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スポーツ 2018年09月29日 17時00分
スポーツ界「パワハラ」裏にある血みどろ権力闘争①
「またか…」。アマチュアスポーツ界のパワハラ問題が止まらない。ウエイトリフティング、駅伝、アイスホッケーと新たに3競技団体の暴力指導が発覚。このままでは、東京五輪にも影響してきそうだ。「なぜ、暴力指導や指導者のパワハラがなくならないかと言えば、これまで、選手を罵倒し、殴り続ける指導で『結果』を出してきたからです。五輪の金メダル獲得や国際大会での優勝は、それでほとんどの競技団体が勝利してきた。また、五輪出場選手のほとんどが、大学か実業団の所属です。競技に邁進するだけの狭い世界で生きてきたOBが、そのまま指導者になっているのです」(スポーツライター・飯山満氏) その“狭い世界”の人間関係を知ると、一つの傾向が見えてくる。権力抗争だ。 まず、日本ウエイトリフティング協会のパワハラが発覚したのは、9月1日だった。協会常務理事会で、古川令治・常務理事(64)が挙手。「数年前、協会に提出された告発文をもみ消した話は本当か?」と切り出し、三宅義行会長(72)ら一部幹部を追い詰めた。 告発文には、トップクラスの某女子選手が三宅会長から嫌がらせを受けたと書かれていた。古川氏は「それを理事会で報告しなかったのは内規違反だ」とも訴えたが、三宅会長サイドは「終わった話」の一点張り。理事会は紛糾したという。「アイスホッケーでは、北海道の女子チーム・フルタイムシステム御影グレッズの小野豊コーチ、妻の小野粧子選手兼コーチが行きすぎた指導を認め、処分が下されました。粧子兼任コーチは平昌五輪の代表メンバーですよ。豊コーチはスティックで選手を叩くなどの指導をし、粧子コーチはそれに同調し、選手を孤立させたと協会は発表しました。協会が迅速に対応したので大事にはなっていませんが、五輪代表選手がパワハラに加担したと知り、ある東京五輪組織委員会メンバーは物凄く怒っていました。追加処分が課されるかもしれません」(体協詰め記者) 箱根駅伝の古豪・日本体育大でもパワハラ問題が明らかになった。駅伝部の渡辺正昭監督(55)が選手を蹴飛ばす暴力指導でケガを負わせ、故障者を「障害者」と呼び、練習の伴走車から「ひき殺すぞ〜」などの暴言を浴びせていたそうだ。「渡辺監督は愛知県立豊川工高を指導していた時も体罰問題で退職に追い込まれています。2度目なので、日体大は解任を決めました」(スポーツ紙記者)
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その他 2018年09月29日 15時15分
小松基地の「‘2018航空祭in KOMATSU」
石川県小松市の航空自衛隊小松基地の「’2018航空祭in KOMATSU」が17日、二年ぶりに開かれた。昨年は台風で中止を余儀なくされたが、今年は天候に恵まれ、航空ファンら約十二万三千人が大空の祭典を楽しんだ。 アクロバット飛行チーム・ブルーインパルスの曲技飛行や小松基地所属 第303、306飛行隊のF15の記念塗装機 飛行教導群などは、急旋回、急上昇といった機動飛行を披露。 駐機場には、戦闘機をはじめ、救難捜索機や輸送機、練習機などが並び大勢の航空機ファンが見入った。
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レジャー 2018年09月29日 15時09分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(9月30日)スプリンターズS(GI)他2鞍
【先週の結果】先週の的中は以下の通り。・中山9Rが◎→○→△₁で決まり、馬単720円、3連複970円、3連単3,110円。・阪神11Rが◎→△→▲で決まり、馬単1,300円、3連単10,650円。【今週の予想】☆阪神1R 2歳未勝利(ダート1400m) レッドルゼルは、デビュー戦となった前走、逃げたメイショウオニテと併走するようなかたちでレースを進めたが、前半1000mが57秒5のハイペース。4コーナーでの手応えは押し切れるだけの余力があると思わせるものであったが、流石に伸びを欠いて3着。それでもペースを考えれば良く3着に粘った。一度使われて状態は上がっており、ダート替わりも問題なし。◎レッドジゼル○パープルヌーン▲アスカリ△₁ファイアーボーラー△₂グッドヘルスバイオ△₃ビオレイメル買い目【馬単】5点◎→○▲△₁△₂△₃【3連複1頭軸流し】10点◎−○▲△₁△₂△₃【3連単フォーメーション】16点◎→○▲△₁△₂→○▲△₁△₂△₃☆中山9R サフラン賞(芝1600m) レッドアネモスは、前走スタートで出遅れたものの、二の脚速く3番手の位置を取り、若干かかり気味であったがすぐに折り合い、直線では馬なりのまま先頭に立つとゴールまでしっかりと伸びて1着。メンバーレベルもなかなかのもので、2着馬は次走で3着、4着馬は次走で勝ち上がっている。前走はやや余裕のある仕上がりであったが、一度使われて状態はさらに上がっており、連勝の可能性十分。◎レッドアネモス○スティルネス▲オーシャンスケイプ△₁コントラチェック△₂ジョディー買い目【馬単】6点◎→○▲△₁△₂○▲→◎【3連複1頭軸流し】6点◎−○▲△₁△₂【3連単フォーメーション】15点◎→○▲△₁→○▲△₁△₂○▲→◎→○▲△₁△₂☆中山11R スプリンターズステークス(GI)(芝1200m) レッドファルクスの3連覇なるかに注目が集まっている今年のスプリンターズSであるが、7歳という年齢、直前に主戦のM・デムーロ騎手が騎乗停止となり、急遽乗り替わりとなるアクシデントがあるなど、不安要素が拭えず▲まで。本命に推すのは、完全に本格化したファインニードル。今年に入って4戦3勝。それもGI、GII、GIIIを1勝ずつで、敗れた1戦も香港でのもの。前走のセントウルSでは、直線でムチを入れずに抜け出して、ゴール前では流して2着に0秒2差を付けての完勝。本番前のレースとしては完璧な内容で、一叩きされた今回は万全のデキ。完全本格化した今なら、スプリントGI春秋制覇の可能性は高い。相手本線は中山では複勝圏を外していないナックビーナス。以下、アレスバローズ、レッツゴードンキ、キャンベルジュニアまで。◎(8)ファインニードル○(12)ナックビーナス▲(16)レッドファルクス△(5)アレスバローズ△(10)レッツゴードンキ△(7)キャンベルジュニア買い目【馬単】7点(8)→(5)(7)(10)(12)(16)(12)(16)→(8)【3連複1頭軸流し】10点(8)−(5)(7)(10)(12)(16)【3連単フォーメーション】20点(8)→(5)(12)(16)→(5)(7)(10)(12)(16)(12)(16)→(8)→(5)(7)(10)(12)(16)※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。
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レジャー 2018年09月29日 15時03分
「流れ者に注意せよ。台風の重い馬場」スプリンターズステークス 藤川京子の今日この頃
強い香港からの刺客ラッキーバブルズを迎え撃つファインニードルと調子を取り戻しつつあるセイウンコウセイ。しかし、本当の刺客なのは、ブラジル、南アフリカ、シンガポール、香港と渡り歩いて来た「Magic Moreira」と呼ばれたJモレイラ騎手。しかも今回の相棒はナックビーナス。高松宮記念では、末脚勝負となりファインニードルと並走する形で、ゴール前は力負けし決着がついている様にも見える2頭ですが、これをひっくり返して来たのがMagic Moreiraと呼ばれた所以です。更に、斤量55kgがよく馬券に絡むレースでもあります。今回もマジックが見られるかもしれません。 しかし、紐となると見渡す限り、どの馬にもチャンスがあるようにも見えるし、1200mの醍醐味でもあります。有力馬が位置取りに失敗すれば、レッドファルクス、アレスバローズ、キャンベルジュニア、ムーンクエイク、斤量55kgのダイメイプリンセスとレッツゴードンキでさえ見えてきます。ファインニードルも昨年は、セントウルステークス1着からの参戦で12着に終わっていますし、前走が1400m以上のレースで戦って来た馬がよく馬券に絡み、牝馬もよく馬券に絡む傾向があります。 馬券が夢が広がる楽しい馬券にしたいと思います。ナックビーナス、ファインニードル、レッツゴードンキの高松宮記念組。ラッキーバブルズ、ナックビーナス、セイウンコウセイ、レッツゴードンキの洋芝や重い馬場を上手く走れた組。セイウンコウセイ、レッドファルクス、キャンベルジュニアの復活組。これを3連複に叩き込みます。スプリンターズSも久しぶりの重馬場ようです。3連複フォーメーション1頭目12、11、142頭目12、11、14、10 3頭目8、10、16、7、9
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社会 2018年09月29日 12時40分
『新潮45』休刊騒動で思い出される『マルコポーロ』事件
LGBTをめぐる記事をめぐって炎上していた『新潮45』(新潮社)の休刊が発表された。同誌は1982年に創刊され、名前の通り45歳以上の中高年に向けた健康情報や、文化人の読み物を掲載していた。その後、90年代に入ると、犯罪ルポなどが多く掲載されるアクの強い雑誌となって行く。近年は、世の中のトピックに「物申す」系の記事を多く掲載し、杉田水脈衆議院議員が2018年8月号に寄稿した『「LGBT」支援の度が過ぎる』が問題となり、さらに、同10月号のバッシングへの反論特集『そんなにおかしいか「杉田水脈」論文』が物議を醸し出していた。 「9月21日には、新潮社の社長名義で『あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現が見受けられた』と談話が出され、9月25日に休刊が発表されています。ネットでは、すでに原稿発注を受けて執筆していたが、雑誌休刊で掲載されないといった執筆者の声も聞かれますので、かなり緊急に決定されたものだといえるでしょう」(業界関係者) この唐突な休刊で思い出されるのが、1995年に起こった『マルコポーロ』(文藝春秋)の廃刊事件である。 「1995年の2月号に『戦後世界史最大のタブー。ナチ『ガス室』はなかった。』とされる記事が掲載されたのです。これが、アメリカのユダヤ人団体から強い抗議を受け、さらに広告主が広告を引き上げる動きを見せました。雑誌にとって広告出稿は生命線のため、文藝春秋は即時の廃刊と、田中健五社長の辞任、さらに花田紀凱編集長の解任を決定しています。『マルコポーロ』は同時期に多く発行されていた男性向けビジュアル雑誌ですが、売上が低迷しており、目を引く記事を載せたところ問題となりました。これは『新潮45』の現状と一致しますね」(前出・同) 『新潮45』も『マルコポーロ』も文芸系の出版社が発行する異端の雑誌が問題を起こした形だ。通常、雑誌に問題のある記事が掲載された場合、反論記事の掲載や幅広い議論が望まれる。だが、雑誌休刊でそうした機会がなくなってしまうのは残念ではある。
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芸能 2018年09月29日 12時20分
キングオブコント、平均視聴率が前年上回った理由は? 優勝者が売れないジンクス覆せるか
22日、コント日本一を決める大会『キングオブコント2018』(TBS系)でお笑いトリオ、ハナコが優勝を果たした。平均視聴率は前年度を上回る11.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。3年ぶりに番組の視聴率が上昇した。 同番組のここ3年間の平均視聴率は、「2015年(第8回) 15.0%→2016年(第9回) 12.1%→2017年(第10回)9.7%」(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と右肩下がりだった。ところが今年は10%以上に持ち直している。これには何か理由があったのだろうか。 今回、番組側でも右肩下がりを食い止めるべく戦略を立てていたようだ。まず今年は、決勝に残ったファイナリストの芸人10組を大会当日まで明かさず、SNS上で的中させるクイズ形式を採用。ゲーム感覚で楽しめるシステムを取っていた。また、朝の連続テレビ小説『わろてんか』(NHK総合)で寄席を経営する女性を演じた女優・葵わかなを番組MCに起用し、お笑い好き以外の視聴者の獲得を図っていた。 また、バナナマン・日村勇紀の報道が注目されていた側面もあるだろう。番組放送の直前である今月20日、フライデーが日村の淫行疑惑を報じた。これを受けて、“ダウンタウンの2人にどうイジられるのか?”に注目が集まっていた。実際、番組序盤から松本人志は「今年は違う緊張感があるのは、もしかしたら日村さんがいるからかもしれません」と洗礼を浴びせ、浜田雅功からは日村が番組の審査員にもかかわらず「あの…(どなた)?」とトボけてスタジオの笑いを誘っていた。 3つ目に、結果的にファイナリスト10組の若手とベテランのバランスが絶妙となったことも要因だろう。若手芸人のやさしいズは同大会の準決勝に4年連続進出するなどあと一歩というところでチャンスを逃していたコンビだ。またハナコは今年、日本音楽事業者協会が主催する「お笑いハーベスト大賞」で優勝しており、もともと実力は折り紙付きだった。その他の芸人たちも、ほとんどが同大会の出場経験者であるか、M-1など知名度の高い大会で顔が知られている。いずれもコントの実力派として期待される芸人が残っていた。 放映された時間帯を見ると、裏番組に『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間スペシャル』(テレビ朝日系・18時56分から)、『世界一受けたい授業 今日から変われる2時間SP』(日本テレビ系・19時から)、『ブラタモリ』(NHK総合・19時半から)など教養バラエティ番組が重なったことも要因として考えられる。視聴者は、いつも放映されている特番ではなく、“お祭り”の方を取ったのだろう。 では実際の視聴者はどう番組を見ていたのだろうか。「ハナコは2本とも斬新だったよ! 林先生も言ってたけど、構成とか切り口が他とぜんぜん違った。舞台見に行きたいって思ったよ」「平均的にどの芸人も面白かったけどインパクトもなかったかなー」「去年はにゃんこスターに真剣勝負の緊張感みたいなのをジャマされたが、今年はジャマするヤツがいないから見やすかった」「さらば(青春の光)の東ブクロが大会のせいで弟の結婚式出れなかったとか、何かと話題が多くて面白い大会だった」などそれぞれに番組を楽しんだようだ。今回は賛否が真っ二つに分かれており、ネット上では大いに物議をかもした模様。それぞれのネタを含め、旬な話題や裏番組事情など、複合的な要素から視聴率が上昇したのだろう。 その一方で、今年は番組の視聴率こそ上がったが、「タレントとしては誰も売れなさそう」「キングオブコントで売れた芸人いないよね?」と指摘する厳しい声もあった。特にハナコは新しいコントの可能性を感じさせてくれたが、その活動の中心は舞台になっていくと予想しての意見だろう。 ネタの大会のため見過ごされがちだが、同番組の中で、ハナコの菊田竜大はネタを作らず、コント内での出番も少なく、それでいて優勝が決定した瞬間に号泣するというキャラクターが笑いを誘っていた。ハナコがテレビでブレイクするとすれば、菊田のキャラ立ちにかかってくるのかもしれない。
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芸能 2018年09月29日 12時00分
さんまの後継者?くりぃむ上田も激怒したタレントとは?
24日放送された『深イイXしゃべくり007謎解き本人気イケメン東大生SP』(日本テレビ系)にいとうあさこと大久保佳代子が登場。いとうが夢の中で斎藤工や北村一輝にベロチューされた話や、大久保が「ここ最近はごぶさたーん」というボケに、くりぃむしちゅー上田晋也が「ここ居酒屋じゃねーんだから!」とブチきれていた。明石家さんまの後継者とも目される仕切り上手・上田もホトホトあきれ果て、果ては怒ってしまうようなタレントは過去にもいたようで…。 「2015年6月放送の『深イイ話×しゃべくり007女性の憧れ合体SP』(同)で、藤田ニコルが高校のクラスメートをスタジオに呼び、上田らを無視して前髪を直し始めるなど暴走。上田は『お前らアメリカより自由か!』とキレていました。さらには、藤田らの間で流行っているという遊びがプロレスであることが発覚。ネプチューン原田泰造とくりぃむ有田哲平を相手にプロレスごっこをし始めると、さすがの上田も対応しきれなかったのか『オンエアすんなよ、もう今日!』と激高していました」(同) そんな藤田も20歳になり、見た目から性格まで激変。かつてのような“惨劇”はおそらくないだろう。続いて上田が“キレた”のは、あのカメレオン俳優。 「今年5月、俳優の滝藤賢一が『しゃべくり』に初登場。今ではドラマ・映画に引っ張りだこの彼ですが、32歳まで親に仕送りしてもらっていたことや、元舞台女優の妻に一目ぼれした理由が、『いいカラダしてんな』というものだったなど、硬派なイメージが崩れる衝撃エピソードが連続。さすがの上田も『俳優さんに初めて言いますけど、このクズ!』と言い放っていました」(同) また、2014 年8月、能年玲奈、現在の“のん”が『しゃべくり』に出たときも、喋り出すまで時間がかかっていることから、「竜王戦やってるんじゃないんだから」とツッコミ。さらに、あまりの小声に「ここ図書館じゃないから、もうちょっと声張ってくれ!」と叱っていた。 もちろん、このように上田が声を荒げるのはレアケース。今後、どんな猛者が彼を怒らせてくれるのだろうか?
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その他 2018年09月29日 11時00分
【戦国武将】解雇された重臣はホームレスとなり野垂れ死に
どんなにダメ社員でも、定年まで会社が面倒を見てくれる終身雇用制なんてのは、もはや昔話。低成長時代の昨今、企業は生き残るために派遣社員に雇用形態をシフト。苛酷なサービス残業やノルマを課し、重労働で身も心もズタズタにされた揚げ句、会社の都合次第で切り捨てられる。「ブラック企業」という言葉が流行語大賞にもノミネートされる時代である。しかし、戦国時代にも現代のブラック企業に勝るとも劣らず、家臣を苛酷にいじめ抜く悪徳大名家が多々存在した。 その筆頭といえば、やはり織田家だろうか。出自や家柄にこだわらず、実力次第で大出世が可能。と、実力主義はいいのだが…逆に無能の烙印を押されたら即クビ。それも織田信長によるかなり独創的な価値判断なのだから、家臣にとってはただの「難癖」としか思えない。 例えば、織田家代々の重臣だった佐久間信盛も天正8年(1580年)に、「お前、使えないからクビ!」と突如として信長から追放を言い渡され、所領もすべて没収。高野山などを流浪した末に野垂れ死んだ。石山本願寺を攻めあぐんで「工夫がない」というのが理由だが、石山本願寺は誰が攻めても攻略の難しい要害。信長の非情な判断に「明日は我が身」と家臣は背筋が凍ったという。信長の意味不明の怒りの犠牲者となったのは、信盛だけではない。クビにはならないまでも、明智光秀や豊臣秀吉などは、信長の虫の居所が悪いときにはボコボコに殴られている。暴力は日常茶飯事だった。 また、現代でいうところの残業や休日出勤などの労働過多も、織田家中では顕著だった。他の大名家では、兵士の多くを農民の臨時雇用に頼っているために合戦は農閑期に限られる。そのため長期休暇も多いのだが、信長は早い時期から兵農分離を完成させ、専業の足軽を多く雇用していた。24時間年中無休で戦えることが織田軍団の強みなのだが、家臣にとってはたまったものではない。休む間もなく戦いに明け暮れ疲労困憊していた。「お前、明日からまた出陣な」 信長の気まぐれでつかの間の休暇を取り消され、慌てて出陣することも多かった。明智光秀などは心身疲労のノイローゼ状態に陥り、ついにキレて「敵は本能寺!」となってしまった。
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スポーツ 2018年09月29日 06時45分
「福良さんみたいな人になりたい」“松坂世代”オリックス小谷野栄一引退会見で涙
オリックスバファローズの小谷野栄一内野手(37)が、今シーズン限りでの引退を決意した。27日の試合前に記者会見を行った。 小谷野は2002年にドラフト5位で創価大学から北海道日本ハムファイターズに入団。つなぎの4番として主軸を任されるなど、主力として3度のリーグ優勝に貢献。2010年には打点王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞するなど輝かしい実績を持つ小谷野だが、パニック障害に悩まされたこともあった。2004年の秋に行われたフェニックスリーグ(秋季教育リーグ)で当時日本ハムの二軍監督代行だった福良淳一監督に「何分でもいいから」と打席に送られるなど親身に接したことが、のちに活躍するキッカケになったのはテレビ番組でも紹介されたほど有名な話。 「福良さんがいなかったら僕は今、ここにいないですから。福良監督を男にするためにオリックスを選びました」 2014年のオフにFA宣言し、西武との争奪戦になったが、小谷野の気持ちは当初から決まっていたという。2015年からオリックスに移籍した小谷野だが、死球によるアクシデントなどけがの影響で、1年目は56試合、2年目は50試合の出場にとどまった。本人も「何もできなかった」と悔やんでいたが、昨年は130試合に出場。打率.277、47打点と“頼れる男”として他球団から嫌がられる本来の小谷野が復活した。 会見前に恩師・福良監督からは「よくやった」と声をかけてもらったそうで、会見では「福良さんを男にできなかったのが心残り。僕も福良さんのような人になりない。僕が大変なときには近くにいてくれた。僕も人に対してああいう存在になりたいですね」と口にした。 また小谷野はファンに対してもアツイ気持ちを持つ。ヒーローインタビューでは「皆さんも一緒に戦いましょう」とたびたび呼びかけ、ファンもチームメイト同様、小谷野の言葉を信じて応援していた。昨年、東京ドームで行われた巨人との交流戦で3連勝を飾ったのだが、関東にもかかわらずファンの声援がすごかったことを本人に話すと「すごかったね。やっぱりああいう声援が、こういう結果になったと思うし、うれしいよね」と語っていた。後に本拠地でヒーローインタビューを受けた際も「みなさんの声は聞こえています。みなさんの声援が僕たちの力になって、きょうのような結果につながるので、これからもご声援よろしくお願いします」と話している。 会見では「移籍したときに素晴らしい応援歌を作っていただいた。でもオリックスファンには感謝より申し訳ない気持ちが強い。何もできなかったので。もっと体が動けたら…いつか必ず恩返しをするので、少し時間をください」と話している。 春季キャンプは2軍スタートだったが、これは福良監督と話し合って決めたこと。「いつ上がるかは栄一に任せてある」と指揮官は話していた。その言葉通りキャンプ終盤に一軍に合流すると、シーズン序盤は昨年のような活躍を見せていた。しかし、打撃不振に陥ると珍しく死球に激高する場面もあった。8月7日に打撃不振により登録抹消。今シーズンで契約が切れることもあって、去就が注目されていたが、「1回目に抹消される前あたりから心と体のバランスにズレが感じて、最後に登録されたときは(右ひじのけがで)投げられなかったから、打ってやろうと思ったけど打てなかった。ファームでも動けなくて限界を感じた」という。 現役通算成績は出場1393試合、打率.264、1260安打、71本塁打、566打点。松坂世代の小谷野だが、今年は中日との交流戦で松坂との対戦も実現している。巨人の杉内俊哉、DeNAのG 後藤武敏、独立リーグの村田修一と松坂世代の引退が続いており、小谷野も加わることになったのは残念。幼なじみである松坂には会見前日に電話で伝えたそう。「まだヒット打ってないじゃん」と笑いながら言われたそうだが、「もう限界なんだよ」と伝えると、労いの言葉をかけてくれたという。小谷野は「自分みたいな選手が松坂世代と言われたことが嬉しい。松坂世代と呼ばれることに誇りを持っているし、彼にはまだ頑張ってほしい」と松坂について語っている。 会見前には律儀にオリックスベンチと古巣の日本ハムベンチを訪ねて、監督、コーチ、スタッフ、そしてマスコミ陣にまであいさつ回りをしていた。日本ハムの栗山英樹監督からは「これからは普通の先輩、後輩に戻るわけだから、飯に行こう」と言われたという。会見では日本ハムファンにも感謝の言葉を口にしていた。 テレビカメラが10台も入り、報道陣も約60人詰めかけるなど、会場となった京セラドーム大阪のインタビュールームは人が入り切れない状態。小谷野栄一という選手がいかに愛されていたのかが分かる会見は30分を超えた。最後にサプライズで中島宏之が登場。彼は小谷野と同じ2015年にオリックスに移籍。小谷野を「栄ちゃん」と呼んで、ビジター試合ではホテルで一緒に素振りを見てチェックするなど仲良しだった。花束を持って登場する中島を見ると、「えっ?ナカジ?ズルイよー」と言いながら再び泣き顔に。報道陣からは盛大な拍手が送られ小谷野の引退会見は終了した。 球団は来月5日に京セラドームで行われる本拠地最終戦のソフトバンク戦でセレモニーを行うと発表。もちろん小谷野もベンチ入りする。小谷野は「明日から舞洲で練習はしますと田口二軍監督に頼んできた」とやる気満々。「当日はお祭りなんで楽しみたい」と意気込んでいる。当日は福良監督の最後の挨拶も予定されている。ファンには温かく見送ってもらいたい。 今後については「まだ白紙なんですけど、野球に携わる仕事をしたい」という小谷野。シーズンオフには園部聡ら若い選手に声をかけて合同自主トレを行っている。日本ハム時代から後輩の面倒見がいいことには定評がある。大谷翔平がメジャーで活躍していることに関しても「彼は人間的にも素晴らしいから成功するでしょう。翔平なら娘を嫁に出してもいいな(笑)。それぐらいいいヤツですよ」と笑顔で語っていた。 小谷野は年下の選手に対する姿勢も口にしていた。「若い選手には教えるんじゃなく、見せることを考えて一緒にやってました。教えると押しつけるになっちゃうから」という持論を聞くと、指導者として選手の育成も期待したいところ。それに関しては「もちろん!そこを目指してやっていきたいです」と話しており、いずれまた違う形でオリックスのユニフォームを着る日が来るかもしれない。 まずは10月5日の最後の打席を楽しみたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年09月29日 06時15分
優勝直前の西武から聞こえるセカンドライフの在り方
埼玉西武ライオンズが11連勝で優勝マジックナンバーを「3」に縮めた(9月27日)。先駆けて会見を開いたベテラン・松井稼頭央(42)の引退表明も、チームの士気を高めたようだ。「優勝で先輩の花道を飾る」と――。今季の勝因だが、第一に挙げられるのは強力打線だろう。チーム打率、得点、総安打数、本塁打数はリーグトップ(同時点)。総三振数もトップと聞くと、大味な感じもする。犠打と右方向への進塁打を重ね、コツコツと1点を積み上げた80年代の黄金期とは異なるが、盗塁数もリーグトップである。「貪欲に次の塁を狙う姿勢」は変わっていない。 新記録も樹立される可能性も高い。秋山翔吾・23本、浅村栄斗・30本、外崎修汰・18本、森友哉・16本、山川穂高・45本、中村剛也27本。外崎と森の本塁打数が20本に到達すれば、1シーズンで6人が20本以上の本塁打を放ったことになり、実現すれば、パ・リーグ史上初。「5人」は過去に例があるが、そういう観点からも今年の西武打線が優れているかが分かる。「中村も35歳、故障が重なって苦しんだ時期もありましたが、見事に復活しました。その中村が下位打線にいるのが恐怖です」(プロ野球解説者) 中村は開幕こそ一軍で迎えたが、打撃不振と左肩の故障で二軍降格も経験した。昨季も不振が長引き、4番を外されたこともある。復活は腐らずに二軍でしっかりと調整したおかげだが、考えてみれば、投打の主力選手のほとんどが昨季まで振るわず、二軍での調整を余儀なくされている。 西武の二軍監督は潮崎哲也氏(49)だ。引退した翌05年以降、フロント業にまわり、07年に二軍投手コーチに就任。二軍監督に就任したのは13年。以後、一軍コーチやフロント編成部、一軍ヘッド兼投手コーチなどへの配置換えもあったが、長く二軍指揮官を任されてきた。「渡辺久信氏が一軍監督を退いたのが13年のシーズン後でした。球団は潮崎を『ポスト渡辺』と位置づけ、勉強させるために二軍監督に配置換えしたんです」(関係者) だが、13年オフ、潮崎二軍監督は一軍指揮官への昇格を頑なに拒んだ。その後、伊原春樹、田辺徳雄、今日の辻発彦と一軍監督が変わったが、その度に潮崎二軍監督は「昇格」を辞退してきたという。「長く二軍監督をやっているので、成績不振で降格してきた選手を扱うのはお手のもの。伸び悩んでいる若手投手をおだてたり、慰めたり、育成のサポートに徹してきました」(前出・同) そんな話を聞かされると、08年以降の優勝は潮崎二軍監督のおかげとも言えなくはない。人柄も温厚だという。強いチームにはそんな参謀役がいるものである。「潮崎二軍監督が一軍指揮官を拒む理由は、黒子役に徹したいからではありません。一軍監督は結果が出なければ解雇、二軍は負けてもクビにならないという独自の哲学があるからです。一軍指揮官を打診されたとき、監督解任後のフロント入りを確約してほしいと言ったこともあります」(球界関係者) 渡辺元監督は現場を退いた後、シニアディレクターとなり、現在は編成部長も兼任している。伊原春樹氏はシーズン途中での退任だったが、球団本部付アドバイザーの肩書を得た(現在は解説者)。田辺前監督もチームアドバイザーに就任している。 現場を退いた後、フロント業に転じられるプロ野球選手は極めて少ない。勝負の世界である以上、「退路を断って」の気概も必要かもしれない。しかし、潮崎二軍監督のような人生プランも間違っていない。引退する松井稼頭央はどうなるのだろうか。今年の西武の優勝は、プロ野球選手のセカンドライフも考えさせられてしまう。(スポーツライター・飯山満)
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渡部秀、南沢奈央が「友達と一緒に献血ルームに足を運んで」とPR
2012年03月26日 11時45分
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その他
東京国際アニメフェアのコンパニオンはメイド系?
2012年03月26日 11時45分
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社会
不適切営業で埼玉県の結婚相談所に業務停止命令
2012年03月26日 11時45分
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芸能
AKB48前田敦子がハタチの卒業発表
2012年03月25日 22時10分
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レジャー
マーチS 後藤騎乗サイレントメロディが初重賞制覇
2012年03月25日 18時20分
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芸能
公演中止でもヤル気満々!? 寺島しのぶに“妊婦ヌード”オファー殺到
2012年03月25日 14時00分
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芸能
AKB48コンサート 26枚目のニュー・シングル「真夏のSounds good!」を初披露
2012年03月25日 12時30分
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芸能
【沖縄国際映画祭】いよいよ開幕 レッドカーペットにお笑い芸人、俳優らが続々登場
2012年03月25日 12時15分
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その他
驚異の感染力に要注意! あなたは「ノロウィルス」の怖さを知っているか?(1)
2012年03月25日 12時00分
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芸能
芸能ポロリニュース PART5「セクシーコンパニオンは、どこまで脱いだのか?」
2012年03月25日 11時59分
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芸能
AKB48と姉妹グループ総勢239人がさいたまスーパーアリーナに集結
2012年03月24日 17時59分
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芸能
週刊裏読み芸能ニュース 3月18日から3月24日
2012年03月24日 17時59分
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芸能
女性霊能者が反撃? まだまだ終わらぬオセロ・中島の洗脳騒動
2012年03月24日 17時59分
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芸能
テレビ東京新番組の会見に優木まおみ、安田美沙子らが登場
2012年03月24日 17時59分