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レジャー 2011年11月25日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(11/26)キャピタルステークス 他4鞍
☆東京11R「キャピタルステークス」(芝1600メートル) 成長著しい3歳馬のマイネルラクリマをイチ押し。 先行集団の中でスムーズに折り合って小差3着(0秒2)と好走した、前走の富士Sは真骨頂。とりわけ最後の200メートルを過ぎてから、二枚腰を使って伸びてきた内容は評価でき、地力強化の跡は歴然。 休み明けのオールカマー(6着)を使って、調子が上向いていたことも見逃せない。まだ底が割れてない3歳馬でプラスアルファは、どの馬より大きいことも強調材料。 最終週を迎え、荒れて力の要る馬場を味方に今度は、先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。 京成杯AH、富士Sを連続2着中のアプリコットフィズが相手だが、持ち時計メンバー最速のゴールスキーも圏内。◎10マイネルラクリマ○5アプリコットフィズ▲14ゴールスキー△8エアラフォン、13ガルボ☆東京10R「晩秋特別」(ダ2100メートル) 短期放牧を挟みフレッシュな状態に仕上がった、コスタパルメーラにチャンス到来。 馬込みの中で落ち着いて走っていた、前走の松戸特別2着は成長の証し。素質に精神力の強さが備わったとなれば、まず大崩れすることは考えられない。 他に強力な同型馬が見当たらず、展開もおあつらえ向き。逃げ切りが決まる。 実績からニシノヴァンクールが強敵だが、もう1頭の3歳馬オメガスカイツリーも力を付けている時だけに要注意だ。◎3コスタパルメーラ○1ニシノヴァンクール▲12オメガスカイツリー△6プロヴィデンス、15パクサ☆東京9R「からまつ賞」(ダ1600メートル) 素質馬のヴィットリオドーロが混戦を断ち、2連勝を達成する。 母プリエミネンスは12勝を挙げた名牝で、ダートは鬼の血統だ。普通に走ってくれば結果は付いてくるだろう。 当面の相手はヴィンテージイヤー。末脚は確かで好勝負に持ち込みそう。◎3ヴィットリオドーロ○10ヴィンテージイヤー▲5ミリオンヴォルツ△4タイセイスティング、9ツクバヤマノオー☆小倉11R「田川特別」(ダ1700メートル) 展開の利が大きい、アルスマルカートの逃げ切り。 前走9着は2連勝のあと楽をさせ、太め残りが響いて失速したもの。抜かりなく仕上がった今回は、マイペースの一人旅を決める。 相手は、休み明け2戦目で走り頃のメイショウエバモアと、上がり馬のペガサスフラッシュ。◎5アルスマルカート○14メイショウエバモア▲8ペガサスフラッシュ△1メイショウサリマン、10エターナルロブロイ☆京都11R「京阪杯」(芝1200メートル) 休み明け2戦目のスワンSを小差2着(0秒2)と逃げ粘った、GI馬ジョーカプチーノが貫録勝ちを決める。 相手は、復調著しいアーバニティと、究極の上がり馬ロードカナロア。◎9ジョーカプチーノ○12アーバニティ▲3ロードカナロア△5キョウワマグナム、7ワンカラット※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年11月25日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(11/26) 京阪杯
◆京都11R 京阪杯◎ジョーカプチーノ○ロードカナリア▲ワンカラット△ケイアイアストン△アーバニティ 休養を挟んで3連勝中のロードカナリアに勢いを感じる。前走(京洛S1着)は休み明けで8分程度の仕上がりにもかかわらず、着差以上の強い勝ちぶり。一叩きして順当に良化しており得意の1200mで重賞初制覇が成っても不思議ではない。しかしながら、歴戦の強者も多くそう易々とは勝たせてもらえないだろう。ロード騎乗の福永騎手にフラれた格好だが(実際はどうかわからないが)、ルメール騎手に乗り替わったジョーカプチーノが58キロでも力量は最上位。これまで戦ってきた相手がいかにも違う。ぽっと出の1200のスペシャリストたち相手なら一気に押し切ってしまうだけのスプリント能力は十二分にある。馬券的に妙味のあるカプチーノから勝負だ。前記ロード、一叩きして明らかに息の持ち方が違ってくるであろうワンカラットの2頭が本線。以下、ここ目標に上々の仕上げで臨んできた昨年の2着馬ケイアイアストン、徐々に復調中のアーバニティあたりが抑え。【馬連】流し(9)軸(3)(7)(12)(13)【3連単】フォーメーション(9)→(3)(7)→(3)(7)(12)(13)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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芸能 2011年11月25日 11時45分
手島優の“おっぱい”が問題に!! どんどん民放化して墓穴を掘ったNHK
有働由美子アナが司会をつとめる「あさイチ」では朝から「性」について大々的に取り上げ、鈴木京香主演の「セカンドバージン」や真木よう子主演の「カレ、夫、男友達」ではラブシーンを連発するなど民放化が著しいNHKだが、セクシーすぎる演出で謝罪に追い込まれてしまった。 同局の金田新・放送総局長は24日の定例記者会見で、今月14日から18日に放送されたEテレの料理番組「楽ごはん」でバスト95センチ・Iカップのグラビアアイドル・手島優が胸元が大きく開いたエプロン姿で出演していたことについて「今回は(度を)越してしまった。反省している」と不適切な演出だったことを認め謝罪した。 「一部週刊誌でも報じられたが、手島は栄養士の資格を持っているため講師として同番組に登場。『愛がいっぱいIカップ』がキャッチフレーズの手島だけに、『愛がいっぱい“ぷるるん”レシピ』と題して、エプロン姿でバストを自ら両手で寄せて強調してみせる過激演出を連日みせ、5分間の番組の冒頭では、手島のビキニ姿の映像も放送されるなど、まるで民放の深夜番組のような演出だった」(芸能記者) また、新山賢治理事は「NHKはお高くとまっていて、とっつきにくいイメージがあったので、目線の低い新しいNHKにしようと思ったのかもしれないが、私の目からみたらこざかしい演出」と制作現場に苦言を呈したが、制作サイドが視聴率にこだわって迷走するあまりに墓穴を掘ってしまったようだ。 「NHKの発表によると、昨年度の受信料収入はBS放送の普及もあり前年度比155億円増の6598億円で過去最高。収入から支出を引いた事業収支差金も21年連続で黒字。そのため、来年10月から受信料が月額最大で120円値下げされることが決まっている。受信料を値上げしようとすれば国会でも問題になるが、なんとか視聴率を上げ、『こんなに見られているから、値上げも仕方がない』というのをアピールしたい。NHK社員の平均年収は1000万円以上と言われるだけに、自分たちの給料を下げたくないこともあり、現場も必死なのだろう」(週刊誌記者) 仕事をこなしただけに手島からすればとんだとばっちりだったに違いない。
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芸能 2011年11月25日 11時45分
寒さの中で美脚を披露!! 栗山千明が新曲LIVE
女優の栗山千明が24日、都内で新曲「月夜の肖像」発売記念LIVEを行った。同曲は読売テレビ・日本テレビ系全国ネットドラマ「秘密の諜報員エリカ」の主題歌で作詞・作曲・プロデュースを椎名林檎が担当した。 寒風吹きすさぶ中、クリスマス感一杯のイルミネーションに囲まれたステージに栗山は新曲のミュージックビデオで着ている衣装を初披露、ガーリーな衣装から見えるスラリとした美脚に300人の観客はウットリ。LIVEでは「ルーレットでくちづけを」「決定的三分間」新曲「月夜の肖像」の計3曲を披露した。 栗山は「ここのステージは前にもやってますが、お客さんの聞いている顔が近くに見えて楽しいです」と笑顔。ポールに足を絡める刺激的なジャケット写真について聞かれると「今回のジャケ写はナチュラルにカッコよくをテーマに選びました。ポールダンスの経験は無いです、資料でダンサーの写真を見たんですが、出来るポースが全然ありませんでした。すごいですネ、足を引っ掛け宙ぶらりんになったりこれは出来ないと思いました」と苦笑い。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2011年11月25日 11時45分
女優としての幅を広げた吹田早哉佳、次の舞台『PAIN』でも期待発言
公開中の映画『シャッフル』のセミヌードシーンが話題となっている吹田早哉佳。『第1回TOYAMA映画デビューオーディション』でグランプリを獲得し、2008年に本格デビュー。今年、飛躍の年を迎えた27歳に、女優としての意気込みを聞いた。 −−『シャッフル』を撮り終えた時の気持ちは? 「主人公を誘惑する小悪魔的な役でしたが、やったからには見てほしいというポジティブな気持ちでいっぱいでした。でも、反応については、まったく予想ができなかったので、怖かった部分もありました」 −−公開から1か月。周りからの反応は? 「ファンの方をはじめ、共演者、友人、家族からも『よかったね』と言っていただけました。『シャッフル』は男性的な映画だと思うのですが、いい色づけができたのではと感じています」 −−公開後、自身の中で変わったことは? 「自分の中で壁を作らずに、いろいろなことに挑戦すると、可能性が広がることを実感しました。今まではナチュラルな女性を演じることが多かったのですが、小悪魔的な役柄をはじめ、色々な役を、女優として演じてみたい気持ちが、さらにわいてきました。 最近、“言霊(ことだま)”の力を感じています。『ぶっ飛んだ役をやりたい』と言い続けていたら、そういった役を演じるチャンスにも巡り会えるようになりました。これからも、やりたいと思ったことを『やりたい』と口に出していきたいです」 今年に入ってから「生の自分と真逆の役を演じることも増えました」と話す吹田。抜群のスタイルの秘けつは、3歳から始めたクラシックバレエと、プロとしても活躍していたダンスという。『シャッフル』公開で女優としての幅を広げ、「クールな役にも挑戦したい」と笑顔を見せる。また、12月公演の舞台『PAIN(ペイン)』では、シリアスな内容の中で、「もっとぶっ飛んだ女性を演じます」と期待発言。 吹田早哉佳に注目したい。〜舞台『PAIN(ペイン)』(脚本・演出:坂上忍)〜12月22日から28日まで、下北沢「シアター711」にて(インタビュー・竹内みちまろ)
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トレンド 2011年11月25日 11時45分
麻倉憂ちゃんがリアルライブ編集部に来社!! 「スカパー! アダルト放送大賞2012」をPR
2011年スカパー!で放送した1万本以上のアダルト作品から各チャンネルが選りすぐりの女優・作品を部門別にノミネート、公式サイトにて一般投票を行い、最も投票が多かった女優・作品を発表、表彰する「スカパー! アダルト放送大賞2012」。同イベントのPRに昨年、女優賞を獲得した麻倉憂ちゃんがリアルライブ編集部を訪れた。 「昨年、受賞できるなんてまったく思ってませんでしたので、ビックリしました」と受賞時の思い出を語る憂ちゃん。受賞をきっかけに雑誌のグラビアなどの仕事も増えたという。「きっと応援されたくなるような女優さんが獲得できるんだと思います。ファンの方も公式サイトを毎日チェックして下さいね!」とPR。憂ちゃんは今年度の授賞式では女優賞のプレゼンターを担当する。 「スカパー! アダルト放送大賞2012」の授賞式は2012年2月14日に都内で開催。投票期間は2011年11月1日〜2012年1月15日まで。公式サイトhttp://adult-awards.com麻倉憂オフィシャルブログhttp://blog.livedoor.jp/oronamin_yu-chan/
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スポーツ 2011年11月25日 11時45分
押切もえと破局した巨人・野間口が結婚
かつて、モデル押切もえと交際していたことで有名になったプロ野球巨人の野間口貴彦投手(28)が、結婚することを発表した。 お相手は神奈川県在住の佐藤千年さんの次女で、ファッション関係の仕事に従事する優里亜(ゆりあ)さん(23)。2人は今年に入って交際がスタート、すでに都内で同居しており、今オフに入籍する。巨人では日本テレビ・森麻季アナと結婚する澤村拓一投手に続く、おめでたい話となった。 野間口は05年秋頃から押切と交際。スーパーモデルの押切に対し、1軍と2軍を行ったり来たりする野間口とは、“格差交際”として話題になった。一時は結婚も秒読みと思われていたが、09年秋頃に破局していた。原因は不明だが、押切は仕事が多忙、野間口も仕事柄地方遠征が多く、すれ違いのためともいわれている。だが、一説によると、精力絶倫の野間口に、押切が付いていけなくなったからとの説もあり、真相はやぶの中。 押切との破局後、野間口は昨季からサイドスローに転向。心機一転を図ったが、2軍暮らしが続き、わずか12試合の登板で1勝2敗と低迷し、一時はトレード要員にも名が挙がった。今季、背番号13をはく奪され、45に変更されて、浮上を期したが、2軍生活が長く、昨季同様、12試合登板で1勝に終わった。 人生の良き伴侶を得て、来季はまさに野球人生を賭けたシーズンとなる。野間口は球団を通して、「今まで以上に責任も出てくるし、家庭も野球も両方がうまくいくように、男としてがんばっていきたい」と決意を表明した。また、押切は元カレに対し、「おめでとうございます」とのコメントを残した。(坂本太郎)
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トレンド 2011年11月25日 11時45分
こんなにもいる! 芸能人ホームレス列伝
「元いいとも青年隊」岸田健作が再び芸能界へ戻ってきたことが話題となっている。 数年前、スプレーアート画家としていくつかのテレビには出ていたが、このところ全く見かけなくなっていた岸田健作。各マスコミの報道によると岸田は一時、ホームレスになっていたという。 華やかな芸能人とホームレスというのは、いささかイメージが付きづらいがホームレスの経験を持っている芸能人は意外と多いという。 近年では漫画家の浜田ブリトニーや芸人の麒麟・田村裕が自らのホームレス体験を告白し、それを武器に様々な著作を出したことは記憶に新しい。また、中国モデル程国栄(チェン・グオロ ン)は「イケメンすぎるホームレス」としてアジア全土で人気を高めている。 元ホームレスから見事カムバックした芸能人として筆頭にあげられるのは、『仮面ライダー』で仮面ライダー2号を演じた佐々木剛氏であろう。佐々木氏は1982年、自宅の火事で家を無くし、顔に火傷を負ったために一旦、役者稼業を休止。その後、様々の職を転々とし一時ホームレスになってしまったという。しかし手術が全て終わり、顔が全て戻ってからは再び俳優として活躍している。 同じく『仮面ライダー』で 悪役の死神博士を演じていた天本英世氏は後年、バラエティ番組で人気者になった後、亡くなるまでホームレスを続けていたという。もっとも、天本氏の場合は生活が困窮していたというわけでは無く、持ち家の改修が面倒になり、知り合いのクリーニング屋の2階を寝床にしていたというのが理由らしい。 また、美輪明宏はデビュー前、実家の企業が倒産し新宿駅に寝泊まりしていたという過去があり、かつて出演したイベントで「寝られるところがあるだけでも幸せ」とコメントしている。 安定した収入とは一切無縁の芸能界。芸能界はいつどこでも生活できるようにならないとやっていけないのだろうか…?
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スポーツ 2011年11月25日 11時45分
2011年『12球団ペナントレース総括』 エースのお値段! 福岡ソフトバンク編
03年以来の日本シリーズ制覇から2日後、渦中の杉内俊哉(31)が球団側と交渉した。『国内FA権』を行使するかどうか、結論を保留したが、一部では移籍は規制路線のように伝えられている。また、和田毅(30)も海外FA権を行使するとされ、球団は帆足和幸(32=埼玉西武)、井川慶(32=ヤンキース2A)の調査を進めるなど、万が一に備えている。杉内、和田クラスを同時喪失するとなれば、不安に駆られる気持ちも分かる。しかし、大隣憲司、山田大樹、陽耀勲といった好左腕も控えている。「まだ補強するか!?」と思うファンも少なくないだろう。 杉内が国内FA権を行使するとすれば、この『大型補強』にも理由がありそうだ。 杉内の推定年俸は3億5000万円。3億円からの5000万円アップだったが、本人は納得していない。昨年の契約更改だが、1回目の交渉から前述の金額が提示されていた。杉内は怒った。横浜からFA移籍してきた内川とは「4年最大12億円」、同じく埼玉西武からやってきた細川とも「4年8億円」で契約。ライバルでもあるチームメイトの和田は1億2000万円から一気に3億円までアップし、「オレの評価はこの程度か!?」と−−。和田は17勝で最多勝、杉内は16勝。07年から15勝、10勝、15勝…と、『4年連続2ケタ勝利』を収めており、「上がり幅で和田とここまで違うのは納得できない」という言い分にも筋が通っていた。最終的にはその額でハンコを押したが、契約更改後の球団批判は強烈だった。 「携帯電話会社と同じですよ。新規加入の人には優しくて既存の人にはそのまま。年越しも…」(1回目の交渉決裂後) 杉内は『環境の変化』を嫌う。日本人メジャーリーガーの話を振っても、「生活サイクルとかも変わるし、自分は海外に行ってまで野球をしたくない」と返していた。したがって、「慣れ親しんだ福岡からも出たくないのではないか?」と見られていたが、昨年オフの公約更改のゴタゴタ以来、他球団は「国内FA権を行使する可能性アリ」と、内々に調査を進めてきたのだ。 今季の成績は23試合に先発登板し、8勝7敗。しかし、防御率1・94の数値が示しているように投球内容は昨季よりも良くなっている。勝ち星が伸びなかったのは、9月14日に一軍登録を抹消され、約1カ月間、登板間隔が「空いた」ためである。その登録抹消の理由にしても「過労に因る左肩痛」。復帰登板となった10月8日、6回を10奪三振無失点に抑えてみせた。1年を振り返ってみても、先発23回中21回の『クオリティースタート』(6回3失点以内に抑える/以下=QS)をマークした。 左肩痛による戦線離脱前、自身初の4連敗もあったが、QSの多さが証明するように投球内容が悪かったわけではない。「8勝」の数値は“3億円投手”としては寂しいが、ソフトバンク球団は「優勝、日本一のご祝儀」も含め、1億円強のアップを提示してもいいのではないだろうか。 また、他球団と比較するのは“危険”だが、ダルビッシュは3億3000万円(2010年度)から5億円にアップした。杉内もダルビッシュに近い上がり幅を提示される可能性がある。しかし、ダルビッシュはその昨年の契約更改後の会見でこう答えている。 「まさか、こんなに…」 球界には3億円を越えると、「その後は昇給幅が小さい」という“定説”もある。ソフトバンクは球界の定説に則り、『誠意』で杉内を説得するか、それとも、ダルビッシュ級の大幅昇給を提示するのか…。 巨人、阪神、新生・横浜DeNA、楽天が本当に「杉内獲得」を目指すのなら、5億円のマネーゲームに発展するだろう。 他球団に移籍した際、「環境の変化」を嫌う杉内の弱点が、別の形で露呈するかもしれない。杉内は相性の問題で山崎勝己捕手を好む。移籍先の球団にもそういった相性の良い捕手がいればいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2011年11月24日 17時59分
逮捕者出した暴行事件で証言に食い違いも 管理責任問われる全日本プロレス
兵庫県警葺合(ふきあい)署が、11月22日、試合前に同僚のプロレスラーを殴って重傷を負わせたとして、傷害の疑いで元プロレスラーのTARUこと多留嘉一容疑者(47)とMAZADAこと正田和彦容疑者(36)を逮捕したことは、リアルライブで既報した通り。 TARUとMAZADAは当時、悪役ユニットのブードゥー・マーダーズ(以下、VM)に所属。容疑は全日本プロレス5・29兵庫・神戸サンボーホール大会にて、試合前に控室でVMの同僚であるスーパー・ヘイトこと平井伸和選手(41)の顔面を拳で殴打。平井選手は試合に出場したが、試合直後に急性硬膜下血腫で倒れ、重傷を負わせた疑い。葺合署によると、TARUは「日頃の態度が悪いことを注意したが、反省の色が見られず殴った」と供述しており、その仲裁に入ったとみられるMAZADAは平井選手の態度に立腹し、顔面などを殴ったもよう。 ここで問題になるのは、実行犯と見られていたTARUのみならず、MAZADAまで逮捕された点だ。同団体の事情聴取によると、実際に手を出したのは、TARUのみとされていた。VMの他のメンバーであるMAZADA、河野真幸(当時=KONO)、田中稔(当時=稔)の3人は手を出しておらず、同じ控室にいただけとされ、連帯責任として団体から無期限の出場停止処分を受けたが、処分は1カ月で解除。MAZADAも7月から戦列に復帰し、11・5&6での台湾興行にも出場したばかりだった。 葺合署によると、両容疑者は容疑を認めているといい、MAZADAに関しては、同団体による聴取と大きな食い違いが生じたことになる。それが事実であれば、同団体は罪を犯したプロレスラーを使い続けていたことになり、責任は重大。 今後は司法の場に委ねられることになるが、内田雅之社長(当時=取締役)は「真摯に受け止めたい。残念というしかない。逮捕という重い判断をされたことには後悔の念です。(MAZADAについては)止めはしたが手を出していないと判断させてもらった。MAZADA選手の逮捕はショックです」と語った。当時、社長を務めていた武藤敬司取締役も同様のコメントを残した。 今回の逮捕は平井選手の母親が10月19日に弁護士を通して告発したことがきっかけとなった。平井選手自身は重度の記憶障害が残り、現在も入院中。今後、平井選手のご家族が同団体を告訴した場合は、管理責任が問われることになる。(落合一郎)
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