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<実録!不倫カップルの顛末>女手ひとつで育ててくれた母親の死…愛人だった男性から援助を持ち掛けられ…

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画像はイメージです

 親子の形は千差万別だ。愛情を一身に受け親に感謝している子どもの一方で、過剰な干渉を受けたり、放置や暴力を受け、大人になっても許せず親に澱(おり)のような憎しみを抱いている人も珍しくないだろう。血の繋がりや生活を共にした思い出もある分、簡単には乗り越えられない問題でもある。

 山井典子さん(仮名・30歳)も、母親に対して複雑な感情を抱いている一人だ。理由は母親がずっと既婚者である男性Sと不倫関係にあり、生活を支えてもらっていたことが原因だ。

 ​>><実録!不倫カップルの顛末>隣の部屋から漏れ聞こえる声に動揺…終電を逃した会社員女子の長い夜<<​​​

 「父は、私が赤ん坊の時に病気で亡くなったので、思い出は全くありません。それどころか、頻繁に家に来るSを本当の父親だと勘違いしていた時期もあったほどです。Sは週末には必ず泊まっていき、私にも、おもちゃや本をプレゼントし優しくしてくれたので、悪い感情は持ってなかったです。母が愛人をしていると知ったのは、中学生の時でした。近所のお節介なおばさんから聞きましたが、子どもながらにSの援助がなければ、高校進学もできず生活に困窮することも分かっていたので、知らない振りをしてたんです」

 母親は典子さんが、自身が愛人をしていることに薄々気づいていたようだったが、二人の間でこの件を話すことは永遠に無かったという。なぜなら、母親は大学進学直後に病気で40代の若さで亡くなってしまったからだ。

 「母も亡くなってしまい、途方に暮れていたんです。当時、私はまだ19歳で学費と生活費を一人で稼ぐのは難しくて、大学を辞めることも考えましたが、合格を喜んでいてくれた母に申し訳ない気がして…。そんな私に、Sが“お母さんは亡くなったけど、引き続き援助を続けたい”と申し出てくれたんです。当然、身体の関係ありと思い、言葉に詰まりました。当たり前ですが、母の愛人であり一時は父親と思っていた男性と身体の関係を持つことに、ものすごい嫌悪感と葛藤があったんです」

 ところが、そんな典子さんに対し、Sは意外な提案をしてきたのだ。

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