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レジャー 2016年09月03日 16時00分
ドキドキスポット大全(25)〜スーパー銭湯の楽しみ方〜
井川晃次(仮名・39歳) 僕は温泉が大好きなのですが、日々、都内で忙しく働いているとなかなか行ける機会がないですよね。そんな僕がよく利用しているのがスーパー銭湯です。 スーパー銭湯というと、どこも混んでいる印象がありますが、昨年新宿に出来た某有名温泉施設は平日に行くとけっこう空いているんですよね。またそこは多数の天然温泉が楽しめるだけでなく、巨大なリクライニングラウンジには各席に電源やWi-Fiを完備。僕のようなパソコンさえあれば仕事ができるノマドワーカーにとっては最高の場所なのです。最初に温泉に入って、仕事をして、また一息付きたいときに温泉というループをしたり、眠くなったらそのまま仮眠を取ってもいい。さらにフロアにはレストランもあるのでお腹も好きな時に満たせます。また、雑誌や新聞コーナーも設置されていますから最新の情報も得ることができるのも助かりますね。 スーパー銭湯には個人だけじゃなく、歌舞伎町のお店で知り合った女の子と行くときもありますよ。さすがに混浴施設はないですが、お互いに岩盤浴などを楽しんだ後に休憩スペースで一緒にくつろいだりするのも悪くありません。さらに屋上に行くとウォーターバルーンやスカイライドなどの、カップルで楽しめるアトラクション施設まであり、デート気分だって満喫できます。なので僕にとって一部のスーパー銭湯は、1人で来ても、デートで来ても楽しめる都会のオアシスという感じですね。(取材/構成・篠田エレナ)写真・FancyLady
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芸能ネタ 2016年09月03日 15時54分
元KAT-TUN・田口淳之介ソロデビュー発表! ジャニーズ既存グループ首切り加速か!?
ジャニーズグループ「KAT-TUN」の元メンバーで事務所を退所した田口淳之介がソロデビューを発表したが、KAT-TUNファンは大荒れだ。 公式サイトも制作し、11月にはソロでCDデビューするとも発表した田口。KAT-TUNは10周年を迎えたグループだが、3月末で田口が脱退することによりグループは充電期間という名の活動休止状態に入った。「田口が残っていれば普通に10周年のコンサートをし、いまもグループは普通に続けられていたはず。それなのにグループを脱退してソロデビューでは素直に『おかえり』ともろ手を挙げて喜んでいるファンはそう多くないでしょうね」とはテレビ局関係者。 ただ、気になるのは退所してからわずか数か月足らずでの復活と「田口のスタッフの中に元ジャニーズのスタッフが関わっているんです。そのスタッフは過去に嵐の楽曲も作った人ですが、嵐といえばジュリー副社長の案件。今回の田口の動きはジュリーさんの想定内だったんじゃないかというきな臭い話をする人はいます」(同関係者)。 いったいどういうことなのか。「いまジャニーズはジャニー社長、メリー副社長の体制から、ジュリー体制にランディングさせようとしている時期。そのときには嵐を頂点としたグループ体制を作ろうとしていると言われており、グループの淘汰が必要とも言われているんです」と同関係者。 淘汰の一環になったのが、トップグループのSMAPであり、ライバルとも言われた飯島マネジャーを切ることで最終的には解散にまで追い込んだ。「KAT-TUNだって、ジュリーさんが作ったわけでも育てたわけでもないですから、愛情的には薄いと言われています。赤西仁はともかく田中聖のクビの理由ははっきりしないし、田口を脱退するように仕向けた。結果的にはグループを半減させて、充電期間という活動休止状態に追い込んだわけですからね。ジュリーの視点から見れば功労者は田口です。だから田口のソロ復帰がこれだけ早いんじゃないかっていう考えをしている人はいますよ」と同関係者。 今年に入ってから2つのグループが活動停止に追い込まれている。これだけの話もさもありなんなのかもしれない。
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芸能ニュース 2016年09月03日 15時29分
田中聖、撮影前のオフショット公開しファン絶賛
元KAT-TUNで、現在はロックバンド・INKTで活動する田中聖(30)が1日、オフィシャルブログを更新し、撮影前のオフショットを公開。 「これはヤバいww」と題したブログには、「なんかさ 今日の撮影前髪下ろしたら多分これ15歳ぐらい若返ったこれ 笑」とつづり、撮影前のオフショットを公開すると、ファンからは、「イケメンすぎて頭ぶっ飛びそうになったw」「惚れた」「かっこよすぎる!! ニヤニヤするー」「めっちゃ可愛いです! かっこいい! そして若い!!笑」「可愛い可愛い可愛い!!」「一瞬、家の息子に見えた(笑)」「かわいすぎる! 懐かしい感じするねw」「全然、ハタチでオッケーwww」「イケメンだあ」「可愛すぎるぜ、コーキ」「若い!! けど 素晴らしいです」「ホント若返った! 高校生でいけるよ。学ラン着て欲しい(笑)」「高校生にいそう!(笑)ピアスとメイクなかったら完璧高校生ですね」と、大絶賛の声が続々。 他にも「樹くんそっくり!!」「じゅりくん思い出す」「AAAのニッシーに似てる どっちも好きだからなんか嬉しい笑」とアイドルで俳優の弟・田中樹(21)や、男女7人組のパフォーマンスグループAAAのメインボーカル・西島隆弘(29)に似ているなどの声も寄せられている。
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その他 2016年09月03日 15時18分
【不朽の名作】あのバブル時代でなければ出来ない作品自体が長大なCM「彼女が水着にきがえたら」
アニメ『あまんちゅ』が放送中ということで、今回は、スキューバダイビングつながりで、1989年公開の『彼女が水着にきがえたら』を紹介する。 同作はバブル時代の真っ只中にウインタースポーツの“バブル的”な楽しみ方をアピールし、好評を博した87年公開の『私をスキーに連れてって』の原作を担当した、ホイチョイ・プロダクションズ2作目の原作映画作品だ。前作のテーマがウインタースポーツだったが、同作はうってかわり夏が舞台。作品の構成は前作と同じく、バブリーな空気がそこかしこに漂う作品だ。というより、マリンスポーツということで前作よりさらに豪華主義で、おそらく当時でも浮世離れしていると感じるほどだろう。 ストーリーはあってないようなもの。それは前作でも変わらないのだが、ただお気楽に遊んでいればいいのに、この作品では、お宝を積んで墜落した輸送機を相模湾で探すという、トレジャーハンティング要素や、お宝をつけ狙う中国マフィアっぽい組織などが出てくるので、さらにガチャガチャしたものになっている。おかけで、肝心のスキューバダイビング要素は薄くなりがち。というよりスキューバの専門的な話なんかは最初の数分しか細かく出ない。あとはただ潜っているだけで、特に説明などない。むしろ地上のシーンや海上のシーンの方がはるかに目立っており、果たしてスキューバをメインテーマにする必要はあったのだろうか? 色々な意味で中途半端になっている作品だ。 メインキャストは原田知世がヒロインポジションの田中真理子、織田裕二がエスコート役の主人公格である吉岡文男を演じているが、前記したように、恋愛もサスペンスも、お気楽遊びの要素も全て中途半端なので、全くキャラの印象が残らない。谷啓演じる大塚や伊武雅刀演じる山口の方が目立つほどだ。 アクションに関しては、邦画では水上で何かをするということがそもそも少ないので、新鮮には映るかもしれない。しかし、お気楽作品なのでやっぱり、中国マフィアとの水上チェイスシーンはかなり違和感がある。しかも相手は銃撃してくるし、主人公側も大塚が捕鯨用のモリを相手の船舶に発射するなど、もうめちゃくちゃだ。いや、こんな暴れたら普通なら海上保安庁くるだろこれ。 正直、キャラもストーリー進行もスカスカで、話しの運びも意味不明な部分が多い。だが、ストーリーはどんなものか思い出せないが、「ああ水中スクーターがこれでもかと出てくるあれ」とか「水上バイクがやたら出てくるやつ」とか言った具合に、強く視覚的な印象に残るシーンというのは多い。この要素だけを見ると、この作品はよく出来ていると言ってもいいかもしれない。作品の狙いとしても、間違ってはいない。なぜなら、この作品全体が巨大なCMとも言えるからだ。 「プロダクトプレイスメント」という広告手法がある。映画やテレビドラマの劇中において、役者の所有物や背景に実在する、商品名・企業名を登場させ宣伝するという方法だ。最近の作品でも主人公が特定の商品ばかり使っていたり、一種類の飲み物ばかり愛飲しているケースがあると思うが、それらはこの広告手法が取られている場合が多い。同作はそのプロダクトプレイスメントがかなり露骨にされている作品だ。劇中に登場するジェットスキー、水中スクーターなどの乗り物から、登場人物の持ち物に至るまで、全て広告。時に背景にまでこれでもかと商品名が映し出される。その登場頻度は2〜3分に1回のペースと言っても言い過ぎではないだろう。仮にこの登場頻度でアクション作品や、サスペンス作品に使われていたら目障りなことこの上ないが、この作品は物欲あふれるバブル期を象徴するような作品なので、自然とそれが許せてしまう。 バブル期には、とにかく金をかけた雰囲気だけで、意味不明なCMというのが結構あったが、同作は劇中全般にわたってそういう手法をやっている。劇中歌として流れるサザンオールスターズの曲もその気分をより煽る。特に劇中に頻繁に登場している水上バイクでのチェイスシーンなど、最後に商品名が出てもおかしくないくらいCM感が強く、水上バイクを「どうだ、格好いいだろ!」と言わんばかりに見せている。冒頭、なんの脈絡もなく民間用ヘリコプターの「ロビンソン R22」に乗って、田中美佐子演じる高橋裕子が登場するシーンもかなり派手で宣伝効果としてはバッチリだろう。当時はヘリをホイホイ買えた人がどれくらいいたかは知らないが。 レジャー用の乗り物だけではなく、主要登場人物が乗る乗用車もねっとりと、必ずメーカーのロゴが映し出される。他にもショルダーホン(当時の携帯電話)や携帯テレビなど、最新アイテムの数々が登場し「買わないと置いて行かれるぞ!」と脅迫するかのようにアピールされる。 この作品ではバブル時代の模範的な“イケてる”生活の風景を映しているという前提があるので、多量の商品広告が違和感なく、イケてるアイテムの描写として、すんなりと入ってくる。今となっては劇中のような浮かれっぷりは別世界の出来事のようだ。もはや時代劇を観ているような気分。作品内容的にはかなり微妙な部類だが、広告映画としてかなりの傑作と言っていいだろう。あの空気感は、おそらくあの時代でなければ出来ない。今では、当時を知る上で貴重な一作ではある。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能ネタ 2016年09月03日 12時00分
都丸紗也華 赤ビキニをぶるぶる揺らすFカップCM秘話
この夏、最も“エロ過ぎるCMギャル”と話題となっているのが都丸紗也華(19)だ。彼女の名を聞いてもピンとこない読者も多いだろう。スマホアプリのゲーム『モンスターストライク(モンスト)』絶対反射主義編のCMに出演している水着ギャルだ。 「ゲームのCMなのに、なぜかビキニの子3人が豊満ボディーを披露。特に3人の真ん中にいる都丸は、赤いビキニからこぼれ落ちんばかりのバストをぶるぶる揺らすところが見せ場。ネットでは『真ん中の子、めっちゃエロい!』『けしからんくらいイイ』と大好評なんです」(ネットライター) 向かって左が堀みずき(23)で、右が千倉里菜(26)。この2人もなかなかイケるが、特にセンターの都丸が最高だと、CMオンエア直後から盛り上がっているという。注目の都丸を調べてみると…。 「彼女は、今年2月まで『FYT』という4人組の女性ユニットのメンバーでした。しかし、1人に素行問題があって解散。ソロとして活動を始めたばかりなのです。現在、グラビアを中心として活動し、目下、赤丸急上昇中の子です」(グラビア雑誌編集者) 顔はクッキリとした目鼻立ちで、個性的な美人系。だが、顔以上に個性的なのが眩し過ぎるそのボディー。なんと、B88のFカップというから、タマらない。 「ほとんど無名の存在でしたが、CMに出てからというもの、“ゲームの巨乳娘”として認知度が一気に高まっています。今年、ブレイクすること必至の超逸材ですよ」(同) 今までゲームのCMでブレイクしたタレントは例を見ないが、今回のCMで、芸能界の売り込み事情も変わってくるという。 「家庭用ゲームは儲かっているようで飽和状態です。ただ、スマホゲームは別。今、もっとも注目されているコンテンツなんです。とくれば当然、芸能界でも売り込みの一つの戦略となる。都丸の起用が話題となっている分、今後はさらなる過激CMが期待できそうです」(前出・ネットライター) この都丸の将来も楽しみ。 「すでに写真集オファーが殺到しているといいます。近くセミヌードもやるそうですから、どこまで見せるか期待したい」(前出・グラビア雑誌編集者) 次はヌードで!
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レジャー 2016年09月02日 16時41分
札幌2歳S(GIII、札幌芝1800メートル、3日)藤川京子のクロスカウンター予想!
札幌11R、札幌2歳Sは◎タガノアシュラが粘り腰を発揮し重賞初制覇を飾ります。 函館の新馬戦は、スタートを決め出脚良くハナに立ち、道中は競られることなくマイペースの逃げ。直線で軽く追われると反応良くグイグイと脚を伸ばし、ノーステッキで後続に影も踏ませぬまま押し切って4馬身差で快勝。1分49秒9は2歳レコードで従来のレコードを1秒1も更新。自分の作ったラップでの時計でそれでも余力残しでしたから、本気で追われたらどこまで伸びるのか期待は高まります。前走の2着馬サトノアリシアはその後、2連勝でコスモス賞のオープン特別を制覇しましたので、かなりハイレベルな一戦だったと言えるでしょう。 今回は札幌最終週で、スピードが生きる馬場ではないかも知れませんが、大トビですし良馬場ならパワーを発揮できそう。母はステイゴールドの半妹で良血馬。半兄グランドサッシュも同じ函館(ダート)で新馬勝ち。母の最後の産駒として、初の重賞Vをプレゼントします。◎タガノアシュラ○ディープウォーリア▲コリエドール△エトルディーニュ△アドマイヤウイナー△ブラックオニキス△インヴィクタワイドボックス (8)(10)(9)(11)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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スポーツ 2016年09月02日 16時00分
金メダルなら報奨金500万円のはずが、柔道はゼロ! なんでそうなるの?
リオ五輪、今大会の日本のメダルの数は、金12個、銀8個、銅21個で、過去最多となる41個獲得の大躍進で閉幕した。 今回、日本人選手の大活躍に思わず眠気も吹き飛んだ人たちも多かったはず。彼らの素晴らしい功績を称えるため、JOC(日本オリンピック委員会)からはメダル獲得の報奨金が出る。今大会は金メダル獲得で500万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円。金メダルについては前回のロンドン五輪の300万円から200万円アップした。 「選手は出場競技によって所属する連盟や協会からの報奨金もありますが、あれだけ盛り上がった柔道では、どの色のメダルを取っても報奨金はありません。金メダルで言えば、水泳は200万円、体操50万円、レスリング300万円、自転車競技は何と3000万円です。このように随分と報奨金の格差が存在しているのです」(スポーツ紙記者) ところで、選手へのご褒美ともいえるこの報奨金に税金は掛かるのだろうか。 「税金が掛からない非課税枠が設けられていて、それを超える部分は対象となります。報奨金の非課税枠は金メダル300万円、銀メダル200万円、銅メダル100万円になる。仮に金メダルを取ってJOCから500万円受け取っても、300万円を差し引いた200万円には税金が掛かります」(同) 選手たちは4年に一度のスポーツの祭典のため連綿たる努力を惜しまない。さらに多くは小さい頃から競技を始めており、家族のバックアップは計り知れないものがある。高額スポンサーが付く選手はほんの一握りで、ほとんどの選手は会社勤めやアルバイトをしながら競技を続ける資金を捻出している。 「そんな状況で手にした“ボーナス”に、サラリーマンと同じように税金を掛けるのは問題アリでしょう。選手をサポートするのであれば、それこそ全額非課税でもいいくらい。国民も納得すると思いますよ」(スポーツジャーナリスト) 4年後の東京五輪では日本人メダリスト全員に1億円非課税! それくらいの“おもてなし”の心意気を見せてほしいものだ。 実際は、金メダリストたちに群がる各企業のスポンサーが支払う金額は億単位であるから、金メダル500万円はおまけみたいなものかもしれない。今回活躍した柔道選手たちにも是非愛の手を!
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その他 2016年09月02日 15時00分
パクチーの香りが食欲をそそる!「パクチーと納豆のピリ辛丼」
好き嫌いがはっきり分かれるパクチー。一度好きになるとあの独特の香りと味がやみつきになってしまいますよね。パクチーに含まれる香り成分は消化を促進し、腸内環境を整えてくれる効果があります。今回は、そんなパクチーと納豆を合わせた簡単おつまみレシピをご紹介します。スッキリとした味わいの日本酒やジンがよく合いますよ。【材料 1人分】納豆 1パックパクチー 1/8束きゅうり 1/4本ねぎのみじん切り 大さじ1/2ナンプラー 小さじ1/2コチュジャン 小さじ1/2みりん 小さじ1ご飯 1膳卵黄 1個 1.パクチーは細かく、刻み、きゅうりは5ミリ角のみじん切りにする。 2.ボールに納豆、パクチー、きゅうり、ねぎ、調味料を加えて混ぜ合わせ、味を調える。 3.温かいご飯に2と卵黄をのせて出来上がり! パクチーは痛むのが早いので食べる直前に刻みましょう。【オダーナルみさ】
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社会 2016年09月02日 14時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第33回
どうしたものか、田中角栄が要職に就くとき、そのポストには常に難問が待ち構えている。郵政大臣ではテレビ局の予備免許問題があり、自民党政調会長のときは日本医師会の保険医総辞退という事態に直面した。また、やがて首相になる直前の通産大臣時には、歴代通産相がそろってお手上げ状態だった、日米間の通商問題最大の懸案だった日米繊維交渉が立ちふさがっていた。田中はそうした直面する懸案、課題を、すべからく解決に持っていっている。 田中に難しい仕事が回ってくるという運命があったのか、仕事ができるから田中にあえて難しいポストが与えられたのかは不明だが、都合3期3年余に及ぶ大蔵大臣在任中もまた同じであった。IMF(国際通貨基金)の「八条国」移行問題、OECD(経済協力開発機構)への加盟問題に始まり、「山一證券」倒産問題による金融恐慌からの回避、すなわち、批判を浴びながらの「日銀特融」を決断せざるを得なかったということなどであった。 そうした中で、田中蔵相の最初にして最大の“関門”はIMFの「八条国」移行問題であった。折からの高度経済成長を経て、戦後経済の力を付けつつあったわが国はOECDへの加盟問題と併せ、世界の開放経済体制へ試練の“入り口”に立つということであった。 ちなみに、昭和20年12月に発効したIMFの協定は原則として外国為替制限を撤廃していたが、開発途上国には協定第十四条の規定を設け、外貨持ち出し制限などの為替制限は為替管理の枠内に置くことを認めていた。しかし、わが国は時にすでに外貨準備が20億ドル近くにもなり、もはや為替制限の恩恵に浴しているわけにはいかなかった。加えて、田中が蔵相就任する前年には、すでに英・西独・仏・伊などの欧州各国が輸入制限は行わないことを“宣言”していたことで、これらの国々は協定第八条、いわゆる「八条国」に移行していた。日本としても「十四条国」にとどまり「八条国」移行にはノーとはいかなかったということである。 昭和37年9月、蔵相就任から2カ月後の田中は、こうした国際情勢を背に開放経済体制への移行決断のため、米・ワシントンで開かれたIMF第17回年次総会に出席した。日本政府代表として、現地では、日本はこれまで決して国際化への努力を怠っていたわけでなく、世界各国も日本のこうした政策努力を理解してほしいとして、クギを刺すべきは刺しての演説をした。 「日本は昨年、かなりの国際収支上の国難を経験しております。しかし、輸入自由化についてはかねての方針通り促進に努力、その結果この10月には自由化率は約90%に達しようとしているのであります。一方で、国内の中小企業、農業の均衡を図るには、輸出の伸長にも頼らざるを得ないことは言うまでもありません。従って、日本の輸出に対する差別的輸入制限がなお多く存在していることは、これは速やかに撤廃していただきたいのであります!」 結果的には、この田中の演説を機にIMF「八条国」移行問題は年が明けた38年2月、IMFによる正式勧告を受け、あらためて田中が勧告受諾の談話を発表したことにより、これをもってわが国はいよいよ貿易自由化、開放経済体制への準備に入ることになった。その上で、翌39年4月、わが国は正式に世界で25番目の「八条国」となったのである。また、一方のOECD加盟問題も、時の池田勇人首相の37年秋の訪欧である程度の地固めが進んでいたこともあり、39年4月にOECDからの正式加盟招請を受けて閣議決定、こちらは世界で21番目の加盟国になったのだった。 話が多少前後するが、わが国が戦後経済体制から世界の開放経済体制入りを目指すという、晴れてこのIMF年次総会へ出発の直前、目白の田中邸の庭で関係者による壮行会が開かれた。田中は秘書の佐藤昭子に、「オレは神楽坂(注・愛人宅)へ行って、坊主の顔だけちょっと見てから行くから」と言った。もうけた2人の息子に、大蔵大臣としての晴れの“初陣”の姿を見せたかったのかもしれなかった。その佐藤昭子が、その際のこんなエピソードを次のように語っている。 「田中が神楽坂へ寄っている間、私は一足先に目白に行った。田中の母親フメさんが母屋の二階にいたので『おばあちゃん、一緒に下へ行きましょうよ』と誘うと、フメさんは『いやいや、息子のこんな晴れがましい席にこんな田舎のおばあちゃんが出て行ったんではみっともない。ここにいるよ』と言う。また、部屋の電気がついていないので私がつけようとすると、『電気をつければ、私たちの姿が表から見えてしまう。真っ暗のままで結構ですよ』と言って、二階から壮行会の宴を眺め続けていましたね」 フメは田中の43年間の全政治生活中、自ら絶対にタクシーには乗らなかった。国民の選良たる息子を産んだ母親として贅沢はできないと自らを律し、昔かたぎの筋を通し続けたのだった。この母にして、この子あり、ということである。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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芸能ネタ 2016年09月02日 13時18分
おぎやはぎ “優しすぎる”日本サポーターを問題視「なめられている」
1日深夜放送のラジオ番組「おぎやはぎのメガネびいき」で、おぎやはぎの矢作兼と小木博明が、1日に行われた日本VSアラブ首長国連邦(UAE)戦で起きた疑惑の判定に関連して、日本サポーターは「なめられている」と分析した。 1日、「サッカー2018年W杯ロシア大会」のアジア最終予選B組で、日本代表は埼玉スタジアムでUAEと対戦。日本はUAEの直接フリーキックとPKによって得点を許し、1対2と敗戦。後半32分には、浅野拓磨が左足で打ったシュートが、ゴールラインを越えてゴールしたかに思えたが、UAEキーパーがかき出し、ノーゴール判定。スローVTRでは、ボールが完全にラインを越えてゴールしたかに見えたが、“幻のゴール”となってしまった。また、宇佐美貴史がペナルティーエリア内で相手DFに倒されたがPKにならず、他にも主審の判定に不可解な部分が多く、遺恨が残る試合となった。 小木は「最悪じゃん」と試合結果を悔しがり、「最初からおかしかったじゃん、笛がね。PKもおかしいし。こっちも完全にPK取れてたじゃん、宇佐美のやつ。完全に。イエローぐらいなもんだよ」と主審の判定を批判した。 そして、小木は「ホームだよ。ホームであれはないよ。アウェーの話じゃん。アウェーでファンは怖いんでしょ!? (判定を)とりづらい。聞いたことあるよ。やっぱり怖いから、そうなっちゃんだって雰囲気に飲まれて」とアウェーでは主審の判定が、相手チーム寄りになると説明。 小木は「日本のファンが怖くないんだろうね」と分析すると、矢作は「なめられている」と“優しすぎる”日本サポーターの対応を問題視した。小木も「なめられちゃうんだろうね」と矢作の意見に同調していた。 ネットでは度々、「ミスをしてもブーイングをしない」、「歌っているだけ」、「圧力がない」などと日本サポーターの対応が批判されてきた。ただ、世界的にみても、日本のサポーターはマナーが良いことで知られているだけに、非常に難しい問題だ。
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グッドウィルグループ 折口雅弘会長の素顔
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B・ウィルス 「ダイ・ハード4.0」会見で独演会!?
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「新報道プレミアA」大コケでやっぱり独立!? 滝川クリステル
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バーデンバーデンC “自分の庭”福島でクーヴェルチュールが怪気炎
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ローカル回想記 希代の名ステイヤー・ライスシャワーのデビュー当時を振り返る
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マーメイドS 夏女サンレイジャスパーが雪辱誓う
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木村佳乃&伊勢谷友介 映画「ジャンゴ」クランクアップ会見に出席
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宝生恋ちゃん大特集予告
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ほしのあき 新パチンコ機PR
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ハッスル 正体不明(?)のヒーロー、コールマンとランデルマンがシン抹殺を宣言
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地方競馬 2つ目のタイトルがダービー 南関の成長株・戸崎圭太騎手の素顔に迫る
2007年06月11日 15時00分