◎レイカーラ
中山牝馬S出走馬に別のステップからここに臨むレイカーラとミッドサマーフェアがぶつかる構図か。
直近の中山〜組が高評価だが、暮れのターコイズSを制し牡馬相手の前走・東京新聞杯でも僅差の競馬をしたレイカーラに大きな魅力を感じる。勝ったホエールキャプチャとは0.3秒差だったが、混戦となった2着争いに加わろうかという6着。うまく馬群を捌けていればもっと際どいレースに持ち込めたはず。当然、牝馬同士なら、という思いだ。
一方、中山牝馬S組では、ハンデやレースぶりからアロマティコが最上位か。出遅れた上に常に狭いスペースでの競馬を強いられ、最後はラチ沿いを4着まで追い上げるのが精一杯だった。器用さに欠けるため成績が安定しないが、GI実績を考えるとあっさり突き抜けて不思議ない。以下、ケイアイエレガント、変わり身の見込めるアグネスワルツ等が続く。
【馬連】流し(4)軸→(2)(6)(13)(15)(16)
【3連単】フォーメーション(2)(4)→(2)(4)→(6)(13)(15)(16)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。