新日本
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スポーツ 2022年08月25日 11時30分
新日本プロレス棚橋弘至がスターダム岩谷麻優にIWGPの極意を伝授!「歴史のあるベルトのいい部分をうまく利用して」
『新日本プロレス×STARDOM 合同興行 Historic X-over』11.20東京・有明アリーナ大会で初代王者が決定すると発表されたIWGP女子王座について、新日本プロレスでIWGPヘビー級王座を始め、幾多のIWGPの冠がつくタイトルを保持して来た新日本プロレスの棚橋弘至が、王座決定トーナメント参戦が濃厚となっている岩谷麻優に、IWGPの極意を伝授した。 棚橋は「大会が決まりまして、新日本プロレスとスターダムの選手が同じリングに立つっていう、ちょっと想像したら『すごいなんか楽しくなるんだろうな』って、やる前から感じてます。なので、スターダムのファンの方はスターダムの選手の良さがさらにいろんな媒体で伝わるだろうし、新日本のファンの方は新日本の選手をスターダムのファンの方に見てもらえるという、自分が好きなものを人にシェアするっていう、そういう広がりもある大会になるんじゃないかなと期待してます。なので、カードも発表されましたので、男子プロレスは筋肉がポイントになってくると思うので、しっかり照準を合わせて逸材ボディでこの大会に臨みたいと思います」とお互いの団体のファンが行き来するような大会にしたいと抱負を語った。 岩谷は「いろんな取材とかしていただいた時に、『誰と組みたいですか?』、『やっぱ棚橋選手と組みたいです』ってすごい言ってたんですけど、まさかの違うカードで、ちょっとそこも残念ながらビックリもあるんですけど、このミックスドマッチが組まれてないってことは、もしかしたら自分はIWGPのトーナメントに出るのか、そこもまだわからないですけど、ホントにこのスターダムがほかの団体さんと合同興行をするのも初めてのことだし。ましてや、スターダムと新日本さんの合同興行なんてホントにこれは選手も楽しみだし、もうワクワクしかないなって思います。この有明アリーナのお客さんを大熱狂させる自信がスターダムにもありますので、それほど女子のプロレスも熱いっていうところを、初めて見る新日本さんのファン方にも伝わればいいなと思ってます。『やっぱ女子だからダメダメだよな』とか『女子だから』っていう言葉を『女子ってスゲーな』って思わせるような試合をみんなでやっていきますので、ホントに楽しみにしていてください。頑張ります!」と熱望していた棚橋とのタッグが流れてしまったことは悔しさを滲ませていたが、今大会への気合いは十分だ。 新日本の菅林直樹会長によると、新設されるIWGP女子王座は「今後、世界標準のスタイルで新日本プロレスとSTARDOMのプロレスが世界へ打って出ていくため、IWGP実行委員会が認定・管理する初の女子王座を設立する。設立に伴い初代王者決定トーナメントを開催。1回戦の第1試合を10月2日、新日本プロレスのロンドン大会『ロイヤル・クエスト2』で行い、スターダムの後楽園ホール大会、立川大会を経て、11月20日の有明アリーナ大会で王者を決定し、来年1月4日、東京ドーム大会で初防衛戦を予定している」という。また、王者には「今後、世界中から注目が集まる規模の新日本プロレスの国内大会、スターダムのビッグマッチ、新日本プロレスの海外大会を中心にタイトルマッチを行う予定」とのことで、新日本とスターダム、日本と海外といった幅広い活動が約束されるという。 これを聞いた棚橋は「IWGP女子王座は、“インターナショナルレスリンググランプリ”って立ち上げからある歴史のあるベルトのいい部分をうまく利用して、そのIWGP女子っていう部分で対世間だったりとか、対ほかの団体だったりとか、インターナショナルなのでアメリカだったり、世界中の選手に対して『IWGPの女子王座ができたよ』ってことを大いにアピールして、是非チャンピオンになっていただいて、IWGPの女子のベルトを自分(岩谷)が持ってる今のベルト(SWA世界王座)と競わせてもいいんじゃないかなと思いますね」と岩谷にエールを送るとともにアドバイス。IWGPブランドを有効活用すべきと極意を伝授。 さらに、「まあ、IWGPっていうのは歴史もあって、IWGPって聞くといろんな名選手の顔が浮かんできますけど、批判から入るのではなく、まずやってみる。そしてそこに広がりをボクは感じられると思うし。だから、やる前にとやかく言うよりも、まずやってみてそこからまた良い部分、悪い部分っていうのは必ず出てきますので、そういった部分を選手、団体の努力でいい方向に向けていけばいいんじゃないかなと思います」と語り、王座新設について一部のファンから賛否が起こっているが、「まずはやってみることが大事」だと同王座の新設を後押しした。▼IWGP女子王座決定トーナメント日程1回戦10.2 新日本プロレス・ロンドン大会10.22 スターダム・後楽園ホール大会準決勝10.23 スターダム・アリーナ立川立飛大会決勝戦11.20 新日本プロレス×スターダム合同興行有明アリーナ大会※出場選手数は7選手(1名はシード)、スターダム選抜は4選手を予定。出場選手は27日のスターダム後楽園大会で一部発表する可能性を、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーが発言している。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月24日 11時30分
タイチの要望が通り、11.20有明でタイチ&金丸と中野たむ&なつぽいが合体!「感じたいものもある」
ブシロードグループのプロレス団体、新日本プロレスとスターダムは『新日本プロレス×STARDOM 合同興行 Historic X-over』11.20東京・有明アリーナ大会の第1弾決定カードを発表した。気になる両団体の選手による男女ミクスドマッチは、タイチ&金丸義信&中野たむ&なつぽいが、エル・デスペラード&DOUKI&スターライト・キッド&渡辺桃と対戦。トム・ローラーは赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者の朱里と組んで、ザック・セイバーJr.&ジュリアと、棚橋弘至は林下詩美とのタッグで、後藤洋央紀&舞華と対戦する。 タイチとデスペラードは、21日に愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されたスターダム真夏のビッグマッチ『STARDOM×STARDOM 2022~名古屋真夏の遭遇~』に生中継のゲスト解説として訪れており、デスペラードはキッドに、タイチはたむ&なつぽいにラブコールを送っていた。 この日、ゴッデス・オブ・スターダム王座を葉月&コグマから奪還したたむ&なつぽいは「私たちは女子プロ界に革命を起こします。もっともっと広く世間を巻き込んで、女子プロレスをもっと広くもっともっと広く世間を巻き込んで熱狂的なユートピアを私たちが作ります。それはつまりどういうことかというと…アーティストデビュー!」と爆弾発言。たむは「私たちは令和のビューティーペアになる。いや、ビューティーペアを超えるタッグになります」と続けると、なつぽいも「スターダム、ブシロード、全関係者に告ぐ。女子プロレスを盛り上げるためにウチらをもっと世に出すべきなんじゃない?こんなハイスペックなウチらをちっちゃな箱に収めておくのはもったいないでしょ。革命は自分たちの手で掴み取る!」と力強く語ったところに、タイチが通ったのを見かけたたむが「ねえ、タイチさん」と振ると、タイチが入って来て祝福。 タイチは祝勝会の約束をした上で「よく頑張ったね、泣きそうな顔して必死に歯を食いしばって。2人で革命を起こすってすごく可能性を勝手に感じて、この2人だったら新しい何かを創るんじゃないかなって、いろんな可能性を感じたから、だからオレも2人にもらいたいものもあるし、感じたいものもあるから11月の合同興行、一緒に組んで試合しない? まだだれも立候補してないでしょ。オレが名乗り上げるよ。オレは2人と組みたい」とかねてからたむを推していたタイチが、たむ&なつぽいとのタッグ結成を熱望。 タイチは「2人からいろんなものを吸収したいから、いろんなものを感じたいから、一緒に組んで試合してほしい、11月」と続けると、たむは「私たちもタイチさんからいろんなものもらいたいです」とこれを受諾。なつぽいも「ありがとうございます。ありがぽい。うれしいです」と笑顔で応じていた。 新日本とスターダムでは、この結果も受けた上で、3つのミクスドマッチを決定したようだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月22日 18時30分
米AEW無期限遠征中の竹下幸之介がDDTに一時帰国で進化の過程を披露!「僕の夢は世界一のプロレスラーです」
DDTプロレスは20日、毎年恒例の真夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2022』を東京・大田区総合体育館で開催した。 セミファイナルでは、アメリカAEWに無期限遠征中の竹下幸之介が、今年4月10日の東京・後楽園ホール大会以来のDDT凱旋。試合は、DDT旗揚げ25周年記念スペシャル6人タッグマッチというタイトルのもと、竹下、MAO、ヤス・ウラノが合体。ディック東郷、佐々木大輔、KANON with MJポー&藤田ミノル組と激突した。新日本プロレスでバレットクラブH.O.Tのメンバーとして、EVILのマネージャー的な存在を務めている東郷も久々のDDTマット帰還だ。 試合が始まると、竹下組は3人揃って場外に飛ぶなど、息の合ったところを見せる。ダムネーションT.Aも、東郷と佐々木の師弟コンビが同時にフェースロック、ペディグリーを繰り出すなど、負けじと対抗。竹下がKANONにザーヒーを叩き込むも、セコンドがレフェリーの足を引っ張ったため決まらず。逆にKANONが竹下にラリアットを見舞うも、竹下はKANONにすごい高さのジャンピング・ニーを放ち、カバーするとカウント3。アメリカ遠征の途中経過をキッチリと焼きつけていた。 試合数、竹下は「僕の夢は世界一のプロレスラーです。それが現実で、目の前まで見えてきました。でも、ここからの壁が高いことは知ってます。僕のホームはDDT。DDTのレスラーとして、世界一になること。これが最高のドラマチックドリームだと信じています」と人差し指を掲げてアピール。バックステージでは「人からしたら、たかが4か月かもしれないけど、僕からしたらされど4か月。10年のキャリアの中で一番頑張った月日だと言ってもいいと思います。世界一のプロレスラーになるってことを夢で10年やってきて、それがちょっと可能性あるかもなって、思ってもらえる人が増えたと思ってる。また世界一のプロレスラーをめざすために、米国に飛びたいと思います」と再渡米を明言。 さらに、9.10大阪・西成区民センター大会でのデビュー10周年記念興行で行われる佐々木との一騎打ちに向けては、「KO-D無差別を初めて巻いた試合、DDTの米国興行の試合、両国のタイトルマッチとか、大事なターニングポイントはいつも佐々木さんとのシングルなので。試合で学ぶという部分では、一番学んだなって思うので指名させてもらった」と指名した理由を明らかにしている。 ビジュアルも変化した竹下が、再び日本に定着する時はさらなる進化を遂げているだろう。◆DDTプロレス◆『WRESTLE PETER PAN 2022』2022年8月20日東京・大田区総合体育館観衆 1250人(満員)▼DDT旗揚げ25周年記念スペシャル6人タッグマッチ(30分1本勝負)○竹下幸之介&MAO&ヤス・ウラノ(20分41秒 片エビ固め)ディック東郷&佐々木大輔&KANON● with MJポー&藤田ミノル※ジャンピング・ニー(どら増田 / 写真©︎DDT)
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スポーツ 2022年08月22日 11時30分
新日本G1覇者オカダ・カズチカが改めて1.4ドームでのIWGP世界王座挑戦と「東京ドームは“超満員”」を明言!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』の優勝決定戦で、ウィル・オスプレイを破り、2年連続4度目の優勝を飾ったオカダ・カズチカが19日、一夜明け会見を行った。 オカダは「今日ですね、朝起きて、最初に思ったのが本当に“感謝”しかないなと思いまして。昨日の対戦相手、オスプレイもそうですし、『G1クライマックス』参加した選手、そして支えてくれた社員の方たちもそうですし、応援してくれたファンのみなさん、本当にみなさんに感謝しかないなと。それはすごい感じて、みなさんのおかげで優勝することができましたし、『こうやってプロレスをできてるんだな』と思えました。なので、本当に『G1クライマックス32』、すごい熱い夏になったと思いますし。また、下半期もしっかりと『G1クライマックス32』覇者として盛り上げていきたいなと思います」と前日の試合後と同様、感謝の意を口にした。 試合に関しては「シングルの数では去年の方が多いと思うんですけれども、やっぱりこの最後の3連戦ってのもすごいキツかったですね。まあ、体力もそうなんですけども、精神的にも凄いツラくてですね、やっぱり3日連続でシングルってのは結構来るもんだなぁと思いましたし。その3日のうち準決勝、決勝も、もちろんランス(・アーチャー)との試合もキツかったですし。まあ、公式戦全部キツかったんですけども、本当に例年とは違う過酷な『G1クライマックス』でした。なのでやっぱり、この『G1』の価値もしっかりともう一度、新日本プロレスに考えてもらいたいなと思いましたね」と振り返りつつ、『G1』の価値について改めて言及。 IWGP世界ヘビー級王座への『挑戦権利証』を来年1.4東京ドーム大会で一発行使する意向を明らかにしているが、「やっぱり先程も言いましたけども、この『G1クライマックス』の価値というのをですね、やっぱりボクは上げたいなと思いまして、その価値を上げるという意味では権利証の価値も上げなきゃダメだと思いますので、その権利証もすぐにですね、行使させてもらって、もう新日本プロレス、よく考えてもらってですね。すぐに決めなくてもいいと思うんですけど、もうやっぱり『G1クライマックス』、こんだけの熱い闘いをしたんだから、こんだけ盛り上げたんだから、その『G1クライマックス』チャンピオンは東京ドームのメインイベントが相応しいでしょって思っていただいたのであれば、もうそのように東京ドームで、チャレンジさせていただきたいなと思っております」と改めて東京ドーム大会での行使を明言。なお、この日は『挑戦権利証』を渡されていない。 ただ、「ジョナには負けているので、その権利を賭けて闘うっていうことはもちろんないですし。だけどもやっぱこう、スペシャルシングルマッチなのかわからないですけれども、『借りを返す機会を頂きたいな』と思ってます」とジョナとは対戦したいとのこと。 東京ドーム大会に関しては「『G1クライマックス』覇者としてですね、IWGPチャンピオンとは違う盛り上げ方ができると思いますし、そこはまだちょっとわからないですけれども、もう挑戦が東京ドームなのであれば、下半期は色々な闘いができると思いますので、そこはしっかりと『G1クライマックス』チャンピオンとして盛り上げていきたいですし。そこをね、IWGP世界ヘビー級チャンピオンがボクの活躍を見て、また切磋琢磨してですね、この東京ドームに向かって盛り上がっていって。本当に東京ドーム2023年はですね、“超満員”にしたいと思ってますので、これは本当にリング上でも言ってますし、もう何回も言ってることなんですけど、改めてこれを聞いていろんな選手の方が『ああ、そうだな。行こうよ、東京ドーム超満員』。チームが違うくても、そう思ってもらえたらいいなと思いますし、もちろん会社の社員のみなさんもそうですね。みんなで一丸となってプロレスを盛り上げて、また新日本プロレスの素晴らしさってのを届けて行きたいなって思っております」と語り、超満員にこだわっていく様子。東京ドームが超満員になった『THE MATCH 2022』のような熱気をプロレスで取り戻すのがオカダの狙いかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月22日 10時50分
ノアN-1で小島聡vs船木誠勝が実現!勝利した小島「プロレスラー生活30年を超えてから一騎打ちで対戦するって、こんなロマンねえだろ?」
プロレスリング・ノアは20日、ノア最強決定戦『N-1 VICTORY 2022』東京・後楽園ホール大会を開催した。 第6試合では、『N-1 VICTORY 2022』Bブロック公式戦として、新日本プロレスの小島聡と、GHCナショナル王者の船木誠勝との対戦が実現。お互いに新日本に入門し、全日本プロレスに所属したという共通点を持つ。両者は全日本時代にわずかな接点があったが、小島が新日本に入団した時、既に船木は退団していた。 緊張感が漂う中、試合は静かな立ち上がりだったが、小島がチョップを仕掛けると、船木も張り手で応戦。船木はさらに蹴りを叩き込んでいくが、小島もマシンガンチョップを放つなど、主導権を渡さない。ヒザ蹴りからのハイブリッドブラスターをカウント2で返し、船木の打撃連発からCCDもカウント2で凌いだ小島は、ショートレンジラリアットから、ロープに走って正調のウエスタンラリアットを決めてカウント3。小島が先輩でありGHCナショナル王者の船木を倒している。 バックステージで小島は「船木誠勝さんという選手は、俺の中で凄く特別な人だよ。ずっとプロレスラーになる前に、第2次UWFで憧れ続けていた人だ。そして、プロレス界に入り全く接点がなく、2009年に全日本プロレスで出会った。少しだけ試合した。本当にわずかしかなかった。俺がプロレス界に入る前から、ずっとスーパースターだった人だよ」と船木への思いを吐露。 「そんな選手とプロレスラー生活30年を超えてから一騎打ちで対戦するって、こんなロマンねえだろ?俺はいろんなプロレス人生送らせてもらっているけど、三沢光晴戦と同じぐらい、三沢さんと同じぐらい今日はいろんな思いを持ってこの試合に臨んだよ。勝ったから嬉しいとかじゃないんだよ。あの船木誠勝と今この舞台で一騎打ちができたこと。それを本当に幸せに思う。これから必ず優勝するよ」とかつて全日本マットで実現した三沢光晴さんとの対戦を口にしながら、感無量の表情で優勝を誓った。◆プロレスリング・ノア◆『N-1 VICTORY 2022』2022年8月20日東京・後楽園ホール観衆 609人▼『N-1 VICTORY 2022』Bブロック公式戦(30分1本勝負)○小島聡【4勝1敗=8点】(10分11秒 片エビ固め)【2勝3敗=4点】船木誠勝●※ウエスタンラリアット(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年08月19日 10時50分
新日本G1敗退で来年1.4東京ドーム大会メイン出場に暗雲の内藤哲也「諦めなければ可能性はゼロじゃない」
新日本プロレスは18日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』公式戦最終日を開催した。日本武道館大会は16日から3連戦が行われ、この日が最終日。メインイベントでは、優勝の座を巡り、ファイナルトーナメント決勝戦がオカダ・カズチカとウィル・オスプレイの間で争われ、オカダが激戦を制して二連覇を達成している。 第4試合では、内藤哲也&SANADA&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、タイチ&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャーの鈴木軍による6人タッグマッチが実現。G1で内藤は、ザック相手に丸め込みで秒殺し準決勝に進んだが、オスプレイに敗れてしまい決勝進出を逃した。序盤からザックは内藤に対してイライラを隠せず、両者はリング内外で揉み合う。試合は、内藤とBUSHIがタイチにスピーディーな連携攻撃を仕掛けるも、コードブレイカーを狙うBUSHIをアーチャーが捕獲して、チョークスラムで叩きつける。最後はトドメとばかりにタイチが横綱式カチ上げエルボーを放ち、カウント3。 試合後も内藤とザックは駆け引きを展開。SANADAとタイチも睨み合う中、久々の来日となったアーチャーがマイクを掴み「マタネ!」と挨拶。会場からは大きな拍手が沸き起こった。 バックステージでザックは「ナイトー!何なんだよ、あいつは!俺を倒したんだから、ファイナルなんか簡単に行けるはずなのに負けやがって。次はナイトーの皮を俺が剥いでやる。レディ・ガガが着ていた肉のスーツを憶えているか?ああいうのを俺が作ってやるよ。人間の皮を剥いで、血管丸見えみたいなやつだ。ナイトーの皮を剥ぎ、それでスーツを作って俺が着る。これ、どうだ?まずはナイトーの皮を剥ぎに行かないとな」と内藤狩りに照準を合わせた様子。 内藤は「昨日のウィル・オスプレイと初めてのシングルマッチ、めちゃくちゃ楽しかった。想像以上の選手で試合中、興奮しっぱなしだったよ。でも結果的に敗れてしまい、俺の夏は終わった。これで2023年1月4日の東京ドームのメインイベントに戻るっていう目標も絶望的かな?さすがに昨日は落ち込んだよ。もの凄く落ち込んだよ。でも、落ち込んでても何も前に進まないんでね。変わらず2023年1月4日、東京ドームのメインイベントめざして進んでいきますよ。諦めたらゲームオーバー。諦めなければ可能性はゼロじゃないんでね」と語っていたが、オカダがG1覇者の権利として与えられるIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権利証を来年1.4東京ドーム大会で行使すると明言しており、内藤に残された道は、現在ジェイ・ホワイトが保持しているIWGP世界王座の年内奪還しか残されていない。その前にまずザックの相手をすることになりそうだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月18日東京・日本武道館観衆 6716人▼6人タッグマッチ(20分1本勝負)内藤哲也&SANADA&●BUSHI(8分01秒 体固め)タイチ○&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャー※横綱式カチ上げエルボー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月18日 11時30分
新日本『G1』予選敗退の棚橋弘至、怒りのジェイを尻目に「俺はそこまで口調を荒げて『悔しかった!』っていう気持ちにならない」
新日本プロレスは17日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』を開催した。日本武道館大会は16日から3連戦が行われ、2日目のこの日は、各ブロックの1位同士によるファイナルトーナメント準決勝戦2試合がラインナップされ、タマ・トンガを破ったオカダ・カズチカと、内藤哲也を振り切ったウィル・オスプレイが18日に開催される決勝戦進出を決めている。 第6試合では、棚橋弘至&矢野通&デビッド・フィンレー&KUSHIDAの新日本本隊&CHAOS連合と、ジェイ・ホワイト&カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズ&石森太二のバレットクラブが8人タッグマッチで激突。アンダーソン&ギャローズのグッド・ブラザーズはこの日からの特別参戦だ。NEVER無差別級王者のアンダーソンに目を付けたのか、フィンレーがさかんにアンダーソンを意識したファイトに徹底すると、IWGPジュニアヘビー級王者の石森に挑戦したいKUSHIDAは、石森と激しくやり合う。試合は終盤、棚橋&矢野の“トオル&ヒロシ”とグッド・ブラザーズの4人が闘いを繰り広げると、矢野が小次郎から、ギャローズを横入り式エビ固めで丸め込み、3カウント。連日の敗戦にバレットクラブリーダーのジェイは大荒れだ。 バックステージでジェイは声を荒げながら「これ以上、何を俺から取り上げれば気が済むんだ?昨日の試合も覚えてるだろ!一体何が行われているんだ?俺が輝くべき時が奪われ、タマ・トンガが最高の時を迎えているらしいけれども、俺こそが、この世に存在する中で最高のプロレスラーなんだ!タマは今、最高の気分なのかもしれないが、何とでも言えばいい!グレート・モーメントなのか?好きに言えばいい!そして俺に何をしろと言うんだ?あ、アレをやればいいのか?ウェルカム・トゥ・トゥ“ジェイ”ズ・ショウ!何?言えばいいの?スポンサーを紹介すればいいの?アホか!これは俺のマネージャーと進行役がいないと成り立たないものだからな!明日、仕切り直しだ!」と一方的にまくし立てて、自分でまとめていた。 棚橋は「ジェイが口調を荒げてコメントしているのが聞こえてきたけども、この『G1』を終えて、俺はそこまで口調を荒げて『悔しかった!』っていう気持ちにならないのは、やっぱり結果もそうだし、内容もまだ納得行ってないってことだと思う。だからこそ来年、もう来年の『G1』の話をするけども、しっかりコンディションを整えて、もう1回、『G1』に選ばれる。まずそこをクリアできるように、しっかりやっていきます。気持ちも落ちてないけど、(腹のあたりをさすって)体脂肪も落ちてない」と語り、来年はさらにコンディションを整えた上で、『G1』を狙っていきたいようだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月17日東京・日本武道館観衆 3179人▼8人タッグマッチ(20分1本勝負)棚橋弘至&○矢野通&デビッド・フィンレー&KUSHIDA(9分08秒 横入り式エビ固め)ジェイ・ホワイト&カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズ●&石森太二(どら増田)
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スポーツ 2022年08月17日 10時50分
新日本G1準決勝進出のオカダ・カズチカ「ジェイを倒したという意味でもモンスター」とタマ・トンガを警戒!
新日本プロレスは16日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』を開催した。日本武道館大会はこの日から3連戦で、17日は4ブロック覇者による準決勝トーナメントが行われ、その勝者が18日に優勝決定戦の舞台で闘う。 Dブロックのウィル・オスプレイ、Cブロックの内藤哲也、Bブロックのタマ・トンガと次々に各ブロックの代表が決まっていく中、Aブロックのオカダ・カズチカは、メインイベントでランス・アーチャーと対戦。アーチャーのど迫力ファイトに手を焼いたオカダだったが、最後は開脚式のパイルドライバーからレインメーカーでカウント3を奪取。単独1位でAブロック代表となり、17日の準決勝トーナメントでは、タマと対戦する。 試合後、オカダは「いやあ、キツかった、Aブロック。まあ、キツいブロックを勝ち上がったことは意味あると思うんで。このキツい相手と闘って勝ち上がった勢いを大事に、また明日闘っていきたいと思います。アーチャーは元々、新日本に何回も上がってて、アメリカの団体(AEW)に移って。でも、移ってこんだけ変わってきたんだよっていうね、闘ってて意地っていうのは凄く感じましたし、前とは全然違う強くなったランス・アーチャーに会えたんじゃないかなと思います。でも、ランスが強くなったように、オカダ・カズチカも強くなっているんで、それが今日の勝ちにも繋がったのかなと思います」とアーチャーを称えつつ、自身もレベルアップしていることを強調。 「まあ、あと2つ、こっからが例年の『G1クライマックス』と違う闘いになるので、いつもブロックを勝ち上がったら次は決勝戦という形でしたけども、本当に明日の闘いはどうなるか、未知数な部分はありますし、タマですよね。あの僕が6月に勝てなかったジェイ・ホワイトを倒して来たわけですから。まあ、4人の中で一番勢いがある相手なんじゃないかなと思いますし、そんなジェイを倒したという意味でもモンスターだと思いますんで、またタマを倒して、その次に進んでいきたいなと思います」と語り、IWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイトを倒して準決勝進出を果たしたタマをかなり警戒していた。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月16日東京・日本武道館観衆 3227人▼『G1クライマックス32』Aブロック公式戦(30分1本勝負)○オカダ・カズチカ【5勝1敗=10点】(12分43秒 片エビ固め)【3勝3敗=6点】ランス・アーチャー●※レインメーカー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月02日 10時50分
新日本G1・バレットクラブ内紛に終止符?ジェイがオーエンズ撃破で開幕3連勝!「俺だって時には過ちを犯してしまうんだ」
新日本プロレスは7月31日、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』愛知・愛知県体育館大会を開催した。 第7試合では、Bブロック公式戦でジェイ・ホワイトとチェーズ・オーエンズのバレットクラブ同門対決が実現。両者は前日まで不穏な雰囲気を醸しており、試合の展開が注目された。 試合はジェイが開始と同時に、札束の入った封筒をオーエンズに渡して買収工作に出るも、オーエンズは中身の大半が偽物なのを確認すると、「やはり信用できない」と攻撃を仕掛ける。オーエンズのラッシュに苦戦するジェイだったが、終盤、オーエンズはスタイルズクラッシュを決め、さらにCトリガーを連発。ここを勝機と見たか必殺のパッケージドライバーを狙うも、ジェイは一瞬のブレードランナーで切り返し、オーエンズの健闘虚しくカウント3。ジェイは開幕3連勝だ。 試合後、外道が間に入る形で、2人は和解し一緒にバックステージへ。 バックステージでは、オーエンズがまだ納得してないようで、「最初から金を渡してくれれば良かったんだよ」と言うと、ジェイは「まあ、俺から言わせてもらえば、お前はそれに見合うだけのことをしなかった。結局カバーもさせてくれなかったじゃないか?」と逆ギレ。オーエンズは「でも、それはお前のせいだろ!俺は寝そべったぞ!それでさっさと試合を終えて、ホテルに戻るつもりだった」と言い返すと、ジェイは「だから、それはゴメンって言っただろ。責任は全部俺が取るから。でもその後、お前はどうした?俺の謝罪も受け入れず、ノックアウトをしようとしてきた!でもあの顔に食らったお前のヒザ蹴りは、他の誰よりも強いものだった。俺は今ここで、お前のことを誉めているんだぞ」と謝ってるのか誉めてるのかわからない態度。 ジェイは「一瞬、あのままお前にやられちまうのかと思ったよ。IWGP世界ヘビー級王者、“スイッチブレード”ジェイ・ホワイトからの勝利は、あの金なんかより何倍も価値があるもんな。でも俺が昨日言ったこと憶えてるか? S●●T HAPPENS.(こういうったことは起こる)。今日、俺は学ぶところがあったよ。もう一度謝りたい。全責任は俺にある」と続けてその場を収めた。 それを聞いたチェーズは「俺もつい顔面へのヒザ蹴りなんて食らわせてしまってゴメン。バレットクラブに入って、3人の別のリーダーの下でやってきたけど、やっぱりお前は一番だよ。お前は間違った時も素直に自分の非を認めて謝ってくれる。お前はバレットクラブイチのリーダーだよ」と納得した様子。 ジェイは「俺だって時には過ちを犯してしまうんだ。ここ最近のわだかまりはもう忘れて前に進もう。ゲドー、大丈夫か?チェーズは君にも怒ってたけど、まあそれは仕方ないよな。でも俺たちはもう大丈夫だ。(立ち上がってTO SWEETを交わしてから)サンキュー。それでは、レディース・アンド・ジェントルメン、今日も“ToJay SHOW”をご覧いただきありがとうございました。頭がクラクラして大変だった……」と嘘かホントか分からない表情で引き揚げた。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年7月31日愛知・愛知県体育館観衆 2741人▼『G1クライマックス32』Bブロック公式戦(30分1本勝負)○ジェイ・ホワイト【3勝0敗=6点](13分12秒 体固め)チェーズ・オーエンズ【1勝2敗=2点】●※ブレードランナー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月01日 10時55分
棚橋弘至が『G1クライマックス』で優勝しなければいけない理由を吐露「みんなでそういう希望を共有して進んでいく」
新日本プロレスは7月30日、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』愛知・愛知県体育館大会を開催した。 メインイベントでは、Cブロック公式戦として、棚橋弘至とザック・セイバーJr.が対決。ここまで棚橋は1勝1敗、ザックは2戦2勝。 棚橋とザックは『ニュー・ジャパン・カップ』決勝やブリティッシュヘビー級王座戦など対戦機会が多いが、棚橋はザックの変幻自在なサブミッションを苦手としており、ザック戦に関しては苦手なイメージを抱いている。 試合は予想通り、ザックはサブミッションを次々と繰り出していき、左腕を中心に攻めていく。苦悶の表情を浮かべる棚橋。しかし終盤、ザックドライバーをトゥエルブ・シックスで切り返すと、最後はザックの腕ひしぎ逆十字を回避して、これを上手く丸め込んでカウント3。棚橋がテクニックで上回った形だ。 試合後、棚橋は『G1』に懸ける意気込みとして、「優勝したその先に!プロレスファンのみなさんに、新日本プロレスのファンのみなさんに、光を見せられるのは、俺しかいねえだろ!」と自身とファンを鼓舞していた。 バックステージで棚橋は「目標を掲げる。とにかく大きい目標を掲げる。『G1』優勝だったり、超満員の観衆だったり、声を出してみんなが気持ち良く応援出来る状況を望んだりと。厳しいかもしんない。厳しいかもしれないけども、最初から言わないのは違うと思う。みんなでそういう希望を共有して進んでいくことが、俺らにとってもどれだけ力になるか、心強いか。厳しい状況が続きますけども、俺はこうしてプロレスをして、『G1』を通して何を見てほしいか?何を伝えたいか?もちろん、棚橋弘至の(マッチョポーズを決めながら)素晴らしさには間違いないんですけど、今回はそうじゃなくて、ほんの一瞬でも、ちょっとでも現状をふっ飛ばして、脳からふっ飛ばして、心の底から何かに没頭出来る瞬間、それは1秒でも5秒でも10秒でも、それが今の俺の目標です。だから、1分1秒でも俺の時間を長くするには、優勝するしかないですね」と改めて優勝しなければいけない理由を語っていた。 棚橋は次戦、8.10広島・広島サンプラザホール大会で後藤洋央紀と対戦する。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年7月30日愛知・愛知県体育館観衆 2225人▼『G1クライマックス32』Cブロック公式戦(30分1本勝負)○棚橋弘至【2勝1敗=4点](17分32秒 エビ固め)ザック・セイバーJr.【2勝1敗=4点】●(どら増田)
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