんも晩年は言ってました。もう、ほかの選手との戦いではないと、自分との戦いだと。僕も今そう思ってます。自分に負けないよう、一日一日大切にしていきます」とマイクで挨拶をした。 バックステージでは「試合で勝つことができて。あとどれくらいというのは自分でも正直分からない。(永田とは)自分の頭の中と、お互いに多分少しずつのズレがあると思うけど、お互いに多分そのズレも分かってるから噛み合わないこともなく。馬場さんが晩年よく、敵は選手じゃなく、自分自身の戦いだと。当時はそんなわけないと思ってたけど、今は言われたことが全部分かります」と今になって馬場さんの気持ちがわかるようになったとのこと。この日は全日本の日本武道館大会とのダブルヘッダーとなった永田は「俺に知らないところに、こういう素晴らしい選手たちがいるんだなと改めて思いました。秋山はリングで対峙すると、ピリピリ感が生まれてきて。久しぶりに彼とそういう戦いができて、すごく刺激と言うか。相変わらず元気だなと、そういうものを知れました。遠藤は負けん気が強いと言うか、いいビンタもらいました。あれがあったら誰にも負けない。どんなに倒されても。自信を持ってやってほしい」となかなか当たる機会がないDDTの選手についても評価していた。◆DDTプロレス◆『STERNNESS 30th anniversary~秋山準デビュー30周年記念大会~』2022年9月18日東京・後楽園ホール観衆 715人(超満員)▼秋山準デビュー30周年記念試合~スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)○秋山準&金丸義信&遠藤哲哉(20分34秒 体固め)永田裕志&竹下幸之介&勝俣瞬馬●※リストクラッチ式エクスプロイダー(どら増田)
-
スポーツ 2022年09月14日 10時50分
新日本EVILらH.O.Tの暴挙に怒り心頭のNEVER6人タッグ王者のCHAOSがドッグゲージ・トルネードマッチを敢行!
新日本プロレスは『バーニング・スピリット』9.18大分・別府ビーコンプラザ大会で行われる、NEVER無差別級6人タッグ選手権試合、チャンピオンチーム後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&YOHのCHAOSと、チャレンジャーチームEVIL&高橋裕二郎&SHOのH.O.Tによるタイトルマッチに、特別ルールが採用されることを発表した。 その試合形式は「ドッグケージ・トルネード・サバイバルマッチ」だ。ルールは、リングサイド四方にドッグケージを設置し、相手チーム全選手を入れた時点で試合は決着となる。尚、通常のプロレスルールによる決着も有効となるが、場外リングアウトによる決着は認められない。トルネードマッチのため、タッチの必要は無いものとする。プロレスルールによる決着か、相手チーム全選手を入れるまで試合は続行となる。 9.11千葉・東金アリーナ大会で行われた、後藤&YOSHI-HASHI&YOH&藤田晃生と、EVIL&裕二郎&SHO&ディック東郷の前哨戦で、H.O.Tがドッグケージを持って入場。試合後には、後藤、YOSHI-HASHI、YOHの3選手をまとめてドッグケージに入れてしまった。さらに、残された藤田を集団リンチしたH.O.Tの暴挙は止まることがない。 EVILは、リング上で別府大会でのドッグケージマッチへのルール変更を要求。すると、後藤は「テメーらがその気なんだったらやってやるぞ? 特別ルールだ!」と受諾。YOHも「ケージ1つじゃ足りないでしょ?俺達がケージ、それだけの数、用意してやるよ」と複数のケージを用意すると予告。YOSHI-HASHIは「お前ら全員ケージにぶち込んでやるからな!」と怒り心頭だった。前回、タイトルマッチが行われた7.5東京・後楽園ホール大会では、試合後にドッグケージに入れられたEVILらの前でCHAOSが勝利の記念撮影。その後も観客に写真を撮られまくる恥をかかされており、H.O.Tはリベンジに燃えている。 遺恨が深まる両軍の抗争に、このルールが終止符を打つキッカケになるとは考え難いが、面白い試合になりそうだ。(どら増田)
-
スポーツ 2022年09月12日 11時30分
永田裕志デビュー30周年記念試合でグレート-O-カーンに敗れるも「今日負けて悔しいと思った」
新日本プロレスは11日、『バーニング・スピリット』千葉・東金アリーナ大会を開催した。メインイベントでは、永田裕志デビュー30周年記念試合として、永田がグレート-O-カーンと対戦した。 試合は奮闘するも、オーカーンのエリミネーターを返せず敗れてしまったが、試合終了後には永田のデビュー30周年セレモニーが行われ、棚橋弘至を筆頭に本隊の選手がリングイン。選手会を代表して棚橋から花束が、そしてスペシャルセコンドの小島聡からも写真パネルが贈呈された。また、一昨年2月に引退した中西学さんからも花束とお祝いのメッセージが贈られ、VTRでは武藤敬司、秋山準からもお祝いのメッセージが贈られた。さらに、サプライズとして藤波辰爾が登場。藤波から花束とメッセージを贈られると、永田も「まだまだ永田裕志は闘っていきたいと思います」と地元・東金に集まったファンに挨拶。そして来年の東金大会の開催も予告すると、最後はゲストと観客たちと共に「1、2、3、ゼアッ!」を決めて、東金大会を締めくくった。 バックステージで永田は「ありがとうございました。いやぁ、まだまだ行けるつもりでグレート-O-カーンと試合してみて……まぁ強いですね、オーカーン。あいつはほんとに、あいつの潜在能力は俺自身がよくわかってるつもりなんで。あえて今回、シングルマッチの相手に指名してやりましたけどね。あれ、まだまだ強くなりますね、ほんとに。あんな顔して、あんな風貌してますけど、ほんとに新日本プロレスの伝統的な闘いができる男だし、まだまだ強くなると思います。でも今日、ほんとオーカーンと闘って、俺もまだまだ。今日負けて悔しいと思ったんでね。悔しいと思えたのでね。“こんチキショー”って。決して勝てない相手ではない。負けたけど、勝てない相手ではないとおわかりましたんで。そん中でまだまだ自分が強くなろうという意欲をね、出してくれた相手だったんで。良かったです、今日シングルマッチやって。久々に新日本での闘いをこういう形で。そんなとこですかね」とコメント。悔しさを滲ませたところに、まだまだ消えぬ永田の闘志を見えた。今後はIWGP世界ヘビー級王座獲りも視野に入れていくという。◆新日本プロレス◆『バーニング・スピリット』2022年9月11日千葉・東金アリーナ観衆 1200人▼永田裕志デビュー30周年記念試合(30分1本勝負)●永田裕志(21分41秒 片エビ固め)グレート-O-カーン○※エリミネーター(どら増田)
-
-
スポーツ 2022年09月09日 10時50分
藤波辰爾と棚橋弘至が20年ぶりのシングル対決決定! 棚橋「こうして藤波さんとシングルが出来るのは貴重」
レジェンドプロレスラー“炎の飛龍”藤波辰爾が代表を務めるプロレス団体ドラディションが会見を開き、12月1日に東京・代々木第二体育館で開催する藤波のデビュー50周年ツアーファイナル『DRAGON EXPO 1971』で、藤波が“古巣”新日本プロレスの棚橋弘至とシングルマッチを行うと発表した。 2人は、今年3月の新日本プロレス東京・日本武道館大会で、オカダ・カズチカを交えたトリオを結成。5月のドラディション東京・後楽園ホール大会では、新型コロナウイルス陽性判定の影響で、大会までにコンディションが間に合わなかった藤波の代打で棚橋が出場。メインイベントをしっかり締めており、これを見た藤波は「久々にシングルやりたくなって来たな」と棚橋にラブコール。逆に藤波との対戦をかねてから熱望していた棚橋は「しっかり受け取りました」と受諾している。 会見で藤波は「記念大会はタッグか6人タッグだったので、シングルでも1回やってみたいなと。その対戦相手は自分の気持ちの中に長年あった、新日本プロレス入門当時からずっと僕が見て来た棚橋クン。自分が離れてから目まぐるしい成長を遂げて、新日本のトップを今走っているわけで、自分がその状況を迎えた中で、今の新日本のトップの選手と当たったらどうなるのかな?って。自分の中で勝負に出ていこうと。現役を続行する意味ではいい機会が出来たのかなと思います」と棚橋戦への思いを語った。 棚橋は「藤波さん、武藤(敬司)さん…新日本プロレスで正統派と言われる選手に憧れて、藤波さんの肉体美に憧れて、一生懸命トレーニングして、2人の背中を追いかけてきましたけど、こうして藤波さんとシングルが出来るのは貴重で僕の財産、宝になるんじゃないかという気持ちがあります。今の現役選手、若い選手からしたら異次元の世界観を出せるような気がするので、60分フルタイムドローの気持ちで全力で闘います」と語り、伝説の1988年8.8神奈川・横浜文化体育館で行われた、藤波とアントニオ猪木による60分フルタイムドローを引き合いに出していた。ちなみに、棚橋は藤波が最後にIWGPヘビー級王座を戴冠した東京ドーム大会(猪木引退試合)を観戦しており、「藤波頑張れ!」と客席から声援を送っていたほどの藤波ファンである。 両者のシングル対決は2002年以来、20年ぶり。棚橋は左の張り手やドラゴンスクリューなど、藤波の技を使い続けており、最近では丸め込み系の技で勝利を収めることも多くなって来た。棚橋が言うように、この時期に藤波とシングルで当たるのは貴重なのかもしれない。(どら増田)
-
スポーツ 2022年09月08日 10時50分
武藤敬司が来年2.21東京ドーム大会で引退! 対戦相手は「シークレット」も闘魂三銃士の“同志”蝶野正洋に熱烈ラブコール
来春での引退を表明しているプロレスリング・ノアの武藤敬司が7日、都内で引退試合に関する会見を開いた。 まず武藤は、ノアの武田有弘取締役とともに登壇。武田取締役は「武藤選手の引退試合の会場が決まりました。2月21日火曜日、17時試合開始、東京ドームになります。主催は株式会社サイバーファイト、運営・株式会社ホットスタッフ・プロモーション様、協力・株式会社A-Sketch様、チケットに関するお問い合わせはホットスタッフ・プロモーション、大会に関するお問い合わせはプロレスリング・ノアまでお願いします」と来年2.21東京ドーム大会で武藤の引退試合を行うと発表。チケットはVIP席が50万円と高額だが、「不朽の名レスラー武藤敬司を送り出すのに、やっぱり一番ふさわしい会場ということで武藤さんと話し合っていく中で、案として出たんですが、最終的にどうしてもドームでやりたいなと思ったのは、やっぱり6月の(那須川)天心選手と武尊選手の試合を見て、やっぱプロレス界も負けない空間、これと同じようなイベントにチャレンジしなければいけないなという思いから、会場の方に問い合わせて、2月21日、空けていただいて開催させていただくことになりました」とチケットの最高額が300万円だった格闘技イベント『THE MATCH 2022』の成功も影響を与えたようだ。武藤も「俺ね、先日武尊と対談したんですよ。あのね、あの試合、ペイパービューですげえ儲かったんだって。利益が出たらしいですよ。やっぱりそういうところを狙っていった方がね」と語り、PPV生中継による配信をリクエスト。武田取締役は「検討します」と答えた。 ノアとしては約17年ぶりの東京ドーム大会となるが、武田取締役は「ノアの選手が全員出るような大会にはならないと思います。やっぱり武藤さんのキャリアからいくと、プロレスオールスター形式でいろんな団体が出る形になるとは思います。現時点ではそのように考えてます」と語り、ノアの大会というよりは、小橋建太氏の引退試合のようにオールスター戦的な要素の強い大会にしたいとのこと。武藤は「俺的にはそうね、多くの選手が出てほしいんですけど、意外と俺、嫌われてるからね。もしかしたら良い返事が聞けないような、うん、気がします。だけどトライ、していきたいと思います。まあ、教え子と言うかね、俺の手元で育ったやつがいろんな団体に今いますからね。本当はですね、全員に声をかけてみたいんだけど、先ほど言った通り、良い返事が聞けるかどうかはわかりません」とオファーに応えてもらえるかどうかはさておき、ゆかりのある選手には参戦してもらいたいようだ。 後半には、新日本プロレスの闘魂三銃士として、故・橋本真也氏とともにライバル関係を続けて来た蝶野正洋が登場。蝶野は武藤とはお互いにデビュー戦の相手を務めており、武藤は「もしさ、さっきさ、ちょっとさ、チケットをさ、設定もさ、なんか金額とかも俺聞いて、ちょっと俺も驚いてるんだけどさ、いささかちょっと高けえからさ、もし、売れなかったらお前も引退しちゃおうよ」と無茶ぶり。さらに「蝶野、もう俺が組み立てるからよ!やっぱりデビュー戦俺たち2人で、俺たちデビュー戦したじゃねーかよ!引退試合、もう俺がうまく組み立てるからよお!俺は最後まで諦めねえからよ。俺がリングまで車椅子押してやるよ!」と猛烈ラブコール。蝶野は昨年腰の手術をしており、約8年リングから離れているが、「自分が自分のペースで、リングに戻れるぐらいなところまで持っていくというのは、自分がやっぱり今、一つ目標にしてます」とリングに戻ることを目標とした上で、「2月は間に合わない」という。そんな蝶野の言葉をよそに、武藤は「蝶野、思いついた。俺の横に並ぶか?タッグマッチでよ。俺9割働くよ頑張って」となかなか諦めてない。 だが、現実的に蝶野の復帰は厳しい。当日は中継のゲスト解説を中心に盟友の引退を盛り上げることになりそうだ。武藤は引退試合の候補として、蝶野も含めて複数いることを明らかにしているが、「お話し合いが必要」、「シークレットだよ。まだ、まだ楽しみに待ってて」と具体的な名前を出すことを避けていたが、「まだ、これまだ、引退試合までまだ数試合するんですよ。そこでもね、試合を通じて蝶野に発破をかけるような試合をして、アドレナリンを出させるような試合をして、うん、少しでもリングに近づけれるように努めますよ」と語った。 平日の東京ドーム大会で武藤と言えば、本人も話していた1995年10月9日に開催した高田延彦戦は月曜開催ながら、超満員札止めで盛り上がった。東京ドームで幾多の“作品”を残して来た武藤が最後の作品を残すには、相応しい会場である。(どら増田 / 写真©︎NOAH)
-
-
スポーツ 2022年09月07日 10時50分
鈴木みのるが新日本の声出し応援可能大会開催に持論を展開「オレが思う最高のプロレスは“大衆娯楽”だ」
新日本プロレスが、新シリーズ『バーニング・スピリット』9.5東京・後楽園ホール大会から、声出し応援可能大会をソーシャルディスタンスを保った上で開催。5日、6日の後楽園大会は700人(札止め)のファンが詰めかけ、久々に熱狂を帯びた会場が戻って来た。H.O.Tへのブーイングや「帰れコール」、棚橋弘至から2年半に渡り、ルールを守って来たファンに対して涙ながらに感謝の意が伝えられるなど、会場のファンはもちろんのこと、配信などで視聴していた全国のファンによるSNSでの反響も凄まじかった。 新日本が素晴らしかったのは、両日のオープニングで高橋ヒロムに前説をやらせたこと。そして、5日第1試合のシングル戦に鈴木みのるを登場させて、世界的にサビが合唱される「風になれ」を流したことだ。 試合後、みのるは「これから出てくるヤツらがいっぱい喋んだろどうせ。オレにしてみたらこれが新しいスタートだとか、な、次の第一歩だなんてこれぽっちも思ってねえから。これがあるべき姿だ。プロレスの、な。腹の底から応援して、腹の底からふざけんなこのヤロー!って文句言って、な。1日楽しんで、明日の活力にする。それがオレが考える日本におけるプロレス。オレはずっとそう思ってる。別に偉そうな、なんかスゲー位の高い競技だとか、なんか鼻につくような名前とかそんなもんいらねーよ。オレが思う最高のプロレスは“大衆娯楽”だ。オレは常日頃、ずーっとそう思ってる。日本にプロレスが根付いて、何十年、50年、60年、新日本が50年だからもっとだ。70年とか。大衆娯楽としてこの日本にずっと根付いてきたプロレス。一つあるとすれば新たなる一歩、新しい一歩踏み出したぐらいだ」と持論を展開。 続けて、「それにしても何かある度に、オレ第1試合の男になってんな、オイ。ふざけんなよ!オレはよ、今日出て来るIWGPチャンピオンであろうと、『G1』チャンピオンであろうと、どこのチャンピオンであろうとオレは常日頃、テメーらの首狙ってる。忘れんなよ」と第1試合にラインナップされたことについて釘を刺すと、「それともう一つ、ここでお知らせがありまーーす。鈴木みのる、10月、また、外の世界に一人で行って来ようと思う。今度はアメリカ、カナダ、そしてイギリス。一人で世界中回って来ようと思う。そうだな、言うなれば鈴木みのる一人ワールド・ツアー。誰も来なくていい、誰も。オレがな、去年、一年前、アメリカで、何十試合と戦ってて、どこの一つも誰一人としてそれを記事にすることもなければ、どこも報道されることもなかった。だけど数万人、いや数十万人、アメリカの国民たちがみのる、みのると声を掛けて、言ってくれた。今年も楽しく行って来ようかな。そう、オレにはよ、ちょっとよ、世界を回らなければいけない理由も一つできたんだよ。それはこれから……」と海外で何やら企んでいる様子。 何はともあれ、まだ全会場ではないが、プロレス界に日常生活が戻る第一歩を踏み出したのは間違いない。(どら増田)
-
スポーツ 2022年09月05日 17時30分
全団体参加のジュニアオールスターを提唱した新日本・高橋ヒロム「ジュニア夢のオールスター戦。今じゃないか!?」
新日本プロレスの高橋ヒロムが自身のYouTubeチャンネルで「全団体によるジュニアオールスター開催」を呼びかけたところ、インディー団体の選手を中心に参加表明が相次いでいる。またDDTプロレスの高木三四郎社長や、みちのくプロレスなどは団体としての協力を表明。新日本の木谷高明オーナーも「どんどんやってください」とヒロムの背中を押した。 ジュニアオールスターは『スーパーJカップ』として、1994年4月16日に獣神サンダー・ライガーがジュニアの活性化と、当時は女子プロレスで行われていたオールスター戦や対抗戦に触発される形で「ジュニアなら出来るんじゃないか」と初めは新日本が主催し、東京・両国国技館で開催。第2回はWAR、第3回はみちのくプロレス、第4回は大阪プロレス、第5回以降は新日本(第6回はプロレスリング・ノアと共催)が主催し、これまで第8回大会まで開催されている。ただ、ヒロムは「夢のカード実現」や「新日本主催ではなく中立のイベントとして全団体のジュニア選手出場」と話しており、ジュニア最強決定トーナメントが軸になっていた『スーパーJカップ』とは一線を画す大会にしたいようだ。 ヒロムは「今が…今が、やる時じゃないか!?ジュニア、ジュニアの祭典。ジュニア夢のオールスター戦、今じゃないか!?今だと思わない!?これだけ盛り上がってる今のタイミングだと思わない!?何もないよ。まだ何もないけど、今だと思わないか!?俺が言ってることはものすごく単純なことなんだ。何も難しいことなんてない。何一つ難しくない。みんなで夢見ようよ。ジュニア戦士、そしてジュニアファン、みんなで夢を見ようよ。そして、その夢の興行をやろうよ。夢の対戦カードをやろうよ。単純な話。何も難しいことなんて一つない。“どこがおいしい思いする”だとか“おいしい思いしない”だとか“全部持ってかれる”“持ってかれない”、そんなことどうでもいいんだ。みんなで(両手を握り)おいしくしようよ。みんなで求め合い、おいしくし合おうよ。俺がやりたいことは夢。夢のオールスター戦。すごく、ものすごく単純なことなんだ。ただ、やっぱり新日本プロレスが主催ってなってしまうと、やっぱりいろいろ言われるだろう。だから、このコメントを聞いてるファンもきっと新日本プロレスファン、ほとんどが新日本プロレスファンだ。だから、拡散してみんなで広げてくれ。伝える手段があまりないから。みんなに伝えてくれ。(笑顔で)もちろん俺がその団体に行って、リング上でしゃべる。そんなことももちろんいいのであれば、やりますし、やりに行くよ。(拳を握りながら)みんなで作り上げましょう。俺だけじゃないんだ。俺だけの話じゃないんだ。みんなで夢を見よう。ただそれだけの話。すごく単純な話だけど、すごく難しい話。ただ、タイミングは今この時。ここを逃したらもうチャンスはないと思う。何十年、ジュニアで夢見てない!?ジュニアってさ、俺たちの団体だけかもしれないよ。これだけいろいろと苦労して、いろんなうっ憤が溜まってるの、もしかしたら新日本だけかもしれない。ほかの団体はよくわからなくも、溜まってるものがあるんだよ。俺たちだってジュニアとして結果を残して盛り上げたい。でも、なかなか団体に伝わりにくいんだ。だから、みんなで、俺は、全団体で夢を見たい。それだけ。必ずやろう。必ずやるぞ!」と要請があれば、他団体のリングを訪れて「ジュニアオールスター」開催をアピールしたいとのこと。 『スーパーJカップ』では、みちのくプロレス勢が躍進。テレビ朝日系列で中継されたことにより、全国区の団体に飛躍した。インディーにもいい選手はたくさんいるだけに、1人でも多くの選手にチャンスを与えてもらいたい。(どら増田)
-
スポーツ 2022年09月01日 10時50分
新日本US王者オスプレイにフィンレーが9.25神戸で挑戦!「俺はオマエのUSヘビー級王座がほしい」
新日本プロレスは、次期シリーズ『バーニング・スピリット』9.25兵庫・神戸ワールド記念ホール大会のカードを発表した。『バーニング・スピリット』は、1985年に新日本マットへ全日本プロレスから電撃移籍をした“超獣”ブルーザー・ブロディ(故人)がアントニオ猪木と対峙した際、「イノキからバーニング・スピリットを感じた」と発言したことからシリーズ名として起用された、かつてあったシリーズの復刻タイトルだ。 メインイベントでは、IWGP USヘビー級王者のウィル・オスプレイに、デビッド・フィンレーが挑戦する。6.12大阪・大阪城ホール大会では、チャンピオンだったジュース・ロビンソンがオスプレイ、そしてSANADAを相手に3WAYマッチで防衛戦を予定していたが、ジュースが急性虫垂炎のため欠場となったため、SANADAとオスプレイが新王者決定戦を行い、オスプレイがSANADAを下しUSヘビー王座を初戴冠している。 しかし、ジュースは会社からUSヘビーのベルト返還を求められるも拒否し、『G1クライマックス32』に“自称王者”としてベルト持参で登場。しかし、そのジュースをかつてのパートナーだったフィンレーが、7.26東京・後楽園ホール大会で行われたDブロック公式戦で破ると、USヘビーのベルトを持ってバックステージへ。さらにフィンレーは、8.2静岡・浜松アリーナ大会のDブロック公式戦でオスプレイも破っており、正規のチャンピオンであるオスプレイに対し、「オマエがいつどこでベルトの防衛戦をしようが構わないが、挑戦者はこの俺だ!それまでオマエがこのベルトを見るたびに、俺のベルトだってことを思い出してもらいたい」とアピール。ベルトをオスプレイに返却する代わりに挑戦表明した。 その後、オスプレイは『G1』決勝に駒を進めて、オカダ・カズチカと対戦。激闘の末敗れはしたが、準優勝の結果を遺した。しかし、試合直後のバックステージでオスプレイがコメントを出そうとしたところに、フィンレーが登場し、「俺はオマエのUSヘビー級王座がほしい」と改めて挑戦表明。オスプレイは「ふざけてんのか、このタイミングでそんなことを言うか?俺の今日の試合、全てを台なしにしやがったな!」と怒り心頭だったが、敗れているだけに断る理由もないだろう。 『G1』で株を上げたフィンレーが、勢いのままUS王座まで辿り着いてしまうのか?外国人闘争の行方に注目したい。(どら増田)
-
スポーツ 2022年08月31日 10時50分
グレート-O-カーンがノアに初参戦!グレート・ムタ、NOSAWA論外とトリオ結成「ノアを完全に支配してやる」
プロレスリング・ノアの『N-1 VICTORY2022 GRAND FINAL』9.3大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第1競技場大会に、新日本プロレスからユナイテッド・エンパイアのグレート-O-カーン(以下、オーカーン)が参戦し、この大会が大阪ラストマッチとなる新日本の“先輩”グレート・ムタ、そして杉浦軍/東京愚連隊/PERROS DEL MAL DE JAPONのNOSAWA論外と異色トリオを結成。拳王&征矢学&タダスケの金剛と対戦する。 このカードはオリエンタル感満載なムタ、オーカーン、論外の怪しげな雰囲気に、反体制派ながらも硬派なイメージが強い拳王率いる金剛がどのような絡みを見せるのか注目されるところ。ムタは1990年9月7日の新日本プロレスの大阪府立体育会館大会で、越中詩郎扮するサムライ・シロー相手に日本デビュー戦を飾っており、96年10月20日にお隣りの兵庫・神戸ワールド記念ホールで、獣神サンダー・ライガーと伝説の試合を行うなど、関西圏でも印象に残る名場面を残して来た。ムタの大阪ラストマッチに、90年代からのファンも多数詰めかけるだろう。 オーカーンは「ひれ伏せ、NOAHの愚民ども。余は新日本プロレスの支配者、グレート-O-カーンである。今回はグレート・ムタから直々に、この余と同盟を結びたいと懇願をしてきたそうじゃないか。ハハハハハ、愉快愉快!その願い、聞き入れてやる。この余が!魔界、そして9月3日の大阪でノアを完全に支配してやる」と強気のビデオメッセージを寄せているが、ムタを仲間だと思っていると痛い思いをするかもしれない。それは論外も同じだ。 ムタの化身である武藤敬司の引退が迫る中、武藤との対戦を熱望している拳王もムタや新日本のオーカーンに爪痕を残したいところ。特にオーカーンに対しては思うところもあるはずなので、GHCヘビー級チャンピオンとしてどのような形で対峙していくのか楽しみである。また数々のコスチュームでファンを楽しませて来たムタが、当日どんなコスチュームとペイントで現れるのか大いに期待したい。(どら増田)
-
-
スポーツ 2022年08月29日 22時30分
ノア清宮海斗が新日本から参戦の小島聡を破り『N-1』決勝進出!鈴木秀樹と対戦へ「俺たちのプロレスをみんなと作っていきたい」
プロレスリング・ノアは28日、『N-1 VICTORY 2022』神奈川・カルッツかわさき大会を開催した。 メインイベントでは『N-1 VICTORY 2022』Bブロック公式戦、清宮海斗と新日本プロレスから参戦している小島聡が対戦。清宮は小島のウエスタン・ラリアットに苦戦するが、武藤敬司直伝のドラゴンスクリュー、足4の字固めから、シャイニングウィザードを連発。最後はこれまた武藤ばりのフランケンシュタイナーから、シャイニングウィザードを決めてカウント3。清宮が『N-1』の決勝(9.3大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場大会)進出を決めて、Aブロック覇者の鈴木秀樹と対戦する。 試合後、清宮は「あと一つ。あと一つのところまで何とか来ることができました。あのリング上でちょっとだけ言ったんですけど、鈴木選手、次、決勝で。俺にとってホント怖い存在なんですね。前、鈴木さんがノアに上がり始めた時にやらせてもらって、全く歯が立たなくて。俺にとって鈴木選手って今も変わらずそういう存在だから。それでもやっぱりここまで来るのにホントいろんな選手、Bブロックの選手に凄い感じさせてもらって今ここにいるので、もう今はホントに優勝しか見えてないし、俺が頂上に行って、応援して下さるみんなとプロレスを、俺たちのプロレスをみんなと作っていきたいと思います。ありがとうございます。9月3日、エディオンアリーナ、俺の試合見に来てください。よろしくお願いします。ありがとうございました」と優勝宣言。 惜しくも敗れた小島は「凄く、凄く楽しいリーグ戦だったよ。こんな充実したリーグ戦、何年ぶりだ? 何年ぶりかわかんねえ。って言うか初めてかもしんねえ。この年で味わうリーグ戦がこんなに楽しくてワクワクするもんだって思ってなかったよ。体ボロボロだけど確実に生きてることを実感できるシリーズだから。本当に何年ぶりにプロレスラーとして生きてることを味わえたシリーズだよ。名古屋と川崎でメインイベント張って、凄くいろんなこと考えたよ。俺は本当にここのリングが好きだなと思う」とノアのリングへの変わらぬ愛着を口にした。◆プロレスリング・ノア◆『N-1 VICTORY 2022』2022年8月28日神奈川・カルッツかわさき観衆 825人▼『N-1 VICTORY 2022』Bブロック公式戦(30分1本勝負)○清宮海斗【5勝2敗=10点】(17分06秒 片エビ固め)【4勝3敗=8点】小島聡●※シャイニングウィザード(どら増田 / 写真©︎NOAH)
-
スポーツ
新日本vsノアでザック・セイバーJr.がかつての師匠と対戦「ヨシナリ・オガワは史上最高のレスラー」
2022年01月11日 22時30分
-
スポーツ
新日本vsノア1.8横浜アリーナ大会の試合順が決定! メインIIはオカダ&棚橋vs武藤&清宮、メインIはロスインゴvs金剛
2022年01月07日 10時50分
-
スポーツ
新日本ノーDQマッチでUS王座奪還の棚橋弘至「こってこての60分フルタイムドローの試合がやりたいよ」
2022年01月06日 10時55分
-
スポーツ
新日本1.4ドームEVILが石井智宏をダーティーファイトでNEVER王座強奪「CHAOSを沈没させてやる!」
2022年01月05日 10時50分
-
スポーツ
いよいよ新日本1.4ドーム決戦! IWGP世界王者の鷹木信悟「オカダ、オスプレイ、まとめて俺が叩きつぶす!」
2022年01月04日 17時30分
-
スポーツ
新日本KENTAのUSヘビー級王座挑戦の棚橋弘至「一生分の反則をします」ノーDQマッチにプランAを明かす!
2021年12月28日 17時30分
-
スポーツ
新日本vsノア1.8横浜アリーナは全席完売!鷹木信悟と中嶋勝彦のチャンピオン同士が火花散らす
2021年12月27日 22時30分
-
スポーツ
新日本エル・デスペラードが高橋ヒロムとの前哨戦で30分ドローの大熱戦!「スッキリしねぇんだ!ヒロムに勝ちてぇ」
2021年12月24日 10時50分
-
スポーツ
新日本US王者KENTA前哨戦で棚橋弘至をKOし独演会!「俺、コストコのこと“コスコ”って言うから」
2021年12月23日 10時50分
-
スポーツ
DDT竹下幸之介「新年早々、日本マット界注目の対抗戦があると思うんですけど」新日本vsノアを意識!
2021年12月22日 11時30分
-
スポーツ
新日本ジェフ・コブの強さに内藤哲也「これ以上のジェフ・コブで東京ドームに姿を現してほしいね」
2021年12月22日 10時50分
-
スポーツ
新日本US王座挑戦表明の棚橋弘至に王者KENTA「ノーDQマッチだったらやってやる」東京ドーム大会で実現へ!
2021年12月16日 10時50分
-
スポーツ
プロレス大賞ベストバウトはノア武道館の潮崎豪対武藤敬司!MVPは鷹木信悟、女子は林下詩美が初受賞
2021年12月15日 18時30分
-
スポーツ
新日本1.5ドーム、スターダム提供試合は岩谷麻優&スターライト・キッドと中野たむ&上谷沙弥のユニット越境タッグ対決に!
2021年12月14日 11時30分
-
スポーツ
新日本12.15両国国技館大会のメインはスーパーJr.決勝! 高橋ヒロムの連覇か、YOHの下剋上か?
2021年12月14日 10時50分
-
スポーツ
新日本オーカーンが内藤&SANADAを止める「全てを支配できるから“支配者”を名乗っとるんじゃ!」
2021年12月01日 10時50分
-
スポーツ
新日本・内藤哲也がノアとの対抗戦に不快感「リーグ戦の最中に、水を差すようなことをするのかなぁ?」
2021年11月25日 11時30分
-
スポーツ
ノア清宮海斗に対戦要求された新日本オカダ・カズチカ「『ヤベーヤツが出てきた!』っていう風にはなってない」
2021年11月24日 17時30分
-
スポーツ
新日本プロレス50周年施策を発表「OBも含めて、ご登場、できればご参戦頂けるように進めて参ります」
2021年11月17日 11時30分
特集
-

あかつ、アメリカ・アポロシアターでの「動きで笑わせるネタ」は世界にも テレビに年数回でも出られる自分は「持ってる」
芸能
2025年10月03日 12時00分
-

TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
芸能
2025年09月26日 18時00分
-
-

元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
芸能
2025年09月18日 17時00分
-

岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-

misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
芸能
2025年09月16日 11時00分
