オークス(2)着馬の、ピュアブリーゼが実績で一歩リード。
そのオークスは僅かクビ差で長蛇を逸したが、2400メートルを果敢に逃げまくった内容は勝ちに等しい。人気でも素直にこの馬の実力を信頼したい。
確かに、目標(秋華賞)は先にあるが、中途半端な仕上げで反動が出たら元も子もない。約3か月半ぶりの実戦とはいえ、仕上げに抜かりはない。
その証拠に、1週前は坂路で800メートル49秒2と、破格のタイムを叩き出し久々の不安を一掃して見せた。乗り替わりも全く影響がないことは、テンの乗りだったオークスを見れば一目瞭然。要するに、力のある馬は騎手を選ばないということ。
いずれにしても、強敵の抜けたここを勝てないようでは、秋華賞はおぼつかない。
◎5ピュアブリーゼ
○7スピードリッパー
▲6カルマート
△14ピュアオパール、15アカンサス
☆中山10R「浦安特別」(ダ1200メートル)
休み明けを(3)、(2)着と安定感抜群のトシキャンディで今度こそ。
春とは別馬の如く、競馬が上達。緩急自在に立ちまわれるようになっているのは強み。普通に走ってくれば結果は付いてくる、と確信する。
相手は、今夏の上がり馬ウエスタンハピネスと、休養前にこの条件を快勝している実力馬の、ワンモアジョー。
◎2トシキャンディ
○13ウエスタンハピネス
▲7ワンモアジョー
△9マイネルエルドラド、14イチエイクリッパー
☆中山9R「松戸特別」(ダ2400メートル)
レパードSで、重賞メンバー相手に小差(3)着と好走。能力の高さを覗かせた、タナトスに期待。
自己条件に戻り、ハンデ54キロならチャンスは十分ある。未経験の二四も血統的にはドンと来い。折り合いの心配もないし、難なく克服できるだろう。
◎5タナトス
○4コスタパルメーラ
▲8メイショウブンブク
△2マイネルトレース、9ビービーアックス
☆札幌11R「大雪ハンデ」(ダ1700メートル)
再昇後は連続(2)着中と充実著しい、アクティビューティをイチ押し。成績が示す通り今夏を境にひと皮むけ、地力強化の跡が歴然。据え置きのハンデ54キロなら、チャンスは大きい。
◎12アクティビューティ
○3エイブルブラッド
▲9シルクエステート
△2ルロワ、13オースミマリオン
☆阪神11R「朝日チャレンジカップ」(芝2000メートル)
全4勝を阪神で挙げている、コース巧者のレディアルバローザでいける。
休み明けを1度使われた効果は大きいし、ローカル馬相手のここでは役者が違う。ヴィクトリアマイル(3)着だけ走れば、あっさり勝たれて不思議はない。
◎9レディアルバローザ
○3エーシンジーライン
▲7サンライズマックス
△2アドマイヤメジャー、4ミッキードリーム
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。