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芸能 2018年12月31日 12時30分
松本人志は意外な理由…ラインをやらない芸能人たち
コミュニケーションツールとしてすっかり定着したLINE(ライン)。しかし、既読通知がされることや、グループを作成することでライン疲れに悩んでいる人も多いようだ。それは横との繋がりを大切にする芸能界も同じ。実はラインを使わない芸能人は多い。 「抱かれたくない男からすっかり人気芸人になった出川哲朗さんですが、『いじめられる可能性があるから』という理由で、プライベートではラインをやらないそうです。というのも、番組の共演者たちでラインのグループを作ることがよくあるそうなのですが、そこに参加するのが苦手だそうです。夜に『おやすみ』などと送られてくるのが嫌で、しかもそれに返信するのも苦手。しかし、返信をしなければいじめられるのではないかと思っているため、ラインはやらないと決めているそうです」(芸能記者) さらに、あの大御所芸能人もとある“トラウマ”からラインを使っていない。 「人脈が広い松本人志さんもラインを使っていません。松本さんはベッキーさんとゲスの極み乙女。の川谷絵音さんのラインのやりとりが週刊誌にすっぱ抜かれてから、怖くて『ベッキー以来』ラインは使っていないようです。確かにスクショをすることですぐにやり取りが出回ってしまう時代。ベッキーさんの件以降、セキュリティも強化されましたが、芸能人はやらないほうが無難かもしれません」(前出・同) また、ラインを持ってはいるが、使いこなしていないというのがKing & Princeの平野紫耀だ。 「平野さんは電話は好きだけど、文字を打つことが嫌いだそうで、そもそも普段から携帯をあまり見ないそう。そのためラインの未読メッセージは常に100件以上で、友人からクレームが入ることが多いのだとか。文字を打つことが嫌いなのは、手が小さくて親指が『あ行』に届かないからという理由だそうですが、既読にもならないと周りも心配してしまいますね」(前出・同) 出川はいまだにショートメールを使ってやり取りをしているようだが、新しいコミュニケーションツールを受け入れられない芸能人は多いようだ。
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芸能 2018年12月31日 12時20分
ウーマン村本、りゅうちぇる、古館伊知郎…路線変更した芸能人の明暗
人気がいつまでも続くとは限らないのが芸能人だ。その中には「路線変更」することで生き残る者もいるという。 例えばウーマンラッシュアワーの村本大輔だ。2017年末の『THE MANZAI』(フジテレビ系)で政治がらみの漫才を展開し、物議を醸した。さらには今年元日の『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)で、日本国憲法第9条第2項の話題になった際、その条項を「読んだことがない」と明言。さらに「尖閣諸島を取られていい」と答えていた。これが引き金となりテレビの露出が激減。すると彼も思うところがあったのかゲスな発言を封印。活躍の場をテレビから単独ライブなどに変えて活躍している。 続いてはりゅうちぇるだ。妻・ぺこの出産を機にステップアップしたいと考えたのか中性的なキャラを脱し、声もそこまで作らず、男らしく振る舞う姿が見られるようになった。さらに『アナザースカイ』(日本テレビ系)などでも学生時代のイジメ経験を明かすなど、新境地を開拓。両肩にそれぞれ妻子のタトゥーを入れた写真を公開もしている。だが、それが逆効果だったのか批判が集まり、再び「ちぇるちぇるランド」と口にするようになっている。 古舘伊知郎も路線変更を余儀なくされた1人だ。『報道ステーション』(テレビ朝日系)降板後、『フルタチさん』『モノシリーのとっておき〜すんごい人がやってくる!〜』(以上フジテレビ系)、『おしゃべりオジサンと怒れる女』(テレビ東京系)と、次々とバラエティ番組に抜擢されたが、いずれも短命に終わってしまった。そこで活路を見出したのが俳優業。『下町ロケット』(TBS系)では、阿部寛演じる佃航平のライバルとなるヒール役を演じているが、同作そのものが予想を裏切る低調ぶり。古舘の存在感も薄れてしまっているようだ。 3人の2019年に期待したい。
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芸能 2018年12月31日 12時10分
『紅白歌合戦』の知られざる伝説 第1回大会は今じゃ考えられないルール?
年末の風物詩といえばおなじみ『NHK紅白歌合戦』である。終戦からわずか6年後の1951年に放送開始した本番組は、今年で69回目を迎える。さて、そんな紅白歌合戦だが、1951年に行われた「第1回」はどのような番組だったのだろうか。 まず、第1回は『NHK紅白歌合戦』のタイトルすら違う。当時は『紅白音楽合戦』と呼ばれており、ラジオで放送した経緯がある。 さらに驚くべきことに、第1回の紅白歌合戦は大晦日ではなく、新年を迎えた1951年1月3日の放送だった。『紅白歌合戦』が大晦日の開催になるのは1953年の第4回から。その結果、1953年は紅白歌合戦が年始と年末に2回放送されることとなった。開催年と年数の数字が合わないのはそのためである。 第1回の紅白歌合戦は紅組、白組各7人の計14人しか出場歌手がおらず放送時間も20時〜21時までの比較的コンパクトな番組であった一方、出演者の熱は非常に強かったよう。『紅白音楽合戦』のタイトル通り、紅組と白組、それぞれのキャプテンが、相手チームの出方を見ながら「今度は誰に何を歌わせるか」を決めていくという、試合性の強いものだったという。 さらに、今となってはとても信じられない話だが、勝利をもぎ取るためには「自分の持ち歌ではなくても歌唱可能」という特別ルールがあった。松島詩子は自分の持ち歌ではなく、当時の流行歌である岡晴夫の『上海の花売娘』を歌っている。 なお、『第1回NHK紅白歌合戦』に関する資料は、音源も写真も何も残っていないという。 これは『紅白音楽合戦』が当初、単発番組であったため「残しておく必要はないだろう」ということで関連資料をひとつも残さなかったことが原因である。 ちなみに、67年前に行われた『第1回NHK紅白歌合戦』でトップバッターを務めたのは、1927年生まれの歌手、菅原都々子である。菅原都々子は現在91歳だが、現役を退いておらず今でも歌謡番組に出演している。
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アイドル 2018年12月31日 12時00分
今年のジャニーズカウコンの出演者に…ファンの頭をよぎる、笑えない“黒歴史”とは
毎年恒例のジャニーズ事務所の「カウントダウンコンサート(以下カウコン)」がフジテレビ系で放送される。 なかなか放送予定が発表されないことから、ネット上ではファン間で中止説が飛び交っていたが、ようやく放送が決定。そのため、ファンからは「これで今年も年を越せる!」など安堵の声が相次いでいた。 同局の公式サイトによると、番組名は「ジャニーズカウントダウン 2018-2019」で、放送時間は大みそかの午後11時45分から来年1月1日の午前0時45分まで。司会はTOKIOの国分太一とV6の井ノ原快彦が務める。 出演はV6、嵐、KAT−TUN、NEWS、関ジャニ∞、King & Prince(キンプリ)ら人気グループに加え、ソロの山下智久。さらに、大御所のマッチこと近藤真彦、少年隊の東山紀之も名を連ねている。 国分は司会を務めるものの、元メンバー・山口達也氏が不祥事で脱退し、音楽活動を休止中のTOKIOの名前は入っていなかった。 そんなカウコンだが、一部のファンからは「あの“悪夢”が再現されそう」という不穏な声があがっているのだ。「ジャニーズカウントダウン2014-2015』は、ファンの間で“黒歴史”として語り継がれています。というのも、15年はマッチの35周年のスタートとあって、マッチがメインとなってメドレーを歌い、その横にはマッチにとって母親のような存在である黒柳徹子が寄り添うなど、『マッチ記念コンサート』になってしまいました。終了後、マッチファン以外からは『金払ってなんでマッチ?』、『あれだったら行かない方がよかった』などと批判が殺到してしまったのです」(芸能記者) マッチの出番はほどほどにした方が良さそうだ。
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芸能 2018年12月31日 12時00分
「ワレメから泉…」いや、泉里香のワレメ見せ写真集出版急浮上
「美しすぎるワレメ」と、彼女の裸を見た者は絶賛する。ファッションモデルで女優の泉里香(30)が「ワレメ見せ写真集」を出版する話が急浮上している。「もう彼女のワレメを見たら、目が釘付けになることは確実。日頃から手入れに怠りないのか、見事の一言。これを多くのファンに見せない手はないでしょう」(芸能ライター) 泉は明治大学出身。サイズを調べると、T166、B81・W57・H83という昔のサイズは記されているが、実際にはB86のDカップといわれている。「これまで美人グラドルのイメージが先行していましたが、以前はファッション誌の専属モデルの活動が中心でした。最近はドラマにも多数出演。今期は平均視聴率10%超えを記録したドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)にも、第1話で登場しています」(同) 意外にもグラビアデビューは遅い。'16年に週刊漫画誌に水着で登場した頃から、積極的な“脱ぎ”を見せている。「彼女は、ボディーサイズを相当、過少申告していたんです。何しろ、本人自ら雑誌のインタビューで『Dカップ以上』と答えていましたから、ひょっとしたらEカップかもしれません。モデル業に力を入れていたため、ウエストは細く、バストも美しく見える、ほどよいサイズに修正していたのではないでしょうか。それにしても、“美巨乳”です」(グラビア雑誌編集者) そんな彼女が、突然、ワレメを公開。話題になっているのは12月6日付のインスタグラムだ。泉はピンクのスポーツブラを着け、トレーニング中の様子を披露。「ぶるぶるの巨乳に、ウエストの細さも抜群ですが、とにかく腹筋のワレメがすごく、4つくらいに割れている。『泉のワレメが見える』と、アッという間にネットに拡散したのです」(ネットライター) 彼女は昨年、ファースト写真集『Rika!』を出版。水着&下着のセクシーカットのオンパレードで、10万部の売れ行きを記録した。「これに気をよくした泉サイドが年明け早々、新写真集の撮影にかかる予定という情報があります。内容はずばり、ワレメ。さらなるブレークを狙って腹筋とセットで、“本ワレメ”も公開するのではと囁かれています。思いっきりのいい彼女のこと、出し惜しみはしないはず」(写真集編集者) 12月20日、自身のインスタグラムで、かつて実写版『美少女戦士セーラームーン』で共に“セーラー戦士”を演じていた、女優の北川景子、小松彩夏、沢井美優、安座間美優らとの誕生日会の様子を公開しファンの注目を集めた。そんな美女揃いの誕生日会の様子にファンからは、「美人しかいない」「戦士会=美女会!」「眩し!」「顔面偏差値高い女子会」と興奮気味の声が寄せられた。これら“セーラー戦士”たちのフルヌード写真集が実現したとしたら、いったい何万部売れるのだろう?いや、全世界のファンも含めると何億万部…か。
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芸能 2018年12月31日 11時00分
自殺・病死・殺人 非業のアイドル!③
●川田亜子2008年5月25日/29歳没【死因】一酸化炭素中毒死 2008年にTBSを退社し、報道キャスターを目指して某大手芸能プロの所属となった川田亜子。だが、その翌年、東京都港区の路肩に停めた白いベンツの中で練炭自殺した。退社からわずか1年、彼女に何が起きたのか? 川田が自殺した車は所属事務所幹部のものであることがわかっており、現場はこの幹部が暮らすマンションの目の前だった。川田には運転免許がなかったことから、誰かと一緒だった可能性が指摘されているが、一説には中絶を強要され、当てつけのために復讐的行動を取ったとも言われている。その男は、もちろん白いベンツの持ち主とされている…。(明日に続く)
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社会 2018年12月31日 07時00分
1989年「東京・埼玉幼女連続幼女誘拐殺人事件」 宮﨑勤が撮ったビデオに映っていたもの……
「女の子の股間を舐めるシーンで一瞬、男の顔が見える。その口元にホクロがある。それが宮﨑と同じだったのが決め手になったようだ。あとは手の動きかな…」(テレビ関係者・X氏) 1988年から翌89年にかけて、埼玉県と東京都で幼女4人が殺害された「幼女連続殺人事件」で逮捕された宮﨑勤は、2008年に刑死した。宮﨑には生まれつき手が不自由なところがあり、それをからかわれたことで殺された女の子もいたと言われている。口元のホクロとぎこちない手の動き。確かにそんなシーンは確認できたーー。 「オタク」「ロリコン」「残酷ビデオ」ーー。これらの存在を日本中に知らしめた出来事こそ、この宮﨑事件だったと言える。事実、彼の自室に天井まで積まれた5793本ものビデオの山が記録されている。〈宮﨑がレンタルビデオ店や愛好家仲間から借りてダビングしたものがほとんどだという。ビデオにはラベルやパッケージに自筆でタイトルが書いてあるが、タイトルの付けられていない無印のものも二十本ほど確認されている。〉(読売新聞夕刊 89年8月17日) ここで頭に入れていただきたいのは、「ビデオ愛好家仲間」の存在と、「タイトルの付けられていない20本のビデオ」だ。新聞はこう続ける。〈宮﨑は地元の五日市町(現あきる野市)のカメラ店からしばしばビデオカメラを借りだしており、同本部では、無印のビデオテープは、宮﨑自身が撮影、編集したものである可能性が高く、事件の核心部分を自ら撮影していたことも大いに考えられる。〉新聞にも伝えられた「宮﨑が撮影したビデオ」。このビデオテープ自体は、年季を感じさせるベータ方式。保存状態は良好だ。「このテープは一般の裏ビデオ屋でも売られていない。たぶん、一部のマニアたちの間で鑑賞されていたのだろう」(前出・X氏) その後、宮﨑による一連の事件が発覚し、警察は事件の真相究明のため、ビデオ方面からも徹底的に捜査を行った。その動きにもともとのビデオの持ち主は恐怖を感じ、X氏に譲られたのだという。問題のテープは2本。テープの背中部分には、ただ番号が「宮1」「宮2」と記されている。1本目はおよそ15分、2本目が30分。一般の商売用に作られたものにしては「尺」が短い。やはりどこかのビデオフリークがコレクション用に残しておいたものが闇に流れたのだろうか。 内容は、2本ともにひたすら幼女の股間をもてあそぶシーンの連続で、BGMの合間に泣き声のようなものも入っている。宮﨑らしき男は何度も自分のモノを押し込もうと試みるが断念している……。このビデオの制作者が本当に宮﨑本人かどうか、確証はない。というのも、実際にもう一人のスタッフらしき人物も映っているからだ。「誰かと一緒に作ったか、あるいは作らされたか。ロリータビジネスはかなりの規模でネットワークを築いているから、彼がその会員であってもおかしくはない。他に欲しいビデオを入手するためにこれを撮影したのかもしれない。当時はネットもない時代で、“物々交換”が一般的だったから」(ロリータビジネスに詳しいライターA氏) 自分が見たい映像を入手するために、4人もの少女を……。そう考えると、やはり死刑こそこの男にふさわしかったのかもしれない。
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芸能 2018年12月31日 06時30分
2018年に消えなかった平野ノラの努力 来年はさらに露出が増えそう?
浮き沈みの激しい芸能界で人気を維持することは大変だ。たとえ人気が出たとしても一発屋で終わってしまう芸能人も多い。特に芸人はその傾向が強く、最初の印象が強ければ強いほど、飽きられるのも早くなるのだ。 しかし、多くの一発屋芸人がいる中で、今年、いち早くその域から脱したのが平野ノラだろう。バブルネタで一躍有名となった平野だが、最近ではそのネタを出すことは少ない。むしろ、自身のトークで勝負していることのほうが多いのだ。 「平野さんは売れて間もなく、消えることを考えたそうですね。確かに出始めの頃は、バブル時代に流行していた大きめの肩パッド付きスーツにソバージュと印象が強く、それありきで番組に呼ばれていました。しかし、平野さんは衣装も含めてネタになってしまっているため、いつかは飽きられるのではないかと思い、2017年は衣装に頼っていたものの、2018年は衣装からの脱却を決意。少しずつ肩パッドの綿を抜いて、さらに赤いスーツにも少しずつ柄を入れてアレンジさせたそうです。最近は私服でテレビに出ることが多いですが、そこまで違和感はないですよね。一発屋と言われた小島よしおさんは海パン姿のイメージがなかなか離れず苦労しましたが、平野さんは少しずつ変化をすることで成功。トレードマークだったソバージュヘア姿も、2018年はあまり見かけませんでした」(芸能記者) さらに、平野はトーク力を磨くことにも力を入れたという。 「ネタだけで呼ばれるのではなくトークも拾ってもらえるように、努力していたそうです。それぞれの番組で話がかぶらないようにしつつ、MCの人が振ってくれたら、どんな話題でも返せるように事前の準備を欠かさなかった。そういった努力が実って、今は業界でも“使いやすい芸人”の一人となっています。来年はさらにトーク番組の依頼も増えると思いますし、インスタでの影響力も大きいので、渡辺直美さんようにCMにも引っ張りだことなるでしょう」(芸能記者) 平野ノラの“ノラ”という芸名は「ノラ猫のように芸能界を生き抜く」という意味を込めて付けたそう。最近は、Instagramで「有吉ゼミの後は深イイ話しSP見てね!」と告知し、番組のはしごをするほど多忙のようだが、まさにその通りになったといえよう。記事内の引用について平野ノラの公式Instagramよりhttps://www.instagram.com/noranoranora1988/?hl=ja
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その他 2018年12月31日 06時30分
歌姫・中森明菜はなぜ「ミヤザキツトム」と発言したのか!?
●短期間で二度も起きていた“前代未聞の放送事故”都市伝説とは、社会の不安が生みだす「イメージの物語」だ。事実無根のイメージが先行しているのだから、少し文献や資料を調べれば、あっという間に穏当な真実が明らかになり、「そんなことか」と拍子抜けしてしまうのが常である。 しかし1989年6月『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)放送にまつわる「中森明菜“ミヤザキツトム”発言」だけは勝手が違う。これはあまりにも不気味な「事実」が先に現存し、それが都市伝説になったという珍しいパターンなのだ。 言うまでもないだろうが、『ねるとん紅鯨団』とは、素人の男女が交流しつつ告白の成功を目指す恋愛バラエティー番組だ。司会のとんねるずに加えて毎回ゲストが迎えられ、6月17日放送時には中森明菜が登場した。 しかし番組のクライマックスとなる告白タイムで、とんでもない“放送事故”が起きてしまう。いきなり画面が暗くなり、「報道特別番組により、やむを得ず番組を中断いたしました。ご了承ください」と意味不明のテロップが入る。放送トラブルに付き物の「しばらくお待ちください」画面に変わった後、そのままCMへ。そして番組が再開したものの、スタジオでのやり取りは早送りで進んでいき、一瞬だけ告白タイムの場面が映る。また違う若者たちが出ているので、次のシーンに移行したのだろうか。しかし、やはり「しばらくお待ちください」という画面になり、その後ろでとんねるずや若者たちの騒々しい音声のみが流れていく。さらに画面が切り替わると、なぜかまた中森明菜が登場するオープニングに戻って……というメチャクチャとしか言いようのない番組を流してしまったのだ。最近のTVはちょっと変わった演出まで放送事故と言われてしまうが、これこそ正真正銘の“放送事故”である。 フジテレビ系列はこの3カ月前にも画像と音声が26分間も途絶える事故を起こしており、短期間で二度も“前代未聞の放送事故”が起きたことになる。これだけでも充分、都市伝説レベルの話なのだが……。●「なんでだろうアタシ、なんか知らないけど今……」 4日後の6月21日、放送中断のお詫びとともに『ねるとん』中森明菜の回が再放送された。ここではスムズに番組が進み、エンディングを迎えていく。スタジオではとんねるずが、中森明菜に「理想のタイプは?」と質問し、はぐらかす明菜へ石橋が「芸能人にたとえたら?」と追い討ちをかける。「分かるよ! 誰のこと言ってほしいのか」と、まんざらでもない明菜。当時、彼女が近藤真彦と交際していたことは周知の事実だった。そんなTV的じゃれあいが進む中、仕方なくといった感じで明菜が「理想のタイプ」の名前を出したところで、スタジオが静まり返る。「……ミヤザキツトムさん」とんねるずや観客どころか、明菜 本人までもが「それは誰だ?」といった空気に包まれる中、石橋が「山崎努の間違いじゃないの?」と間違いを指摘。合点がいった明菜が笑顔で謝りつつ、「なんでだろうアタシ、なんか知らないけど今、ミヤザキミヤザキって……」と言い訳。「違う名前が頭に浮かんでたんじゃないの〜⁉」そう石橋がイジり返したところで、放送は「無事に」終了した。 当時の彼らに分からないのは当然だが、現代の我々にとってこれがいかに不気味な内容だったかはすぐ理解できる。放送の1年前から、謎の幼女誘拐殺人事件が世間を騒がせていた。その最後の被害女児の遺体が発見されたのが、放送事故1週間前の6月11日、犯人である宮﨑勤が別件で逮捕されたのが放送翌月のこと。そして彼が一連の事件を自供後、日本中に「宮﨑勤=ミヤザキツトム」の名前が報道されたのが、8月10日だった。つまり、この大事件が終わる直前、犯人の名前が人気番組で流れていたことになるのだ。 ちなみに宮﨑の処刑は2008年6月17日と、奇しくも放送事故日と同じ日付である。 これだけでも、もの凄い偶然だが、明菜は放送の1カ月後にマンションにて自殺未遂を図り、芸能活動を1年間休止する。もちろん近藤真彦との恋愛のモツれが原因であり、ここにおいて2人の関係は破局。両者が顔を合わせ謝罪するという、これまた前代未聞の年末記者会見へと繋がっていくのである。●ポイントは「1989年」時は時代の変わり目だった 日本犯罪史上に残る大事件の犯人逮捕と、日本アイドル史のターニングポイントが同時に重なり、それが「中森明菜“ミヤザキツトム”発言」という点に結びつく。もちろんこれらは単なる偶然だろうが、偶然にしてはあまりに出来すぎていて、「事実は都市伝説より奇なり」とでも言いたくなってくる。 ターニングポイントという点では、同年1月には昭和天皇が崩御、さらに放送事故の翌週である6月24日には美空ひばりも死去し、昭和の終わりをまざまざと感じさせた。1989年は昭和と平成の境目であるが、同時にこれほど「時代の変わり目」を分かりやすく提示した年はないだろう。 こうした怒涛の急流の最中に、「中森明菜“ミヤザキツトム”発言」という不気味すぎる偶然が起こってしまった。なんとも奇妙な「事実」が先立つという逆パターンの都市伝説として、このエピソードは後世まで語り継がれていくことだろう。
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社会 2018年12月31日 06時00分
「二度と戻りたくない」居場所がない女性のための福祉施設で体験した、壮絶な女のバトル
DVから逃れてきた人が生活するシェルターや、生活保護の人が暮らす自治体運営の公共福祉施設をご存知だろうか。今では夫と2人の子どもと平穏に暮らしているA子さんは、20代前半の頃、精神疾患で入退院を繰り返していた。当時は実家暮らしだったが、家族との関係がうまくいかなくなり、別々で暮らすか検討した。その際に病院の主治医や医療ソーシャルワーカーから提案されたのが、実家や一人暮らしでの生活ができない女性のために衣食住を提供する「女性限定の市の公共福祉施設」での生活だったという。 「そのとき、実家で暮らすことが本当につらかったので、わらにもすがる思いでその提案を受けました。見学に行ってみたところ、施設はとてもキレイで、一人一人に個室が与えられて、何の問題もないように感じましたし。まさかその施設が、あんなにひどい場所だったとは、夢にも思いませんでしたね…」 その施設は、いわゆる“ワケアリ”の人だけが暮らす施設だった。精神疾患者をはじめ、アルコールや薬物の依存症、刑務所から出所したばかりの人、身寄りがなく何十年間も施設を転々としている人が施設入居者の大半。それだけに、トラブルが起きない日はなかった。単純に不仲が理由のケンカでけが人が出ることもあれば、中には女性同士ながら気になった相手に金銭や物を一方的に押し付ける人やその好意を利用する人もいて、修羅場になることもあったという。 「私はなるべく目立たないように気をつけていたのですが、『あいさつに元気がなかった』とか、その程度のことで施設の中心グループに目をつけられてしまいました。大声で悪口を言われる、朝から部屋に押しかけられて生活態度に関して文句を言われる、ゴミを部屋の前に捨てられる、といった嫌がらせを受けるようになりました」 まるで学生のいじめのような嫌がらせだが、それが毎日続くとなると、たまったものではないだろう。ただでさえ精神疾患を抱えているのに「このままでは生きていけなくなる」とまで思い詰めたA子さん。年末年始が近づくにつれて、どうにかしてまた実家に戻ろうと考え始めた。 「年末年始は、施設でも豪華な食事が出ますし、楽しそうなイベントも開催されるんです。でも、反対に言えば、年末年始も家族やそれに準ずる相手の家に外泊予定がないのであれば、そういう人は死ぬまで一生施設暮らしになる、といった噂がありました。私は多少無理を言って、年末年始は実家に外泊しました。外泊の際に『施設にいることが耐えられない』とありのままの現状を家族に話し、和解して、数ヶ月後に施設を退所して実家に戻ることができました」 A子さんのように、施設での生活が合わなかったという人もいれば、公共施設に救われたという人も当然いる。施設暮らしであることが一概にいい・悪いと決めつけることはできないが、一生施設暮らしとなると、想像を絶するものがある。平穏な暮らしを手に入れた今、A子さんは何を思うのか。 「施設に対しては何の恩も感じませんでしたが、実家や精神病院で生活するよりもひどい場所があると知ることができたことは、かえってよかったのかもしれません。『もう二度とあそこには戻りたくない』その一心で社会復帰し、結婚して自分の家庭を持ちました。施設にいたことは、私にとってまさに黒歴史です」 A子さんには実家があったからよかったものの、どこにも行くところがない人はどうすればいいのか。社会全体で考えるべき問題なのかもしれない。文/浅利 水奈
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