酷量58キロのハンデをものともせず、大阪スポーツ杯を快勝。目下の充実度はメンバー屈指だからだ。もともと、新馬→いちょうSを連勝し、エリート街道に乗った逸材でもある。続く、東京スポーツ杯2歳Sは出遅れて、正味競馬をしたのは直線だけだったが、今をときめくナカヤマフェスタの4着だ。
形の上では昇級戦だが、オープンで(3)(2)(4)(3)着と完全にメドは立てており、クラスの壁は皆無に等しい。実りの秋を迎えた今なら、一気呵成に連勝するシーンは十分考えられる。
当面の相手は、トーホウドルチェ。勝負根性は男勝りだ。東京でメンバー最多の4勝を挙げている、ワンダーポデリオ(昨年2着)も圏内。
◎2ダノンカモン
○5トーホウデルチェ
▲10ワンダーポデリオ
△9ケイアイテンジン、11スズカコーズウェイ
10R「オクトーバーステークス」(芝2400メートル)は今夏を境に地力強化の目覚ましい、イチブンでもう一丁いける。
夏のローカルシリーズは百戦錬磨の古馬相手に、(1)(3)(2)(1)着と堅実無類。これからまだまだ強くなる3歳馬でプラスアルファは計り知れないし、距離延長もプラスになりそう。
ハンデも据え置きの54キロなら、能力には全く影響はない。ここは単なる通過点だ。
◎6イチブン
○10スノークラッシャー
▲5ザサンデーフサイチ
△8マッハヴェロシティ、11アースシンボル
9R「プラタナス賞」(ダ1400メートル)はアルゴリズムが混戦に断を下す。
初ダート+出遅れのハンデを克服し、圧勝(0秒2差)した前走が真骨頂。勝ちタイムも優秀で、ダート適性、ポテンシャルとも相当高い。普通に走ってくれば2連勝のチャンスだ。
◎3アルゴリズム
○12ラプターセイハート
▲8タイセイファントム
△6ゲンパチマイラヴ、10オズフェスト
最終R(芝2000メートル)は昇級戦の前走(0秒2差(3)着)が好内容だった、トモロマイスターに期待。
僅か1戦でメドを立てたように、地力強化の跡は歴然。2000メートルで初勝利を飾っており、距離延長もアドバンテージ。
◎8トモロマイスター
○16レッドスティング
▲17シルクスチュアート
△12エーブチェアマン、13パリエノミチ
京都11R「オパールステークス」(芝1200メートル)はピークのデキに近づいた、ショウナンカザンが狙い目。オープン特別のこのメンバーなら、チャンスは限りなく高い。
◎10ショウナンカザン
○11アイアムカミノマゴ
▲6ベストロケーション
△5メリッサ、15グランプリエンゼル
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。