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スポーツ 2009年05月25日 15時00分
DREAM 韓流大巨人チェ・ホンマンがK-1休業へ
韓流大巨人がK-1休業へ。「DREAM.9」で今年初戦に臨むチェ・ホンマンが、総合格闘技に専念することを明言。年内はKのリングから離れる意向を示した。 昨年は9月のK-1ワールドGP開幕戦でバダ・ハリに敗れ、12月のリザーブファイトでもレイ・セフォーに判定負けと、本業のK-1で結果が残せず。大みそか「Dynamite!!」も総合ルールでミルコ・クロコップに敗れて泥沼の3連敗を喫し「年末までずっとMMAで頑張ってきたい」と総合に専念することを明らかにした。 MMAに専念するのは、「スーパーハルクトーナメント〜世界超人選手権〜」に本腰を入れるため。ホンマンは「現在のコンディションはまだ未完成で100%とは言えませんが、今年の後半ぐらいになってコンディションを最高潮に引き上げたいと思います」とすでに同トーナメントの頂をにらんでいる。 初戦で激突するカンセコについても問題ない。すでに勝機がみえているようで「最近、彼がボクシングをしている映像を見たのですが、気の毒というか残念だな」とあわれむ余裕。さらには「あれだけ野球で活躍した選手なのに…」とMMA転向しなければよかったのにと言わんばかりだった。
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スポーツ 2009年05月25日 15時00分
DREAM KIDが内藤にエール
「DREAM.9フェザー級GP2回戦」で約1年半ぶりにリング復帰する山本“KID”徳郁が、ドタバタ劇に見舞われたボクシング内藤大助にエールを送った。 中国での世界戦が中止になった内藤とは、TBS「2大格闘技祭り」に際して14日に合同で公開練習を行い、互いに健闘を誓い合った間柄。会見では世界戦が中止になった内藤について「知らなかった。大変ッスね。選手にとっては迷惑だと思いますけどね」と同情。「まあ、あっち(中国)に行くよりこっち(日本)でやる方が気分は良いんじゃないですか。頑張ってほしい」と話した。
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スポーツ 2009年05月25日 15時00分
「球界因縁のライバル」(6) 桑田VS清原〈中〉 “KK監督対決”実現の可能性
原監督との確執で巨人を解雇された時には、シーズン中に自らのブログで一方的に現役引退宣言して、ひと騒動起こした桑田氏。長年の夢だったメジャーに挑戦してマイナーからメジャーのパイレーツに昇格。「オールドルーキー」ともてはやされて、巨人退団の際のダーティーイメージは払しょくされている。 早大大学院生というのも、巨人との疑惑の密約入団で染みついたヒールのイメージ一掃が狙いではと、勘ぐりたくなる。「元パイレーツ」「早大大学院出」という2つの肩書きは、プロ野球界にとって新たな監督誕生を意味するからだ。 「メジャーリーグ経験者で日本プロ野球界の監督はいない。野茂がオリックスの特別コーチをしたり、吉井が日本ハムで投手コーチをしているが、監督はまだ出ていない。日本人メジャーリーガーの第1号監督となればインパクトがあり、注目度は高い。桑田が最短距離にいるのは間違いない」 このメジャーリーグ・ウオッチャーの言葉には説得力がある。「早大大学院出」の監督にも新鮮味がある。これまでの監督は、高校出身、大学出身、社会人出身の3つで、大学院というのはない。実は、桑田の前に早大大学院出として監督の座を狙っていた球界OBはいる。名球会メンバーでもある中日OBの谷沢健一氏だ。 早大出身で中日にドラフト1位で入団。いきなり新人王獲得。首位打者にも2度輝いている。アキレス腱を切断するアクシデントもあったが、それを乗り越えカムバック賞を受賞している。現役引退後は森監督率いる西武で打撃コーチを務め、中日監督候補の1人として常に名前があがっていたが、98年に早大大学院に入学している。 「新たな勉強がしたくなった」と谷沢氏は言うが、周囲では「本人が強く望んでいる中日監督就任への球団に対する新しいアピールではないか」とウワサされた。結局、谷沢氏は万年中日監督候補で、クラブチームの監督などを務めている。桑田氏がプロ野球の監督に就任すれば、早大大学院の大先輩である谷沢氏の志を継ぐ結果にもなるだろう。監督候補の人材不足に泣いているプロ野球界にとって、元日本人メジャーリーガー第1号監督、スポーツビジネスを学んだ異色の大学院出身の監督という、二大看板のある桑田氏は魅力十分。売り手市場になるのは間違いないだろう。登板チャンスを与えてくれない原監督と正面衝突して巨人のユニホームを脱いだのに、最終的に円満退団となったのは、球団側に将来の桑田監督の思惑があったからだ。 「桑田君は将来の幹部候補生です」とフロント首脳は明言している。系列のスポーツ紙に専属評論家として抱えているのは、他球団への流出を歯止めする意味合いがある。実際に桑田氏への熱視線は巨人だけではない。横浜球団の経営に対し熱意がないと球界内外から批判を浴びているTBSも人気、話題性に事欠かない桑田氏には食指を動かしているという。テレビ局関係者がこう言う。 「桑田のメジャー挑戦の時に全面サポートしたのが、日本テレビでなく、TBSだったのは業界内で有名な話ですからね。将来の横浜監督として迎え入れるための布石だろうと言われている」 桑田氏とKKコンビを組んだり、解消したりしてきた清原氏の方は専属契約をしているスポーツ紙の評論家デビューの記事で、「将来監督として現場に戻りたい」と明言。「出来れば、桑田君と監督として対決したい」と堂々と宣言している。
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芸能 2009年05月25日 15時00分
ほしのあきも嫉妬する!?スザンヌの豊満ボディー
おバカキャラでブレイクしたタレント・スザンヌ(22)。最近は“天然”からセクシーキャラへの転身を狙っているのか、現在、出演中のCMで披露しているナイスバディーが評判となっている。 30歳を過ぎてなお、“セクシーアイドル”の名を欲しいままにしているほしのあきが唯一ライバル視しているのは、スザンヌだという。 「テレビ番組を見ていれば、天然からセクシーキャラへ少しずつ変化していこうというのが分かります。本当は頭のいい子なんですから」(芸能リポーター) 現在も売れ行き好調な写真集「oh! スザンヌ」で身長166センチ、B85W59H88という見事な肢体を披露しているスザンヌ。 「2年ほど前までは、地元九州でコツコツとタレント活動をしていたスザンヌですが、そのころからあの大きなお尻に吸い寄せられた男性ファンはとても多かったそうです」(芸能ライター) そんなスザンヌがセクシーさをいかんなく発揮しているのが、3月30日から全国放送されている「リカルデント」のCMだ。 「陽気で明るく激しいサンバのリズムに合わせて華々しく踊りながら『リカルデント』の良さを伝えていますが、これがとてもいいと好評なんです」(芸能リポーター) スザンヌの衣装はリオのカーニバルを彷彿(ほうふつ)とさせるもので、実にセクシーなのだ。 「頭にはピンクの大きな羽。胸は同系色のブラで隠しているだけで、タテ長のヘソは丸出しです。下半身は申し訳程度のヒラヒラしたものを巻いているだけで、その奥のパンツは丸見え状態です」(芸能ライター) こんな格好で、腰を大きく振って見せるのだから男たちはたまらない。 「ダブついたお肉はまったくなく、お肌はスベスベ。視聴者はもちろん、芸能界の男たちが放っておくはずがありません」(同) しかし、このところ男の話は一切聞こえてこない。 「忙しくて、彼氏をつくるヒマがないようです。もしできたとしても、デートする時間がないので、自然消滅するのは火を見るより明らかです」(芸能リポーター) 月イチペースで地元・熊本から上京する母親にグチるのが定番となったスザンヌ。 「先日の深夜0時過ぎ、高級スパから出てきた彼女は大あくびをしていました。かなりお疲れのようです」(芸能ライター) しばらくは男よりナイスバディー維持に専念せざるを得ないようだ。
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芸能 2009年05月25日 15時00分
しょこたん欲求不満発言!?
タレントの中川翔子(24)が、東京ドームシティの夏のイベント「恋活遊園地in東京ドームシティ“しょこたんのマジカルサマー”」(7月18日〜9月13日)のイメージキャラクターを務めることになり、先日、同所で記者発表会を開いた。 アトラクションに参加しながらカップルの距離を近づけようという企画。中川はキューピッド役として参加する。「皆さんがラブラブギザギザになれるよう頑張りたい」。 3歳から前身の後楽園ゆうえんちを利用しているが、彼氏と来たことはないという。「絶対に恋人と来てやろうとは思ってます。夏の間に(アトラクションの)スカイフラワーのてっぺんで熱いキスをしたい」と夢を語った。
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芸能 2009年05月25日 15時00分
上戸彩がメールにハートをつける相手は?
女優の上戸彩(23)、樋口可南子(50)、ダンテ・カーヴァー(32)らソフトバンクCMに出演する“白戸家”の面々が先日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで同社の新商品発表会にゲストとして参加した。 “白戸家”について上戸は「誰も無理しないし、空気のような落ち着く家族」と話し、普段から樋口のことを本当の母親のように慕っていると告白。樋口も「メールするとすぐに返してくれる。メールで絵文字なしではいられない。ハートいっぱい使うよね〜」と仲の良さをアピール。 さらに、会見後のインタビューで上戸が結婚観について質問されると「結婚したいタイプの子だと思うけど、今、仕事に大活躍で輝いているんだから、まだもったいない。まだまだ(嫁には)行かせられない」と、母親目線でダメ出ししていた。
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芸能 2009年05月25日 15時00分
宮迫ら吉本芸人が薄毛撲滅に奮起
アンファーの薬用シャンプー「スカルプD」を使った、毛髪に悩む吉本興業の芸人たちの「K-BO-BOプロジェクト2008」の結果発表が先日、都内で行われた。 リーダーで雨上がり決死隊の宮迫博之(39)は「前は髪を上にあげないと(頭頂部の)薄毛が目立ったけど、まさか前髪を下ろせるようになるとは」と笑顔を見せた。 ほかフットボールアワー岩尾望(33)FUJIWARAの原西孝幸(38)が増毛効果を披露。同時に千原せいじ(39)とトータルテンボスの藤田憲右(33)が新メンバーに加入した。
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レジャー 2009年05月25日 15時00分
人物クローズアップ “第2の「千の風になって」”生み出した樋口了一からの『手紙』
昨年10月22日に発売されたCD「手紙」が、オリコン5月25日付シングル週間ランキングで9位に入った。半年以上にわたってジワジワと支持を広げ、今や第2の「千の風になって」との呼び声も高い。この曲を世に出し、そして歌い続けるシンガーソングライターの樋口了一(45)に話を聞いた。 この曲が生まれるきっかけは、友人でポルトガル語翻訳家の角智織(すみともお)さんの元に届いた1通のチェーンメール。そこにはポルトガル語で書かれた作者不詳の散文詩が記されていた。 「最初、角さんは訳した詩をパソコンのスライドショーにして、僕を含めた4〜5人にメールで送ってくれんです。モニターに映し出される言葉がリアルで、脳裏に映像を呼び起こされるような感じがしました。2〜3日たっても忘れられなくて、角さんに改めて訳詩を送ってもらい曲を付けてみたんです」 歌詞にしては直接的、率直な内容で、日本の楽曲にはなかったような言葉で構成されている。 「最初は驚きましたが、海外の人たちのコミュニケーション手段にユーモアを感じて、すごく柔らかい考え方で表現する視点を持てました。確かにJ-POPにはないものですが、だからこそ“曲にしたい”という思いが強まった感もあります。これを歌にするのもアリかと」 詩の内容は一見して、高齢の親が子供に自らの老いを訴える“衰えの歌”のようにも受け取れる。 「でも、僕は逆の力強さを感じたんです、老いていく人が立ち上がる…みたいな。こうした力強さや安心感を曲に滲(にじ)ませたせいか、リアルな言葉で内面に踏み込んでいく、聞く人に対して癒やしや救いを持った曲になりました。これまで僕が抱いていた“メッセージ性を持った音楽を作っていたい”という思いを、違った手法で実現できたんじゃないかな」 訳詩に触れたとき、自分の心の中にしまっていた映像がよみがえり、それが大きな安心感につながり、やがて詩の内容に対して肯定的な気持ちになっていったという。 「生まれて四十数年。幼いころの父親の思い出とか、いろんなことがフラッシュバックしてきて。僕の支持層は割と同世代がメイン。僕には80過ぎの両親に、5歳と2歳の子供がいます。ファンも似たような家族構成でしょう。昔からのファンは『手紙』に、違和感より同世代としてのシンパシーを感じ取ってくれたんじゃないかと思います」 だが、リリースから半年が過ぎた今、ここまで広まるとは具体的に想像していなかった。 「僕の曲がファン以外に広がっていくのって、初めての経験なんですよ。作曲中は多くの人に伝わって欲しいとは思ったけど、いかんせん経験がないですから。最初はインディーズで出そうと思ったんですが8分以上もあるし、CDにしたいけど無理かなって。これは生で伝えるしかないと(笑)。でも、テイチクさんからリリースが決まったとき“売れる売れないは関係ない。この曲は一人歩きするから別に心配してない”って言われたんです。その気持ち、よく分かったので僕も不安はありませんでした」 実際に親の面倒を見ていたり介護に携わっている人たちから、数多くの手紙が届いているという。それは封書はもちろん、メールも。 「曲を聞いて返事を書きたくなる方が多いみたいです。しかも皆さん、長い文章で思いをつづられて。これはJ-POPにはないリアルさです」 先ほど“生で伝えるしかない”とあったが、聞きたい人のもとを訪ねて生で歌う「ポストマンライブ」を、今年1月から実際に続けている。 「普通のコンサートと違ってリアルな反応を感じます。ご夫婦二人と相対して歌えば、向こうからも感情が伝わってくる。それがまた僕のエネルギーになるんです。この曲を聞いて涙を流す方が多い。でも、それは悲しいからではなく、忘れて洗い流してスッキリする、そうした涙なんです。僕も最初この詩に触れたときの衝動をできる限り忘れず、軸をブレさせず、テンションを保ったままでいたい。直接この歌を届けに行き、なるべく生で聞いてもらいたい。その意味で今年の目標は…健康でいること(笑)」 樋口を語る上で欠かせないのが、大泉洋らが出演していた北海道の人気ローカル番組「水曜どうでしょう」。エンディング曲「1/6の夢旅人」はファンの愛唱歌だ。 「『1/6の夢旅人』と『手紙』は内容が真逆のようですが、人を応援したいという点で目的は一緒なんです。先日も『どうでしょう』の藤村忠寿ディレクター(D)と一緒に“姫だるま”で有名な大分の温泉に行ったんですが。番組のファンの前で藤村Dがこの詩を朗読し始めたら、途中で爆笑し始めて読むのを止めちゃった。後で湯につかりながら“なんで爆笑したの?”って聞いたら“泣きそうになったから”だって。いかにも藤村Dらしい理由でしょ」 これまでTOKIOやV6らに楽曲を提供してきた“作家”でもある樋口。最近、常に曲作りを迫られる創作活動へのプレッシャーとは別の意識を感じていたという。 「ここ数年、単にいい曲というだけでは足りないのでは? 真に人から必要とされる曲が存在するんじゃないかと、自分に問いかけてきました。その答えのようなものが『手紙』で見えた気がします。結果的に『手紙』が人から必要とされる曲、イコールいい曲になればいいと思います。僕もまた詩の言葉に、手紙に鼓舞され励まされている一人。聞いて下さる皆さんと一緒です」 あす26日には「歌謡コンサート」(NHK総合・午後8時)にも出演する。まだ聞いたことのない方は、一度ぜひ耳を傾けてほしい。 ひぐち りょういち 1964年2月2日生まれ、熊本県出身。立教大学中退。93年「いまでも」(東芝EMI)でデビュー。主に作家としてさまざまなアーティストに楽曲を提供。97年「Anniversary song」リリース後、活動小休止。03年、6年ぶりの新曲「1/6の夢旅人2002」で本格的にアーティスト活動を再開。
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レジャー 2009年05月25日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(1)「さかばやし」(立ち飲み)
さして落胆しているふうでもなく「90万円磨(す)った」と、ケイタイで話しながら歩いている男とすれ違った。東京証券取引所のある茅場町からも遠くないこのあたりでは日常茶飯のことなのか、言外に、まだ自分に才覚があったから損失を90万円で済ませた、とほのめかしている。 行き交う男たちのほとんどがスーツ姿。仕立ては、必ずしも良くない。襟首に皺(しわ)が2、3本、大きく湾曲している。男のスーツ姿というものは、じつは都会でもっとも有効な身を隠す術(すべ)なのだが、そういう意味合いでもどうやらなさそうだ。 映画という、光と陰でできた虚の世界に長く浸っていると、実業の世界の人々こそが物語の中にしか存在しないのではないかという錯覚に陥りそうになる。やがて、その錯覚を否定できなくなる。否定しなくなる。肯定するようになる。 「さかばやし」の酒林(杉の葉を束ねて球状にした酒屋の看板)をくぐって中に入る。 左手に、真っすぐ前を向いたお姉さんがいらした。男というものは、しょうもなく遊びにくるもの。遊ばなければ人生を実感できない、そういう生き物なのだから、見逃すしかない。まあ、こちらも商売だから遊ばせないことはないのだけれど、こいつらは枷(かせ)をしておかないと、羽目を外す。ここは白い歯を見せずに、ひと睨(にら)みしておいたほうがいい。 男は図に乗るとどこまでも甘えてくる。それはもう自分の亭主だけで、たくさん。だいたい、あの亭主も…というふうにお考えになっているかどうかは知りません。知りませんが、ややきつく、やや冷たいお姉さまがきりりと紅を引いてお待ちになっているので、酒とつまみを申告して、お支払いして、停まる卓を選択しましょう。 これが、キャッシュ・オン・デリバリーのシステム。お釣りは小さな竹籠(かご)に入れておきましょう。どうせまもなく出て行きます。 チンしてもらったニラ玉も、ぷっくりしたソラマメもとても良いアテながら、まぐろのブツがうわさに違わぬ絶品でした。ブツという言い方が違います。大とろと中とろの、お雛さまサイズというべきでありましょう。 一切れつまんで、お燗(かん)に切り替えました。このとろける甘さと油分は、冷やでは洗い流せないものです。 大ぶりのテレビでは今年、生誕100年の松本清張物を再放送中。画面で米倉涼子(女優)が土下座しております。立ち飲みの酒場では、必ず誰かはぼーっと眺めているものですが、ここではみんな話に夢中か、思案の最中なのでした。予算2000円東京都中央区日本橋小伝馬町9-1
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トレンド 2009年05月25日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(2)「帰ってきたとぶさかな」(居酒屋)
両手に余る長巻紙に、本日のお品書きがずらりと羅列してある。なかに、ひらまさとあって、懐かしさがこみあげた。むかし、それとは知らずに食べたひらまさが、ぶりの親戚のようでそうではなく、淡白でありながら旨みが残る味わいに、これはなんですかと尋(たず)ねるとひらまさだという答え。 30歳のわたしは、映画「野性の証明」(佐藤純彌監督)のロケ地となった石川県金沢市に来ている。可愛いおばさん役が最近、お似合いの薬師丸ひろ子さん(女優)がデビューした作品だ。スタッフの宿舎は、風光明媚(めいび)な城下町が売りである古都の観光基準に反旗を翻して、一軒だけ目を引く色で壁面を塗って騒動を起こしている、某旅館。わたしの仕事といえば、取材にみえる芸能記者の案内役。灯ともし頃になれば「野性軍団」と命名されたアクション系若手俳優たちの兄貴分として、夜な夜な盛り場に出撃していた。 今夜は浅野川の畔(ほとり)の寿司屋にきている。しかしまあ困ったことに、主役の高倉健さんがいたずら好きな方で、今朝も喫茶店の若いウェイトレス(懐かしい響きだ)をからかっていた。からかうったってなにをするでもない。ただ、こんにちは、というだけである。問題は、誰が「(ニコッと満面笑みの高倉健から目を見つめられて)こんにちはッ」と挨拶されることを予期しているか、である。女の子はもうちょっとで、トレーのホットコーヒーをひっくり返すところだった。 ひらまさ、である。 北国生まれのわたしが、当時、見知りもしなかったのは当たり前で、ひらまさの分布は温帯と熱帯域で、日本では本州中部以南になる。真夏の海の代表的な魚で、針にかかると数百メートルを一気に突っ走ること、姿形はぶりに似ているが味はぶりに優る高級魚であること、漢字では平政と書いて、寿司屋でもなかなかの高嶺の華であること、などは後で知る。お待ちどおさまという声とともに、ほのかな紅色の筋が綾なした刺し身が五葉、目の前に出てきた。ひらまさである。確かに、夏の魚らしく、舌に残るということをしない。思い出というものも、かくありたいものである。 まぎらわしいが「帰ってきた とぶさかな」が本店である。2年前、筋向かいに支店「とぶさかな」を出した。魚料理中心の居酒屋で若い衆が、さらに若い衆を使って威勢良く商売に精を出している。地元にも馴染(なじ)んでいて、土日は家族連れや年配者同士が多い。 薦(すす)められたのでいただいた本日お薦めのサザエの刺し身も、潮の香を残した肝と、刺々(とげとげ)しい部位と、柔らかな部位とを、3つに分けて供する仕事ぶりや良し。年配者には荒々しいサザエではなく、別の刺し身を提案するなどの接客ぶりも良し。なかなか頼もしい若い衆ではある。予算3500円東京都世田谷区北沢2-15-5
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