スポーツ
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スポーツ 2020年05月11日 11時45分
巨人・菅野、“エースのプライド”が仇となる? 開幕に向け浮上するバス移動、今オフ予想のメジャー移籍へ真価が問われるか
“バス移動の遠征”となれば、メジャーリーグのスカウトも参考にするのではないだろうか。 最短で6月19日の開幕戦開催を目指し、5月11日、12球団代表者会議が開かれる。最終決定は翌12日のオーナー会議に持ち越されるが、同代表者会議前に「新型コロナウイルス対策連絡会議」があり、そこで改めて専門家から“感染予防策”についてレクチャーを受けるという。ここでペナントレース開催の“前向きな意見”が出ることが大前提だが、新たな問題も浮上してきた。移動手段である。 「ペナントレースに移動は付きもの。主に新幹線、飛行機を利用していますが、『移動』が頻繁になると、感染防止にはなりません」(球界関係者) 「一般利用客との接触を無くす」という意味で、浮上してきたのがバス移動である。 映画・メジャーリーグで選手一行がバスに揺られ、深夜の長距離移動を強いられるシーンがあった。筆者も米マイナーリーグ、同独立リーグを経験した日本人選手に「バス移動の辛さ」を質問したことがあるが、 「一人で2席確保できたら、少しは眠れるが、そうでないときは床で…」 「逆に体が疲れてしまい…。でも試合があるから休むわけにもいかず」 などと語っていた。 日本内であれば、そこまで大袈裟にはならないが、バス移動による疲労は避けられないだろう。「特にピッチャーは大変でしょう。先発投手は先日か、前々日に移動すると思われますが、ほぼ毎日ベンチ入りするリリーフ投手は体調管理だけでも苦労しそう」(ベテラン記者) しかし、メジャーリーグではバス、飛行機を乗り継いで、「試合開始の2、3時間前に到着」なんてこともある。 「今オフのメジャー挑戦が予想される巨人・菅野、日本ハム・有原らのピッチングに注目です。ホームでの成績よりも、ビジターでの登板が注目されるでしょう」(前出・同) 先発投手は前日入りとなるだろうが、1日で移動の疲れを取ることができるのかどうか疑問だ。それも、新幹線、飛行機での快適な移動ではない。 「先発投手の投げるイニング数を短くし、リリーフ投手を多めに注ぎ込む継投策が考えられます。でも、リリーフ投手も移動で疲れているので、監督はその日に使うリリーフ投手と休ませるリリーフ投手を事前に決めるなどしなければなりません」(前出・同) チームのエースともなれば、リリーフ投手全員を休ませ、完投するくらいの気概も求められる。それができなければ、メジャースカウトも評価してくれないだろう。 「エースのプライド、責任感で無理をしてしまうかもしれません。菅野は自主トレ期間中も若手投手を同行させるなど、“親分肌”なところもあります。年齢的にもリリーフ投手たちは後輩ばかりなので、『自分は5回まで投げて、後はよろしく』ということはできないでしょう」(前出・球界関係者) 同じくペナントレースの開催を目指すメジャーリーグでは、アリゾナ州など3州に全30球団を集めるプランも同時協議されてきた。日本では「移動のリスク」はほとんど触れられてこなかった。開幕戦が6月19日に決定するとしても、解消しなければならない課題は多い。移動による体力ロス、エースの意地、菅野智之にとって真価の問われるシーズンとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月11日 11時00分
オリックス、吉田正尚ら敦賀気比OBトリオが敦賀市にサージカルマスクを寄贈
オリックスの敦賀気比高校OBである山田修義投手、吉田正尚選手、現在は育成の山崎颯一郎投手が、サージカルマスク約1万枚を福井県敦賀市に寄贈したと発表した。マスクは3選手の母校敦賀気比高校のOBを通じて、株式会社福井クラフトの協力の下、7日15時に敦賀気比高校野球部の東哲平監督、福井クラフトの高野清和社長より敦賀市に贈呈したという。 山田は「現在、新型コロナウイルスの影響で医療現場などで働かれている方々のマスクが不足しているということを伺っておりました。そのような中、母校敦賀気比高校OBの方にご協力いただけることになりましたので、今回、母校のある敦賀市の皆様に寄贈させていただくこととなりました。医療現場の最前線で働かれている方々に心から感謝しておりますし、微力ではありますが皆様のお力になれればと思います」とコメント。 吉田正尚は「全国的にもそうですが、敦賀市の医療従事者などの方々が、マスクが不足している状況の中で働いてくださっているという話を伺い、今回、高校OBの方にご協力いただき、山田さん、山崎颯一郎と共に敦賀市にマスク1万枚を寄贈させていただくことになりました。新型コロナウイルスの影響で大変な状況の中、医療現場で働いてくださっている方々、またそのご家族の皆様には本当に感謝の気持ちしかありません。この状況が少しでも早く終息して欲しいと思っておりますし、安心して生活できる日がくることを心から願っております」と医療関係者を気遣った。 また、山崎颯一郎は「現在、新型コロナウイルスの影響により、医療従事者などの方々が大変な状況の中で働いてくださっているとお聞きしています。僕たちも微力ではありますが、医療関係者の皆様のお力になれればと思い、高校の先輩である山田さん、吉田正尚さんと共に敦賀市にマスクを寄贈させていただくことになりました。一日でも早い終息を願っておりますし、医療機関で働いてくださっている方々には感謝の思いを伝えたいと思います」とこちらも医療関係者に感謝の意を述べている。 オリックスでは現在も自主練習を継続中。13日までは現行のままとしており、新型コロナウイルス対策会議や12球団代表者会議、緊急事態宣言による自粛解除の動きなどを見極めながら、14日以降の予定を決定するとのこと。シーズン開幕の目処は立っていないが、今回の寄贈も含めて、今できることをやっていくしかない。(どら増田)
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スポーツ 2020年05月10日 11時00分
ヤクルト・バレンティンが突然のタイム!甲子園の上空から謎の落下物? 試合が一時中断した前代未聞の珍事とは
新型コロナウイルスの影響により、依然として開幕延期が続いている今シーズンのプロ野球。GWが明けた現在でも正式な開幕日は決まっておらず、7月までずれ込むのではないかという見方も強い。 例年通りならば、GW期間から続く連戦が週末にかけて引き続き行われているはずだったこの時期。そのGW明けの連戦中に、過去に例のないハプニングが起こっている。 舞台となったのは、2016年5月8日に甲子園で行われたヤクルト対阪神の一戦。6回裏2死、阪神打者・ゴメスが1ボール1ストライクとなったところで、左翼を守っていたヤクルト・バレンティンが突然タイムを要求。特に体に異変が起こったような仕草は見せていなかったため、この時点では何が起きたのかは分からなかった。 二塁塁審がバレンティンに近づくと、バレンティンは自身の後方を指さして何かをアピール。すると、指さした先には白色で細長い謎の物体が。確認した塁審はひとまずボールボーイに回収を指示したが、物体の正体については判別がついていない様子。同戦はテレビ中継されていたため中断中はカメラで拡大されたが、映像でも白く細長い物体というところまでしか分からなかった。 塁審の後に続きヤクルトの選手も何名か物体を確認しに近づいたが、全員顔を見合わせたり空を見上げたりするだけ。その後ボールボーイがほうきとちりとりで物体を回収したが、当時のネット上は「あれは一体何なんだ、観客が投げ入れるにしては距離が遠すぎるし」、「わざわざ試合止めたぐらいだから危険物だったんじゃないのか?」と騒然となっていた。 物体の正体については、試合後の報道で正体が判明する。報道によると、白い物体の正体は長さ30センチほどの魚の死骸で、甲子園上空を飛んでいた鳥が吐き出したものと推測。強烈な異臭を放っていたといい、バレンティンも「突然空から落ちてきた。すごい臭いだった」と困惑していたという。なお、バレンティンが魚を苦手としていたのか、それとも実は臆病な性格だったのかは不明だが、二塁塁審にアピールした際はかなり怯えた様子だったという。 再開後の同戦はその後何も起こらず、ヤクルトが「5-1」で勝利。ただ、バレンティンは思わぬアクシデントで心を乱されたのか、「3打数無安打・2三振」をからっきしだった。ちなみに、このアクシデントを受けたヤクルトは同月13日から14日にかけ、異臭を放つ魚と鼻をつまむバレンティンの様子をデザインした『バレンティンvs FISH』Tシャツを受注販売している。 甲子園をはじめとした屋外球場では、動物や虫がグラウンド上に乱入し試合が中断することはまれにある。ただ、魚が乱入したケースはこれまでになかったため、前代未聞の珍事としてファンの記憶に強く残る結果となった。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月09日 17時30分
DeNAに朗報! 鉄腕エドウィン・エスコバー「肩や膝含め、身体の状態は良い」
新型コロナウイルス感染防止の観点から、自主練習が続いているベイスターズ。当初6日までとされていたが、緊急事態宣言延長を受け17日に再変更すると発表された。先の見えない状況の中、2月のキャンプ中に「右膝蓋大腿関節外側軟骨損傷」との診断を受けていた、エドウィン・エスコバーの近況が球団を通じて発表された。 6日には、横浜スタジアムでウォ―ミングアップ、キャッチボール、ノック、ランニング、ウエイトトレーニング、エクササイズと精力的に汗を流した。週に1回はブルペンに入りピッチング練習を行っているそうで、「肩や膝含め、体の状態は良いです。まだ、開幕日が決まっていないので、ブルペンには週に1回しか入っていませんが、他の日は遠投などを行い体の状態の維持に努めています」とコメント。ピッチングはキャッチャーを座らせて、持ち球全て投げているとの事で、気になる怪我の状態も悪くなさそうだ。 外出自粛を強いられている中、「不要不急の外出は控えています。家で過ごす時間が多くなっているので、体重が増えないように気を付けています。球場での練習の際は、必ずウエイトトレーニングを行い、家で道具を使用してエクササイズを行っている」と工夫して体調管理をしていると明かした。さらに、「ランニングをすることが好きなのですが、外で走るのも控えています」と不自由な現状には、「エアロバイクを購入しようと考えています」と家の中でも有酸素運動を行えるようにと思考を凝らす。また、「球場を使用できる日は必ず来て、練習する時はシーズン中と同じような気持ちで練習に取り組み、コンディションを維持して、いつでも開幕してもいいように体を作ることを意識しています」と、どんな場面でもマウンドに立ち続けた剛腕らしく、いつになるか分からない開幕に向けて着々とスタンバイする。 2018年は53試合登板で13ホールドを記録し、昨年はリーグ最多の74試合登板をマーク。ベイスターズのブルペン陣にとって貴重な数少ない左腕でもあり、決して欠かすことの出来ないエスコバー。一時期は開幕絶望と見られていたが、コロナ禍で開幕延期になったこともあり、コンディションを整えることができた。「オトコハダマッテナゲルダケ」の名言を残した鉄腕が戦力として計算できることは、ベイスターズにとって朗報だ。 文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年05月09日 11時00分
巨人助っ人がヤクルト捕手の顔面を破壊! 退場者・病院送りが計6名、ルール改正のきっかけになった神宮球場での大乱闘
新型コロナウイルスの影響により、開幕延期が続いている今シーズンのプロ野球。GWが終了した現在でも、具体的な日程については正式決定がされていない。 本来ならGWの戦いが終わり、「さあここから」とペナント争いがますます白熱し始めるはずだったこの時期。今から26年前の同時期には、チーム同士の戦いがヒートアップし過ぎた出来事が起こっている。 1994年5月11日に神宮球場で行われた巨人対ヤクルトの一戦。2回表、ヤクルト先発・西村龍次が投げた速球が、打席に入っていた巨人・村田真一の頭部に直撃。一度うずくまった村田は怒りの表情で西村に詰め寄ろうとしたが、脳震とうを起こしており数歩歩いたところで再び崩れ落ちてしまった。 球場が騒然となる中、村田は負傷交代となるも試合は再開。ところが3回裏、今度は巨人先発・木田優夫が投げた速球が、打席に入った西村の左足に直撃。報復死球とも思われかねないこの一球で両軍の緊迫感はさらに高まった。 そして7回表、恐れていた事態が遂に勃発してしまう。この回まで無失点を続けていた西村が投げた球が、巨人・グラッデンの顔面すれすれを通過。これに激昂したグラッデンは西村に詰め寄り、制止に入ったヤクルト捕手・中西親志を平手で殴打。キャッチャーマスクを吹き飛ばされた中西からキャッチャーミットで頭部をはたかれると、今度は顔面に強烈なパンチをお見舞いした。 パンチを受けた中西が倒れ込むあたりで両チームの選手がホームベース付近に殺到し、押し合いへし合いの大乱闘に。誰がやり合い、誰が制止しているのか分からない状態がしばらく続いた後、審判は西村を危険投球、グラッデンと中西を暴力行為で、計3名を退場処分とした。 その後試合は再開され、「5-1」でヤクルトが勝利。ただ、乱闘の影響でグラッデンは左手小指、右手親指の骨折、中西も顔面骨折、左目打撲の怪我を負いそれぞれ病院に搬送。頭部死球で搬送された村田を含めると、1試合で退場者3名、搬送者も3名という壮絶な試合となった。 両チームがここまでヒートアップした背景には、前年にもあった乱闘が関係しているとされている。1993年6月8日、巨人・宮本和知の投げた球がヤクルト・古田敦也の背中へ直撃した。これに怒った古田は次打者の二塁打で一気に本塁を陥れる際、巨人捕手・吉原孝介にタックル。これがきっかけで乱闘となり、吉原とヤクルト・ハウエルが退場となっている。 事態を重く見たセ・リーグ側は、1994年5月13日に緊急理事会を開催。この中で危険球について、新たに「故意・過失を問わず頭部に死球を与えた投手は退場」という文言が“アグリーメント”(一般向けには公表されていない規則)の中に盛り込まれている。 交流戦や国際試合の存在もあり、近年はめっきり見る機会が少なくなっている殴る蹴るの乱闘。今シーズンが無事に開幕となった場合でも、こうした大規模な乱闘劇が見られることはほとんどないだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月08日 21時30分
ソフトB・王会長、敵チームの指揮官に「監督人生で1番大切」なアドバイス 貴重な“金言”を元楽天監督・大久保氏が明かす
元楽天監督の大久保博元(デーブ大久保)氏が、8日に自身の公式ツイッターに投稿。ソフトバンク・王貞治会長からかけられた言葉を明かした。 楽天監督時代のエピソードを、会話ベースのシンプルな短文で自身のツイッターに投稿した大久保氏。その中で、オープン戦の際に楽天側のロッカーを訪れた王会長から「デーブ。交代で迷って腰を上げようとしたら腰を上げてしまいなさい。僕の監督人生で1番大切にしたことだよ」と、思い立ったら迷わず実行することの大事さを教えられたようだ。王会長の言葉を“金言”と表現し、「王会長の優しさに感動」と感謝した。 大久保氏が楽天監督を務めたのは2015年シーズンのみであるため、これは2015年のオープン戦でソフトバンクと対戦した際の出来事と思われる。 今回の投稿を受け、ネット上には「王さんは約20年監督やってたから重みがあるな」、「迷いを捨てて自分を信じることが大切ってことなのか?」、「そもそもなんでいきなり敵に塩を送るようなことをしたんだろう」といった反応が多数寄せられている。 現役時代西武(1985-1992)、巨人(1992-1995)でプレーした後、楽天(2015)で監督を務めた53歳の大久保氏と、巨人(1984-1988)、ダイエー・ソフトバンク(1995-2008)で指揮を執った79歳の王会長。両者は同じチームに所属した時期はないが、もしかしたら王会長は“元巨人”のよしみで大久保氏にアドバイスを送ったのかもしれない。 2020年3月にツイッターを開設した大久保氏。その投稿スタイルは独特で、SNSでありがちな報告や宣伝といったつぶやきではなく、自身の体験談を140文字以内の短い文章で伝えることが多い。シンプルながらも知られざる秘話を知ることができ、ファンを喜ばせている。今月1日には巨人時代に同僚だった落合博満氏(元中日監督)、同月3日には巨人・長嶋茂雄終身名誉監督にまつわるエピソードをそれぞれ投稿している。 これらの貴重なエピソードについては、「ユーチューブでもっと詳しく話してほしい」という声も挙がっている。ただ、大久保氏は2011年11月7日に自身の公式ユーチューブチャンネルを開設しているが、これまで動画を投稿したのは2012年6月7日、2020年3月31日の2回のみ。2020年の動画で大久保氏は「(これまでは)使い方が分からなかった」と口にしているが、今後自身の体験談について語る動画をアップすることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/DAVEOHKUBO大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCiVjFTSl_OG8MeuG4zLOKFQ
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スポーツ 2020年05月08日 17時00分
片岡篤史氏「やかましい!」後輩に激怒の原因はイチロー? 日本ハム時代の同僚が驚いた試合での一幕を暴露
元プロ野球選手・片岡篤史氏が7日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。元プロ野球選手・イチロー氏を巡る、日本ハム時代のエピソードを語った。 4月14日に新型コロナウイルス感染を公表し、同月24日に退院した片岡氏。退院後に撮影された本動画では、ゲスト出演した日本ハム時代の同僚・岩本勉氏と共に日本ハム時代をテーマにしたトークを展開。その中でイチロー氏がきっかけで起こったエピソードを語った。 具体的な日付は明らかにされていないが、片岡氏によると1996年シーズンの試合中、当時オリックスのイチロー氏が一塁へのゴロを打ったとのこと。同戦で一塁を守っていた片岡氏は前進してゴロを捕球し、ベースカバーに入った後輩投手・今関勝氏にトスするも、今関氏はイチロー氏に追い抜かれ内野安打を許してしまったという。 「(今関は)すごいリアクションで『アウトやろ!』って言ってたけど、『いやいや、お前追い抜かれてるぞ』って(思った)」という片岡氏。このプレーを境に、「あいつ(今関氏)に(守備面で)何か言われるのが嫌になった」という。 すると、一連の経緯を聞いた岩本氏が「試合中に(今関氏に)『サード!』って言われて『うるさい!』かなんか言ってたでしょ?」と、別の試合でのエピソードを暴露。「足が速い打者が打席に入って(今関氏が)『バント警戒してください!』って言った時に、『やかましい!分かっとるわい!』って言ってたでしょ。試合中にそんな掛け声初めて聞きましたよ」と岩本氏に言われ片岡氏は大笑いしていた。 「しかしあの時のイチローは速かった。どうしたらアウトになるかって考えて、『(一塁を)踏むよりタッチや!』って(コーチが)言ってた」と当時のチーム戦略を語った片岡氏。岩本氏も「一、二塁間のぼてぼてのゴロとかは、イチロー氏が(体を)泳がされてるので走り打ちになるじゃないですか。だから倒れ込みながらタッチしないと間に合わないくらい」と同調していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「イチローのせいで今関にとばっちりがいってるな」、「笑いながら話してたから不仲とかはないんだろうけど、話だけ聞いたら後輩に当たりが強い嫌な先輩みたいに聞こえる」、「イチローの活躍はMLB時代からしか知らないけど、NPB時代から印象的なプレーをしてたのか」、「当時のイチローがめちゃくちゃ足速かったんなら片岡も大目に見てやれよ(笑)」といった反応が多数寄せられている。 本動画で名前が挙がった今関氏は日本ハム(1993-2000)に8年間所属した後、アメリカの独立リーグや日本の社会人野球でもプレーした投手。49歳となった現在は、日本野球機構(NPB)の職員として野球振興・普及に取り組んでいる。 NPB時代のイチロー氏は9年間で199盗塁をマークし、1995年には盗塁王(49個)も獲得した選手。俊足を飛ばしてアウト性の当たりを内野安打にするプレーも多かったが、これには対戦相手もかなりイライラしていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2020年05月08日 12時41分
巨人・菅野、周囲が驚いた「効果的な自主トレ」とは 7月開幕説も浮上、“考える”エースがペナントの明暗を分ける?
奇しくも、ペナントレースでぶつかる予定の2人の開幕投手が“実戦”を意識した投球練習を同日に行った。 巨人の開幕投手、菅野智之がブルペン投手の他に、屋外での遠投にも多くの時間を割いていた(5月7日)。この日は強い風が吹いており、肩周辺の筋肉を鍛えるのなら、室内で他の練習もできたはずだ。しかし、強風の中で遠投する菅野を見て、こんな情報も思い出した。 「自主トレ期間中、菅野は米国のスポーツ施設を利用しています。その施設内には逆風に向かって投げ込みをするスペースがあり、『強いボール』を習得するためであり、無風状態で投げるよりも効果的だと」(関係者) 菅野が“強いボール”を投げていた頃、横浜DeNAベイスターズの開幕投手、今永昇太に関する情報が飛び込んできた。ブルペン投球を行ったそうだ。巨人とDeNAは開幕戦でぶつかる予定だ。 こちらも「3密状態」を避けるため、横浜スタジアム内の練習場は取材NGなので詳細は分からない。だが、その後のオンラインによる質疑では「個人的に6月下旬を開幕戦の最速日に仮設定している」と、答えていたそうだ。 6月19日の開幕説が一時濃厚となった。本来ならば、セパ交流戦を終えて通常ペナントレースが再開される日だった。現時点では緊急事態宣言が5月6日で解除されなかったため、「さらに先延ばしになる」との見方が支配的だが、こんな情報も聞かれた。 「各球団が選手を再招集し、合同練習や紅白戦を行うだけでは不十分です。調整の一環として、対外試合を行う時期も必要です。そのため、7月半ばに開幕戦が設定されるという声もあれば、同時に対外試合ナシのぶっつけ本番論も出ています」(プロ野球解説者) もちろん、緊急事態宣言が解除されることが大前提だが、開幕投手は“危険”も感じているそうだ。 「自主練習が長引き、選手たちは体力を持て余しています。『飛ばし過ぎ』で肩を壊すようなことにならなければいいのですが」(前出・同) 菅野の強風下での遠投は、筋力アップによる予防策も兼ねていたようだ。 各チームの練習施設には、ほぼ毎日、選手がいる。しかし、監督、コーチは常駐ではない。その辺について聞いてみると、意外な話が帰って来た。 「データ解析ですよ。オフシーズン、チームの弱点を補うため、スタッフミーティングを行います。対戦チームの特徴を洗い直すだけではなく、自軍の失点を減らすためにはどうすればいいのか、そのために四死球を減らす必要性が指摘されれば、バッテリーの配球を見直さなければなりません。自主練習期間中は、頭脳作業ですよ。体を動かしていたほうがラクです」 某球団コーチの証言だ。 チーム関係者などによれば、菅野は強風を知って、あえてグラウンドに出たそうだ。今永も単に体を動かしているのではなく、開幕戦を逆算しながらの調整を続けている。「考えながらの自主練習」ができる両エースは、ペナントレース本番でどんな結果を出すのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月08日 06時30分
WWEシャーロット・フレアーが紫雷イオとの日米頂上決戦直前に好調をアピール!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間5日、アメリカ・フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで行われた主力ブランドのロウを世界配信した。 日本時間8日にファームブランドNXTで、日本人女子スーパースター、紫雷イオの挑戦を受けることが決まっているNXT女子王者シャーロット・フレアーが、ロウのリングに登場した。シャーロットは「王座挑戦権を獲得した紫雷イオは私のことを“夢の対戦相手”と言った。私はイオの夢を叶えてあげたのよ」と、タイトルマッチに向けて王者として自画自賛のコメント。すると、そこへリブ・モーガンが現れて舌戦を展開すると、その流れで2人のシングルマッチが決定。リブはダブル・ニーをシャーロットの顔面に叩き込んで激しい攻防を展開したが、シャーロットの余裕を崩すことが出来ず、最後はフィギュアエイトでリブを捕まえてタップアウト勝ち。NXT女子王座を獲得してからのシャーロットは、格の違いを見せつける試合が続いている。日本のスターダムで絶対王者として団体を牽引したイオが、シャーロット相手にどんな試合をやってくれるのか期待したい。 また、WWE王者ドリュー・マッキンタイアが、日本時間11日に世界配信される次回PPV「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」で激突するセス・ロリンズの弟子マーフィーと対戦した。ロリンズが試合を見守る中、パワーに勝るマッキンタイアはマーフィーを吹き飛ばすと、バリケードやエプロンに叩き付け、グラスゴー・キスを決めると、「あきらめるな!お前のリーダーが見ているぞ」と、対戦相手に声援を送って挑発。これに触発されたマーフィーが、コーナーから豪快なパワースラムを決めて、「スリー、ツー、ワン」とカウントしてからトドメを狙うと、逆に起き上がったマッキンタイアが必殺のクレイモアを炸裂させてマーフィーを撃破。 試合後、マッキンタイアは「入ってこい。今、俺と勝負しろ」とロリンズを挑発すると、一度はバックステージへ戻る素振りを見せたロリンズだったが、隙を突いて背後からマッキンタイアをスーパーキックで奇襲。しかし、最後はマッキンタイアがロリンズのカーブ・ストンプを避けると、ロリンズもマッキンタイアのクレイモアを避けてリングを後にし、前哨戦はイーブンのまま当日を迎えることになる。(どら増田 / 写真©2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.)
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スポーツ 2020年05月07日 22時30分
DDT6月23日までの興行中止を発表!高木社長「選手、スタッフは毎日検温と体調報告を義務付けている」
DDTプロレスリングは6日、高木三四郎社長が緊急会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大の状況等を踏まえ、DDTグループとして社内にて慎重に検討した結果、6月23日までの全大会を中止にすると発表した。中止が発表されたのは次の9大会。・5月23日【東京女子プロレス】東京・新木場1stRING・5月30日【東京女子プロレス】東京・新木場1stRING・6月10日【DDT】東京・東京芸術センター・ホワイトスタジオ・6月11日【DDT】東京・東京芸術センター・ホワイトスタジオ・6月14日【東京女子プロレス】東京・北沢タウンホール・6月14日【ガンバレ☆プロレス】東京・北沢タウンホール・6月20日【東京女子プロレス】東京・新木場1stRING・6月21日【東京女子プロレス】東京・王子Basement MON☆STAR・6月23日【DAMNATION】東京・新宿FACE 高木社長は「各大会を楽しみにお待ちいただいておりました多くの皆様には、ご迷惑をお掛けすることとなりますが、感染の拡大を収束するべく、このような判断とさせていただきましたので、何卒ご理解を賜りますようお願いいたします」とファンに理解を求めた。 また、6月28日の東京・後楽園ホール大会以降で発表されている興行に関しては、緊急事態宣言の期日である5月31日以降に開催の可否を判断するとのこと。さらに、開催可能な状況でもソーシャルディスタンスに考慮し、席と席の間を空けて「密を避ける体制」を整えるため、プレイガイド販売並びに選手・スタッフのチケット取り置きを一時見合わせるという。 DDTでは既に6月7日に予定されていた埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会の延期を発表しており、無観客試合による『DDT TV SHOW! 』を開催しているが、高木社長によると「所属選手やスタッフに対しては、毎日の検温と体調報告を義務付けている」など、万全な感染防止策をした上で収録をしており、今後も「密」を避けながら継続していく意向だ。(どら増田)
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分