ちゃん
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トレンド 2010年12月11日 13時00分
連載ラノベ 夢ごこち(3)
吉原君が、足もとを見ながら、聞いてきた。 「もしかして、早瀬さん、こういう話、好きなの」 こういう話って、歴史のこと、言っているのかな。 「歴史のこと」 「違う。魔道とか、魔術とか、おどろおどろしい話」 別に好きなわけじゃないけど、せっかく吉原君が話してくれているから。 「そういうわけでも、ないと思う」 「じゃあ、どんな話が好きなの」 吉原君に、急に、見つめられた。どうしたのだろう。いきなりこんな聞き方をしてきたこと、なかったのに。 「なんで」 「早瀬さん、僕といるとき、いつも、つまらなそうにしてる」 私、そんなふうに見えるんだ。そんなこと、ないのに。 「そんなこと、ないと思う」 吉原君の方を少し見てから、答えた。 「ほんと」 ほんとだよ。 「うん」 吉原君は、それ以上は何も言ってこなくて、がけ際の道を並んで歩いた。 私は吉原君のことが好き。けど、うまくしゃべれない。放課後にいつも教室に残っている女の子たちや、運動部をやっている人たちは、男の子と笑いながら話している。いつも何をしゃべっているのか気になるけど、休み時間に聞こえてくる話だと、ほんとうに、なんでもないことを口にしている。 けど、みんな、楽しそう。 がけ寄りを歩く吉原君が、横目で私のことを気にしている。でも、どうしたんだろう。いつもは顔を見てくれるのに、今日は、私の体ばかりを見ている。 今日の吉原君、うつむいて、まじめな顔をする。悩みごとでもあるのかな。 吉原君が立ち止まった。 「何だろう、これ」 見ると、道の脇に、お社があった。 お社は真四角で、高床になっている。ちゃんと回廊もある。でも、小さい。中の部屋は、あぐらをかいた大人が一人、入ることができるくらいの広さしかないと思う。 ほんとうに、何なのだろう。 「わかんない」 柱は朱が塗られている。けど、ほとんど、はげている。落ち葉もたまっている。誰も掃除をしていないんだ。 でも、扉には、ちゃんと、お札がはられている。(つづく/竹内みちまろ)
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トレンド 2010年12月11日 12時00分
評論家・切通理作氏が提案! クリスマスには「せつない読書会」をしませんか?
小林よしのり氏の思想漫画『ゴーマニズム宣言』から生まれたサイト『ゴー宣ネット道場』で配信されている人気番組『切通理作のせつないかもしれない』のイベントが、今月21日に行われることになりました。 そこで私は、番組MCであり、今回のイベントの主催者でもある切通氏にイベントについて話を聞いてきました。 −− なぜ「せつないかもしれない」をイベントでやってみたいと思われたのですか? 切通 『せつないかもしれない』は、普段一回30分で、僕や、番組パートナーのしじみさん(女優)が感銘を受けた本の著者にアポなしでラブコールを送り、次の回でゲストに来てもらえたらインタビューをするという番組となっています。 でも本当は、同じゲストの人とでも、その人に深く影響を与えた古典や名作となる作品について読書会のように話したり、日常の中での本との付き合い方、読書ということそれ自体について語ることによって発見してみたりと、そういうことをやってみたいと思っていました。 ちょうどクリスマスなので、冬至の深い闇の中で、寂しさを紛らわすのではなく、読書で小さなキャンドルを灯すような会をやってみたいと思って、三時間のイベントを考えたんです。 ゴー宣道場からは出張となりますが、小林よしのりさんにも許可を頂いて実現の方向になりました。 −− 今回のイベントは、どのような感じのイベントになりそうですか? 切通 呼びかけに、4人ものゲストの方が来て下さることになりました。 1人目は、整形や買い物依存症などの体験を綴り、本音で生きる女性に支持される中村うさぎさん。中村さんはファンタジーに造詣の深い小説家でもあり、クリスチャンとして育ってきました。 中村さんから「クリスマスにやるなら、『マッチ売りの少女』や『幸福の王子』みたいなせつない童話や、太宰治みたいな近代文学作家がキリスト教にカブれた時期の作品を読むってのはどうかしら」と提案をいただきました。 2人目は歌人で、誰にでも使える言葉で短歌を書くことを薦めて多くの若者たちに影響を与えている枡野浩一さん。ある説き、愛する奥さんが離れていってしまい、以来会わせてもらえないお子さんに「会いたい」という切実な気持ちを綴ったエッセイを何年も書き続けてきた、まさに孤独の真髄を極めた方です。 当日は枡野さんの指導で<クリスマスを呪う短歌>をみんなが発表するつもりです。 3人目は、『せつないかもしれない』にもゲストで来てくださった、作家でありジェンダー問題のオピニオンである伏見憲明さん。 伏見さんがジュニア向けに書いた本『さびしさの授業』には、次の一節があります。 「ぼくらは自分のさびしさを手放さずに、大事な物として抱えていこうではないですか。それこそが、誰かとつながらずにはいられない思いを、導くものなのだから」 伏見さんは本当の強さというものを知っている人だと思います。 そして、4人目として『せつないかもしれない』の1人目のゲストだった中沢健さんも駆けつけてくれます。 女の子と目を合わせることも、話すこともできなかったという中沢さんが「東京で作家になる」と宣言をして出したのが『初恋芸人』という作品。 番組でも紹介したこの本で、中沢さんは最後まで報われない初恋に生きる若手芸人を通して、それでも人に恋することの喜びをしっかりと書き記しています。 その中沢さんに、最近初めて彼女ができたという噂があります。ツイッターで「童貞卒業なう」とつぶやき、mixiニュースにもなりました。 中沢さんの長い童貞期の最後の方に『せつないかもしれない』のゲスト出演があったとは、感無量です! 中沢さんにはその後日談として、いまの偽らざる気持ちを告白してもらおうかと思っています。 この間も、伏見さんが二丁目でやっているゲイバー「エフメゾ」で公開打合せをやったんです。 なんといっても中村うさぎさんが、クリスマスに読む本について、「せつない読書会」というテーマを汲んでバシバシ提案してくださっているので、「これは面白いイベントになるに違いない!」と自分でもワクワクしています。 「サンタクロースってせつないかも?」とか「クリスマスに恋人と一緒にいなきゃいけないって、誰が決めたの!?」など、うさぎさんの名言も次々登場してます。 恋人がいない人も、いてもどこか孤独だという人も、クリスマスのさびしさ、せつなさの真髄をたしかめに来てくだされば幸いです!イベントの詳細はこちらから!!http://rooftop.cc/interview/002586.php(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2010年12月11日 11時30分
【ドラマの見どころ!】お父さん、スマスマの裏でこんな重いドラマやってますよ。『モリのアサガオ』
今日の【ドラマの見どころ!】は伊藤淳史主演『モリのアサガオ』(テレビ東京系)。「テレビ東京では10年ぶりにプライムタイム(夜10時台)に現代ドラマを再開します」とHPに解説しているけど、10年前にここで何をやっていたかが思い出せないところがテレビ東京のドラマ。とにかくドラマが少ないこの局の絶対的な味方は、新聞片手に日本の明日を憂うお父さんたち。だから思いっきり社会派につくったのはわかるわ。でも裏にスマスマがある限り、お父さんにチャンネル権が回ってくるのかしら。 東京西拘置所で看守の仕事に就いている及川直樹(伊藤淳史)は、凶悪犯ばかりが収容されている死刑囚舎房を担当することになる。さまざまな死刑囚を見送り、新人看守として苦い経験を積む日々。ある日かつて同じ野球チームで憧れの先輩だった渡瀬満(ARATA)が殺人犯として収容され、心を閉ざした満と話す。さまざまな事情をかかえる満を何とか死刑から逃れさせたいと思うが…。 毎週、いろいろな罪で収容されている死刑囚とその関係者を豪華な俳優陣が演じていて、見る人にわかりやすく、社会派作品としてすごくまじめに頑張っているドラマ。でも、月曜日の10時にこの重苦しいドラマを見たいかと言われると、「悪いけどNO」って人多いんじゃないかしら。「食わず嫌いはダメ。死刑囚や冤罪、犯罪被害者の問題は決して他人事ではないのだから」とか某テレビ雑誌のコメント欄にも書いてあったけど、このドラマに出てくる死刑囚は罪を悔いてたり、逆にぜんぜん反省してなかったり、本人的には殺人がやむを得なかったり、まさにいろいろ。テレビの報道だけじゃわからない事も多くて考えさせられるわ。 詳しいキャストの発表はまだだけど、映画化も決まっている『モリのアサガオ』。贅沢微糖・伊藤くんはあいかわらずこじんまりとカワイイし、ARATAの透明感はさすが。物語もクライマックスに盛り上がってきているので、スマスマ見ている人もたまにはお父さんのためにチャンネルを合わせてあげて!(チャッピー)
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芸能 2010年12月10日 19時00分
ナタリー・ポートマン、ディオールの顔に!!
ナタリー・ポートマンが、『ディオール』キャンペーンの顔に! 8日水曜日、ディオールのスポークスパーソンは、ナタリーが新しい香水『ミス・ディオール・シェリー』の広告キャンペーンを務めることになったと発表した。パルファン・クリスチャン・ディオール社のクロード・マルティネス氏は、ナタリーを「カリスマ性があってエレガント」とコメントし、ナタリーにとって初の高級コスメとの契約となる。 そのキャンペーンのプリント広告はティム・ウォーカーによって撮影され、テレビ広告はソフィア・コッポラが監督し、両方とも来年から公開される。 イケメン男性モデルと共に、ナタリーの最新作『ブラック・スワン』にかけて白鳥がイメージされた広告についてナタリーは、「なんだか自分がオバさんに感じちゃった。彼ったら20歳くらいなんだもの」「コマーシャルは、潜在的に私の映画の宣伝にもなっているのよ」 世界で最も美しい女性の1人とされるナタリー、当の本人は美が「退屈」なものだと話していた。 「美っていうものは、邪魔になることもあるわ。特にそれは、他の人達に関係あるだけの話じゃない。とはいっても、私の職業においては魅力的であるということが仕事を得るのに大きな要因となることも分かっているけど」「もし付き合っている男性が常に自分と私の見かけばかり気を使うような人だったら、美なんて飽きるものだわ」「見かけだけをとり繕うのに必死な男性俳優をたくさん知っているわよ」 ナタリー・ポートマン最新主演映画『ブラック・スワン』は、全米で公開中。日本では2011年春予定。
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レジャー 2010年12月10日 17時30分
1500円のおこづかい馬券(12月11日ペテルギウスS)
不景気だからこそ低予算! おこづかいの範囲内で勝負しようというこの企画。 前回に続きまたまたダート戦で勝負。ジャパンカップダート同様、このレースでも4歳世代が強さと層の厚さを見せてくれるはず。 ということで、本命はワンダーアキュート。 阪神での実績もあり叩き2戦目で軸にはもってこいでしょう。G1でも十分に健闘できるだけの力もありますし、実績馬のマチカネニホンバレよりも2キロ軽い斤量で走れるのも大きいですね。人気するでしょうがここは逆らえません。 相手として注目しているのは地道に力をつけてきた4歳馬インバルコ。最終コーナーから渋とく伸びるこの馬。抜け出したワンダーアキュートを目がけ今回も良い脚を使ってくれるはず。同世代で一足早く活躍を見せたゴールデンチケットも負かしていますし、このレースで勝ってもおかしくはありません。しばらくジョッキーが変わり続けていましたが、前走勝利を導いた後藤ジョッキーの続投という点も魅力です。 気になるのは58キロという斤量だけのマチカネニホンバレも本命の相手に抑えつつ、エーシンモアオバー、連勝中のウィンペンタンゴンは3着候補に。 人気サイドでの決着となる予想ですが、手堅く狙って日曜日の軍資金アップを目指します。馬連(13)-(10)を500円、(13)-(14)を400円で勝負!3連単フォーメーション6点、1点100円で勝負!(13)→(10)(14)→(10)(14)(4)(5) 堅めの予想でからできれば馬連、3連単のダブル的中が欲しいところ!※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。 ちなみに最近ブログを始めました。「今さらかよっ!」というツッコミはナシで覗きにきて下さい。ということで若手放送作家の近藤でした〜。ブログ「近藤ちゃんがふみきってぇ…じゃんぷぅ!」http://d.hatena.ne.jp/minoru1202/
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スポーツ 2010年12月10日 17時30分
人気爆発・斎藤佑樹の最大の問題点は本業
メジャー帰りの新庄剛志以来という、札幌ドームでの入団発表に4倍の8000人のファンを集めた日本ハムドラフト1位・斎藤佑樹。当日の昼前のTBS、昼のNHKニュースはともに「きょう斎藤入団発表。札幌ドームでは朝からファンが行列」とトップで報道。午後からの入団発表も日本テレビが生中継するなど大人気だ。 「野球は視聴率が取れない。テレビのソフトには合わない」と、プロ野球から背を向けている民放テレビ局までが異常な佑ちゃん人気にはさっそく飛びついている。「北海道ファンのみなさん、こんにちは。東京の早稲田大学からきました。投手です」「06年の夏の甲子園決勝で駒大苫小牧との試合がありました。北海道民の方々は、もしかしたら嫌な気持ちだったんじゃないかと思います。同期入団と比べてマイナススタートとなると思いますが、頑張りたい」などという、ユーモアたっぷりのしゃべりができるのがテレビ局には魅力なのだろう。実際に、『流行語大賞』の特別賞、『ゆうもあ大賞』など早くもいろいろな賞を受賞している。 早実時代に甲子園で優勝、『ハンカチ王子』と呼ばれ、国民的なスターになった佑ちゃん人気再燃だ。しかも、今度は早大4年間神宮のプリンスとして君臨したキャリアがあり、大人の雰囲気が漂うだけに、子供、女性人気だけでなく、野球ファンの中心になっている熟年の男性人気も期待できるだろう。 「日本ハムはキャンプ、オープン戦だけで契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円の元は簡単に取ってしまうだろう。キャンプ前半で狂騒曲が終わってしまった、昨年の雄星みたいなことはないだろう。高校出とは違うからね。が、佑ちゃん人気が持続するかどうかは、本業の野球次第だ」。球界関係者は、日本ハム・斎藤佑樹の最大の課題は実力だとズバリ指摘する。 確かにその通りだろう。「アイツは芸能人だから」と日本ハム内部からも批判の声があった新庄の数々パフォーマンスだが、グラウンドでも20本塁打を打ち、ここ一番で勝負強さを発揮した。だから04年から06年まで3年間、スターの座を保ったし、電撃的に現役引退したのも、野球で結果を出せなければ、単なる人寄せパンダにすぎなくなるのを知っていたからだ。 早実の大先輩でドラフト1位に入札したが、獲得できなかったソフトバンク・王貞治球団会長は、「10勝8敗くらいだろう」と具体的な数字をあげているが、10勝8敗なら御の字、合格点だろう。二ケタ勝てば、新人王の候補になれるからだ。ヤクルト、西武で日本一監督になっている早大の大先輩・広岡達朗氏は「大学時代のままなら5、6勝くらいだろう」と見ているという。 大学球界関係者、プロ野球関係者の共通した見方は、変わり身の必要性だ。「斎藤は2年生の時が一番良かった。完全に伸び悩んでいる。ただまだのびしろがあるはず。プロのコーチからフォームを矯正してもらい、身近にいる生きた教科書のダルビッシュから見て、聞いて様々な経験を吸収すれば、プロで大成できる」という。 が、脱皮できなければ、人気先行、人寄せパンダで終わってしまう。早実の先輩であり、甲子園のスーパースターだったヤクルト・荒木大輔投手コーチは、人気は爆発的だったが、故障に泣き、実働8年で38勝41敗の成績でユニホームを脱いでいる。さて、斎藤佑樹はプロで何勝できるのか。のびしろの有無にすべてがかっている。
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レジャー 2010年12月10日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(12/11) ラピスラズリS、他5鞍
中山11R「ラピスラズリS」(芝1200メートル)は休み明け3戦目で走り頃の、GI馬ジョーカプチーノが本領を発揮する。 昨年のNHKマイルCほか重賞2勝の実績はここでは、断然。さすがGI馬と実力を再確認させられたのは、1年5か月ぶりに戦列復帰した前々走のスワンS。 プラス38キロと見るからに太目の体で、0秒2差3着に逃げ粘ったのだ。続く、マイルチャンピオンSは9着とはいえ、まだ余裕残しの体でレコードにコンマ0秒6差なら決して悲観する内容ではない。 本来が叩き良化型で、プラスアルファは大きい。1200メートルもファルコンS(GIII)を含め、2戦2勝と適性は高い。逃げ切りが決まると見た。◎6ジョーカプチーノ○13ベストロケーション▲14アポロフェニックス△2ショウナンカザン、5グランプリエンゼル 10R「北総ステークス」(ダ1800メートル)は満を持して出走する、マエストラーレに期待。 全4勝を中山ダ1800メートルで挙げている、エキスパート。前走後はここを目標にリフレッシュ放牧。2か月ぶりでも万全といえる態勢が整っている。 〈4721〉とまだ底を見せていないし、奥が深い。絶対的な自信を持つこの条件なら、クラスの壁も一気に突破。3連勝を達成する。◎6マエストラーレ○14ストロングバサラ▲15グラヴィテーション△3プレシャスジェムズ、8ハギノリベラ 9R「ひいらぎ賞」(芝1600メートル)は良血馬のコウヨウレジェンドでもう一丁。 全姉のアサヒライジング(4勝)は06年の桜花賞、オークス、秋華賞で(4)(3)(2)着と好走。翌年のヴィクトリアマイルも(2)着している名牝。ポテンシャルは紛れもなくクラシック級。 メンバー構成に恵まれたここは、あくまで通過点とみる。◎4コウヨウレジェンド○1フレンチカクタス▲10ポピュラーストック△6デルマドゥルガー、16テイエムシャトウ 最終R(芝2000メートル)は強い3歳馬の、フェイルノートに白羽の矢を立てた。 前走のセントライト記念(12着)は重賞の厚い壁にはね返されたが、自己条件に戻れば別。起死回生の一発が期待できる。◎10フェイルノート○8イグゼキュティヴ▲1ラストノート△4グレイスフルソング、9タカラサンデー 小倉11R「中日新聞杯」(芝2000メートル)はトゥザウローリー、ゲシュタルト両3歳馬の争い。 2頭の比較では前々走で歴戦の古馬を手玉に取っている、トゥザグローリーがハンデも1キロ恵まれ一歩リードだ。マイルCS7着の敗因は、距離不足。 それでレコードに0秒5差だから、力はある。適鞍の2000メートルなら、余すところなく力を発揮できる。◎1トゥザグローリー○7ゲシュタルト▲16ヤマニンキングリー△8コスモファントム、9ナムラクレセント 阪神11R「ベテルギウスS」(ダ2000メートル)は実績、実力ともワンダーアキュートが最右翼。休み明け2戦目で走り頃だし、素直に底力を信頼したい。◎13ワンダーアキュート○8バトードール▲14マチカネニホンバレ△5エーシンモアオバー、10インバルコ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能 2010年12月10日 15時00分
松山ケンイチが朝から笑顔で「セックス!」いろんな意味で大丈夫か? と期待してしまう『ノルウェイの森』
話題作『ノルウェイの森』の公開目前にして、主演の松山ケンイチの露出度が急激にアップしている。「ヤマトPR」のキムタク露出が「バナナのたたき売り」状態なら松山の場合は今まで温存しておいた分「蔵出し大放出」といったところか。だが、松山がいまだ飽きられず、テレビに出てきてありがたがられている理由は、彼の巧みなキャラクター演出にあるのかもしれない。 10日「とくダネ!」の映画紹介インタビューに答え、朝から笑顔で「セックス!」と連発する松山ケンイチ。驚いてテレビの音量を上げたが、どうやら映画『ノルウェイの森』のラブシーンの際に、「もっと日常からセックスについて語り合おう」と監督や出演者と話し合った模様。昨日は昨日で「とんねるずのみなさんのおかげでした」で食べ歩いていたし、フジテレビが協賛している映画だけあってここんとこフジテレビの出演が多い。 かと思ったら、水曜日は2012年の大河ドラマ「平清盛」の主演をやるとかでNHK『スタジオパークからこんにちは』に登場していた松ケン。何と彼は平日のまっ昼間に生放送している、この番組に何度も出演オファーを出していて、NHK側の都合で断られていたそう。「なぜにスタジオパーク?」全国放送だけど主婦か年寄りしか見てないこの番組。女子大生やOLが見る「おしゃれイズム」とかじゃなくていいの?と思って見ていたら、松山は津軽塗りの箸や「実家のおばあちゃんがつくってくれる」というキレイなおもちをスタジオに持ち込んで、東北新幹線開通にともなってブームになっている出身県の青森をPRしはじめた。まったくもってお年寄り向けの“スタジオパーク仕様”になった松山。驚いた事にそこで過去の代表作として「デトロイトメタルシティ」が紹介されていたけど、どちらかというとあれは隠したい作品なんじゃ…。 そして、11日公開、松山が言うところの「セックス!」が見どころの映画『ノルウェイの森』。これは、いろんな意味で大丈夫か? と期待してしまう作品だ。文学的で爽やかな男女の恋が描かれてそう(注:ノルウェーは出てこない。)だが、この映画の監督をしたベトナム系フランス人のトラン・アン・ユン監督もかなりの曲者。前作の『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』では、けっこうトシ喰った自分のヨメを木村拓哉と濃厚に絡ませたり、涼しい顔して血みどろのグロイ演出が得意だったり。『夏至』もエロかったし。そんな彼の元で、さんざんエロ難しいワタナベ役の演技をつけさせられた松山が「とくダネ!」インタビュー終わりでとんでもない爆弾発言をした。 「この映画に出演してご自分の恋愛感は変わりましたか?」と、笠井アナに聞かれ、松山は「あんまり変わらなかった」と即答。さすが、NHK「トップランナー」では「合コンは地獄絵図、興味ない」と言い放っただけあって、自分の恋愛には一切触れない巧妙さ。映画についてさんざん「セックス!」を連発しながらも「もしかして、ホントは童貞?」と、これを見ていた世の奥さま方が色めく純情青年ぶりをアピールした。浮気癖や酒癖がなおらない某俳優たちを尻目に只今“独走中”の彼、まったくもって分かってらっしゃるというか、何というか…。
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トレンド 2010年12月10日 12時00分
『コミックボンボン』で連載していた漫画家達の現在
かつて『コロコロコミック』と人気を二分していたといっても過言ではない講談社のコミック誌『コミックボンボン』(2007年休刊)。 ガンダムからロックマン、B級ホビーまで様々なジャンルの漫画を連載していたこの雑誌で幼年時代を過ごした方は意外と多いのではないだろうか? そこで今回はファンの間でいわゆる「黄金期」と呼ばれた2000年前後にボンボンで活躍した漫画家達の「今」をご紹介したい。【『サイボーグクロちゃん』を連載していた横内なおき】 1999年にアニメが放映され小学生のアイドル的存在となった『サイボーグクロちゃん』。 アニメ化された頃には表紙に登場する事も多く、トミーから発売された玩具も好評を博していた。 しかしアニメは放映が延長されたものの制作会社の倒産により2001年1月に打ち切り。クロちゃんの連載もその年に終了してしまった。作者の横内氏はその後、デビュー作のリメイク的作品『ウッディ・ケーン』を連載していたが物語は完結しないまま突然終了。 その後はクロちゃんのコミカライズ作品の監修などをしていたが、その連載も終わると表舞台には現れなくなる。しかし2009年にディズニーの短編アニメ『ファイアーボール』の公式ブログのロゴデザインとイラストを担当。現在も活動中である事が確認された。【『メダロット』を連載していたほるまりん】 クロちゃんとの二枚看板でボンボンを支えた『メダロット』。アニメも放映され、今も新作ゲームが開発されるなど根強いファンを持っている。原作者、デザイナーで漫画の連載をしていたほるまりんは『メダロットシリーズ』を2003年に終了。その後は専門学校講師兼漫画家として活躍中。現在もゲーム雑誌でメダロットの連載をしている。【『ガンダムシリーズ』を連載していたときた洸一】 ボンボン誌上で『ガンダムシリーズ』を描いていたときた洸一。シリアスな作風から『ドモンくん』のようなギャグまで器用にこなせるボンボンの要的存在だった。ボンボン休刊後、ときた氏は角川書店に活躍の場を移し今もガンダムを描き続けている。【『ウルトラ忍法帖』を連載していた御堂カズヒコ】 ウルトラ忍者の活躍を10年以上に渡り描いてきた御堂氏。『ウルトラ忍法帖』はボンボン最長連載作品で平成16年度の講談社漫画賞を受賞している。 ボンボン休刊後はHXL(ヒーロークロスライン)に参加し『ウサ探』を連載していた。 HXLは御堂氏の他、松本久志、出月こーじなどかつてボンボンで連載を持っていた漫画家たちも多く参加している。【『マリオシリーズ』を連載していた本山一城】 パロディや芸能人ネタが満載だったボンボンのマリオ。あまりにハチャメチャな内容に読んでいるこっちがハラハラしていた。そんな本山氏はなんと歴史漫画を描いている。実は本山氏の祖先は戦国時代の武将、黒田如水。黒田氏の収集家でもありHPからは貴重な資料なども読める。 今回、ご紹介できたのはごく一部であるが、当時のボンボンで活躍した作家は今も変わらず活躍している。漫画学校の講師になった者も多く、前述のほるまりん以外にも『騎士ガンダム物語』のほしの竜一や『餓狼伝説』の細井雄二なども漫画学校で教鞭をとっている。 ボンボンは既に無くともその魂は今も生き続けているのだ。(昭和ロマン探求家・穂積昭雪(高校生までボンボン派の24歳)山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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社会 2010年12月09日 18時00分
サイファーが11都市で開催 谷川俊太郎さんも
詩の朗読会「サイファー」が12月10日(金)に日本10都市と中国西安で同時開催される。代々木公園の東京サイファーには、谷川俊太郎さんも参加予定。主催者の佐藤雄一さんは、2007年に第45回現代詩手帳賞(思潮社)を受賞した詩人で、芸術評論誌『ユリイカ』(青土社)などで活躍する論客でもある。 イベント名の「サイファー」とは、もともとアメリカのラッパーがライムのバイブスを競うべく、自然発生的に発生する集団を指す。ライムとは語呂合わせなどを重ねつつ即興で言葉を紡ぐことで、バイブスはノリや気分のこと。ヒップホップ音楽にも精通する佐藤さんが、現代詩とヒップホップの融合を目指して昨年から始めたイベントである。 詩を吟じながら各地を遊説する「吟遊詩人」は、印刷技術のなかった古代ギリシア時代から続くとされ、今は「ポエトリー・リーディング」とも呼ばれる詩の朗読は、伝統的な表現形式でもある。今の日本にもそういうものがあることを僕が知ったのは、1989年(平成元年)1月23日に放送されたNHKのテレビ番組『ETV8 詩人たちのコンサート〜自作朗読の世界〜』を観たのが最初だった。蜷川幸雄さんが演出を手掛けたイベントを収録したもので、そこにも谷川さんが出ていた。 1997年にはトーナメント形式の朗読バトル「詩のボクシング」が始まり、『詩人たちのコンサート』にも出演していたねじめ正一さんが初代チャンプに。谷川俊太郎さんが2代目で、その後は平田俊子さんや島田雅彦さんが続いた。「詩のボクシング」は今も全国規模で続いており、谷川さんも精力的に単独ライヴを続けてきた。 2000年にはポエトリー・リーディング絡みの出来事が幾つかあった。朗読会を定期的に行う店「Ben's Cafe」(東京都新宿区高田馬場1-29-21)が本の情報誌『ダ・ヴィンチ』で紹介され、それを観に行ったのが僕の朗読会初体験だった。また2000年2月発売のサブカル誌『クイックジャパン』vol.29の巻頭特集は「少女詩人・蛍」で、蛍さんのイベントは超満員になっていたである。更に2000年9月3日には、さいとういんこさんらによる野外イベント「ウエノポエトリカンジャム」(略称:UPJ)が上野恩賜公園で開催された。 2002年に2ちゃんねる「ポエム、詩@2ch掲示板」に常駐していたハンドルネーム「都立家政」こと馬野幹さんが主催した朗読会は『AERA』や『読売ウィークリー』などでも紹介された。高円寺・無力無善寺などで彼の関わるイベントに僕も何度か出演したことがある。更に馬野さんは「上野ポエトリカンジャム3」の代表を務め、ソニーミュージックからCDデビューを果たした本田まさゆきさんや「絶叫短歌コンサート」福島泰樹さんら80名が出場し、1,400人の観客を動員。昨年6月には「UPJ4」も行われ、今度の東京サイファーのゲスト「なのるなもない」さんも出場していた。また同じ月には「現代詩手帖創刊50周年祭:これからの詩どうなる」という催しがあり、そこでも朗読を含むプログラムがなされたそうである。 このように様々な形で続いてきたポエトリー・リーディングの歴史に、今回の大規模サイファーが連なることによって、21世紀の詩の復権を促す、新たなバイブスが産まれることを期待したい。以下、11都市サイファーの概要を添付するが、注意事項など詳細については公式サイトにてご確認を。(工藤伸一)■サイファー公式サイト「CAMPCYPHER」http://d.hatena.ne.jp/CAMPCYPHER/■東京サイファー【日時】12月10日(金)19:00〜22:00【場所】代々木公園 中央広場時計台付近(雨天時は同公園の渋谷門、大雨・洪水・雷「警報」がでた場合「中止」)【最寄り駅】JR原宿千代田線代々木公園or明治神宮前。 18:15、19:15、20:15に原宿駅表参道口にきていただければ目的地まで誘導。「BEC」と書かれた紙を持っています。【主催】佐藤雄一(TwitterID:@yy_sato)【ゲスト】谷川俊太郎、志人(降神)、なのるなもない(降神)。【料金】無料(ペン必須)【ルール】だれでも参加可能。ラップ、自由詩、俳句、短歌、戯曲、小説なんでもあり。ゲスト以外は予選あり。■中国西安サイファー12月10日午後四時(日本時間5時)六人のメンバーは西安興慶宮公園に阿部仲麻呂の記念碑前で集合。記念碑に李白の追悼詩が刻まれている。主宰:伊沙(長安詩歌節http://p.tl/6Whr)原文:12月10日下午四点,六位同仁到西安兴庆宫公园阿倍仲麻吕纪念碑前集合并拜谒,此碑身上书李白著名悼诗■仙台サイファー12月10日(金)19時30分スタート(朗読希望者は19時集合)主宰:一方井亜稀場所:純喫茶 星港夜(シンガポールナイト) 仙台市青葉区上杉1-12-1入場無料(ワンドリンクオーダーお願いします) ペンご持参ください。ゲスト:和合亮一氏※満杯時(20名以上)入場を制限させていただきます。■岡山サイファー世界同時開催Bottle/Exercise/Cypher vol.5岡山会場「にっぽんいちのゆるサイファー」にちじ:2010年12月10日 だいたい19:30ごろからばしょ:D-mediaCreations(http://www.d-mc.jp/)事務所内JR岡山駅から路面電車東山ゆき乗車、東山電停下車徒歩5分。しゅさい:石原ユキオついったー:@yukioi めーる:ishiharayukio@gmail.com【USTREAM】http://www.ustream.tv/channel/yuru-cypher■京都サイファー時間:12月10日(金)20時スタート主催:清野雅巳場所:清野宅問合せ先:tseliotjp@yahoo.co.jpustアカウント:kyoto_k■名古屋サイファー時間:12月10日(金)20時スタート主催:鈴木陽一レモン場所:金山総合駅南口ロータリー問合せ先:lemon_ys@hotmail.com.■広島サイファー時間:12月10日13時半場所:アストラムライン「不動院」改札集合■福岡サイファー主催:福岡サイファー事務局 代表:松本秀文 共催:ドネルモ日時:12月10日(金) 19:30〜20:30(19:00開場)会場:冷泉荘読書室・A棟21号室〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端9-35参加費:入場無料定員:10名【申込・問合せ先】sokudotarou@yahoo.co.jp(福岡サイファー事務局 担当:松本)詳細のURLはこちらです。http://donnerlemot.com/2010/11/30000835.html■大阪サイファー日時:12月10日 19時30分〜(開場19時〜)場所:Bar rest (大阪市中央区難波4-7-9 南進会館ビル2F(新歌舞伎座跡の裏通り、なんば楽座内。なんばウォークB5出口から地上へ、1分)料金:無料(サイファー時のみ・持ち込み不可)定員:最大9名(店のキャパシティにより。かなり詰めていただくかと思います。基本7名です)その他:参加者の方は当日15時までに参加表明お願いいたします(定員の関係)。ご連絡なしの当日参加もだいじょうぶですがその際のお席の保証はできかねます。■札幌サイファー「古本とビール アダノンキ」主宰:書肆吉成(http://diary.camenosima.com/)060-0061札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル2F(地下鉄南北線大通り駅出て電車通りを西へ、東急ハンズの2軒西隣北向き)時間は16:00から30分から1時間程度と考えております。■三重サイファー時間:12月10日(金)19時〜20時スタート主催:今唯ケンタロウ場所:四日市市(屋内の場合)/鈴鹿市(屋外の場合)
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