トレンド
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トレンド 2010年03月04日 13時00分
『こんなトコ行ってみました!』 わざわざ新品のギターを壊しまくる? 変なイベントのお話
イケメン好きの40歳独身女性記者・コダイユキエが目くるめくスポットをご案内する『こんなトコ行ってみました!』。前前回の“取り付く島の無い無敵のロックバンド「神聖かまってちゃん」をずーっと追っかけている記者。今週は彼らが出演する『ギターぶっ壊しイベント』なるものに潜入。金網越しで、ますます“プロレス化”する彼らのライブを見て、その後、かまってちゃん主要メンバーの「の子」の、意外な一面に触れ…。 いつもは客としてライブに行く記者。今日は一応“破壊専用ギター”「SMASH」の取材でライブハウス代官山UNITへ。長年人気のロックバンド・怒髪天(どはつてん)と、人気お笑い芸人の安田大サーカスが合体し、一夜限りのスペシャルバンド“怒髪大サーカス”として登場。巨漢のヒロくんがギターをボロボロにしちゃった。 “怒髪大サーカス”が終わり、正規のライブは別料金で2,500円取られる。(なんて店だ!)そうこうしているうちに金網越しで、MCトークも噛み合わず、「あっち(ステージ)からこっち(客席)が見えない」という、「神聖かまってちゃん」始まって以来の“変なライブ”が始まった。ライブ終盤、ドラム女子のみさこが、ゴーグルをつけてオドオドギターを床にたたきつけるが、木製の「SMASH」は意外に頑丈で、ちょっとやそっとじゃ壊れない。今度はボーカルの「の子」(男)がやってみるが、なんせモヤシみたいに細いので、もっと割れない。その後出て来たバンドも、うっかり自前の方のギターを壊してしまったり、飛び散った破片のお掃除が大変だったりと、なんとなくイベントがグダグダに。記者はいたたまれず店を出た。 リサイクルされるとはいえ、日本人はモノを壊すのに抵抗がある。たとえそれがショーであっても…。なぜなら私は「もったいない」の国の人だから。 店の外に出ると、ライブが終わり一人佇む「の子」を発見。人だらけの店内がイヤになったのか、人が変ったように落ち着いている。「もしかして、この間の激しい“拒絶”は営業用なのか?」と疑った記者は、何か言ってやろうとそっと近づいてみる。鬼のような形相で自分を睨み、近づいてくる記者に気づいた瞬間、「の子」は慌てて地下へ飛んで帰ってしまった。別にとって食おうとしたわけじゃないから!<コダイユキエ>イケメン好きの40歳独身女性記者イラスト 今「神聖かまってちゃん」のCDは、全国のTUTAYAがタダで貸してくれる。
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トレンド 2010年03月03日 14時30分
ミキティが真央ちゃんを「仲間はずれ」に! 五輪閉会式でまとまりの悪いフィギュア代表選手たち
こんにちは! いつも【ドラマの見どころ!】を皆さんにご案内しているオカマのチャッピーです。今日は様々なドラマが展開されたバンクーバーオリンピック。そのドラマ溢れる閉会式についてお伝えするわよ。どうしても人気者のフィギュアスケートの選手陣に目がいっちゃうチャッピー、閉会式の模様を中継していたNHKのカメラさんも同じ気持ちみたいで、真央ちゃん、ミキティ、織田くん、高橋くんばっかりずっと追っていたの。そこで彼らの「人間関係」がハッキリ分かっちゃったわ。 ザックリしているお国柄のカナダだからザックリしているのかと思いきや、カナダ選手が練習リンクを独占したり、会場外で抗議デモが起きたり、意外に世知辛かったバンクーバー五輪。不景気の東京みたいだわよ。でも、閉会式は赤い衣装の騎馬警察が出てきたり、メイプルリーフが舞ったり、開会式同様、カナダらしくてステキな演出が目を引いた。 我が日本選手団も白いポンチョみたいな衣装を着せられて会場入り。楽しそうにしている。上村・皆川夫妻のオーラが漂うアツアツぶりがまぶしかったり、チーム青森のお姉ちゃんたちが、ゲストのアブリル・ラビーンのライブにノリノリだったり、高木美帆ちゃんとスピードスケートの選手たちが仲良く談笑していたりと、レースが終わってみんなリラックスムード。各国の選手がトナカイやヘラジカの被り物をして、ワラワラ踊り入り乱れ、明らかにお祭り状態。いっぱい出場してたのねえ。 そこへフィギュアの真央ちゃん、鈴木さん、ミキティ、男子も合わせて6人一緒に固まって登場。しかし、真央ばっかり「一緒に写真を撮ってくれ」と外国の選手に呼び止められるので、進まない彼女を置いて、他の選手たちはどんどん先に進む。高橋と小塚は「デキてるの?」というくらい二人で仲良く歩いているし、ミキティと織田はなんとなく一緒に歩いている。鈴木さんは行方不明。NHKカメラはみんなを見失って「迷子状態」で焦る真央ちゃんを意地悪に追いつづけた。ミキティも織田くんも少しくらい後ろの真央を気にしてくれてもいいのに…。とチャッピーが思った瞬間、織田を含めた男3人は、空から降ってきた“ボール風船”を夢中になってボンボン弾き始めた。もうバラバラ、彼ら結束力を失ってしまったみたいね。 そこで中継は途切れちゃったんだけど、閉会式中盤、難病と戦う俳優のマイケル・J・フォックス(カナダ出身)が出てきてスピーチしたのには感動したわ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』世代のチャッピーにとって、マイケルは特別な存在。お元気そうでなにより、トム・クルーズの10倍好きだから。 そんなこんなで3月2日、真央ちゃんも無事みんなと“合流して”帰国できた模様。決して仲間はずれにされていたワケでも、フィギュア代表の結束力が弱くなったワケでもないみたい。よかったわ。 「バンクーバーオリンピックよ、いろんな意味で感動をありがとう!」(チャッピー)
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トレンド 2010年03月03日 13時00分
「もらえるテレビ」に出ているイケメン・平田裕一郎クンに会える? コワーイ映画『都市霊伝説 心霊工場』
昨年公開の、少々エッチな純愛映画『童貞放浪記』を監督した小沼雄一監督から、「ホラー映画『都市霊伝説 心霊工場』(3月6日公開)撮ったから試写会にくれば?」というメールをもらった。スピリチアルスポットならぬ、ホラースポットがお似合いの記者だが実は怖い映画が大嫌い。だのに配給会社の人から「ぜひコダイさんに!」って頼まれると決まってこの手の作品で、大変迷惑している。しかし、出演者にテニスの王子様・海堂薫役のイケメン平田裕一郎クンを発見!コワくてもこれは行かないワケにはいかないのである。 小沼監督の前作、『童貞放浪記』(山本浩司主演)では女性向けのサイトのレビューに「神楽坂恵の巨乳爆発!」だとか、「素人童貞!」などのワードが並ぶ原稿を提出し、見事ボツになった苦い思い出がある。思えば「童貞」だの「アキバ系」だの「自殺マニュアル」だのと、まったくもって記者(40歳独身女性記者)に無関係なテーマでばっかり映画を撮る小沼監督。今度の『都市霊伝説 心霊工場』は、廃墟の工場で「とんでもないオバケ」が大暴れする話。薄目で試写を見る記者。心理的にじわっとコワいけど、それほどグロくないから大丈夫…でも、他の人の咳などに、過剰にビクビクしてしまう。 映画が終わって舞台挨拶に出てきた小沼監督と美男美女の出演者たち。いたいた!土曜日「もらえるテレビ」(テレビ朝日系)に出ている平田裕一郎くん。映画ではカワイソウな事になってるけど、えらい爽やか。その他、やっぱり巨乳な大塚麻恵ちゃんとか、フレッシュな石原あつ美ちゃんとか、“色っぽい魔女”とかたくさんの出演者が集合した。渋谷のアップリンクでは、公開後も毎日イベントが企画され、彼らに会えるチャンスがあるという。 記者会見が終わり、「やあ、コダイさん、怖いから来ないんじゃなかったんですか〜?」と小沼監督。さすがに「(映画じゃなくて)イケメン見に来ました」とも言えないので、「新作をお伝えするのが使命ですから!」みたいな過剰なウソをつく。「いやー、実は(ヒット中の米ホラー映画)の半分くらいの予算で撮った映画なんですよー、役者もみんなイイコが集まって、本当に良かった良かった」。などと、相変わらずほのぼの調子の監督。小学校の校長先生か! これで気持ちの悪いホラー撮ってるって、彼こそ怪奇現象でしょ。<コダイユキエ>イケメン好きの40歳独身女性記者写真 左から平田裕一郎クン、石原あつ美ちゃん、大塚麻恵ちゃん、小沼雄一監督。
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トレンド 2010年03月03日 12時30分
ヒーリングでストレス発散! 貴方の好みは?
スピリチュアル・ブームに乗り、現在たくさんのリラクゼーショングッズ、輸入商品が販売されている。身体に働きかけるもの、精神をやわらげるもの、香りを楽しむものや、目で見て癒されるものなど、様々である。 最近では天然石のアクセサリーをよく見かけるようになった。今や天然石を身に付けた人も珍しくないが、これらの美しい石たちも、疲れた持ち主にささやかなヒーリング効果を発揮しているのだろうか? ほかに代表的なリラクゼーションというと、アロマテラピー、お香などの香りを楽しむものなどがあり、手軽に扱える。また、部屋に花を飾ったり、森林を散歩することでも、リフレッシュの効果があるようだ。 肉体的な疲れを癒すリラクゼーションも様々である。マッサージ療法だと、整体院で行う揉みや針治療といった保険が効く店がある一方、美容・癒し目的の一部のヒーリングサロンでは、全額負担で行う所もある。 それゆえかヒーリングサロンは設備、雰囲気に力を入れており、居心地の良い空間、デザインにしてあることが多く、またマッサージの種類も豊富でヨガ、ロミロミ、リフレクソロジーや、アーユルヴェーダなど、自分に合ったマッサージを選択できる。そのような場所では占い、自己啓発も癒しの一環で、精神的に働きかける効果がある。 その他では、美味しいものを食べると、脳内にセロトニンが分泌されて精神を安定させる。音楽や温泉、ガーデニングにゲーム、アロマテラピーと、色彩や香り、触覚、味覚など五感の充足は心にも良く、日常の合間のこのような時間が、明日への活力になるのかもしれない。(前野クララ 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年03月02日 12時00分
【こんな売り方アル?】椎名林檎が“引き連れている”「冴えないオトコたち」の続き
昨年末、実は売れている椎名林檎サマのCDを「ナゼ売れなくなったのか?」という無謀なケチつけからはじまった【これじゃ売れない!】。おかげさまで大きな反響をいただき、特に記者が東京事変になってから引き連れている男性陣を「冴えない男たち」よばわりした部分にファンの方々から熱い反応があった。“それ”の続きについて。 先週深夜、MTBが、東京事変の過去から最新曲までのPVを流し続けていたのでボーっと見続ていた、そこで気づいた事がある。 「よーく見ると、東京事変のドラムの人とピアノの人はけっこうカワイイ」 ギターの人も丹精な顔立ち。なあんだ、記者があんまりよく見てなかっただけで、この3人は“冴えない男性”ではないわと思ったところに、メガネ・ひげボーボーの何日もフロに入ってないようなむさいベースのお兄さんを発見!誰だこの人と思ったら、この人が亀田誠治といって、平井堅やアンジェラ・アキなどの編曲をやっている敏腕プロデューサーらしい。 ではなぜ、ここで(東京事変で)この人がわざわざベースを弾いているのか? というと、まあ「お金になるから」と「目立ちたいから」の両方だろう。当然ヒットした曲も作っている。 この亀田さん一人のせいで、「東京事変」のビジュアルは著しく暑苦しい感じになってやしないか? PVではいろいん演技っぽい事をしている亀田氏は、クリエイティブとはほど遠い仕事をしている普通のサラリーマンのよう。昔記者がバイトしていたお弁当工場の社長にも似てるぞ。なんて思いながら、プロデュースした“ラインナップがすげえ”亀田氏の公式HP中のブログなぞ見てみる記者。なるほど、お酒好きでお子さんもいて、いい人そうだ。まあそれは「東京事変」のビジュアルとはあんまり関係ないけど。それよりも、グリコ「ウォーターリング キスミントガム」のCMでおなじみの新曲「能動的三分間」の椎名林檎サマを見て、記者は再び衝撃を受けた。 「あれれ? 林檎ちゃんが“車内ブチュー写真”を週刊誌に抜かれたテレ朝女子アナの“下平さやか”そっくりになっている!」 ショートカットの椎名林檎、こんな顔だったっけ?CMでもご披露中のムーンウォークなぞしている、おしゃれなPVでは、普段CDジャケットでは目に入らない「冴えないオトコたち」もばっちり映ってっている。以前は彼らと若くて少女の様な椎名林檎との間にすごく年齢差を感じた記者だったが、今となっては熟年バンドの面持ちもしっくりで、あんまり違和感が無い。おん年31才の椎名林檎は子育てと仕事の両立が大変なのか、急激に老けた気がする。 今一度、「群青日和」(2004年)の椎名林檎と、新曲「能動的三分間」(2010年)の椎名林檎を見比べてみよう。お肌のハリの違いが一目瞭然だ。(記者だけかもしれないが)37才の下平さやかと見間違うなんて、同じママさんアーティストのYUKI(38才)の“維持ぶり”を考えると、いくらなんでも落ち着き過ぎだと思う。事変のメンバーがむさ苦しいからまだ見れるけど、これが嵐やNEWSの様な若いイケメンを引き連れていたら、一人林檎のオバサンぶりが目立ってしまうであろう。 頭のいい彼女の事、もしかしたら最初から6年後の“今”を見据えて「東京事変」メンバーを集めたのかもしれない。(コアラみどり)写真 『私と放電』、椎名林檎10周年記念アルバム。
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トレンド 2010年03月01日 13時00分
出演者が秘密にしていた“嘘”を告白! 『月と嘘と殺人』初日舞台挨拶
映画『月と嘘と殺人』が2月27日に初日を迎え出演者による舞台挨拶が行われた。この映画は、多くのイケメン実力派俳優が出演する群像劇。先行上映会には多くの応募が殺到。今回の舞台挨拶にも座席の数倍の応募があったという。 観客の大きな拍手に迎えられて、キャストが登場、主演の八神連は「撮ってから半年経ったので、この日を待ち焦がれてました。今すごくドキドキしています」と初日を迎えた喜びを語り、池田竜治は「目を背けてはいけない現実を扱っていると思う。是非口コミで広げてもらいたいです」と思いを伝えた。男性キャスト7人に囲まれた紅一点の福永マリカは「会場にいるお客さんは女性の方ばかりだけど、こちらは(舞台)はイケメンばかりでとまどっています」とはにかみながら語った。 その後、タイトルに因み、今までについてしまった小さな嘘を告白し、懺悔することになると、滝口幸広はためらいながらも、「小学生の時にマラソンでどうしても1位になりたくて、途中見つからないように自転車で走りましたが、同じことを考えた輩が他にもいてものすごい速いタイムで到着してしまい、先生に怒られちゃいました」と思い出を語った。次に真山明大が「メイクさんに勧められた化粧水を買いに女性ばかりの店に入って、プレゼント用だとかわいい嘘を最近つきました」と告白。福永マリカは「公式プロフィールにある身長が160cmなんですが、成長を見越した見積もり身長を書いているので実際160cmもないんですよね」と暴露し、会場から笑いを誘った。 また、登壇者全員のサインが入った色紙のプレゼント抽選会に突入すると席番号を読み上げられた当選者は喜びの歓声をあげ、周りから羨望の眼差しを向けられた。 最後に、本日会場に来られなかった人に向けて、主演の八神蓮が「様々な感想が出てくる作品だと思う。いろんな人に観て貰いたい。今日から3日間、タイトルの月に因んで、夜10時にみんなで夜空を見上げて月を見よう!」とメッセージを送った。 映画の観客を対象に、映画の公式HPで感想文の募集を行い、応募者の中から抽選で希望した出演者からの直筆の御礼コメントが送られるという。 映画『月と嘘と殺人』はシネマート六本木にて上映中。東京以外でも、順次上映が開始される。
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トレンド 2010年02月27日 14時00分
歴史好きのバー「レキシズルバー」とは!?
神田駿河台、カウンターだけのこじんまりとしたバーが、水曜日の夜だけ数千年の時空を巡る…。 小川町駅より徒歩5分、暗い路地裏に煌々と明かりが灯り、ところどころ小さなバーがお店を開きはじめる午後六時、噂のレキシズルバーに潜入してみた。 レキシズルバーとは、神保町にショットバーを構える渡部商店が毎週水曜日に開いている、歴史好きのためのバーだ。いわゆる「コンセプト居酒屋」のように店内に甲冑が並んでいたり、戦国武将の家紋やのぼりが飾られているわけではない。メインは歴史を語るお客さんらしく、15人も入れば一杯になってしまう店内は、どちらも歴史の話題でもちきりだ。 早速カウンターに腰を下ろすと、まずは「何時代が好き?」「どの戦国武将が好き?」などの質問攻めにあう。店内は20代女性から60代男性まで、幅広い客層だ。立場や肩書きなど関係なく、皆が歴史の話題に華を咲かせている。 かつて歴史を語る人と言えば、中年サラリーマンと相場が決まっていて“男の世界”という印象があったが、昨今の歴史ブームにより、女性の歴史好きも堂々と語れる時代になってきた。それを存分に発揮できるのが、ここレキシズルバーなのだ。話題は戦国・幕末・三国志から源平、南北朝、はては甲冑の魅力にまで及び、バラエティに富んでいる。 店の中が一杯になると、同建物の3階に通された。3階は応接間サロン兼事務所になっていて、既に数人のお客さんが歴史語りをしている。薄暗い店内で額を突き合わせて戦国時代の戦略について語り合う…まるで軍議中の戦国武将のようだ。 代表の渡部氏にレキシズルバーを始めたきっかけを聞いてみた。水曜日のバーテンさんが諸事情で辞めてしまい、どうしようか悩んでいたところ、歴史プロデューサー・六龍堂さんと歴史語りができるバーをやらないかという話になり、営業を始めたのだそうだ。今では戦国武将のご子孫も顔を出す、穴場的スポットになっている。 都会に咲いた歴史オアシス。歴史語りがしたい方は、一度訪れてみてはいかがだろうか?(みかめゆきよみ 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年02月27日 13時00分
【これじゃ売れない!】 ナゼか聴く気がしない、イケメン俳優の歌うマジCD。「藤木直人」
古くは加山雄三や小林旭、ちょっと前は反町隆史(!)や織田裕二といった、役者としても歌手としても成功しているイケメン俳優は数知れず。彼らは自分の出演する映画やドラマ、(マツケンはリサイタル)の主題歌や挿入歌などを歌い、ファンの購買意欲に応えるためにレコードやCDを出してきた。芸能の仕事の一環として歌を歌うが、実際歌の役割は野球選手や相撲取りと同一、ファンサービスから始まっている。歌手から始まって俳優もこなす、矢沢永吉やトータス松本などの人たちとは反対の立場にあるアーティストと言っていいだろう。 しかし、最近では歌がやりたくて仕方がなかったけど「たまたま顔が良かったから」俳優から売り出して人気が爆発、そのご褒美の様に「歌を歌わせてもらう」というタイプの「歌うイケメン俳優」が現れ出した。その代表格が福山雅治で、玉木宏と続き、美男代表の藤木直人もアルバムを何枚か出している。爽やかで男前なアルバム・ジャケットがいかにも女性ファンの心をくすぐるアイドルグッズみたいな役割をする藤木のCD。藤木は過去に、ドラマ「ギャルサー」でビミョウな歌とおかしな振り付け(パパイヤ鈴木かマエケンの)を披露していたが、昨年も松本清張ドラマでさらに突拍子も無いラテン調の曲を歌っていたので、彼の歌声を耳にした事がある人も多いだろう。お顔にピッタリの甘い声、ノリも良く、ぜんぜん耳ざわりじゃ無い。だけど藤木直人ファン以外はCD買ってまで聴きたいとは思わないだろう。 音楽の上では、「美しすぎる顔」は時に残酷な現実を晒す。 彼の歌を聴いていると、どうしても「ドラマで演技する爽やかな藤木」、「おしゃれイズムの藤木」など、爽やかすぎる藤木の笑顔が浮かんでしまい、せっかくかっこよくギターを弾いて歌っている姿も、ドラマや映画のワンシーンにしか見えない。たとえ藤木が槇原敬之と同じくらい音楽に情熱を傾けていたとしても、結局は福山雅治と同じで「ホントに作曲してるの〜?」とか疑われかねないのである。 これからもドラマ撮影などの忙しいスケジュールを縫って「UKテイストのメロディックなギター・サウンドと歌」を繰り広げたいという藤木。彼の曲を聴いてもBGM程度にしか心を動かされなかった記者が言うのもなんだが、これから先、男性ファンなど通な音楽リスナーの心を掴みたいなら、さしあたり今日から何日もフロに入らず汚くなってみるとか、激太りしてみるのはどうだろう。前に時々やっていた無精ヒゲぐらいの汚し方じゃまだまだ「イケメン俳優が歌っている!」という枠から抜けられないんじゃないかと思う。(コアラみどり)写真:アルバム・ジャケットの藤木直人はあまりにも爽やかな男前
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トレンド 2010年02月26日 12時30分
ホラー映画で久々ヒット『パラノーマル・アクティビティ』
最近大ヒットと呼べる作品がないホラー映画だが、久しぶりに期待できる作品が出てきた。それが現在公開中の『パラノーマル・アクティビティ』だ。135万円という低予算で製作された、無名の新人監督の作品だが、アメリカでは興収90億円を超えるヒット作となった。 ある若いカップルが住む一軒家で起きた不気味な現象を、ドキュメンタリータッチで描いた作品。監督は、これが長編デビューとなる若手のオーレン・ペリ。一軒家に引っ越した初めての晩、アイスメーカーが立てる音に驚いた彼女が「誰かいる!」と驚いて飛び起きたことにヒントを得たという。 アメリカでは公開5週目に興行成績1位になるなど、社会現象を巻き起こした。1月30日から日本でも公開され、土日の2日間で興収1億円を突破と好調な出足。現在も、各映画サイトの人気ランキングでもトップ10に入り続ける健闘を見せている。 公開の初日と2日目の土日は、都内の劇場では軒並み満席で立ち見も出る大盛況ぶり。その勢いは平日になっても続き、月曜日も満席の劇場が多かったとか。劇場側の話では、観客の半分近くが女性客で、劇場の外まで悲鳴が聞こえてきたり、泣きながら出てくる女性客もいたという。 アメリカでヒットしたとはいえ、監督も出演者も無名のため、日本では大作扱いではなく、『ラブリーボーン』(『キングコング』や『ハリーポッター』シリーズのピーター・ジャクソン監督作品)、『ゴールデンスランバー』(井坂幸太郎原作、堺雅人・竹内結子主演)など同時期公開のヒットが期待できる大作に比べ、封切時の上映館は、これらのおよそ半数に過ぎなかった。 それが、早くも1スクリーンあたりの興行収入が約65万円と、予想外の健闘を見せた。上記2作品の1スクリーンあたりの興行収入は『ラブリーボーン』が約45万円、『ゴールデンスランバー』約63万円なので、堂々大作と並んでいることがわかる。口コミ効果も考えれば、今後もますます観客動員が望めそうだ。(横浜六太 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年02月25日 12時30分
「ピアスの白い糸」の都市伝説を信じていた人は多かった!?
数ある都市伝説の中でも「ピアスの白い糸」の話は、最も広く流布されたものの一つだろう。念のため、ご存じない方のために簡単に説明すると、話は以下の通りである。 ある女の子が、友達の耳にピアスの穴を開けていた。すると耳の穴から白い糸が出てきた。なんだろう? と思い引っ張ってみると、白い糸は切れてしまった。それと同時に、ピアスの穴を開けてもらっていた友達が「誰? 電気を消したの。何も見えないじゃない!」と叫んだ。しかし、電気など消えていない。彼女の目が突然見えなくなったのだ。実は白い糸の正体は視神経だったため、それが切れると同時に彼女は失明してしまったのだ。 この都市伝説を調査して明らかになった事実によると…。なんと! 耳の穴から白い糸が出てくることは実際にあるという。ただし、それは視神経ではない。筒状に隆起した皮膚である。もちろん引っ張ろうが、引きちぎろうが実害はない。では、なぜそれが失明といった事態と結びついたのか? 実は耳たぶには目のツボがあるのだが、その目のツボがある耳たぶに、針を刺し貫通させることからイメージが膨らみ、ピアスの都市伝説が生まれたようなのだ。 調査をしたノンフィクション作家氏によると、噂を初めて知り調査したのが1991〜1992年頃だという。 そこで、筆者がふと気付いたことがある。筆者がピアスを開けたのは1990年の2月だったが、すでに白い糸の噂は広まっていた。それでも皆、実際にはあり得ない話として、気にせずにピアスを開けていた。 しかし当時は、耳たぶの下の方に穴を開けるのが流行っていた。実は、先述の目のツボは、耳たぶのほぼ中央にあるという。もしかしたら、皆がピアスを耳たぶの下方に開けていたのは単なる流行ではなく、実は目のツボを外すことで、失明の危険を避けていたのかもしれない。すなわち、白い糸の都市伝説を信じていた人は、想像よりもずっと多かったのではないだろうか。 ちなみに、筆者は耳たぶに目のツボがあるという話はずっと知らなかったので、ピアスは目のツボを直撃している。しかしながら、白い糸はおろか、穴から何かが出てきた経験はない。(七海かりん 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou