スポーツ
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スポーツ 2020年04月01日 17時00分
菅野のフォーム改造に「そのままでええやん」 元巨人・上原氏が疑問、「ストイックで聞く耳を持っている」と絶賛
元巨人・上原浩治氏が31日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に共にプレーした巨人・菅野智之について言及した。 今回の動画で上原氏は、現役時代の経験を元に「セ・リーグのヤバイ投手」を各球団から1、2名ずつそれぞれピックアップして紹介。その中で、巨人からは菅野の名を挙げた。 巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)の5球団でプレーした44歳の上原氏と、巨人(2013-)一筋でプレーを続ける30歳の菅野。この両者は2018年から2019年にかけて同じ巨人でプレーしている。 その菅野について上原氏は、「もう(投手として)完成されてる。今年(投球)フォームをいじったりしてましたけど、『そのままでええやん』って僕は思う」と余計なことをする必要はないと発言。 続けて、「(菅野は)ストイック。他人の意見も聞くけど、自分っていうものもすごく持ってる」、「(コーチの言うことは)絶対聞くべきだけど要らなかったら流して、自分の欲しいものだけ脳に残しておけばいい。そういう聞く耳も持ってる」と指摘した。 また、上原氏は「(菅野は)向上心もある。トップの選手だからサボろうと思えばサボれるし、自分で好きなようにできるポジションにいる。でも常に上を目指してる。それはすごいなって、僕が(メジャーから)帰ってきて2年間巨人にいて思ったこと」と手を抜かない姿勢を評価した。 共にプレーした2シーズンの間には、菅野と食事に出かけることもしばしばあったという上原氏。食事の際の会話など具体的な内容については明かしていないが、「向こうの方が(実力は)上ですから」、「本当にすごいと僕は認めてる。リスペクトですね」と称賛していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「良い数字を残せるのはやっぱり真面目に努力を続けてるからこそなのか」、「情報の取捨選択能力と、ここだけは譲れないという強い芯があったから一流になれたんだろうな」、「フォーム改造に否定的なのは意外、コーチの悪知恵だと思ってるんだろうか」といったファンからの反応が多数寄せられている。 プロ7年間で「176登板・87勝47敗・防御率2.36・1083奪三振」といった通算成績を残し、最多勝(2017-2018)、最優秀防御率(2014,2016-2018)、最多奪三振(2016,2018)、沢村賞(2017-2018)とあまたのタイトルを手中に収めている菅野。2020年シーズンオフにはポスティングでのメジャー挑戦も噂される菅野の取り組み、姿勢を上原氏も高く評価しているようだ。文 / 柴田雅人記事中の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年04月01日 11時30分
巨人、開幕再々延期で大ダメージ? 坂本への影響に本人より首脳陣が焦り、消滅するのは交流戦か
4月3日、セ・リーグが“反攻”に出る。一連の新型コロナウイルスの影響で、巨人・坂本勇人内野手の記録が変わりそうである。 パ・リーグ6球団の球団社長がオンライン会議を開いた(3月31日)。6球団で意見交換し、そこで認識が一致したのは「4月24日の開幕戦実施は難しい」ということ。会議の様子についてコメントした福岡ソフトバンクホークスの後藤芳光球団社長によれば、「全日程の143試合を消化できなくても仕方ない」とのこと。12球団は4月3日に代表者会議を開く。そこで、パ・リーグの総意として「開幕戦のさらなる先送り」が提案され、ペナントレース再開のおおよその目安(時期)などが話し合われることになった。 「反対意見は出ないでしょう。セ・リーグの側からすれば、阪神からウイルス感染者を出してしまい、引け目みたいなものもあります。『24日以降の開幕』を提案しにくいので、むしろ、パ・リーグからの提案は有り難いは思っているはずです」 年長のプロ野球解説者がそう言う。 また、パ・リーグ球団の某スタッフによれば、問題はセ・リーグではなく、「選手会だった」と言う。 「開幕戦が5月になれば、日程は過密スケジュールとなり、もしかしたら、『クライマックスシリーズをやらない』とか、『日本シリーズが12月に行う』なんてことになるかもしれません。オンライン会議前、ある球団の幹部が、2011年の東日本大震災で選手会と話し合った時の議事録を確認していました」 同年、球界は開幕戦の日程を先延ばしにした。当時、「12月に日本シリーズを行うような事態になっても?」という確認がされ、選手会はそれを了承していた。パ・リーグはそのことを踏まえた上で、『24日以降の開幕』を3日の代表者会議で提案することを決めたそうだ。 しかし、こんな情報も交錯していた。 「セ・リーグは藤浪投手の感染を受け、パ・リーグよりも先に集まっています。その後、セ・リーグ球団の要人が私見と前置きして、『今季は125試合で』と話していました」(球界関係者) 125試合。どういう意味かというと、「今季は交流戦18試合をやらない」ことを指している。交流戦をやらない代わりに、クライマックスシリーズを確実に行う。確かに、クライマックスシリーズはプロ野球ファンの関心も高く、その頃には騒動も収まっていくかもしれない。そうなれば、試合減による損失も多少は取り戻せるだろう。 決して悪い話ではないと思うが…。 「セ・リーグとパ・リーグは、交流戦に対する考え方が全く違います。セは負け越しの続く交流戦が大嫌いで、パ・リーグはステータスを高め、かつドル箱カードだと解釈しています。開幕戦を5月以降に先延ばしする案では12球団が合致しますが、その後、試合数を減らすという流れになったら、交流戦をなくすのか、通常のペナントレースをなくすのかで、意見が割れるでしょう」(前出・同) 巨人・坂本には今季、2000本安打の名球会入りが懸かっている。「あと116本」なので、ペナントレースが120試合程度に減っても記録到達は間違いないだろう。7月13日までに116本のヒットを打っていれば、31歳6か月での達成となり、プロ野球史上最年少記録になる。だが、この状況では「歴史を塗り替える」ことは、ほぼ不可能となった。坂本自身はこだわっていないようだが、巨人はセ・リーグの中では交流戦の勝率が高いほうである。坂本の発奮がなければ、ペナントレースの行方に影響が出そうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月01日 11時00分
オリックスも自主練習に変更!各球団、見えぬ開幕に苦渋の決断
オリックスは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1日から大阪・京セラドーム大阪で開催していた1軍の合同練習を取りやめ、1軍、2軍ともに大阪・舞洲にある球団施設での自主練習に切り替えると発表した。 パ・リーグでは西武とともに、選手の管理や取材規制をしながら、合同練習を行っていたオリックスだが、24日の開幕も微妙になってきたこのタイミングで、自主練習に切り替えた。期間は5日までの予定だが、6日以降の予定は「決まり次第ご連絡します」としており、流動的だ。パ・リーグでは楽天が期限を決めず活動休止中。ソフトバンクは最短で3日まで、ロッテは5日まで活動休止を発表しており、日本ハムは取材を自粛要請した上で、自主練習に切り替えている。 セ・リーグでは、広島と中日が3月31日から練習を再開させたが、藤浪晋太郎投手らの感染が判明した阪神は依然活動休止中で、ヤクルトは3日まで自主練習、巨人は4日まで個人調整、DeNAは取材を自粛要請した上で6日まで自主練習としている。オリックスも舞洲の球団施設及び、京セラドーム大阪への取材自粛をマスコミに要請しており、現時点で24日を目標にしているシーズン開幕が厳しい状況にある中、各球団ともに苦渋の決断をしていることが窺える。開幕の期日が明確に見えないと、練習試合もミニキャンプもどこにピークを持っていけばいいのか選手も首脳陣も悩ましいところだろう。 3日に行われる12球団代表者会議で、開幕日の指針が示される模様だが、その結果によってスケジュールの組み直しがあるのは必至。政府や自治体による大型イベントの自粛要請の期間も見据えながら、今後はさらに各球団苦渋の決断が迫られることになる。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月31日 22時30分
ノア清宮海斗“エース”の自覚「俺たちと皆さんはつながってます!」
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、『LIVEマッチ』と題して、団体史上初の無観客試合を29日に東京・後楽園ホール大会を開催したプロレスリング・ノア。当日は当初から8日に開催されるはずだった、神奈川・横浜文化体育館大会で組まれていたGHC4大選手権試合4試合のみがそのままスライドして行われたため、主力選手の中でも試合から漏れた選手が多数出ている。大会の冒頭では丸藤正道が、休憩前には清宮海斗が、休憩明けには拳王率いる金剛が登場し、視聴者に向けてメッセージを送った。その中で、一際目立ったのがノアの“若きエース”清宮海斗である。 「今、世界中が、大変な状況に、なっています」 清宮はひと言ひと言を噛みしめながら、カメラに向かってしっかりとこう訴えかけると、「ノアも、その影響を大きく受けています。先が見えなくて、怖いと思います。だけど!こんな時こそ、俺たちプロレスラーが力になれると思ってます。俺たちは、どんな逆境にも負けません!絶対に!諦めません!皆さんが少しでも、怖いな…不安だな…と思った時は、俺たちを思い出してください!身近なところで言えば、SNS…ツイッター、インスタグラム、フェイスブック…その他でも必ず!俺たちと皆さんはつながってます!だから大丈夫です!俺たち、プロレスリング・ノア、そして皆さん!一緒に乗り越えていきましょう」と続けて、リングを降りた。 まさにエースの発言である。清宮は今年1.4後楽園大会で、潮崎豪にGHCヘビー級王座を明け渡してしまったが、23歳の若さで団体最高峰のチャンピオン時代を築いたことにより、自然とエースの振る舞いが出来る選手に成長したのだ。置かれたポジションが人を育てるという言葉があるが、清宮を見ていると次にチャンピオンになった時が今から楽しみな存在である。この日は試合がなかったものの、「プロレスの可能性が広がる日。画面の前に自分だけの【特等席】を作って、自由に楽しんで!!」と大会当日の朝にファンに向かって大会を煽っていた。試合が出来ない時もSNSを積極的に活用し、動きを止めることはない。 現在のノアにとって、清宮のようなエースの自覚を持った若い選手がいるのは強みであり、大きな財産である。今後、清宮がどんな形で新しい景色を見せてくれるのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月31日 20時20分
西武・金子、合コン報道よりも“非常識写真”にファンドン引き 「あまりにも危機感が無さすぎる」女性人気にもダメージ必至か
プロ野球・西武に所属する外野手・金子侑司。その金子が3月16日に都内で合コンに参加していたことを31日の『SmartFLASH』(光文社)が報じている。 記事によると、金子は同僚の相内誠と共に16日夜、六本木の会員制バーで行われた3対3の合コンに参加したとのこと。また、同メディアが西武に問い合わせたところ、「複数の女性と懇親会をおこなったのは事実です」との回答が返ってきたという。 球界では14日に知人宅での食事会に参加した阪神・藤浪晋太郎ら3名が、その後相次いで新型コロナウイルスに感染し波紋を広げている。今回の一件は藤浪らの感染が発覚する前のことだが、ネット上のファンからは「感染の危険がある中出歩くのはあまりにも危機感が無さすぎる」、「この時期に合コンなんてプロとしての自覚がない」、「藤浪の食事会みたいになったら球界全体に迷惑かけること分かってないのか?」といった批判が多数寄せられている。 さらに、今回の記事には金子が「くわえ煙草で颯爽と会員制バーに入店」したという一文が記載されており、金子がたばこを口に煙を吐きながら歩く様子を収めた写真も掲載されている。 そのため、中には「合コンより咥えたばこの方が印象悪い、ファンだったけど失望した」、「合コンだけでも自覚ゼロなのに歩きタバコまでするとか常識無さすぎてガッカリ」、「チャラいのは見た目だけだと思ってたのに中身までチャラかったとは…」、「そもそも六本木のある港区は条例で路上喫煙禁止だろ」といった苦言も複数見受けられた。 プロ入りから現在まで西武(2013-)でプレーする29歳の金子は、プロ7年間で「705試合・.247・15本・179打点・195盗塁」といった数字を残し、2016年(53個)、2019年(41個)には盗塁王を獲得している俊足が武器の主力選手。今シーズンは昨オフメジャーに移籍した秋山翔吾(現レッズ)が務めた「1番・中堅」の座を受け継ぐことが大いに期待されている。 また、成績面に加えルックス面も整っていることから女性ファンも多く、過去にはフジテレビ・三田友梨佳アナウンサーと交際していたとして有名だったが、今回の一件が人気に響く可能性も否定はできない。 新型コロナの感染が拡大する中で軽率に外を出歩き、さらには条例に違反して、くわえたばこまでしていたという金子に幻滅したファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月31日 18時00分
1兆円損失 巨人・菅野とソフトバンク・千賀にメジャー挑戦赤信号
「今季は100試合できれば御の字。早くて6月、7月開幕となっても誰も驚きませんよ」 日本のメジャーリーグ取材陣も、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、帰国の途に就いた。帰ってくるなり飛び出したのは、MLB発表の5月開幕論の否定。しかし、あながち間違った情報ではなさそうだ。 米経済誌フォーブス(電子版)によると、メジャーリーグ(MLB)やプロバスケットボール(NBA)など、アメリカの主要スポーツ興行があと2カ月開催されなければ、最低でも50億ドルの損失。夏場までに事態が好転しなければ、アメフト、アイスホッケー、大学競技にもダメージが及び、米スポーツ界の損失は「100億ドル(1兆円超)を超える」と伝えた。 そして、その影響は次に、日本プロ野球界にも及びそうだ。「日本では無観客でオープン戦を行いましたが、MLBではオープン戦そのものを中止しただけではなく、スカウトの活動も完全禁止としました。米国のドラフト会議は6月なので、全球団とも頭を抱えています」(在米ライター) スカウト活動の禁止は、今オフのメジャー挑戦を目指す日本人選手たちの大打撃となりそうだ。なぜなら、スカウトマンが来日不可能となり、これまでのデータだけで獲得するか否かを決めなければならなくなるからだ。「投手なら、注目はソフトバンクの千賀滉大(27)と巨人の菅野智之(30)。千賀に関しては、球団が米挑戦を許すかどうかはっきりしないので、情報収集のできない今季は獲得を見送られることになりそうです。仮に、ポスティングシステムによる挑戦を許したとしても、情報が少ない分、買い叩かれる可能性が高いのです」(同) また、野手では東京ヤクルトの山田哲人(27)が影響を受けそうだという。 山田は今オフ、国内FAとポスティングのW行使が予想されている。しかし、メジャーのスカウト陣は、日本人内野手の能力に懐疑的だ。守備の名手、広島の菊池涼介が残留したように、接触プレーが多く、強肩必須の二遊間は日本人には向かないと判断されている。 山田が一塁、三塁、外野に入った際のチェックもスカウティングの視察内容に入っていたが、こちらも情報不足。交渉は見送られることになりそうだ。「菅野の1人勝ちということになるかもしれません。露出度の高い巨人のエースは、衛星放送で状態をチェックすることも可能ですから」(同) 千賀たちの獲得資金も菅野にまわされる? 公式戦の早期開幕を願っているのは、ファンだけではなさそうだ。
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スポーツ 2020年03月31日 17時00分
金村義明氏、阪神・藤浪らの食事会の内情暴露?「女20人くらいいた」 危機感ない行動に「下手したら今年開幕できない」と怒りも
元プロ野球選手の金村義明氏が30日、ラジオ番組『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。阪神・藤浪晋太郎らが相次いで新型コロナウイルスに感染している一件について言及した。 藤浪ら阪神の7選手は、今月14日に知人5人と共に知人宅で行われた食事会に参加。その後、21日ごろから嗅覚異常を訴えた藤浪が兵庫県内の病院を受診し、医師の判断によりPCR検査を受けることになったと26日に球団が発表。検査の結果、陽性反応が出たことが同日に判明した。 また31日正午現在、同僚の伊藤隼太、長坂拳弥や女性3名など、同食事会参加者の新型コロナ感染が相次いで発覚している。 この一件について金村氏は、「藤浪が自分から『名前を公表してくれ』と、男らしいこと言ったなと。それによってこういう症状でもなるんだと、僕も戒めにするというね」と当初は藤浪の姿勢を評価していたと発言。 しかし、その後「選手7人と、スポンサーらしき男の家で女20人くらいいたとか。そんな話が舞い込んできた」と明かした金村氏は、「もうガックリや。よその球団じゃそんなこと考えられないでしょ」とため息をついた。 また、金村氏は「(知人の)家に7人も選手が行ってる。大きい家のスポンサーがいるんだなと。(そこに)いっぱいお姉ちゃん呼んで」、「(どんな飲み会かは)薄々分かるわ。お茶立ててみんな距離置いて、離れてから会話だけする?しないよなあ」と知人側にも苦言を呈した。 「これによって球界全体が下手したら今年開幕できない可能性まで出てくる」と危惧した金村氏。「なぜこの(ような)時に集まったのか。合コン、コンパやんか。選手の数と女の数を照らし合わせてみても」、「何を言われてもしょうがないような行動をしてしまっている」とバッサリ切り捨てた。 今回の発言を受け、ネット上のファンからは「この時期にスポンサーが女用意して選手呼んだって本当ならヤバくないか」、「絶対クラスター発生してるじゃん、日を追うごとに他にも感染者が続出しそう」、「なぜ阪神は具体的な情報を公開しないのかと思ってたけど、スポンサーを庇うためって考えたら合点がいくな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「世間体もあるスポンサーがそんな危ないことするか?スポンサーとタニマチを履き違えてるんじゃないのか?」、「そもそも金村の言ってることにどこまで信ぴょう性があるかも分からない」といった疑問も複数見受けられた。 金村氏の発言がどこまで正確なのかは不明だが、もし本当なら今回の一件はさらに波紋を呼ぶことになるかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月31日 11時45分
巨人、若手山下の復調で問題発生? 慣れない日本の野球に苦戦、海外選手との使い分けに苦悩は必至か
原辰徳監督の“マネジメント”が非常に難しくなってきた。 期待の星である巨人の19歳・山下航汰がファーム紅白戦で3安打2打点と活躍し、「近く、一軍合流」とも伝えられている。山下は昨季途中に育成から支配下を勝ち取っただけではなく、ファーム首位打者のタイトルも獲得した。高卒1年目での同タイトルの獲得はイチロー以来、27年ぶり。大きな期待も寄せられていたが、4月中の一軍合流は計算外だったようだ。 「昨年12月の台湾ウィンターリーグで右太股裏の肉離れを起こしてしまい、キャンプは大きく出遅れています。『無理をさせない、完治させてから』と首脳陣は見ていたのですが」(スポーツ紙記者) 「山下が本調子になるのは5月以降」とも目されていた。その“関連”と言われていたのが24歳のイスラエル・モタの支配下登録だ。山下は左バッター、モタは右打ちだが、こんな声が聞かれた。 「中堅の丸はレギュラー確定。新加入のパーラにはやってもらわなければなりませんが、変化球の多い日本球界に戸惑う場面もあるかもしれません。そうなると、控えを含めた外野手が攻撃のポイントになる。亀井、陽、重信、石川、松原…。山下の出遅れる分、一発の脅威があって、他の外野手とタイプの異なるモタを加えておこうとなったんです」(関係者) 山下の予想以上の回復は、原監督にとって“嬉しい計算外”だろう。 しかし、選手を起用するマネジメントは、さらに難しくなった。 「まずは外国人選手の一軍登録枠です。パーラとクローザーのデラロサは確定。オープン戦で好投した救援タイプのビエイラも残したいし、これで4人枠の3人が埋まってしまいました。残り1枠をどう使うのか。先発のサンチェスが登板したら、翌日に二軍降格させ、メルセデスを昇格させて使い、再登録が可能となる10日後にまたサンチェスを投げさせるとの見方が有力です」(前出・スポーツ紙記者) 前出の関係者によれば、ビエイラ、サンチェス、メルセデスの3人を使い分ける案もあるという。サンチェスが先発したら、翌日にメルセデスと入れ換える。翌々日にメルセデスも抹消し、リリーフのビエイラをサンチェスの再登録が可能な10日後まで一軍で使う、と。先発2人、リリース1人の投手で「残り1枠」を回していくのも妙案だが、それは「モタを使う」という前提に基づいてのもの。外野手のモタを使うとなければ、山下を含めた控え外野手の誰かを一軍登録から外すということになる。 「モタは変化球がまだ苦手。山下も一軍投手のキレのある投球に差し込まれる場面もありました。変化球への対応、一軍投手の攻略、どちらも試合に出なければ克服できません」(プロ野球解説者) 山下、モタを育てるつもりなら、結果が出なくても使い続ける場面が必要だ。パーラも変化球の多い日本の投手に適応させるため、多く打席に立たせなければならない。サンチェスも日本のマウンドへの違和感を口にしていた。こういう現状を考えると、若手と外国人選手を使い分けるというよりも、「どこまで我慢できるのか」が問われるシーズンとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月31日 11時00分
新日本オカダ・カズチカのラジオ番組がスタート!志村けんさんを悼む
新日本プロレスの“レインメーカー”オカダ・カズチカが、4月5日からスタートするTOKYO FMの新番組『オカダ・カズチカ SUNDAY RAINMAKER』(毎週日曜日あさ6時から6時30分)の2回目の収録を報道陣に公開した。 オカダは昨年4月13日の深夜に、ニッポン放送『オカダ・カズチカのオールナイトニッポン0(ZERO)』で、1時間(一部地域は90分)のラジオパーソナリティを務めており、テンション高めの放送は大きな反響を呼び、ファンからは再登板を熱望する声が多かった。その後、今年1月に放送された『高橋ヒロムRadio2020 ~初夢魅せてやんよスペシャル』(ニッポン放送)に別収録で出演したり、以前にはCHAOSでもオールナイトニッポンに挑戦している。 「ずっとやりたいと思ってた」 オカダにとって、今回は念願の初レギュラー番組。毎週放送されるとあって、気合いがかなり入っているようで、収録を終えると「緊張して1試合したくらいの汗をかきました。プロレスラーは筋肉と声だけじゃない。ちゃんと話せるって知ってもらいたいし、これは僕しかできない」とリング上同様、勝気な一面も覗かせていた。番組内のコーナーも「オカダ・カズチカが朝から3つ言わせてください!」など、レインメーカーのキャラクターそのままを反映されたものになっており、朝から“カネの雨”を感じさせてくれる番組になりそうだ。 この収録直前に、タレントでコメディアンの志村けんさんの訃報が飛び込んできたこともあり、オカダは「仕事はご一緒したことはないのですが、子どもの頃からテレビで見ていました。残念で寂しい。たくさん笑わせていただいた。そのぶんお笑いの方はたくさんの方を笑わせてほしいし、僕たちはプロレスで夢を与えていきたい」と志村さんを悼んだ。現在、新日本プロレスも新型コロナウイルスの影響を受けて、大会は自粛状態になっているとあって、オカダは大会再開後、プロレスで夢を与えていくことを誓った。 この番組は、全国ラジオ配信サイトradikoプレミアムなら全国から聴くことが出来る。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月31日 06時30分
「離れていても心はひとつ」 DeNA、開幕延期・無観客でもファンと繋がるアプローチとは
コロナウイルスが猛威を振るう中、遂にタイガースの3選手にも陽性反応が出てしまうなど、4月24日に定めた開幕もどうなるか分からない状況となっているプロ野球界。そんな暗い雰囲気を少しでも和らげようと、ベイスターズは様々な取り組みでファンを楽しませている。 3月23日から5日間連続で、「おはよう!ベイスターズ」と称するシリーズを公式Twitterで動画配信。務めたのは練習前のアップや、声出しでチームメイトの爆笑をかっさらう、笑いのセンス抜群の3年目の齋藤俊介。“チームメイトの櫻井周斗をパートナーにしての音芸”など、「これぞ一発芸!」と言える体当たりのネタを中心に披露した。普段はチームの雰囲気を上げるためにネタ帳を作って研究に余念のない齋藤が、今回は大切なファンに向けて一役買った形となり、ベイスターズファン以外からも喜びのコメントが溢れていた。 その他にも、本来なら開幕しているはずの試合が練習試合となり、さらに無観客試合となった本拠地・横浜スタジアムでのゲームでは、外野フェンス上部にあるリボンビジョンに、ファンからのメッセージを投影。「離れていても心はひとつ」「魂はハマスタにいます」「ベイスターズはファミリー」など、ツイッターから応募されたチームや個人選手に向けられたファンの“声援”に、ある選手も「勇気もらえますよね」と笑顔を見せるなど、心和む演出となっていた。 また、本来であれば3月7日のオープン戦などで来場客に配布される予定であった「横浜スタジアムペーパークラフト」のデーターをダウンロードできるサービスを、今月末まで期間限定で実施している。2017年から段階的に改装、増設が行われていた横浜スタジアムのリニューアル工事が今年終わり、新しくなった姿を再現できるペーパークラフトは、現在一斉休校になっている子供たちを中心に大人気となっており、保護者からも感謝のコメントが寄せられている。 オリンピックも延期が決まり、さらに外出自粛で閉塞感のある世の中だが、IT企業らしいアプローチで、今後もファンにエンターテインメントを届け続けてくれることであろう。写真・取材・文 /萩原孝弘
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