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芸能 2009年05月28日 15時00分
釈由美子 プライベートで婚活中
思わぬ視聴率低迷に関係者が頭を悩ませるフジテレビ系月9ドラマ「婚カツ!」。しかし、出演者の中で一人だけ元気がいいのが女優の釈由美子(30)だとか。大人の色気で共演者をメロメロにしているばかりではなく、プライベートでもしっかり婚活に励んでいるという。 「釈は、以前は演技力が疑問視されていたが、昨年から立て続けにドラマ出演を重ねたおかげで自信が付いてきたようだ。今回の現場でも堂々と振るまい、男性出演者のお姉さん的存在として現場を盛り上げている」(フジテレビ関係者) SMAPの中居正広(36)が月9主演11年ぶりとあって注目された同ドラマ。いざ、ふたを開けてみると、「視聴率は初回こそ16.35だったが、徐々に低下。第3話ではおそらく月9史上最低の9.4%で翌週も1ケタ。婚活のリアリティーが全くなく不評です」(テレビ誌記者) しかし、孤軍奮闘しているのが釈だという。 「30歳を超えて結婚を焦る婚活のプロのOLを演じ、同世代の役柄だけにリアリティーがある。ドラマの男性は中居演じる主人公ほか、流行の草食系男子が多いが、釈は休憩中には『男はやっぱり肉食系じゃなきゃダメ』と真っ向から反論し、結婚観も真面目に語って現場を盛り上げているそうです」(芸能プロ関係者) ドラマのヒロインは上戸彩(23)だが、上戸とは違う大人のフェロモンで釈はほかの男性出演者をメロメロにしているという。 「釈の魅力は推定Eカップといわれる85センチのバストで、年々、大きくなっているといううわさもある。中居をはじめ、佐藤隆太、KAT-TUNの上田竜也ら男性の共演者は釈のもとに駆け寄り、鼻の下を伸ばしながら談笑しているそうです。視線は胸に釘付けのようですが」(同) 釈にしてみれば、ドラマの独身男性共演者との婚活も可能なはずだが、プライベートの方でしっかり婚活しているようだ。 「基本的に、芸能人とは結婚したくないようです。ドラマの役柄と同じで、昔からかなり厳しく男性を値踏みするようで、それなりの経済力がある人でないと結婚相手には選らばなさそう。ハードルが高いから最近は男のうわさがない」(週刊誌記者) 釈といえば、これまで真剣交際が報じられた相手は実業家が多く、一時期交際が報じられたダウンタウンの松本人志(45)との関係は、先日の松本の結婚発表を受けブログできっぱり否定。果たして、プライベートでの婚活は成功するのだろうか?
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トレンド 2009年05月28日 15時00分
1円パチ2000円一本勝負
現在、財布の中には2000円しか入っていない。銀行に行けばあるのだが、今回はこの2000円だけでパチンコを打ち、しかも勝つという突発的かつ無謀な挑戦をしてみたい。もちろん、たった2000円で牙狼やエヴァのような台に手を出すことはできないので、今回は人生で3回目の1円パチンコ実戦を敢行。 1円パチで勝つのはさまざまな事情から正直厳しいと思う。特にネックなのが交換率の低さだ。等価交換ならまだしも0.5円から0.8円交換の店が多く、例えば1万発出したとしても0.5円交換なら5000円にしかならない。もちろん交換のできないゲームセンターと比較すればよほどマシなのだがクギはかなりキツめ。あくまでも遊びと考えている人はいいが、常に勝ちたいのなら4円パチンコ以上に真剣に立ち回る必要があるのだ。 今回私が選んだホールは0.5円交換、お目当ては甘デジだ。1パチ、しかも出玉の少ない甘デジとなるといかにも勝てないような気がするが、初期投資を1000円以内に抑えられればなんとかなりそう。それに何より財布には2000円しか入っていないのだ。この少ない軍資金では甘デジ以外に選択肢がないだろう。まあ、この辛い状況を打破してこそ、本物のプロというもの。 さっそく1パチのシマを覗いてみると驚いたことに4パチ以上の大盛況。なるほど。どのホールもこぞって1パチコーナーを作りたくなるわけだ。ちなみにこの店の1パチコーナーには元々パチスロが置かれていたが、出玉規制による人気急落でシマは潰され、しばらくは意味もなく本棚が置かれたりしていた。そんな死にジマが、1パチブームで見事に復活を果たしたのである。1パチに置かれているのは大半が中古品だからホールとしてはコストが安く済み、しかも大幅な集客アップが見込めるため、実は案外オイシイ商売だったりする。倒産の危機に陥ったホールが1パチで息を吹き替えしたという話を最近よく聞くようになった。 さて、この店の1パチは半分が甘デジ。さらにその半分が海シリーズで占められている。人気が高いのはやはり最新台のアグネス。次いで沖海、そしてハイパー海と続く。今回、選択したのは、海の中で最も設置台数が少ない白海ことスーパー海。偉大なる初代甘海だ。他のシリーズよりもクギがはるかに良いのがパッと見で分かるのに客付きゼロ。15R大当たりを搭載していない、一発告知がないなど地味なゲーム性が嫌われたのか。スペックは一番甘いのに…。 開始から52回転目、ノーマルリーチ中、絵柄が半コマ手前で停止したその刹那、ヒュッと勢いよく前に進んで大当たり。とりあえず初当たりが早くてひと安心。アタッカー周りも良好で大当たりをサクサク消化できる。が、肝心のSTはスルー。45回転の時短もあっけなく終わり一転して不安な気持ちに…。 しかしこれは杞憂だった。79回転で引いた大当たりを足掛かりにST4連、ST3連と小気味良い連チャンが続く。これで出玉は一気に4000発を突破した。思い描いていた通りの展開で気分は最高だ。 とはいえ、中盤戦は出たり入ったりの展開。400ハマリを食らった際は残り半箱ほどまで追いつめられたが、そこからまた早い当たりを繰り返し、何とか朝イチの状態にまで復活。 それにしても1パチは想像以上に疲れる。金を使わない分だけ精神的に楽かと思ったのだが、そうではない。いざ勝とうとすると4パチ以上の慎重さを求められるのだ。タバコが切れたので交換しようと思ったら1箱300玉。その表示を見て愕然とした。割と適当だった時短中の止め打ちも(それでも玉が増えていたため)ほぼ完璧にこなすように心がけるように。おかげで玉が増える増える。いつもこれくらいシビアにプレイしないとな。 後半戦に入るとようやく白海が本来の実力を発揮。ST3連の後に時短引き戻し2回、そして最後はST6連でシメ。出玉は7箱で1万1889個。甘デジでこれだけ出せば上出来だろう。 それにしてもこのシマは朝から人がほとんど変わっていない。そのせいか、甘デジにもかかわらずドル箱を5箱以上積み上げている人が多くなかなか良い眺めだ。 でも悲しいことにここは1パチ。それでも皆心から楽しそうな表情を浮かべている。4パチ特有の、あの殺伐とした雰囲気は一切ない。もしかすると、これがパチンコ本来の姿なのか? 3回目の実戦で初めて1パチの楽しさが分かったような気がする。ただ、それだけでは、食ってはいけないが…。プラス5000円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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トレンド 2009年05月28日 15時00分
覆面パン調査「ナイススティック生キャラメル」(山崎製パン)
菓子パンの形状は大きく分けて、(1)正円(2)だ円(3)四角(4)三角、そして(5)棒状の5タイプに分類できる。棒状タイプのロングセラー「ナイススティック」にこのたび、生キャラメルクリーム味が登場。ナイススティック愛好家が感激している。 ナイススティックは、棒状タイプの超ロング部門では向かうところ敵なし、のヒット商品。ソフトで噛みごこちのよいロングパンに、口どけのよいミルククリームをたっぷりサンド。クリーミーさ加減が絶妙で、ほかの菓子パンには真似のできない味といわれる。 このクリームだけをチュウチュウ吸ってみたい、というファンは多いのではないか。そのぐらいおいしいクリームだけに、新味のハードルは必然的に高くなっていた。ところがこの生キャラメル味は、その高いハードルをあっさりクリア。「生」と銘打つだけあって、口どけのよさが半端ではない。ロングパンとの相性もばっちりでクリームの風味が引き立っている。 スイーツ系のブームが菓子パン界に直結するのは業界の常識。タレント田中義剛さんが運営する花畑牧場「生キャラメル」の爆発的ヒットを受け、菓子パン界にはキャラメル味ブームが到来している。数あるキャラメル味の中で最も「うまい!」と評価できる。税込み98円。(覆面調査員・ヨン様)
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トレンド 2009年05月28日 15時00分
ヱヴァ箱根地図 限定1万枚配布
人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とタイアップした観光パンフレット「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」=写真=が6月11日から箱根の主要施設で1万枚配布される。 作品の舞台となる「第3新東京市」と名付けられた都市が、現在の箱根町仙石原に位置する設定であったことから、箱根町観光協会が町おこしで企画した。 地図はアニメの中で登場する19カ所の場所が掲載されている。アニメオタクの間でははやくも争奪戦が予想されている。 6月4日から6日までの間、箱根湿生花園駐車場で期間限定の先行配布が行われる予定。
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社会 2009年05月28日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(51)
午後2時半頃、火は勢いを増してすぐ近くに迫っていた。屋上にバラバラと火の子が降り始めた。徳次達も避難することにして、今日3度目になる物干し台に上がり、周辺を見回した。 どの方角からも火の手は上がっていて、どちらに避難したらいいか見当がつかない。ただ、深川の岩崎別邸(現・清澄庭園)方面がいくらか安全そうだった。 「あっちはもう火の海です」と押上分工場の川本工場長(大正4年入社)が逃げてきた。徳次は子供2人に晴れ着の紋服を着せ、帽子の上から頬被(ほおかぶ)りをしてやった。そして、自分も工場の始末を終え次第、すぐに追いつくからと、川本に文子と煕治、克己を連れて1キロほど南の岩崎別邸に避難するように頼んだ。 文子にくっついていた弟の克己が、「お父ちゃんも一緒に行こうよ」と突然泣き出した。川本に手を引かれた煕治も心細そうにして立ち止まり、なかなか行こうとしない。 「お父ちゃんは工場の後始末をしたら、すぐ後から追って行くから」と半ば叱るようにして行かせた。後ろ姿を見送っていた徳次は、ふと嫌な予感を覚えたが、まさかこれが生涯の別れになるとはもちろん、考えてもみなかった。 旅支度の和服からモーニングに着替えた。そしてポケットというポケットに現金20円ずつを入れた。乾パンと鰹節、銀のコップを1個用意して上から冬の外套を羽織り、冬の帽子を被った。さらに手拭(てぬぐ)いで頬被りをして長靴を履く。怪我を防ぐことと、野宿の備えを考えたのだった。 ずいぶん着込んだが全く暑いとは感じなかった。 雨が降りそうだったので洋傘を1本持った。しかしこれは、火災の煙が空に立ちこめているのを曇っていると思ったのだ。 準備ができると、徳次は座敷の真ん中に椅子を持ち出し、腰を掛けて暫(しばら)くじっとしていた。喧騒の中にあって不思議なほどに平静だった。 そこへ朝鮮半島からきて工場で働いていた青年が2人、徳次を心配してやってきた。
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社会 2009年05月28日 15時00分
永田町血風録 地方の選挙に小沢隠密行動の効果が
政権交代への弾みになるのか。先日行われた、さいたま市長選で民主党県連が支持した元県議の清水勇人が当選した。 自民党系によるさいたま市“支配”に、終止符が打たれたわけだ。これまで、さいたま市民の間には閉塞感があり、「早い時期に風穴を開けなければいけない」との声が出てきていたが、それがようやく実現したことになる。 さいたま市長は合併前から5期、相川宗一前市長が務めていた。清水新市長は、保守(自民党系)が分裂した際に離党。その後、民主党県連の支持を得て今回の市長選に臨み、大差で当選を果たした。清水の鞍替えに加えて、自民党の中森福代前衆院議員(比例北関東ブロック)が無所属で立候補。保守票が割れることになり、それが選挙結果に影響を与えたことは間違いない。 民主党は「千載一遇のチャンス」とばかりに、鳩山由紀夫代表や菅直人代表代行らが清水の応援に駆けつけた。「鳩山が応援に入ってから弾みがついた」と、民主党県連の幹部は言っていたほど、効果は絶大だった。これに対して自民党の菅義偉選対副委員長は、「(民主党の)代表が応援に入ったことが(選挙結果を左右する)結果となって現れたといわれているが、そういうことは全くない」と、ヤセ我慢発言。自民党の一部には、「たかが、さいたま市という地方首長の選挙」と軽視する声もある。地方からジワジワと政治の流れが変わっていることに、まだ気づいていないのか。 民主党は小沢一郎を代表代行にして選挙担当に据えた。小沢はすでに地方行脚に入っている。お得意のステルス戦闘機並みの隠密行動も伝えられてくる。これまでの代表という足かせが取れたことで、思うがままに行動できるわけだ。 すでに地方の選挙では、全国のあちこちで小沢効果が出てきているといわれている。「地方の選挙を馬鹿にしてはいけない。その運動と結果は総選挙に直結するからだ。民主党はその地方票の掘り起こしが、自民党より一歩も二歩も進んでいる」といわれる。民主党は着々と総選挙の準備をしているといっていい。 「小沢の力はすごい。今度の選挙で、それなりに自民党を追い込めないようなら政界を去る覚悟がある。だから、真剣なんだ」(政治ジャーナリスト) 「最後は自民党の政策に国民が賛同してくれるはず…」と自民党内部には、まだ楽観論がある。さいたま市長選の結果に対する菅義偉のコメントも、そのいい例だろう。さいたま市は政令指定都市。だから中央政界に与える影響は大きい。 国会では久しぶりに党首討論が行われ、選挙ムードは盛り上がってきている。外野席から見ていると、自民党内に緊張感がまだないのが気になるが、国民は敏感であることを忘れてはいけない。(文中敬称略)
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レジャー 2009年05月28日 15時00分
内外HP版地方競馬予想 佐々木敦子の最終のおみやげ
佐々木敦子です。今週の日曜日は日本ダービーですね。すごく楽しみです。できれば、大勢のファンとともにライブで観戦したいと思っています。 さて、今週は浦和競馬です。29日(金)の最終レース「スズラン特別」は、発走が18時20分です。 今週は、忠実に馬旨指数で勝負します。馬旨指数は2つありまして、1つは前3走プラスα、もう1つは前4走のデータから出た数値です。 当然、両方安定した数値の馬が3着以内に入る確率が高くなります。 この条件を満たしているのは、ジュセトゥ、イシノゼフィルス、モエレマジックマン、キープザチェンジの4頭。なかでも、最も安定しているのがイシノゼフィルスとジュセトゥです。 イシノゼフィルスは前々走が人気薄で3着。そして、前走は5番人気で3着。確実に人気と順位を上げています。ジュセトゥも佐藤博騎手に乗りかわって気合十分です。 堅実なキープザチェンジ、ヒットトップガンも前3走プラスαで安定した数値が出ています。 今回は地元浦和のジュセトゥからの馬単で勝負します。【馬単】(2)=(7) (2)(1) (2)(8) (2)(10) 今週の日曜日は、ダービーと大井ナイターがあります。もう、その日は競馬デーになりそうですね。浦和の最終Rで軍資金を稼ぎたいですね。 ※馬旨(ウマウマ)指数…前4走の成績と前3走の成績をそれぞれ数値化し、その合計の差がより低く、総合計が高い馬が軸候補の筆頭となるデータ馬券。データは3着までに入る確率がベース。予想の基本は3連複となる。<プロフィール> 佐々木敦子(ささき・あつこ)3月31日生まれ/B型/東京都出身/パチンコ・パチスロに特化し、タレント活動中。最近は馬券もデビュー。南関東を中心に、パチンコ・パチスロで培った勝負勘と独自のデータをもとにヒットを連発している。 パチンコ必勝ガイド・漫画パチンカー・パチスロパニック7ゴールドでコラムを連載中。スカパー!777chサイトセブンTVにレギュラー出演中。 まだまだ競馬は駆け出しの私ですが、馬旨指数で頑張ってます。応援よろしくお願いします!
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その他 2009年05月27日 15時00分
内外は金銭的条件のめず
猪木は「地獄の底まで来ている新聞社に多額の金銭は払えない」と具体的数字を提示したが、内外は反発。買収話は暗礁に乗り上げた。
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レジャー 2009年05月27日 15時00分
日本ダービー(JpnI、東京芝2400メートル、31日)追い切り速報 アンライバルド完璧
父と兄に並び、そして超える。競馬の祭典「第76回日本ダービー」(JpnI、東京芝2400メートル、31日)の追い切りが27日、栗東トレセンで行われ、皐月賞馬アンライバルドが絶品の動きを見せつけた。気性が大幅に成長し、能力をストレートに発揮できるようになった今、不安は皆無。父ネオユニヴァースと兄フサイチコンコルドが制した舞台で2冠を達成すれば、その先にはディープインパクト以来の3冠の夢も広がる。まずは府中の長い直線で思う存分、自慢の末脚を繰り出す。 急がば回れ。堂々と、悠然と立ち居ふるまうアンライバルドの姿を見ながら、友道調教師は古くからの格言をかみしめている。 「この中間は本当に雰囲気がいいね。落ち着きが出てきた。以前はイレ込みがひどくて、京都2歳S(3着)のころは装鞍所から我を失ってどうしようもなかったから」。有り余る闘志をどこへ向けていいか分からず、あちこちに頭をぶつけていたような2歳時を、師は懐かしそうに振り返った。 あれから半年、あくまでもダービーを見据え、焦らなかったから今がある。「2歳Sの後、ラジオNIKKEI杯もパスして放牧に出したのが良かった。あそこでワンクッション入れたことが、この精神状態につながっている」 使えば勝ち負けと思えば、使いたくなるのが人情だ。しかし、この馬だけは何よりダービーを優先した。父は2冠馬ネオユニヴァース、半兄は最少キャリア3戦目でダービーを制したフサイチコンコルド。父母両方から受け継いだDNAがともにダービーを示唆していた。 そんなアンライバルドにとって、皐月賞はまさにうれしい誤算だった。戦前はロジユニヴァース断然ムード。アンライバルドはあくまで脇役に過ぎなかった。だが、中団から素晴らしい瞬発力を発揮した。芝2000メートル1分58秒7の時計も文句なしだった。 「こちらの予想以上だったね。馬がレースのたびに自信をつけて、パドックでも堂々と歩くようになった」。陣営の我慢が素質を導き出した。 デキは絶好。仕上げに不安はまったくない。そして、初めての左回りも、2400メートルも能力をさらに引き出す材料だと断言する。 「ケイコでは左回りもスムーズだし、距離も延びた方がいい。ずっとダービー向きだと思ってここまでやってきた。何より3冠のチャンスがあるのはこの馬だけ。モノにしたい」 師ははっきりと3冠を意識している。2冠の父も、奇跡のダービー馬の兄も菊花賞は惜敗した。まずは父と兄に肩を並べ、その先に広がる夢へ。踏み出す蹄跡にブレはない。 【最終追いVTR】CWで3頭併せを行い、6F77秒5→62秒3→48秒7→36秒1→12秒3(一杯)と破格の時計をマーク。直線では内アドマイヤダーリン(古馬1000万)、外ダノンフィーバー(3歳未勝利)の間に突っ込み、シャープに脚を伸ばしてゴール。2頭を余力十分に1馬身突き放した。2冠奪取へ向け、これ以上ない態勢が整った。
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スポーツ 2009年05月27日 15時00分
球界因縁のライバル(7) 桑田VS清原(下)
桑田氏の「心の野球」と清原氏の「番長野球」といえば、天と地ほどの差があるように思えるが、2人には意外に共通した資質がある。処世術のうまさだ。お互いにメリットがある時には最大限に利用し合って存在価値を強烈にアピールする。 PL学園からプロ入りする際に、仲違いまでするほどの大事件があったのに、清原氏が巨人にFA移籍すれば、「KKコンビ復活」というファン、マスコミの熱狂に応え、なんのわだかまりもないように熱いエールを送り合う。「キヨとまた同じユニホームを着て野球をやれてうれしい」と桑田氏が言えば、清原氏も笑顔で応じる。「桑田君に巨人のことをいろいろ教えてもらいたい。一緒にまた野球が出来てうれしい」と。 最後は共に巨人を追われて、メジャーでユニホームを脱いだ桑田氏とオリックスで現役引退した清原氏は、ここでもエールの交換をしている。「メジャーに挑戦する桑田君の姿を見て勇気をもらった。もう一度再起に挑みたい」。清原氏がこう語れば、桑田氏は「キヨというライバルがいたから、ここまで野球人生を送ってこられた」と同じ浪花節調で番長、男・清原を礼賛する。 「PL学園時代からろくに口も聞かない、あれだけ仲の悪かった2人なのに、たいしたものだよ。大人の対応というか、互いに立てるべき時は立てる。プロだね。KKコンビは不滅だよ」。PL時代からKKコンビを知るアマ球界関係者がこうしみじみと述懐する。頭脳派が売りの桑田氏はともかく、番長イコール単純な男気のイメージが強い清原氏だが、KY(空気を読めない)どころか、ここ一番の読みは鋭い。巨人が裏切ってドラフト1位指名せずに、よりによって桑田を電撃1位に指名したのは、当時の王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)のせいだと、逆恨みしてきた。 西武時代の恩師・根本陸夫氏(故人)がダイエーのフロント首脳としてヘッドハンティングされ、王ホークスを支えたが、親しい球界関係者にこうぼやいたという。「いくらワシでもキヨだけには『ウチに来い』と声を掛けられないわなあ。ワンちゃんのことを今でも恨んどるからな」と。 ところが、名球会入りすると、手のひらを返している。「ワシが長い間、勝手に誤解しとった。王さんの責任ではなかったんや」と一方的に和解宣言。世界の王に急接近していったのだから、王氏は仰天しただろうし、悪い気はしなかっただろう。 「清原の人気はすごい」と惚れ込んでいるオリックス・宮内義彦オーナーは、将来の監督候補として清原氏にお墨付きを与えている。だからこそスポーツ紙の専属契約発表の紙面で堂々と監督としての現場復帰を表明できたのだ。西武の超ワンマン経営者だった堤義明前オーナーも、清原を秘蔵っ子として寵愛した。トップの心をくすぐる術を知っている。 「オレだって時には二枚舌くらいは使うよ。監督には必要なものだからな」とは、巨人・長嶋終身名誉監督の弁だが、清原氏には十分に監督の資質があるだろう。桑田氏と対照的にオーソドックスにネット裏の野球評論家生活をスタートさせているのも、監督として現場復帰する気持ちが本気なのを感じさせる。 桑田氏の「心の野球」が、巨人・原監督のジャイアンツ愛とどう違った野球になるのかと同時に、清原氏の「番長野球」の正体にも興味が尽きない。KKコンビ監督対決を待ち望むファンは多いだろう。
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